経理に向いてる人/向いてない人の性格的特徴は?もう辞めたい人の転職先候補も紹介

2020年4月7日

経理 向いてない 辞めたい

(経理に向いてない人の性格的特徴とは?)

  • 経理に向いてない人の性格的な特徴は?
  • 自分は経理に向いてないかも…と気づいたらどうしたらいい?

経理という仕事は「性格的な向き不向き」がかなりはっきりしている仕事です。

向いてる人なら新人さんでもストレスなく楽しく働くことができますが、

向いてない人は実務5年以上のベテランでも、

毎日ストレスを感じながら働いている人もいます。

自分の性格に合っている仕事を選ぶことはとても大切です。

もし自分に合っていない仕事を選んでしまうと、

がんばればがんばるほどつらくなってしまいますからね。

管理人

世の中にはいろんな仕事があります。

仕事は人生の多くの時間を使って取り組むものですので、自分に合った仕事を選ぶのはとても大切ですよ。

この記事では、経理に向いてない人の性格的な特徴を7つ紹介します。

経理の仕事でミスばかりしてしまう…

という人向けに対処法も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人

20代のとき未経験で経理に転職し、その後20年ずっと経理やってます。経理としての転職経験は3社。①従業員100名ほどの中小企業経理→②大手自動車メーカーの子会社→③東証プライム上場のIT企業本社経理。幼稚園と小学生の子供2人の父親として、ワークライフバランスを心がけて働いています。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
>>自己紹介の記事はこちらです

この記事の目次

経理に向いてない人の性格的な特徴7個

経理 向いてない 辞めたい

(経理に向いてない人の特徴7個)

1. 決算書などの数字を見るのが苦手

経理は決算書を作るのが仕事ですが、

こうした「会社の数字」を見ていて苦痛を感じる人は、

残念ながら経理には向いていない可能性が高いでしょう。

なお、これは計算が苦手とか、文系なので数学が得意でないとかいう意味ではありません。

(理系の人間じゃないと経理はできないということではありません)

今の時代、計算はすべてソフトがやってくれますので、

足し算引き算が早くできるとかいったことは問題ではないのです。

ここで言う「数字を見る」とは、もっと感覚的なことです。

以前と違う経理処理方法としてしまっているときになんとなくピンとくるとか、

過去からの数字の変化をデータとして見るのがなんとなく好き、

日常会話の中で、数字を使って話をするのがなんとなく好きとかいったことです。

例えば、「今年は去年よりも売上がだいぶあがっていますね」というのと、

「今年は去年よりも同月比で売上が40%アップですね」というのとでは、話の印象がかなり違いますよね。

これはどちらが優れている、優れていないの問題ではありません。

前者のように、ものごとをざっくりとらえるほうが適切なケースもあります。

後者のような話(数字を使った会話など)が生理的に無理という方は、

残念ながら経理には向いてない可能性が高いでしょう。

>>経理は「入社する企業」を間違えるとこんなに悲惨なことになります…。

2. ルーティン作業やコツコツとした作業が苦手

経理 向いてない 辞めたい

(ルーティン作業が苦手…という人は経理に向いてないかも)

 

経理は、1ヶ月ごとに同じ作業を繰り返していくルーティンワークが基本になります。

特に入社・転職したばかりのときは、入金処理や経費精算、簡単な仕訳処理…など、

単純な仕事をえんえんと繰り返す仕事内容になることも多いでしょう。

そこに辛さを感じる人や、もっとクリエイティブな仕事がしたいと感じる人は、経理には向いてないかもしれません。

逆に、ちょっとした計算がばっちり合ったときに「やった」と感じられるタイプの人は経理に向いているでしょう。

また、ひとつひとつの作業が最終的にどんな成果物となるのか?を想像しながら仕事ができる人も経理向きです。

単純作業に苦痛を感じるタイプの人は、経理の仕事は辛く感じてしまうかもしれません。

 

3. 整理整頓(せいりせいとん)が苦手

経理では請求書や領収書など、何年間も補完しておかなければいけない資料を大量に扱いますから、

紛失しないよう整理整頓しながら業務を進めることが大事です。

また、基本的にはチームプレイで仕事をしていきますので、

どこに何が保管されているのか?を常に情報共有しながら仕事をする必要があります。

よく書類をなくしたり、整理整頓が苦手…というタイプの人は、経理には向いていない可能性が高いです。

 

4. 職場内のコミュニケーションが苦手

経理 向いてない 辞めたい

(経理は社内外のいろんな人たちとかかわる仕事です)

 

経理というと「机に向かってもくもくと自分の仕事をする」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、

実際にはコミュニケーション能力が大切な仕事です。

経理には社内のいろんな部署とかかわりながら仕事をしています。

人事あつかう総務などとは給与計算などを協同してやっていく必要がありますし、

経営層(経営企画の部署)に対しては決算書や試算表の内容を説明する必要があります。

メーカーなど製造部門を持っている企業の経理であれば、製造原価その他の情報を常に共有しあう必要があるでしょう。

もっと細かい点でいえば、営業担当者が得意先を接待したときにお金を使ったら、領収書の内容について説明を求めないといけないなど、とにかく社内のいろんな人とやりとりをする必要があります。

こうした社内でのコミュニケーションで、無用な軋轢(あつれき)を生んでしまうタイプの人は経理としてとても仕事がしにくいでしょう。

また、経理は外部の関係者とやりとりをすることも多いです。

資金繰りのために銀行の担当者との折衝をしたり、取引先への入金催促をしたり、顧問先の税理士さんから指導を受けたりなど、さまざまな人とのコミュニケーションスキルが求められます。

「人とのコミュニケーションが苦手だから経理になりたい」という人は実は多いのですが、

こういった動機で経理の仕事を始めてしまうと、現実とのギャップに苦しむことになるでしょう。

>>経理は「入社する企業」を間違えるとこんなに悲惨なことになります…。

5. 会計や税務の勉強に苦痛を感じる

経理はつねに勉強して自分の知識をアップデートしていく必要のある仕事です。

税法や社会保険のルールは毎年のように変更されますし、

自分が対応できる業務範囲を広げていくために簿記や会計基準の勉強も必要です。

逆に言えば、経理は勉強したことが仕事にも直接的に応用できるというめずらしいタイプの職種なのです。

ほとんどの仕事では、勉強をたくさんしても仕事の成果につながるか?というと必ずしもそうではないものです。

例えば、営業などの仕事は勉強すればするほど能力が上がるわけではありませんよね。

もちろん、勉強をしなくても日常業務をこなしていけばなんとなく仕事のコツのようなものはわかってくると思います。

しかし、そこからプラスアルファの勉強ができる人でないと、

経理として役職につく(例えばスタッフから管理職になる)といったことは難しいでしょう。

逆に言えば、会計や税務についての勉強が苦にならないという人は、

この仕事でどんどんキャリアアップしていける可能性があります。

 

6. しめ切りに追われながら働くのに苦痛を感じる

経理という仕事は、常に「しめ切り」がある仕事です。

メイン業務である年次決算では期限が法律で決まっていますし、

毎月の月次決算なども「毎月10日までに完了する」といったように、作業期限が設けられているのが一般的ですね。

しかもこうしたしめ切りは、チームプレイで達成しなくてはならないものがほとんどです。

ある程度の規模の経理部署では、

売上担当・仕入担当・経費担当…というように、

作業の役割別に人員が割り振られていることが多いでしょう。

それぞれの作業はお互いに密接にからみ合っていますから、

まわりが今どういう仕事をしているのか?を常に把握しながら働く必要があります。

管理人

期限に追われることなくマイペースで仕事をしたい人や、自己完結で評価される仕事をしたい人は、

残念ながら経理の仕事には向いていない可能性が高いでしょう。

 

7. 個人の成果が給料やボーナスに反映されないのに不満を感じる

経理の仕事は、個人の成績や成果というものが見えにくい仕事です。

営業マンのように「これだけの営業成績を上げた」とか「今月は成績トップになった」とかいったかたちで評価される仕事ではありません。

どちらかというと、あらかじめ決められた量の作業があり、

それをどれだけ正確にスピーディにこなせたか?が評価される仕事です。

当然ながら、個人の成績がお給料やボーナスに反映されることも少ないです。

経理の年収は「会社の成長に従ってじょじょに上がっていく」という感じになりますね。

社内で出世して役職つきになったり、

転職をきっかけに急激に年収が上がるようなケースもありますが、

いずれにしも自分の頑張りが給料に反映されるまでは時間のかかる仕事です。

自分が貢献した分は目に見えるかたち(お給料)ですぐに反映してほしい!

という気持ちが強い人は、経理向きではないかもしれません。

>>経理は「入社する企業」を間違えるとこんなに悲惨なことになります…。

経理に向いてる人の性格的特徴12個

経理 向いてる人

(経理に向いてる人の性格的特徴12個)

1. 数字でものごとを考えられる人

経理業務をするにあたって、ものごとを「数字」で考えられるかどうか?はとても大切です。

例えば、案Aと案Bを比較しないといけないときに、

「Aの方がBより30%コストが低いから良いです」とか、

上司から仕事の進捗を聞かれて「だいたい70%完了しています」という風に自然と答えられる人は、

経理の仕事に向いていると言えます。

逆に「いま全力で頑張っています!」などと言ってしまう人は、

ものごとを数字で考えにくい人である可能性が高いです。

経理の部署で働く人はみんな「数字で考える人たち」ですから、

そうした人たちの中で混じって働くのは苦痛に感じるかもしれませんね。

もちろん、そのこと自体は悪いことではないです。

ものごとを感情をこめて表現できることは、

プラスになることもありますから。

要は向き不向きの問題です。

管理人

数字やデータを見て、分析したくなる人は経理に向いています。

経理の仕事は「データを正しく入力して終わり」じゃないんです。

「この数字はなにを意味しているのか」と考えることが大事なんです。

たとえば前期に比べて「修理費」の金額が高くなっていたとしますね。

調べてみたら従業員のミスで機械が壊れて修理費がかかったことが原因でした。

ここで「原因がわかってよかった」で終わってはいけません。

このようなミスを防ぐにはどんな取り組みをしていけばいいか、ということを考えるのです。

数字やデータを見て対策を考えられる人は経理に向いています。

>>性格的には経理向きでも「入社する会社」を間違えるとこんな悲惨なことになります…。

2. コツコツタイプで職人気質の人

経理はある意味で職人とも言えます。

それは数字を扱う部門である以上、1円でも合わないと正しい会計はできません。

どこでズレたのか?どこが間違っているのか?など徹底的に見直しを行います。

その完璧主義とも取れる姿勢はどことなく職人気質と似ていますね。

職人のようにこだわりつつもコツコツ積み上げていける人が向いていると言えるでしょう。

3. 責任感のある人

経理の仕事をするのであれば、責任感を持って仕事に取り組める人が良いでしょう。

なぜなら経理の仕事は会社経営に直結する部署であり、責任感のない適当な仕事をされると

会社としてマイナスでしかないからです。

最悪の場合、ちょっとした軽率なミスで会社が傾き兼ねない恐れも出てきます。

自分に与えられた仕事は責任もってやり遂げる。

そういう方が経理として望ましいでしょう。

4. チームプレイで仕事ができる人

上司や同僚ときちんとコミュニケーションが取れる人は経理に向いています。

なぜかというと、コミュニケーションを取らないと大きなトラブルに発展する可能性があるからです。

実際に体験した話をします。

コミュニケーションが苦手な後輩が、上司への確認を後回しにしたことがありました。

でもそれはすぐに対応しなければならない話で、結果として取引先に損害を与えてしまいました。

ずっと黙って仕事をしているイメージのある経理ですが、それなりのコミュニケーション能力は必要です。

気になったことをなるべく早く上司や同僚に確認できる人は経理に向いています。

経理業務は基本的に1人で作業することが多いですが、

そこは会社組織であるので役割分担することがほとんどです。

作業の進捗度を上司に報告したり、自分が知った情報を部署内に共有したり、

同僚に仕事を引き継いだりすることが日々行われます。

そこで我関せずで周りと協力しないと円滑に仕事を進めることはできませんよね。

これは経理に限らず、社会人として当たり前のことでもありますね。

5. ストレスを溜め込まない人

ストレスの発散法を確立している人は向いていると言えるでしょう。

期限が迫っていたり、どうしても数字が合わなかったりすることはよくあります。

その際に焦ってイライラしてしまう人が中にはいますが、

逆に作業効率を低下させることに繋がりかねません。

そんな時に珈琲やお茶など、心を落ち着かせる手法を知っている人は

業務の忙しさの中でも比較的仕事ができますね。

6. 勉強が苦にならない人

性格的に勉強が苦にならない人は経理に向いています。

もし経理の適性があるか不安を感じているなら、まず簿記3級の勉強をしてみてください。

テキストをひととおりざっと読んでみて、内容に苦痛や抵抗を感じないなら経理に向いている可能性が高いでしょう。

経理の仕事に勉強は欠かせません。

たとえば会計処理の方法について「法律が変わって今年から変えなければいけない」ということが頻繁にあります。

税金については毎年必ず改正がありますね。

経理は常に知識をアップデートしていく必要があることを理解しておきましょう。

経理の仕事は日々学び続けなくてはなりません。

会社の会計方法や手順を覚えると、ある程度は一人でできるようになります。

しかしそれで終わりではないのです。

経理とは税法を始め色々な制度の中で行うものであり、

制度や法律が変われば対応しなければなりません。

分かりやすいのが消費税です。

今まで8%で入力していた仕訳が10%になり、覚えていた仕訳や入力も変わってきます。

なので世の動向にも注視しながら、日々勉強できる方が向いていると言えるでしょう。

>>性格的には経理向きでも「入社する会社」を間違えるとこんな悲惨なことになります…。

7. 期限を守り、ルールを守って仕事ができる人

決められたルールを素直に守れる人は経理に向いています。

なぜかというと経理や会計の仕事は「このケースはこうやる」というルールがが決まっていることが多いからです。

会計基準の勉強をしている人は継続性の原則を思い起こしてください。

ひとつの取引で、ひとつの会計処理方法を選択したら、それ以降は同種の取引ではまったく同じ会計処理をしないといけません。

逆にいうと、過去に適用しているルールを理解し、そのとおりに処理していけばいいといういみでもありますね。

このように、経理ではオリジナリティを発揮するのがむしろマイナスになってしまうケースがあるのです。

独創的なことをやるより、決められたルールの中で仕事をするのが好きな人は、経理に向いています。

経理は毎月その月の会社の財務状況を集計し、売上や利益等を確定させます。

つまり毎月の締日までには必ず終わらせないといけません。

終わらずに経営者に報告できない状況だと、今後の経営方針を決めることができず

会社の運営に支障をきたす事になるからです。

日々自分の作業進捗を管理をしつつ、決められたルールを守り

期日までに終わらせることができる人が経理に向いていると言えます。

8. 誰からも褒められなくても頑張れる人

経理という仕事はいくら頑張ったとしても、1円も売上を生むことはありません。

逆に自分たちの人件費を他部署の売上で賄ってもらっているとも言えます。

そんな部署ですので特別なことがない限り褒められることが少ないのが実情です。

たとえ褒められなくても、自分は「会社を下から支えているんだ」という

気概を持ってコツコツ仕事に取り組める方はとても向いていると思いますよ。

逆に褒められて伸びるという人は合わないかもしれませんね。

9. 計画的に物事を進められる人

「計画的に物事を進められる人」は経理に向いています。

というのも、経理の仕事というのは1ヶ月や1年間の仕事の期日があらかじめ決まっているんですね。

この期日から逆算して「この日までには計算を終わらせて、この日までは決算書を仕上げる」と自分で計画を立てて実行していくことになります。

1日、1週間、1ヵ月、半年、1年とスケジュールを組んで、

その通りに確実に進めていくことが何より重要なことです。

自分と力量と仕事量を正しく把握し、

スケジューリングする能力が必要です。

管理人

私の身近な例で言えば、こういった計画を立てずに仕事をするタイプの後輩経理がいました。

期日が近くなってから全然仕上がっていないことがわかり、

結局先輩がほとんどやってしまったということがありました。

計画的にものごとを進めていくタイプの人は経理に向いていますし、周りともうまくやっていけますよ。

突発的な仕事も当然入ってくることもありますが、それも踏まえてきちんと計画し、

実行できるような人は経理に向いてるでしょう。

10. プライベートでもお金のことを考えるのが好きな人

会社でお金や数字を扱っていると、それを仕事外にも当てはめることができれば

自分の私生活が一層充実するようになります。

経理をやっている人の中には、仕事中と私生活とのギャップがあり

私生活では意外とズボラでお金の管理が抜けている人もいます。

そういう方の仕事ぶりはどうしても大雑把というか、正確性に欠ける部分が見えてきます。

私生活でもお金の管理がしっかりできる人は、ちゃんと仕事もできるでしょう。

11. 論理的に考えられる人

最初に書いた「数字で考えられる」という事と似た部分もありますが、

感覚的ではなく論理的に考えられる方は経理に非常に向いています。

出た数字が全ての職種ですので、その根拠だったりを数字を使って分かりやすく説明する能力が必要になります。

日頃から論理的な思考や発言をしている人は経理の仕事に向いています。

12.ずっと内勤でも苦痛を感じない人

1日中パソコンの前で過ごしても苦にならない人は経理に向いています。

経理で仕事ができる人はコツコツと自分のペースで仕事がしたいタイプの人が多いですね。

私は経理になる前の仕事が営業だったので、

経理になってから最初は座りっぱなしの仕事がすごくつらかったです。

ただ人間って慣れますね。

1年も経てば苦痛を感じなくなりました。

私はインドア派の人間なんですが、それが内勤に適応できた原因でした。

初めての内勤が心配でも、自身がインドア派であれば慣れますので経理に向いていますよ。

>>性格的には経理向きでも「入社する会社」を間違えるとこんな悲惨なことになります…。

もし「自分は経理に向いてないかも…」と気づいた場合の対処法は?

経理 向いてない 辞めたい

(自分は経理に向いてないかも…と感じる場合の対処法)

 

上で紹介した7つの「向いてない人の特徴」に、1つでもあてはまるものがある方は、

経理以外への職種への転職も検討した方が良いかもしれません。

↓※経理に向いていない人の7つの特徴(再掲)

  1. 決算書などの数字を見るのが苦手
  2. ルーティン作業やコツコツとした作業が苦手
  3. 整理整頓が苦手
  4. 他人とのコミュニケーションが苦手
  5. 会計や税務の勉強に苦痛を感じる
  6. しめ切りに追われながら働くのに苦痛を感じる
  7. 個人の成果が給料やボーナスに反映されないのに不満を感じる

↑これらの特徴はいずれも経理という仕事には欠かせない適性です。

(経理として働く以上は、どの企業でも求められる能力といえるでしょう)

世の中にはいろんな仕事があります。

当たり前ですが、経理の仕事が一番優れているなんてことはまったくありません。

向いてない仕事・辞めたいと感じる仕事でがんばるより、

向いている仕事で頑張るほうが力を発揮できますし、何より楽しく働けますよ。

管理人

経理をやっていたときは毎日辞めたい・つらい…と感じていたけれど、

別の職種に転職したらものすごく仕事が楽しくなったといったケースはたくさんあります。

また、数字が好きなので経理向きだと思って入社したけれど、

自分が得意だったのは決算書を作ること(経理)よりも、

決算書を使うこと(財務やマーケティング)だったという人もいますね。

「自分は性格的に経理に向いてない、辞めたい」と感じている方は、

別の仕事へのキャリアチェンジもぜひ検討してみてください。

管理部門の仕事(バックオフィス系の仕事)には、

経理の経験を活かせる仕事がたくさんありますので、選択肢に入れてみると良いでしょう。

↓例えば経営企画(財務)の仕事は、

経理経験者を積極採用する傾向があります。

経理経験者にとって「狙い目の職種」ですので、

選択肢に入れてみる価値はありますよ。

管理人
経理 向いてない やめたい

(経営企画の求人例)

経理 向いてない やめたい

(経営企画の求人例)

経理が「決算書を作る仕事」なのに対して、

経営企画や財務は「決算書を使う仕事」です。

言ってみれば社内コンサルタントみたいな役割ですね。

経理の実務経験者は採用されやすいですし、

仕事の雰囲気がかなり違うので経理出身者で活躍している人は多いですよ。

>>経理の経験が活かせる!管理部門系の仕事を見てみる

経理の仕事内容は嫌いじゃないなら「所属する会社」を変えてみる

経理 向いてない 辞めたい

(経理の仕事そのものが嫌いでないなら「所属会社を変えてみる」のも一つの選択肢です)

 

上で見た「向いてない人の特徴」に当てはまらないけど仕事を辞めたいと感じているなら、

経理という仕事そのものより、

あなたが所属している「今の会社」が合っていないのかもしれません。

どんな人たちと一緒に仕事をするか?はとても大切です。

以前の職場では毎日つらかったけれど、

職場が変わって仕事が楽しく感じるようになったということはよくあります。

管理人

また、経理という職種は基本的にはどこも同じ内容の仕事をしています。

実務経験者は即戦力として転職できますので、

職場が変わってもスムーズに仕事に慣れていける可能性が高いでしょう。

>>実際に募集されている経理の実務経験求人で年収を見てみる

自分が働く会社の「規模」にも注目してみよう

経理は働く会社の規模(売上や従業員数など)によって仕事内容がかなり違います。

大企業の経理ではまさしく「組織の歯車」のような働き方になりがちですが、

中小企業の経理では「会社のお金全体をコントロールする」といった働き方もできますよ。

(経理の管理職として経営者の右腕のような存在になっている経理担当者はたくさんいます。お金をあつかう仕事というのはそれぐらい重要なポストなのです)

逆に、会計や税務についてのより高度な知識を駆使して働いてみたいという人は、

中小企業よりも大企業で働く方が力を発揮できるでしょう。

大手企業の経理では、公認会計士の監査への対応や連結決算など、

中小企業の経理では経験できない仕事がたくさんあります。

こうした仕事について経験を積んでいくことは、あなたの経理担当者としてのキャリアアップにつながります。

労働環境が劣悪な「ブラック経理」に絶対なりたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

↓経理求人専門の転職サイトを使って、

年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)

経理のホワイト求人多数あり!

ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる

(未経験OK求人の例:クリックで拡大)

(経験者むけ求人の例:クリックで拡大)

実際の経理求人で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理求人を紹介します)

 

上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、

↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。

  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
  • 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
  • ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
  • 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

(経理経験者むけの管理職候補求人)

(会計事務所から経理へキャリアチェンジ歓迎の経理求人)

(上場大手企業の経理求人例)

>>未経験もOK!現在募集中の経理求人を見てみる

今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

>>経理専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って1分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。

  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
>>自己紹介の記事はこちらです

© 2024 会計職のキャリア戦略