
経理になればラクだと思ったのに、毎日がつらくて辞めたい…。自分には向いてないのかな。
その悩み、あなただけじゃありません。多くの場合「経理が辛い」のはあなたのせいではなく、「会社の環境」か「ポジション(一人経理など)」が狂っているだけなんです。

「経理になればラクそうだから」という理由でこの仕事を選んだのに、実際は毎日胃が痛くなるほど辛い…。そんなふうに追い詰められている方は、決して少なくありません。
この記事では、なぜ経理という仕事がこれほどまでに「辞めたい」と思われやすいのかをパターン別に整理したうえで、あなたが積み上げてきた経理のスキルや経験を無駄にせず、ホワイトな環境へ脱出するための具体的な手順を解説します。まずは「あなたが悪いのではない」ということを、ここでしっかり伝えさせてください。
この記事の目次
パターン別!なぜ「経理を辞めたい」と思ってしまうのか?痛感する理由
一口に「経理が辛い」といっても、その原因は人によって大きく異なります。まずは自分がどのパターンに当てはまるのか、チェックしてみましょう。
①一人経理パターン:相談相手ゼロ、すべての責任とプレッシャーを一人で抱え込んで限界
社内に経理担当が自分ひとりしかいない、いわゆる「一人経理」。引き継ぎもろくにされないまま、分からないことはすべて自力で解決するしかない状況に置かれている方も多いはずです。
体調を崩しても「代わりがいないから」と休むこともできず、退職を申し出ても「次が決まるまで」と引き止められる。孤独感とプレッシャーで限界を迎えてしまうのは、決して甘えではありません。誰にも相談できない環境そのものが、そもそも異常なのです。
②新卒・未経験パターン:教えられていないのに「できて当たり前」と放置され、ミスで怒られる
新卒や未経験で経理として働き始めた方の中には、「不安なことを聞きたくても、忙しそうな上司に質問しづらい」「簿記や仕訳の知識が実務に追いつかない」といった悩みを抱えている方が多く見られます。
新卒で経理に配属されるのは、実はかなり少数派です。多くの新卒は営業職としてキャリアをスタートするため、右も左も分からない状態で専門性の高い経理業務を任されること自体、相当なプレッシャーだといえます。「教えてもらっていないのに、できて当たり前とみなされる」という理不尽さに、心が折れそうになるのも無理はありません。
③工場・メーカー経理パターン:現場の職人や営業との板挟み+数字を合わせるだけのルーティンでつまらない
工場を持つメーカー企業の経理は、製造原価に関わる情報を扱うため決算期日が非常にタイトで、昔ながらの紙の伝票を手作業で集計するようなアナログな環境も少なくありません。現場のベテラン従業員とのコミュニケーションに気を遣う場面も多く、「板挟みで疲れる」と感じる方も多いでしょう。
一方で、日々の業務が伝票の消し込みや経費精算処理など、細分化されたルーティンワークに終始してしまい、「単調でつまらない」「やりがいを感じられない」と悩む方もいます。
④パワハラ・人間関係パターン:小規模な事務所や会社で、所長やベテランのお局に怯える毎日
小規模な会計事務所や企業では、所長やベテラン社員との人間関係が仕事のつらさに直結しやすい傾向があります。パワハラ的な言動をする所長税理士や、高圧的な態度のお局的存在に怯えながら働くのは、精神的に大きな消耗を伴います。
もちろん、すべての事務所・会社がそうというわけではありません。しかし、閉鎖的な環境ほどこうした問題が起きやすいのも事実です。
「経理に向いてない人」の特徴と、実は向いているのに潰されそうな人の違い
「経理が辛い=自分に向いていない」と結論づける前に、一度立ち止まって考えてみましょう。
本当に経理をやめた方がいい人の特徴
数字のダブルチェックや細かい確認作業がどうしても苦痛で仕方がない、という人は、経理という職種そのものが根本的に合っていない可能性があります。単調な作業の繰り返しに強いストレスを感じるタイプの方も同様です。
経理に向いているのに「環境のせい」で心が折れかけている人の特徴
一方で、「仕事内容自体は嫌いではないけれど、教えてくれる人がいない」「一人経理で相談相手がいない」「所長やお局のパワハラに怯えている」という場合は、経理という仕事そのものではなく、置かれている環境が原因であるケースがほとんどです。この場合、職場を変えるだけで驚くほど働きやすくなることが多いです。
「経理職そのもの」を嫌いになる前に知っておくべき、会社ごとの差
同じ「経理」という肩書きでも、複数名体制でチェック体制が整っている会社と、放任主義の一人経理では、働きやすさがまったく異なります。今の会社で経理という仕事自体を嫌いになってしまう前に、「会社によってこれほど差がある」という事実を知っておいてください。
限界を迎えた人が絶対にやってはいけないNG行動と、安全な脱出ステップ
NG①:感情にまかせて「スキルも次のアテもないまま」衝動退職する
辛さが限界に達すると、「もう今すぐ辞めたい」という感情が先に立ってしまいがちです。しかし、次の職場を決めないまま衝動的に退職してしまうと、収入が途絶える焦りから、結局また似たような環境の会社に飛びついてしまうリスクが高まります。
NG②:「どこへ行っても経理は同じだ」と決めつけて異職種へ逃げる(キャリアがリセットされる)
「経理という仕事自体が向いていないんだ」と思い込み、まったくの異職種へ転職してしまうのも要注意です。前述の通り、多くの場合つらさの原因は仕事内容ではなく環境にあります。積み上げてきた経理の実務経験をリセットしてしまうのは、非常にもったいない選択です。
ステップ:今の経理経験(半年〜1年でもOK)を武器に、体制が整ったホワイト企業へ「横スライド」する
おすすめしたいのは、経理としての経験を活かしたまま、複数名体制やマニュアルが整った「ホワイト企業」へ横スライド転職することです。たとえ実務経験が半年や1年程度であっても、その経験は転職市場でしっかり評価されます。無理に耐え続ける必要も、経験をリセットする必要もありません。
ワンオペ・パワハラ・放任主義からあなたを救い出す「ホワイト経理」の探し方
とはいえ、「本当にホワイトな経理求人なんてあるの?」「ブラック企業を見分ける自信がない」と不安に思う方も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、会計・税務業界の求人に特化した転職エージェント「ヒュープロ(Hupro)」です。
一人経理で放置されている、教えてくれる人がいない、といったブラック環境から抜け出すには、求人の内部事情を熟知したエージェントの力を借りるのが近道です。ヒュープロは独自のAIマッチングにより、「複数名体制の経理部」「研修制度・マニュアルあり」「残業なし・アットホーム」といった、あなたの希望に合った優良企業の非公開求人をピンポイントで提案してくれます。
今の辛い環境から抜け出し、本来の「感謝されながら働ける経理」を取り戻すための第一歩を踏み出してみませんか。
こちらの記事もおすすめ
ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理管理職/2018年開始の当ブログも7年目突入!おかげさまで累計読者様40万名突破!感謝!
>>くわしいプロフィールはこちら
まとめ:無理して耐える必要なし!あなたの経験を正しく買ってくれる場所へ行こう
経理の仕事が辛いのは、あなたの能力不足のせいではなく、多くの場合「環境」の問題です。一人経理・新卒未経験・工場メーカー・パワハラ人間関係、どのパターンに当てはまるとしても、今の辛さを我慢し続ける必要はありません。
衝動退職や異職種への逃避というNG行動を避け、積み上げてきた経理経験を武器に、あなたに合ったホワイトな環境へ横スライドしていきましょう。