
(大企業と中小企業の経理の違いって?)
- 大企業と中小企業の経理業務にはどんな違いがある?
- 中小企業での経理経験は大企業では通用しない?
- 大手に向いてる人、中小に向いてる人の特徴は?
経理は「所属する会社の規模」によって仕事内容がかなり違う職種です。
上場大手企業と中小企業ではスタッフの数がかなり違いますし、求められる会計知識にも違いがあります。
もっとも、大企業経理の方がすごいとか、
中小企業経理はダメ…とかいう話ではありません。
中小企業経理の方が高度な知識を求められることもありますし、
中小企業経理で管理職になると大手企業経理より高年収になるケースもありますからね。
この記事では、大手企業経理と中小企業経理それぞれのメリットを紹介します。
経理として転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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この記事の目次
経理が上場大手企業で働くメリット=中小企業との違いとは?

(経理が大企業で働くメリット!)
1. 大企業経理は会計の「勉強力」が活かせる
上場大企業での経理は、会計についてより高度な知識を必要とします。
↓具体的には、以下のような項目についてですね。
- 連結決算
- 有価証券報告書の作成
- 国際会計基準(海外にグループ会社がある場合)
- 公認会計士による監査への対応
逆にいうと、中小企業ではこれらの業務に携わることは基本的にないですね。
簿記の勉強をしていて「楽しい」と感じたタイプの人は、大企業の経理に向いているかもしれません。
逆に、勉強よりも早く実務をやってみたい、と感じるタイプの人は中小企業経理の方が力を発揮しやすいでしょう。
2. 大企業経理はスタッフでも年収が高いのが魅力(ただし、管理職になるのは大変)
経理はスタッフ職として働くのと、管理職として働くのとで、年収にかなりの差が出ます。
誰しも最初はスタッフとして経験を積み、やがて管理職に出世していくわけですが、
このスタッフレベルの時からやや高めの年収を稼げるのが大企業経理の魅力です。
その一方で、大企業で管理職にまで出世するためには、かなりの長い年月がかかります。
社内での出世競争などもありますから、管理職になるのは「かなり大変」と覚悟しておく必要があるでしょう。
一方で、中小企業の場合は、スタッフ職の年収は低めです。
その代わり、社内でのライバルは少ないですから、管理職には比較的出世しやすいといえます。
経理が中小企業で働くメリット!上場大企業との違いとは

(経理が中小企業で働くメリット!)
1.早い段階でさまざまな 経験ができる
- 経理として早く一人前になりたい
- 経理としてのキャリアのスタートが周りより遅かった
このような人は上場企業を目指すより、中小企業を選択したほうがいい可能性があります。
大企業の経理は組織化され、重要な仕事をすぐには任せてもらえません。
競争相手も多く、気づいたら作業ばかりで経験を全く積めないということもあります。
少数先鋭の中小企業だからこそ、すぐに経験が積めるのはメリットと言えるでしょう。
私は未経験で入社した中小企業で、すぐに1社の月次決算を担当しました。
その後、税理士から申告書の作成も任されました。
上場企業ではそうはいかなかったでしょう。
2. 早い段階で役員も目指せる
大企業で部長や役員になることは至難の業です。
一方で中小企業は競争相手も少なく、実力次第では早くから社長や部長に一目置かれるようになります。
経理の人員が少ないため、常に頼られるようになり、重要なポジションを任される道も開けてきます。
経営層に近いところで仕事がしたいと思うなら、上場企業より中小企業がオススメです。
【大企業と中小企業の経理】向いている人と向いていない人の特徴

(大企業と中小企業の経理に向いている人と向いていない特徴って?)
大企業の経理に向いている人:上昇志向の強い人
上場している大企業は優秀な人材の宝庫です。
加えて以下の様な社員が多く在籍しています。
- 学歴主義
- プライドが高い
- 勉強意欲が高い
- プライベートより仕事中心
上場企業で出世するには、このような人たちに勝っていかなくてはなりません。
上場企業で働くには中途半端な覚悟ではなく、高い意識と目標をもって勤務する事が必要です。
大企業に向いていない人:単純作業ができない人
大企業は効率化のため、仕事が分業にされている場合が多いです。
そのため、単純作業が多いので、やりがいを感じず大企業の仕事に飽きてしまうかもしれません。
大企業では、言われたことを忠実にこなす人材が重宝されます。
目の前のことをしっかりこなして、地道に努力していける人でないと大企業の経理には向いていないでしょう。
中小企業の経理に向いている人: 毎日おだやかに仕事がした人
中小企業の経理は、知識よりも手を動かす仕事が多いのが特徴です。
そのため習得する知識もやさしいもので、業務をこなすだけなら高い知識は必要ありません。
また、経理としての能力よりも人柄が重視される傾向があり、知識や経験が無くても採用されやすいです。
上場企業でバリバリ働くのではなく、ほどよく働きたいと考えるなら、上場企業よりも中小企業がオススメですね。
中小企業の経理に向いていない人:安定した生活を送りたい人
中小企業は大企業に比べ、福利厚生や給与面で差があります。
- 年収1,000万円を狙う!
- 産休や育休をしっかり取れる会社がいい!
このような人には中小企業は向いていないでしょう。
高収入で安定した生活を送りたい人は大企業をおすすめします。
【※注意】ブラック企業で働く経理の労働環境は悲惨すぎる

(経理はブラックな職場も多いので注意やで)
まったく同じ年齢・同じ職歴・同じスキルの経理経験者でも、
↓この2種類の人がいるのが現実です。
- ホワイト企業で、繁忙期でも定時退社・高年収で働いてる経理と、
- ブラック企業で、限界ギリギリまで搾取されてるのに低年収な経理…
私自身、初めて入社した経理がガチのブラック企業で大変な思いをしました。
(繁忙期は毎日終電ギリギリまで働いても月給手取り20万円ちょっとしかなかった)
経理って所属する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事なんですよね。
入社する会社をまちがえると、
ブラックな働き方になってしまいがちなので注意して下さい。
転職活動では情報リサーチの段階から、
ブラック企業の求人を候補に入れないことが大切です。

経理として転職成功したい人は、
経理専門の転職サイトで求人を探すのが良いですよ。
経理の求人だけを専門で扱っているサイトなので、
↓年収や福利厚生などの条件が良いホワイト求人の候補を
たくさん見つけることができます。
なお、経理未経験者についてもこれは同じです。
スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、
↓こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)

- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↓実際の求人をお見せするとこんな感じですね。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の年収条件がまったく違います。
↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。
未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。
(経理は実務経験で評価される職種)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、
勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。
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いまは情報リサーチの段階の人も、
↓サイト内で希望条件を入力しておくと、
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経理転職には「経理専門の転職サイト」を使おう

(経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使いましょう)
現在、ほとんどの人が転職サイトを使って求人探しをすると思います。
(さすがに今どきハローワーク使う人は少ない)
ただこの転職サイトには大きく分けて
↓以下の2種類があることを知っておいて下さい。

- 専門職向けの転職サイト
経理・人事・法務など専門性の高い求人のみをあつかう転職サイト。
求人数そのものは一般向けサイトより少ないが、
求人の質が圧倒的に高い。 - 一般向けの転職サイト
営業マンや総務など、いわば「万人向け」の転職サイト。
求人の数は多い一方で、年収などの質では劣る。
テレビCMとかでよく見かけるのはこちら(リクナビが代表例)
↑どちらも無料で使えるものですが、
経理に転職するなら必ず、1. 専門職向けの転職サイトを使うようにしましょう。
転職活動で一番大切なのはどうやって質の高い求人を探すか?です。
ここをまちがえてしまうと、
どんなに優秀な人でも転職失敗の可能性が高くなります。
ほとんどの人が
- なんとなく名前を聞いたことあるから…
- 学生時代の就活にも使ったし…
↑という感じで適当にリクナビなどで仕事を探してしまいます。

営業マン向けの求人とかならそれでもまあいいんですが、
専門職である経理はこういう探し方をしない方が良いです。
逆にいえば、経理専門の転職サイトをメインで使うだけで、
情報リサーチでライバルに大きな差をつけることができるわけですね。
経理専門の転職サイトでは、
↓例えば以下のような求人を見つけることができますよ。

実務経験者向け
- 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
- 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
- 将来の管理職候補として入社できる経理求人
- 誰もが名前を聞いたことがある超大手企業の経理求人
- 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
- IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
- CFO直下のポジションで働ける経理求人
未経験者むけの求人では、
↓以下のような求人をたくさん見つけることができます。

未経験者向け
- 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
- 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境の求人
- 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理未経験者むけ求人

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↑この希望条件入力をきちんとやらない人が結構多いんです。
転職で成功する人と、失敗する人で差がつくのって
こういうところなのかもしれません。

仕事のストレスや疲労が限界にまで達すると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
あらかじめ転職サイトに希望条件をしっかり入力しておき、
日常的に最新求人をチェックするくせをつけましょう。
転職サイトを使って普段から求人リサーチをやっておくと、
どうしても今の職場がきつくなったら転職もある
という選択肢を持てて、
過労で倒れたりする前に転職という対策を打てます。
転職サイトは無料で使えていつでも利用を止めることができます。
変な電話連絡とかもないのでリスクはゼロですよ。
(今すぐは転職する気がない人も情報リサーチに使えます)
