- 税理士事務所の求人を探してるけど、給料安い小規模事務所しか応募できそうなものがない…。
- 未経験者は年収280万円スタート…みたいな激安求人ばっかりで絶望してる。
- 将来的には独立目指すけど、今の職場環境はいくらなんでもキツい。
- 今年も税理士試験全滅…。仕事忙しすぎて5科目合格する頃には40代超えてそう…
- さすがに今の事務所で定年まで一生働くとかはないけど、ヘタに動いてやっぱり戻りたい…なんて事態になるのは絶対避けたい。
↑こんなふうに不安感じながらモヤモヤしてる方、きっと多いと思います。
ネットで「うちの所長税理士がクソすぎる」みたいな口コミみちゃったり、
リ●ナビで求人検索かけて給料激安な求人しか出てこなかったりすると、
「ひょっとして税理士業界ってもうオワコンなの?」とか思っちゃいますよね。
もちろん、すべての税理士事務所がブラックというわけではありませんよ。
職員の離職率下げるために努力していて、
繁忙期でも残業ゼロ達成してるホワイト事務所とかもたくさんありますからね。
なんとなくの目安ですが、事務所の求人が10個あったとしたら、
2つが真っ黒なブラック、
2つが優良ホワイト、
残り6つはフツー(やや微妙なグレーゾーン)みたいな感じではないでしょうか。
つまり、税理士事務所はホワイトとブラックで二極化してるのが2024年現在のリアルな現状です。
なので、税理士業界で転職考えるなら、ブラックな事務所に間違えて応募しないようにすることが大切ですよ。
ちなみに私自身、20代の頃に初めて入社した事務所が超絶ブラックで、うつ病寸前まで追い詰められたことがあります。
↓当時を思い出すと今でも胃がキリキリしてきますがこんな感じです。
繁忙期は毎日毎日、日付が変わる直前まで残業。
所長税理士やベテラン職員のパワハラ恫喝にびくびくしながら、胃に穴が空きそうなほどのストレスを抱えて働いてました。
残業は「仕事の遅い奴の自業自得」ということで完全サビ残。
年収は200万円ぐらい(月給手取り16万円〜18万円)で、一人暮らしの生活費と資格スクール代を払ったらすっからかんです。
貯金するどころかアコムとかプロミスの常連客状態。
最初は「働きながら5年以内に官報合格目指す!」とか意気込んでましたが、
こんな状態で税理士試験なんてうまくいくわけなく、毎年受験科目全滅で3年経っても科目合格はゼロ…。
(ちなみに当時の事務所には職員20名ぐらいいましたが、有資格者はゼロでした)
結局、このブラック事務所では3年弱働きましたが、
そこから2回の転職を経験して、10年間トータルで3社の税理士事務所を経験しました。
年収も200万円からスタートして600万円ぐらいまで上げることができたので、
この業界での「給料のあげ方のコツ」みたいなことについては知識ある方だと思います。
年収600万円て他の業界から見ればフツーかもしれませんね。
ただ、これって税理士業界ではわりとマシな方なんです。
(私みたいにコミュ障ぎみの無資格職員で、
能力的にフツーな人間ならこんなもんです)
注目していただきたいのは、私自身がごくフツーの無資格職員で、どっちかというとコミュ障タイプの人間であることです。
この業界で年収を上げるために必要なことは、実は能力的に優秀であることではありません。
能力的にめっちゃ優秀なのに、年収300万円でブラック事務所勤務…みたいな人ってめっちゃいっぱいいますからね。
税理士業界で年収上げる、未経験でも最初から良い給料もらいながら働くために重要なのは、
シンプルに「転職活動のやり方のコツ」を押さえて動いてるかどうかなんです。
(具体的なやり方は、後でこの記事の中で隠すことなく全部説明します)
特にたいせつなのは、転職サイトや転職エージェントとの付き合い方。
この記事を書いている2024現在、これらは転職活動の必須ツールなんで、コツを押さえてガシガシ使い込んだほうが良いですよ(いずれも無料で使えます)
この記事では、税理士業界で年収を上げる転職活動のコツを解説します。
これから未経験で税理士業界に入ってくる人も、すでに税理士事務所で働いてるけどしんどい状態の方もぜひ参考にしてみてください。
>>給料安くて超激務な「ブラック事務所」で働きたくない人が知っておくべきこと
この記事の目次
ブラックも多い税理士事務所求人から、ホワイト求人を見つけ出すには?
最初から厳しいこと書きますが、
ネットの検索結果から「ホワイト事務所の求人を見分ける」のって、かなり難しいです(特に業界未経験の方の場合)
理由はシンプルでネット上に情報が少なすぎるんですよね。
具体的な事務所名まで出した口コミってほぼ出てこないと思います。
「みん就とかライトハウス(旧カイシャの評判)見れば、企業名で口コミ検索できるじゃん」って思われるかもしれませんが、
こういうサイトに口コミ書いてるのってすでに退職済みで業界現役じゃない人がほとんどです。
「一生、税理士業界とは関わりません…」みたいな、いわゆる無敵の人たちが書いてる便所の落書きみたいな悪口ばっかりなんですよね。
これはこれでまあ情報の一種かもしれませんが、
リアルに転職活動していて読みたい口コミってこういうのじゃないですよね。
見たいのは、現在進行形でその事務所で働いている先輩職員で、
デメリットもメリットもちゃんと書いてくれてる口コミだと思います。
こういう明らかにかたよった口コミ情報で判断して、せっかく出会ったホワイトな事務所なのに選択肢から消しちゃう…みたいなことになったら損するのはこっちです。
(運命の人に出逢ってるのに、まわりの評判を気にしすぎてつきあうのやめちゃうみたな)
良質な口コミは、いくらネットの大海原をサーフィンしまくってもほぼ出てこない。
なぜか?
税理士業界ってはっきりいってせまい業界なんで、
ヘタに自分の勤務先の口コミ書くとすぐ特定されちゃうんですよ。
所長税理士どうしがけっこう情報交換しあってたりするんで、転職するにしても下手なことはできません。
なので、ネットで自分の勤務先事務所名出してペラペラしゃべっちゃうようなリスク高いことする人なんてほぼいないんです。
(ヘタすりゃボス税理士にばれてクビです)
ほとんどの個人事務所は自社の採用専門サイトなんて持ってませんし、
中にはいまどきホームページのない税理士事務所とか、あっても業者に丸投げしたようなスッカスカの情報しか載ってない事務所とかも少なくありません。
(そんな事務所でも、実際には優良クライアントを多数抱えていて、職員の労働環境的にはホワイトなところもあったりするのでタチが悪い)
結果的に、少ない情報を頼りに転職活動することになりますから、
なんだかよくわからないままなんとなく「自分の職歴や科目合格数ならこのへんかな?」みたいな感じで、
あてずっぽうで求人に応募してしまってブラック落ち…みたいなことになりがちです。
担当件数が15〜20件ならホワイト事務所?
事務所求人の「ホワイト求人の見分け作業」の難しさについて、もう少しだけ具体例をあげて説明しますね。
(なかなかしんどい話だと思いますが、がんばってついてきてください)
例えばですが、
「税理士事務所職員の業務量や残業量は、
自分が担当するクライアント企業の件数で決まる!」
みたいに書いてるブログとか口コミって多いですよね。
確かに、判断基準の「1つ」としてこういう視点を持っておくのはまちがいではないんです。
担当件数がだいたい20件ぐらいなら普通ですが、
中には30件〜40件みたいな事務所もあったりしますね。
ただ、転職サイトとかで見た求人に「スタッフ一人あたりの担当クライアント数は15件〜20件」と書いてあったので、
「これなら業務量は比較的落ち着いてるのかな?」と思っても、
担当クライアントが法人企業なのか個人事業主なのか?従業員数はどのぐらいなのか?何月決算が多いのか?どういう業種業界のクライアントが多いのか?
といったことまで突っ込んで考えないと、
その事務所での業務量ってなかなか把握できなかったりします。
例えば、担当件数30件と多くても、
「会計ソフトの入力作業とかはクライアント側で全部やってくれていて、職員側の作業はチェックだけ」みたいな状態なら、
業務量はむしろ少なめなホワイト事務所ってこともありますからね。
逆に、担当件数たったの10件で「ホワイトかな?」と思っても、
実際に入社してみたら、担当する顧問先クライアントが小売業種ばっかりで現金レシートが毎月何百枚もあって、それを手作業で担当者が記帳代行していたり、
自分の顧問先の社長が脱税アドバイスを求めてくるパワハラ・カスハラ言動のクソ社長でメンタルやられたり、
従業員数がやたら多いクライアント企業が多くて、税務はともかく給与計算や年末調整で忙殺される…。みたいな状態だったりすることもありますからね。
↑こういう事務所の職員は、たとえ担当件数は少なかったとしても、ブラックで超しんどい働き方になります。
「落ち着いた環境で勉強と両立しながら働けるはず」と思って入社したのに、
実際には超絶激務で税理士試験勉強なんて不可能。
気がついたら入社して5年経ってるのに科目合格の積み上げはゼロ…。
みたいな、悲惨な状況になってしまうことは少なくないんです。
なんとなくで求人応募してるとブラック落ちしてしまう…
「学生時代に税理士試験4科目とっちゃって、残りはあと法人税法だけでゴール!」
…みたいなごく一部の超優秀な人は、転職活動もちょろいのかもしれません。
こういう人は、最初からBIG4税理士法人などの大手事務所の求人を選択肢にできたりしますから、少なくともブラック落ちの可能性は低いでしょう。
ですが、ほとんどの人はこういうチート状態からキャリアスタートできるわけではありません。
↓過去の私もそうでしたが、多くの人はこういう状態が転職活動のスタート地点でしょう。
- 現在は未経験資格なし。これから税理士目指して、働きながら3年〜5年ぐらいかけて税理士試験に合格を目指したい。
- 大学卒業後に別の業界で仕事をしてたけど、手に職をつけられる仕事をしたいと思った。そこで、科目合格制度を使えるおかげで社会人でも合格を目指しやすい税理士という仕事に興味を持った。
- 一応、税理士事務所の実務経験者ではあるけど、担当してきたのは個人事業主や小規模法人ばかりで、売上10億以上や従業員30名以上は経験なし。
↑こういう状況の方の多くは、「地元の小規模な個人事務所」を狙って転職活動することになりがちなんですが、
地元の小規模な個人事務所って、ネット上には情報が出てこないブラックボックス状態であることがほとんどです。
未経験の職員を「弟子」や「丁稚奉公人」みたいに扱う、真っ黒なブラック事務所も少なくないので、高い確率でブラック落ちしてしまうんですよね。
(私が最初に未経験入社した事務所もそういうブラック事務所でした)
実際に入社して働き始めた後も、
- どこの事務所も未経験者はこんなものなのかな…。
- 給料もらいながら仕事を教えてもらってるんだから感謝しないと…。
- どうせいつかは独立するから、職員スタッフ時代は修行と思って我慢しよう…。
↑こんなふうにあきらめてしまいがちなんですね。
その結果、特に未経験者はかなりの確率で、
労働環境が劣悪なブラック事務所に落ちてしまっている…というのが、税理士業界で働く大多数の職員スタッフの現実なんです。
給料安くて超激務な「ブラック事務所」で絶対に働きたくない人へ
- 未経験で科目合格もなしだけど、年収400万円は欲しい。
- いずれは税理士として独立目指す。でも今の年収はさすがにキツいのでなんとかしたい…。
- 仕事が忙しすぎて税理士試験全滅…とか絶対避けたい。
- パワハラな所長税理士の下で、江戸時代の丁稚奉公みたいに働くのは絶対嫌…。
↑こんなふうに不満や不安を抱えている方、税理士志望者にはきっと多いと思います。
職員を「使い捨て部品」ぐらいにしか考えず、
安月給で搾取しまくるブラック事務所は2024年現在も残念ながら存在しているので注意してください。
こういうブラックな事務所ほど、
「うちは家庭的でアットホームな職場です!」
…とかアピールしてたりするのでたちが悪いんですよね…。
いま税理士事務所で働いている人もこれから働く人も、
労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。
もちろん、すべての税理士事務所がブラックという意味ではありませんよ。
最近は年収高めで残業も少ないホワイト事務所も増えてますからね。
重要なのは、転職サイト等で求人を見た時に、
ブラックとホワイトを見分けられるようにしておくことです。
ブラック事務所の求人を最初から応募の選択肢に入れないように注意しましょう。
ブラック事務所に「間違えて応募」しないようにするには?
ブラック事務所に間違えて応募したくない人は、
税理士事務所専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
↑こちらのような税理士業界専門の求人サイトでは、
極端に条件が悪い求人はそもそも掲載できない仕組みになっています。
ブラックでも簡単に求人掲載できてしまうリ●ナビやハロワとは違って、
業界専門のエージェントが「最低限の年収や福利厚生条件を満たしているか?」で事務所の求人を厳しくチェックしています。
ブラック事務所の求人があらかじめ排除されているので安心ですよ。
↓税理士業界専門の転職サイトを、
求人数で選ぶならヒュープロですね。
(常時1万件以上の求人がある最大手クラスのサイト)
ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)
ホワイト事務所の求人多数あり!
ヒュープロは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOKで年収400万円の求人
経験3年以上で年収660万円〜の求人
BIG4含む大手税理士法人の求人
税理士試験と両立できる残業なし求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見る
↓有名事務所への転職を目指す人には、
マイナビ税理士がおすすめ。
BIG4税理士法人〜国内独立系大手まで求人多数。
マイナビ税理士(科目合格1科目以上ある人におすすめ)
有名大手事務所の求人が豊富!
マイナビ税理士は、BIG4税理士法人をはじめとする有名事務所の求人を狙う人におすすめの無料転職サイトです。
KPMGやEYなど外資系大手の求人や、
辻本郷や山田&パートナーズなどの国内大手事務所の求人が多数ありますよ。
未経験者は科目合格が必須になりますが、税理士業界でハイクラスを目指す人にはおすすめの転職サイトです。
>>1,500件の求人を見てみる
こちらはヒュープロですが、
実際の求人例を少しお見せするとこちら。
未経験でも年収400万円〜と好条件な求人が多いです。
(画像クリックで拡大します)
↓実務経験者向けの求人ではこんな感じです。
BIG4含む大手事務所〜資産税特化型の事務所まで求人豊富。
税理士業界専門の中では最大手クラスなので信頼性が高いサイトです。
捨てアドOKで完全匿名で使えるサイトなので安心ですよ。
税理士業界志望者はハロワは使わない方が良い
私は、税理士業界で転職するならハローワークは使わない方が良いと思ってます。
なぜかというと、登録されている求人の「質(年収など)」があまりにも低すぎるからなんですね。
実際、私が1社目に入社した事務所は完全にブラック事務所だったんですが、
この事務所はハローワーク経由で応募しました。
(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)
私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、
彼ら自身が非正規職員だったりするんです。
はっきりいってけっこういい加減なんですよね…。
税理士業界への転職を検討している方は、
この業界の優良求人だけが掲載されている税理士事務所専門の転職サイトを使いましょう。
↓例えば、以下のような好条件求人をたくさん見つけることができますよ。
- 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの求人
- 実務経験3年以上なら年収600万円スタートの求人
- 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
- 在宅リモート勤務OKな税理士事務所求人
- 税理士事務所から経理の転職歓迎の求人
- 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
なぜ「最大手のリ●ナビ」をおすすめしないのか?
転職サイトっていろんなところがありますよね。
リク●ビとかの方が「学生時代の就活とかでも使ってなじみがある」と思われる方も多いかもしれません。
ただ、個人的にはこういう転職サイトの選び方はおすすめしません。
なぜかというと、税理士業界は採用側も応募側も、事情がかなり特殊だからです。
採用側(事務所側)は繁忙期と閑散期で採用の難易度をガラッと変えてきたりしますし、
応募側(私たち)も税理士受験生なので仕事と勉強の両立がマストだったり、
社会人から勉強スタートの人が多く、キャリアスタートの年齢が高めだったりと、
一般的な転職活動とは事情がかなり異なるケースが多いんです。
特に未経験者の方は、年収が極端に低い事務所(年収200万円代など)に応募しないように注意しないといけません。
実務経験者はともかく、業界的な年収相場をよく知らない未経験者を狙って、
「うちは勉強しながら働けますよ!(なので年収は低くても我慢してね!)」
みたいな感じで、極端に低い年収で募集をかけているブラックな事務所は本当に多いんです。
↓特に、以下のいずれかに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 毎年「1年に1科目」などのかたちで、着実に科目合格を積み重ねていきたい人
- 業界相場より低年収の事務所にまちがえて応募する愚を避けたい人
- 将来の独立を見すえて開業資金をちゃんと貯金していきたい人
- 税理士試験に失敗した場合に備えて、企業経理への転職という選択肢も検討している人
「今すぐは転職活動できない」という人も、これだけは今すぐやっておきましょう
「転職したいけど、今すぐは転職活動は始められない。
ひょっとしたら今の勤務先に残るのがベストかもしれないし…。」
↑今の環境にいろいろ不満はあるけれど、
なんとなく不安で動けなくなっちゃってる方も多いでしょう。
転職活動なんて人生でそう何回もやることじゃないですし、
そのわりに人生に与える影響がデカくて不安になっちゃいますよね。
私自身もブラックで働いている時に経験したことなんですが、
今いる職場でストレスがマックスまで溜まると、
まじで何も行動する気がなくなるんですね。
転職って年齢的に若ければ若いほど有利なのが現実ですし、
精神的な疲労が溜まってくると人間って正常な判断が効かなくなってきます。
あと、転職サイトから得られる情報って、
自分で求人検索とかかけて能動的にとってくるものだけでなくて、
受動的に(受け身で)入ってくるものも大事です。
希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、
マッチする最新のおすすめ求人がメールで送られてくるので便利。
↓以下の画像のような感じで、
あらかじめ自分で入力した年収などの条件にマッチする求人が出たら、
最速でメール通知してくれるので見逃しがなくなります。
↓※ 私のメールBOXに実際に届いたメール。
↑こういう良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておいて、
いざ転職するとなったときに、ロケットスタートを切れるようにしておきましょう。
これやっとくだけで、「どうしてもつらくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。
過労やストレスでぶっ倒れる前に行動を起こすことができますよ。
転職サイトは完全無料で、
気に入らなければ即解除しちゃえばいいんで使うことにリスクは何もないです。
ブラック事務所にまちがえて入りたくない人は、情報リサーチに使い倒しましょう。
よくある質問と回答(Q&A)
転職サイトに関して、
あるあるな疑問とそれに対しての回答を載せておきます。
転職サイトは本当に無料?なぜ無料?
転職サイトは、企業や事務所が払う紹介手数料(広告料)で運営されています。
お金払ってるのは企業側だけなので、
私たち求職者側は最初から最後まで完全無料で使うことができますよ。
後からお金を請求されるとかはいっさいないので、安心して求人リサーチに使い倒しましょう。
転職サイトに登録したら電話セールスとかうるさくない?
転職サイトの登録は基本的にメールアドレスだけでできるので、
電話はかかってこないですね(相手はこちらの電話番号を知らない状態)
定期的に「こういう求人出てきましたけどどうですか?」みたいな連絡はくれますが、基本的にはメールオンリーです。
未経験資格なしでも応募できる事務所ってあるの?
これは実際に求人検索してみるのが早いかもしれませんが、
税理士事務所って未経験OK求人が意外に多いです。
ただ、リクナビとかハロワで探すと年収200万円台…みたいな、
完全ブラックな事務所もわんさか出てきたりするので、くれぐれも注意してください。
未経験無資格でも年収400万円以上の求人ぐらいなら、普通にたくさんありますよ。
複数の転職サイトを同時に使っても問題ない?
これはまったく問題ないです。
むしろ、たくさん使った方がいろんな求人に出会えるチャンスがひろがるので、2社〜3社ぐらいを使い回す方が良いでしょう。
転職サイトには無料のエージェントサービスがつくことが多いですが、
担当してくれるエージェントとの面談に進んだような場合には、
他社のエージェントからも話は聞いてますぐらいに教えてあげると親切かもしれませんね。
(求人リサーチのために転職サイトを使いたい用途の場合には、そもそもエージェントとのやり取りは発生しません)
最後の最後にお伝えしたいこと
↓仕事や転職で成功するために大事なのって、結局はこれです。
転職活動でもっとも重要なのは、能力やスキルより情報収集です。
具体的には、どの転職サイトを使うか?(リクナビなどの「一般向け」を使うか?税理士業界専門か?)で大きな差がつきます。
税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、
転職活動のやり方がまずかったのが原因で、
ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…がものすごく多いです。
転職サイトへの登録なんて、実際には1分でできる作業です。
お金もかかりませんし、気に入らなければ即解除できるのでリスクなんて何もありません。
それでもやらない人はやらないですし、やる人はさくっととやります。
↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
↑この前者は実は過去の私の姿そのもので、
今思うと「もっと早く行動しておけばよかった」と後悔しています。
この記事を読んでくださったあなたは、もちろん後者を目指してください。
いまどんな状況にいる人でも、
成功に向かって一歩踏み出すことは可能です。