新卒だけど経理やめたい…。配属先で不安しかない新入社員の対処法

2022年4月13日

新卒 経理 辞めたい

(新卒で経理配属…もう辞めたい)

  • 新卒入社した会社で経理に配属されたけど仕事がつらい…。
  • 仕事が難しくてわからない。誰も教えてくれないしミスしたら叱責される。
  • 人間関係がつらすぎ。入社1年未満だけどもう辞めたい…。

新卒で社会人になって、いきなり経理配属はしんどいと思います。

多くの新卒はまず営業に配属されますよね。

これは、営業マンってはっきりいって誰でもやれる仕事だからです。

(元気とコミュ力があれば)

管理人

その一方で、経理はかなり難易度の高い仕事といえます。

経理として仕事を一人前にできるようになるには、

簿記や税務・社会保険その他の専門知識が必要になるからです。

学生時代や研修で簿記はある程度やったという人でも、

実務でついていけるようになるにはかなり時間がかかるでしょう。

さらにいうと、そもそも経理という仕事には向き不向きがあります。

性格的に経理に合わない人が社会人になっていきなり経理に配属…

というのは相当きついかもしれませんね。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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新卒の新入社員が経理を辞めたいあるあるな理由

新卒 経理 辞めたい

(新卒経理にあるあるな退職理由)

新卒入社で経理になった人が、

辞めたいと感じる具体的な場面(退職理由)

↓としては以下のようなケースが考えられます。

管理人

1. とにかく仕事がつまらなくてやりがいがない

経理の仕事は、特に入社直後のうちはルーチンワークが中心です。

そのため、人によっては毎日同じことの繰り返しでつまらない、もしくはやりがいがないと感じるものです。

特に大企業では、仕事が細かく分業されています。

毎日預金明細とにらめっこして入金の消し込みをしたり、

社内で届く経費精算の領収書ばかり処理していると、

仕事をつまらないと感じて嫌になることもあるでしょう。

2. 仕事が難しすぎてついていけない

逆に、経理の仕事が難しすぎて理解できない、

ついていけないと感じて辞めたくなる人もいます。

これは特に月次決算や年次決算にかかわる人に多いですが、

指示をする人もされる人も財務諸表を読める前提で話をします。

仕訳を理解するのがやっとというような人は、

そのレベルの話が理解できずついていけなくて辛いと感じる人がたくさんいます。

それに決算に携わる人はスピード感を重視するため、

質問にすぐに答えられないようなレベル感の人はますます置いてきぼりにされる環境も珍しくありません。

3. 教わっていない仕事でミスして叱責される

経理をやっている人は勉強熱心な人が多いです。

簿記で学習するような内容は理解していて当たり前のように接するため、

仕訳に関する知識や税法の知識などは自分で勉強しなければなりません。

それを知らずに仕事をしていてミスを起こしてしまうと、

教えてもらっていない内容で怒られることがよくあります。

怒られる側は教わってないことで怒られたと感じてしまいますが、

指摘する側は知っていて当たり前という風に接します。

そこで温度感が生まれてきます。

その温度感が原因で、仕事をやめたいと思う人も多いようです。

4. 上司や先輩と年齢離れすぎ・話が合わない

経理の仕事は適性がある人とない人がはっきりしており、

一度経理で定着するとなかなか別の仕事に変わらないものです。

そうすると、必然的に上司や先輩はベテランが多くなります。

新入社員とは年が離れていくんですね。

また経理部はよほどの大企業でない限りは人数が多くないもので、

そういった環境では年の近い同僚は少なくなり、

話の合う人が社内にいないということも珍しくありません。

あまりにも年齢が離れた上司や先輩に囲まれていると、

息苦しくなり仕事がしづらいという新入社員も多いことでしょう。

5. 給料が低い(営業配属の同期より低い)

経理の給料は、営業マンに比べると少ない傾向にあります。

新卒の世代での平均年収は、経理が300万円~350万円という金額です。

営業の場合は340万円~400万円程と、大きく開きがあります。

事務職の中では経理も給料が高いほうですが、

高年収を目標にしている人にとっては経理の給料は高いとはいえません。

これは勤続年数を経てからも変わることがなく、

将来的にもっと高い年収を得たいと思う人は、

経理ではなく他の職種が良いと感じることでしょう。

経理の仕事が苦痛なら転職もあり(第二新卒枠を狙え)

新卒 経理 辞めたい

(経理の仕事が苦痛なら転職も検討しましょう)

 

経理は人によって適性の有無がより大きく出る業種です。

どうしても合わないと感じるなら、転職も検討しましょう。

新卒間もない人の転職は、第二新卒枠を狙うと転職成功率が高くなります。

第二新卒はあまり企業に染まっていない新卒間もない人のため、

一般の転職と違ってほぼ新卒として扱われます。

企業が欲しがるのはいつも若くて他の企業の考えを持ち込まない人なので、第二新卒は貴重な存在なのです。

近年は企業も人材が不足しており、若い人材を欲しがっています。

新卒3年目までは第二新卒として扱われるので、

経理に馴染まないと思ったらすぐに動いたほうが良いでしょう。

一般的な転職であれば同じ業種や業界に転職するのが一般的で、

採用する側もその経験値を期待しています。

しかし逆に第二新卒であれば、

新卒と同じで一から教育したいと企業は考えるため、

異業種に転職するチャンスなのです。

労働環境が劣悪な「ブラック経理」に絶対なりたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

↓経理求人専門の転職サイトを使って、

年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)

経理のホワイト求人多数あり!

ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる

(未経験OK求人の例:クリックで拡大)

(経験者むけ求人の例:クリックで拡大)

実際の経理求人で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理求人を紹介します)

 

上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、

↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。

  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
  • 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
  • ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
  • 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

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(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

(経理経験者むけの管理職候補求人)

(会計事務所から経理へキャリアチェンジ歓迎の経理求人)

(上場大手企業の経理求人例)

>>未経験もOK!現在募集中の経理求人を見てみる

今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

>>経理専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って1分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。

  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

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