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会計職のキャリア戦略

経理事務になりたい男性へ!未経験から転職で正社員になる方法

  • 男性が経理事務になることはできる?
  • 社内での地位は?「男のくせに経理」なんていわれない?
  • 未経験から経理事務に正社員で転職するにはどうしたらいい?

テレビドラマなどでは「経理事務は女性の仕事」というイメージで描かれることが多いですよね。

確かに、経理のスタッフ職は男女比率でいえば女性がかなり多いです。

ただし、経理も管理職以上(課長クラス以上)になると、男性の方が圧倒的に多くなる会社がほとんどといえます。

この記事では、実際に経理として10年以上働いている私が、

男性が未経験から経理事務としてキャリアアップしていくための具体的な方法を解説いたします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

スタッフ職の経理は女性が多い

経理事務 男

(男性でも経理事務になれる?)

冒頭でも少しみましたが、ほとんどの人が持っている「経理事務=女性」というイメージは、

実は「スタッフレベルの経理事務」を指していることが多いです。

経理事務の仕事は、大きく分けて「スタッフ職」と「管理職」に分けられます。

↓それぞれ以下のような仕事内容です。

経理事務の仕事内容

  • スタッフ職
    会計ソフトへの入力作業や、請求書・領収書といった資料のファイリングなど、経理の末端の仕事をしている人たちです。ほぼすべての人がここからキャリアをスタートします。男女比率では女性が多いです。
  • 管理職
    スタッフ職の人たちの作業結果をもとに、決算業務(月次・年次)や経営者に報告する資料の作成をしている人たちです。経理課長・経理部長などの肩書になっていることが多いです。スタッフ職を数年〜10年程度経験した後に管理職に昇級しますが、男女比率では男性が多いです。

単純に「人口比率」でいえば経理事務は女性が圧倒的に多いのは間違い無いのですが、

管理職以上のレベルになると、圧倒的に男性が多いのが現実です。

実際、私は10年以上この仕事をやっていますが、女性で経理課長以上の役職についている人にはほとんどあったことがありません(まったくゼロというわけではないのですが)

なぜ、課長職以上の経理事務はほとんどが男性なのか

↓経理という部署には、会社内のさまざまな「極秘情報」が集まってきます。

経理は「極秘情報」が集まる部署

  • 会社の金庫や銀行口座にある現金残高
  • 会社が負っている借金の残高
  • 社長を含む全社員のお給料の金額
  • 社長を含む全社員の家族構成や生命保険の加入状況
  • 会社の当期の利益予想
  • 会社の組織変更や人事異動の情報
  • 社長のプライベートなお金の出し入れ
  • 社員が使った接待交際費の内容
  • 会社や社長が納めている税金の額

↑経理の役割上、こういった「社外はもちろん、一般従業員にも絶対に見せることができない情報」が集まってきます。

そのため、これらすべての情報にアクセスできる経理管理職には、数年〜10年以上は在籍している社員であることが求められるのが普通です。

10年以上、1つの会社でキャリアを積む人材となると、男女比率では男性が圧倒的に多いのが日本社会の現実です。

これが、「経理は管理職以上になるとほとんどが男性」になってしまう理由なのです。

男尊女卑や男女差別といった話ではなく、現実として一つの会社に長期間在籍している人の多くが男性であるということですね。

最終的には経営に直接タッチする経理マンを目指そう

未経験で転職できる経理事務(スタッフ職の経理事務)は、キャリアとしてはあくまでも「スタートライン」にすぎないことをぜひ理解しておいてください。

経理としての転職に成功したら、まずは日常的な会計処理から始まり、経費精算や入出金の管理など細かい事務作業から仕事がスタートします。

その後、まずは月次決算を組める経理を目指しましょう。

月次決算を単独でこなせるようになれば、その先は四半期や決算など大きな業務も任せてもらえるようになります。

(決算業務を主導するチームの一員になれます)

また、同時に経営分析や資金繰りなども学んでいくこととなり、これらを数年間学べばプロの経理マンも近いです。

最終的には経営者の右腕として会社の経営にタッチできるような経理マンを目指していきましょう。

大企業であれば、そのクラスなら年収1千万円も夢ではありません。

実務未経験の男性が、経理事務に正社員で採用されるには?

それでは、男性が経理事務としてキャリアアップしていくにはどうしたらいいのでしょうか。

具体的に言えば、「実務未経験の男性が、経理事務に正社員として採用されるにはどうしたらいいのか?」ですね。

これから経理事務としてキャリアをスタートしたい!という男性は、ぜひ参考にしてみてください。

転職活動を進めながら簿記2級の取得を目指そう

まず、未経験の男性が経理として正社員に採用されるには、やはり日商簿記2級程度の知識を持っておく必要があります。

ただし、必ずしも求人応募の時点で検定試験に合格している必要はありません。

↓履歴書や職歴書には以下のように書いておくと良いでしょう。

「現在、経理職として実務知識を身につけるために簿記検定の学習を自主的に進めています。今年○月の検定試験で日商簿記検定2級に合格見込みです」

まったくの初学者が簿記2級を取得するまでは4ヶ月〜6ヶ月程度の学習が必要です。

転職活動そのものも最低でも3ヶ月程度は必要ですから、「簿記2級に合格してから転職活動を始める」では経理事務としてキャリアをスタートするまで時間がかかり過ぎてしまうでしょう。

なので、未経験から経理事務への正社員転職を目指すなら、転職活動と簿記学習は同時進行で行うのが基本になります。

大企業の経理は新卒採用が基本

また、大企業の場合は、経理の実務未経験者が中途で採用されるのは難しい職種です(未経験者は新卒採用が基本になります)

経理事務は一人前になるまで時間のかかる職種なので、中途採用で「一から勉強する必要がある人」はなかなか採りたがらないのです。

ただし、逆にいえば実務経験者であれば大企業であっても中途採用は普通にあり得ます。

管理職クラスを実務経験のある外部から採用するケースも多いですね。

「現在は実務未経験だけれど、最終的に大企業の経理を目指したい」という人は、

まずは中小企業の経理(次の項目で説明します)で実務を経験した後に、大企業への中途採用転職を目指すのが現実的でしょう。

中小企業経理の平均年収と採用条件

未経験者は新卒採用が基本である大企業と違って、中小企業の経理事務なら、実務未経験者でも採用されるケースが普通にあります。

平均年収は300万円〜400万円からスタートのところが多いです。

応募条件としては、「実務未経験者は簿記3級程度の知識」というところが多いですが、

これについては上でもみたように「学習はすでに進めていて、次回の検定試験で合格予定」というかたちであれば応募可能です。

女性の応募者が多いのが実際のところですが、それだけに男性が採用される場合は「将来の幹部職候補」ということになる場合が多いでしょう。

長期的な視点で採用を行っている企業であれば、男性はむしろ有利な条件で採用されるかもしれません。

(※「長期的な視点で採用を行っている企業」をどうやって探せばいいのか?についてはこちらをご覧ください

別の職種での実務経験が活かせる場合もある

また、経理事務の実務経験はまだなくても、

別の職種での経験を経理事務の仕事に活かすことができます」というアピールは可能です。

例えば、営業事務や総務事務として売上管理などの「お金に関わる仕事」の経験があれば、経理事務の仕事でも生かすことができます。

また、経理事務は社内でのコミュニケーションが意外に必要な仕事なので、営業職などとして人と関わる仕事を多くしてきた人は歓迎されることが多いですね。

公認会計士や税理士などの難関国家資格を目指した経験がある人なども、経理事務の採用においてアピール材料になるでしょう。

いずれコロナ不況がくる。いま転職はちょっと危険…?

読者様

新型コロナの影響で大不況になるのはまちがいないですよね…。

今は転職どころか、職があることだけでも感謝したほうが良いんでしょうか。

そうですね。さすがに「今すぐに転職!」という行動を起こすのは慎重になったほうが良いと思います。

今は将来に向けて、情報収集をしっかりと行うことに集中するのが良いでしょう。

具体的には、「経理にはどういう求人があるのか?平均年収はいくらぐらいが相場なのか?」といった情報について、求人サイトを使ってリサーチしておくのがおすすめです。

管理人

転職がきびしくなることが予想される今、業界の転職情報(年収や福利厚生・採用時期の情報)についてリサーチしておくことがとても大切です。

(景気の良いときには、こういうことをしない人でも割と簡単に転職を決められたりするのですが、景気が悪くなると、こういうリサーチをしている人だけが勝ちます)

経理・財務職の「実際の求人」をチェックするなら、会計職専門の転職サイトを活用するようにしましょう。

メールアドレス(捨てアドレスでもOK)を登録しておくことで、あなたの希望条件にあった最新の求人が毎日メールで届くようになりますので、常に最新の業界事情を知ることができますよ。

↓※経理・財務職の最新の年収情報をリサーチするならこちらのサイトがおすすめ(無料です)

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なお、実務未経験者は応募できない求人が多いのでMSジャパンを使いましょう。




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