【会計事務所の退職理由】別事務所への転職面接で失敗しないためのポイント

2018年5月15日

会計事務所 退職理由

(会計事務所を辞める人に多い退職理由は?)

  • なぜ前の事務所を退職したのですか?と面接で質問されたらどう答える?
  • ネガティブな退職理由も素直に伝えていい?
  • 会計事務所を辞める理由としてよくある退職理由を知っておきたい。

いま働いている会計事務所から、別の会計事務所に転職する人の場合、

前の事務所からの退職理由は面接で必ず質問される項目ですね。

会計事務所転職の場合、この退職理由の伝え方には特に注意が必要です。

なぜかというと、会計事務所って

どこも基本的に同じ仕事をしているからなんです。

管理人

採用側としては「この人をうちで採用したとして、もし前の事務所と同じような状況になったら、うちの事務所もすぐに辞めてしまうのでは?」と考えるのが自然です。

採用側が不安に感じていることを理解しておき、先回りするかたちでその不安を打ち消す工夫をしておくことが大切ですよ。

具体的な対策としては、ネガティブな退職理由をポジティブに「言い換える」ことが必要になります。

この記事では、会計事務所の転職面接対策として「退職理由の上手な伝え方」を解説していきます。

具体的な例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

MS-Japan(税理士業界専門の無料転職サイト)

ホワイト事務所の求人多数あり!

MS-Japanは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOK年収400万円の求人
経験2年以上で年収600万円の求人
BIG4など大手税理士法人の求人
税理士試験と両立しやすい残業なし求人
会計事務所から経理への転職歓迎の求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>現在8,647件の求人あり

(求人例:画像クリックで拡大)

(求人例:画像クリックで拡大)

ネガティブな退職理由は「ポジティブに言い換える」必要あり

会計事務所 退職理由

(ネガティブな退職理由はポジティブに言い換える工夫が必要です)

 

ひとつの職場を辞めるという決断をする以上、なんらかのネガティブな理由があることは自然なことです。

しかし、それを相手にそのまま伝えるのはNGです。

転職活動って「自分自身」という商品を売り込むビジネスですので、(言い方は悪いですが)馬鹿正直にホンネを伝えてもまず評価されません。

実務経験者として転職する場合、

上手な自己PR(言い換え)ができることは必須だと考えておいてください。

これは入社後の仕事の評価にも影響します。

管理人

重要なことは、相手に「この人はポジティブなステップアップとしての転職を目指しているんだな」と評価してもらうことです。

退職理由なんて、言い方ひとつでネガティブにもポジティブにもなりますからね。

退職理由言い換えの例文(ネガティブ → ポジティブ)

会計事務所 退職理由

(退職理由をポジティブに言い換える例文)

 

以下では、ネガティブな退職理由をポジティブに言い換える例文をいくつか紹介します。

あなたの退職理由に合わせてアレンジしてみてください。

↓※ 青文字クリックで言い換えの例文をみられます。

管理人

退職理由の言い換え例文

▼仕事が忙しすぎて税理士試験との両立ができない…。

(言い換え例文)

御社では、税理士試験の科目合格者を多数輩出されており、職員の税理士試験への挑戦を支援する環境を用意されていることに共感いたしました。

▼やりたい仕事ができなかった…。

前職で経験した会計事務所の仕事では、経理・税務に関する実務知識を得ることができました。

その一方で、私が経験した会計事務所の仕事は「経理や税務の数字を作ること」に主眼が置かれており、「作成された会計情報を活かす」という視点が少なかったように思います。

御社では会計情報に基づくMASサービスを主力事業とされており、私自身の目指す仕事像に合致していると感じました。

ぜひ、前職からのステップアップとして御社での仕事を経験させていただきたいと考えています。

▼人間関係がうまくいかなかった…。

前職の会計事務所では、基本的には個人プレーでの仕事が求められていました。

しかし、私はもともと人とのコミュニケーションが大好きで、まわりと協力しながらものごとを成し遂げることにやりがいを感じるタイプの人間です。

御社では20名以上のスタッフが在籍されており、チームで協力して仕事をすることを重要視されていることを知り、とても興味を持ちました。

ぜひ御社のスタッフの一員として貢献したいと考えております。

▼仕事内容や顧問先との関係がマンネリで飽きた…。

前職では常時30件のクライアント企業様を担当してきたのですが、「一人でたくさんの担当先を持つ」という仕事の性質上、1件あたりのクライアント様との関わりは希薄になってしまっていました。

御社では、顧問先企業の数を増やすことより、1件あたりの顧問先への付加価値を高めることで事務所の収益を拡大していくことを目指されていることを知り、とても共感いたしました。

▼税理士試験をあきらめた…。

3年間にわたって税理士試験に挑戦してきたのですが、学習が進むにつれ「自分が仕事を通じて達成したいこととズレがある」と感じるようになりました。

具体的に申し上げると、私は「会計情報を経営に活かす」という点にとても興味があります。

管理会計に関する知見を経営に活かすことや、月次決算を早期に完了し、最新の試算表データに基づく情報を、経営者に提供するといった働き方をしたいと考えています。

御社では経営者に会計・税務情報を通して高付加価値なサービスを提供することを経営理念とされていることを知り、強い関心を持ちました。

▼給料に不満があった…。

御社の募集要項を拝見し、「従業員の貢献には目に見えるかたち(給料)でしっかりとこたえる」という人事評価制度にとても共感いたしました。

まずは御社で求められる業務レベルを満たせるようになることをスタートラインとして、プラスアルファの貢献ができるよう頑張っていきたいと考えています。

いまの事務所を1秒でも早く辞めたい…

↓と強い不満をお持ちの方は、こちらの記事もご覧ください。

管理人
会計事務所 辞めたい
会計事務所を辞めたい理由は?税理士補助にあるあるな退職理由11個

会計事務所を辞めたい…税理士補助にあるあるな退職理由ってどんなもの?この記事では、会計事務所で働く人に多い「仕事を辞める理由」を紹介します。税理士業界で転職成功させるコツについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

>>税理士業界で転職をくりかえす「ジョブホッパー」になるリスク

よくある会計事務所の退職理由10個

会計事務所 退職理由

(会計事務所を辞める人に多い「ホンネの退職理由」は?)

 

上ではネガティブな退職理由をポジティブに「言い換える」方法を紹介しました。

これはいわばタテマエの世界なわけですが、ホンネはどうでしょうか。

管理人

会計事務所の経験者で、ホンネの部分でよくある退職理由としては、

↓以下のようなものが多いと思います。

よくある退職理由例

▼年収への不満

会計事務所の平均年収は、残念ながら「低い」といわざるを得ません。

小規模な個人事務所の場合、実務経験3年〜5年で年収350万円程度あれば比較的良い方でしょう。

私自身、最初に働いた会計事務所では年収200万円代でした。

20代前半の独身ならこれでもいいかもしれませんが、

20代後半で家族を持つようになってくるとこの年収では厳しいですね。

管理人

その一方で、会計事務所の職員は高度な専門知識がないとできない仕事です。

常に最新知識(税法改正など)を仕入れる努力が必要ですし、仕事の責任も大きいといえます。

そのため「仕事の負担の大きさから見て、割りに合わない」という不満を持っている人は多いですね。

▼税理士試験との両立ができない

会計事務所に勤めている人の多くが、税理士試験の勉強を同時進行でされていると思います。

税理士試験は科目合格制度があるので、働きながら挑戦するのに適した試験なのは間違いありません。

1回合格した科目は一生有効ですから、例えば「1年に1科目・5年かけて5科目合格」という挑戦の仕方ができます。

このような試験の仕組みになっていることから、社会人になってから会計事務所で働きながら税理士試験合格を目指す人はとても多いですね。

しかし、仕事が激務すぎるとやはり「合格は実質不可能」という状態になってしまいます。

働きながら税理士試験への合格を目指す場合、

勤務先事務所の仕事量がどのぐらいか?は重要な要因になります。

管理人

問題はどのぐらいの仕事量が「激務」なのか?ですが、判断の目安として「あなたが担当している顧客の件数」に着目してみると良いでしょう。

担当件数10件~20件ぐらいまででないと、勉強との両立は非常に厳しいと思います。

担当件数が30件を超える場合、税理士試験との科目合格はよほど優秀な方でないときびしくなる…というのが現実でしょう。

会計事務所への転職を考える人は、入社前に「一人当たりの担当顧問先数は何件ぐらいなのか?」は必ずチェックしておくことが大切ですよ。

▼仕事内容そのものが苦痛

会計事務所の仕事内容というのは非常にシビアです。

計算に1円でもミスがあると顧問先の信頼を損ねてしまいますし、単純に会計や税務にくわしいだけでは足りません。

得意先の経営者の信頼を勝ち取るだけのコミュニケーション能力も必要になります。

会計事務所で働き始めて1年以内の方の中には、

「そもそも自分はこの仕事には向いていないのかも…」

と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

管理人

また、会計事務所は「小さな組織」であることが普通です。

所長税理士を含めて従業員数が10名以内など「毎日同じ人に囲まれて、転勤もなく何年も同じ職場で働く…」ということに抵抗感がある人もいるでしょう。

ブログできれいごとを言ってもなんの意味もないのではっきりいいますが、会計事務所の仕事には向き不向きがあります。

↓例えば、こういったタイプの方が会計事務所の仕事をこなすのは、本当に辛いでしょう。

  • 会社の数字なんて見るのも嫌。
  • 顧問先の業務内容に正直興味はない。
  • 税金に関することなんて、考えるだけで嫌気が差す。
  • 巡回監査(月次監査)でお客さんの経営者と会うのが苦痛…

無理に会計事務所や税理士の仕事を好きになろうとする必要はありません。

社会人になった後の選択は学校の勉強とは違います。

あなた自身の人生ですから、「嫌いなものは嫌い」でいいのです。

どうしても会計事務所の仕事が向いていないと感じる人は、別の職種を検討するのも良いでしょう。

世の中には本当にたくさんの種類の仕事がありますし、現在20代の方であれば、まったくの未経験から始められる仕事がたくさんありますよ。

(30代を超えると、まったくの未経験からキャリアスタートするのはややきびしくなります)

税理士に限らず、いろんな選択肢を視野に入れることも検討してみてください。

↓会計事務所から転職する場合の転職先の選択肢についてはこちらの記事でくわしく解説しています。

会計事務所から転職
【会計事務所から転職】おすすめの選択肢8つ(経理だけじゃないよ)

「会計事務所から転職する場合の選択肢は?実務経験を活かすならやっぱり一般企業の経理?」この記事では、会計事務所(税理士事務所・税理士法人)から転職することを検討している人向けに、おすすめの転職先を8つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

▼繁忙期の残業が多すぎる

会計事務所の職員にとって「繁忙期の残業は宿命のようなもの」と考えている人も多いのではないでしょうか。

繁忙期の極端な忙しさは、税理士業界の慢性病のようなものです。

確定申告時期である2月〜3月や、

三月決算法人の申告時期である5月などは非常に忙しいです。

管理人

税理士業界にずっといると「別に普通かな…」なんて考えてしまいますが、客観的に考えて、会計事務所のこの時期の残業時間の長さは異常です。

もちろん、残業代がきっちり支給されるならそれはそれでいいですが、みなし残業時間になっていて、実質的にはサービス残業となってしまっているケースも少なくないでしょう。

一方で、最近では「繁忙期であっても残業そのものが禁止」というホワイト事務所も増えてきています。

こういった事務所では、そもそも個人事業主の顧客の割合が少ないのに加えて、顧問先1件あたりの報酬単価が高い傾向があります。

必然的に職員1人あたりの担当件数が少なくなりますので「残業時間が少ないのに年収が高い」という働き方を実現できている事務所もあるのです。

「会計事務所だから繁忙期の残業は絶対に避けられない」

という常識は現在は是正されつつあります。

いま働いている事務所の勤務実態に不満がある方は、

別の事務所で働いてみることも選択肢に入れてみると良いと思いますよ。

管理人

▼先輩が仕事を教えてくれない

↓会計事務所で働き始めたばかりの新人さんにあるあるの悩みとして、以下のようなことがあるでしょう。

  • 先輩が仕事を教えてくれない…。
  • 教えてもらっていない仕事でミスをしたら怒鳴られる。
  • 新人は雑用ばかりで、経理や税務にはほぼ触らせてもらえない。

私もこれにはとても苦しみました。

管理人

ある程度の規模の会計事務所の場合、新人研修のためにまとまった期間をとってくれるケースはあります。

その一方で、小規模な会計事務所の場合は「いきなり現場に出されて、先輩やお客さんからダメ出しをくらいながら仕事を覚えさせられる」という教育方針となっていることも少なくありません。

実際問題として、組織規模が所長税理士を含めて数人…という組織構成となっているところでは「新人研修なんてやってるひまも金もない」というのが実情でしょう。

こうした状況で、仕事が嫌になってしまうケースはとても多いですね。

会計事務所の仕事って、顧客企業から依頼されて、経理や税務の代行を行うことですから、小さなミスでも大問題につながりかねません。

大きなリスクの伴う仕事を、ろくな研修も受けずに担当させられる。

(そしてミスしたらこっぴどく叱られる…)

あるいは、新人は雑用ばかりで、会計や税務には触らせてもらえない…。

という働きにくい状況になっている事務所は少なくないのが現実だと思います。

管理人

▼所長税理士と性格が合わない・パワハラ

これも本当に多い退職理由ですね。

(みんなおおっぴらには言えないのですが…)

会計事務所は小さな組織ですから、経営者である所長税理士の影響力というのは絶大なものがあります。

従業員として働いている人間にとっては、常に首ねっこをおさえられているようなものです。

運よく人格的に尊敬できる所長税理士にあたればラッキーですが、

中には従業員をパワハラ的な扱いをしている人も少なくありません。

管理人

税理士というのはみんな税理士試験に受かるぐらいの人間ですから頭が良いのは当然ですが、まわりがすべてバカに見えているタイプの人もいるので注意が必要ですね。

所長税理士が性格的に合わない人だと、会計事務所の仕事は本当に辛くなります。

↓所長税理士の人格についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

税理士事務所 所長 パワハラ
会計事務所の所長税理士はパワハラがひどい?ブラック事務所の特徴とは

会計事務所(税理士事務所)の所長税理士はパワハラの差別主義者?この記事では、10年間で3社の会計事務所で働いた私自身の経験から、会計事務所の所長税理士の人格的特徴について解説します。ブラック事務所の特徴や見分けるポイントもお教えしますので、参考にしてみて下さい。

続きを見る

▼人間関係がつらい

会計事務所って、良くも悪くも家族経営で、アットホームな雰囲気の事務所が多いです。

これは会計事務所が小さな組織であることに加えて、経営者である税理士の平均年齢が高いことも影響しているのかもしれません。

「家族経営」というと良いイメージがありますが、悪く言えば「勤務時間や休日の扱いなど、あらゆることが良い加減であいまい」ということでもあります。

私が経験した事務所では、年がら年中「社員研修」の名の下に、なぞの会社行事(キャンプや相撲観戦、合宿など)に参加させられたことがあります。

こんな遊び半分の研修なんてしないでいいから、

休みをくれよと思いながら参加していましたね…。

管理人

「仕事は仕事、プライベートはプライベート」というように、ビジネスライクな雰囲気の職場の方が働きやすいという人もいるでしょう(私自身もそうです)

そういう方にとっては、アットホームな職場はむしろ苦痛です。

会計事務所の仕事そのものは好きだけれど「事務所の雰囲気や社風が苦手なので退職する」という人は少なくありません。

特に、プライベートとの境界線があいまいな働き方が生理的に無理な人にとって、家族経営の会計事務所の仕事はかなり辛いものになります。

▼将来性が乏しくキャリアアップできない環境

事務所そのものに「将来性」を感じられないことが退職理由になるケースも多いでしょう。

税理士業界はかつては超安定の業界と言えましたが、現在は厳しい競争に晒されているのが現実です。

会計ソフトが優秀になっていますし、超格安料金の記帳代行業者も増えてきています。

記帳代行や税務申告の代行をしているだけでは税理士も食っていくことができなくなっていくのは間違いありません。

自分の所属事務所が10年後も競争力を持ち続けているか?は重要な問題です。

私自身、1社目の会計事務所を辞めたときの退職理由がこの点でした。

当時所属していた事務所は、

ちょうど創業税理士から二代目税理士に代替わりをするタイミングだったのですが、

「むかしながらの税理士像」での業態から脱却する様子がなく、

どうしても将来性を感じることができなかったのです。

会計事務所においては「所長税理士の将来性=事務所の将来性」と考えて間違いありません。

特に小規模な会計事務所では、所長税理士に自分のキャリアと生活を預けている部分があることを理解しておく必要があります。

管理人

▼事務所の経営方針への不満

会計事務所にとって、どういう顧問先企業をターゲットにしているか?はビジネスの根幹です。

格安の顧問料でとにかく顧問先を増やしていくことを目指している事務所もあれば、

1件1件の顧問先企業への高付加価値なサービスを提供し、顧問料単価をあげていくという戦略をとっている事務所もあります。

会計事務所の職員として働く人の多くは、将来的に自分自身が独立して事務所をかまえることを意識しているでしょう。

自分が理想として描いている税理士のビジネスモデルと、

今の勤務先のビジネスモデルに大きな差があることが、

別の事務所への転職を検討するきっかけとなるケースもあるかと思います。

管理人

職員時代にどういう働き方をし、修行をするか?は、独立後の成功・失敗に決定的な影響を与えるのは間違いありません。

学べることの多い事務所で実務経験を積むことが大切ですよ。

▼自分のやりたい仕事ができない

お医者さんに内科・外科・産婦人科…といろんな分野があるように、税理士にもさまざまな特化分野があります。

相続税申告などの資産税業務を扱っているかどうかが代表的な違いですが、その他にも顧客企業の業種業態についてもさまざまな特化分野があります。

医療法人・飲食業・芸能事務所・美容業・外国企業など、どの事務所に所属するか?によってかかわることのできる税務分野は異なるでしょう。

職員としてどのようなお客さんとやりとりをしてきたか?は、

将来のキャリアアップや独立後の収益に大きな影響を与えます。

管理人

あなたの理想のキャリアプランから考えて、いまの事務所が最適かどうか?は常に検討しておくべき課題ですね。

税理士業界で転職をくりかえすジョブホッパーになるリスク

会計事務所 退職理由

(税理士業界は転職しやすい分「ジョブホッパー」になりやすい業界とも言えます)

 

税理士業界で転職することを検討している方に知っておいていただきたいことがあります。

それは、「この業界は何度も転職をくりかえしてジョブホッパーになってしまい、結果として年収も下がってしまう人が一定数いる」ということです。

確かに、会計事務所ってどこも同じような仕事をしていますから、ひとつの事務所で仕事が一人前にできるようになればよその事務所でも働けます。

ただ、転職活動のやり方をまちがえてしまうと、

転職するたびに年収が下がる…というつらい状況になってしまう可能性があるんですよね。

こういう転職の仕方をくりかえしていると、

最終的には職場環境が劣悪なブラック事務所ぐらいしか

選択肢がなくなってしまうことすら考えられます。

管理人

これでは何のために転職するのかわかりません。

せっかく時間と労力をかけて転職活動するなら、年収が上がり、より働きやすい職場に変わりたいですよね。

それではどうしたらいいのか?ですが、重要なのは転職先の事務所求人を「どこで探すか?」です。

転職活動って情報が命の世界です。

スタート地点(情報を探す場所の選択)をまちがえると、致命的なミスになってしまうことがあることをぜひ理解しておいてください。

労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

いま税理士事務所で働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。

職員を「使い捨て」ぐらいにしか考えず、安い給料で搾取しまくるブラック事務所は、

2023年現在も残念ながら一定数存在しています。

こういう事務所ほど「うちはアットホームな職場です!」…みたいにアピールしていることが多いので注意が必要です。

ブラック事務所にまちがえて応募するリスクを避けるためにも、

会計職専門の転職サイトを活用しましょう。

管理人

↓こういった専門サイトでは、

ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので安全です。

MS-Japan(税理士業界専門の無料転職サイト)

ホワイト事務所の求人多数あり!

MS-Japanは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOK年収400万円の求人
経験2年以上で年収600万円の求人
BIG4など大手税理士法人の求人
税理士試験と両立しやすい残業なし求人
会計事務所から経理への転職歓迎の求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>現在8,647件の求人あり

(求人例:画像クリックで拡大)

(求人例:画像クリックで拡大)

正直、税理士業界に転職するなら、

ハローワークやリクナビは使わない方が良いと私は思ってます。

管理人

実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。

(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)

私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、

彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。

情報リサーチには会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。

(無料アカウント登録すると詳細な求人検索をかけられます)

↓例えば、以下のような優良求人をたくさん見つけることができますよ。

  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
  • リモート勤務OKな税理士事務所求人
  • 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
  • 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
  • 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
  • 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
  • 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人

(在宅ワークOKな会計事務所求人)

(実務経験者向けの資産税事務所求人)

(未経験・資格なしでも年収400万円〜の求人)

(科目合格者は待遇面で優遇してもらえる事務所求人)

>>現在募集中!税理士事務所求人を見てみる

「今すぐ転職する気はない人」もやっておくべきこと1つ

今すぐは転職するかどうか決めてない。

でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。

チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。

(なのでいろいろ調べてる)

↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、

おそらくこういう段階だと思います。

転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。

人生でそう何度もあることではありませんし。

管理人

ただ、こういう段階の人ほど、

転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。

実際には、転職って運で決まってしまう部分もあります。

たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?

で決まっちゃうことも多いんです。

能力的に優秀な人でも、たまたま良い求人に出会えずブラック事務所で働いている…みたいなことって普通にあります。

(逆に言うと、能力的には普通だけど、転職活動の進め方が上手でホワイト事務所に入社できている人もいる)

重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。

具体的には、転職サイトに転職先に求める条件をしっかり入力しておくのがコツですね。

(年収や組織規模、残業上限など)

↑これをやっておくと、

転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。

条件にマッチした事務所求人が出た瞬間にスマホに自動通知してもらえるので、

優良事務所の求人を見逃すリスクがなくなるのが大きいです。

(転職サイトで求人検索をかけてるだけ、

なんとなく求人をながめているだけ…の人たちと大きな差がつきます)

いい感じの事務所求人が見つかったら、

ブックマーク保存等で情報としてストックしていきましょう。

日常的に積み上げた優良な情報ストックを、

行動を起こす時の判断基準に使えるようにしておくのが大切です。

管理人

↓年収高めのホワイト事務所の求人や、

BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、

募集期間が短い傾向があるので注意してくださいね。

(優良事務所の求人例:クリックで拡大できます)

(優良事務所の求人例:クリックで拡大できます)

(優良事務所の求人例:クリックで拡大できます)

>>無料アカウント作成時には「希望条件」をしっかり入力しておきましょう

現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)

 

転職サイトを日常的にチェックし、

気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、

「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。

自分には別の選択肢もある」

↑と気づけるのも重要です。

ストレスでどうしようもなくなる前に、

転職という手を打つことができるようにしておきましょう。

これって、今の職場で働く上でも

精神的な安定につながります。

いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

管理人

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)

そうなると、さらに現状への依存度が高まって、

抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。

転職サイトは誰でも無料で使えます。

今すぐは転職できない人も、

無料アカウント登録だけはやっておきましょう。

なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)

 

転職サイトっていろんなところがありますよね。

この記事を書いている2023年現在で、

なんと1万社以上あるそうです。

最大手のリクナビとかの方が、

学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…

という方も多いかもしれません。

管理人

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。

必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、

仕事探す側も税理士受験生だったり、

キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、

普通の求職者とは異なる事情が多いんです。

こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、

税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。

  • ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
  • 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
  • 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
  • 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人

↑これらに該当する人は、

税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。

リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)

がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。

会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。

現時点で8,647件の求人がありました。

管理人

(求人の例:画像クリックで拡大)

(求人の例:画像クリックで拡大)

(求人の例:画像クリックで拡大)

(求人の例:画像クリックで拡大)

(求人の例:画像クリックで拡大)

>>現在募集中の税理士事務所求人を見てみる

まとめ

今回は、いま働いている会計事務所から別の事務所に転職することを検討している方向けに、退職理由の上手な伝え方を解説しました。

税理士業界って転職を成功させやすい業界といえますが、

逆にいうとジョブホッパーになってしまいやすい業界でもあるので注意してください。

転職の成功・失敗って、正しい情報収集のやり方を知っているかどうかだったりします。

(ぶっちゃけ、運とタイミングで決まる部分も大きいですから)

転職がうまくいかない人って「いざ転職活動をするタイミングになって、あわてて情報収集を始める」というやり方をしてしまうケースが多いんですよね。

最後の最後にお伝えしたいこと

↓転職に限らずですが、

仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。

 

能力やスキルももちろん大切なんですが、

転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。

税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、

転職活動のやり方がまずかったのが原因で、

ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

転職サイトへの登録って、3分でできる作業です。

お金もかかりませんし、

いつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

管理人

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
  • 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!

もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人

MS-Japan(税理士業界専門の無料転職サイト)

ホワイト事務所の求人多数あり!

MS-Japanは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOK年収400万円の求人
経験2年以上で年収600万円の求人
BIG4など大手税理士法人の求人
税理士試験と両立しやすい残業なし求人
会計事務所から経理への転職歓迎の求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>現在8,647件の求人あり

(求人例:画像クリックで拡大)

(求人例:画像クリックで拡大)

© 2023 会計職のキャリア戦略