- 経理が土日のみでできる副業ってある?
- 経理記帳代行のデータ入力スタッフって稼げる?
- 完全在宅ワークで月10万円ぐらいこっそり稼ぎたい…!
経理や会計事務所で働いている人の中には、
土日や隙間時間を使って稼ぎたい!と考えている方はきっと多いでしょう。
簿記や経理の知識を収入に変えられたら嬉しいですよね。
この記事では、経理の実務経験者が副業で収入を増やす方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Sponsored Links
記帳代行など「データ入力」の経理副業はかなりきびしいのが現実…
ネットやテレビ見てると「副業の時代!」みたいな話がいっぱい出てくるので、
「ひょっとして、月10万円稼ぐ程度なら楽勝かも…?」とか思っちゃいますよね。
ただ、最初に厳しいことをお伝えすると、そう簡単ではないです。
例えば、経理経験者が最初に選択肢として考えるのが、
記帳代行のデータ入力業務だと思いますが、この業務は現在ものすごく競争が激しくなっているのが現実です。
(↓こういう感じの仕事)
↑ネットで探せば求人そのものはあるにはあるんです。
ただ、本当に競争が激しいです。
イメージ的には、1つの仕事に対して100人ぐらいが応募してる感じでしょうか。
(つまり倍率100倍です…)
求人アプリや求人サイトからの通知を常にオンにしといて、
通知が来たら即応募!ぐらいのことをやっていけば、
100回に1回ぐらいは採用されるかな…ぐらいだと思います。
実際にこれで稼げてる人って、ほんのひと握りのラッキーな人たちだけなのではないでしょうか…?

Sponsored Links
記帳代行やデータ入力副業の仕事には2種類ある
↓記帳代行やデータ入力の仕事には、大きく分けて以下の2種類があります。
- 雇用契約の仕事(バイトや派遣)
- 業務委託の仕事(フリーランス)
ごく普通にバイトをしたり、派遣スタッフとして働く場合は雇用契約になります。
業務委託というのは自営業(フリーランス)として仕事をすることで、誰かに雇われるのではなく、相手と対等の事業者として契約を結ぶことをいいます。
↓雇用契約と業務委託のどっちがいいか?ですが、
メリットデメリットを比較するとこういう感じになります。

メリット | デメリット | |
雇用契約 | ・労働法のルールが適用される ・最低賃金が保障される |
・求人数が少なく応募競争が超激戦 ・勤務先にほぼ100%バレる |
業務委託 | ・勤務先にバレにくい ・誰にも雇われず気軽に働ける |
・報酬単価がものすごく安い ・紹介手数料など天引き項目が多い ・クライアントの顔が見えない怖さがある(ある日突然連絡がとれなくなる…なんてことも) ・損害賠償を請求されるリスク等あり |
1. 雇用契約の場合は最低賃金や休日取得などの労働法ルールが適用されます。
2. 業務委託の仕事は数はある程度ありますが、こういう労働者保護のルールで守ってもらうことはできないので注意してください。
(最低賃金以下の報酬で働かされる可能性があります)
また、もし契約後に無断でキャンセルをしたりしてしまうと、損害賠償を請求されるリスクがあるので注意が必要です。
データ入力副業はコスパ/タイパが悪すぎる(おすすめしません)
わざわざ紹介しておいて何なのですが、ぶっちゃけ記帳代行データ入力系の経理副業はおすすめできないです。
理由としては、ものすごく効率が悪いからです。
上で見たように、これらの仕事は2025年現在、応募競争が超激戦になっています。
仕事を探したり応募したりする作業時間まで含めると、非常にコスパ/タイパが悪くなってしまうんですね。
言い方は悪いですが、これらの副業をやるぐらいなら、
コンビニバイトやった方がはるかに効率良く稼げると思います。
当たり前ですが、仕事は採用されただけではお金は発生しません(そこから働かないといけません)ので、
給料ゼロで仕事を探している時間とか、
不採用になった時のストレスとかを考えると、ぜんぜん割に合わないと思うんですね。
さらにいうと、AI化によってデータ入力など単純作業の仕事は数が今後さらに減っていくでしょう。
2025年現在はなんとか稼げたとしても、来年の今ごろも同じように稼げているか…?というと、可能性は極めて低いといわざるを得ません。
せっかく時間と労力をかけて副業するなら、
頑張った分だけしっかり長く稼げる方法を選択しましょう。

Sponsored Links