上場企業の経理は激務できつい?未経験から転職する方法は?

2020年3月11日

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  • 上場企業の経理は激務できつい?
  • 残業はどのぐらいある?
  • 非上場会社(中小企業)経理との仕事内容の違いは?
  • 給料は高い?平均年収はいくら?
読者様

上場企業の経理ってどうですか?

給料は良さそうですけど仕事がきついイメージがありますが…。

そうですね。

中小企業経理と、上場企業経理は仕事内容がかなり違います。

私は両方で働いた経験がありますが、

どっちかというと上場企業経理の方がきついです。

ただ、どっちがお金稼げるか?というと、だんぜん上場企業経理だと思います。

管理人

私(当ブログ管理人)は中小企業の経理と、上場企業の経理の両方を経験しています。

どちらの仕事もメリット・デメリットがありますが、

会計職としてより高いレベルの仕事がしてみたい人は、上場企業の経理を目指すことはおすすめですよ。

この記事では、上場企業の経理職として働くことを目指している方向けに、

中小企業経理との仕事内容の違いや、転職活動のポイントを解説します。

求人をチェックするときのポイントなどについても具体的に紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

上場企業の経理は激務?「きつい」と感じるところ6個

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理の仕事で「きつい」と感じる瞬間は?)

実際に上場企業経理の仕事をしていて、

きつい・しんどい」と感じる瞬間としては、以下のようなことがあります。

↓※青文字クリックでジャンプできます。

管理人

上場企業に所属する経理は、ときに激務にもなるきつい仕事です。

ただ、仕事のやりがいはとてもあるので、

会計のプロとしてより高いレベルの仕事をしてみたい人は、

目指すキャリアの選択肢として検討する価値があると思いますよ。

管理人

大企業なだけあって年収や福利厚生は良いので、

1つの会社で長く働きたい人にはおすすめの勤務先といえます。

>>上場企業経理の平均年収はいくらぐらい?

1.求められる会計知識のレベルが高い

中小企業では「税金を正しく計算して納めること」が経理のメインの仕事ですが、

上場企業ではこれに加えて「金融商品取引法のルールに沿っていること」が求められます。

最終的には公認会計士の会計監査を受ける必要がありますので、

かなり高度な会計知識が必要になります。

イメージ的には、

  • 上場企業経理=簿記1級
  • 中小企業経理=簿記2級

という感じです(あくまでもざっくりとしたイメージですが)

管理人

もちろん、これはあくまでも必要になる会計知識がどのぐらいか?という話なので、

どっちの仕事の方が上とか下とかいった話ではありません。

中小企業経理でも、社長とがっちり信頼関係を作っている人は高い年収を得ていますし、

「会社の金庫番」「社長の右腕」のようなかたちで、高度な仕事をしている人もいますよ。

>>中小企業経理の求人で年収を見てみる

2.管理会計や資金調達(ファイナンス)の知識も必要

上場企業の経理では、決算書を作る作業のほかに、

会計データを「経営に生かせる情報」として活用できるようにする業務があります。

具体的には、製品製造を行っている工場から上がってくる数値データを管理会計の知識で分析したり、

社債発行などの高度な資金調達(ファイナンス)知識が求められたりする場面があります。

なお、こうした業務は「経理」というより「財務」の仕事なので、

別部署の仕事になっていることもあります。

経理部と財務部とで、

人材が行ったり来たりする(人事異動する)会社もありますね。

管理人

3.優秀な人材が多くて競争が激しい

上場企業というのは年収や福利厚生が比較的良く、

仕事内容も高度でおもしろいものが多いです。

なので、上場企業の経理になりたいという人は少なくありません。

「キャリアスタートとして中小企業経理で働き始めたけど、

最終的には上場企業の経理管理職を目指している」

という人も多いですね。

必然的に、上場企業の経理部署に集まってくる人材はとても豊富になります。

簿記1級を持っている人は普通にたくさんいますし、

管理職には税理士資格や公認会計士資格を持つ人もいたりします。

優秀な人たちの中で働くことになりますので、当然ながら自分自身も優秀であることが求められます。

競争意識も少なからずありますね。

4.チームプレイが求められる

中小企業の場合は「経理部全体でみてもスタッフは数人程度」ということもありますが、

上場企業では少なくとも10名以上の組織体制で、

経理が大きなチームとして動いていくのが特徴です。

後輩を指導したり、逆に上司の様子をみながら仕事をしたりといったことも必要になりますね。

社員間でのコミュニケーションも大切ですから、

人ととのコミュニケーションが苦手…という人にはちょっとしんどい仕事かもしれません。

売上担当・仕入担当・経費担当」のように、

経理部内の業務内容ごとに分かれてスタッフが配置されることが多いです。

それぞれの担当部署に複数のスタッフがいるので、

組織規模はかなり大きなものになることが多いです。

管理人

社内でのキャリア構築としては、

それぞれの業務内容を数年ごとに経験しながら、

全体像が見渡せるようになったタイミングで管理職になっていくケースが多いでしょう。

5.給料が高い分だけ求められる能力が高い

上場企業経理の平均年収は、中小企業経理よりかなり高いです。

スタッフレベルでも入社5年ぐらいで年収600万円程度、

課長や部長といった管理職レベルになると、

年収1000万円を超えるケースもあるでしょう。

実際に募集されている求人で、

年収や求められるスキルレベルを見てみるとイメージしやすいと思います。

>>現在募集中の上場企業経理求人を見てみる

管理人

上場企業経理は年収が高い分、求められる能力は高くなります。

上場企業の管理職になるためには、高度な会計や税務知識に加えて、

チームを動かせる能力や経験も必要になるでしょう。

6.決算業務が年四回あり負担が大きい

上場企業の経理では、基本的に決算は四半期ですので年に4回あります。

中小企業だと「年に1回」の決算業務を、

3ヶ月に一回」のスケジュールでやるイメージですね。

こうした決算業務を行う月は相当な激務で大変です。

イメージ的には「法定残業時間ギリギリまで働く」という感じでしょうか。

私の場合、繁忙期の月初なんかは忙しいので、

朝6時ごろに出社して20時ごろに退勤するという感じです。

なかなかしんどいと感じることもあります。

管理人

もちろん、残業代はきちんと出るので、その分だけ給料手取りは多くなるのですが。

>>上場企業経理の平均年収はいくら?

また、これらの決算は単に会計処理が完了すればいいだけでなく、

経営者層への報告資料を作成する業務も含まれます。

年次決算については株主総会もありますので、その資料を作るという側面もありますね。

なお、上場企業ではたいていは顧問の公認会計士や税理士がいますので、

そういった外部の専門家とも協力しながら四半期・年次の決算業務を進めていくことになります。

上場企業経理の平均年収はいくらぐらい?

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理の平均年収は?)

上場企業の経理は仕事はきついですが、給料はかなりいい方だと思います。

管理職ではないスタッフレベルの求人でも、

中小企業経理よりかなり条件は良くなっていることが多いです。

管理人

↓スタッフレベルの上場企業経理求人

(※上場企業の経理実務経験がなくても応募可能)

上場企業 経理 きつい

(スタッフクラスの上場企業経理求人)

 

↓管理職レベルの上場企業経理求人

上場企業 経理 きつい

(管理職レベルの上場企業経理求人)

個人的には、中小企業経理から上場企業の経理に転職して、仕事のきつさは増えました。

求められる会計や税務の知識も高度になってしんどいことも多いですが、

その分だけの見返りは得られているという満足感はありますね。

また家族手当や家賃補助などの福利厚生が充実しているのも上場企業ならではです。

経理分野でキャリアアップを目指す人は、ぜひ上場企業経理への転職に挑戦してみましょう。

上場企業経理の仕事は、

↓以下のような会計職専門の転職サイトで多く見つけることができますよ(いずれも無料で使えるサイトです)

管理人

MSジャパン

未経験OKの優良求人が多数!

MSジャパンは、会計事務所や経理の求人をメインで扱っています。
特徴は「未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることですね(年収400万円〜など)
これから未経験で会計職キャリアをスタートしたい人におすすめです。

ジャスネットキャリア

経験3年以上の方におすすめ!高年収の求人多数あり

ジャスネットキャリアは、会計職の「実務経験者向け求人」が充実しています。
初年度年収600万円〜など、高年収の求人がたくさん掲載されていますので、経験者のキャリアアップ転職に使えます。
なお、実務経験3年未満の人は応募できない求人が多いのでMSジャパンを使いましょう。

私が中小企業経理から上場企業経理に転職した理由

上場企業 経理 きつい

(私が中小企業経理から上場企業経理に転職した理由)

私が中小企業の経理職から上場企業の経理職に転職した理由は、

経理分野のスペシャリストとして、

より高いレベルの専門知識を身につけたいと思ったからです。

もちろん、中小企業の経理も面白い仕事です。

会社全体を見渡すことができますし、

「自分の仕事が、直接的に会社経営に影響してくるのが実感できる」

という面ではやりがいも感じていました。

管理人

しかし、より高度な経理知識を現場で使うとなると、やはり上場企業の経理ですね。

公認会計士の会計監査にも耐えうるレベルの会計業務を経験できます。

長期的なキャリア形成を考える場合も、上場企業の経理職として働いた経験は、

転職市場で高く評価されるというメリットがあります。

どんな仕事に転職するにしても、

上場企業の経理で経験した仕事内容とキャリアは生かせると考えています。

今後はベンチャー経理の管理職(CFO職)なんかもおもしろそうですね。

上場企業経理への転職を成功させるには?

上場企業 経理 きつい

(上場企業経理への転職を成功させるには?)

すでに社会人になっている人が、未経験から上場企業の経理を目指す場合、

↓以下のようなステップを踏んでいく必要があります。

管理人
  1. まずは「未経験でも経理の実務経験を積める仕事」につく
    中小企業の経理や、会計事務所が選択肢になります。
  2. そこから「経理の実務経験者」として上場企業経理に転職する
    実務経験者としての転職なら、中途採用でも上場企業経理に採用される可能性は十分あります。

中途採用で上場企業の経理へ転職するためには、経理の実務経験が必要です。

上場企業の場合、経理未経験者の採用は基本的に大学新卒(と第二新卒)に限られているのが実情だからです。

すでに社会人となっているけれど、経理は未経験の方は、

未経験者の採用を積極的に行っているところで実務経験を積むところからスタートしましょう。

具体的には、中小企業経理や会計事務所(税理士が開業している事務所)などが選択肢になります。

>>未経験OKの経理求人を見てみる

私は会計事務所(税理士事務所)で会計職としてのキャリアをスタートし、

その後に経理職に転職しました。

管理人

未経験から経理の実務経験を積む3つの選択肢について、

↓こちらの記事で解説しましたので、ぜひ参考にしてください。

経理 実務経験 積むには
経理の実務経験を積むには?未経験者に最適な転職方法3つを解説

「未経験者が経理の実務経験を積むにはどうしたらいい?」この記事では、経理未経験の方が経理に転職してキャリアスタートするのに最適な方法を3つ紹介しています。簿記なし・未経験からでも経理に就職することは可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

続きを見る

上場企業経理に採用されるために自己アピールすべきことは?

上場企業の経理として採用されるためには、

経理の即戦力として働けることをアピールする必要があります。

過去に経理としてやってきた仕事について具体的にアピールするとともに、

上場企業の経理にも対応できるよう会計の勉強をしていることをアピールしましょう。

管理人

上場企業の経理職は、基本的に新卒採用か、

中途採用は実務経験者のみの募集になります。

私の場合は中途採用だったので、中小企業の経理として仕事をしてきたことをアピールしました。

中小企業経理の経験がある人は、

良くも悪くも会社のさまざまな業務を経験してきているはずです。

経営者に会計情報を通じて助言をするという役割や、資金繰りや納税など、

会社全体の視点(経営者に助言するという視点)を持って働いてきたことが伝わるようにすると良いですね。

また、上場企業経理で必要になる高度な会計知識については、

実務ではまだ経験がないことを認めた上で、勉強を進めていることも伝えましょう。

「あれもできます、これもできます…」ではかえってアピールは弱くなりがちです。

自分には何ができるか、何ができないのかをきちんと把握していることを前面に出した方が、誠実さが伝わりますよ。

簿記1級の会計知識と英語力が必要

他にも、簿記1級の合格や、英語力などがあると、

他の求職者との差別化ポイントになると思います。

管理人

上場企業経理の採用で、アピールになる資格は簿記1級と英語です。

他にも、私のように会計事務所経験者であれば、税理士試験の科目合格がある人もいるでしょう。

税理士試験の簿記論や財務諸表論は簿記1級よりも難易度が高いですから、

取得している人は当然アピール材料になりますね。

英語力でライバルとの差をつける

ただ、上場企業経理を目指す人たちになると、

簿記1級を取得済み・勉強中の人はとても多いのが実際のところです。

これだけでは差別化にはなりにくいですから、

英語に抵抗がない人は身につけておくと良いでしょう。

資格でいえばTOIEC800点、英文会計(BATICのコントローラーレベル)を目指すと良いでしょう。

管理人

海外企業とのやりとりが多い上場企業では、

IFRS(国際会計基準)に対応できる人は今後ニーズが高まっていくと思います。

おすすめはアプリを使った勉強法なら短期間でかなりレベルアップできると思いますよ。

ビジネス英語は受験勉強の英語とは違うので、

何よりも会話ベースでの訓練と毎日短時間でも継続することが大切になります。

↓こちらは1日3分で継続しやすいので私も使っています(スタサプのビジネス版です)


>>スタディサプリ(ビジネス英語版)

男性でも上場企業経理になれる?

経理というと女性というイメージを持つ人が多いかもしれませんが、

実際には経理は管理職レベルになるとほとんどが男性です。

当然、男性でも上場企業の経理として採用される可能性は十分ありますよ。

管理人

上場企業の経理では、女性はスタッフレベルの事務の仕事を行うことが多いのが実情ですね。

男女平等とは言いますが、結婚を機に退職する方が多いので、

管理職レベルまでになっている経理職は少ないのが現実だと思います。

もちろん、長期的に働いていく気持ちがあるなら女性でも出世している人は普通にいます。

上場企業は管理職への女性登用が急務になっていますから、

私の会社でも育児との両立可能な福利厚生を整えつつあります。

(このあたりは上場企業は社会の視線を気にしていますから、動きが中小企業に比べて早いです)

一方で、男性経理は、採用の時点で将来的な幹部候補として見られている可能性が高いです。

経理は会社の数字を管理しているポジションであることから、経営層ともやりとりをする仕事です。

また、ちょっとゆるい内容になりますが、「上場企業の経理」というと、合コンなどでも受けが良いです(笑)

「上場企業」「経理」ということで、堅実なイメージがあるのかもしれませんね。

上場企業の経理はおすすめ?

家族や友人から「上場企業の経理っておすすめ?」と聞かれたら、

きついけど、やりがいがあっていい仕事だよと伝えると思います。

管理人

個人的には、上場企業の経理はおすすめです。

仕事はきついですが、その分きちんとお給料として反映されますし、

大きな組織の中で出世していくことも可能なのは魅力です。

専門的な会計スキルを身につけることができるので、

仕事を頑張ることで、自分の転職市場での価値を上げていくことができます(つまり、年収アップが狙えます)

上場企業の経理経験があれば、会計分野のスペシャリストとしてキャリアアップしていけるでしょう。

以前の私のように、中小企業の経理として実務経験がある人なら、

中途採用で上場企業の経理になれる可能性は普通にあります。

上場企業経理というとハードルが高く感じるかもしれませんが、実際にはそれほどでもないですよ。

経理の実務経験がある人は、ぜひ上場企業の経理に挑戦してみて欲しいですね。

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