大企業(上場企業)の経理はきつい?激務でしんどい?求められる仕事レベルとは

2020年3月11日

大企業 上場企業 経理 きつい

(大手企業・上場企業の経理は仕事がきつい?)

  • 大企業(上場企業)の経理は激務できつい?
  • 仕事で求められる必要スキルのレベルは高い?
  • 中小企業経理との仕事内容の違いは?
読者様

大企業(上場企業)の経理って、

中小企業経理と比べてどうですか?

仕事がかなりきついイメージがありますが…。

そうですね。ひとことでいうと、

「仕事はきつい。でもその分だけリターンもでかい」

みたいな感じだと思います。

管理人

経理として高年収を目指したい人の場合、

大手企業の経理を目指すことはおすすめですよ。

この記事では、上場企業経理の具体的な仕事内容を紹介します。

中小企業経理から転職成功するポイントについても解説しますので、参考にしてみてください。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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大企業(上場企業)の経理で「仕事がきつい」と感じる場面5個

私が実際に大企業・上場企業の経理の仕事をしていて、

きつい・しんどいと感じる瞬間としては、

↓以下のようなことがあります。

管理人

 

1. 求められる会計知識のレベルが高くてきつい

上場企業 経理 きつい

(上場大企業経理で求められる会計知識のレベルとは?)

 

中小企業では「税金を正しく計算して納めること」が経理のメインの仕事ですが、

上場企業ではこれに加えて、

金融商品取引法のルールに沿った決算書を作ることが求められます。

最終的には公認会計士の会計監査を受ける必要がありますので、

かなり高度な会計知識が必要になります。

↓イメージ的にはこういう感じです(ものすごくざっくりしたイメージですが)

  • 上場企業経理=簿記1級の会計知識
  • 中小企業経理=簿記2級の会計知識

もちろん、これはあくまでも必要な会計知識がどのぐらいのレベルか?の話です。

どっちの仕事の方が上とか下とかいった話ではありません。

中小企業経理でも、社長とがっちり信頼関係を作っている人は高い年収を得ていますし、優秀な経理マンは中小企業にもたくさんいますからね。

ただし、連結決算や高度な会計基準など、

よりスケールの大きな会計知識を仕事で駆使するチャンスというのは、

中小企業にいるとなかなか得られないのが実情です。

(上場企業に所属して働く必要があります)

今まで学んだ会計知識をフルに生かして仕事をしたい人は、

上場企業経理として働くことはおすすめですよ。

>>大手企業経理のきつい瞬間5つ(目次)に戻る

 

2. 管理会計や資金調達の知識も必要できつい

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理では管理会計についての知識も重要です)

 

上場企業の経理では、決算書を作る作業のほかに、

会計データを「経営に生かせる情報」として活用する業務があります。

例えば、製品を作っている工場から上がってくる数値データを管理会計の知識で分析したり、

会社が株式や社債の発行を行うにあたって、

資金調達関連の知識が求められたりなどですね。

なお、こうした業務は「経理」というより「財務」の仕事なので、

別部署の仕事になっていることもあります。

経理部と財務部とで、人材が行ったり来たりしている(人事異動する)会社も多いですね。

  • 経理=決算書を「作る」仕事
  • 財務=決算書を「使う」仕事

というイメージでしょうか。

↓なお、財務の部署は「経営企画」「社長室」

などの名称になっている会社も多いですね。

管理人
上場企業 経理 きつい
上場企業 経理 きつい

>>財務(経営企画)の求人を見てみる

 

財務(経営企画)の求人は、

経理経験者をメインの採用対象としていることが多いです。

(経理から経営企画のかたちで転職を成功させる人が多い)

管理会計に興味のある人は選択肢に入れてみても良いかもしれませんね。

>>大手企業経理のきつい瞬間5つ(目次)に戻る

 

3. 出世競争が激しくてきつい

上場企業 経理 きつい

(上場企業では「出世競争」も少なからずあります)

 

上場企業というのは年収や福利厚生がとてもいいですし、

経理としても面白い仕事が経験できる環境です。

当然ながら、キャリアアップのために上場企業の経理を目指している人は少なくありません。

つまり、ライバルがたくさんいます。

必然的に、上場企業の経理に集まってくる人材はとても豊富になります。

いろんな企業で経理の実務経験を積んできた人が多くいますし、

管理職になると公認会計士や税理士の資格を持っている人もいますね。

優秀な人たちの中で働くことになりますので、

当然ながらあなた自身も優秀であることが求められます。

出世をめぐる競争も少なからずあるでしょう。

管理人

もっとも、優秀な人にもまれながら働くことはあなた自身の実力を高めるのに役立ちますし、

「競争の激しい上場企業の経理で働いてきた」という経験は、

その後のあなたのキャリアを魅力的なものにしてくれるのはまちがいありません。

↓上場企業の経理経験がある人は、転職市場でも高く評価されます。

上場企業 経理 きつい

(上場企業の経理として経験を積めば、こうしたハイレベル求人にも挑戦できるようになります)

>>実際の上場大手企業の経理求人で年収を見てみる

 

4. チームプレイが求められてきつい

上場企業 経理 きつい

(上場企業の経理ではチームプレイで働くことが求められます)

 

上で述べたこと(ライバルが多くて出世競争が激しい)と相反するようですが、

上場企業での仕事は基本的にチームプレイです。

中小企業の場合は「経理部全体でみてもスタッフは数人程度」ということもありますが、

上場企業では数十名以上の組織体制で、

経理が大きなチームとして動いていくのが特徴です。

後輩を指導したり、

逆に上司の様子をみながら仕事をしたりといったことも必要になりますね。

社内での人間関係も大切にしないと仕事がしづらくなりますから、

人とのコミュニケーションがなにより苦手…

という人にはちょっとしんどいかもしれません。

管理人

仕事内容的には、売上担当・仕入担当・経費担当のように、

経理部内の業務内容ごとに分かれてスタッフが配置されることが多いです。

(それぞれの担当部署に複数のスタッフがいるので、組織規模はかなり大きなものになります)

各業務内容を数年ごとにローテーションで経験しながら、

全体像が見渡せるようになったタイミングで管理職になっていくケースが多いでしょう。

>>大手企業経理のきつい瞬間5つ(目次)に戻る

 

5. 激務になる繁忙期の回数が多くてきつい

上場企業 経理 きつい

(上場企業の経理は仕事がきつい分だけ高い給料を受け取れます)

 

上場企業経理の繁忙期はかなりの激務です。

上場企業の経理では、基本的に決算は四半期ですので年に4回あります。

中小企業だと年に1回の決算業務を、

3ヶ月に一回のスケジュールでやるイメージですね。

こうした決算業務を行う月は相当な仕事量で残業も発生します。

また、これらの決算は単に会計処理が完了すればいいだけでなく、

経営者層への報告資料を作成する業務も含まれます。

年次決算については株主総会もありますので、その資料を作るという側面もありますね。

私の場合、繁忙期の月初なんかは忙しいので、

朝6時ごろに出社して20時ごろに退勤するという感じです。

(朝の方が集中して作業できるタイプ)

管理人

こういう日が続くとなかなかしんどいと感じることもあります。

イメージ的には法律で決まっている残業時間ギリギリまで働くという感じでしょうか。

ただ、上場企業経理では、

たくさん給料もらってるんだから、仕事はきつくてあたりまえという感じで働いている人も多いですね。

残業代はきちんと出るので、

忙しくなれば忙しくなるだけ給料手取りが増えたりもします。

【悲報】ブラック企業で働く経理の労働環境が悲惨すぎる…

 

大手企業(上場企業)経理の平均年収はどのぐらい?

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理の平均年収は?)

上場企業経理の平均年収は、中小企業経理よりかなり高いです。

スタッフレベルでも初年度年収400万円〜500万円スタート、

↓入社5年〜10年ぐらいでも年収600万円〜700万円程度は稼げると思います。

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理スタッフの求人例)

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理スタッフの求人例)

経理課長や経理部長などの管理職レベルになると、

↓年収1000万円を超えるケースもあるでしょう。

管理人
上場企業 経理 きつい

(上場企業経理の管理職求人)

>>上場企業経理の求人を見てみる

 

大手企業の経理の仕事はきついですが、

そこから得られるリターンも非常に大きいです。

経理財務分野でスペシャリストを目指す人や、

安定した環境でキャリアアップしていきたい人は挑戦する価値が十分にありますよ。

個人的には、中小企業経理から上場企業の経理に転職して、仕事のきつさは増えました。

求められる会計や税務の知識も高度になってしんどいことも多いですが、

その分だけの見返りは得られているという満足感はあります。

家族手当や家賃補助などの福利厚生が充実しているのも上場企業ならではですね。

【悲報】ブラック企業で働く経理の労働環境が悲惨すぎる…

 

上場大手企業経理への転職を成功させるには?

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理への転職を成功させるには?)

上場企業の経理を目指す場合、

↓以下のようなステップを踏んでいく必要があります。

管理人
  1. まずは「未経験でも経理の実務経験を積める仕事」につく
    中小企業の経理や、会計事務所が選択肢になります。
  2. そこから「経理の実務経験者」として上場企業経理に転職する
    実務経験者としての転職なら、中途採用でも上場企業経理に採用される可能性は十分あります。

中途採用で上場企業の経理へ転職するためには、

経理の実務経験が必要です。

未経験から上場企業の経理になれないの?

と思われるかもしれませんが、

現在のあなたが新卒や第二新卒に該当しない限りはきびしいのが現実だと思います。

上場企業の場合、未経験者の採用は基本的に「まっさらな人」をとりたがります。

(未経験者は新卒か第二新卒でうめているのが実情です)

すでに社会人となっているけれど、経理の仕事はまだ未経験の方は、

未経験者採用に積極的な中小企業で経理の実務経験を積むところからスタートしましょう。

 

私が中小企業経理から上場企業経理に転職した理由

上場企業 経理 きつい

(私が中小企業経理から上場企業経理に転職した理由)

 

私が中小企業の経理職から上場企業の経理職に転職した理由は、

経理分野のスペシャリストとして、

より高いレベルの専門知識を身につけたいと思ったからです。

もちろん、中小企業の経理も面白い仕事です。

会社全体を見渡すことができますし、

「自分の仕事が、直接的に会社経営に影響してくるのが実感できる」

という面ではやりがいも感じていました。

管理人

しかし、より高度な経理知識を現場で使うとなるとやはり上場企業の経理ですね。

公認会計士の会計監査にも耐えうるレベルの会計業務を経験できます。

長期的なキャリア形成を考える場合も、上場企業の経理職として働いた経験は、

転職市場で高く評価されるというメリットがあります。

どんな仕事に転職するにしても、

上場企業の経理で経験した仕事内容とキャリアは生かせると考えています。

今後はベンチャー経理の管理職(CFO職)なんかもおもしろそうですね。

 

上場大手企業の経理に採用されるために自己アピールすべきことは?

上場企業の経理として採用されるためには、

経理の即戦力として働けることをアピールする必要があります。

過去に経理としてやってきた仕事について具体的にアピールするとともに、

上場企業の経理にも対応できるよう、

会計の勉強を自主的にしていることをアピールしましょう。

管理人

上場企業の経理職は、基本的に新卒採用か、

中途採用は実務経験者のみの募集になります。

私の場合は中途採用だったので、中小企業の経理として仕事をしてきたことをアピールしました。

中小企業経理の経験がある人は、

良くも悪くも会社のさまざまな業務を経験してきているはずです。

経営者に会計情報を通じて助言をするという役割や、資金繰りや納税など、

会社全体の視点(経営者に助言するという視点)を持って働いてきたことが伝わるようにすると良いですね。

また、上場企業経理で必要になる高度な会計知識については、

実務ではまだ経験がないことを認めた上で、勉強を進めていることも伝えましょう。

「あれもできます、これもできます…」ではかえってアピールは弱くなりがちです。

自分には何ができるか、何ができないのかをきちんと把握していることを前面に出した方が、誠実さが伝わりますよ。

 

簿記1級の会計知識や英語力もアピール材料になる

他にも、簿記1級の合格や、英語力などがあると、

他の求職者との差別化ポイントになると思います。

管理人

上場企業経理の採用で、アピールになる資格は簿記1級と英語です。

他にも、私のように会計事務所経験者であれば、税理士試験の科目合格がある人もいるでしょう。

税理士試験の簿記論や財務諸表論は簿記1級よりも難易度が高いですから、

取得している人は当然アピール材料になりますね。

 

英語力でライバルとの差をつける

ただ、上場企業経理を目指す人たちになると、

簿記1級を取得済み・勉強中の人はとても多いのが実際のところです。

これだけでは差別化にはなりにくいですから、

英語に抵抗がない人は身につけておくと良いでしょう。

資格でいえばTOIEC800点や、

英文会計(BATICのコントローラーレベル)を勉強しておくと良いです。

また、海外企業とのやりとりが多い上場企業では、

IFRS(国際会計基準)に対応できる人は今後ニーズが高まっていくと思います。

ビジネス英語は受験勉強の英語とは違うので、

何よりも会話ベースでの訓練と毎日短時間でも継続することが大切になります。

 

男性でも上場企業経理になれる?

経理というと女性というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、

実際には経理は管理職レベルになるとほとんどが男性です。

当然、男性でも上場企業の経理として採用される可能性は十分ありますよ。

というか、男性経理は採用時点で将来的な幹部候補として見られている可能性が高いです。

経理は会社の数字を管理しているポジションであることから、

経営層ともやりとりをする仕事です。

また、ちょっとゆるい内容になりますが「上場企業の経理」というと、合コンなどでも受けが良いです(笑)

「上場企業」「経理」ということで、堅実なイメージがあるのかもしれませんね。

上場企業の経理では、管理職レベルになるとほとんどが男性です。

男女平等とは言いますが、結婚を機に退職する方が多いので、

管理職レベルまで出世できる女性経理は少ないのが現実なのです。

もちろん、長期的に働いていく気持ちがあるなら女性でも出世している人は普通にいますよ。

上場企業は管理職への女性登用が急務になっていますから、

私の会社でも育児との両立可能な福利厚生を整えつつあります。

このあたりは上場企業は社会の視線を気にしていますから、

動きが中小企業に比べて早いですね。

 

「上場準備企業(IPO準備企業)」への転職も選択肢に入れてみよう

上場企業経理への転職が選択肢に入っている人は、

上場準備企業(IPO準備企業)への転職も検討してみるのもおすすめです。

上場準備企業というのは、

その名の通り「証券取引所への上場に向けて準備している企業」のことです。

中小企業から大企業へのステップアップを目指している段階の企業ですね。

管理人

中小企業が上場企業へとステップアップするためには、

会計処理のしかたやチーム体制を「大企業と呼ぶにふさわしいもの」へとレベルアップする必要があります。

こういう段階の中小企業では、経理の実務経験者のニーズが高いのです。

経理経験者としてがんばっているけれど、

年収も仕事内容もいまいち不満…とお悩みの方は、

上場準備企業経理への転職も選択肢に入れてみましょう。

上条準備企業(IPO準備企業)の経理では、

これまではベンチャー的な組織だった企業が、

大企業へと脱皮するために、経理体制を構築していく仕事にかかわることができます。

仕事内容的にもかなりおもしろい経験ができますよ。

↓実際の上場準備企業(IPO準備企業)の経理求人をお見せするとこんな感じです。

年収も高めに設定されていますね。

 

>>上場準備企業(IPO準備企業)の経理経験者向け求人を見てみる

 

上場準備企業(IPO準備企業)の経理求人を探すのに、

おすすめの無料転職サイトはこちら。

経理経験者向けの高年収求人がたくさん見つかります。

管理人

(上場準備企業の経理求人が豊富な無料転職サイト)

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まとめ

家族や友人から「大手企業の経理っておすすめ?」と聞かれたら、

きついけど、やりがいがあっていい仕事だよと伝えると思います。

管理人

個人的には、上場企業の経理はおすすめです。

仕事はきついですが、その分きちんとお給料として反映されますし、

大きな組織の中で出世していくことも可能なのは魅力です。

専門的な会計スキルを身につけることができるので、

仕事を頑張ることで、自分の転職市場での価値を上げていくことができます(つまり、年収アップが狙えます)

上場大手企業の経理経験があれば、

会計分野のスペシャリストとしてキャリアアップしていけるでしょう。

以前の私のように、中小企業の経理として実務経験がある人なら、

中途採用で上場企業の経理になれる可能性は普通にあります。

上場企業経理というとハードルが高く感じるかもしれませんが、

実際にはそれほどでもないですよ。

経理の実務経験がある人は、ぜひ上場企業の経理に挑戦してみて欲しいですね。

労働環境が劣悪な「ブラック経理」に絶対なりたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

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年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

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今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

>>経理専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

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  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
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これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

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    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

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