税理士事務所で働くには?

会計職のキャリア戦略

税理士事務所(会計事務所)はブラック?10個の特徴と見分け方のポイント

  • ブラックな雇用環境の税理士事務所は少なくないらしい…。
  • 税理士事務所で働きながら税理士試験の勉強をすることは可能?
  • ブラックな事務所の特徴は?見分けるにはどうしたらいい?
読者様

税理士事務所って、ブラック企業みたいな環境のところもあるんですか?

税理士事務所は、従業員数1名〜10名以内の「小さな組織」であることがほとんどです。労働組合のようなものは普通ありません。

組織のリーダーである所長税理士の経営方針によっては、ブラック企業のような環境になってしまう可能性があるのです。

管理人

ネット上の口コミで、「税理士事務所にはブラック企業が多い」という意見を目にしたことがある人は多いかもしれませんね。

残念ながら、これは一部本当です。

税理士事務所(会計事務所・税理士法人も同じ意味です)というのは、所長税理士を含めて数人~10人以内で活動している所が多いですから、

「人手不足」が原因でブラック企業のような雇用環境になってしまっている事務所は少なくないんです。

もちろん、すべての税理士事務所がブラックな環境というわけではありません。

中には従業員の定着率を高めるために頑張っている事務所もありますよ。

重要なことは、「ブラックな事務所」と「ホワイトな事務所」をきちんと見分けることです。

管理人

ブラックな事務所というのはいくつか共通の特徴がありますから、求人情報を注意深く観察すれば見分けることができます。

この記事では、ブラックな税理士事務所(会計事務所)を見分けるためのポイントを具体的に解説しますので、

「これから税理士を目指してキャリアをスタートする!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ブラックな会計事務所の労働実態(体験談)

税理士事務所 ブラック

(ブラックな税理士事務所の実態とは?)

まずは、そもそもブラックな税理士事務所(会計事務所)というのがいったいどういう環境なのか?を知っておきましょう。

私(管理人)が実際に体験したブラックな事務所の雇用環境を紹介します。

管理人

↓※ブラック事務所の具体的な特徴と、見分けるポイントから読みたい方はこちらをクリックしてください(この記事の下部に飛べます)

>>ブラックな税理士事務所を見分ける!チェックポイント10個

私自身、過去10年間で3社の税理士事務所を経験していますが、

最初に入社した1社目の税理士事務所は、今から考えると完全にブラック事務所でした。

↓従業員20名程度の比較的大きな事務所で、雇用環境は以下のような感じです。

ブラック事務所の実態…

  • 繁忙期は毎日日付が変わるまで深夜残業。しかも残業代が出ない(明確に労働基準法違反)
  • 一人当たりの担当顧問先の数が30件〜40件と多すぎて、仕事が超激務。税理士試験との両立なんて不可能。所長税理士以外は全員が無資格
  • 所長税理士がパワハラ的な人格で精神を病む職員が続出…。若手職員は半数以上が1年以内にがんがん離職していく…。
  • 新人教育の仕組みがなく、まったく仕事を教えてくれない。先輩職員:「どうせほとんどの若手は辞めるから教えても無駄」
  • 激安の顧問料で仕事をとってきているので、そもそも事務所がもう買っていない。給料は激安で、5年目の職員でも月給手取り18万円…)

↑ブラックな税理士事務所というのはこういう環境です。

あなたはこんな環境では絶対に働きたくないですよね(私は二度と嫌です…)

特に、税理士試験との両立を目指している人は、プライベートの時間をしっかりと確保できる事務所を選ぶことはとても大切ですよ。

税理士事務所がブラックな環境になりがちな理由

↓税理士事務所がブラックな雇用環境になってしまいがちなのには、以下のような理由があります。

ブラックな環境になりがちな理由

  1. 所長税理士と職員の力関係
  2. 職員どうしの人間関係が単調
  3. 優秀な税理士と、稼げる税理士は違う
  4. 従業員が一人前になるまでとても時間がかかる

こうした内部事情について知っておくと、

自分の勤務先として、どの税理士事務所を選ぶべきか?を考える上で役に立つと思いますよ。

それぞれの理由について、順番に解説します。

↓※この項目は飛ばす方はこちらをクリック(この記事の下部に飛べます)

>>ブラックな税理士事務所を見分ける!チェックポイント10個

所長税理士と職員の力関係

税理士事務所の所長税理士と、そこで働く職員の関係は、

経営者と従業員」というより、「師匠と弟子」のような関係になりがちです。

良くも悪くも「昔ながらの徒弟関係・丁稚奉公」になりがちなので、職員の側からなかなかものがいいにくいんですよね。

↓所長税理士(あなたを雇う税理士事務所側)の立場としては、以下のような本音を持っている人も少なくありません。

「どうせ税理士資格をとって、仕事も一人前になったら独立するんでしょ?

うちはそれまでの腰かけだよね。

職員が一人前に税理士実務をこなせるようになるまでは、どんなに優秀でも3年はかかる。

手間ひまかけて教育しても、一人前になった途端に辞めていかれるのだから、職員を教育することに事務所としてはなんのメリットもないよ。

最悪の場合、ノウハウを持っていかれて、しかも顧問先も持っていかれるリスクすらあるし。

うちは最低限の給料しか出さないから、君たちも最低限の仕事だけしてよ。」

もちろん、「師匠と弟子」の関係の良いところもあります。

入社当初はどんなに勉強はできる人でもひよっこですので、まともな仕事をすることはできません(当たり前ですが)

それでもお給料をもらいながら、税理士としての仕事を教えてもらえるのは、所長税理士が多めにみてくれているからです。

また、職員時代に所長税理士との関係をしっかり構築できれば、自分がたとえ独立した後も良い関係を続けることができるでしょう。

運が良ければ、クライアントの紹介をあっせんしてくれたりといったこともありえます。

職員どうしの人間関係が単調

税理士事務所というのは、基本的に小さな組織です。

転勤などはありませんから、一度入社したら、人が辞めない限りはずっと同じメンバーで働くことになります。

気の合う人どうしならいいですが、必ずしもそううまくはいかないでしょう。

そうなると、どうしても「先輩の言うことは絶対」「圧倒的に力関係が強いベテランと若手職員」という人間関係になりがちです。

悪くすると、先輩による後輩いびりのようなことをしている事務所もあります。

先輩の職員が仕事を教えてくれない…」というのは税理士事務所あるあるですが、

ベテラン職員からすると「ていねいに教えても、ほとんどの職員は辞めていくし」という事情があります。

「優秀な税理士=稼げる税理士」ではない(事務所自体がもうかっていないことも多い)

ブラックな税理士事務所の特徴は、給料水準が一般的な企業に比べて極めて低いことです。

これには経営者である所長税理士のビジネスセンスが原因であることも少なくありません。

税理士という職種は会計や税務の専門職です。

日本の税法は極めて難解なので、税務申告書をきちんと作ることができるというのは、「職人技」のような技能と言えるでしょう。

しかし、「職人」として優秀であることと、

税理士事務所を経営する「経営者」と優秀であることはイコールではありません。

税理士としては優秀なのに、お金を稼ぐのが得意ではない人はたくさんいるということですね。

所長税理士のお金を稼ぐ能力が低いと、必然的にそこで働く職員のお給料も安くならざるを得ません。

働く事務所を選ぶときには、「この事務所はちゃんともうかっている事務所なのか?」をチェックする必要があります。

ホワイトな環境の税理士事務所を手間なくリサーチする方法を知りたい方は、こちらをクリックしてください(※この記事の下部にジャンプします)

従業員が一人前になるまでとても時間がかかる

上でもみたように、税理士の仕事というのは「職人技」のような部分が少なくありません。

ある程度の規模の顧問先の法人税申告書を作成できるようになるためには、どんなに優秀でも2年〜3年程度はかかります。

事務所側(所長税理士側)としては、この期間中は職員に顧問先をフリーハンドで任せることができませんから、職員を教育する労力(コスト)だけが発生している状態になります。

必然的に、この期間中(一人前になるまで)はもらえる給料は最低限になりがちです。

職員の側もほとんどのケースでこの辺りのことは理解していますから、一人前になるまでは劣悪な環境でも「修行」と考えてがまんし、

少しでも早く税理士資格を取得して独立や、もっと労働環境の良い事務所(もうかっている事務所)に転職をしていくことを目指す人が多いです。

給料の金額は同じなのに、仕事のきつさは雲泥の差…

私自身は、結局2年半ほど働いてブラック事務所を辞め、別の事務所に転職しました。

2社目の事務所は比較的ワークライフバランスが良かったので、

同じ税理士事務所で、給料水準が同じでも、働き方はここまで違うのか…」とカルチャーショックを受けたものです。

給料が同じなら、プライベートとの両立も可能な環境の方が良いに決まっていますよね。

税理士試験の勉強との両立を目指している人ならなおさらです。

ここ10年間でブラック企業への風当たりはかなり強くなってきていますが、

少なくない数のブラックな事務所がこの世に存在しているのが現実であることを知っておいてください。

とはいえ、税理士としてのキャリアを築いていくことを目指している人にとって、一定期間(5年〜10年ぐらい)は税理士事務所で実務経験を積む必要があります。

なので、重要なことは、入社前にしっかりと事務所をリサーチし、選ぶことです。

すでに税理士事務所で働いていて、ブラック環境に苦しんでいる…という人は、転職も検討しましょう(私もそうしました)

ブラックな事務所に間違えて入社してしまうのを避けるために、次の項目では「ブラック事務所を見分けるための10個のチェックポイント」を紹介します。

ブラックな税理士事務所を見分ける!チェックポイント10個

税理士事務所 ブラック

(ブラックな税理士事務所を見分けるためのチェックポイント10個)

ブラックな税理士事務所を見分けるポイントとして、転職活動中の方は以下のような点をチェックしてみてください。

ブラック事務所の見分けポイント

  1. 職員の平均年齢がかたよっていないか見る
  2. 所長税理士の年齢を見る
  3. 職員の男女比率を見る
  4. 職員の有資格者割合を見る
  5. 未経験者の採用を積極的に行っているかを見る
  6. 繁忙期の残業時間や休日出勤を見る
  7. 初年度の年収を見る
  8. 転職サイトでしょっちゅう求人を見かける事務所に注意する
  9. 格安の顧問料をうたっている事務所に注意する
  10. 職員一人当たりの担当顧問先件数をみる

それぞれのポイントについて、順番に解説していきます。

※なお、在職中で転職活動が忙しく、てっとり早く確実にブラック事務所を避ける方法を知りたい方は、こちらをご覧ください。

1.職員の平均年齢がかたよっていないか見る

職員の年齢構成が極端にかたよっている事務所は要注意です。

例えば、20代のすごく若い人たちと、50代以上のベテランだけ…というような年齢構成です。

こうした事務所は、若手の職員が仕事を覚えて一人前になった段階で、さっさと辞めて別のもっと働きやすい事務所に移って行っている状況が予測されます。

事務所内でのキャリアアップの仕組みがちゃんとしている事務所であれば、

20代で入社した職員が30代、40代と年齢を重ねても所属するメリットがあります。

30代~40代の職員がごっそり抜けている事務所というのはこうしたキャリアアップしていける環境がないことがうかがえます。

最悪のケースでは、「一部のベテラン職員だけが高い固定給でいすわり、極端に給料の安い若手職員を酷使している」という職場環境となっていることもあるのです。

2.所長税理士の年齢を見る

税理士業界というのは、平均年齢が高い業界です。

↓日本税理士会連合会が出しているデータによると、税理士資格保有者の年齢別割合は以下のようになっています。

税理士事務所 ブラック

(税理士資格保有者の年齢別割合:日本税理士連合会ホームページより)

20代〜30代の税理士はたったの10.9%です。

その一方で、60代以上の税理士は全体の50%を超えます。

税理士業界は、会計ソフトの発展やAI化によって、今後どんどん淘汰(とうた)が進んでいくと言われています。

60代以上の所長税理士が、こうしたスピードの速い流れに対応できるのか…というとかなり疑問といわざるを得ないでしょう。

(もちろん、事務所内で世代交代を頑張っている税理士もいますが)

あまりにも高齢な税理士が運営している事務所に所属して働くことは、最悪のケースでは時代に取り残されてしまう可能性もあります。

いまどき会計ソフトを導入していない…なんていう事務所はさすがに論外ですが、

これから税理士業界を目指すのであれば、30代〜40代の若い所長税理士が運営している事務所を選ぶのも一つの選択肢です。

3.男女比率を見る

職員の男女比率もチェックしておきましょう。

基本的には男性の比率が高い事務所が多いと思いますが、あまりにも女性が少ない事務所というのは、ワークライフバランスが壊滅的な状態になっている可能性が高いです。

男性は肉体的に単純なので、ある程度は理不尽な雇用環境でもがまんして働く…ということが可能ですが、

女性の場合は、妊娠したときにそれを支える職場の環境がないと、仕事を辞めざるを得なくなるのが現実です。

(私自身、奥さんの妊娠出産を間近でみて、あらためて「男なんかより女の方がはるかに大変だ…」と痛感しました)

女性が仕事とプライベートの両立ができている税理士事務所(女性比率が高い事務所)は、少数派ですが存在します。

そうした職場は男性にとっても働きやすい環境となっている可能性が高いでしょう。

(ただし、扱っている顧問先の業種が男女比に影響を与えているケースもあります。例えば、美容業のお客さんが多い事務所などは、意識的に女性職員を雇用するということもあるでしょう)

在籍職員の中に、長期にわたって働いている女性がいるか?もホワイトな事務所を見分ける一つのポイントになります。

4.有資格者の割合を見る

転職サイトなどで、良さそうな税理士事務所の求人を見つけたら、その事務所のホームページを見てみましょう。

(なお、今どきホームページがない・あるいは見た目が異常に古臭い…という税理士事務所は、その時点で「要注意」だと思ってください)

多くのケースでは、「職員紹介」などのページに「税理士合格者・科目合格者の割合」という情報を載せていると思います。

税理士事務所で働くことを目指す人たちというのは、ほとんどが税理士試験の受験生です(あなたもきっとそうでしょう)

事務所側もこういう事情は理解していますから、優秀な人を集めるために「うちは試験勉強との両立が可能な事務所ですよ」ということをアピールしているのが普通です。

逆にいえば、こういう情報がまったくない事務所というのは、アピールしたくてもできない状況と思われます。

(事務所にとってはプラスにしかならない情報ですから、載せない理由がないです)

税理士有資格者や、科目合格者の割合を発表していない事務所は、業務があまりにも激務すぎて試験勉強に時間をさくことができない実態がうかがえます。

未経験者を積極的に採用しているか確認する

まだ実務未経験の方が税理士事務所の求人を探す時には、「未経験者の採用を積極的に行っているか」をチェックしてください。

未経験者の採用は、基本的には「避けたい」と考える事務所が多いです。

税理士事務所はとても小さな組織がほとんどですから、即戦力として入社当初から顧問先を一人で担当してくれる職員を歓迎するのが普通だからです。

こうした状況の事務所に未経験者が転職すると、きちんとした職員研修を受けられない可能性が高いです。

新人層のコスト負担をする余裕がない事務所だと、ブラックな給与条件となってしまうこともあるでしょう。

その一方で、組織規模が相対的に大きく、事務所の規模拡大のために未経験者を積極的に採用している事務所も中にはあります。

実務未経験の方は、従業員数20名以上の事務所を狙って求人を絞り込んでみるのがおすすめです。

ただし、残念ながら大規模事務所でもブラックなところがあるのも事実です(実際、私が1社目に入社したブラック事務所は従業員数20名以上の事務所でした)

大切なことは、「人数が多いから大丈夫」といったように、1つの情報だけで判断するのではなく、

入社前(面接に行く前)にその事務所の内部情報をリサーチしておくことです。

繁忙期の残業時間や休日出勤

同様に、残業時間や休日出勤の有無もチェックしておきましょう。

このときに重要なのは、「繁忙期の状況がどうか」を基準に判断することです。

税理士事務所というのは、繁忙期(忙しい時期)と閑散期(忙しくない時期)の差が激しい事務所がほとんどです。

具体的には、12月〜3月、そして5月は繁忙期になる事務所が多いです。

この時期にどのぐらいの繁忙期が発生しているのか?を事前に確認しておくようにしましょう。

月給と年収の確認

仕事をしていく上で、どのぐらいのお給料を稼げるか?は極めて重要です。

この記事をお読みの方の中には、「どうせ税理士資格をとったら独立して自分の事務所を持つのだから、職員時代の年収にはこだわらない」という方もいらっしゃるかもしれません。

その気持ちはよくわかります。私も同じように考えていましたから。

しかし、税理士として独立するためには、少なくない金額の独立資金が必要になります。

事務所を開くこと自体にお金はかからなくても、

顧問先を獲得して安定的な売上高を上げられるようになるまでは、独立後1年〜3年ぐらいはかかるのが普通でしょう。

その間のランニングコストは、職員時代に貯めたお金でまかなうことになります。

当然ながら、職員時代から高いお給料を得られるなら、それにこしたことはないわけです。

実務未経験者の場合、税理士事務所の平均年収は300万円程度になるのが現実です。

↓しかし、中には「初年度から年収400万円」のように、待遇をよくして優秀な人を集めようとしている事務所も中にはありますよ。

税理士事務所 ブラック

(未経験者で年収400万円スタートの事務所:この求人はMSジャパンに登録されています)

将来的に独立を目指している方も、職員時代の年収にはこだわるようにしましょう。

MSジャパン(実務未経験者がお仕事を探すのにおすすめの転職エージェント)

未経験者もOKの優良求人が多数!

MSジャパンは、税理士事務所や企業経理の求人をメインで扱うエージェント会社です。
特徴は「実務未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることです(年収400万円〜など)
これから未経験で会計職キャリアをスタートしたいはMSジャパンをメインで使いましょう。

しょっちゅう求人を見かけるが従業員数が増えていない

転職サイトの求人検索結果に、いつみても求人情報が掲載されている事務所はブラックな可能性が高いです。

事務所側からすると、こうした転職サイトに求人を載せるのには料金がかかっています。

わざわざお金を払ってでも人の募集をかけ続けておかないと、ぜんぜん人手が足りない状態…」というのは、

入社した人がいてもすぐに退職している」という環境になっている可能性が高いのです。

転職サイトをこまめにチェックするようにしておくと、こうした「裏の情報」も見えてきますよ。

格安料金をうたっている事務所

これも、税理士事務所のホームページを見るとわかる情報です。

具体的な顧問料の金額は書いていないことが多いですが、どういう顧客層をターゲットにしているか?はわかります)

税理士事務所にはいろいろな特徴のところがあります。

顧客1件あたりの規模が大きく、顧問料単価も高く設定できている事務所もあれば、

顧問先1件当たりの顧問料を低く抑えて、とにかく数を増やそうという「薄利多売型」の事務所もあります。

イメージでいえば「高級百貨店」と「安売りスーパー」のようなものです。

当然ながら高級百貨店のような事務所で働く方がレベルの高い仕事ができますし、そこで働く人たちのお給料も高くなります。

顧問料の単価が高かろうが安かろうが、そこで働く職員にかかる負担はそれほど大きくは変わりません。

なので、薄利多売型の事務所は、業務が激務なのにお給料が安い…という状況になりやすいのです。

顧問料の安さを売りにしている薄利多売型事務所はブラック事務所の可能性が高いので、注意してください。

一人当たりの担当顧問先件数

税理士事務所の職員の仕事の忙しさというのは、自分1人で担当している顧問先の件数にほぼ比例します。

私はこれまで3社の税理士事務所を経験していますが、感覚値でだいたい1人で30件以上の顧問先を抱えるとなると、かなりの忙しさになってきます。

面接などで「だいたい一人あたり何件ぐらいの顧問先を担当されているのでしょうか?」と質問してみてください。

一人当たりの担当顧問先が15件〜20件程度なら、かなり余裕を持って働くことができるでしょう。

30件超になると、職員1人あたりの業務負担はかなり大きいと考えて間違いありません。

ブラックな事務所に間違えて応募してしまうことを絶対に避けたい方へ

読者様

ブラックな事務所を避けるために、きちんと求人をリサーチすべきだというのはわかります。

でも、今の仕事と同時進行で転職活動をしているので、なかなか時間を避けないんですよね…。

読者様

仕事が終わって家に帰ってきたらもう毎日ヘトヘトで、パソコンを立ち上げる元気すらありません…。

転職活動に時間と労力を割くことが難しい方は、税理士事務所専門の転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントは、あなたの代わりにあなたに合った税理士事務所の求人をリサーチしてくれますよ。

管理人

転職エージェントを使って転職活動することのデメリットは?

読者様

転職エージェントを使って転職活動することに、何かデメリットとかってないんですか?

エージェントを使うデメリットをあげるとしたら、初回相談時にエージェントと面談するのがちょっとめんどくさいことでしょうか。

(最近はZOOMやスカイプなどを使ってオンライン対応しているところが多いです)

ただ、この面談もあなたの今後のキャリア展望をエージェントとしっかりすり合わせし、最適な求人を探してきてもらうために重要な手続きです。

エージェントは転職活動のプロですから、面談でしっかり希望を伝えておくと、すべて自力で転職活動している人たちに大きな差をつけることができますよ。

ちなみに、面談は30分ぐらいで終わることが多いですね。

管理人

【厳選!】税理士を目指す人におすすめの転職エージェント

(税理士試験に合格し、実務経験を2年積んだ人だけがつけられる税理士バッジ)

税理士業界で転職活動を成功させるなら、税理士事務所専門の転職エージェントを使うようにしましょう。

転職エージェントは完全無料で使うことができますよ。

管理人

税理士業界というのは、かなり特殊な業界です。

税理士事務所は多くても従業員20人以内の小さな組織が中心ですし、必ずしも大きな事務所ほど待遇が良いというわけでもありません。

また、求人情報そのものがあまりオープンではない業界なのも難しいところですね。

読者様

リクナビなどの大手転職サイトで求人を探しても、なかなかいいのがない…。

読者様

ハローワークに相談してもブラック企業のような低年収の求人ばかり…。

↑このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

優良な税理士事務所の求人は、税理士業界に特化した転職エージェントで見つけることができますよ。

例えば、以下のような求人がたくさん登録されています。

業界専門エージェントの求人例

  • 実務未経験でも年収400万円からスタートの税理士事務所
  • 実務経験3年で年収600万円からスタートの税理士事務所
  • BIG4税理士法人を含む大手税理士法人
  • 資産税の実務経験を多く積むことができる税理士事務所
  • 繁忙期も残業がなく、税理士試験との両立がしやすい税理士事務所

以下では、私が実際に使ってみて「ここはおすすめできる!」という転職エージェント会社をピックアップして紹介します。

管理人

 

①MSジャパン(実務未経験者がお仕事を探すのにおすすめ)

MSジャパンは実務未経験者におすすめの転職サイトです)

未経験者OKの優良求人が多数!

MSジャパンは、税理士事務所や企業経理の求人をメインで扱うエージェント会社です。
特徴は「実務未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることです(年収400万円〜など)
これから未経験で税理士業界を目指すという方は、MSジャパンをメインで使いましょう。

 

②マイナビ税理士(科目合格以上の方限定の優良求人が豊富)

マイナビ税理士 評判

マイナビ税理士は税理士有資格者・科目合格者におすすめの転職サイト)

勉強しながら働ける求人が多数登録!

マイナビ税理士は、大手マイナビが運営する転職サイトです。
試験直前の長期休暇や、繁忙期でも残業少なめなど、税理士試験受験生が働きやすい求人が多数登録されています。
科目合格がすでに1科目以上ある方は有利な条件の求人もあります。勉強との両立重視で事務所を選びたい人におすすめです。

 

③ジャスネットキャリア(実務経験3年以上の方はここ!)

税理士事務所 給料 安い

ジャスネットキャリアは税理士事務所の実務経験が3年以上ある人におすすめの転職サイトです)

経験3年以上の方におすすめ!高年収の求人多数あり

ジャスネットキャリアは、税理士事務所経験者向けの求人が充実しています。
初年度年収600万円〜など、高年収の求人がたくさん掲載されていますので、実務経験が3年以上ある人はメインで使えます。
なお、実務未経験者は応募できない求人が多いのでMSジャパンを使いましょう。

 

いずれコロナ不況がくる。いま転職はちょっと危険…?

読者様

新型コロナの影響で大不況になるのはまちがいないですよね…。

今は転職どころか、職があることだけでも感謝したほうが良いんでしょうか。

そうですね。不安に感じる方は、今は将来に向けて情報収集をしっかりと行うことに集中するのもいいかもしれません。

具体的には、「税理士業界にはどういう求人があるのか?平均年収はいくらぐらいが相場なのか?」といった情報について、求人サイトを使ってリサーチしておくのがおすすめです。

管理人

転職がきびしくなることが予想される今、業界の転職情報(年収や福利厚生・採用時期の情報)についてリサーチしておくことがとても大切です。

(景気の良いときには、こういうことをしない人でも割と簡単に転職を決められたりするのですが、景気が悪くなると、こういうリサーチをしている人だけが勝ちます)

メールアドレス(捨てアドレスでもOK)を登録しておくことで、あなたの希望条件にあった最新の求人が毎日メールで届くようになりますので、常に最新の業界事情を知ることができますよ。

↓※税理士事務所の最新の年収情報をリサーチするならこちらのサイトがわかりやすいのでおすすめです。

\ 未経験者OKの求人多数あり!/

税理士事務所の求人を見てみる!




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