メーカー経理はつまらない?やりがいは?他業種との仕事内容の違いを解説

  1. メーカーの経理ってどう?
  2. 仕事内容はつまらない?やりがいに感じるのはどんなこと?
  3. 異業種の経理からでも転職できる?就活成功のコツは?
メーカー 経理 つまらない

(メーカー企業の経理はつまらない?異業種との仕事内容の違いを経験者が解説!)

 

メーカー企業の経理って、どのようなイメージがあるでしょうか?

製造原価の知識が必要・理系人間が多そう…など、いろんなイメージがあると思いますが、

(なかには「つまらなそう…」という意見も)

その実態はあまり知られていないように思います。

この記事では、実際にメーカーの経理として働いている私が、メーカー経理を別の会社の経理職と比較した場合のメリット・デメリットを紹介します。

(大学卒業後、20代をずっとメーカーの経理として勤続しました)

近い将来にメーカー経理への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

メーカー経理はつまらない?他業種の経理から転職する人が知っておくべき仕事内容

↓メーカー経理の仕事内容を、別の業種の経理と比較した場合、以下のような特徴があります。

  1. 原価計算の知識が重要
  2. 数値データの処理量がとても多い
  3. 英語力の読み書き能力があると重宝される(就活で有利)
  4. 理系人材は評価が高い

1.原価計算の知識が重要

まず1番に出てくるメーカー(製造業)とそれ以外の業種の経理の違いは「原価計算」があるかどうかです。

簿記で例えると、商社やサービス業であれば日商簿記検定の3級や2級の商業簿記がメインになりますが、メーカー経理はそれに加えて2級の工業簿記の知識が必要です。

配属によってはひたすら原価計算を行う部署にアサインされる可能性もあるでしょう。

原価計算は奥が深く「製造業の肝」と言えます。

具体的には棚卸における在庫評価や、売り上げるときの売値の値決めなどのもとになっているのはこの原価計算です。

作業は地味ですがメーカーならではの良い経験となります。

2.数値データの処理量がとても多い

メーカーの経理処理はデータ量も膨大です(仕入れる材料も、働く工員も桁違い)

なぜなら、売り上げるための在庫の物量や仕入れる原材料の物量や種類も多岐に上り、おまけに工員も製造ラインに配置されています。

これにより出荷データ、材料費データ、労務費データを始めとし多くのデータ処理が伴います。

経理の仕事は大量のデータや伝票を集計し、数字をまとめることが実務の基礎となります。

それを「つまらない」「だるい」と捉えるか「奥深い」と捉えるかはその人次第でしょう。

面白いと感じることができ、成長が早い人の特徴としては、集計した数字がどのように財務分析表に繋がっているかを考えながら仕事ができる人です。

3.英語力の読み書き能力があると重宝される(就活で有利)

みなさんご存知の通り、国内市場は成熟しきっており、さらに少子高齢化というネガティブ要素が加わり、今後、縮小の一途をたどります。

そのような中で日本のメーカーに今後、必要になると言われていることが「海外売上比率を高める」ということです。

さらに、利益を上げるために不可欠なことが「安価な原材料の調達」ですが、こちらも中国や東南アジアを始めとする海外に頼るほかありません。

海外購買部(海外から資材を調達する)や海外営業部(海外へ製品を売る)が直接のやり取りを行うため、経理はバックオフィスになりますが語学力は欲しいスキルです。

直接的な会話に必要なスピーキング力やリスニング力や、海外とのメール送受信で必要となるライティング力はそれほど業務では使用しません。

それよりも、契約書や見積書などの書類をスムーズに読むことができるリーディング力だけが必要になります。

とは言うものの、転職時はスコアで人材を測りますので、結局はTOEICのトータルスコアが重要です。

語学力で勝負をする方はTOEIC860点(ネイティブとビジネス英会話が可能なレベル)は保有していることが望ましいでしょう。

簿記の資格を保有し、併せ技で挑む人についてはTOEIC750点(日常英会話が流暢なレベル)があれば十分です。

逆にTOEIC600点(義務教育の英会話を理解しているレベル)は簿記の資格保有者でも最低限ほしいスコアになります。

4.理系人材は評価が高い

経理というと経営学部や経済学部を卒業した文系人材がメインですが、だからこそ理系人材で経理をしてくれる人の需要があります。

これはメーカーの特徴と言えるでしょう。

具体的には、製造用の機械装置・設備の構造を理解できる方が固定資産業務をより厳密に行うことができます。

またエンジニアタイプの人材は今後、システム導入やAIといった時代の流れとともに事務職には無くてはならない存在になります。

メーカーのように扱うデータ量が多い業種であるからこそ、活躍の幅が広がり重宝されるのです。

実際に理系の学部・院卒の方はもちろん、理系の専門学校卒の経理もメーカーでは活躍しています。

コツコツ向学すれば、学部・院卒と遜色ないポジションが用意されているのもメーカーの特徴です。

経理経験者がメーカー経理に転職して評価される方法は?

他社での経験をもとに業務効率化を提案することが重要です。

そもそも、日本では製造業が昔からの主要な産業ですので、創立何十年という企業も多いでしょう。

それは立派なことですが、古いゆえに昔ながらの、社内ルールを残しているメーカーがほとんどです。

企業の経営層は近年、人件費や経費が削減できず、利益が伸び悩んでいることに頭を抱えており、社内の業務効率化を促進してくれる人材を求めています。

「前職の企業ではこのような処理は不要だった」「稟議書の承認プロセスが長すぎる」「重複したチェックを複数人で行っており無駄が多い」といったような問題点を発見してください。

内部で長年勤めている社員は「慣れ」のために気づいていない、業務効率化の種を見つけ、提案する、そんな経理マンを目指しましょう。

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