
(理想の働き方に向かって…!)
初めまして!
ブログにご訪問いただきありがとうございます!

このブログでは、会計の仕事を目指す人向けに、
転職活動を成功させるにはどうしたらいい?
の情報を発信しています。
(年収上げるには?残業減らすには?など)
↓ごく簡単に私のプロフィールを書きますので、
参考にしてみてください。
25歳の時に未経験・資格なしのニートで会計事務所に入社

(私は25歳のニート状態から会計事務所で働き始めました)
私が最初に会計関連の仕事についたのは、
会計事務所(税理士の事務所)の職員としてでした。
ちなみに、当時の私は年齢25歳のニートです。
新卒入社した会社(証券会社)の営業がつらすぎてすぐに辞めてしまい、
目標も人脈も夢も希望もお金もなく、これからどうしようか…とさまよっている状態でした。
なお、会計事務所(税理士の事務所)に入社とはいっても、
もちろん税理士資格なんて持っていません。

なんとなく「会計の仕事が自分にはあってそう」と思っていた私は、
ハローワークの求人で見つけた会計事務所の求人に応募し、
とりあえずはキャリアをスタートしてみることにしたのです。
(無職期間が長くなっていてかなりあせっていたので)
↓ところがこの選択が2年間の地獄の始まりでした…。
月収手取り「たったの16万円」だった会計事務所時代…

(年収200万円台=月収手取り約16万円で奴隷のように働かされていた頃の話)
私が最初に入社した会計事務所は、
大阪で従業員20名ぐらいの個人事務所でした。
会計事務所って、どこも従業員5名〜10名ぐらいの規模でやっているので、
比較的大きい方の事務所ですね。
しかし、会計事務所って
「規模が大きい=年収や環境がいい」とはまったく限りません。
実際、私が最初に入社した20名規模の会計事務所は、
↓こんな地獄のような職場環境でした。
(書いているだけで当時を思い出して胸が苦しくなってきた…)

- 年収は200万円台。月収手取りにすると16万円程度。
- 残業代の支給なし(仕事の遅い奴が悪いという理屈。当時は今ほどブラック企業に厳しくなかった)
- 繁忙期には深夜まで残業が当たり前で、日付が変わって終電を逃すこともある。
- 職員1人の担当顧問先30件以上が普通。40件持ってる…なんて人もいる。
- 所長税理士はパワハラ気質で、ミスをした職員をみんなの前に立たせて公開説教(罵声・恫喝なんて当たり前)
- よくわからない「所長税理士の家族(嫁や娘)」が事務所内をうろうろしていて、ろくに仕事もしていないのに自分と同じぐらいの給料をもらっている。
- 税理士試験との両立なんて不可能。職員20人もいるのに事務所内に有資格者はゼロ(所長税理士だけ)
↑ごく普通の一般企業に勤めたことのある方なら、
異常と感じる環境だと思いますが、こんな会計事務所は世の中に普通にあります。
客観的に見ればいわゆるブラック会計事務所というやつですね。
当時の私はブラック事務所の見分け方なんて知りませんでした。

今から考えるとよくあんなところで働いてたよな…という感じなんですが、
私のまわりで一緒に働いている人たちも当たり前のように受け入れていたので、
「どこの事務所もこんなもんなのかな…」と思っていたんですよね。
不満はあるけど、現状維持の方が楽。
所長なにか文句を言おうものならクズ呼ばわりされるだけなので、口答えなんかする方が損…。
↑なんて思いながら、毎日息を殺すようにして働いていたんです。
人間、ひとつの環境に長いこといると、感覚がマヒして抵抗する気持ちがなくなってしまうのかもしれません。
1回目の転職で「年収250万円→400万円」に成功!

(年収を上げるなら転職は「必須」であることを痛感)
そんなこんなで2年ほどこのブラック事務所で働いていたんですが、
- 激務に耐えかねて体調をくずし、うつ病寸前までいってしまった
- 月収手取り16万円では、一人暮らしの生活費+資格スクール代すら払うのがぎりぎり
- 働きながら挑戦した税理士試験に2年連続で全滅してしまった
↑このトリプルパンチをきっかけに、
「さすがにこの職場で働き続けるのはやばい」と感じるようになり、1回目の転職を経験しました。
その結果として、年収250万円から年収400万円へいっきにアップできたんです。
仕事内容はほぼ同じなのに、いきなり年収1.5倍です。本当にびっくりしました。
(まあ転職前があまりにも年収低すぎたということなんですけど…)
年収って「入社時点」でほぼテーブル(給与体系)が決まるんです。
なので、入社時点で低年収を受け入れてしまうと、
ずっとそれをベースに働かされてしまうんですよ。
私も1社目の事務所で働き続けていたら、
たとえ10年働いたとしてもここまで年収は上がらなかったと思います。

会計事務所って、基本的にどこも同じ仕事をしています。
2年間程度の実務経験があれば、たいていはどこでも即戦力として採用してもらうことが可能ですよ。
会計事務所の実務経験者は(とても)転職しやすい

(会計事務所の経験者って本当に転職しやすいです)
ある程度の仕事を自力でやれる即戦力人材を欲しがっている事務所って、意外なほどたくさんあります。
即戦力といっても、
「自分で担当持って月次監査までなら自力でやれる」
ぐらいのレベルでもぜんぜんOKだと思います。

税理士業界って人の入れ替わりがかなり激しいですから、
- 急に退職者が出て顧問先の決算がまに合わない!
- 多少はお給料高くなってもいいから、来月からすぐにでもきて欲しい!
↑こういう状態のところがすごく多いんですよね。
こういう事務所は大急ぎで人を集めていますから、提示される年収も必然的に高めです。
例えば以下のような感じで、
↓入社初年度からけっこうな年収を提示している求人もありますね。
2回目の転職で「年収400万円→600万円」とさらにアップ

(会計事務所業界で年収アップしたいなら転職は必須です)
1回目の転職で味をしめた私は、2社目の会計事務所で数年間勤務した後、
さらに別の会計事務所に転職しました。
この時点で会計事務所職員の仕事(月次監査〜税務申告まで)をほぼ自力で完結できる自信があったので、
↓担当の転職エージェントさんに以下のように依頼しました。
今回の転職では年収アップにこだわりたいので、
①年収を上げられる可能性のある求人にしぼって紹介してください。
あと、できれば②年収交渉を強気にお願いします。
仕事については、法人税申告まで完結できることをアピールしてもらって構いません。
少し時間をかけて転職活動をした結果、
最終的に「年収400万円→年収600万円」の転職に成功することができました。
(なお、時間をかけたといっても、基本的にエージェントさんにすべて丸投げですので自分でやることはほぼありません)
私が25歳ですでに犯していた「致命的な間違い」

(私が25歳のキャリア1年目ですでに犯していた「致命的な間違い」とは?)
私は会計事務所に入社して働き始めてからは
「いつかは税理士として独立する」という夢を描くようになっていたので、
いまはしんどいけど、がんばって税理士試験に合格して、
独立したら一気に取り戻せるはず。
だから職員としての給料なんてそんなに重要じゃない。
↑こんなふうに考えていたんですよね。
(同じように考えなが働いている人、けっこう多いんじゃないですかね)
しかし、この考え方は、税理士業界で働くなら絶対にやってはいけない致命的な間違いです。
職員として安い給料しか稼げない人は、独立してもやっぱり稼げないです。
少なくとも、10年以上この業界で働いてきて、
「職員時代は貧乏だったけど、独立していきなり成功した」
なんて話は聞いたことがありません。

人は良くも悪くもまわりの環境に適合していくものです。
まわりが低年収なら、自分も知らず知らずのうちに低年収になっていきます。
逆にいえば、まわりがたくさん稼いでいる環境なら、自分の年収も自然と上がっていくということですね。
重要なことは「職員時代からきちんと稼げる環境に身をおくこと」です。
私は1社目の会計事務所に入社した時、この意識があまりにも低くて失敗しました。
将来的に税理士として独立も視野を入れている人は、会計事務所の職員として修行する時点から高年収を目指さないといけません。
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま働いている人も、これから働く人も、
ブラックで過酷な環境で働きたくないなら、
働く事務所をまちがえないことがたいせつです。
(求人探しの段階でブラック事務所を候補にいれないこと)
そのためには、転職活動の準備段階で
情報リサーチをしっかり行うようにしてください。
具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、
いま世の中に出ている最新の事務所求人をチェックするようにしましょう。

MS-Japan(税理士業界専門の無料転職サイト)
ホワイト事務所の求人多数あり!
MS-Japanは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOK年収400万円の求人
経験2年以上で年収600万円の求人
BIG4など大手税理士法人の求人
税理士試験と両立しやすい残業なし求人
会計事務所から経理への転職歓迎の求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>現在8,647件の求人あり
マイナビ税理士
科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
いろんな転職サイトを比較してみたい人は
↓こちらの記事で選び方を解説してますのでどうぞ。

↑これらのサイトのように、
税理士事務所の求人だけを
専門であつかう転職サイトを使うのが、
この業界での転職成功のコツです。

正直、税理士業界に転職するなら
ハローワークは使わない方が良いと私は思ってます。
(実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました)
情報リサーチには税理士業界専門の転職サイトを使うようにしましょう。
税理士業界専門サイトなら、
↓例えば以下のような求人を見つけることができますよ。
- 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
- リモート勤務OKな税理士事務所求人
- 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
- 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
- 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
(ライバルに負ける?)今すぐは転職しない人も転職サイトへの無料登録はやっとくべき理由

(今すぐは転職する気はない人も、転職サイトへの無料登録だけは早めにやっときましょう)
今すぐは転職する気はないけど、
今の環境にはなんとなく不満と不安がある…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動って正直ハードルが高いですよね。
転職なんて、
人生でそう何度もあることではありませんから。

転職って運もあって、
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
で決まっちゃうことも多いんです。
なので、転職サイトに登録だけはやっておいて、
常に最新の求人情報がスマホに入ってくるようにしておくのが重要ですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
自分が求める年収条件などを登録しておきましょう。
これだけやっておくと、
条件にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
好条件な求人を見逃すリスクがなくなりますよ。
>>「なんで無料?電話勧誘がしつこい?」など、
転職サイトについてのよくある質問はこちら
現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(いまの環境への不満とストレスが限界を迎える前に手を打っておきましょう)
いま現在の環境への不満とストレスが蓄積されると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
(そうなると、さらに現状への依存度が高まって
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがち)
転職サイトで気になった求人をブックマークしておくだけでも、
今の場所で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある。
↑と気づけます。
ストレスでどうしようもなくなる前に転職という手を打つことができますよ。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですね。
(英語では「プランBを持っておく」的な言い方をします)

優良求人が集まっている
↓おすすめの転職サイトはこちらです。
(完全無料・完全匿名で使えるサイトです)
\ 未経験・資格なしOK!年収400万円〜/
>>「なんで無料?電話勧誘がしつこい?」など、
転職サイトについてのよくある質問はこちら
なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2022年現在で、
なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれませんね。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
見られる求人の質がまったく違いますし、
担当してくれるエージェントも
会計事務所経験者だったりするので、
税理士業界の裏事情にものすごく詳しいんですね。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイト・転職エージェントについてのよくある質問(と回答)
転職サイトや転職エージェントについての
↓よくある質問と回答はこちらでまとめています。

まとめ

(税理士業界で「転職」はキャリアアップのためのごく自然な選択肢です)
この記事では、私の税理士業界での転職体験談をお話ししました。
私はブラック事務所・小規模事務所・資産税特化事務所といろいろ経験しましたが、
こうやって複数の事務所を渡り歩く感じで転職していくのって、税理士業界ではごく普通だったりします。
私が優秀だから転職成功できたわけではありません。
私は学歴も職歴もフツーですし、仕事の能力もそんなに高くないです。
情報収集をしっかりやっていたことぐらいですね。
今すぐは転職活動を始められない人も、
いまどういう事務所が求人を出しているのか?
の情報収集は今すぐ始めておきましょう。

↑こういう働きやすい環境のホワイトな事務所の求人って、
本当にあっというまに募集が締め切られます。
日常的に情報リサーチして目星をつけておき、
行動するタイミングになった時に迷わないようにしておくことが必須です。
劣悪な環境で働きたくないのはみんな同じです。
他人より良い環境に行きたいなら、頭ひとつ抜けでた行動は必要ですよ。
ハードルを上げ過ぎる必要はありませんが、
上を目指すならなんとなく今の延長で日常を過ごしているだけ…
ではやはりダメです。

情報が意識しなくても自動的に入ってくるように環境を整えておくのがポイントですね。
具体的には転職サイトで無料アカウントを作り、
希望する転職条件をサイト内でしっかりめに入力しておきましょう。
↓これをやっとくだけで、あなたにマッチする事務所求人が出た瞬間にメール等で自動通知してもらえます。

(会計事務所求人専門の転職サイトで無料アカウントを作り、最新の情報が自動的に入ってくるようにしておきましょう)
\ 優良事務所の求人多数あり!/
↑気になった事務所の求人をこまめにチェックしておくと、
税理士業界の年収相場や、求められるスキルについても自然と頭に入ってきます。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓成功するために大事なのって、結局はこれなんですよね。
(日本は資本主義社会なので、就活も仕事も競争はあります)

(個人的に衝撃を受けた本です。こちらからスマホでも今すぐ読めます)
転職活動を成功させるためにもっとも重要なのは情報収集です。
そして、税理士業界での情報収集は「税理士業界専門の転職サイト」を活用することが必須になります。

↓ですが、こういうかんたんな作業ですら以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても理由をつけてやらない人
これは就活も普段の仕事も同じです(あなたのまわりにもいませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
稼げるようになる人といつまでたっても稼げない人とで違いが生じるのはこういうところなんです。
↓今から5年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
