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メーカー経理はつまらない?やりがいは?他業種との仕事内容の違いを解説

2021年6月14日

  1. メーカーの経理ってどう?
  2. 仕事内容はつまらない?やりがいに感じるのはどんなこと?
  3. 異業種の経理からでも転職できる?就活成功のコツは?
メーカー 経理 つまらない

(メーカー企業の経理はつまらない?異業種との仕事内容の違いを経験者が解説!)

 

メーカー企業の経理って、どのようなイメージがあるでしょうか?

製造原価の知識が必要・理系人間が多そう…など、いろんなイメージがあると思いますが、

(なかには「つまらなそう…」という意見も)

その実態はあまり知られていないように思います。

この記事では、実際にメーカーの経理として働いている私が、メーカー経理を別の会社の経理職と比較した場合のメリット・デメリットを紹介します。

(大学卒業後、20代をずっとメーカーの経理として勤続しました)

近い将来にメーカー経理への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。

メーカー経理はつまらない?他業種の経理から転職する人が知っておくべき仕事内容

↓メーカー経理の仕事内容を、別の業種の経理と比較した場合、以下のような特徴があります。

  1. 原価計算の知識が重要
  2. 数値データの処理量がとても多い
  3. 英語力の読み書き能力があると重宝される(就活で有利)
  4. 理系人材は評価が高い

1.原価計算の知識が重要

まず1番に出てくるメーカー(製造業)とそれ以外の業種の経理の違いは「原価計算」があるかどうかです。

簿記で例えると、商社やサービス業であれば日商簿記検定の3級や2級の商業簿記がメインになりますが、メーカー経理はそれに加えて2級の工業簿記の知識が必要です。

配属によってはひたすら原価計算を行う部署にアサインされる可能性もあるでしょう。

原価計算は奥が深く「製造業の肝」と言えます。

具体的には棚卸における在庫評価や、売り上げるときの売値の値決めなどのもとになっているのはこの原価計算です。

作業は地味ですがメーカーならではの良い経験となります。

2.数値データの処理量がとても多い

メーカーの経理処理はデータ量も膨大です(仕入れる材料も、働く工員も桁違い)

なぜなら、売り上げるための在庫の物量や仕入れる原材料の物量や種類も多岐に上り、おまけに工員も製造ラインに配置されています。

これにより出荷データ、材料費データ、労務費データを始めとし多くのデータ処理が伴います。

経理の仕事は大量のデータや伝票を集計し、数字をまとめることが実務の基礎となります。

それを「つまらない」「だるい」と捉えるか「奥深い」と捉えるかはその人次第でしょう。

面白いと感じることができ、成長が早い人の特徴としては、集計した数字がどのように財務分析表に繋がっているかを考えながら仕事ができる人です。

3.英語力の読み書き能力があると重宝される(就活で有利)

みなさんご存知の通り、国内市場は成熟しきっており、さらに少子高齢化というネガティブ要素が加わり、今後、縮小の一途をたどります。

そのような中で日本のメーカーに今後、必要になると言われていることが「海外売上比率を高める」ということです。

さらに、利益を上げるために不可欠なことが「安価な原材料の調達」ですが、こちらも中国や東南アジアを始めとする海外に頼るほかありません。

海外購買部(海外から資材を調達する)や海外営業部(海外へ製品を売る)が直接のやり取りを行うため、経理はバックオフィスになりますが語学力は欲しいスキルです。

直接的な会話に必要なスピーキング力やリスニング力や、海外とのメール送受信で必要となるライティング力はそれほど業務では使用しません。

それよりも、契約書や見積書などの書類をスムーズに読むことができるリーディング力だけが必要になります。

とは言うものの、転職時はスコアで人材を測りますので、結局はTOEICのトータルスコアが重要です。

語学力で勝負をする方はTOEIC860点(ネイティブとビジネス英会話が可能なレベル)は保有していることが望ましいでしょう。

簿記の資格を保有し、併せ技で挑む人についてはTOEIC750点(日常英会話が流暢なレベル)があれば十分です。

逆にTOEIC600点(義務教育の英会話を理解しているレベル)は簿記の資格保有者でも最低限ほしいスコアになります。

4.理系人材は評価が高い

経理というと経営学部や経済学部を卒業した文系人材がメインですが、だからこそ理系人材で経理をしてくれる人の需要があります。

これはメーカーの特徴と言えるでしょう。

具体的には、製造用の機械装置・設備の構造を理解できる方が固定資産業務をより厳密に行うことができます。

またエンジニアタイプの人材は今後、システム導入やAIといった時代の流れとともに事務職には無くてはならない存在になります。

メーカーのように扱うデータ量が多い業種であるからこそ、活躍の幅が広がり重宝されるのです。

実際に理系の学部・院卒の方はもちろん、理系の専門学校卒の経理もメーカーでは活躍しています。

コツコツ向学すれば、学部・院卒と遜色ないポジションが用意されているのもメーカーの特徴です。

経理経験者がメーカー経理に転職して評価される方法は?

他社での経験をもとに業務効率化を提案することが重要です。

そもそも、日本では製造業が昔からの主要な産業ですので、創立何十年という企業も多いでしょう。

それは立派なことですが、古いゆえに昔ながらの、社内ルールを残しているメーカーがほとんどです。

企業の経営層は近年、人件費や経費が削減できず、利益が伸び悩んでいることに頭を抱えており、社内の業務効率化を促進してくれる人材を求めています。

「前職の企業ではこのような処理は不要だった」「稟議書の承認プロセスが長すぎる」「重複したチェックを複数人で行っており無駄が多い」といったような問題点を発見してください。

内部で長年勤めている社員は「慣れ」のために気づいていない、業務効率化の種を見つけ、提案する、そんな経理マンを目指しましょう。

(追伸)労働環境が劣悪な「ブラック経理」で絶対働きたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

↓経理求人専門の転職サイトを使って、

年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)

経理のホワイト求人多数あり!

ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる

(未経験OK求人の例:クリックで拡大)

(経験者むけ求人の例:クリックで拡大)

実際の経理求人で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理求人を紹介します)

 

上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、

↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。

  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
  • 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
  • ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
  • 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

(経理経験者むけの管理職候補求人)

(会計事務所から経理へキャリアチェンジ歓迎の経理求人)

(上場大手企業の経理求人例)

>>未経験もOK!現在募集中の経理求人を見てみる

今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

>>経理専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って1分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。

  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

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