
(税理士業界で働くのに学歴は重要?)
- 税理士に学歴は必要?
- 大手の税理士事務所に入るには一流大卒じゃないと無理?
- Fラン大卒はどう扱われる?
税理士として働いている人には、
大卒者や大学院卒者が圧倒的に多いです。
税理士試験の受験資格が大卒向けにできていますし、
(高卒者は簿記1級合格が必要。大卒は免除)
また、税理士試験には大学院卒業による科目免除があるためです。

ただ、この業界では学歴はあるにこしたことはないですが、
実力(実務経験)で割とどうとでもなってしまうのが実際のところだと思いますよ。
稼げる税理士になるために重要なのは学歴よりも実務経験です。
とはいえ、いわゆる学歴にコンプレックスがある人の中には
「ほんとかな…?」と不安に感じる方も多いでしょう。
この記事では、税理士として働く上で
学歴が問題となる可能性がある場面を紹介します。
これから税理士業界で働くことを検討している方は参考にしてみてください。
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この記事の目次
税理士業界で学歴が問題となる場面3個

(税理士業界で働く場合に学歴がネックとなる場面3つ)
税理士業界(会計事務所)で働いていて、
↓学歴が問題となる具体的な場面としては、
以下のようなものが考えられます。
1. BIG4税理士法人など大手事務所に転職する場合
BIG4税理士法人など、
いわゆる大手事務所へ未経験で転職を考える場合、
一種の「学歴フィルター」が問題になる可能性があります。
具体的にはMARCHレベル以上か、大学院卒者であることが望ましいです。
ただし、学歴が問題となるのは未経験者のみです。
実務経験者として転職を目指す場合には、
過去の職歴と税理士試験の進み具合(科目合格が何科目あるか)
が重要になるでしょう。

もちろん、一流大卒なら圧倒的に有利!というわけではなくて、
ライバルがあたりまえのように一流大卒なので、
その中でFラン大卒だと不利…という感じですね。
大手事務所は非常に採用倍率が高く、ライバルも多いです。
事務所側からすると「よりどりみどり」ですので、
実務未経験者で他の条件が同じなら、
高学歴な人を優先的に採用するケースが多いのです。
年齢的にも26歳前後(第二新卒)までの若い人材が有利になるでしょう。
あと、英語などの語学力もBIG4税理士法人では重要視されますね。
外資系企業ですので、本社は外国です。
当然ながらやりとりは英語になります。
TOEICで800点以上あれば差別化になると思います。
(ただし、英語は応募にあたっての必須要件ではありません)
Fラン大卒者が実務未経験で大手事務所に転職するには?
学歴に自信のない方(いわゆるFラン大卒者)が、
実務未経験で大手事務所に入るにはどうしたらいいでしょうか。
↓方法としては以下の2つが考えられます。
- 科目合格4科目以上を目指す
- TOEICスコアで800点以上を目指す
税理士試験の科目合格は、3科目までの人はわりとたくさんいます。
簿記論と財務諸表論はわりとスムーズにとれるケースが多いですし、
それにプラスで税法1科目(消費税法など難易度が低めなもの)ならすんなりいくんですよね。
しかし、4科目合格となるとかなり少数派です。
必然的に、4科目合格者は他のライバルに対して差別化が可能になります。
科目合格の選択科目も重要
あと、科目合格は「どの試験に合格しているか?」も重要になるでしょう。
具体的には税法の選択科目ですが、
酒税法とか国税徴収法とかは
民間の税理士法人ではまず使わない知識です。

同じ科目合格4科目でも、うちわけが
- 「簿記+財表+消費税法+相続税法」の人と、
- 「簿記+財表+酒税法+国税徴収法」の人とでは、
前者の方が当然ながら実務への適応は早いと判断されます。
実際の大手事務所の求人を見てみよう
将来的にBIG4など大手税理士法人で働きたいと考えている人は、
↓実際に募集中の求人を見て必須要件を確認しておきましょう。
実際の求人を見て、どういう人材が求められているのか?
の具体的なイメージを持っておくことが大切です。
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マイナビ税理士
科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
2. 大学院入試での有利/不利
大学院修了による税理士試験科目免除を受ける場合、
当然ながら大学院入試の突破が必要になります。
↓大学院入試の選択肢としては、次の4つが考えられますね。
- 学部卒業と同時に学内選抜の推薦で進学するケース
- 一般入試を受験するケース
- 他大学の大学院を受験するケース
- 社会人入試で受験するケース
卒業する大学院によって科目合格が受けやすい/受けにくいは確実にあります。
有名大学の大学院の方が教員の指導が充実していますし、
せっかくお金と時間をかけて大学院を出るのであれば、
ある程度名前の通った大学を出た方が良いに決まっています。

これから目指す大学院を決める段階の人は、
大学院の募集要項や入試サイトをチェックしましょう。
税理士試験免除などの案内を掲載している大学院であるかを調べてください。
最初から税法科目免除を目的とするコースを設置している大学院も多いです。
あと、実際に指導を受けたい大学教員へアポイントをとり、聞いてみることをお勧めします。
直接が難しい場合は、大学内に設置されているアドミッションセンターなどの事務に問い合わせるとスムーズです。
3. 税理士事務所に入社した後は?
上で見たように「大手事務所に未経験で転職を目指す場合」を除いて、
この業界で学歴がネックになる場面はほぼないと思います。
小規模な事務所って働いてる人数が所長税理士合わせて5名…
みたいなところが多いですし、
人の入れ替わりが多い(転職が多い)業界ですから、
学閥とかはまず考えにくいですね。
所長税理士と出身大学が同じとかなら、
面接での話のきっかけとかにはなるかもしれませんが、
しょせんその程度のことです。

税理士事務所で働く人というのは、
基本的に大卒者で勉強ができたタイプの人が多いです。
入社後に同じ大学卒業ということで親近感を持つとかはあります。
ただ、くりかえしになりますがこれはそんなに重要ではないです。
実務に入ってしまえば、見られるのは「仕事ができる/できない」だけですからね。
一流大卒だろうが、大学院卒だろうが、
いつまでたっても仕事ができなければ馬鹿にされます。
これは税理士業界でも他の業界でも同じですね。
学歴コンプのある人も、大手事務所に未経験入社を目指すのでない限りは
学歴はあまりに気にしないでOKでしょう。
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま働いている人も、これから働く人も、
ブラックで過酷な環境で働きたくないなら、
働く事務所をまちがえないことがたいせつです。
(求人探しの段階でブラック事務所を候補にいれないこと)
そのためには、転職活動の準備段階で
情報リサーチをしっかり行うようにしてください。
具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、
いま世の中に出ている最新の事務所求人をチェックするようにしましょう。

ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)
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↑こちらのサイトのように、
税理士事務所の求人だけを
専門であつかう転職サイトを使うのが、
転職成功のコツです。

正直、税理士業界に転職するなら
ハローワークは使わない方が良いと私は思ってます。
(実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました)
情報リサーチには税理士業界専門の転職サイトを使うようにしましょう。
税理士業界専門サイトなら、
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- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
(ライバルに負ける?)今すぐは転職しない人も転職サイトへの無料登録はやっとくべき理由

(今すぐは転職する気はない人も、転職サイトへの無料登録だけは早めにやっときましょう)
今すぐは転職する気はないけど、
今の環境にはなんとなく不満と不安がある…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動って正直ハードルが高いですよね。
転職って人生でそう何度もあることではありませんから。

転職って運もあって、
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
で決まっちゃうことも多いんです。
なので、転職サイトに登録だけはやっておいて、
常に最新の求人情報がスマホに入ってくるようにしておくのが重要ですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
自分が求める年収条件などを登録しておきましょう。
これだけやっておくと、
条件にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえて便利です。
好条件な求人を見逃すリスクがなくなりますよ。
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現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(いまの環境への不満とストレスが限界を迎える前に手を打っておきましょう)
いま現在の環境への不満とストレスが蓄積されると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
(そうなると、さらに現状への依存度が高まって
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがち)
転職サイトで気になった求人をブックマークしておくだけでも、
今の場所で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある。
↑と気づけます。
ストレスでどうしようもなくなる前に転職という手を打つことができますよ。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですね。

優良求人が集まっている
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(完全無料で使えるサイト)
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なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2023年現在で、
なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれませんね。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
まとめ:税理士になりたいけど学歴に自信がない人へ
最後に。
学歴に自身がない人でも自信を無くさないでください。
税理士業界はFラン出身でも大丈夫です。
税理士業界で学歴がネックになるのは、未経験者が大手事務所を目指す場合だけです。
個人事務所の場合は高卒でも普通に採用されますし、
個人事務所でしっかりと実務経験を積めば、
そこから実務経験者として大手事務所に転職することは普通に可能ですよ。
今すぐは転職活動を始められない人も、
いまどういう事務所が求人を出しているのか?
の情報収集は今すぐ始めておきましょう。

↑こういう働きやすい環境のホワイトな事務所の求人って、
本当にあっというまに募集が締め切られます。
日常的に情報リサーチして目星をつけておき、
行動するタイミングになった時に迷わないようにしておくことが必須です。
劣悪な環境で働きたくないのはみんな同じです。
他人より良い環境に行きたいなら、頭ひとつ抜けでた行動は必要ですよ。
ハードルを上げ過ぎる必要はありませんが、
上を目指すならなんとなく今の延長で日常を過ごしているだけ…
ではやはりダメです。

情報が意識しなくても自動的に入ってくるように環境を整えておくのがポイントですね。
具体的には転職サイトで無料アカウントを作り、
希望する転職条件をサイト内でしっかりめに入力しておきましょう。
↓これをやっとくだけで、あなたにマッチする事務所求人が出た瞬間にメール等で自動通知してもらえます。

(会計事務所求人専門の転職サイトで無料アカウントを作り、最新の情報が自動的に入ってくるようにしておきましょう)
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↑気になった事務所の求人をこまめにチェックしておくと、
税理士業界の年収相場や、求められるスキルについても自然と頭に入ってきます。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓成功するために大事なのって、結局はこれなんですよね。
(日本は資本主義社会なので、就活も仕事も競争はあります)

(個人的に衝撃を受けた本です。こちらからスマホでも今すぐ読めます)
転職活動を成功させるためにもっとも重要なのは情報収集です。
そして、税理士業界での情報収集は「税理士業界専門の転職サイト」を活用することが必須になります。

↓ですが、こういうかんたんな作業ですら以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても理由をつけてやらない人
これは就活も普段の仕事も同じです(あなたのまわりにもいませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
稼げるようになる人といつまでたっても稼げない人とで違いが生じるのはこういうところなんです。
↓今から5年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
