- 会計事務所の面接で聞かれることの多い質問ってどんなもの?
- 逆質問すべきことは?
- 自己PRや志望動機はどう答える?

会計事務所の面接ってどんな感じなんですか?
会計事務所の面接では、
事務所の経営者である所長税理士が面接担当者として出てくることが多いですね。
会計事務所はかなり特殊な業種(専門職)ですので、質問内容も特殊です。
どんな質問がくるのか?をあらかじめ知っておくと対策になるでしょう。

この記事では、会計事務所の面接対策について解説いたします。
実際に聞かれることの多い質問例や、
「何か質問はありますか?」と聞かれた時の逆質問のしかたについても説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
会計事務所の面接で聞かれることの多い質問例18個

(会計事務所の面接で聞かれることの多い質問とは?)
↓会計事務所の面接では、以下のような質問をされることが多いです。
- 簡単に自己紹介をお願いします
- 自己PRをお願いします
- 志望動機を聞かせてください
- これまでの職務経歴について教えてください
- 過去のこのお仕事ではどのようなことをされていたのですか?
- これまでに失敗したことや、苦労されたことはどんなことですか?
- なぜ、今の仕事を辞めて会計事務所に転職しようと思ったのですか?(未経験者向け)
- なぜ、今の事務所を辞めて弊社に応募しようと思われたのですか?(経験者向け)
- なぜ、他の資格ではなく、税理士を目指すのですか?
- うちは残業がある程度ありますが、問題ないですか?
- あなたにとって仕事とは?何のために働きますか?
- ブランク期間(無職の期間)があるようですが、なぜですか?
- 税理士試験の進捗状況を教えてください
- 外部のお客さんとのやりとりが多い仕事ですが、大丈夫ですか?
- 結婚や出産の予定はありますか?
- 別の事務所も受けていますか?(転職活動の状況を教えてください)
- 独立は目指していますか?
- 資格スクールに通う予定はありますか?
質問の意図を理解し、採用側の聞きたいことにドンピシャで答える回答を用意しておきましょう。

税理士事務所の面接で質問されることが多い内容

(会計事務所の面接で逆質問すべき内容)
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがありますよね。
これを「逆質問」と呼ぶことがありますが、
何の用意もしていないと「特に何もありません…」という回答になってしまいがちです。
逆質問はあなたの積極性をアピールする絶好のチャンスです。
他の休職者と差をつけるためにも、
必ず質問を用意しておくようにしましょう。

ここでも「採用担当者は、何を知りたいのか?」という意図を押さえて回答を考えるのがポイントになります。
↓会計事務所の面接では、以下のようなことを逆質問すると高評価につながる可能性が高いですよ。
- 税理士はやりがいのある仕事ですか?
- 入社後には何件ぐらいのお客さんを担当するのでしょうか?
- 記帳代行をしているお客さんは多いですか?
- お客さんにはどんな業種の方が多いですか?
- 実際に働いている人たちの働き方について質問する
- 入社前にどのような準備をしておくと良いでしょうか?
- 入社後には研修などはありますか?
- 働きながら税理士試験に合格された人はいますか?
- 繁忙期にはどのぐらい忙しいですか?
- 給与や残業について確認しておきたい場合
面接に行く前にチェックしておくべきこと
会計事務所の面接では、以下のようなことを知った上でのぞむと、
面接での話が弾みやすいと思います。

- 面接に行く時の服装は?
- 相手の呼び方は御社?貴社?御事務所?
- TKC事務所とは?宗教って本当?
- 筆記試験はある?
- 面接は何回ある?
- 誰が面接をしてくれるの?
- 事務所側の採用ニーズを把握する(採用時期によって違うことも)
- 簿記や科目合格をしてから転職活動スタートすべき?
- 税理士を目指していなくてもOK?
面接終了後に確認しておくべきこと
面接が完了したら、以下のようなことを確認しておきましょう。

- できれば内定通知書や条件提示書をもらう
- 内定承諾の期限は?
- 入社予定日はどうやって決める?
- 入社初日は好印象を目指そう!
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま税理士事務所で働いている人も、これから働く人も、
労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。
職員を「使い捨て」ぐらいにしか考えず、安い給料で搾取しまくるブラック事務所は、
2023年現在も残念ながら一定数存在しています。
こういう事務所ほど「うちはアットホームな職場です!」…みたいにアピールしていることが多いので注意が必要です。
ブラック事務所にまちがえて応募するリスクを避けるためにも、
会計職専門の転職サイトを活用しましょう。

↓こういった専門サイトでは、
ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので安全です。
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正直、税理士業界に転職するなら、
ハローワークやリクナビは使わない方が良いと私は思ってます。

実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。
(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)
私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、
彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。
情報リサーチには会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。
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「今すぐ転職する気はない人」もやっておくべきこと1つ
今すぐは転職するかどうか決めてない。
でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。
チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。
人生でそう何度もあることではありませんし。

ただ、こういう段階の人ほど、
転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。
実際には、転職って運で決まってしまう部分もあります。
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
で決まっちゃうことも多いんです。
能力的に優秀な人でも、たまたま良い求人に出会えずブラック事務所で働いている…みたいなことって普通にあります。
(逆に言うと、能力的には普通だけど、転職活動の進め方が上手でホワイト事務所に入社できている人もいる)
重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。
具体的には、転職サイトに転職先に求める条件をしっかり入力しておくのがコツですね。
(年収や組織規模、残業上限など)
↑これをやっておくと、
転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。
条件にマッチした事務所求人が出た瞬間にスマホに自動通知してもらえるので、
優良事務所の求人を見逃すリスクがなくなるのが大きいです。
(転職サイトで求人検索をかけてるだけ、
なんとなく求人をながめているだけ…の人たちと大きな差がつきます)
いい感じの事務所求人が見つかったら、
ブックマーク保存等で情報としてストックしていきましょう。
日常的に積み上げた優良な情報ストックを、
行動を起こす時の判断基準に使えるようにしておくのが大切です。

↓年収高めのホワイト事務所の求人や、
BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、
募集期間が短い傾向があるので注意してくださいね。
>>無料アカウント作成時には「希望条件」をしっかり入力しておきましょう
現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)
転職サイトを日常的にチェックし、
気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、
「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある」
↑と気づけるのも重要です。
ストレスでどうしようもなくなる前に、
転職という手を打つことができるようにしておきましょう。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、
転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)
そうなると、さらに現状への依存度が高まって、
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。
なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2023年現在で、
なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビとかの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれません。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)
がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。
会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。
現時点で8,647件の求人がありました。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓転職に限らずですが、
仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。
能力やスキルももちろん大切なんですが、
転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。
税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、
転職活動のやり方がまずかったのが原因で、
ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
