会計事務所・経理に転職して働くには?

会計職のキャリア戦略

税理士事務所(会計事務所)専門!転職エージェントおすすめランキング

  • 未経験者でも採用される税理士事務所求人はどこで見つかる?
  • 税理士事務所の実務経験者が年収アップのために使うべき転職エージェントは?
  • 税理士事務所から経理にキャリアチェンジしたい。どうしたらいい?

読者様
税理士事務所の求人を転職サイトで探しているんですが、いまいちいいのがないんですよね。

どの求人も同じに見えてしまうと言うか…。

エージェント会社によって紹介してもらえる求人はかなり違います。

税理士事務所への転職を目指すなら、税理士業界専門の転職エージェントを使いましょう

管理人

↓転職エージェントには、大きく分けて以下の2種類があります。

転職エージェントには2種類ある

  1. 大手総合型
    扱う求人の業種や業界を限定せず、たくさんの求人がある転職エージェント会社です。テレビCMなどでよく見かける会社はこちらに該当します。
    代表的なところはリクルートエージェントです。
  2. 業界特化型
    こちらは「税理士業界専門」「薬剤師専門」など、特定の業種や業界の求人だけを扱っている転職エージェント会社です。
    税理士事務所専門のエージェントで代表的なところはMSジャパンです。

\ 税理士事務所専門エージェント!/

エージェントランキング1位〜5位はこちら

大手総合型の転職エージェント会社の特徴は、業種業界を問わず、とにかくたくさんの求人が登録されていることです。

そのため、「まだどういう職種に応募するか決めていない」という人が、選択肢を検討する際には大手総合型を使うのが良いでしょう。

まだ志望業界や業種が決まっていない人は、大手総合型の転職エージェントを使って、

とりあえず採用される可能性がある求人をたくさん出して欲しい」と相談してみるのが良いでしょう。

まだ具体的な志望職種を決めていないなら、選択肢をせばめることなく広く求人を見てみるのが大切です。

こうした使い方に適しているのは求人数が圧倒的に多い大手総合型のエージェントです。

管理人
読者様
大手総合型だとたくさんの求人が見れるので、可能性のある選択肢をとりこぼしなく知れるということですね。

「税理士になる」「経理財務で働く」と決めている人は業界特化型のエージェントを使いましょう

読者様
税理士事務所に転職したい」ということだけはすでに決まっている場合はどうしたらいいですか?
志望業種がすでに決まっているなら、その業種を専門で扱っているエージェント会社を使うのが良いです。

税理士事務所に転職するなら、税理士事務所の求人を専門で扱っているエージェント会社を使うと条件の良い求人が見つかりますよ。

管理人
  • 将来は税理士として独立したいと考えているので、まずは未経験で働ける税理士事務所の求人を探している」
  • 税理士事務所で3年間働いてきた。もっと条件の良いところで働きたいので、別の事務所に転職したいと考えている」
  • 税理士事務所から経理に転職したい」

↑このように、すでに志望する業種業界が決まっている人は、業界特化型の転職エージェントを使うのがおすすめです。

業界特化型の転職エージェントは、求人の数では大手総合型に劣りますが、扱っている業界の求人の質が高いことが特徴です。

↓例えば、以下のような求人を紹介してもらえますよ。

業界特化型エージェントの求人例

  • 未経験で年収400万円からスタートの税理士事務所
  • 実務経験者なら年収600万円スタートの税理士事務所
  • 税理士事務所から経理に転職したい人向けの求人
  • 資産税の実務経験が豊富に積める事務所
  • BIG4税理士法人を含む大手税理士法人の求人

税理士業界特化型の転職エージェントは、税理士業界の求人だけを専門で扱っているエージェント会社ですので、

年収や福利厚生の条件が極めて良い求人が多数登録されています。

また、業界特化型のエージェントはエージェント自身が業界出身者であることも多いです。

業界の裏事情や転職成功のポイントについて有益なアドバイスをもらえますよ。

管理人
読者様
エージェント会社にもそれぞれ専門分野があるということですね。

なお、転職エージェントは最初から最後まですべて無料で使うことができます。

転職エージェント会社にお金を払っているのは採用活動を行っている企業側(税理士事務所側)ですので、求職者が費用を負担することはいっさいありません。

税理士業界特化型の転職エージェントおすすめ5社

「すでに税理士業界に挑戦することを決めている」「経理財務職に転職することを決めている」という方は、

税理士事務所や経理財務の求人を専門で扱っている、会計職専門の転職エージェント会社を使いましょう。

↓会計職専門の転職エージェント会社としては、以下の5社があります。

MSジャパン

MSジャパンは実務未経験者におすすめです)

未経験者向けの優良求人が豊富!

税理士事務所の求人をメインで扱っているエージェント会社で、会計職特化型としては最大手の会社になります。
未経験者向けの優良求人(年収400万円〜など)も豊富に登録されていますので、これから税理士業界を目指す!という方はここをメインで使いましょう。

ジャスネットキャリア

税理士事務所 転職エージェント おすすめ

ジャスネットキャリアは実務経験者におすすめの転職エージェントです)

年収600万円〜など実務経験者向けの優良求人が多数!

実務経験者向けの求人が豊富なエージェント会社です。
BIG4税理士法人を含む大手税理士事務所の求人や、パナソニックグループなど大手上場企業の経理職の求人が登録されてします。
税理士事務所での実務経験が3年以上ある人はこちらをメインで使いましょう。

マイナビ税理士

税理士事務所 転職エージェント おすすめ

マイナビ税理士は税理士有資格者・科目合格者におすすめの転職エージェントです)

税理士有資格者・科目合格者におすすめ!

税理士有資格者や、科目合格者限定の求人を豊富に持つエージェント会社です。
「有資格者限定の求人を探している」「税理士試験に合格したけど実務はこれから」
という人はベストマッチの求人を見つけられると思いますよ。

アクシスコンサルティング

税理士事務所 転職エージェント おすすめ

(会計職経験者がコンサル業界に転職するならアクシスコンサルティングがおすすめです)

税理士事務所の経験者がコンサル業界への転職を目指す場合に最適!

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に特化した転職エージェントです。
税理士事務所での実務経験を生かしてコンサル業界に転職する」という場合に最適です。
なお、コンサル業界は採用方法がかなり特殊ですので、コンサル業界専門エージェントの利用が必須になります。

JACリクルートメント

税理士事務所 転職エージェント おすすめ

(JACリクルートメントは「年収アップ」にこだわる方向けの転職エージェントです)

高年収転職にコミットしたエージェント会社

「高年収になりたいなら任せろ!」がキャッチフレーズのエージェントです。
年収600万円〜など、とにかく年収をあげたい!という気持ちが強い人はぜひ使いましょう。
扱う求人の種類的には管理部門(経理・人事など)に特化しています。

転職エージェントは「大手総合型」と「業界特化型」の2つを使い分けるのがポイント

税理士志望者・経理職志望者など、目指すキャリアが明確に決まっている人は、「業界特化型のエージェント」をメインで使えば問題ありません。

ただし、業界特化型のエージェントを使う場合には1つだけ気をつけておいて欲しいことがあります。

それは、特定の業種・業界に特化している分、どうしても求人の選択肢が少なくなりがちであることです。

特定の業種・業界だけにしぼって求人を探していると、「本当はもっと稼げる将来性のある選択肢があるのに、それに気づけない…」という状態になってしまう可能性があるのです。

これを防ぐ意味でも、後でみる「大手総合型」のエージェントをサブで使っていくようにしてください。

「メインは税理士事務所だけど、それ以外の仕事も視野に入れながら転職活動を進めている」という方は、

大手総合型のエージェント税理士業界特化型の転職エージェントの2つを使い分ける」という使い方が適切です。

どちらも無料で使えますので、それぞれの長所と短所を補い合う形で使いこなしましょう。

管理人

大手総合型のエージェント会社は、業界問わずいろんな求人を見ることができますから、

税理士業界をちょっと一歩引いた客観的な目線で見る」という視点を持つ上でも役立ちます。

業界特化型と大手総合型の2社同時使い」なら、求人のチェック漏れをすることなく転職活動を進めていくことができますよ。

↓例えば、以下のようなかたちですね。

転職エージェントの使い分け例

転職エージェントはどこも無料で使えますので、使うところは1社にしぼる必要はありません。

「4社も5社も登録する…」とやっていると、さすがに情報が多くなりすぎてわけがわからなくなってしまいますが、

少なくとも2社(業界特化型1社と大手総合型1社)は同時進行で使うのが、エージェントの使い方の基本だと思っておいてください。

大手総合型の転職エージェントおすすめ4社

税理士事務所 転職エージェント おすすめ

リクルートエージェントは大手総合型の転職エージェント会社の代表例です)

大手総合型のエージェントは、とにかくありとあらゆる業界・業種の求人を持っているのが特徴であり強みです。

簡単に言えば、テレビCMなどでよく見かけるエージェント会社がこの「大手総合型」になりますね。

↓大手総合型の転職エージェント会社としては、以下のようなところがあります。

大手総合型のエージェントは「サブ的」に使おう

業界特化型のエージェント会社には「紹介してもらえる求人が、特定の業界にかたよっている」という短所があります(当然といえば当然なのですが)

この短所をカバーするために使えるのが「大手総合型」の転職エージェントです。

業界特化型のエージェントをメインで使いつつ、サブ的に大手総合型のエージェントを使っていけば、求人のとりこぼしをなくすことができますよ。

数字に強く、会計職の実務経験や適性がある人は、別の業種業界でも活躍できる可能性がありますから、

税理士事務所以外の別業種の求人についても視野に入れて転職活動をすすめていきましょう。

大手総合型のエージェントに相談するときには、

「税理士事務所を第一志望にしていますが、

別の業界の求人も選択肢として検討したいので、私の職歴条件で採用される可能性のあるところをできるだけたくさん見せてください」

と伝えるとたくさん求人を出してくれますよ。

管理人

転職エージェントのビジネスモデルとは?なんで無料で転職支援してくれるの?

求職者(転職したい人)は、転職エージェントを最初から最後まで無料で使うことができます。

具体的には、面談でおすすめの求人を紹介してもらったり、書類審査のための応募書類を添削したり、面接日直前に面接対策をしてもらったり…。

といったすべてを、無料でやってくれます。

「ただほど安いものはない」ということわざもあるぐらいですから、「なんで無料でやってくれるんだろう…。逆に不安」という方もきっといらっしゃるでしょう。

しかし、結論から先に言うと心配はありません。

というのも、転職エージェントもちゃんとビジネスとしてやっているからです。

転職エージェントに対してお金を払うのは私たち求職者ではなく、採用活動を行っている企業側なのです。

転職エージェントのビジネスモデルを理解しておこう

転職エージェントを安心して利用できるようにするために、彼らのビジネスモデル(=もうけの仕組み)を理解しておきましょう。

転職エージェントは、採用を行いたい企業側から依頼を受けて、求職者を探してくるのが仕事です。

企業にとって、採用活動というのは大変な労力とコストがかかりますので、転職エージェントに対して「だいたいこういう人を探してきて」というかたちで依頼を出しています。

最終的に、ニーズに合った求職者を採用することができたら、「良い人を連れてきてくれてありがとう」ということで、企業側から転職エージェントに対してお金が支払われる形になっているのです。

このようなビジネスモデル(儲けの仕組み)ですから、転職エージェントは求職者に対してお金を請求する必要がありません。

転職エージェントもボランティアではなく、きちんと「企業側からお金を受け取る」というかたちでビジネスとして仕事をしています。

企業が転職エージェントに支払う紹介手数料の相場

転職エージェントのビジネスモデルは、「企業側が求める求職者を見つけてきて、そのお礼として報酬を受け取る」ということでした。

それでは、具体的にどのぐらいのお金を受け取っているのでしょうか?

企業側から転職エージェントに対して支払われる報酬(紹介手数料)は、「求職者を採用した場合の年収の25%程度」が相場とされています。

例えば、あなたが転職エージェントを利用し、最終的に年収500万円で採用されたとしましょう。

この場合、企業側は転職エージェントに対して、125万円程度(500万円×25%=125万円)が紹介手数料として支払われることになります。

もちろん、これはあなたのお給料から引かれるわけではなく、企業側が経費として負担するお金になります。

転職エージェントと求職者(あなた)の利害は一致している

このように、転職エージェントが企業側から受け取る紹介手数料は、求職者であるあなたの年収をもとに計算される仕組みになっています。

このことから何が言えるか?というと、あなた(求職者)と転職エージェントの利害は完全に一致しているということです。

あなたも、お給料として受け取れる年収は高ければ高いほど当然良いですよね。

転職エージェントとしても、求職者であるあなたの年収を1円でも高くすることができれば、エージェント自身が受け取る報酬は増えることになります。

例えば、年収500万円で採用されたら、企業側がエージェントにはらう報酬は125万円ですが、

年収600万円で採用されたとしたら、企業側がエージェントに払う報酬は150万円となるのです(エージェントは25万円多く受け取る)

転職エージェントは企業側との年収交渉を代行してくれる

このようなビジネスモデルになっていますから、転職エージェントはあなたの採用時の年収が少しでも高くなるように企業側と交渉してくれます。

転職エージェントと求職者(あなた)は、完全にWIN-WINの関係になっているというわけですね。

転職活動の場においては、転職エージェントはあなたの代わりに企業側とさまざまな交渉を行ってくれます。

「自分のお給料について自分で企業側と交渉する」というのはなかなか現実的ではありませんよね。

こうした交渉ごとは、転職活動のプロであるエージェントに全て任せておくのが賢明です。

転職エージェントはあなたの年齢や職歴から「どのぐらいの年収が相場なのか?」を把握していますから、提示金額が低すぎる場合はきちんと交渉してくれます。

企業側としても本来の交渉相手であるあなたと直接話をするよりも、間に入ってくれるエージェント経由で交渉をする方が心理的にやりやすいですから、あなたの年収アップが実現しやすいのです。

転職エージェントとの面談をバックレたらどうなる?

転職エージェントに登録し、面談を日程を決めたタイミングで、

  • 「やっぱり面談ってめんどくさいかも…。説教とかされたらうざいし…」
  • 「エージェント会社なんていくらでもあるし、1回ぐらいバックレてもいいよね…」
  • 「転職活動そのものがめんどくさくなってきた…」

こんなふうに思ってしまうことってありますよね。

人間ですから、こういうふうに思ってしまうこと自体はしょうがないです。

ただ、実際にバックれる(ドタキャンする)という行動に出るとなると話は別です。

バックレ・ドタキャンは社会人のモラルとしてまずやるべきことではないです。

バックレ・ドタキャンで実害が発生することも…

また、エージェント面談のバックレやドタキャンによって、あなた自身に実害が出てしまう可能性もあります。

↓具体的には、以下のような事態に発展する可能性があります。

バックレによるあなた自身の実害

  1. そのエージェント会社のブラックリストに載ってしまい、二度と求人を紹介してもらえなくなる。
  2. 入社日直前や、企業側との面接をバックレた場合、企業側からもブラックリスト扱いされてしまうことがある。
  3. あなた自身のモチベーションが下がる。

1.についてはまあ許容範囲かもしれません。

エージェント会社というのはたくさんありますから、1社ぐらいから出禁にされたとしても、別の会社を使えばなんとかなることもあるでしょう。

しかし、2.はもう少し深刻な事態です。

一つの会社と別の会社がグループ会社の関係になっていて、情報が共有されていることも考えられます。

実際に応募できる求人の幅がせばまってしまいますから、これは明らかな実害といえますね。

また、重要な実害として3.があります。

あなた自身、社会人として約束した相手との面談や面接をバックれるといことには罪悪感を感じている部分は確実にあるでしょう。

「過去にバックれた企業の人事担当者と、今回応募した企業の人事担当者とがもし知り合いだったら…」という不安を感じながら転職活動をするのはつらいですよね。

転職活動というのはただでさえストレスの多い活動ですから、後になって罪悪感を感じるような行動をとってしまうことは、結局はあなた自身の首をしめることになります。

エージェントとは基本的に「WIN-WINの関係」。信頼してOK

エージェントとの面談や、企業側との面接をバックレ・ドタキャンしてしまう人は、心のどこかで「いくら自分の転職を支援してくれるといっても、しょせんエージェントは他人。自分の仲間ではない」という意識が強い方なのだと思います。

自分の友人や仲間と思っている人との約束をバックレるなんて普通はしませんよね。最低限、電話かメール(ライン)の一本ぐらいは入れるはずです。

転職エージェントは、あなたの転職活動を成功させることによって、彼ら自身の利益を上げることができます。

いわばWIN-WINの関係ですから、エージェントはあなたの仲間と考えて問題ないのです。

エージェント側の気持ちとしても、求職者であるあなたから頼られてこそ、仕事のやりがいを感じる部分は確実にあるでしょう。

重要なことは、あなた自身が転職活動を成功させることです。

そのためにエージェントは強力な助っ人になってくれますから、彼らを「ランナー(あなた)の横を走ってくれる伴走者」と考えて、きちんと関係構築をするようにしましょう。

転職エージェントとのトラブル事例(訴えられることもある?)

↓転職エージェントと求職者との間で、トラブルに発展してしまうケースとしては、以下のような場合です。

エージェントとのトラブル事例

  1. ひとつの求人に対して、別のエージェント会社と重複して応募してしまった場合
  2. 面談・面接への遅刻やドタキャン(音信不通やバックレ)
  3. 入社日直前での内定辞退
  4. 入社後にバックレ(退職手続きを経ない退職)

それぞれのトラブル事例と解決方法について順番に見ていきましょう。

1.ひとつの求人に対して、別のエージェント会社と重複して応募してしまった場合

まず1.「1つの求人に対して、別のエージェント会社と重複して応募してしまった場合」ですが、これは以下のような場合です。

企業の求人にあなたが応募するときに、A社という転職エージェント会社と、B社という転職エージェント会社の両方から応募してしまう。

この場合、最終的に内定が出たとして、紹介手数料として企業側から報酬を受け取るのがA社なのか、B社なのかというトラブルが生じます。

転職エージェントは、あなたの転職活動が成功して採用が決まったときに、求人を出していた企業側から紹介手数料を受け取るという形で利益を出しています。

(求職者であるあなたがお金を払うのではなく、採用を行う企業側がお金を払います)

上のケースで、もし、採用が出たのにA社だけが報酬をもらうかたちになってしまうと、B社はただ働きをしたことになってしまうというわけですね。

重複応募の解決方法は?

この場合の解決方法として、実は「求職者であるあなた」にトラブルの解決がゆだねられることもあります。

あなた自身が、「私はA社経由で求人に応募したつもりでいました」といえば、紹介手数料はA社のものになりますし、「B社から応募しました」といえば、紹介手数料はB社のものになるといった具合です。

この場合、選ばれなかった方の会社と、求職者であるあなたとの関係が険悪になってしまう可能性があります。

(あなたの名前がその会社のブラックリストに載り、二度と求人を紹介してくれなくなることも考えられます)

こうしたトラブルを避けるためにも、転職エージェントとの連絡は密に取り、重複での応募が生じないようにしておきましょう。

2.面談・面接への遅刻やドタキャン(音信不通やバックレ)

これはいうまでもなく求職者(あなた)に責任があります。

賠償を請求されるようなケースはさすがに聞いたことがありませんが、ドタキャン・バックレしてしまったエージェント会社とは二度とやりとりができなくなることを覚悟しておく必要があるでしょう。

「エージェント会社はたくさんあるので1社とやりとりができなくなっても構わない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、

転職エージェント業界というのは人の入れ替わりが激しい業界でもあります。

「A社で働いていて関係がこじれたエージェントが、実はB社に転職していて、B社を使おうとしたら断られた…」といった事態になる可能性もあります。

エージェントとの関係構築は転職活動を進めていく上でとても大切ですので、社会人として不誠実な対応は避けるようにしましょう。

3.入社日直前での内定辞退

採用手続きの最終段階(役員面接など)も終え、内定も出ていて1週間後にいよいよ入社日…というギリギリのタイミングで、内定を辞退してしまうことはトラブルにつながります。

採用を行う企業側としては、お金と労力のコストをかけて採用活動を行っています。

あなたの採用がほぼ確定した時点で、別の候補者に対しては不採用の通知を出しているでしょうし、エージェント会社に対して報酬の支払いが完了していることもあり得ます。

内定辞退は労働者の権利…。しかし

もちろん、内定を辞退することは労働者として認められるべき権利です。

実際に働くのは求職者自身ですので、「どうしてもいやだ」となったら辞退をせざるを得ないケースもあるでしょう。

しかし、この場合も社会人として最低限のマナーは守るべきです。

具体的には、内定辞退は可能な限り早いタイミングで行うことが大切になります。

例えば、最終面接が終わり、採用の通知を受けたら、その時点で「少しだけ考えさせてください」といったん断りを入れるべきです。

(採用担当者に直接伝えるのに気がひける場合には、エージェント経由で伝えましょう)

エージェントには企業側に対して感じている違和感を正直に伝えていい

最終の段階で内定辞退を検討するということは、面接を受けるために企業を訪問した際に感じた違和感が原因になっているはずです。

早いタイミングでエージェントにこうした違和感を伝えておけば、エージェントから採用担当者に対して「少し迷っている部分があるようです」と感触を伝えることができます。

(もちろん、エージェントだけに伝えたい場合には、企業側には伝えないようにしてもらいましょう)

エージェントはこうしたときにトラブルを避けるためのノウハウをいろいろ持っています。

例えば、「あせらなくても良いので、この日時までに内定を受諾するかどうかを教えて欲しい」といったようにワンクッション置いた対応をしてもらえることもあるでしょう。

「入社日直前になって内定辞退」という最悪の事態は避けられる可能性が高いです。

4.入社後にバックレ(退職手続きを経ない退職)

最後の「入社後にバックレ(退職手続きを経ない退職)」については、エージェントとのトラブル事例としては少し番外編になります。

というのも、入社手続きが完了した時点で、エージェントと採用企業側との契約は完了しているのが普通です。

つまり、入社後においては、求職者であるあなた自身と、採用を行った企業側との関係でトラブルを解決する必要があるということですね。

(雇用主と労働者としてのトラブルになります)

退職には「2週間以上の期間を設けた退職日の指定」が必要

労働者としての立場で考えると、入社後であっても、その会社で従業員として働くかどうかは自由意志で決められます。

しかし、いつでも自由に仕事を放棄(退職)してよいというわけではなく、労働法上は「2週間以上先の退職日を指定した上で、退職を伝える義務」があります。

ある日いきなりばっくれて会社に行かなくなる…といったようなことをしてしまうと、それによって会社側に生じた損害の賠償を求められてしまうこともありえます。

(実際にはそういうことは生じにくいですが、法律上はそういう扱いになります)

逆に、2週間の期間を設けて退職日指定をするのであれば、賠償を請求されるようなことはほぼありえないです。

入社後には一人の労働者として、企業側と向き合うことが求められます。

あなた自身の身を守るためにも、社会人として誠実に行動するのがもっともリスクの小さい対処法と言えるでしょう。

転職エージェントの退会は選考中であっても可能?

書類選考がすでに完了し、採用活動を行っている企業側との面接のアポイントまで完了している状態だと、辞退するのはなんだか気が引けますよね。

転職エージェント経由で求人に応募した後、なんらかの理由によって選考中に退会することは可能でしょうか。

結論から言うと、選考が既に進んでいる状態であったとしても、面接を辞退したり、転職エージェントの利用をやめる(退会する)ことも問題はありません。

こういったことにはエージェントさんも、企業の人事採用担当者も慣れていますから、辞退したからといって文句をいわれることはないと思っておいて良いです。

面接辞退やエージェント退会を伝えるタイミングは大切(なるべく早く!)

ただし、辞退や退会を伝えるタイミングは大切です。

例えば、翌日に企業側の採用面接が行われるとか、エージェントとの面談が1時間後にある…とかいった段階で辞退や退会をしてしまうと、実質的には「ドタキャン」と同じ扱いになってしまいます。

これを避けるためにも、エージェントに退会や面接辞退を伝えるのはなるべく早い方が良いでしょう。

ドタキャンしても二度と連絡を撮らない人たちだからいいや…と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、どこでどういうかたちで採用担当者同士、エージェント同士が拘留しているかはわかりませんから、注意してください。

その後に第一希望の企業の面接まで進めたのに、過去のドタキャンがなぜかバレてしまって不利な扱いを受ける…といったこは、万が一にしても避けたいですよね。

心配しないでも、面接や面談の辞退や、退会を申し出ても、エージェントが起こり出すようなことはまずありません(そんなことはしょっちゅうあることなので、エージェントとしてもそのつど怒っていては体力が持たないでしょう)

辞退や退会を伝えるのはメールでも良い?

結論から言うと、辞退や退会を伝えるのはメールでも問題ないと思います。

「転職活動を辞めることにしました(今の会社で働き続けることにしました)」

といったようにメール一本送っておけば、スムーズだと思います。

エージェントとしても転職する可能性がゼロの人に転職をすすめても意味がありませんから、すんなりと引き下がってくれる可能性が高いでしょう。

ただ、面接が翌日に迫っているといったような状況では、エージェントがメールを見落とす可能性もありますから、電話で伝えるのがマナーですね。

エージェント会社そのものを退会した場合には、あなたの個人情報についてもすみやかに削除されますので心配はありません。

例えば、今働いている会社に「転職しようとしている」ということがバレるようなことはありえません。

転職エージェントに辞退や退会を引き止められる?

エージェントにメールや電話で辞退や退会を伝えた場合、

「よければ辞退される理由をお教えいただけませんでしょうか?」

といったように質問がくることがあります。

「めんどくさいひきとめかな…」と思われる方も多いかと思いますが(そして、実際引き留めをするエージェントもいますが)、

エージェントがこの質問をしてくるときに、知りたいこととしては2つあります。

1つは、ひょっとして自分の対応に落ち度がなかったか(クレームになるようなことはないか)ということ。

もう1つは、あなたと同じ属性の求職者が、転職活動を辞めたいと感じてしまうポイントはどういうときなのか?についてリサーチしておきたい場合です。

前者についてはわかりやすいですよね。

転職エージェントもサラリーマンですので、お客さんである求職者から自分自身を名指しでクレームされることは避けたいと考えています。

後者については、どちらかというとポジティブな理由ですね。

エージェント自身と求職者との年齢などがかけ離れている場合(例えば、40代後半のエージェントと、20代前半の求職者など)、エージェントとしては求職者のニーズというものに鈍感になりがちです。

転職エージェントというのは情報が命の世界ですので、若い人たちがどういう風に転職活動を進めているのかといったことに強い関心を持っています。

もちろん、あなたにそういったことをアドバイスする義務はないのですが、不快に感じるのでなければそういった情報を教えてあげると喜ばれると思いますよ。




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