- 経理が転勤なしで働くには?
- 現在の年収よりも下げないかたちで転職するには?
- 経理が大手から中小企業に転職したらどう評価される?
大手企業の経理として働く場合、転勤が不可避…という状況の方もいらっしゃるかもしれません。
人事異動の発令をビクビクしながら聞いている方もおられるのではないでしょうか。
ずっと本社勤務の人はいいですが、
子会社や各拠点の経理担当者は、
転勤を命じられるケースは多いですよね。

20代の若いうちは、転勤も楽しいと感じるぐらいなんですが、
30代になって家族ができるととたん、転勤は悩みの種になりがちです。
(転勤のたびに妻が仕事探しをしている・子供は転校したくないから、単身赴任になったなど)
そんな方にぜひ選択肢に入れていただきたいのが、
「中小企業の経理管理職候補」への転職です。
(もちろん、最初から管理職として転職できるレベルの方は管理職候補でなく、管理職求人を狙えばOK)
中小企業の経理は基本的に転勤がありませんし、
中堅〜大手以上の会社で実務経験がある人は実績を高く評価してもらえますよ。
この記事では、大手企業の経理から中小企業の経理に転職するメリット・デメリットについて解説します。
大手企業に勤めているけど転勤だけがネック…という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
転勤なしで働きたい経理経験者に中小企業への転職をおすすめする理由

(経理が転勤なしで働くなら中小企業求人を狙え!)
中堅〜大手企業の経理職を経験している方が、
↓中小企業の経理に転職することには以下のようなメリットがあります。
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興味のあるところから読んでみてください。

なお、中小企業の経理求人は以下のような会計職専門の転職サイトで多く見つけることができます。
サイト内で希望する企業規模や年収額を入力しておくと、
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1.大手経理の経験者は中小企業経理で重宝される
実は大手企業で経理として働いている方は、転職の際にかなりのアドバンテージがあります。
まず、そもそも大手企業で社員として採用されたということは、
狭き門をくぐり抜けた優秀な人材であると認識されます。
よって転職というマーケットにおいても「学歴や、仕事に対する考え方、地頭が良い」など一定の信頼が置かれるため転職に有利です。
仕事内容についても大企業での経験は高く評価されます。
なぜなら大企業の経理は、大企業だからこそ発生するイレギュラーな経理処理も経験していると考えられるからです。
今は、簿記2級レベルの基本的な処理だけで経営ができている中小ベンチャーもいずれは会社を大きくしていこうと考えています。
そのような状況の中で、大企業の経理経験者は仕事面でも重宝される存在なのです。
2.会社の全体像を把握しながら働ける
大手企業の場合、どうしても自分が所属する拠点の実績のみをまとめる仕事が多いと思います。
もしくは担当業務について、「あなたは原価計算をし、製品の原価を求める業務!」「あなたはIR(外部発表)のために決算書類を作成する係!」といった具合に職掌が細かく分担されています。
よって会社の全体を把握し、経営に助言するという機会がほとんどありません。
中小企業であれば、全体の数字を少人数でまとめているため業務の幅も広いです。
よって単なる作業者にならず、主体的に考え助言ができる経理になることで、「自分が会社を動かしている」という実感を持ちながら働くことができます。
「売上、売上原価、当期純利益…とにかく経営数値については〇〇さんに聞く!」と言われるようになるまで時間はかからないでしょう。
3.経営者の「右腕」的な存在にスピーディになれる
中小企業においては、数字をまとめる経理部門の意見は社長に耳を傾けてもらえることが多いです。
経営の一翼を担っているという実感のもとで仕事ができるのもメリットですね。
単なる「作業者」にならず、主体的に考え助言ができる経理になることで、社長に信頼を置かれるようになります。
具体的には、会社の債権債務の管理を始めとする資金繰りや、何の数字を大切にして会社を経営するかを考える管理会計の側面までフォローできる経理を目指しましょう。
4.会社の成長に合わせて年収アップを狙える
中小企業は自分の仕事の成果が、ダイレクトに経営に反映されます。
大企業では規模ゆえに薄まって見えなくなっていた自分の仕事の成果も、中小企業では目に見えて結果がわかります。
そのため、若くても認められやすくスピーディーに出世することができます。
また、経理の中核を担う人材は、社長にとって「会社からいなくなったら困る存在」になることが多く立場が強いです。
特にベンチャーの経理を狙うと、会社の成長と経営の中核ポジションという要因から年収アップに繋がり易いといえます。
5.生活の拠点がコロコロ変わらない安定感
転勤族の悩みは挙げればキリがありません。
冒頭で挙げたように家族がいる方であれば、「転勤のたびに妻が仕事探しをしている」や「子供は転校したくないから、妻と子供を残し、単身赴任になった」という声も多いです。
独身の方も他人事ではなく「実家の両親のために介護サービスを使わないといけない。余計にお金がかかる。」や「転勤が多くて婚期を逃してしまった」という嘆きも聞かれます。
中小企業の管理職を狙って転職活動をすれば、そもそも拠点数が少ない中で管理職候補という「本社の幹部」「転勤なし」という環境が実現できるでしょう。
子供に転校をさせることなく、また妻にも転職をしてもらうことがなくなります。
実家にいる親の介護も安心です。
サラリーマンと言えど仕事よりもプライベートの時間の方が長いわけですから、是非、生活第一の考えで転職活動を頑張ってください!
【※注意】ブラック企業で働く経理の労働環境は悲惨すぎる

(経理はブラックな職場も多いので注意やで)
まったく同じ年齢・同じ職歴・同じスキルの経理経験者でも、
↓この2種類の人がいるのが現実です。
- ホワイト企業で、繁忙期でも定時退社・高年収で働いてる経理と、
- ブラック企業で、限界ギリギリまで搾取されてるのに低年収な経理…
私自身、初めて入社した経理がガチのブラック企業で大変な思いをしました。
(繁忙期は毎日終電ギリギリまで働いても月給手取り20万円ちょっとしかなかった)
経理って所属する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事なんですよね。
入社する会社をまちがえると、
ブラックな働き方になってしまいがちなので注意して下さい。
転職活動では情報リサーチの段階から、
ブラック企業の求人を候補に入れないことが大切です。

経理として転職成功したい人は、
経理専門の転職サイトで求人を探すのが良いですよ。
経理の求人だけを専門で扱っているサイトなので、
↓年収や福利厚生などの条件が良いホワイト求人の候補を
たくさん見つけることができます。
なお、経理未経験者についてもこれは同じです。
スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、
↓こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)

- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↓実際の求人をお見せするとこんな感じですね。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の年収条件がまったく違います。
↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。
未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。
(経理は実務経験で評価される職種)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、
勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。
転職サイトは今すぐ転職するかどうかわからない人も使えます。
いまは情報リサーチの段階の人も、
↓サイト内で希望条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに通知してもらえるので、
ホワイト企業の経理求人を見落とすことがなくなります。
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経理転職には「経理専門の転職サイト」を使おう

(経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使いましょう)
現在、ほとんどの人が転職サイトを使って求人探しをすると思います。
(さすがに今どきハローワーク使う人は少ない)
ただこの転職サイトには大きく分けて
↓以下の2種類があることを知っておいて下さい。

- 専門職向けの転職サイト
経理・人事・法務など専門性の高い求人のみをあつかう転職サイト。
求人数そのものは一般向けサイトより少ないが、
求人の質が圧倒的に高い。 - 一般向けの転職サイト
営業マンや総務など、いわば「万人向け」の転職サイト。
求人の数は多い一方で、年収などの質では劣る。
テレビCMとかでよく見かけるのはこちら(リクナビが代表例)
↑どちらも無料で使えるものですが、
経理に転職するなら必ず、1. 専門職向けの転職サイトを使うようにしましょう。
転職活動で一番大切なのはどうやって質の高い求人を探すか?です。
ここをまちがえてしまうと、
どんなに優秀な人でも転職失敗の可能性が高くなります。
ほとんどの人が
- なんとなく名前を聞いたことあるから…
- 学生時代の就活にも使ったし…
↑という感じで適当にリクナビなどで仕事を探してしまいます。

営業マン向けの求人とかならそれでもまあいいんですが、
専門職である経理はこういう探し方をしない方が良いです。
逆にいえば、経理専門の転職サイトをメインで使うだけで、
情報リサーチでライバルに大きな差をつけることができるわけですね。
経理専門の転職サイトでは、
↓例えば以下のような求人を見つけることができますよ。

実務経験者向け
- 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
- 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
- 将来の管理職候補として入社できる経理求人
- 誰もが名前を聞いたことがある超大手企業の経理求人
- 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
- IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
- CFO直下のポジションで働ける経理求人
未経験者むけの求人では、
↓以下のような求人をたくさん見つけることができます。

未経験者向け
- 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
- 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境の求人
- 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理未経験者むけ求人

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↑この希望条件入力をきちんとやらない人が結構多いんです。
転職で成功する人と、失敗する人で差がつくのって
こういうところなのかもしれません。

仕事のストレスや疲労が限界にまで達すると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
あらかじめ転職サイトに希望条件をしっかり入力しておき、
日常的に最新求人をチェックするくせをつけましょう。
転職サイトを使って普段から求人リサーチをやっておくと、
どうしても今の職場がきつくなったら転職もある
という選択肢を持てて、
過労で倒れたりする前に転職という対策を打てます。
転職サイトは無料で使えていつでも利用を止めることができます。
変な電話連絡とかもないのでリスクはゼロですよ。
(今すぐは転職する気がない人も情報リサーチに使えます)

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
