税理士事務所 転職

  • 税理士試験の勉強をしながら実務経験を積みたいので、勉強時間をきちんと確保できる会計事務所で働きたい…。
  • 税理士事務所業界は資格がないと低年収というのが普通?最低でも年収350万円は欲しいんだけど…。
  • 未経験から税理士事務所への転職を成功させるには?書類選考すら通らないときはどうしたらいいんだろう…。

税理士事務所への転職を目指す方の中には、このような不安や不満をお持ちの方も多いでしょう。

(これらは実際、私が未経験から税理士事務所の転職活動をしていた時に感じていたことです)

結論から言うと、税理士事務所への転職を成功させるには、「会計職専門の転職サイト」を活用するのが必須といえます。

※↓会計職専門の転職サイトというのは、例えばこういうところです(いずれのサイトも無料で使えます)

会計職専門の転職サイトに無料登録すると、専門の転職エージェントがあなたの書類選考や面接対策のアドバイスをしてくれます。

その際、自分ではなかなかやりづらい「年収交渉」も代行してもらえますから、

※税理士事務所を目指す人に特有のニーズ

  • 少しでも高い年収の税理士事務所に転職したい
  • 税理士試験との両立が可能な事務所で働きたい
  • 資産税特化など、自分の税理士としてのキャリアを見すえた会計事務所を選びたい

↑こうした「税理士事務所を目指す人特有のニーズ」を実現することが可能なのです。

特に、税理士事務所職員というのは「税理士試験合格までは多少年収が低くても我慢しないと…」と思われる方が多いでしょう。

(私もそう考えていました。資格さえ取って独立すれば…と思っていた)

転職サイト経由なら、未経験でも「3年目で年収400万円以上」などの好待遇の求人もたくさん見つかるんですよ。

※↓ハローワーク経由だとこういう求人はなかなか見つかりませんよね。

>>会計事務所の求人情報一覧(求人1182件あり)

ハローワークにはブラックな環境な会計事務所求人もたくさん登録されていますから、避けたほうが良いです。

私は1社目の会計事務所ではハローワーク経由で紹介してもらったのですが、入社3年目になっても月収18万円程度の超安月給で、残業代なし、繁忙期には深夜12時まで残業…という地獄のような目にあいました。

(当然ながらそんな環境で税理士試験の勉強なんてできませんでした)

あなたはこのような事態に巻き込まれないように、必ず次で紹介する「会計事務所転職を専門にしている転職サイト」経由で求人に応募するようにしてください。

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注意点!会計事務所転職を専門にしている転職サイトを選ぶこと!

転職サイトというのは、リクナビやエン転職といったところがCMなどでよく見かけると思いますが、会計事務所転職ではこういうところを使うのはあまりおすすめではありません。

というのも、こういう「大手転職サイト」では、「会計事務所職員特有の悩み」というものへの理解がいまいちなんですよね。

(実際に面談してみるとわかりますが、「この人あんまりこの業界くわしくないんだな…」というのが事あるごとに感じてしまうんです)

会計事務所への転職を目指すなら、必ず「会計職の転職を専門にしている転職サイト(転職エージェント)」を選ぶようにしなくてはなりません。

↓会計職専門の転職サイトととして有名なのは、例えば次のようなところですね。

MS-JAPAN(未経験者もOK)

MS-JAPAN(エムエスジャパン)は、まだ税理士事務所での実務経験がない未経験者の方も応募できる求人が多く掲載されているサイトです。

特徴としては、会計事務所の情報だけでなく、一般企業経理の求人も多く掲載されている点ですね。

未経験者の方も親身にサポートしてくれますから、「これから始めて税理士事務所への転職を目指す」という方は、このサイトを活用してみると良いでしょう(無料で使えます)

公式サイトを見る

マイナビ税理士(税理士試験で科目合格以上の人におすすめ)

マイナビ税理士は、税理士試験で科目合格以上の人向けの求人が多く掲載されている求人サイトです。

税理士有資格者や科目合格がある人は使い易いですが、逆に言うとまだ試験勉強を始めたばかりで合格がない…という方は対象外となってしまいます。

ただし、科目合格がまだない方も、情報収集のために登録しておくのは良いと思います(登録は無料です)

公式サイトを見る

ジャスネットキャリア(会計事務所での実務経験3年以上の方におすすめ)



ジャスネットキャリアは、税理士事務所の「経験者向け」の求人が多く掲載されている転職サイトです。

現在も会計事務所で働いているけれど、資産税専門の事務所に移りたい、大手(big4含む)~中堅規模の事務所で働いてみたい、というニーズにこたえてくれます。

ただし、ジャスネットキャリアは未経験者は応募できない案件がほとんどなので、税理士事務所の実務未経験の方は、上のMS-Japan(エムエスジャパン)を使いましょう。

公式サイトを見る

転職サイトを使うと「高年収・好待遇」の税理士事務所に転職できる理由

こういった転職サイトに登録すると、会計事務所への転職支援を専門にしているエージェントがあなたのために高収入で働きやすい事務所を探してきてくれます。

(実際に会計事務所の現場をまわってくれるのは、会計職専門サイト所属のエージェントならではです)

彼らは、あなたが実際に働くことになる職場を生で見たうえで「ここならおすすめできる」という会計事務所を絞り込んでくれますから、あなたのニーズに合った事務所に転職することが可能になるんです。

また、自分ではなかなかやりづらい「年収交渉」についても、事前に「最低限年収350万円は確保したい」というように伝えておけば、その条件に合致した求人だけを紹介してくれます。

面接が完了し、内定が出そうなタイミングで「もう一押し」をしてくれるのも、転職エージェントを使うメリットといえるでしょう。

年収がこの「一押し」で30万円アップできたとしたら(これは普通にあり得ることです)、それだけで資格スクールの受講料ぐらいは回収できてしまいますよね。

※例えば、TACの簿記論はレギュラーコースで22万円ぐらいです。

少しでも高い年収を得たいという気持ちが強い方は、転職サイト(繰り返しになりますが、会計職専門のところを選んでください)を活用することは必須といえるでしょう。

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転職サイトは無料で使えるの?

結論から言うと、私たち「転職活動をしている側の人」は転職サイトを最初から最後まで完全無料で使えます。

なぜかというと、転職サイトにお金を払っているのは、「人事採用を行う企業側(会計事務所側)」だからです。

どういう仕組みになっているかというと、あなたが転職活動を成功させ、会計事務所から採用が出たら、会計事務所から転職サイトに対して手数料が払われます。

(「良い人材を探してきてくれてありがとう」というわけですね)

その際、会計事務所から転職サイトに対して支払われる手数料というのは、「あなたの月収×3か月~5か月分」という形で計算されるのです。

つまり、転職活動をしているあなたの年収が高くなればなるほど、転職サイトも多くの手数料を会計事務所から払ってもらえることになりますから、WIN-WINの関係というわけです。

あなたの年収が高くなるほど、転職サイトも儲かる(=エージェントはあなたのために年収交渉をがんばってくれる)

転職サイトのエージェントがあなたのために年収交渉を一生懸命やってくれる背景には、このような理由があるのです。

転職サイトもボランティアではなくビジネスですから、あなたの年収を少しでも高くして、会計事務所から多くの手数料を得ようと頑張ってくれるというわけですね。

結論的に、あなたは1円も負担することなく、高い年収での転職を成功させることが可能になりますから、転職サイトを使わない理由はありません。

これを知らずに自力でコツコツと転職活動をしている人がブラックな事務所に入社してしまうケースは非常に多いですから、あなたはそのような状況にならないよう注意してくださいね。

※↓税理士事務所未経験者におすすめの転職サイトはこちら

公式サイトを見る

税理士事務所への転職活動を成功させる6つのステップ

税理士事務所 転職

突然ですが、この記事をお読みのあなたは、次のうちのどれか1つにはあてはまるのではないでしょうか?

よくあるお悩み

  • 現在勤めている会社でこれから何十年も勤め続けるのが不満…。税理士という専門職で自分の力で稼げる仕事に就きたい。
  • 税理士試験への合格計画として3年間~5年間は勉強にあてるつもり。将来的には税理士として独立して自分の事務所を持ちたいので、それに向けて税理士としての実務経験も積んでおきたい。
  • 税理士事務所への転職を考えているけれど、この業界は試験に合格するまでは低年収と聞いた。現在からの多少の年収ダウンはがまんするつもりでも、手取り月収20万円未満…なんて状態は避けたい。
  • 税理士事務所の中には残業だらけのブラックな事務所もあるらしい…。試験勉強との両立ができないと意味がないので、そのようなブラック事務所に入社してしまうリスクは絶対に避けたい。

いかがでしょうか。

この記事では、上の中の1つでも当てはまる!というものがあった方のために、次のような情報をお伝えしています。

この記事でわかること

  • 税理士事務所業界での転職活動の具体的な進め方(6ステップ)がわかります。
  • 転職活動は初めてなので、何から始めたらよいかわからない…という方向けに、「まずこれから始めましょう」ということがわかります。
  • ブラックな環境の税理士事務所に入社してしまわないようにするための方法(求人案件のしぼりこみ方法)が具体的にわかります。
  • 税理士事務所の転職で、あなたの現在のポテンシャルからみて最大限の年収を引き出す方法がわかります。
  • 税理士事務所への転職を考えるときに使うべき転職サイト(ちなみにリク〇ートではありません)がわかります。

ちなみに、私は税理士事務所で10年間、一般企業の経理職として5年間働いた後、現在は転職支援の会社に所属している者です。

大学を卒業後から一貫して税務・会計分野の仕事にたずさわってきた経験を活かして、現在進行形で税理士事務所業界や経理財務職への転職を目指す方の就職支援をさせていただいています。

このような経験から、私は「税理士事務所業界で働く人の気持ち」と、「これから税理士事務所業界に入っていきたい人の気持ち」の両方がわかる人間であることにだけは自信があります。

この記事を信頼してもらってOKな理由

  • 私自身、税理士事務所でトータル10年以上働いてきたので、「税理士事務所で働く人の気持ち」がよくわかります。
  • 現在進行形で税理士事務所業界に転職したい方の転職支援のお仕事をさせていただいているので、実際に税理士事務所への転職を成功させるための方法が具体的にわかります

以下では、税理士事務所業界への転職を成功させるための具体的な方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

>>税理士事務所への転職を目指す方におすすめの転職サイトは?

税理士事務所への転職を成功させるための6つのステップ

税理士事務所 転職

転職活動が成功して次の職場に移るまでは、最低限3か月、平均で4か月~5か月程度はかかるものと理解しておいてください。

その期間中、次の6つの手順を順番に進めていきましょう。

転職活動の6ステップ(3~5か月で消化しましょう)

  • ①転職活動の準備
  • ②求人案件へのエントリー
  • ③面接
  • ④最終面接
  • ⑤内定受諾またはお断り
  • ⑥現職場での退職手続き

以下、順番に見ていきましょう(全部で5分程度で読めますのでぜひ読んでみてください)

①転職活動の準備=本当に転職すべきか?の検討

税理士事務所 転職

まずは転職活動の準備から始めましょう。

税理士事務所を志望しているあなたは、当然ながら近い将来には税理士として活動していくことを希望していらっしゃることでしょう。

ここでやるべきことは、その「近い将来」というのが具体的にいつなのか、5年後なのか?あるいは3年後なのか?ということを具体的に決めることです。

また、まだ税理士試験5科目に合格していない方であれば、税理士事務所で仕事をしながら試験勉強を同時進行で進めていく必要があります。

税理士という仕事の内容について具体的なイメージを持つとともに、「3年後にはこういう状態・5年後にはこういう状態」というように、計画を立ててみてください。

転職活動は3か月~5か月といえ孤独な戦いになります。

その孤独な戦いの中では「本当にだいじょうぶかな…」と気持ちがゆらいでしまうタイミングが必ず来るはずです。

そのようなときに、上で自分なりに考えた「税理士として活躍するための計画」が気持ちをつなぎとめる重要な役割を果たします。

あなたはなぜ、税理士になりたいのでしょうか?税理士の仕事を通して何を実現したいのでしょうか?ほかの仕事ではだめなのでしょうか?

こういったことをについて具体的に考えておくことが、所長税理士との面談の場でも、他の転職希望者との圧倒的な違いを生み出すためのパワーになるのです。

②求人案件へのエントリー

税理士事務所 転職

転職活動を始める意思が固まったら、いよいよ実際に税理士事務所の求人案件にエントリーします。

税理士事務所の求人にエントリーするための窓口としては、大きく分けて次の3つが考えられます。

(いずれも無料で応募できます)

税理士事務所の求人案件にエントリーする窓口(いずれも無料で使えます)

1.の求人チラシについては運の要素が大きいです。

駅やコンビニなどで無料で配られている求人チラシ(ホットペッパーみたいに冊子になっているもの)を見て、自分にとてもしっくりくるものがあればコンタクトをとってみるのも良いでしょう。

(税理士事務所に自分で直接電話する形になります)

2.のハローワークでも税理士事務所の求人がいろいろたくさん見つかると思います。

ただし、ハローワークというのは求人を出す側としても無料で求人を出すことができる分、採用のモチベーションがやや低いことが多い点がネックです。

また、どんな事務所でも求人を出せる分、ブラック事務所の求人も多いということにも注意しておいてください。

転職サイト経由での求人応募をおすすめする理由

3.の転職サイトは、リクルートエージェントなどのインターネット経由で求人に応募する方法です。

(※ただし、後で説明するように、税理士事務所への応募でリクルートエージェントを使うのはおすすめではありません)

↓個人的には以下のような理由から、転職サイト経由での応募がおすすめです。

転職サイト経由で応募するメリット

  • 1.自力で探した場合、絶対に見つからない求人案件を紹介してくれる
  • 2.応募するべき求人案件をプロの目でしぼりこんでくれる
  • 3.書類選考に通してくれる

1.と2.はほぼほぼ共通の内容になるのですが、例えばあなたが実際にパソコン画面の前で税理士事務所の求人に応募する場面をイメージしてください。

例えば面接日がまったく同じ「鈴木会計事務所」と「佐藤税理士事務所」のどちらか1社に決めないといけないとして、「こっちのほうが良い事務所だ」と正確に判断するというのは非常に難しいのではないでしょうか(どちらも同じ規模の事務所)

税理士事務所というのはどこも基本的に同じ仕事(中小企業経営者の会計代行が基本業務です)をしていますから、従業員数や売上規模がほぼ同じ税理士事務所を2つ並べてみたときに、どちらを優先すべきか?は外部にいる人にとって判断材料が少なすぎます。

この点、転職サイトのエージェントというのは実際にそれぞれの事務所の人事担当者に会って話をしていますし、どのような職場の雰囲気で、男女比はどのぐらいで、どういう分野の税務の実務経験が積めるのか?といったことまで具体的な情報を持っています。

こうした情報をもとに、あなたのキャリアプランにマッチする税理士事務所の求人案件を具体的にしぼりこんでくれることには、大きなメリットがあるといえるでしょう。

なお、転職サイトは、転職が決まると採用側企業から手数料を取るかたちで商売をやっていますので、転職希望者は無料で使うことができます。

(※内定が出るタイミングまで、転職サイトで料金が発生するようなことはいっさいありません)

>>転職サイトには大きく分けて2種類のところがある

転職サイトを使うと、書類選考にパスできる確率がぐっと上がる

転職サイトを使うメリット3.の「書類選考に通してくれる」に関してですが、これは、転職サイトからの応募の場合、履歴書や職務経歴書といった書類選考用の書類はエージェントが添削をしてくれるということです。

これによって書類選考は比較的簡単にパスして面接に進めるというメリットがあります(というか、書類選考ん段階でマッチしない案件は、最初から応募する求人候補には出してきません)

応募書類を1通1通手書きするのがめんどう…という方や、年齢条件や職務経歴的に書類選考で落とされてしまうのではないか不安…という方は、転職サイト経由で応募するのが良いでしょう。

転職サイトには大きく分けて2種類あることを知っておこう

↓それではどこの転職サイトを使うべきか?ですが、転職サイトというものには、大きく分けて次の2種類があることをご存知でしょうか。

転職サイトには2種類ある

  • 1.デパート型の転職サイト
  • 2.専門特化型の転職サイト

1.の「デパート型の転職サイト」というのは、リクルートエージェントなどの大手転職サイトのことです(デパートのようにいろんな職種が入っているイメージ)



>>リクルートエージェントの公式サイト

未経験者では採用されるのがちょっと難しい案件から、比較的採用されやすい案件まで、ものすごくたくさんの求人が登録されているのが大手転職サイトのメリットです。

なので、「とりあえず転職はしたいけれど、どのような仕事に転職するかはまだ決めていない」という段階の方はこの大手サイトを活用するのが良いでしょう。

また、デパート型の大手サイトは、「求人を出している企業の担当者」と、「転職希望者の担当者(つまりあなたの応対をしてくれる担当者です)」とが別々になっているのも特徴です。

よく言えばそれぞれの対応に特化しているということが言えますが、転職希望者の担当者に具体的なつっこんだ質問をした場合に、転職希望者の担当者は実際に企業担当者と会って話をしているわけではありませんから、あいまいな返答をされがちであるという点がデメリットになります。

1.デパート型の大手サイトの特徴

  • 業種を問わずたくさんの求人が登録されているので、まだ具体的にどういう仕事をしたいか決まっていない人が仕事を探すのに適している
  • 採用側企業の担当者と、求職者(あなた)の担当者が別々になっているので、あなたがつっこんだ質問をしてもスルーされる可能性大

専門特化型の転職サイトとは?

2.の専門特化型の転職サイトは、「税理士事務所の求人に特化した転職サイト」のことです。



>>マイナビ税理士の公式サイト

こうした専門特化型の転職サイトは、デパート型の大手サイトと比べると求人案件の絶対数は少ないというデメリットがあります。

一方で、「税理士事務所に転職したい」という進路が具体的に定まっている人には使いやすいサイトといえます。

理由としては、サイトに登録されている求人がすべてあなたのニーズにマッチした求人ばかりであること(つまり税理士事務所の求人ばかりが掲載されている)がまず挙げられます。

また、専門特化型の転職サイトでは、採用側企業の担当者と、求職者の対応をする担当者が同一人物であるのも大きいです。

あなたが実際に面談して相談するエージェントは、日常的に税理士事務所の人事採用担当者(所長税理士自身であることが多い)と面談していますから、「この税理士事務所はこういう職場環境」ということを具体的に把握しているのです。

すでに税理士事務所への転職を進路として決めている方は、デパート型大手サイトより、専門特化型の転職サイトを利用するのが良いでしょう。

↓ちなみに、税理士事務所の求人に特化している転職サイトとしては、次のようなところがあります。

③面接

税理士事務所 転職

求人にエントリーをし、書類選考に通ったら、いよいよ面接です。

通常、面接というのは1回目の面接で人事の担当者・2回目で現場の担当者(就職後にあなたの直接の上司になる人)・最終面接で役員…と進んでいきますが、税理士事務所の場合は面接は1回か2回だけのことが多いでしょう。

場合によっては最初から所長の面接ということもありますので、しっかりと準備をして面接に臨んでください。

その際、転職サイト経由で面接に進んでいる場合には、税理士事務所側の「こういう人がほしい」というニーズにもとづいて、いろいろとアドバイスしてくれると思います(面接の練習もしてくれることが多いです)

転職サイトを使うメリット

転職エージェントがその税理士事務所のニーズに合わせて面接対策をやってくれる。

④最終面接

税理士事務所 転職

上でも見たように、面接の回数は応募する税理士事務所によってまちまちです。

通常は1回目の面接でお互いの感触を見て、お互いに問題なさそうなら最終面接に進むという形になります。

最終面接では、あなたの給与についても「あなたの希望額はいくらですか?」という質問が所長税理士からあるかもしれません。

就職後のあなたの月給がここで決まることになりますから、求人チラシやハローワーク経由で自分で申し込みをした場合には、しっかりとあなたの希望年収を伝えるべきです。

ただ、通常は自分で自分のお給料としてこれだけほしい、ということを伝えるのはなかなか難しいですよね。

転職サイト経由で申し込みをしている場合には、事前に担当者から事務所側に対して「この人(あなた)の希望年収はこの金額です」というように伝えてくれますので、自分で伝える必要は通常ありません。

また、転職エージェントというのは、採用が決まった時点で企業側から手数料をもらうかたちで仕事をしているのですが、その金額は「あなたの年収×〇%」といったかたちできまります。

つまり、あなたの年収が高くなればなるほど転職エージェントも企業から報酬をたくさんもらえるというわけですから、あなたに代わって年収交渉をやってくれるのです。

過度の期待をするのはいけませんが、最終的におおよその相場よりもやや高めぐらいの年収に落ち着きそうなら「自分の年収交渉をしてくれたんだな」という風に考えておいてよいでしょう。

転職サイトを使うメリット

転職エージェントは、あなたの代わりに年収交渉をしてくれる。

>>税理士事務所未経験者向けの転職サイトはこちら

⑤内定受諾またはお断り

税理士事務所 転職

最終面接で先方のOKが出た場合には、めでたく内定ということになります(ここまでだいたい、転職活動開始から2カ月程度だと思います)

自分で直接求人に応募した場合やハローワーク経由で申し込みをした場合には、所長税理士や人事の担当者から直接連絡があると思いますので、内定の受諾またはお断りの連絡をしましょう(メールなどではなく、電話でするのがマナーです)

多少であれば考える時間をもらうことは可能だと思いますが、1週間以上待たせるのは失礼にあたる可能性大ですから注意してください。

転職サイト経由で申し込みをしている場合には、転職エージェントに内定受諾またはお断りの連絡をしてください。

⑥現職場への退職願提出と業務引継ぎ

税理士事務所 転職

次の職場への転職が決まったら、現在在職中の方は退職の手続きを進めます。

退職願を直属の上司に提出し、退職の日程が決まったら転職先の税理士事務所にも伝えるようにしましょう。

転職先にとってもあなたの現職場の退職日がいつになるか?は非常に重要ですから、日程が決まったらすみやかに伝えなくてはいけません。

ハローワークの税理士事務所求人をおすすめしない理由(体験談あり)

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税理士事務所への転職活動を行うにあたって、まずはハローワークで求人が出ていないかチェックする…という方もいらっしゃるでしょう。

しかし、結論から言うと、ハローワークで税理士事務所の求人を探すのはおすすめではありません。

ハローワークというのは求人募集を出す税理士事務所側からすると「無料で使える求人ペーパー」ですから、「誰でもいいから採用したい」というテンションで募集しているケースが多いからです(当然ながら給与や福利厚生も悪い求人になってしまいがちです)

※逆にいえば、「多少は給料が少なくてもいいし、残業もたくさんあっていいから、とにかく少しでも早くこの業界に入って実務経験を積みたい」と考えている方は、ハローワークで求人を探すと内定が出るのが早いかもしれません。

現状、税理士事務所の求人を探すなら専門の転職サイトを使うのが鉄則というか常識ですので、注意しておきましょう。

以下では「なぜ税理士事務所の求人はハローワークで探してはいけないのか?」の理由について具体的に解説します。

私がハローワークで税理士事務所求人に応募した際の体験談

私が初めて転職活動をしたときの話を少しだけ。

ハローワークに相談に行った直前の状況としては以下のような感じです。

  • 24歳男・大卒
  • 無職:ニート歴半年ほど
  • 退職歴1社
  • 資格は自動車免許のみ

新卒で入った会社を半年ぐらいで辞めています。

大卒で入った一般企業では営業マンだったんですが、単なる「新人いびり」としか思えないような新規開拓営業をひたすらやらされ、心理的にやばくなり退職した状態だったんです(在職期間たったの6か月…)

そこから半年ぐらいニートだったんですが、まわりの友人が社会人として慣れていくのを見て「このままではいかん…」となんとかやりがいのありそうな仕事を探し始めました。

「とりあえずはハローワークだろ」ということでさっそく相談に行ったんですが、そこで受けた対応がまたひどかったんです。

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ハローワーク職員「こんな状態でよくきたね…」

ハローワークの窓口職員が私の履歴書などを確認した後の第一声は「こんな状態でよくきたね…」というものでした。

非常に暗い気持ちになったのを覚えています。

当時はリーマンショックの直後でして、ほぼ新卒の人でも就職が非常に厳しくなった時期でした。

そういう外部環境もあって、私がハローワークの窓口で実際に相談をしたときの対応というのはなかなかひどいものでした。

相談窓口も長蛇の列ができてるような状態で、みんな暗い顔をしてましたね(今だったら「絶対ここには近づきたくない」と感じると思います)

もし現在の私が、当時の自分にアドバイスするとしたら「相談する場所が違う。もっと近道あるし」ということになるかと思います。

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なぜハローワークで相談するのがだめか?

なぜハローワークで相談するのがだめか?は「求人を出す企業側の事情」を考えればすぐわかります(ビジネスでもなんでも、相手の気持ちになって考えるのが大切です)

この問題を考える際の大前提の知識として、以下の2つを知っておいてください。

  • ①企業がハローワークに求人を出すのは無料です
  • ②企業が求人サイトに求人を出すのにはお金がかかります

採用を行う企業としては「お金がかからない採用方法(ハローワーク)」と「お金がかかる採用方法(求人サイト)」があるわけですね。

そして、たいていの企業が優良な求人を出すのが②の「お金がかかる採用方法」です。

なぜ、あえて無料(ハローワーク)ではなく、お金を払ってまで求人サイトに求人を出すと思いますか?

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採用を行う企業が求人サイトを優先で使う理由

答えを言うと「出す求人の内容によって、ハローワークと求人サイトを使い分けているから」です。

>>税理士事務所専門の求人サイト

ごく簡単にいうと、企業側は「誰でもできるような仕事」についてはハローワークで求人を出して大量に人を集めています。

一方で、「ちゃんとした人材に任せたい仕事」については求人サイトを使い、しぼりこんで人材を探すということをしているんです。

企業側は、ハローワークと求人サイトを使い分けている

  • ハローワークを使う場合:誰でもできる仕事をしてもらう人を探す場合
  • 求人サイトを使う場合 :ちゃんとした人材(長期的に育てる)を探す場合

この辺りの事情については、採用担当者の身になってみるとよくわかります。

あなたが実際に企業の人事担当者だったとして、採用活動を行うものと仮定してみてください。

人事担当者にとって、採用活動というのは非常に手間のかかる仕事です。

応募書類なんてみんな同じような内容を書いてきますから読んでいて非常に退屈ですし、面接にしてもがちがちに緊張している相手とぎこちない会話をして…と、ストレスにしかなりません。

最悪なのはドタキャンで、忙しい中せっかく時間をとって待っていたら決めた時間にいつまでたっても来ない…なんてことはざらです。

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税理士事務所には人事部がない

税理士事務所の場合はなおさらです。

税理士事務所というのは基本的に従業員数人~10人ぐらいの小さな組織ですから、人事の仕事だけをやる人(一般的な企業でいう人事部)は普通はいません。

ある程度ベテランの職員や、所長税理士が自分の仕事(当の顧問先の決算やら税務申告)の合間をみながら採用の仕事をしているんです。

こういう状況でハローワークに「良い条件の求人」を出したりすると大変なことになってしまうんです…(以下実体験)

税理士事務所がハローワークに好条件の求人を出さない理由

ハローワークというのは、いろんな経歴を持ったものすごくたくさんの人が相談に行きます。

ですから、もし誰もが飛びつくような好条件の求人をハローワークに出してしまうと、応募が山のように来て業務がパンクする…という状況になってしまうんです。

実際、私が税理士事務所で採用活動にかかわった時に、試しにハローワークに求人を出してみたことがあります。

そのときは一日中ハローワークの職員から「こういう応募がきてますが…」という連絡がきてしまい、普段の業務どころではなくなってしまいました。

しかも応募してくるのは必ずしもマッチした人ばかりではありませんから、お断りの連絡をするのにも時間をとられます。

(40代~50代の未経験男性や、主婦業からの復帰組の女性…は正直に言って税理士事務所側としてニーズがありません)

こんなことにならないように、税理士事務所側はお金を払ってでも「条件がマッチしている人」を代わりに探してきてくれる求人サイトに優良な求人を出すわけです(こういう求人を「非公開求人」と呼びます)

逆に、だれでもできるような雑用的な仕事であれば、ハローワークに無料で求人を出して、たくさん集まってくれた中から最低限のふるいかけをしてすぐに採用、という形が効率的なわけです。

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好条件の税理士事務所求人を見つける方法

税理士事務所がハローワークに好条件の求人を出さない理由をご理解いただけたでしょうか。

再度確認すると、「ハローワークに条件の良い求人を出してしまうと応募がたくさん来すぎて業務がパンクするから」です。

条件の良い求人は求人サイト(転職サイト)に出して、より条件にマッチする人材を効率的に探すということをしているわけです。

そんなわけですから、転職活動を行う私たちとしては最初から転職サイトで求人を探すのが圧倒的に近道です。

ハローワークで求人を探すのは「よほど内定が出ない場合の最後の手段」ぐらいに考えておきましょう。

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転職エージェントが無料なのはなぜ?転職サイトにお金が落ちる裏事情

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転職エージェントが無料で使えるのはなぜなのか?

これは結論からいうと「転職エージェントにお金を払っているのは採用活動をしている企業側だから」です。

今回は、転職エージェントがなぜ無料で使えるのか?について具体的に解説させていただきます。

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転職エージェントが無料なのはなぜ?

採用活動を行っている企業としては、採用活動を行うにあたって発生するコスト(手間や時間)を節約したいので、転職エージェントにお金を払って「良い人を探してきてください」と依頼しています。

転職エージェントが活動するための費用は、採用を行う企業側が負担してくれているということですから、私たち仕事を探す側の人間(転職活動をしている人間)は転職エージェントを完全無料で使うことができるのです。

実際には、企業側が採用に至った場合に、採用側企業から転職エージェントに手数料を払うという形が多いようですね。

なので、転職エージェントはなんとか私たちのような転職希望者とコンタクトを取り、仕事を紹介することが彼らの利益になるわけですね。

私たちとしては、自分でハローワークに行って窓口で並んで…というようなことをしなくても、マッチした求人を転職エージェントが探してきてくれるわけですから、これを利用しない手はありません。

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転職エージェントが無料でアドバイスしてくれる理由

もちろん、私たちに仕事を紹介しても採用に至らなければ転職エージェントは1円も儲かりません。

(上でも説明させていただいた通り、採用が決まって初めて企業側から転職エージェントに手数料が払われます)

なので、何とかして私たちが企業に採用にされるよう、いろいろと支援してくれるというわけです。

具体的には、転職エージェントは企業の希望を事前に聞いたうえでの面接対策や、履歴書の志望動機や自己PRの内容を添削といったことをしてくれます。

事前に企業側の採用担当者から「こういう人が欲しい」ということを聞いたうえで面接対策を教えてくれるわけですから、いわばテスト前に試験の内容を教えてもらえるようなものですね;^^

自力で転職活動をするのに比べて、転職エージェントを使うことのメリットがご理解いただけると思えます。

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税理士事務所の求人を大阪で探すなら?知っておくべき3つの注意点

税理士事務所,求人,大阪

以下では、税理士事務所の求人を大阪で探している方向けに、就職活動のポイントを解説します。

大阪は個人的にずっと働いている地域なので、税理士事務所に関してであれば人よりくわしい方だと思います(大阪市内で1件、東大阪で1件、吹田市で1件の税理士事務所を経験しました)

税理士事務所業界で年収をアップできる人とできない人の違いについても書いていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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税理士事務所の求人を大阪で探す時の3つの注意点

私が実際に働いていた税理士事務所も大阪だったのですが、大阪で税理士事務所の求人を探す場合には次のようなことに気を付けておくとよいです。

  • ①大阪の各地域ごとの税理士事務所の違いを知っておく
  • ②年収アップを狙うなら人材が流動的な地域を狙う
  • ③各税理士事務所によって経験できる実務がちがう

順番に説明しますね。

①大阪の各地域ごとの税理士事務所の違いを知っておく

大阪の税理士事務所というのは、どの地域に事務所を構えているか?で事務所内の雰囲気や仕事の仕方がかなり違います。

例えば、私が実際に働いていた中之島や淀屋橋・本町エリアにある税理士事務所というのは、非常にビジネスライクな雰囲気です。

このエリアはビジネス向けのテナントが入りやすいということもあって、中規模規模の税理士事務所の激戦区のようになっているんですよね(せまい範囲内にひしめきあっているという感じです)

人材の移動(つまり辞めたり再就職したり)も多く、年収が高い人たちが多いのもこのエリアだと思います。

東大阪の地域の税理士事務所はやはり町工場のお客さんが多かったです。

お客さんはみんなかなりキャラの濃い人が多かったですね笑

一概には言えませんが、同じ大阪でも地域によってカラーというのは確実にありますから、求人を選ぶ際の参考にしてみてください。

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富裕層が多く住む地域の税理士事務所は?(豊中・吹田・高槻…)

また、大阪市内以外で、富裕層が多く住んでいる大阪北部の方(豊中や吹田、高槻など)の税理士事務所にも一度所属したことがあります。

こちらはかなりのんびりと仕事ができた印象がありますね。

お客さんも余裕のある資産家の方の相続案件や、医療法人の顧問契約などが多かったです。

あと、細かい点でいうと大阪郊外の地域の税理士事務所に所属すると、移動時間がとても多くなります。

基本的に車での移動になりますから、車の運転が苦痛…という方や、移動時間って無駄…という考え方の人は避けたほうが良いかもしれません(細かい点ですが毎日のことなので意外に重要です)

この点、淀屋橋や本町のエリアの事務所だと比較的近距離の電車移動が多いので、税理士試験勉強中の方など時間を効率的に使いたい方にはおすすめですね。

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②年収アップを狙うなら人材が流動的な地域を狙う

働く側の身としては、年収は少しでも高いほうが良いですよね。

結論から言うと、税理士事務所業界で年収をアップするためのコツは、一つの事務所でずっと働くことにこだわらないことです(ドライなようですが)

年収というのは事務所に入社するタイミングでおおよその金額相場(年数ごとに上がっていく幅も含めて)が決まりますから、いったん入社してしまうと後から大幅に給料を上げてもらうということは基本的にできないためです。

そういう意味で、人材が流動的な地域(個人的におすすめは淀屋橋や本町のエリア)の税理士事務所を狙うのはおすすめです。

もちろん、最初はいちから仕事を覚えることから始めないといけませんから、未経験者歓迎の税理士事務所求人を狙って応募しましょう。

未経験者歓迎という触れ込みで求人を出すぐらいですから、きちんと実務教育してくれるはずです。

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基本的な仕事を覚えたら、専門性を高める

3年目ぐらいになれば税理士事務所職員としての基本の仕事はできるようになりますから、そこからはより専門的な分野で知識と実務経験をみがいていきましょう。

※税理士事務所というのは基本的に「月次監査をして法人決算をして…3月には確定申告があって…」と毎年同じ仕事の繰り返しですから、1年目がいちばんしんどいですが2年目・3年目…とどんどんやりやすくなります。

重要なのは、どういう分野で専門性を高めていくか?ですが、年収アップを狙うなら「お金を持っている人たち」にニーズがある分野について専門性を深めていくのが良いです。

具体的には相続税申告などの資産税案件から、医療法人などですね。

英語が得意な方なら国際税務なんかも今後はねらい目かもしれません(求人を出している税理士事務所はかなり限られますが…)

将来的に転職活動をするときに、「税理士業務の中でも、自分にはこういう得意分野がある」といえるのといえないのとでは年収に大きな差が出てきます。

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③各税理士事務所によって経験できる実務がちがう

注意点としては、各税理士事務所が顧問先として持っている企業によってどういう実務経験を積むことができるか?が決まってしまうことです。

例えば、自分では資産税についての実務経験を積みたいと考えていても、自分が所属する税理士事務所でそういった案件をまったく扱っていないのであればどうしようもありません。

「どの事務所に所属するか?」によって「どういう実務経験を積めるか」が決定的に決まってしまいますから注意してくださいね。

求人に応募する前にその事務所の業務内容や、職場の雰囲気などについて調べるには、転職サイトに登録して転職エージェントと事前に打ち合わせをしておくのがおすすめです(完全無料で使えます)

転職エージェントは常に税理士事務所をまわって情報収集していますから、必然的に「この税理士事務所ではこういう仕事をしている、こういう人たちがこういう風に働いている」という情報をよく知っています。

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税理士事務所業界で年収アップしたいなら下調べはきっちり

ちょっと極端に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、税理士事務所業界で「自力でハローワークを使って転職活動する…」というのは、農民が竹やりでアメリカの戦闘機と戦うようなものだと思います(実感です)

転職エージェントはあなたの代わりに人事担当者と年収交渉をやってくれるという大きなメリットもありますから、必ず活用しましょう。

税理士事務所で年収がなかなかアップできず苦しんでいる…という人の多くが、応募前の下調べをあまり重要視していないように思います(仕事ではちゃんと調べものする人でも…)

税理士事務所でちゃんとした年収を稼ぎたいと考えているのであれば、「税理士事務所に入れるならどこでもいいや…どうせ数年間実務経験を積んだら独立するし…」という感じで安易に自分が所属する税理士事務所を決めてしまうのは絶対に避けるべきです。

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税理士事務所求人の探し方:ブラック事務所回避のポイントとは?

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税理士事務所の求人というのは、求人数そのものはとてもたくさんあります。

その中で、自分の目指す将来(多くの人は税理士としての独立でしょう)にとってプラスになる事務所の求人を見つけ出す…。

これはなかなか大変な作業です。

私の場合、大学を卒業して新卒で入社した金融機関を辞めて「これからいったいどうしようか…」と心底悩んでいた20代前半のころ、働き先として初めて選んだのが税理士事務所でした。

当時、いろんな事務所求人を見ましたが、どれも同じに見えて困った記憶があります。

以後、税理士事務所に3社、一般企業経理1社を経験し、税理士事務所での実務経験はトータルで10年ほどになります。

この業界で人よりも多く転職をしてきた中で、「ここは良い」「ここはブラックの可能性大」という形で税理士事務所の求人を見分ける方法にはコツがあることを知りました。

以下では、税理士事務所求人の探し方について具体的に解説させていただきます。

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税理士事務所の求人はどこで探す?

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実際に税理士事務所専門の転職サイトなどをのぞいていみると、意外なほどたくさんの求人が出ているのに気づくと思います。

なぜ、税理士事務所の求人はこんなにたくさんの数があるのでしょうか?

税理士というのは資格がないとできない仕事ですから、新しく開業する税理士事務所の数はそんなに増えるわけではありません。

事務所の数はそれほど変わっていないのに求人数はたくさんある…これはすなわち、退職者もたくさん出ていることを意味します。

税理士事務所の中の一定数の事務所は明らかに「ブラックな環境」な事務所であり、極端に高い離職率となっている可能性もあるのです。

以下ではブラックな税理士事務所求人を避ける方法を解説していきますので、これから税理士事務所の求人に応募する予定の人はぜひ読んでみてください。

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応募する求人は「たった1社」だけでいい

ここで絶対にやってはいけない勘違いが「こんなにたくさんあるなら、かたっぱしから応募していけば1つぐらい受かるかも…」と考えてがむしゃらに応募してしまうことです。

(もちろん私も過去にやりました)

応募前によく内容を見ずに応募してしまうとブラック事務所(後で特徴を解説しています)に間違って応募してしまう可能性が高くなります。

さらに、現在別の仕事をしている人の場合、面接のスケジュールをこなすだけで消耗してしまいます。

どうでもいい事務所の面接(こういう事務所ほどすぐに面接まで進めたりする)をこなすのに体力と時間を消耗してしまい、良い条件の求人に応募するときに消耗してしまってベストのパフォーマンスを発揮できない…では本末転倒です。

極端な話、応募する求人は「厳選した1社」だけでもいいのです。

ほとんどの応募者はこのように求人を厳選するということをしていませんから、面接や志望動機の内容がとても甘いです。

そういう応募者に対して税理士事務所の採用担当者が持つ感想は「この人は税理士事務所ならどこでもいいんだろうな…」です。

そんな中、求人を厳選し、「この1社だけを目指す」という志で応募してきたあなたがいたらどうでしょうか?


当然、あなたが採用される可能性は圧倒的に上がるでしょう(私が採用担当者なら一発で内定を出します)

採用担当者にとって、入社時のポテンシャルや能力的なことはそれほど重要なことではありません。

税理士試験にトップの成績で合格するほど優秀な人でも、「どこの事務所でもとりあえず実務経験を詰めればいい」と考えている人に魅力はあまりありません。

そういう人より、採用担当者が捜しているのは「転職活動をしているのは御社1社だけです」という勢いを持った人です(つまりあなたです)

あなたの現在の状況がどうであれ、やるべきことは「実際に応募する事務所を一にぎりの数(できれば1社)に厳選し、一点集中で転職活動を行うこと」なのです。

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私の体験談:大失敗だった1社目のブラック事務所

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ここで私の体験談を1つだけ紹介します。

私は大学を卒業して最初に新卒で入社した会社はとある金融機関でした。

別に良い大学でもなく(むしろ三流大学)成績も悪いほうだったので、金融機関といっても有名なところではありません(UFJ銀行とか三井住友とかじゃない)

とはいえ張り切っていた社会人1年目だったのですが、私はいきなり挫折します…。

金融機関というのは新人に飛び込み営業をさせるのがお決まりのパターンで、ここを乗り越えた人間がようやく1人前として認められる雰囲気があるのですが、根性のないわたしは半年も続けることができなかったのです。

当時の上司はいろいろサポートしてくれましたが、精神的にも追い込まれてしまい実質的にはクビになってしまったのでした。

そこで改めて自分の進路を考え直すことになるのですが、そのときになんだかんだで決めたのが税理士(税理士事務所)という道でした。

金融機関を志望したことからもわかるように、当時から企業の数字を扱う仕事に興味が強かったのものありますね。

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ハローワーク経由で税理士事務所求人にひたすら応募…

それでとにかくハローワークに駆け込んで、「なんでもいいからとにかく税理士事務所を紹介してください!」ということでスピード入社を決めます(転職活動期間たったの2週間ぐらい…)

応募しまくった税理士事務所の1つから、めでたく(?)内定をもらうことができたのでした。

今から考えると面接をしてもらって、なんとその帰り道に内定が出る…というはっきりいって怪しい状況だったのですが、当時の私は「俺が優秀だからじゃね?」と舞い上がってしまったのでした(アホです…)

入社したブラック事務所の内情…

私が1社目の税理士事務所に入社したのは、2月の繁忙期まっただ中でした(税理士事務所は2月~3月あたりが一年で一番忙しいです)

入社初日からいきなり残業を夜10時ぐらいまでしたのには衝撃を受けましたが、まわりで働く人はみんなおかまいなし。

というか、みんな自分の仕事が忙しすぎて、新人のことなんか構ってる暇なんかない…という状況だったのです。

当時の私には、もちろん事務所で今何が起こっているのか?(今は繁忙期なのか?)なんてもちろんさっぱりわかりませんから、教育係の先輩が一人だけいました。

教育係とはいっても、その人にはその人が担当する顧客がいて、そちらの仕事で手一杯という状況です。

自然に私の仕事はこの先輩の雑用手伝いということになるのですが、これがまた地獄のような作業です。

具体的には顧客企業(飲食業)の経理資料(レシートなど)をひたすら内容別に分類して、手書きの現金出納帳に記入していくというものです。

実際に見たことがある人はわかると思いますが、飲食業の1年分のレシートとというのはすさまじい数です。

これを朝から晩まで手書きで現金出納帳(家計簿みたいなやつ)に転記していく作業が入社当初の私の仕事でした。

もちろん、この作業の意味などについてはほとんど説明してくれません(なぜなら本来は事務所がやるべきことじゃないから…下記参照)

自分のやっていることに意味があるのか?疑問な作業を1日中やるというのは精神的に相当しんどいもので、入社から1週間たつ頃にはすでに私の心はボロボロになっていったのでした…。

※現金出納帳は本来は顧客の企業が自分で書くべきものなのですが、経理指導をろくにしていないので結局は事務所側が代行するという状況だったのです。ちなみに手書きの現金出納帳の内容からさらに会計ソフトに入力します。事務所の作業としては明らかに1手間無駄(直接レシートから会計ソフトに入力すればよい)のですが、本来顧客が行うべき現金出納帳を原資料として残すということを善意で代行していたというわけです)

その後もいろいろと作業を振られますが、入社してから半年間でやったことはひたすら先輩社員の雑用だけでした。

土曜は出勤で日曜日は基本休みですが、仕事が終わっていなければサービス出勤です。

朝は毎日7時ぐらいに出社して、繁忙期には深夜まで(深夜12時超えたこともあります)残業、繁忙期が過ぎてからは夜20時ぐらいまで仕事をしていましたが、お給料は手取りで15万円程度です。

残業代なんて計算に入っていない完全なるブラック企業だったのです(当時は今ほどブラック企業やパワハラが問題になっていませんでした)

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税理士事務所のすべてがブラックばかり…ではない

後から考えると、あまりにも簡単に内定が出た時点で「この事務所はちょっとおかしい」と気づくべきでした。

この事務所の採用スタンスは「若い人はどうせ辞めていくんだから、最低限大卒で雑用を低賃金で頼めそうな人ならだれでもOK」というスタンスだったのです。

まともな感覚の人には信じられないかもしれませんが、ブラック事務所というのはどこも多かれ少なかれこんな感じです。

採用した若手の将来を想って実務教育をしてあげる、彼がたとえ独立したとしても、独立後にも良い関係でいられるようにWIN-WINの関係を築く…といったことを考えている事務所はほとんどないのです。

しかし、あきらめてはいけません。

世の中には「こんな人が本当にいるんだ…」と思ってしまうような、従業員を育てることに熱意を持っている所長税理士、心底尊敬できる税理士事務所職員というのは確実に一定数は存在しているからです。

実際、私が1社目の税理士事務所を退職した後、2社目、3社目で出会った税理士事務所職員や所長税理士の中には「この人がいなかったら今の自分はない」といえるような素晴らしい人たちがたくさんいます(もちろん、顔を見るたびにぶん殴りたくなるような嫌な人たちもいましたが…)

税理士事務所を目指すあなたが「いま」やるべきこと

税理士事務所への転職を目指すあなたがやるべきことは、こういった素晴らしい人たちが働く事務所を探すことです。

「若いうちの苦労は買ってでもしよう…」なんて間違っても考えないでください。

この考え方でブラック事務所に入社し、心折られて退職していくまじめな若い人をたくさんみてきました。

あなたがそのようなことにならないためにも、次の項目で税理士事務所求人の具体的な探し方について解説させていただきます。

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税理士事務所の求人の具体的な探し方

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ここからは税理士事務所の求人を厳選していくときに、具体的にチェックする項目について解説させていただきます。

税理士事務所の求人を探すときには、以下の5つに注目してください。

税理士事務所求人を見るときの5つのポイント

  • ①給料の具体的な相場を知る:担当顧客数を見る
  • ②どういう顧客層をターゲットにしているか?
  • ③税理士5科目合格者・科目合格者の割合を見る
  • ④従業員数と事務所の運営期間を対比して見る
  • ⑤ブラック事務所の特徴を知っておく

順番に説明させていただきます。

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①給料の具体的な相場を知る:担当顧客数を見る

まず、一番気になるお給料について。

求人情報を見ると「年収400万円~700万円」というように幅を持たせた形で書かれているのが普通ですが、この年収の金額の中で、「実際にあなたが受け取れるお給料がいくらになるか?」を見極めるのが大切です。

>>例えばこんな年収で求人が掲載されています。

単純に「年収400万円~700万円なら、自分だったら500万円ぐらいかな?」といったようなざっくりとした予想をしてはいけません。

あなたが実際にもらえるお給料のおおよその金額を知るためには、1人の職員が担当する顧客の数と、平均的な顧客の単価を知ることが必要です。

税理士事務所の基本的なビジネスモデルというのはとても単純で、顧問報酬を月額いくらという形でもらうというものです(単発の相続税申告の依頼など臨時収入はいろいろありますが)

例えば、月額顧問報酬が3万円で、1人の職員が担当する顧客数が平均20件とすると、その職員の売上は月額60万円(3万円×20件)ということになります。

顧問報酬の3か月分ぐらいを年間の決算料としてもらうことが多いですから、この職員が上げる年間売り上げは(3万円×12か月+3万円×決算料3か月分)×20件=900万円となりますね。

次に「労働分配率」という数字からこの職員の実際の年収を計算します。

労働分配率というのは、ごく簡単にいうと、事務所がかせいだ売上を、従業員にどのぐらいの割合で分配しているかということです。

(本来は粗利益で考えますが、税理士事務所の場合は普通「売上=粗利益」ですので売上高の数字から考えて問題ありません)

1000万円の売上を上げている企業の労働分配率が30%だったとすると、従業員のお給料は300万円となります(1000万円×30%=300万円)

結論からいうと、一般的な税理士事務所の労働分配率は45%~55%程度です。

なので、上で見た職員(年間売上900万円)の年収はおよそ400万円~500万円程度と計算できます(900万円×45%~55%=405万円~495万円)

まとめると、税理士事務所の職員の実際の給料を知るためには、以下の数字について現実の数字を知る必要があります。

  • その事務所の月額顧問報酬
  • 職員1人当たりの担当顧客件数
  • 労働分配率(普通は45%~55%)

②どういう顧客層をターゲットにしているか?

税理士事務所の顧客というのは基本的に中小企業ですが、ひとことで中小企業といってもいろんな企業があります。

税理士事務所の顧客となる中小企業には開業したての新規事業者~医療法人や宗教法人といった公益的な事業者までいろいろですね。

そして、その事務所がメインとしている顧客層によって、あなたが入社後にどのような仕事をすることになるのか?をある程度決まってくることを理解しておきましょう。

税理士事務所業界で年収を上げていくためには、「ニーズの高い分野で実務経験を積むこと」が決定的に重要です。

この点で、あなたが目指す税理士事務所のメイン顧客が、「お金をたくさん持っていそうな人たちなのか」をチェックしておくのが良いでしょう。

というのも、お金をたくさんもっている顧客からは、当然高い顧問報酬を獲得している可能性が高いです。

高い顧問報酬を得るためには付加価値の高い仕事を提供する必要がありますから、そういった仕事の仕方をしている事務所で経験を積むことはあなたの将来にプラスに働く可能性が高いのです

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③税理士5科目合格者・科目合格者の割合を見る

多くの税理士事務所が、ホームページなどで「うちの事務所は税理士試験の勉強を両立しやすい環境です!実際、科目合格や5科目合格を達成している先輩たちがこんなにいます!」というアピールをしています。

試験直前の長期休暇取得が可能であったり、科目合格による資格手当を出す事務所も多いでしょう。

確かに、これはとても大切なことです。

税理士事務所で働くことを目指す人の多くが税理士試験受験生だと思いますので、求人を見るときにはその事務所が従業員の税理士試験受験についてどういう考え方を持っているのか?についてはチェックしておくのが良いでしょう。

ただし、注意点として公表されている合格者の割合がいつの時点のものなのか?についてもチェックしてください。

中には10年以上前の合格者の情報なんかを平気でホームページに載せている事務所なんかもありますので、この点はだまされないようにしてください。

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④従業員数と事務所の運営期間を対比して見る

税理士事務所が事業を拡大していくためには、必然的に従業員を増やす必要があります。

税理士事務所というのは会計や税務業務という目に見えないサービスを売っている企業ですから、何よりも「人」が提供する価値そのものだからです。

この点で、事務所そのものの運営期間は15年~20年以上あるのに、従業員数が5人未満…という事務所には要注意です(残念ながらそういう事務所は多いのですが)

従業員をいつまでたっても増やすことができない…ということは、教育の仕方が悪く、従業員の定着率が極めて悪い環境をうかがわせます。

また、従業員を増やさなくても変わらずやっていけている事務所というのは、端的に言うと新しい顧客を開拓できていない可能性が高いです。

上でも書いたように税理士事務所というのは基本的にはマンパワーで動いている企業ですから、新しい顧客からの依頼が入ったら従業員を増やさないと対応できないのが普通だからです。

新しい顧客の開拓ができない事務所というのは、所長税理士の営業力の低さが原因となっている可能性が高いです。

簡単に言えば、そういう所長税理士は税務はできても「稼ぐ能力」は低い可能性が高いので、従業員に分配するお給料も限られてきます。

こういった勉強だけできる人であっても普通に事務所を運営できるのが税理士業界の良いところでもあるのですが、そこで働く従業員の立場としては頼りないことこの上ない事務所…と言わざるを得ないでしょう。

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⑤ブラック事務所の特徴を知っておく

上では私が体験したブラックな環境の税理士事務所の体験談を紹介させていただきましたが、税理士事務所業界にはこういったブラックな環境のところが少なからず存在しています(もちろん、そうではない事務所もたくさんありますが)

ブラックな事務所というのは、以下のようないくつか共通した特徴があるものですから、応募する事務所が該当しないか入念にチェックしておきましょう。

ブラックな税理士事務所の特徴

  • 特徴1:従業員数が少ないのに未経験者限定募集…
  • 特徴2:事務所規模に変化がないのに求人掲載回数が多い
  • 特徴3:個人事業主の顧客が多い
  • 特徴4:顧問報酬額が低い

以下、ブラック事務所の特徴について順番に解説させていただきます。

ブラック事務所の特徴1:従業員数が少ないのに未経験者限定募集…

「未経験者大歓迎!」…税理士事務所で働いたことがまだない人にとって、とても魅力的なひびきですよね。

ですが、この求人文言をみかけたら、その事務所の従業員規模を必ずチェックしてください。

従業員数が数人程度しかいない事務所の場合には要注意です。

税理士事務所というのは基本的に忙しい職場ですから、この規模の事務所で未経験者を一からていねいに教育していく環境をととのえるというのは普通に考えて非効率です。

こういった小さな規模の事務所が未経験者大歓迎で求人を出す理由はたった一つ、環境が悪いのである程度経験のある人は入社してもすぐ辞めてしまうからです。

一方で、従業員規模10人~の中規模事務所なら、未経験者OK!を売りにしている事務所でも問題はないでしょう。

ある程度の規模の事務所は複数人の新人研修をまとめて行う余裕がありますから、未経験者でもしっかりと育てていける自信があるから未経験者を積極採用している可能性が高いです。

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ブラック事務所の特徴2:事務所規模に変化がないのに求人掲載回数が多い

税理士事務所専門の求人サイトを見ていると、「この事務所、いつでも求人出しているな…」という事務所があります。

求人を出す側の税理士事務所の立場でいうと、こういった求人サイトに求人を出すのには、当たり前ですがお金がかかっています。

好きで求人サイトにお金を払う事務所はありませんから、ちゃんとした人材が採用できたらすぐにでも募集を打ち切るのが普通です。

それなのに常に求人を出している…というのは、人を集めたいのにまったく集められていない、あるいは採用しても定着せずすぐに辞めていっている可能性が極めて高いです。

人が集まらないのは端的に他の事務所と比べて魅力がない(年収や福利厚生が悪い、ニーズの高い実務経験が積めない)からなので、そういった事務所は避けておくのが無難といえます。

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ブラック事務所の特徴3:個人事業主の顧客が多い

上で「応募する事務所がメインにしている顧客層を見極めるのが大切」という話をさせていただきましたが、この点で「個人事業主がメイン顧客になっている事務所」は避けておくのが無難です。

というのも、個人事業主は非常に小さい規模の企業であるのが普通ですから、顧問料も非常に安い可能性が高いのです。

税理士事務所の売上は「月額顧問料×顧問件数」で計算できますから、低い顧問料で売上高を上げていくためには必然的に顧問件数をたくさん抱える必要があります。

ここで顧問件数を増やすのに応じて、それを処理する従業員も比例して増やしていく事務所なら問題はないです。

しかし、税理士事務所の仕事で一人前になるためには短くとも3年ぐらいはかかりますから、人を増やすというのはそう簡単ではないのです。

そうすると必然的に少ない数の従業員がぼう大な数の顧客数を担当する…ということになってしまうのです(ブラック事務所へまっしぐらです)

また、個人事業主の顧客というのは、決算申告を行う期間が2月16日~3月15日と法律で決まっています(これを確定申告といいます。法人顧客の場合は決算月は自由に決められます)

顧客が個人事業主ばかり…ということは、この確定申告の時期に業務がものすごく集中することを意味します。

働く人にとっては非常にアンバランスな働き方になってしまいますから注意が必要です。

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ブラック事務所の特徴4:顧問報酬額が低い(安さを売りにしている)

上で述べたことにも関連しますが、顧問報酬の安さを売りにしている税理士事務所求人にも注意が必要です。

中小企業顧客の場合、税理士事務所の顧問報酬というのは3万円~程度が相場です。

これを大幅に下回る顧問報酬で仕事をしている事務所というのは、「最低限の経理作業だけを代行する顧客を爆発的に増やし、安い給料でスタッフを雇って利益を出す」というビジネスモデルを取っている可能性が高いです。

利益が出ているならいいじゃん…と思われるかもしれませんが、長期目線で見て、こういう事務所で得られる実務経験というのは非常にレベルが低いものです。

このサイトではすでに繰り返し述べていますが、税理士事務所業界で働く人が年収を上げていくためには、ニーズの高い分野(つまり難しい分野)で税理士として実務経験を積み重ねていくことが極めて重要です。

簡単な個人事業主顧客の決算作業の経験をどれだけたくさん経験したとしても、その人の年収ののびしろはまったくのびていきません。

ブラック事務所の特徴5:裏ワザ!応募前に内部情報を知る方法

以下では、あなたがピックアップした税理士事務所求人について、実際に応募する前にその事務所の内情についてリサーチする方法について解説させていただきます。

応募前に事務所の内部情報を丸ハダカにする方法

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なんだか大げさな目次になってしまっていますが、一般に年収が低いといわれている税理士事務所業界で、私が税理士事務所勤務で年収700万円まで上げることができた理由はそんな大したものではありません。

一般的な税理士事務所職員の人と比べたときに、私が特別にやっていることは以下だけ(もちろん無料)

税理士事務所の求人が多数登録されている転職サイトから積極的に情報収集していることだけです。

もちろん、これは業界未経験のあなたでも今日から今すぐできることです。

転職サイトというと「なんだかめんどくさそう」と敬遠する人が多いのですが、無料で貴重な求人情報を持ってきてくれる彼らを使わない…というのは、本気で年収を上げていく気持ちがあるのかな?と疑問に思います。

(必要な努力をしていないのにそれで年収が低くて不満…というのは、はっきりいって子供のおねだりですよね?欲しいものを得るために最低限必要なことはきちんとやらねば、です。お金もかかりませんし)

転職サイトを使うメリットについてはいろんなところで紹介されているので今さら私が書くべきこともあまりないのですが、実際に私が転職エージェントを使っていて感じるメリットとしては次の5つがあります。

転職サイトを使う具体的なメリット

  • メリット1:希望年収を採用担当者に伝えてくれる
  • メリット2:志望動機の内容に圧倒的な差がつく
  • メリット3:完全無料なのでいつでもやめられる
  • メリット4:事務所とのアポ取りを代行してくれる
  • メリット5:あなたの将来のキャリアを考えて紹介してくれる

内容を順番に説明させていただくと以下の通りです。

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メリット1:希望年収を採用担当者に伝えてくれる

転職面接では「年収はいくらぐらいを希望されますか?」と質問されることが少なくありません(特に経験者採用の場合)

このときに遠慮をしてしまって、なかなか自分が希望するズバリの金額を言えなくて悔しいを思いをした…という方も多いのではないでしょうか。

しかし、従業員の立場で年収交渉ができるのはこの入社面接のときだけであるのが普通です。

このタイミングで希望年収をしっかり相手に伝えておかないと、手ごろな値段で買いたたかれてこき使われてしまう…という可能性がありますから、入社時点での年収交渉は絶対におろそかにしてはいけません。

とはいえ「これだけの給料が欲しいです」というのは自分の口からはなかなか伝えにくいですよね。

この点で転職サイトで「希望する年収額」を事前に入力しておけば、転職エージェントはそれにそった形で求人を持ってきてくれますし、採用担当者に対しても「この人はこれだけの年収を希望しています」ということをしっかりと伝えてくれます。

同じ仕事をするなら、少しでも高い年収を実現したいですよね。

高年収を目指すなら転職エージェントを使った年収交渉は必須といえます。

メリット2:志望動機の内容に圧倒的に差がつく

転職活動の志望動機では「応募先の事務所だからこそ応募した」ということを伝えることが大切です。

「税理士事務所ならどこでもいいから応募しました」という人と「数ある税理士事務所の中でも、こういうことに力を入れてらっしゃる御社だからこそ応募しました」という人とでは、どちらの方が書類審査に通る可能性が高いかは明白ですよね(当然後者です)

この「こういうことに力を入れていらっしゃる御社」という形で志望動機を書くときに、転職エージェントはとても役に立ってくれるんです。

転職エージェントは実際に税理士事務所を訪問して採用担当者と打ち合わせをしていますから、応募先事務所内部の雰囲気や、中心的に取り組んでいる事業についての情報を持ってきてくれます。

事務所の基本的な情報についてはホームページなどを見れば誰でも見れますが、こうした内部情報については転職エージェントを通してしか手に入らないんです。

こうして得た内部情報から志望動機を作成することで、あなたの応募書類はたくさんの転職希望者の中でキラリと輝くものになるのです。

しかも、転職エージェントはあなたが作成した志望動機や職務経歴書についてメールで添削してくれますから、書類審査に通る可能性が極めて高くなるでしょう(これらのサービスもすべて無料です)

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メリット3:完全無料なのでいつでもやめられる

すでに何度か説明させていただいてますが、転職エージェントは完全無料です。

理由は簡単で、転職エージェントにお金を払っているのは採用活動を行う企業側(税理士事務所側)だからです。

転職エージェントは、私たち転職希望者の採用が決まった時点で採用活動を行っている企業から手数料を受け取ります(採用された私たちの年収の~%、という形で受け取ります)

なので、転職エージェントとしては、私たちを少しでも高い年収で、少しでも早く採用を決めさせることにメリットがあるというわけです。

転職エージェントが志望動機の添削をしてくれたり、面接対策をしてくれたり、あるいは年収交渉をしてくれたりなど、採用可能性を高めるためにいろいろ支援してくれるのは、とりもなおさず彼らにとっても私たちが早く、高い年収で採用を決めることに利益があるからなのです。

私たち転職希望者と転職エージェントはWIN-WINの関係になっていますので、無料で安心して使うことができますよ。

メリット4:事務所とのアポ取りを代行してくれる

現在在職中の方や税理士試験の受験生にとって、転職活動を自力で行うのにはかなりの労力が必要になります。

中でも一番時間と労力を取られるのが、事務所の採用担当者とのアポ取りです。

税理士事務所の場合、採用担当の職員というのは普通の職員や所長税理士であることが多いです(つまり採用活動を専門で行っている人事部というものがない)

事務所に電話をかけても基本的に不在といわれることが多いでしょうから、彼らを何とか捕まえて採用面接のアポイントをとるのはなかなか大変なのです。

転職エージェントを使うと、こういった面倒なアポ取りやスケジュール管理についてもすべて任せることができます。

忙しい在職中の方や、税理士試験の勉強に集中する必要がある方は、こういった煩雑な作業をやってくれる転職エージェントを活用するのがおすすめです。

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メリット5:キャリアを考えて紹介してくれる

上で「応募する事務所は究極的にはたった1社で良い」という話をさせていただきましたが、転職活動ではあなたが希望する条件(年収だけではなく試験との勉強両立がしやすいこと、あるいは資産税についての実務経験が詰めるところなど)を具体的にしぼりこんで、ピンポイントで確実に採用されるように持っていく、というやり方が重要になります。

転職エージェントは、税理士事務所それぞれの特徴を踏まえたうえで、あなたの希望に合った求人に限定して紹介してくれます。

彼ら(転職エージェント)としてはあなたが事務所からの内定を承諾して採用にいたらなければ1円ももうかりませんから、あなたにとってニーズの低い求人を紹介しても意味がないからです。

税理士事務所を目指す人におすすめの転職サイト

    1. マイナビ税理士

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      税理士資格者・科目合格者に最適!
      税理士試験の合格者や、科目合格者におすすめの転職サイトです。 試験で結果を出している人だけに限定して紹介を受けることができる高年収の求人がたくさんあります。これまで勉強してきたことを生かして仕事をしたいと考えている方は無料登録しておくことをおすすめします。 試験受験者向けの転職相談会(土日もあり)も随時開催されていますので、税理士試験受験生の情報収集には最適だと思います。

    1. ジャスネットキャリア

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      求人の件数 3.5
      専門性の高さ 5.0
      採用され易さ 4.5
      事務所経験3年以上の方におすすめ!
      すでに税理士事務所での実務経験が3年以上ある方におすすめの転職サイトです。 実務未経験者では応募できない条件の良い求人が多数登録されていますから、これまでの実務経験を生かしたい方におすすめです(30代~40代の方向けの求人も多い) EY税理士法人などのBIG4税理士法人の求人などもよく出てきますから、大手税理士事務所への転職を目指す方も要チェックです。

    1. リクルートエージェント

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      求人の件数 5.0
      専門性の高さ 3.5
      採用され易さ 4.0
      業界1位の求人数!未経験者はここ
      業界最大手の転職サイトですので、圧倒的な数の求人が登録されています。 未経験者OKの優良求人が定期的に出てきますので無料登録して求人をこまめにチェックしておきましょう。 また、キャリアアドバイザーのサポートが非常に充実しています。 採用担当者にひびく履歴書の書き方をアドバイスしてくれますから、書類選考になかなか通らない方は利用してみてください。

    1. MS-Japan

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      求人の件数 3.5
      専門性の高さ 4.0
      採用され易さ 3.5
      一般企業の経理幹部求人が充実!
      税理士事務所経験者は一般企業の経理に転職するときには幹部候補扱いで採用してもらえるケースがほとんどです。 私も一時期この進路を目指していたのですが、そのときに良い求人を紹介してくれたのがMS-Japan(エムエスジャパン)です(初年度から年収600万円を提示してもらいました) 大手企業ならではの高年収求人が多数登録されていますから、経理としてのキャリアアップも視野に入れている方におすすめの転職サイトです。

  1. type転職エージェント

    ranking003
    求人の件数 4.0
    専門性の高さ 3.0
    採用され易さ 3.0
    20代向けの未経験求人が多数あり!
    20代の求人が充実している転職サイトです。 まだ社会人経験がない…という方はこちらの転職エージェントを使ってみるとよいでしょう。 履歴書の書き方から面接対策まで、親身にアドバイスしてくれますから、第二新卒の方もスムーズに内定まで進めるようになりますよ。 税理士事務所の未経験求人も充実していますので、これから初めて税理士業界を目指す方にもおすすめの転職サイトです。