
(経理事務の仕事はしんどい?)
- 経理事務の仕事はしんどい?
- 未経験者はついていけないってよく聞くけど本当?
- 簿記2級は持っていないと厳しい?
この記事では、経理事務の仕事で「しんどい・つらい」と感じる具体的な場面について紹介します。
これから経理事務に未経験で転職することを目指す方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事を書いた人
電気通信業の会社で経理事務として勤務8年目です。勤務先は典型的な「中小企業(売上5億円・従業員30名)」ですが、規模が小さい分だけいろんな仕事を担当させてもらってます。経理未経験者の人事採用も担当しているので、採用試験や面接の実態や攻略のコツなどについてくわしく書けます。
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経理未経験者はここがしんどい!仕事内容の実態

(経理事務の仕事でしんどい・辛いと感じる瞬間)
1. ミスができないプレッシャー
会社の経営に直接関与する部署ですので、そこでミスがあれば大きな問題になり得ます。
その点で言えば他部署よりもプレッシャーは大きいかもしれません。
会社によって違いますが、1円でも合わなければ合うまで見直したりすることもしばしば。
また経営者から帳簿の数字に関して聞かれた時に、
タジタジしていては経営者を不安にさせてしまうので、なるべくサッと答えられるようにしておく事も大切なポイント。
2. 簿記の知識が必要
専門性が高いのでは?と敷居が高く見られがちですが、案外そうでもありませんよ。
業種によって科目は変わりますが、会社毎にある程度帳簿の枠組は決まっています。
入社間もない頃は決められた仕訳やチェックを行うことが多いので、
簿記の知識がなくてもできることは沢山あるんです。
ただ当然ですが役職や職責が上がるにつれ知識や専門性といった点は必要になってきます。
3. 繁忙期は残業もある
仕事量が多そうと思われるかもしれませんが、それは案外時期によります。
1ヵ月の中では月末月初がその時期にあたり、
月末は帳簿を仕上げたり入金や支払いを行い、月初は給与計算や売上報告などを行います。
これらの業務は期日内に行わないと取引先や社員に迷惑が掛かるので、
どうしても残業時間が増えてしまうのは致し方ないかと。
一方で月中は比較的落ち着いているので、1ヵ月通して忙しいという事でもありませんよ。
4. 他の部署から嫌がられるのでは?
嫌がられるという表現が正しいかは分かりませんが、厳しいなとは思われるでしょう。
なぜかと言いますと、他部署から提出された経費の精算や仕入金額などは、
会社のお金に関わることなので正しく把握しないといけません。
分からない部分があれば、他部署の担当の人に確認することも度々あります。
無駄な経費は宜しくないので「これは経費では計上できません。」と伝えるのですが、
それが「経理=細かい」と思われる要因になっていることは否めませんね。
経理未経験者が知っておくべきプレッシャーへの対処法

(経理事務未経験者が仕事でストレスをためこまないコツ)
1.「数字で考える」に慣れること
簿記の知識がなくても仕事はできると書きましたが、
当然ながら資格があるに越したことはありません。
ただ無資格でも数字に強く、出た金額や数字に対して要因を説明できる方であれば
無資格・未経験でも問題なく仕事ができます。
後はその会社の会計方法や帳簿のつけ方に慣れていくことでしょうね。
そこで流れや仕組みが理解でき、知識も深まり後々の資格取得に役に立ちますよ。
2. 最終的には税理士さんがチェックしてくれる
会社の基盤を支える重要な部署ですが、大抵の会社には顧問の税理士さんがいます。
私の会社では月1で税理士の先生が来られて、その月の帳簿をチェックして頂きます。
何か間違いがあればその場で修正すればよいので、先生に提出する準備段階までを
確実にできていれば多少ホッとできますね。
何も問題なく終わった時に1月分のプレッシャーから解放されます。
3. ビシッと終わった時の達成感を味わおう
繁忙期はどうしても気持ちに余裕がなくなりがちです。
その反面で、無事に何事もなく終わった時の達成感はもう堪らなくハッピーになります。
仕事量も多くプレッシャーも当然ある中で、数字がビシッと合えば全てが報われた気分に。
その達成感が癖になり、そこに向かって頑張れるという一面も大いにあります。
4. 社内のすべての部署の人と関われるチャンスを活かそう
ある意味では経理事務という仕事は特殊です。
経理事務以外の部署は基本的に自部署内でしかやりとりをしませんが、
我々はどの部署とも関わる必要があります。
つまり経理事務は経理面だけでなく、社内を繋ぐパイプ役とも言えるのです。
そう考えると各部署としっかりコミュニケーションを図ることができれば、
良い関係を築くことができ、多少細かい事を言っても文句は出ないでしょう。
【※ 注意】未経験で経理に転職する人が知っておくべきこと

(経理未経験者はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)
経理って入社する会社によって働き方がぜんぜん違う仕事です。
同じ経理でも、働く会社をまちがえてしまうと、
ブラックでつらい働き方になってしまう可能性があるので注意してください。
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↑スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、
こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)
↓実際の求人をお見せするとこんな感じです。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の条件はまったく違いますよね。

↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。
未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。
(経理は実務経験で評価される職種)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、
勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。
ブラック環境で働く経理未経験者は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)
私自身も経験があるのですが、
ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。
ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、
「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」
みたいなほったらかし教育をされる危険があります。
当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、
身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。
5年後にどんな差がついているか…。
って考えるとぞっとしますよね。
こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、
「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」
みたいに考えられているケースも多いです。
新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

逆に、業績の良いホワイト企業では、
未経験者をゼロから育てていくという意識があります。
業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、
未経験でもお給料が良いケースが多いんです。
経理未経験者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)
同じ未経験スタートなら、しっかりお給料稼げて
仕事もきちんと教えてもらえる環境でスタートしたいですよね。
まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。
学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、
経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、
ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。
逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、
ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。
転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える)を知ってるかどうか?だけで、
こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。
ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。
単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。
こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、
不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。
(そういうのは政治家の仕事です)
まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。
私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、
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比較のためにも、転職サイトは2社〜3社を同時進行で使っていくのがコツですよ。

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経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選4社】
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(実際に募集されている経理未経験OK求人を紹介します)
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今すぐは転職するかどうかわからないし…という方へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)
なんとなく今の環境に不満はあるし、
一生このままで良いなんてまったく思ってないけど
なかなか重い腰を上げられない…。
いま仕事している人もしていない人も、
↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

特に、条件の良い経理未経験求人は人気ですから、
日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。
経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、
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↓こんな感じでメールが届きます。
自分が希望する条件にあった求人だけを
ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。
情報ってたくさんありすぎても
ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。
情報があふれている時代なので、
自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

同じ転職サイトを使っていても、
良い求人を上手に見つけられる人と、
見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。
(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)
つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切(精神的にも)

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)
経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、
「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、
情報としてこまめにストック保存しておいてください。
手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、
いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。
情報量でライバルに差をつけましょう。
また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、
どうしても今の状態がつらくなったら転職もある
↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。
良い意味での逃げ道を確保できる感じです。
これって精神的にもかなり安定するんですね。
過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。
転職サイトは完全無料で使えます。
いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。
↓年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、
情報リサーチに徹底活用しましょう。

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
