- 40歳から税理士を目指すって遅い?
- 働きながら勉強するならやっぱり税理士事務所?
- 最短で税理士になるにはどんな受験プランが最適?
税理士業界は「平均年齢がとても高い業界」です。
そもそも税理士試験が社会人向けの試験になっていますから、
社会に出てから試験勉強をスタートする人が多いためですね。
おおまかには20代後半〜30代前半ぐらいから勉強を始める人が多いですが、
中には40代からゼロから勉強スタート!という人もたくさんいますよ。
この記事では、40歳から税理士を目指す人向けに、最短で5科目合格を達成する方法を解説します。 結論から先にいうと、40歳から税理士を目指すなら、 税理士事務所で社会人として働きながら、 実務経験と受験勉強を両立させていくのが最短ルートになります。 ぜひ参考にしてみて下さい。
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ブログ管理人
1985年生まれ。ニートで税理士事務所入社→月給16万円のブラック事務所で地獄のような目にあう→ホワイト事務所に転職して年収600万円/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。
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この記事の目次
40歳から税理士を目指すなら「税理士事務所で働きながら勉強」が最強な理由
40歳から税理士を目指す場合、ほとんどの人は社会人としてお給料を稼ぐ必要がある状態でしょう。
中には「一定期間は無職になって、働かずに受験勉強に専念する」という方もいるかもしれませんが、
私はこれはおすすめしません。
↓理由としては以下の2つです。
40代が「勉強に専念するため無職になる」は危険すぎる
税理士試験は、残念ながらすべての人が合格できる試験ではありません。
計算問題をスピードを意識しながら解いたり、
理論をお経のように丸暗記することも求められる試験ですから、
どうしても向き不向きがあるんですね。
40歳から勉強をスタートした人が、例えば3年の間勉強に専念し、その間は無職で過ごす場合、
「40代前半」というキャリア上もっとも重要な時期をニートやフリーターのような状況で過ごすことになります。
(履歴書や職歴書上、どうしてもそういう印象になります)
最終的に税理士試験に合格できたら良いですが、
もし失敗した場合には、あなたのキャリアに決定的な傷を負うことになってしまいます。
税理士事務所で税理士実務を学びながら勉強するメリット
税理士試験に合格したいなら税理士事務所で働きながら勉強すべきだといえます。
税理士事務所で働く人たちは多くが税理士受験生なので、
同じ志をもって切磋琢磨(せっさたくま)できる人たちが同僚になるのはとても良い刺激になります。
また、税理士試験の勉強は、実務で学ぶ知識で内容を補完しながら進めていくのが非常に効率的です。
例えば、法人税の計算をテキストだけで勉強している人と、実際に法人税の申告書を自分で作りながら勉強するのでは、どちらの方が理解が深まるかは一目瞭然ですよね。
税理士試験は社会人向けの試験であるだけあって、実務と勉強が非常に強くリンクしている試験であることが特徴です。
短期合格を目指すなら、税理士事務所で働きながら勉強を進めていくのが最適と言えます。
税理士事務所で働きながら勉強を進めることは非常に効率的
消費税法の場合、日々の仕訳処理や顧客の記帳のチェックを行った際、必ず消費税の課税区分を確認します。
ただ、実務においては区分さえ分かれば問題ありません。
一方で試験勉強では「なぜその区分になるのか?」というところまで理解する必要があります。
このように日々のリアルな取引処理で疑問が浮かぶたび、
繰り返し試験内容を振り返ることで、試験内容の理解をより深めることができるのです。
勉強と実務の両立が課題
ただし、税理士事務所で働きながら税理士試験合格を目指す場合には、気をつけておいてほしいことが1つだけあります。
それは、税理士試験勉強との両立が可能な事務所を自分の勤務先として選ばないといけない点です。
税理士事務所というのはどこも小さな組織です。
(税理士事務所の8割以上は「従業員数名〜10人未満の組織」です)
小さな組織ですので、経営者である所長税理士の考え方によって、スタッフの働き方は大きく変わってくるのです。
所長税理士が「スタッフの試験勉強を歓迎する」という考えなら、勉強との両立も非常にやりやすい環境で働くことができるでしょう。
逆に、「仕事なんだから勉強しながらなんて許さない。まして、スタッフが税理士試験に合格してしまったら、独立して退職してしまうじゃないか」
という考えの所長税理士だった場合には、
仕事と勉強の両立は非常に難しくなってしまうでしょう。
税理士事務所で働きながら税理士試験合格を目指すなら、「どういう事務所で働くか?」が非常に重要になることを知っておいてください。
【超絶注意】ブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきたった1つのこと
税理士業界は平均年齢が高い業界(40代未経験でもOK)
40歳未経験で新しい業界に足を踏み入れる際、
ハードルが高いと感じる方もいるかと思いますが、税理士業界に限ってはそれほど気にすることはありません。
税理士業界は平均年齢が非常に高い業界です。
30代後半〜40代からこの業界で働き始める人はものすごくたくさんいますよ。
営業経験者は税理士事務所で重宝される
また、営業マンなどの実務経験がこれまでにある人は、税理士事務所の仕事はとてもやりやすいと思います。
税理士事務所の主な顧客は中小企業の経営者です。
彼らと日常的にコミュニケーションをとっていく必要があるわけですが、多くの経営者は営業マンタイプの人が多いので、
営業経験のある人はとっつき安く感じると思いますよ。
あと、若い人で税理士を目指すタイプの人たちって、どうしても「事務職タイプ」の人が多いんですね。
20代後半までニートやってました…という感じの人も多い業界なので、
営業経験と社会人経験が豊富な40代は即戦力として評価される可能性が高いです。
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目標は5年で5科目!働きながら科目合格を積み重ねよう
1年目
40歳で税理士を目指す事を決めたのであれば、まず税理士事務所に転職しましょう。
そして、基本の会計知識である会計2科目の勉強に取り組み始めます。
最初は先輩や所長先生のサポートがメインとなることが多いため、仕事の知識をつけながら会計に関する質問ができます。
業務に慣れれば、勉強したばかりの知識を仕事で活かすことができる場面が増えてくるでしょう。
自分で判断して業務を進めることができるようになり、勉強と実務が直結している実感が湧いて勉強意欲も高まります。
簿記論と財務諸表の2科目は同時受験が理想
会計2科目である簿記論と財務諸表論は同時に受験すべきです。
ボリュームが多いと感じるかもしれませんが、並行して受験した方が良いとされる理由は、2つあります。
税理士事務所勤務当初はサポートがメインとなるため、時間の余裕がある
2科目は同じタイミングで受験し、2科目合格または1科目合格を1年目でつかみ取りましょう。
2年目
2年目からは、1年目で合格できなかった科目を引き続き勉強します。
別の科目に目が移りがちですが、科目は変えずに継続して勉強することを強くおすすめします。
同じく、別の税法科目を追加受験することも避けましょう。
会計科目に合格している場合は別ですが、会計科目と税法科目は内容が全く異なり、重複する箇所が少ないので勉強時間の確保が難しいからです。
2年目は決算業務に携わったり、1年目よりも仕事量が増えます。
慣れない業務をこなすことだけで精一杯という時期が続き、勉強時間の確保が思うようにいかない時もあるかもしれません。
税理士試験は長丁場ですので、勉強と仕事を上手に両立していきましょう。
3年目
3年目は、税法科目の合格を目指します。
もし会計科目がまだ残っている場合は、会計科目の勉強を継続し、比較的ボリュームの少ない税法科目に取り掛かりましょう。
「2年目は勉強する科目を変えないようにと言われたのに、3年目はいいの?」と思われる方もいるかもしれませんが、3年間も同じ科目を勉強し続けると効率が悪くなります。
そこで、モチベーションを維持させるために、新しい科目の勉強にも取り組むのです。
最初は消費税法がおすすめ
まずは、消費税法を追加で勉強するといいでしょう。
おすすめの理由は、以下の2つです。
身近なものなので勉強の成果を得られやすい
消費税法から勉強をし始めれば、挑戦のハードルが低くなりやすいでしょう。
4年目〜5年目
4年目で、いよいよ法人税法または所得税法の勉強を始めます。
この2科目は選択必須科目となっているため、どちらか一方を必ず合格しなければいけません。
ただ、どちらを受験するのかについては、次の点を意識しながら決定しましょう。
現在の事務所の業務にはどちらが適しているのか
法人税法は企業の税金、所得税法は個人の税金に関する科目であり、まったく異なります。
そのため、自分の希望や状況に合わせて決定する必要があるのです。
現場で活かせる科目は法人税法
一般的に仕事で役立つのは、法人税法だと言われています。
税理士事務所は企業を顧客としているところが多く、個人の顧客をメインとしているところは少ない傾向があります。
また、将来的に独立を目指している場合でも、法人顧客の方が規模も顧問報酬も大きいので、同じく法人税法の合格を目指した方がいいでしょう。
これが、5年間で税理士合格を目指す流れです。
資格勉強と仕事が両立できる環境だからこそ、実行することが可能なスケジュールといえます。
税理士を目指したいと本気でお考えの方は、税理士事務所への転職を考えてみてはいかがでしょうか?
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま税理士事務所で働いている人も、これから働く人も、
労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。
職員を「使い捨て」ぐらいにしか考えず、
安い給料で搾取しまくるブラック事務所は
2023年現在も残念ながら存在しています。
こういう事務所ほど「うちはアットホームな職場です!」
…みたいにアピールしてたりするのでたちが悪いんですよね…。
もちろん、すべての税理士事務所が
ブラックという意味ではありませんよ。
最近は年収高めのホワイト事務所も増えてますからね。
重要なのは、ブラック事務所にまちがえて応募しないことです。

ブラック事務所に絶対に間違えて入社したくない人は、
会計職専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
税理士や経理といった会計求人だけを集めている専門サイトなら、
ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので安心です。
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マイナビ税理士
科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
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ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選5社】
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税理士業界志望者はハロワやリクナビを使うな

(税理士業界の求人は、ハロワやリクナビで探さない方が良いです)
正直、税理士業界に転職するなら、
ハローワークやリクナビは使わない方が良いと私は思ってます。
なぜかというと、求人の「質」が低すぎるからなんですね。
確かに、ハローワークやリクナビは求人の「数」は多いんですよ。
ですが、求人が多い分だけ
ブラック事務所の求人も普通にまぎれこんでいたりするんです。
言い方は悪いですが、
ホワイトもブラックもごちゃ混ぜにして、
「うちは求人数ナンバーワンです!」
みたいに売りにしてる感じがあるんですよね。
実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。
(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)
私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、
彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。

どんなに求人が多くても、
当たり前ですがその中から選べるのは1社だけです。
求人は数ではなく、質が重要なんですね。
会計職専門の転職サイトなら、
↓例えば以下のような質の高い求人を見つけることができますよ。
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- 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
今すぐは転職する気がない人もやっておくべきこと
今すぐは転職するかどうか決めてない。
でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。
チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。
ただ、こういう段階の人も
転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。
転職って運で決まってしまう部分もあって、
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
が非常に重要だったりするからです。
日常的に、税理士業界の最新の求人情報にアンテナを立てておくようにしましょう。
希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、
マッチする最新のおすすめ求人がメールで送られてくるので便利です。
↓こんな感じで、あらかじめ自分で入力した
年収などの条件にマッチするものだけが送られてきます。
情報って多すぎても使えないんで、
自分にマッチする求人だけを送ってもらえるのが便利です。

転職サイトの使い方って人それぞれだと思いますが、
私はこういう「流し読み」的な感じがいいと思ってます。
流し読みでも日常的に求人情報を見るようにしておくと、
税理士業界の年収や、福利厚生の相場みたいなものもなんとなくつかめてきます。
良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておいて、
いざ転職するとなったときに、
ロケットスタートを切れるようにしておきましょう。
余裕のあるタイミングでこれやってる人と、
やってない人とでは大きな差がつきますよ。
税理士業界は「優秀なのに年収低いループ…」にはまる人が多すぎる

(優秀なのに年収低い…的なループにはまらないために)
税理士業界って、
能力スキル的には非常に優秀なのに、
たまたま良い求人に出会えていないのが原因で、
しかたなくブラック事務所で低年収で働いている…。
みたいな人がかなり多いのが現実です。
仕事のスキルや能力と、良い事務所に入れるかどうか?ってあんまり関係ないんですよね。
良い事務所に入れるかどうかは転職活動のやり方が上手か下手かできまることなんで。
逆に言うと、能力的にはごく普通だけど、
転職活動の進め方が上手で、
ホワイト事務所に入社できている人もいるわけですね。

転職活動のやり方が上手か下手かだけで、
稼げるお給料の金額が年間100万円ぐらい違ってくることもあります。
転職活動のやり方だけで年収減る…とかめっちゃ悲しいですよね。
重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。
具体的には、会計職専門の転職サイトで定期更新される求人情報を、
日常的にチェックするクセをつけるようにしましょう。
転職サイト内で年収や事務所の人数規模など、
転職先に求める条件をしっかり入力しておくのが大切です。
↑これやっておくと、
転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。
求人が掲載開始された瞬間に自動通知してもらえるので、
優良ホワイト事務所の求人を見逃すリスクをなくせますよ。
転職サイトって、なんとなく求人をながめているだけ…では
なかなか良い求人にはなかなか出会えません。
↓年収高めのホワイト事務所の求人や、
BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、
募集期間が短い傾向があるので注意してください。
ポイント!
- 税理士事務所の求人を探すなら、会計職専門の転職サイトを使うべき
→税理士業界専門サイトなので、ハロワやリクナビと求人の質がまったく違う。 - 転職活動は「能力」より「運」で決まってしまう部分も大きい
→転職サイトを日常的にチェックして「優良求人に出会う確率」を上げることが大切。 - 転職サイトを使うなら、無料アカウントを作り求人の絞り込み条件を設定しておこう
→自分が指定した条件にマッチする求人が出るたびに通知してもらえます。
↓個人的におすすめの税理士業界専門の転職サイトはこちらです。
無料アカウント登録で実際の年収も見ることができますよ。

ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)
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マイナビ税理士
科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選5社】
この記事では、税理士業界(会計事務所)への転職を目指す人におすすめの転職エージェントを紹介しています。税理士業界はかなり特殊な業界です。年収や福利厚生が良い会計事務所求人を見つけたい人は、税理士業界(会計事務所)専門の転職エージェントを使うようにしましょう。
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現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)
転職サイトを日常的にチェックし、
気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、
「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある」
↑と気づけるのも重要です。
ストレスでどうしようもなくなる前に、
転職という手を打つことができるようにしておきましょう。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、
転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)
そうなると、さらに現状への依存度が高まって、
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。
なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2023年現在で、
なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビとかの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれません。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)
がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。
会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。
現時点で8,647件の求人がありました。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓転職に限らずですが、
仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。
能力やスキルももちろん大切なんですが、
転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。
税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、
転職活動のやり方がまずかったのが原因で、
ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
