会計事務所(税理士事務所)の給料は安い?年収が上がらない理由は?

2018年5月18日

  • 会計事務所は給料が安いって聞くけど、これって本当?
  • ブラック企業のような事務所もある?
  • 少しでも高い年収で働くにはどうしたらいい?
読者様

ネットの口コミ情報などをみていると、

会計事務所は給料が激安だからやめとけ

という情報を見かけます。これって本当なんでしょうか?

そうですね。

残念ながら給料がとても安い事務所が存在しているのは事実です。

私自身も、年収200万円台で過労死寸前まで働かされる

ブラック事務所で働いた経験があります。

管理人

もちろん、すべての会計事務所がブラックというわけではありません。

中には高年収を稼げるホワイトな会計事務所もたくさんありますよ。

重要なことは、きちんとしたお給料が稼げる事務所に所属して働くことです。

この記事では、10年間で3社の会計事務所を経験した私の体験談込みで、

会計事務所の職員が高い年収で働くための具体的なポイントを解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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会計事務所は「給料の安いところ」と「給料の高いところ」の2種類がある

税理士事務所 給料 安い

(税理士事務所は「給料の安いところ」と「給料の高いところ」に二極化している)

 

2021年現在、会計事務所には

給料の高い事務所給料の安い事務所の2種類があります(二極化しています)

同じ働くなら給料は高い方がいいに決まっていますよね。

そのために重要なのは、

職員の給料を平均よりも高めに設定している事務所で働くことです。

ちなみに、未経験者でも給料が高い事務所で働くことは可能ですよ。

具体的にどのぐらい年収差があるのか、

実際の求人を参考に見てみましょう。

管理人

なお、年収条件の良い会計事務所求人は、

↓下記のような会計職専門の転職サイトでたくさん見つかります。

サイト内で希望する事務所規模や年収の条件を入力しておくと、

マッチする求人が登録されるたびに自動通知してくれて便利ですよ。

いずれも無料で使えるサイトですので、活用しましょう。

REXアドバイザーズ

科目合格以上・実務経験者むけの優良求人が多数!

REXアドバイザーズは、税理士事務所と経理職の専門転職エージェントです。
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会計事務所から経理への転職求人まで、
高年収な優良求人が豊富です。
※未経験資格なしの人はHUPRO(ヒュープロ)の方が求人を探しやすいです。

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(科目合格者向け求人:クリックで拡大)

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これから会計職としてキャリアスタート!という方はここを使いましょう。
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(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

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年収の高い会計事務所求人の具体例

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(未経験OKの会計事務所求人)

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(未経験OKの会計事務所求人)

(↑※画像クリックで拡大できます)

>>未経験OKの会計事務所求人を見てみる

実務経験がまだない未経験者の場合、

会計事務所の平均年収は300万円程度です。

そんな中で、年収400万円スタートという事務所も普通にあります。

「月給25万円程度+ボーナスで月収3ヶ月分」という感じですね。

 

なお、実務経験者向けの求人では、

↓こちらのように年収600万円〜の高年収事務所も普通にあります。

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(資産税特化型の事務所:実務経験者向け)

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(大手税理士法人の求人)

>>実務経験者向けの会計事務所求人を見てみる

 

年収が高い分、仕事がきついのでは…と思われるかもしれませんが、

会計事務所は年収の低いところでも仕事はきついです。

(あまりにも残酷な感じがしますが)

税理士業界は、仕事は優秀だし性格もまじめなのに、

事務所選びを失敗したことで低年収になってしまっている人があまりにも多いです。

会計事務所の実務経験が1年以上ある人なら、上で見たような

資産税などの特化分野を持つ事務所や、

スタッフ100名以上の大手事務所も選択肢に入れることができます。

こうした事務所では職員の給料も高く設定されていることが多いですから、

ぜひ選択肢に入れてみてください。

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その一方で、年収がかなり低い会計事務所もある

↓その一方で、こちらのように

年収がかなり厳し目の条件になっている求人も存在しています。

管理人
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(未経験者OKの会計事務所求人)

 

↑こちらの求人は年収230万円スタートです。

(「万円〜万円」と書かれている場合、

未経験者はたいてい低い方からスタートになります)

実務未経験とはいえ、年収230万円だと月給にすると18万円ぐらいだと思います。

独身で20代前半の方ならいいかもしれませんが、

20代後半以上の人や、家族がいる人でこの年収条件は非常に厳しいですね。

所属する会計事務所によって、稼げる給料に差が出る理由

会計事務所 給料 安い

(同じ会計事務所でも給料がぜんぜん違う理由は?)

 

ここまで読んでいただいた方の中には、

なぜ、おなじ未経験者なのに、

所属する事務所によって給料に格差が生まれるのか?

という疑問を持たれた方も多いでしょう。

この理由は実はとても簡単です。

それは、もうかっている事務所と、もうかっていない事務所があるからです。

もうかっている事務所に所属すれば、

未経験者でも良いお給料をもらえます。

その一方で、もうかっていない事務所に所属してしまうと、

どんなに優秀で頑張っている人でも安いお給料しか稼げません

管理人

上で未経験OKの会計事務所求人を紹介しましたが、

未経験者OKの求人なのに、

年収で100万円以上の差があったことに注目してください。

>>年収の高い会計事務所求人と、低い会計事務所求人

未経験者は、入社時点での実務能力はみんな同じくゼロです。

(税理士試験の合格者を含めて、いきなり自力で申告書を作れる人なんていません)

これは純粋に所属先の事務所の収益力に基づく差であるのはまちがいないでしょう。

一般企業でも、大手企業で働く人と中小企業で働く人とで、

能力には大きな違いはないでしょう。

(むしろ中小企業で危機感持ってばりばり働いている人の方が能力高いことは多い)

それでも、収益力のある大手企業で働く人の方が、

たくさんお給料をもらっているのが現実です。

すでに独立している人でない限り、

税理士資格をもっていようがなかろうが私たちはサラリーマンです。

サラリーマンとして高いお給料を稼ぐためには、

所属先の企業がきちんと収益を出している必要があるのです。

もうかっている事務所と、もうかっていない事務所の違い

会計事務所 給料 安い

(もうかっている会計事務所と、そうでない事務所の違いは?)

 

会計事務所でしっかり給料を稼げるようになるためには、

もうかっている事務所に所属して働くことが大切だということを説明しました。

それでは、もうかっている会計事務所というのはどういうところなのでしょうか。

↓具体的には、以下のいずれかの特徴があります。

それぞれのポイントについて、順番に見ていきましょう。

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1.顧問料を高く設定できている

会計事務所というのは、顧問料ビジネスの仕事です。

(毎月お客さんから顧問料を払ってもらうかたちでかせぐビジネスモデル)

↓なので、収益を増やすためには、基本的には以下の2つしか方法がありません。

  1. 顧問先の数を増やす
  2. 顧問料単価をあげる

↑このうち、1.顧問先の数を増やすはかなりハードルの高い問題です。

お客さんを見つけられるか?という問題だけでなく、

そのお客さんを担当できる人材(従業員)を確保する必要があるからです。

会計や税務について顧客にアドバイスできるレベルの従業員を育成するには、

どんなに早くても3年ぐらいはかかります。

管理人

なので、もうかっている会計事務所というのは、

顧問先の数を増やすことよりも、

顧問先1件あたりの顧問料単価をあげること(上の2.)に注力しています。

もうかっている事務所は、

顧客1件あたりの顧問料を高く設定できている傾向があるのです。

(逆に、もうかっていない事務所は1件あたりの顧問料が安い傾向があります)

会計事務所が顧問料を高く設定できているか?は、

その会計事務所のホームページなどをみるとなんとなくわかります。

具体的な金額は書いていないことが多いですが、

  • 格安の顧問料をアピールしている会計事務所と、
  • 質の高いサービス(=その代わり顧問料は割高)をアピールしている会計事務所

の2種類があることに気づかれるはずです。

(現在も会計事務所の職員として働いている方も、

ご自身の所属先事務所のホームページをよく見てみてください)

>>もうかっている事務所の3つの特徴(一覧)にもどる

2.優良顧客の開拓ができる所長税理士が運営している

このように、会計事務所が高い顧問料を設定するためには、

もうかっている優良な企業を顧問先として持たなくてはなりません。

もうかっている会計事務所は、この点をうまくやれていることが多いです。

もうかっている会計事務所は、

上場を目指しているような収益力の高い中堅企業や、

医療法人や作家や芸能人など「お金をたくさんもっている人たち」を

顧問先としてがっちり押さえていることが多いです。

管理人

こうした優良顧客を顧問先として持つことができるか?は、

会計事務所の経営者である所長税理士のビジネスセンス(営業力)にかかっています。

(職員は営業マンではないですから、

顧客開拓については所長税理士がメインでやっているケースがほとんどです)

この点、税理士として優秀であっても、

必ずしもビジネスセンスのある経営者であるとは限らないことに注意が必要です。

中には、勉強ばかりしてきてすぐ独立したので、社会人経験が実はほとんどない…。

というような税理士もいるのが実際のところですね。

ビジネスセンスのない所長税理士のもとで働くことになってしまうと、

あなたがどれだけ優秀でまじめに働いていたとしても、

お給料がいつまでたっても上がらない…

という事態になってしまう可能性があるのです。

(これがブラック事務所が生まれる理由です)

管理人

上で述べたようなことは、いずれもごく当たり前のことです。

いうまでもなく、会計事務所の職員のお給料は、

事務所の売上から払われているからですね。

しかし、意外にこの点が盲点となっている人が少なくありません。

(独立すれば取り戻せる!と考えて今の給料はあまり気にしないという人も多いですね。しかし、後で見るようにこの考え方は絶対にNGです)

3.資産税など「もうかる分野」で仕事をしている

また、会計事務所は資産税業務(相続税申告など)を専門で扱っているかどうか?

で稼げる給料がかなり違ってきます。

↓例えばこちらは未経験者でも応募できる求人ですが、

給料がかなり高めに設定されていますね。

管理人
会計事務所 給料 安い

(未経験者OKの会計事務所求人)

>>資産税特化型の会計事務所求人を見てみる

 

年収480万円なら、ボーナスが月給3ヶ月分だったとすると月給30万円超えますね。

将来的に税理士として独立することを考えている方にとっても、

相続税税業務を扱えることは大きな強みになりますよ。

相続税業務に関する実務経験をゼロから積める会計事務所は、

転職先の選択肢としてかなり魅力的といえるでしょう。

(税理士試験では相続税を科目選択しておくのが良いですね)

会計事務所の職員が給料を上げるためにやるべきこと

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(会計事務所で給料を上げるにはどうしたらいいのか?)

 

ここからは、会計事務所の職員が給料を上げるためには、何をどうしたらいいのか?について考えましょう。

↓この問題について、多くのサイトでは以下のようなあたりさわりのないアドバイスをしているでしょう。

  • 顧問先企業への付加価値を高めましょう!
  • より多くの顧問先を担当できるように効率的に仕事をこなせるようになりましょう…!

しかし、私はこんなクソの役にも立たないようなきれいごとはいいません。

はっきりいって「まじめにがんばっているだけ」では、

会計事務所職員の給料は上がっていかないのが現実です。

(勤続1年ごとに月3000円アップ…とかはあるかもしれませんが、それって意味あります…?)

会計事務所の職員として給料をあげたいなら、

「もうかっている事務所で働くこと」が絶対に必要です。

すでに見たように、会計事務所の収益は、

顧問先1件あたりの顧問料設定によってほぼ決まります。

あなたの給料は所属先事務所の収益から支払われますので、

自分の事務所がもうかっているのか?は、

あなたの給料を決めるもっとも重要な要因なのです。

つまり、会計事務所職員としてのあなたの給料は、

どの事務所に入社したか?

の時点でほぼ決まっているといっても過言ではありません。

管理人

独立を目指す人も「職員時代の給料」にこだわらないといけない理由

税理士を目指す人の多くは、

  • まずは未経験で税理士事務所に入社し、
  • 実務経験を積みながら3年〜5年ぐらいかけて税理士試験に合格し、
  • その後に独立(または大手事務所や一般企業に勤務税理士として転職)

↑というキャリアを検討しているでしょう。

実際、私もこういうプランを立てていました。

確かに今の自分の給料は安い。

でも、税理士試験に合格して、

独立して自分の事務所を持てば一気に取り返せるはず…。

と思って頑張っていたんですよね。

当時の私の給料は月給で手取り18万円ぐらい。

年収だと200万円台でした。

生活していけないレベルではありませんが、

20代後半になってこの金額はかなり厳しかったです。

管理人

↓当時の私は、こういう感じで非常にしんどい思いをしながら働いていました。

  • 毎日残業しているのに残業代が出ない。
  • 繁忙期には毎日深夜まで残業する。日付が変わることもある。
  • 一人当たりの担当顧問先は常時30件超。繁忙期以外にも慢性的に残業が発生。
  • 毎日、へとへとになって午後8時ごろに仕事を終わり、そこから資格スクールに行って補講のDVDを見て勉強…(生の講義時間には間に合わない)
  • 所長税理士は「勉強させてやってるんだからこの程度の給料で当たり前」と常に横柄な態度…。

ただ、最初の会計事務所で働き始めて2年ちょっと経ち、

貯金もまったくできておらず、仕事の激務さからその年の税理士試験で全滅(2科目受けてどっちも不合格)したことから、

このままではひょっとしてダメなのかも…。

と思い始めたんです。

雇用環境が劣悪なブラック事務所で、

仕事をしながら税理士試験に合格するのはほぼ無理です。

将来的に独立するにしても開業資金は必要になります。

独立前提で会計事務所で働く人も、

職員時代にどのぐらいのお給料を稼げるのか?

はきちんと考えておく必要があるのです。

うちの事務所って、ひょっとしてブラックなのかも…と考えた私は、

別の事務所に転職することを本格的に考え始めました。

よくよく考えてみたら「よその事務所の職員ってどんな感じで働いているのか?」

についてきちんと情報収集をしたことってなかったんですよね。

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会計事務所はどこも同じような仕事をしている

私自身、3社の税理士事務所を経験して実感したことですが、

会計事務所の職員というのは、どこでも基本的に同じ仕事をしています。

月次監査をして、決算と税務申告。

それにプラスアルファで月次監査時に試算表を見ながら経営指導という感じですね。

(あと、単発で相続税申告や税務調査の立ち合いなど)

管理人

なので、1つの事務所で一人前に仕事ができるようになれば、

別の事務所では「即戦力扱い」で採用してもらうことができます。

1つの顧問先について一人前に税務申告まで完了できるようになるには、

3年程度の実務経験があれば十分可能でしょう。

同じ仕事をしていても、もらえる給料の金額には雲泥の差が…。

私の場合、3社の会計事務所を経験したのですが、

どこでも仕事内容はあんまり変わっていないのに、

所属する事務所によって受け取れる給料の金額には雲泥の差がありました。

これは別に私の能力がアップしたからではありません。

ただ「自分の所属する事務所がもうかっていたか、もうかっていなかったか」の違いです。

同じ仕事をしているのに、

どの事務所に所属するか?によって稼げる給与額がかなり違ってくるのですから、

転職活動は慎重に行わないとめちゃくちゃ損してしまいます。

注意してくださいね。

管理人

まとめ

今回は、会計事務所で働く人の給料の実態について解説しました。

会計事務所には給料の安いところと、高いところがあります。

そして、その給料の差は事務所そのものがきちんと利益を出していて、もうかっているかで決まるのです。

同じ働くなら、給料は高いほうがいいに決まっていますよね。

現在の雇用環境に不満を感じている人や、

きちんと給料を稼げる会計事務所で働きたい人は、

きちんと収益を出していて、従業員に還元している事務所を選ぶようにしてください。

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