経理の残業が多い時期はいつ?月末や繁忙期の勤務時間の実態

2020年3月17日

  • 経理は「残業が多い」というイメージがあるけど、実際のところはどうなの?
  • 繁忙期や閑散期は具体的には何月?
  • 会社の規模によって経理の仕事の忙しさは違う?

この記事では、経理の残業時間の実態について解説いたします。

これから経理に転職して働くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

経理の残業が多くなる2つのタイミング

経理 残業 多い

(経理の残業時間が多い2つの時期とは?)

 

↓結論から先にお伝えすると、経理の残業が増えるのは、以下の2つのタイミングです。

経理の残業が多い時期

  1. 毎月21日〜翌月10日ごろ
  2. 決算業務を行う月

実際に働く会社の規模によって多少の差がありますが、

おおむねこの2つの時期が残業の多く発生するタイミングと考えてまちがい無いでしょう。

経理の1ヶ月の仕事の流れ

↓経理の仕事は、毎月以下のような流れで業務が進んでいきます。

  • 毎月10日〜20日ごろ(残業時間:少ない)
    発生した取引を処理し、会計ソフトに入力していきます。証拠になる書類はファイリングなどを行っていきます。
  • 毎月21日〜月末ごろ(残業時間:中程度)
    会社の各部署と連絡を取りながら、1ヶ月分の会社の取引がすべて会計ソフトに入力されている状態を作ります。各部署の数値を締めるため、月末付近に発生した取引や棚卸の作業を行います。
  • 翌月初〜10日ごろ(残業時間:多い)
    先月に会計ソフトに入力した数値が正しいかチsェックし、1ヶ月分の帳簿を締めます。月次の試算表(会社の1ヶ月の成績表のようなもの)を作成し、経営者への報告などもこのタイミングで行います。これら一連の作業のことを月次決算と呼びます。

それぞれの時期に経理がどんな仕事をしているのか?を見ていきましょう。

>>経理の1年間のスケジュールはこちら

毎月10日〜20日ごろの業務

会社がお金の発生するやりとりを行うたびに、経理はその処理を行います。

具体的には、取引先に対して請求書を送ったり、従業員のお給料を払ったりといった作業です。

また、これらの処理を行うたびに、会計帳簿である会計ソフトに取引内容を仕訳入力していきます。

会計ソフトの内容は実際の取引内容を正しく反映していなくてはなりませんから、証拠となる書類(領収書や請求書)の内容と1つずつ照合していきます。

また、経理は会社のお金を扱っている部署なので、社内のいろんな部署から「こういうときの処理はどうしたらいい?」と問い合わせがきます。

こうした作業の処理をしていきますが、月中はそれほど忙しくないのが一般的で、残業も少なめです。

毎月21日〜月末ごろの業務

どのような会社でも、基本的に月末というのは会社が行う取引が多くなります。

会社が取引を行うたびに経理はお金の処理をして会計ソフトに記録しないといけませんから、必然的に忙しくなります。

また、商品を仕入れて販売する会社や、製造業の会社では、商品の在庫がどのぐらいあるか?をチェックします(棚卸しといいます)

商品や材料がどのぐらい残っているかを実際に確認していきますので、かなり忙しい作業になります。

さらに、従業員の給与支払いも月末ごろになっている会社が多いです。

給与計算は天引きする税金や社会保険料の計算が必要ですので、従業員の多い会社ではかなり負担の大きい業務になります。

翌月初〜10日ごろの業務

先月分の会計データを集計し、月次決算を行います。

各部署の1ヶ月の数値をチェックし、月次の試算表を作成していきます。

試算表の他にも、各部署の損益状況をまとめたデータなどを補助資料として作成する会社もあります。

会社のルールで決められた報告日までに、経理部内の報告・社内での報告・役員への報告をする会社が多いですね。

期限の決まっている業務になりますので、状況によってはかなりの残業が発生することがあります。

↓私が働いている会社では、月初はおおむね以下のような感じで仕事が動いていきます。

  • 1~2日目
    各部署の数値検証(毎日3時間程度の残業)
  • 3~4日目
    会社全体の損益確認と税金計算報告資料の作成(毎日4時間程度の残業)
  • 5日目
    自社の役員への月次報告日
  • 6日目〜10日目
    正式に月次決算を完了。試算表データを元に金融機関などに報告。

私の会社では、経理の1ヶ月のトータル残業時間は30時間ほどです。

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経理の1年間のスケジュール

↓経理はおおむね以下のようなスケジュールで1年間の仕事が動いていきます(3月末が決算日の会社の場合)

  • 4月
    翌月の決算業務に向けて準備を進めていきます。
  • 5月
    決算業務を行います。1年間でもっとも忙しいのがこの時期です。月末が税務申告の期限になります。
  • 6月〜11月
    通常業務です。
  • 12月
    従業員の税金計算を行う「年末調整」の業務を行います。従業員の数が多い会社ではかなり忙しくなることもあります。

経理の仕事は1年に1回行われる「決算業務」に向けてすべてが動いていきます。

決算業務というのは、1年間の取引をすべてチェックして会社の利益を計算し、税金の計算を行う作業のことです。

税金の申告は「決算日から2ヶ月以内」に行わないといけません。

例えば、3月末日が決算日の会社なら、5月末日までに税金の申告と納付が必要です。

(12月末日が決算日の会社なら、2月末日が期日になります)

そのため、3月決算の会社なら5月、12月決算の会社なら2月に決算業務を行うことになります。

上場企業の場合は四半期ごとに決算が必要

なお、上場企業の場合は四半期ごと(3ヶ月に1回ごと)に決算業務を行わなくてはなりません。

経理という仕事は基本的に会社の規模が大きくなるほど業務内容も高度になることを知っておきましょう。

(その分だけ専門知識が必要で、付加価値も高くなるので、お給料も高くなります)

↓私が実際に働いている会社での残業時間を参考までに載せておきます。

上場企業の年間スケジュール

  • 四半期決算
    3ヶ月ごと(4〜6月・7〜9月・10〜12月・1〜3月)の数値を取りまとめて、社内や親会社へ報告します。
  • 中間決算
    年度の中間(9月)に半期の数値を取りまとめて、社内や親会社へ報告します。また、前半期終了時の損益を確認し、後半期の経営戦略計画を練り直すための資料を作成します(毎月の残業時間+10時間程度)
  • 期末決算と来季の経営計画作成
    1年間の総精算を行います(3月)期中の数値を取りまとめて、社内や親会社へ報告します。期末決算と同時に、2月中旬ごろから来期の経営計画を作成します。このあたりから期末決算報告終了(4月中旬)まで断続的に残業が発生します。
    このほか、年1回の株主総会時に使用する資料作成(前年・前々年度の損益資料)、税務調査の当たり年は捜査官から指示のあった資料を用意するため残業が発生します(毎月の残業時間+15~20時間、場合によっては休日出勤もあり)

残業代の支給について

よほどのブラック企業でも無い限り、経理などの事務職の残業代は普通に支給されます。

残業が深夜に及ぶ場合や休日出勤分も割増で支給されます。

労働基準法により残業時間の上限は月45時間・年360時間が原則です。

ただし、フレックス制度(1日のうちコアタイム以外は月の残業時間を使用して始業時間・就業時間を短縮できる)を導入している会社もあります。

フレックス制度を導入している会社では、繁忙期にたくさん残業した分だけ、閑散期はゆったり働くといったことも可能です。

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