【税理士と学歴フィルター】Fラン大卒がネックになる場面3個

2022年5月23日

税理士 学歴

(税理士業界で働くのに学歴は重要?)

  • 税理士に学歴は必要?
  • 大手の税理士事務所に入るには一流大卒じゃないと無理?
  • Fラン大卒はどう扱われる?

税理士として働いている人には、

大卒者や大学院卒者が圧倒的に多いです。

税理士試験の受験資格が大卒向けにできていますし、

(高卒者は簿記1級合格が必要。大卒は免除)

また、税理士試験には大学院卒業による科目免除があるためです。

管理人

ただ、この業界では学歴はあるにこしたことはないですが、

実力(実務経験)で割とどうとでもなってしまうのが実際のところだと思いますよ。

稼げる税理士になるために重要なのは学歴よりも実務経験です。

とはいえ、いわゆる学歴にコンプレックスがある人の中には

「ほんとかな…?」と不安に感じる方も多いでしょう。

この記事では、税理士として働く上で

学歴が問題となる可能性がある場面を紹介します。

これから税理士業界で働くことを検討している方は参考にしてみてください。

ブログ管理人

1985年生まれ。ニートで税理士事務所入社→月給16万円のブラック事務所で地獄のような目にあう→ホワイト事務所に転職して年収600万円/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。
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税理士業界で学歴が問題となる場面3個

税理士 学歴

(税理士業界で働く場合に学歴がネックとなる場面3つ)

 

税理士業界(会計事務所)で働いていて、

学歴が問題となる具体的な場面としては、

以下のようなものが考えられます。

1. BIG4税理士法人など大手事務所に転職する場合

BIG4税理士法人など、

いわゆる大手事務所へ未経験で転職を考える場合、

一種の「学歴フィルター」が問題になる可能性があります。

具体的にはMARCHレベル以上か、大学院卒者であることが望ましいです。

ただし、学歴が問題となるのは未経験者のみです。

実務経験者として転職を目指す場合には、

過去の職歴と税理士試験の進み具合(科目合格が何科目あるか)

が重要になるでしょう。

管理人

もちろん、一流大卒なら圧倒的に有利!というわけではなくて、

ライバルがあたりまえのように一流大卒なので、

その中でFラン大卒だと不利…という感じですね。

大手事務所は非常に採用倍率が高く、ライバルも多いです。

事務所側からすると「よりどりみどり」ですので、

実務未経験者で他の条件が同じなら、

高学歴な人を優先的に採用するケースが多いのです。

年齢的にも26歳前後(第二新卒)までの若い人材が有利になるでしょう。

あと、英語などの語学力もBIG4税理士法人では重要視されますね。

外資系企業ですので、本社は外国です。

当然ながらやりとりは英語になります。

TOEICで800点以上あれば差別化になると思います。

(ただし、英語は応募にあたっての必須要件ではありません)

Fラン大卒者が実務未経験で大手事務所に転職するには?

学歴に自信のない方(いわゆるFラン大卒者)が、

実務未経験で大手事務所に入るにはどうしたらいいでしょうか。

↓方法としては以下の2つが考えられます。

  1. 科目合格4科目以上を目指す
  2. TOEICスコアで800点以上を目指す

税理士試験の科目合格は、3科目までの人はわりとたくさんいます。

簿記論と財務諸表論はわりとスムーズにとれるケースが多いですし、

それにプラスで税法1科目(消費税法など難易度が低めなもの)ならすんなりいくんですよね。

しかし、4科目合格となるとかなり少数派です。

必然的に、4科目合格者は他のライバルに対して差別化が可能になります。

科目合格の選択科目も重要

あと、科目合格は「どの試験に合格しているか?」も重要になるでしょう。

具体的には税法の選択科目ですが、

酒税法とか国税徴収法とかは

民間の税理士法人ではまず使わない知識です。

管理人

同じ科目合格4科目でも、うちわけが

  • 「簿記+財表+消費税法+相続税法」の人と、
  • 「簿記+財表+酒税法+国税徴収法」の人とでは、

前者の方が当然ながら実務への適応は早いと判断されます。

 

実際の大手事務所の求人を見てみよう

将来的にBIG4など大手税理士法人で働きたいと考えている人は、

実際に募集中の求人を見て必須要件を確認しておきましょう。

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(BIG4税理士法人の求人例)

 

実際の求人を見て、どういう人材が求められているのか?

の具体的なイメージを持っておくことが大切です。

BIG4など大手事務所の求人は、

↓以下のような税理士業界専門の転職サイトでたくさん見つけることができますよ。

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2. 大学院入試での有利/不利

大学院修了による税理士試験科目免除を受ける場合、

当然ながら大学院入試の突破が必要になります。

↓大学院入試の選択肢としては、次の4つが考えられますね。

  1. 学部卒業と同時に学内選抜の推薦で進学するケース
  2. 一般入試を受験するケース
  3. 他大学の大学院を受験するケース
  4. 社会人入試で受験するケース

卒業する大学院によって科目合格が受けやすい/受けにくいは確実にあります。

有名大学の大学院の方が教員の指導が充実していますし、

せっかくお金と時間をかけて大学院を出るのであれば、

ある程度名前の通った大学を出た方が良いに決まっています。

管理人

これから目指す大学院を決める段階の人は、

大学院の募集要項や入試サイトをチェックしましょう。

税理士試験免除などの案内を掲載している大学院であるかを調べてください。

最初から税法科目免除を目的とするコースを設置している大学院も多いです。

あと、実際に指導を受けたい大学教員へアポイントをとり、聞いてみることをお勧めします。

直接が難しい場合は、大学内に設置されているアドミッションセンターなどの事務に問い合わせるとスムーズです。

 

3. 税理士事務所に入社した後は?

上で見たように「大手事務所に未経験で転職を目指す場合」を除いて、

この業界で学歴がネックになる場面はほぼないと思います。

小規模な事務所って働いてる人数が所長税理士合わせて5名…

みたいなところが多いですし、

人の入れ替わりが多い(転職が多い)業界ですから、

学閥とかはまず考えにくいですね。

所長税理士と出身大学が同じとかなら、

面接での話のきっかけとかにはなるかもしれませんが、

しょせんその程度のことです。

管理人

税理士事務所で働く人というのは、

基本的に大卒者で勉強ができたタイプの人が多いです。

入社後に同じ大学卒業ということで親近感を持つとかはあります。

ただ、くりかえしになりますがこれはそんなに重要ではないです。

実務に入ってしまえば、見られるのは「仕事ができる/できない」だけですからね。

一流大卒だろうが、大学院卒だろうが、

いつまでたっても仕事ができなければ馬鹿にされます。

これは税理士業界でも他の業界でも同じですね。

学歴コンプのある人も、大手事務所に未経験入社を目指すのでない限りは

学歴はあまりに気にしないでOKでしょう。

労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

いま税理士事務所で働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。

職員を「使い捨て」ぐらいにしか考えず、

安い給料で搾取しまくるブラック事務所は

2023年現在も残念ながら存在しています。

こういう事務所ほど「うちはアットホームな職場です!

…みたいにアピールしてたりするのでたちが悪いんですよね…。

もちろん、すべての税理士事務所が

ブラックという意味ではありませんよ。

最近は年収高めのホワイト事務所も増えてますからね。

重要なのは、ブラック事務所にまちがえて応募しないことです。

管理人

ブラック事務所に絶対に間違えて入社したくない人は、

会計職専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

税理士や経理といった会計求人だけを集めている専門サイトなら、

ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので安心です。

↓以下はいずれも無料で情報収集に使えるサイトです。

無料アカウントを作っておくと、

実際の年収など詳細情報が見られますよ。

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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選4社】

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何を求めて転職するのか?を明確にするのが重要

(妥協できる点と、絶対に妥協できない点を明確にすることが大切です)

 

私のブログを読んでくださっている方は、

なんらかの理由があって、今の職場に不満がある人(給料安い・人間関係が最悪…など)が多いと思います。

そんな方にぜひ知っておいていただきたいことがあります。

↓それがこれです。

なんの欠点もない「天国のような職場」はこの世に存在しない。

↑すでに社会人経験がある人は同意していただけると思いますが、

給料良くて、ワークライフバランスも良くて、

人間関係も最高で、所長税理士も優しくて…

みたいな天国のような職場ってまあ現実には存在しません。

管理人

この点を理解しておかないと、

あの人っていつ会っても転職活動やってるな…」

みたいなことになりがちですので注意してください。

(税理士業界では、そういう人はけっこう多かったりします)

重要なことは、あなた自身の中で、

妥協できない点妥協できる点を明確にすることです。

そこから「自分にとって一番メリットの大きい職場」を、

現実的な選択肢として選ぶことなんですね。

 

↓具体例を挙げると、例えば以下のような感じです。

管理人

具体例1

  • 妥協できない点
    今は税理士試験の勉強に集中したいので、繁忙期も残業のない事務所に転職したい
  • 妥協できる点
    その一方で、多少はお給料が下がることはしかたないので、年収500万円以上を許容ラインにする
  • 現実的な選択肢
    ワークライフバランス重視・職員の税理士試験挑戦を応援することを明示している事務所求人を狙う

具体例2

  • 妥協できない点
    実務経験者として今度の転職では年収アップにこだわりたいので、年収600万円は絶対に欲しい。
  • 妥協できる点
    その代わり、仕事がある程度いそがしくなるのは許容する。
  • 現実的な選択肢
    BIG4を含む大手税理士法人の求人を狙う

具体例3

  • 妥協できない点
    将来的には税理士として独立を目指しているので、自分の得意分野を持っておきたい。
    独立のための資金を貯めるためにも、年収は600万円は絶対欲しい。
  • 妥協できる点
    その代わり、仕事がある程度いそがしくなるのは許容する。
  • 現実的な選択肢
    相続税対策についての実務経験をゼロから積める「資産税特化事務所」の求人を狙う

 

なんとなく「いまの事務所嫌だなー…」とばくぜんと考えていても、

なかなか具体的な選択肢は見えてきません。

(具体的な選択肢が見えてこないと、人間は行動に移すことはできないものです)

そうこうしているうちに、

年齢を重ねて転職の選択肢がどんどんせばまっていく…

というのは税理士業界に限らずあるあるですね。

そういう人と比べて、

上記のように「妥協できる点」と「妥協できない点」から職場探しをできる人は、

比較的短期間で理想に近い職場を見つけられる可能性が高いです。

自分の中で明確な基準を持って、現実的な「落とし所」を探るのが大切と言えるでしょう。

現実的で勝ち目のあるゲームをしましょうという話ですね。

 

税理士業界専門の転職エージェント(無料)を活用しよう

(ヒュープロは税理士業界専門の無料転職エージェントです)

 

なお、こういった「妥協できる点・妥協できない点」から、

現実的な選択肢(落とし所)」を決めるかたちの転職活動の進め方については、

転職エージェントに相談しながら進めた方がうまくいく可能性が高いです。

2023年現在、転職活動に転職エージェントを使うのはほぼ当たり前というか、

使わない理由がないというのが実際のところですね。

書類選考対策から面接対策、

採用担当者と面接アポ取りや年収交渉まで、

すべて無料でやってくれますので。

管理人

自分のニーズ(妥協できる点・妥協できない点)を明確にできたとしても、

それにマッチした求人を見つける作業はなかなか自分でやるのが難しいです。

この点、税理士業界専門の転職エージェントなら、

あなたのニーズにマッチした具体的な選択肢(求人)を豊富に提案してくれます。

ときには自分で求人探しをしていたら、まず選択肢に入れていなかったであろう求人が、

実は自分にベストマッチな選択肢だったということもあり得ます。

転職活動って人生でそう何度もやることではありませんから、

徹底的にこだわってやった方が良いですよ。

転職活動のやり方ひとつで、年収が100万円以上も変わってくることって普通にありますからね。

転職エージェントを使えば、

書類選考〜採用担当者とのアポイント取り、面接対策や年収交渉まで無料でやってくれます。

無意味に「自力ですべてやること」にこだわって、

せっかく見つけた優良事務所からの採用可能性を下げる…なんてかしこいやり方ではありません。

なお、転職エージェントに報酬を払うのは採用を行う事務所側ですので、

私たち転職活動する側は無料で使うことができますよ。

使わないのはものすごくもったいないので、活用しましょう。

なお、税理士業界で転職活動するなら、

この業界専門の転職エージェントを使うのは鉄則です。

(↑もちろん、こちらも無料で使えます)

管理人

リク◎ートエージェントなどの「一般向けの転職エージェント」も、

使っちゃいけないわけではないですが、

税理士業界の内情について、いまいちよくわかっていないエージェントに担当されてしまう…みたいなことがあり得ます。

(私自身も経験があります。

面談で税理士試験の科目合格制度ってなんですか?…

みたいなこといわれてガッカリしたことがあります)

税理士業界ってかなり特殊な業界ですので、

この業界に精通した、専門の転職エージェントを使うようにしましょう。

>>税理士業界に特化した転職エージェント(無料)

税理士業界志望者はハロワを使うな

(税理士業界の求人は、ハロワやリクナビで探さない方が良いです)

 

正直、税理士業界に転職するなら、

ハローワークは使わない方が良いと私は思ってます。

なぜかというと、求人の「質」が低すぎるからなんですね。

実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。

(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)

私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、

彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。

税理士業界への転職を検討している方は、

あらかじめ優良求人にしぼって掲載されている

会計求人専門の転職サイトを使いましょう。

↓例えば以下のような質の高い求人を見つけることができますよ。

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  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
  • リモート勤務OKな税理士事務所求人
  • 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
  • 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
  • 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
  • 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
  • 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人

(在宅ワークOKな会計事務所求人)

(実務経験者向けの資産税事務所求人)

(未経験・資格なしでも年収400万円〜の求人)

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今すぐは転職する気がない人もやっておくべきこと

今すぐは転職するかどうか決めてない。

でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。

チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。

(なのでいろいろ調べてる)

↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、

おそらくこういう段階だと思います。

転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、こういう段階の人も

転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。

転職って運で決まってしまう部分もあって、

たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?

が非常に重要だったりするからです。

日常的に、税理士業界の最新の求人情報にアンテナを立てておくようにしましょう。

希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、

マッチする最新のおすすめ求人がメールで送られてくるので便利です。

↓こんな感じで、あらかじめ自分で入力した

年収などの条件にマッチするものだけが送られてきます。

情報って多すぎても使えないんで、

自分にマッチする求人だけを送ってもらえるのが便利です。

管理人

(あらかじめ指定した年収条件などにマッチする最新求人が「おすすめ求人」としてメールで送られてきます)

 

転職サイトの使い方って人それぞれだと思いますが、

私はこういう「流し読み」的な感じがいいと思ってます。

流し読みでも日常的に求人情報を見るようにしておくと、

税理士業界の年収や、福利厚生の相場みたいなものもなんとなくつかめてきます。

良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておいて、

いざ転職するとなったときに、

ロケットスタートを切れるようにしておきましょう。

余裕のあるタイミングでこれやってる人と、

やってない人とでは大きな差がつきますよ。

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税理士業界は「優秀なのに年収低いループ…」にはまる人が多すぎる

(優秀なのに年収低い…的なループにはまらないために)

 

税理士業界って、

能力スキル的には非常に優秀なのに、

たまたま良い求人に出会えていないのが原因で、

しかたなくブラック事務所で低年収で働いている…。

みたいな人がかなり多いのが現実です。

仕事のスキルや能力と、良い事務所に入れるかどうか?ってあんまり関係ないんですよね。

良い事務所に入れるかどうかは転職活動のやり方が上手か下手かできまることなんで。

逆に言うと、能力的にはごく普通だけど、

転職活動の進め方が上手で、

ホワイト事務所に入社できている人もいるわけですね。

管理人

転職活動のやり方が上手か下手かだけで、

稼げるお給料の金額が年間100万円ぐらい違ってくることもあります。

転職活動のやり方だけで年収減る…とかめっちゃ悲しいですよね。

重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。

具体的には、会計職専門の転職サイトで定期更新される求人情報を、

日常的にチェックするクセをつけるようにしましょう。

転職サイト内で年収や事務所の人数規模など、

転職先に求める条件をしっかり入力しておくのが大切です。

↑これやっておくと、

転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。

求人が掲載開始された瞬間に自動通知してもらえるので、

優良ホワイト事務所の求人を見逃すリスクをなくせますよ。

転職サイトって、なんとなく求人をながめているだけ…では

なかなか良い求人にはなかなか出会えません。

↓年収高めのホワイト事務所の求人や、

BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、

募集期間が短い傾向があるので注意してください。

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ポイント!

  1. 税理士事務所の求人を探すなら、会計職専門の転職サイトを使うべき
    →税理士業界専門サイトなので、ハロワやリクナビと求人の質がまったく違う。
  2. 転職活動は「能力」より「運」で決まってしまう部分も大きい
    →転職サイトを日常的にチェックして「優良求人に出会う確率」を上げることが大切。
  3. 転職サイトを使うなら、無料アカウントを作り求人の絞り込み条件を設定しておこう
    →自分が指定した条件にマッチする求人が出るたびに通知してもらえます。

↓個人的におすすめの税理士業界専門の転職サイトはこちらです。

無料アカウント登録で実際の年収も見ることができますよ。

管理人

ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)

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税理士事務所の求人探すならここ!おすすめ転職サイトランキング【厳選4社】

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現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)

 

転職サイトを日常的にチェックし、

気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、

「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。

自分には別の選択肢もある」

↑と気づけるのも重要です。

ストレスでどうしようもなくなる前に、

転職という手を打つことができるようにしておきましょう。

これって、今の職場で働く上でも

精神的な安定につながります。

いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

管理人

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)

そうなると、さらに現状への依存度が高まって、

抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。

転職サイトは誰でも無料で使えます。

今すぐは転職できない人も、

無料アカウント登録だけはやっておきましょう。

なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)

 

転職サイトっていろんなところがありますよね。

この記事を書いている2023年現在で、なんと1万社以上あるそうです。

最大手のリクナビとかの方が、

学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…

という方も多いかもしれません。

管理人

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。

必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、

仕事探す側も税理士受験生だったり、

キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、

普通の求職者とは異なる事情が多いんです。

こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、

税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。

  • ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
  • 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
  • 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
  • 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人

↑これらに該当する人は、

税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。

リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)

がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。

会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。

現時点で8,647件の求人がありました。

管理人

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>>現在募集中の税理士事務所求人を見てみる

まとめ:税理士になりたいけど学歴に自信がない人へ

最後に。

学歴に自身がない人でも自信を無くさないでください。

税理士業界はFラン出身でも大丈夫です。

税理士業界で学歴がネックになるのは、未経験者が大手事務所を目指す場合だけです。

個人事務所の場合は高卒でも普通に採用されますし、

個人事務所でしっかりと実務経験を積めば、

そこから実務経験者として大手事務所に転職することは普通に可能ですよ。

最後の最後にお伝えしたいこと

↓転職に限らずですが、

仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。

 

能力やスキルももちろん大切なんですが、

転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。

税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、

転職活動のやり方がまずかったのが原因で、

ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

転職サイトへの登録って、3分でできる作業です。

お金もかかりませんし、

いつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

管理人

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
  • 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!

もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人

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