経理の年収中央値はいくら?平均給料の実態とキャリアアップのコツ

2022年4月4日

経理 年収 中央値

(経理の年収中央値はいくら?手取りを上げていくキャリアアップのコツを解説)

  • 経理の年収中央値っていくらぐらい?
  • 年収350万円って普通?
  • 高年収な経理になるには?

経理はどの会社に所属して働くか?によって年収がかなり違う職業です。

企業規模や業種によって求められる会計知識のレベルが違うからです。

もっとも、大手企業ほど年収的に有利

というわけでもないので注意して下さい。

中小企業でも管理職になって

高年収になってる人はたくさんいますからね。

管理人

この記事では、経理の年収の中央値について紹介するとともに、

ホワイトな環境で働く高年収な経理になる方法をお教えします。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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経理の年収の中央値はいくら?平均年収の実態

転職大手のパーソルが公表している最新統計によると、

↓経理の平均年収は以下のようになっています。

経理 年収 中央値

(経理の年収中央値)

  • 全世代平均:503万円
  • 20代平均:380万円
  • 30代平均:494万円
  • 40代平均:595万円
  • 50代以上:682万円

男女すべての世代を含めた平均値で503万円です(男性553万円・女性421万円)

経理の仕事は事務職とはいえ専門職の領域であり、

特に上の役職に行くほど一定の知識や経験が要求されます。

年齢が上がるにつれ年収も上がっていきます。

これは年齢が上がって在籍年数が長くなるとともに役職つきになっていっているからだと思われます。

経理という職業は営業マンのように「個人の成績」が評価される職種ではありません。

必然的に年功序列的な出世コースになるのが一般的です。

逆に言えば、経験年数を確実に重ねていけば特別優秀でなくても役職をもらいやすい職業とも言えますね。

経理で年収を上げるためには、

最低でも5年は1つの会社で仕事を続けていきましょう。

なお、この数字はすべての世代や会社の平均値なので、

もっと年収の高い経理も存在します。

また、経理は将来的にずっと経理のみを仕事にするわけではありません。

財務や経営企画など、さらに上のポジションも目指せる仕事です。

まずは自分の年収が平均値と比べてどうなのかをチェックしてみましょう。

年収中央値より低かった…という人へ(経理が年収を上げる方法)

上で紹介した経理年収の中央値より自分の年収が低かった…。

という方は、以下のような経理職のキャリアアップのコツを知っておいて下さい。

↓これを知っているのと知らないのとでは、

10年後の年収に大きな差が出るのは間違いありません。

管理人

1. 経理で年収上げたいなら役職つきを目指せ

経理で年収が上がるのは、なんらかの役職がついたタイミングです。

なので、所属先の会社を選ぶときには「そもそも管理職になれる可能性のある会社」を選ぶことが大切になります。

会社によっては「女性は管理職になれない」とか「中途採用は係長以上にはなれない」みたいな慣行があるところもあります。

求人を見るときには

「将来の管理職候補求人」などの

↓表記がある求人を狙っていくのが良いですよ。

管理人
経理 年収 中央値

(将来の経理管理職候補求人)

経理 年収 中央値

(将来の経理管理職候補求人)

経理課長や部長にもなれば、中小企業であっても年収700万円、

大企業であれば年収1,000万円を超える会社も珍しくありません。

>>将来の管理職候補を募集している経理求人を見てみる

2. 転職するなら実務経験者の求人を狙え

また、年収アップを狙うなら給与の高い企業に転職するのも一つの手です。

給与の高い企業は、以下の基準で選ぶと良いでしょう。

大都市圏に本社がある企業

経理 年収 中央値

(都市部の経理職求人例)

やはり、東京や大阪またはその近郊にある企業は、

それだけで給与が高くなります。

その分家賃などの生活費も地方に比べて高くなりますが、高い給与を目指すならこういった企業は外せません。

同じ一般経理スタッフの求人でも、

地方では300万円~450万円という求人が多いのに対し、

都市圏では400万円~600万円の求人が主流です。

>>都市部の経理求人を見てみる

上場企業など大手企業

経理 年収 中央値

(上場大手企業の実務経験者求人)

 

上場企業やそれに並ぶ大企業は、

中小企業と比べて給与も高くなります。

中小企業では300万円~500万円の求人が多いのに対し、大企業では500万円~800万円の求人が多く見られます。

>>上場大手企業の経理求人を見てみる

IPO準備中の企業

経理 年収 中央値

(IPO準備企業の経理求人例)

 

また、IPO準備中の企業は即戦力やマネージメント層が求められる傾向が高く、給与水準も高くなります。

IPO準備企業=証券取引所への上場を目指している企業のこと。

証券取引所に上場するためには中小企業より厳しい会計ルールにそって経理業務を行う必要があるため、

経理スタッフに求められるスキルも高くなります。

このような企業では年収500万円以上の求人が主で、年収アップが狙いやすいです。

ただし、年収アップのためには少なくとも年次決算まで経験値があることが前提とされています。

転職の際には、求められるスキルを身に付けておきましょう。

>>IPO準備企業の経理求人を見てみる

労働環境が劣悪な「ブラック経理」に絶対なりたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

↓経理求人専門の転職サイトを使って、

年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)

経理のホワイト求人多数あり!

ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる

(未経験OK求人の例:クリックで拡大)

(経験者むけ求人の例:クリックで拡大)

実際の経理求人で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理求人を紹介します)

 

上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、

↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。

  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
  • 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
  • ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
  • 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

(経理経験者むけの管理職候補求人)

(会計事務所から経理へキャリアチェンジ歓迎の経理求人)

(上場大手企業の経理求人例)

>>未経験もOK!現在募集中の経理求人を見てみる

今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

>>経理専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って1分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。

  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

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ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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