非上場企業(中小企業)の経理は楽?上場大手企業と仕事内容を比較

2022年3月30日

  • 非上場の中小企業の経理は楽?
  • 上場大手企業と仕事内容はどう違う?
  • 職場の雰囲気は?出世競争は厳しくない?

経理は働く企業規模によって仕事内容がかなり違います。

特に、非上場の中小企業と大手企業とでは働き方にかなり差があります。

ご自身が目指す経理キャリアにあった職場を選ぶようにしましょう。

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中小企業経理と上場企業経理の職場環境の違い

非上場 経理 楽

(非上場企業の経理は楽?上場大手企業と仕事内容を比較)

中小企業経理と上場企業経理とで、

働き方には以下のような違いがあります。

管理人

上場企業経理は常にプレッシャーとの戦い

上場企業の経理社員は、基本的なことは自分で勉強をすべき(できて当たり前)という風潮があります。

例えば上場企業では以下のような「会計や税金についての情報収集」が欠かせません。

  • 会計基準の変更
  • 電子帳簿保存法への対応
  • インボイスへの対応など

税法や社会保険の扱いは毎年のように変わります。

法律改正に対応するワークフローのシステム選定など、

経理以外の仕事も当たり前のようにこなす必要があります。

常に自分の知識をアップデートし続けられる人でないと、

大企業経理で働くのは難しいかもしれません。

非上場会社(中小企業)の経理は楽なのか?

結論から言うと上場企業の経理よりかなり楽です。

もちろん、中小企業の経理をずっとやってきている人は「こっちもしんどいよ?」と思われるかもしれません。

ただ、そう言う人の多くは上場企業の経理はコアな部分まで経験していない人だと思います。

上場大手企業の経理でも、末端のスタッフ職は割と楽です。

管理職の指示に従って日々の作業をこなしているだけでも割となんとかなります。

ただ、上場企業で管理職近くのポジションまで上がると非常に仕事が大変になります。

非上場経理と上場企業経理の仕事内容比較

上場大手企業の経理には、中小企業にはない経理業務は多岐にわたります。

↓具体的には以下のようなものです。

  • 3か月ごとにやってくる四半期決算(中小企業は年に1回だけ)
  • 決算短信や有価証券報告書の作成
  • 株主総会資料作成
  • 公認会計士による監査への対応

本決算の他に、いずれも経理にとって負担が大きい業務がのしかかります。

上場企業の経理は単純に会計処理だけをしていれば良いというわけではなく、業務範囲が広いためストレスも多くなります。

また上場企業は中小企業と違って、

財務諸表等規則に従った会計処理が要求されます。

(正しい処理が行われているか?は公認会計士によってチェックされます)

日々の経理処理についてもより厳格な処理が求められるのです。

忙しさの基準が違うが、中小企業の経理は精神的に楽

一方、中小企業の経理は上場企業がやるような業務はほとんどなく、

基本的には会計処理および決算に向けた試算表の精査など、あくまで会計業務が中心になります。

また、例えば前払費用などの経過勘定の費用化もきっちり毎月でなくても良いなど、会計処理自体もそこまで厳格なものではありません。

そのため、中小企業経理は精神的には上場企業に比べると楽です。

中小企業経理に独特の仕事のきつさもある

ただ、中小企業の場合は経理業務以外に、

人事や総務などの仕事も兼任することがあります。

特に事務員が一人や二人しかいないような規模の会社だと、

給与計算や年末調整、会社のさまざまな手続きなど経理以外の仕事もこなさなければなりません。

業務の難易度は高くないものの、

単純な忙しさでいえば上場企業に引けを取らない会社もたくさんあります。

中小企業だと会計処理のルールが整っていないことも

上場企業では、会計処理にも細かく規程がありマニュアルで整備されているため、誰が会計処理を行っても同じ結果になります。

これが中小企業ですと、

担当者の裁量で会計処理が変わってしまうことがよくあります。

同じ取引について、ある人が通信費で計上していたものが、

別の人は支払手数料で計上していた、といった具合です。

経理としてはこのように処理が整っていないことは問題で、仕事もやりづらいです。

ルール作りなどの余計な仕事も発生するという意味では中小企業なりの大変さがあります。

IPOを目指す中小企業経理の労働環境は過酷?

このように中小企業経理は上場企業や大企業に比べれば楽です。

しかし、「IPOを目指す会社」の経理は要注意です。

ベンチャー企業で勢いのある会社はIPOを目指したがるものですが、

そのためには上場企業と同じレベルの経理が求められます。

そうすると中小企業なのに四半期決算や監査対応が発生することになります。

中小企業であるがゆえ経理の人員はそう簡単には補充されません。

少人数でそれらの業務をこなさなければならないのです。

こういった理由から、IPOを目指す会社の経理はかなり大変です。

求人に「IPO準備中」とある会社は、基本的に労働環境が過酷になりがちであることを理解しておきましょう。

【※注意】ブラック企業で働く経理の労働環境は悲惨すぎる

(経理はブラックな職場も多いので注意やで)

 

まったく同じ年齢・同じ職歴・同じスキルの経理経験者でも、

↓この2種類の人がいるのが現実です。

  • ホワイト企業で、繁忙期でも定時退社・高年収で働いてる経理と、
  • ブラック企業で、限界ギリギリまで搾取されてるのに低年収な経理…

私自身、初めて入社した経理がガチのブラック企業で大変な思いをしました。

(繁忙期は毎日終電ギリギリまで働いても月給手取り20万円ちょっとしかなかった)

経理って所属する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事なんですよね。

入社する会社をまちがえると、

ブラックな働き方になってしまいがちなので注意して下さい。

転職活動では情報リサーチの段階から、

ブラック企業の求人を候補に入れないことが大切です。

管理人

経理として転職成功したい人は、

経理専門の転職サイトで求人を探すのが良いですよ。

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たくさん見つけることができます。

(経理経験者向けのホワイト求人例)

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なお、経理未経験者についてもこれは同じです。

スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、

↓こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じですね。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の年収条件がまったく違います。

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

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↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。

未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。

(経理は実務経験で評価される職種)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、

勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。

転職サイトは今すぐ転職するかどうかわからない人も使えます。

いまは情報リサーチの段階の人も、

無料アカウントを作っておきましょう。

↓サイト内で希望条件を入力しておくと、

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経理転職には「経理専門の転職サイト」を使おう

(経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使いましょう)

 

現在、ほとんどの人が転職サイトを使って求人探しをすると思います。

(さすがに今どきハローワーク使う人は少ない)

ただこの転職サイトには大きく分けて

↓以下の2種類があることを知っておいて下さい。

管理人
  1. 専門職向けの転職サイト
    経理・人事・法務など専門性の高い求人のみをあつかう転職サイト。
    求人数そのものは一般向けサイトより少ないが、
    求人の質が圧倒的に高い。
  2. 一般向けの転職サイト
    営業マンや総務など、いわば「万人向け」の転職サイト。
    求人の数は多い一方で、年収などの質では劣る。
    テレビCMとかでよく見かけるのはこちら(リクナビが代表例)

↑どちらも無料で使えるものですが、

経理に転職するなら必ず、1. 専門職向けの転職サイトを使うようにしましょう。

転職活動で一番大切なのはどうやって質の高い求人を探すか?です。

ここをまちがえてしまうと、

どんなに優秀な人でも転職失敗の可能性が高くなります。

ほとんどの人が

  • なんとなく名前を聞いたことあるから…
  • 学生時代の就活にも使ったし…

↑という感じで適当にリクナビなどで仕事を探してしまいます。

管理人

営業マン向けの求人とかならそれでもまあいいんですが、

専門職である経理はこういう探し方をしない方が良いです。

経理って、専門職向けの転職サイトで探さないと良い求人がなかなか見つかりません。

なぜかというと、求人を出す企業側も、

こういう専門職向けサイトを活用して実務経験者限定の採用を行っているからです。

逆にいえば、経理専門の転職サイトをメインで使うだけで、

情報リサーチでライバルに大きな差をつけることができるわけですね。

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  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 誰もが名前を聞いたことがある超大手企業の経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

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(上場大手企業の経理求人例)

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未経験者むけの求人では、

↓以下のような求人をたくさん見つけることができます。

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未経験者向け

  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
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  • ゼロから仕事を教えてもらえる環境の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理未経験者むけ求人

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驚かれるかもしれません。

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転職サイトで無料アカウントを作るときには、

希望する年収や、企業規模・職務範囲などを、

しっかり目に入力しておくのがコツです。

条件にマッチする求人が出てくるたびにメール通知してもらえます。

↑この希望条件入力をきちんとやらない人が結構多いんです。

転職で成功する人と、失敗する人で差がつくのって

こういうところなのかもしれません。

管理人

仕事のストレスや疲労が限界にまで達すると、

転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。

あらかじめ転職サイトに希望条件をしっかり入力しておき、

日常的に最新求人をチェックするくせをつけましょう。

転職サイトを使って普段から求人リサーチをやっておくと、

どうしても今の職場がきつくなったら転職もある

という選択肢を持てて、

過労で倒れたりする前に転職という対策を打てます。

転職サイトは無料で使えていつでも利用を止めることができます。

変な電話連絡とかもないのでリスクはゼロですよ。

(今すぐは転職する気がない人も情報リサーチに使えます)

このブログを読んでくださったあなたは、

ぜひ転職を成功させて下さい。

経理職専門の転職サイトをフル活用して、

ライバルに情報戦で勝ちましょう。

管理人

最後の最後にお伝えしたいこと

転職にしても仕事にしても、

成功する人って結局はこれなんですよね。

管理人

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って3分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

それでも、こういうかんたんな作業ですら

↓以下の2種類の人に分かれます。

管理人

  1. とりあえず今すぐやっておく人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

>>今すぐ行動を起こす

管理人

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