税理士事務所で働くには?

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税理士事務所で働くには?【転職活動の5ステップ】

  • 今はまったく違う種類の仕事をしているけど、税理士になりたい
  • 将来的には税理士として独立し、自分の事務所を持ちたい!
  • 経営者から「先生」と呼ばれる税理士の仕事で社会に貢献したい
  • 会計・税務のプロとして安定・高年収の税理士になりたい!
  • 税理士試験も3科目合格まできた。後は税理士事務所で実務経験を積みながら5科目合格を目指す

↑これから税理士事務所で働くことを目指している方なら、このうちのどれかのニーズにはきっと当てはまるでしょう。

税理士を目指す人の多くが「将来は独立!」という夢を持っていると思います。

しかし、どんなに優秀な人であったとしても、実務経験ゼロで独立することは不可能です。

まずは5年〜10年ほどは税理士補助として別の税理士のもとで修行し、キャリアと実務経験に自信がついたところで独立する人が多いですね。

>>税理士事務所で働くには?最短で内定をもらうための5ステップ

まだ税理士試験に合格していない人は、この5年〜10年の間に「1年に1科目」などの目標を立てて勉強を進めていきます。

税理士試験は科目合格制度を採用していますから、働きながら試験合格を目指す人が非常に多い試験なのです。

まずは税理士事務所に転職して実務経験を積もう

税理士事務所で働くには

(税理士事務所で働くには?最短で内定をゲットできる転職活動の5ステップを解説!)

いずれにせよ、税理士としてのキャリアをゼロからスタートするためには、まずは税理士事務所に未経験で転職することから始めなくてはなりません。

その際、予備知識を持たずに、見切り発車で転職活動を始めるのは絶対NGです。

税理士業界はかなり特殊な業界ですから、一般企業と同じように転職活動をすると高い確率で失敗してしまいます。

いわゆる「ブラック事務所」に転職してしまい、低年収で搾取されまくる…という事態になってしまう可能性もあります。

これは本当によくある失敗ですので、ぜひ気を付けておいてください。

以下では、税理士事務所で働くには、具体的にどういう転職活動のやり方をすればいいのか?について解説します。

  • 最短3ヶ月で税理士事務所から内定をもらえる転職活動の進め方とは?
  • 働きやすい環境の税理士事務所求人はどこで見つかる?
  • 少しでも高い年収で税理士事務所で働くには?
  • ブラックな環境の税理士事務所を見分けるには?

などなど、これから税理士事務所で働くことを目指す方が、転職活動を始める前に必ず知っておくべきポイントについても説明しています。

ぜひ参考にしてみてください。

税理士事務所で働くには?最短で内定をもらうための5ステップ

転職活動の5ステップ!

  1. 転職活動を始める準備をする
  2. 求人情報をリサーチして応募する求人をしぼりこむ
  3. 応募書類を作成し、送付する
  4. 書類選考に通った事務所で採用面接を受ける
  5. 内定を受諾して入社日を決定し、現職の退職手続きを行う

↑この5ステップを、およそ3ヶ月間で消化することをイメージしてください。

この記事を読んでいる現在から数えて、3ヶ月後に内定が出ている状態を目指しましょう!

なお、5つのステップの中で、もっとも時間と手間をかけるべきなのは「2.求人情報をリサーチして応募する求人をしぼりこむ」のステップです。

ここをしっかりやるかどうかによって、その後のあなたの税理士としてのキャリアが決定的に決まるといっても過言ではありません。

この「求人のしぼりこみ」をいい加減に行ってしまったせいで、

ブラック事務所に応募してしまい、激務のせいで勉強時間が取れずいつまで経っても税理士試験に合格できない…。低年収のせいで日々生活していくのがやっとの状態。5年も働いているのに独立資金なんてぜんぜん貯まっていない…。」

という状況におちいってしまうケースが非常に多いので注意しましょう。

以下、転職活動の5ステップの具体的な進め方を順番に解説していきます。

1.転職活動を始める準備をする

まずは、転職活動の準備から始めましょう。

転職活動の準備とは、以下のようなことを具体的に決めることを言います。

  • なぜ税理士事務所に転職するのか?の志望動機を明確にする
  • これまでの職務経歴について棚卸しをし、税理士事務所で働くときにアピール材料になるものを探す(職務経歴書をメモ書きでおおまかに作成します)
  • 転職する際に絶対に譲れない条件と、譲歩してもいい条件を明確にする(年収・残業・勤務地など)
  • 現職の退職ルールについて確認する(退職意思を伝えた日から何ヶ月後が退職日となるなど)

ただし、あくまでもこの時点では「準備」で構いません。

志望動機や職務経歴書については、後で正式なものを作成しますから、ここではノートに「だいたいこういう感じ」という内容を書き記しましょう。

すでに税理士事務所で働くことを決めているあなたの中には、「こういう理由で税理士になりたい」ということがあるはずです。

  • 不安定な今の会社に所属しているのが嫌?
  • 「これが自分の専門分野」といえるものがない自分が嫌?
  • 自分の実力で生きていけるようになりたい?

↑など、転職のきっかけはネガティブな理由でもOKです。

むしろ、現状に強烈な不満を持っている人の方が、転職活動のエネルギーを維持し続けることができ、結果として好条件で転職を成功させられます。

モヤモヤした気持ちをノートに書き出しているうちに、どんどんあなたの将来のビジョンは明確になっていきます。

このように、思考を言語化するプロセスはとても重要ですので、このステップは必ずやるようにしましょう。

2.求人情報をリサーチして応募する求人をしぼりこむ

税理士事務所で働くには

(税理士事務所専門の転職サイト:MS-Japan)

なぜ税理士事務所に転職するのか?の理由がある程度明確になったら、いよいよ求人のリサーチを始めましょう。

ひとむかし前まではこのタイミングでハローワークに行くのが普通でしたが、現在は転職サイトを使えば簡単に求人をチェックすることができます。

転職サイトにはいろんなところがあります。

新卒のときに使ったリクルートなどの転職サイトを使い慣れているという人もいるでしょう。

しかし、税理士事務所への転職することを目指す場合には、必ず「税理士事務所の求人を専門で扱っている【特化型】の転職サイト」を使うようにしてください。

税理士事務所の求人専門の転職サイトを使わないといけない理由

なぜ、転職サイトは「税理士事務所専門」のところを選ばないといけないのか?というと、税理士業界というのはかなり特殊な業界だからです。

↓転職サイトを運営している会社は、ごくおおまかに分けると以下の2種類に分けることができます。

転職サイトには2種類ある

  1. 総合型】の転職サイト
  2. 特化型】の転職サイト

それぞれの転職サイトの特徴について、順番に見ていきましょう。

↓結論から言うと、税理士を目指して税理士事務所で働くことをすでに決めているあなたは、2.の【特化型】の転職サイトを使うのが適切です。

>>未経験者が使える税理士事務所専門の転職サイトはこの2つ

1.【総合型】の転職サイトを使うべき人はこんな人

1つ目の【総合型】の転職サイトとは、簡単にいえばリクルートエージェントなどの大手サイトのことです。

総合型】の転職サイトの特徴は、とにかくたくさんの種類の求人が登録されていることです。

そのため、まだ希望する職種が明確に決まっていない人が、選択肢を広く探すときには適しています。

↓無料で使える適職診断系のサービスなどもありますので、「自分にはどんな仕事が向いているんだろう?」と悩んでいる段階の人は使ってみる価値はあります。

一方で、すでに明確に希望職種や業界が決まっている場合には、【総合型】転職サイトは非常に使いづらいです。

登録されている求人についても、次で見る【特化型】の転職サイトに比べると、条件が悪い(つまり給料が低い)ものが多いのが実際のところです。

少しでも好条件で税理士事務所への転職を希望する方は、次で見る【税理士事務所特化型】の転職サイトを使うようにしましょう。

2.【特化型】の転職サイトを使おう

税理士事務所で働くには

(税理士有資格者・科目合格者にはマイナビ税理士がおすすめ)

【特化型】の転職サイトでは、税理士事務所の求人のみを専門で扱っています。

求人の数そのものは【総合型】の転職サイトに劣りますが、一つ一つの求人の質は【特化型】の方が圧倒的に好条件のものが多いです。

転職サイトに登録すると、専門のエージェントに無料でついてもらうことも可能なのですが、このエージェントも税理士業界に精通している人についてもらえます。

(エージェントサービスは使っても使わなくてもどちらでもいいと思います。マイペースで転職活動したい人は、自分で転職サイトから求人検索して応募すればOKです)

未経験者も利用OK!税理士事務所専門の転職サイト厳選2社

↓税理士事務所の求人が専門の転職サイトとしては、以下のようなところがあります。

転職サイトの登録や利用にはお金はかかりませんので、できれば両方とも登録しておきましょう(登録作業は1分程度あればできます)

MSジャパン

実務未経験者向けの求人が充実!

MSジャパンは、税理士事務所や経理職の求人を専門で扱う転職サイトです。
特徴としては、未経験者向けの求人が多く登録されていることが挙げられます。
実務未経験で税理士試験もこれからな方は、MSジャパンをメインで使うと良いでしょう。
経理求人も多く登録されているので、税理士事務所→経理の転職にも使えます。


マイナビ税理士

マイナビ税理士

勉強しながら働ける求人が多数登録!

マイナビ税理士は、大手マイナビが運営する転職サイトです。
試験直前の長期休暇や、繁忙期でも残業少なめなど、税理士試験受験生が働きやすい求人が多数登録されています。
科目合格がすでに1科目以上ある方は有利な条件の求人もあります。働きながら税理士試験の合格を目指す人はぜひ活用しましょう。

3.応募書類を作成し、送付する

「ここで働いてみたい」と思えるような税理士事務所求人が見つかったら、いよいよ応募書類を作成しましょう。

>>税理士事務所の求人に応募するときの志望動機の書き方はこちらのページで解説しています(例文あり)

ハローワークなどから応募する場合には、手書きで履歴書や職務経歴書を作成します。

転職サイトから応募する場合には、求人応募画面の質問項目に入力していくかたちで応募書類を作成することになります。

手書きで応募書類を作成するのは非常に面倒ですが、転職サイトを使えばそうした手間を省くことができます。

エージェントサービスを利用している人は、応募書類の添削なども無料でやってもらえますので、活用しましょう。

4.書類選考に通った事務所で採用面接を受ける

応募した税理士事務所で、書類選考に通ったら、面接日程の連絡が入ります(転職サイト内のメッセージで通知がきます)

現在も職業についている人は、現職の仕事の都合と合わせて採用担当者と日程調整を行いましょう。

↓税理士事務所の面接でよく質問される内容とその対策についてはこちらの記事で解説していますので、参考にしてみてください。

>>税理士事務所の面接対策:未経験者の自己PRとよくある質問内容

5.内定を受諾して入社日を決定し、現職の退職手続きを行う

税理士事務所の面接の場合、早ければ数日〜1週間以内に採用または不採用の連絡が来ると思います。

うまくいけば晴れて内定ということになりますが、意外に手間取るのがこの後の「退職手続き」です。

「辞める会社のことなんて別に適当でいいのでは?」と思われる方もひょっとしていらっしゃるかもしれませんが、決してそうではありません。

退職後にも前職の同僚や先輩とは何かとつきあいが発生するものです。

転職先から現職の会社に対して、あなたの働きぶりなどについて照会がかけられるようなケースもごくまれにあります。

現職の会社の退職手続きは、ルールに従って誠実に行うようにしてください。

現職の会社の退職スケジュールを確認し、内定先と入社日程を調整する

具体的には、現職の会社の就業規則にある「退職手続き」に関する項目をよく確認しておきましょう。

一般的には退職する1ヶ月前に退職意思を直属の上司に伝えれば問題ありませんが、場合によっては業務引き継ぎのためにこれよりも長い期間が設定されているケースもあります。

現職の退職スケジュールを確認した上で、内定の出た税理士事務所と入社日の調整を行いましょう。

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