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経理で「在宅フルリモート正社員」は難しい?転職したくても求人がない?

2021年6月29日

経理 フルリモート 正社員

(経理で「フルリモート正社員」は難しい?)

 

コロナ禍を経て「もう在宅フルリモートでずっと働きたい!」というニーズは非常に高まっていますね。

ただ、「会社のお金をあつかう経理の仕事で、完全在宅ってさすがに難しいかも…」と感じている方はきっと多いでしょう。

また、たとえ在宅OKでも「給料がガクッと下がる」「出世コースから外される」「正社員じゃなくて契約社員にされる…」とかだと魅力半減ですよね。

こうした理由で、経理で完全在宅リモートはさすがに無理かも…とあきらめてしまうケースってとても多いと思うんです。

私も去年(2023年の前半)ぐらいまではそう思ってました。

ただ、ごく最近の情勢をみると、

驚くほど状況が変わってきているんです。

執筆者

実際に転職サイトで在宅求人を探してみると、

在宅OKをうたっている求人の数が爆発的に増えてきているのに驚きます。

↓例えば、以下のような在宅求人がたくさん見つかります。

 

 

転職サイトに掲載されている、在宅OKの経理求人の種類を大まかに分類すると、以下のようになるかと思います。

  1. 経理管理職・マネージャー候補の求人
  2. 中堅経理スタッフの求人
  3. 会計事務所で会計ソフト入力(記帳代行)の仕事

基本的にすべて経理の実務経験者向けの求人です。

(上に行くほどハイクラスで給料も高い)

管理職の求人については自力で決算を締められる程度の経験、

中堅スタッフクラスの求人については、経理や会計事務所で2年程度の経験があれば応募できる求人がほとんどです。

大手企業の経理管理職がフルフレックス・フルリモートとか、ひと昔前では考えられなかったですが、最近ではごく当たり前に在宅ワークを導入している企業が増えているようです。

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なぜ、ここにきて経理も在宅求人が爆発的に増えてきているのか?

理由の多くは企業側の圧倒的な人手不足です。

特に中小企業やベンチャーの人手不足は深刻なレベルですね。

一部の超大手有名企業とかは別ですが、

ごく普通の中小企業やベンチャー企業って、常に人手不足で人を集めるのがものすごく大変なんです。

せっかく転職サイトとかにお金を払って「ウチで働きませんか!」って求人を出しても、応募があるのは月に1件とか2件…なんてことはザラですからね。

企業の人事採用担当者って、エライ人から「今月までにこの部署で◎人正社員採用しとくように」みたいな感じで目標設定されていて、

これを達成しないと自分の評価が下がってしまうんです。人事採用マンもサラリーマンですから。

中小企業やベンチャー企業を中心に、求職者側のニーズを取り込むためにリモートワークを積極導入している会社が増えているのには、このような理由があるのです。

企業側にこうした事情(圧倒的な人手不足)がありますから、

経理職であっても在宅フルリモートでバリバリ給料を稼ぐことは可能です。

また、在宅でも出世コースから外されてしまうなんてことはありません。

この流れは今後もまず変わることはないでしょう。

経理でも在宅フルリモートで正社員として出世していくことは十分に可能ですよ。

「在宅で働く」という働き方を、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてほしいですね。

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【この記事を書いた人】

1988年生まれ男性。経理として11年働いた後、在宅リモートできる会社に現在の会社に転職して2年目です。共働きの妻の仕事が不規則になったのがきっかけで、子育てと両立しやすい在宅OKの経理の求人を狙って転職しました(大手人材派遣会社の経理です)。完全在宅の正社員経理のリアルな実態を書きます。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。

この記事の目次

経理でフルリモート正社員はきついからやめとけ?2年働いてみた感想

経理 フルリモート 正社員

(経理でフルリモート正社員を2年間実際にやってみた体験談)

 

もともと私は、出社が必要な会社で経理事務として働いていました(トータル11年間)

決算時期(四半期ごとにあります)は繁忙期なので、毎日終電で帰ってくる生活。

残業時間は月40時間を超えていました。

子どもが生まれ、直後に共働きの妻が独立してフリーランスになるという状況が重なったため、

「今の働き方のままでは子どもの世話もできない。仕事にも集中できない」と強く感じ、転職活動を始めたのです。

 

経理で「完全在宅リモートワーク勤務」は難しい?

完全在宅リモートワーク勤務は業務によっては難しくないです。

私の現在勤めている会社だと、完全ペーパーレス化にはまだなっていないため契約書への代行押印などどうしても出社しなければならないことが月に数回あります。

ただ、役職が上がることでそのような業務から外れることができれば完全在宅勤務も可能な

状況です。実際に私の上司は完全在宅で部下のマネジメントなどを行っています。

現在私は月に2回(多くて3回)の出社で、その他は全て在宅勤務で働いています。

↓主な業務内容は、以下となります。

  • 子会社監査の報告書資料作成(監査の時に出社・出張しています)
  • 子会社分析の実施と資料作成
  • 取締役会(経理担当部分)の資料作成
  • 伝票作成

現職ではMicrosoftが導入されているため、ファイルのやり取りはSharepoint、チャット・WEB会議はMicrosoft Teamsを使っています。

郵送で会社に届く請求書などは、派遣社員が出社してPDF化してくれるため伝票作成から月次・四半期決算対応まで在宅でも対応出来ていました。

 

経理在宅正社員の1日のタイムスケジュール

私の普段の1日のタイムスケジュールを紹介します。

基本的に9時〜18時が定時ですが、フレックスタイム制(コアタイムは10:00〜15:00)を導入しています。

  • 9:00〜10:00
    クラウド勤怠管理システム上で出勤ボタンを押す(出勤登録完了)
    上司に本日の業務予定をTeamsのチャットで報告、業務開始
  • 10:00〜12:00
    月に1回の経理部定例ミーティングやその他業務で必要なミーティング、その他の業務に取り組む
  • 12:00〜13:00
    昼休憩(昼食を取ったり買い物に行ったり)
  • 13:00〜18:00
    午後の業務
    クラウド勤怠管理システム上で退勤ボタンを押す(退勤登録完了)
    上司に本日実施した業務をTeamsのチャットで報告して業務終了
  • 18:00〜20:00
    子どもの世話と家事

残業時間については、勤怠管理システムにより1ヶ月の所定労働時間を超えた分が残業として割増賃金の対象となります。

トイレなど数分の離席については報告不要ですが、子供の世話などで数時間席を空ける時は上長に離席の理由と何時ごろ戻ってくるかをチャット連絡した上で離席します。

(システム上での打刻は不要)

21時以降は、プライベート時間なので子どもと一緒に寝たり、副業の時間にあてたりしています。

 

繁忙期(決算前など)は在宅リモートワークでも激務?

四半期決算や本決算の時は、在宅勤務でも残業時間が40時間前後となるためそれなりに忙しいですね。

決算期はスケジュールに沿って、業務ごとに締切を意識しながら進めていきます。

締切を守ることが最優先となるため、

時にはWEB会議を上司と繋いだままの状態で業務を進めることもあります。

 

経理の在宅正社員の将来性やキャリアパスは?管理職にもなれる?

在宅勤務のデメリットとして「社内評価が下がるのでは?」「出社している他の経理正社員と比べて出世が遅くなるのでは?」と考えている方もいるかもしれません。

しかし実際はそのようなことはありませんよ。

在宅勤務だからキャリアアップができないということはありません。

そもそも在宅勤務により評価が下がるなら、

在宅勤務制度自体が意味をなさないですし、

私自身も現在の会社でそのように感じたことは一度もありません。

 

私の勤める会社で同じ時期に入社された方は、在宅勤務をメインにしつつ係長までなっています。

(役職が上がった人は大勢います)

まずは自分に与えられた業務にまじめに取り組んで、

上司からの信頼を勝ち取った上で自分のチャレンジしたい業務に取り組んでいくことでキャリアを積み上げていくのが大事だと思います。

【悲報】ブラック企業で働く経理の労働環境が悲惨すぎる…

 

経理の在宅正社員になって感じたメリット・デメリット

経理 フルリモート 正社員

(経理で完全在宅リモートは難しい?)

 

(メリット)子供の病気など緊急事態に対応しやすい

小さい子供を育児している人間として、在宅勤務の最大のメリットと感じているのがこれです。

私は妻と共働きなのですが、妻はフリーランスで基本的に家にいません。

子どもが急に熱を出して保育園からお迎えの電話があることがあるのですが、在宅勤務だとすぐお迎えに行くことができます。

子供と過ごす時間をかなりしっかり取れるので、これは

郵便物の受け取りなんかも出来るので、わざわざ週末に配送日をずらす必要がありません。

時間を有効に使うことが出来る点で、在宅勤務は大きなメリットがありますね。

 

(メリット)通勤のストレスがゼロになった

通勤時間の節約ができることも、在宅勤務のメリットとして非常に大きいと感じています。

在宅勤務になる前(転職前)は、毎日長時間の満員電車が本当に苦痛でした。

通勤ラッシュに巻き込まれる日が多く、会社に着いた時点でもうすでに疲弊した状態でしたね。

帰宅時もラッシュだと家に着く頃にはくたくたで、その日はもう何もすることもできません。

在宅勤務になったことで、こうした通勤ストレスがゼロになったのは大きいです。

空いた時間で読書や勉強など自己投資の時間に充てることもできます。

 

(デメリット)在宅勤務のための設備を整える必要がある

最初だけですが、在宅勤務を行うための環境を整える必要があります。

これがけっこう面倒くさいと言うか大変なんですね。

↓例えば、経理での在宅勤務をスタートするためには、以下のものが最低でも必要です。

  • PC(パソコン)
  • モニター
  • インターネット環境(ポケットWi-Fi)
  • イス

PCやインターネット環境については、在宅勤務可の会社であればポケットWi-Fiなどの支給になるでしょう。

家にもWi-Fiあるけど?と思われるかもしれませんが、セキュリティ上の問題が大きいので、

たいていは「絶対に自宅のWi-Fiは使わないで、会社が指定したWi-Fiを使うように」という指示が来ると思います。

ポケットWi-Fiは配線が途切れることが多いため、作業中にこまめに上書き保存は必須ですね。

あと「会社が負担すべき経費と、家計が負担すべき経費の切り分け」がちゃんと行われているかは重要なポイントですね。

↓例えば、以下のような出費が自己負担となっていないか注意しておきましょう。

  1. 通信費
    Wi-Fiの通信費が社員負担となっている企業が少なからずあります。ただし、ポケットWi-Fiの支給がある会社もあります。
  2. 光熱費
    これは自己負担とせざるを得ません。日中も在宅するため、快適な環境で仕事をするにはエアコンを始めとする光熱費がかかります。
  3. OA機器代
    無くても仕事はできるものの、あればもっとスムーズに仕事ができるというOA機器(ディスプレイ、プリンターなど)代は自前で準備する必要があることが多いです。

 

あと、在宅勤務で意外に重要なのが机とイスです。

1日8時間とか座っているので、ダイニングのテーブルとかで作業してたりすると首がバキバキになるので注意しましょう。

在宅勤務の人むけのガジェットはたくさん出ていて、いいのを見つけると業務効率が爆上がりしたりするのでおすすめですよ。

 

(デメリット)上司や同僚とのコミュニケーションが取りづらい

在宅勤務のデメリットとして一番大きいと感じているのはこれ。

在宅勤務の宿命かもしれませんが、同僚や上司ととの「仕事中のちょっとしたコミュニケーション」が取りづらいのです。

(リアルタイムでの意思疎通が難しい)

相手が今忙しいかどうかが分からないため、まずチャットや電話で確認を取るなど事前準備が必要となります。

出社の場合だと直接顔を見ながら話が出来ますが、

チャットだと文面でのやりとりになるので相手がどういう意図で言ったのか正確に理解する必要があります。

私の場合毎日平均で10〜20件くらいチャットのやりとりをしていますが、

上司とは定期的にWEB会議での打ち合わせを設けていただき関係性を作っています。

上司側からしても、部下が何をしていて何に困っているのかが見えないため、こまめな報連相が必要になります。

【悲報】ブラック企業で働く経理の労働環境が悲惨すぎる…

 

経理の在宅正社員の年収は?(私の手取り給与の実態)

ここからは経理の在宅勤務社員のリアルな年収について、私の実体験をお伝えします。

まず気になる年収ですが、昨年度は総額で499万円でした。

毎月の手取りの給与は30.7万円で内訳は以下の通りです。

  • 基本給:27万円
  • ライフプラン手当:3.5万円(確定拠出年金5.5万円のうち、毎月受取設定にしているもの)
  • 時間外手当 :7.5万円(固定残業代30時間分)
  • 家族手当:0.5万円
  • 在宅勤務手当:0.4万円
  • 控除:8.2万円

年2回、夏と冬にボーナスがあります。

ボーナスの手取りは年間トータルで60万円ほどです。

年収については、現在の役職と業務内容からすると妥当だと思っています。

私の現在の役職はヒラより1つ上の「主事」というやつなのですが、

その1つ上の「主任(複数のスタッフをまとめながら自分もプレイヤーとして月次〜年次決算まで主導)」さらにその上に「係長(主任までを含めて管理)」「課長」「部長」と続きます。

主任と係長になられた方から聞いた話によると役職が1つ上の主任で年収600万、

2つ上の係長まで上がれば年収700万という話でした。

リモート勤務でもこれらの役職まで上がることは可能なルールになっているので、今は管理職としてレベルアップできるよう頑張っています。

【悲報】ブラック企業で働く経理の労働環境が悲惨すぎる…

 

経理の「在宅正社員求人」はどこにある?転職活動成功のコツ

コロナ以降、経理も在宅勤務ができるように体制を整えている会社は爆発的に増えている印象です。

面接もリモートで実施してくれることも多いので、転職先を決める際の判断材料にしてみるのもいいですよ。

↓在宅勤務可の求人は以下のような「会計職専門の転職サイト」で調べてみるとたくさん見つけることができます。

 

経理 フルリモート 正社員

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リクナビやマイナビなど「一般向けの転職サイト」でも求人は探せますが、

経理という職種に限定して在宅求人を探すなら、

「会計職専門」や「バックオフィス専門」をうたっている転職サイトの方がマッチした求人を見つけやすいですね。

ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)

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ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
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などなど、好条件人が多数ありますよ。
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経理在宅正社員の求人で採用されるための必要スキルは?

私が現在勤めている会社の場合、

↓経理の在宅正社員として採用されるために必要となるスキルは以下の通りです。

  • 月次決算や年次決算を1回以上経験している
  • 最低限のPCスキル(会計ソフト使用経験とExcel)

 

経理の実務経験としては2、3年くらい経理を経験していれば問題ないでしょう。

上記は私が現在勤めている会社に入社したときに求人票の応募条件に記載があった項目のため、会社によって多少の違いはあるかもしれません。

 

私が2年間の在宅勤務を通して、上記スキルにプラスで必要だと感じるのは「コミュニケーション」スキルです。

在宅勤務のデメリットのところでもお伝えしたとおり、こまめな報連相は必要になります。

 

在宅勤務可の求人でも、入社後数ヶ月は出社して業務引き継ぎがあるため業務の進め方や決算スケジュールについてはそこで確認できます。

 

資格については、簿記2級以上があればアピール材料になると思いますが、

別に合格はしていなくても実務で数年経験していれば問題ないと思いますよ。

 

【経理在宅正社員の志望動機】どのように「在宅希望する理由」を伝える?

転職活動の時に在宅勤務について確認したほうが良いポイントは、どれくらいの頻度で在宅勤務ができるのか(週または月で◯回)です。

在宅勤務の頻度については求人票に書かれていることが多いですが、念のため面接でも確認した方が良いですね。

「求人票には週◯回在宅勤務可と書いていたが、決算期でも同じ間隔で在宅勤務することが出来ますか?」と聞いてみたら良いですよ。

志望動機については、自分が何をしたいから(逆に出社だと何ができないから)在宅勤務を希望するのか、を伝えられるようにしたいですね。

私の場合、面接のときには「妻がフリーランスで家にいないことが多いため子育てをしなければならない」ことを伝えました。

「通勤時間で拘束されていた時間がなくなるので◯◯の勉強(←自分が取り組みたいこと)や自己投資の時間にあてたい」という理由ならば、前向きな理由にもなるので良いですよ。

当たり前ですが、求人票で求められている人材や業務内容を確認した上で「そのための勉強をしたい」と伝えることが大切です。

現在では、月に数回出社のほぼ在宅勤務という環境で働くことができています。

ちなみに先月は2回の出社のみでした。

 

在宅勤務希望の経理が転職活動を短期で成功させるコツ

私が実際に転職活動したのは3ヶ月間ほどです。

実際に応募した求人は20社程度ですが、そのうち3社から内定をいただき、現在の会社に入社できました。

転職エージェントについては使う人と使わない人がいると思いますが、無料で使えることもあって私は2社利用しました。

(「経理専門」をうたっている転職エージェントを使いました)

ぶっちゃけ、転職活動は「なるべく自分でやらない(なるべくエージェントに任せる)」のが成功のコツだと思います。

私は経理については10年以上やっているので、ある程度の自信はありますが、転職活動についてはまったくのシロウトです。

シロウトが自己判断で転職という重要な判断をするのは、新入社員に会社の決算書作らせちゃうようなものだと思うんですね。

特に「在宅OKが必須条件」など、転職にあたって明確な条件がある人は、転職エージェントを使った方が効率は絶対良いです。

「在宅OKな会社で働きたい」とか「3ヶ月以内に内定決めたい」「これまでの自分の経理経験を評価してくれる会社で働きたい」とかいった絶対条件をあらかじめ伝えておくと、

その条件に合致する求人だけを抽出して出してきてくれますよ。

逆に、転職にあたっての条件がまだばくぜんとしている人は、

自分で転職サイトの求人を見ながらまったり転職活動やっていくのも良いかもしれません。

「まだ転職するかどうか決めていない」とかだと、さすがにエージェントもあまり本気にはなってくれない可能性が高いです。

(面談でいろいろアドバイスをしてくれるとは思いますが、具体的な求人の選択肢まで見せてくれるかはわかりません)

 

「入社前は完全在宅OKって言ってたのに…」なんて事態を避けるための対策

あと、エージェントを使わずに自力で応募して内定出た場合に怖いのが、

「入社前の説明と違う」という事態が発生することです。

入社前は完全在宅OKという説明だったのに、実際に入社してみたら出社が必要だった…

では、なんのために転職したのかわかりませんからね…。

私はこれは絶対に避けたかったので、エージェントを使いました。

転職エージェントは求人を出している企業の人事採用担当と実際に会って情報を集めているので、こうした齟齬(そご)が生じるリスクを避けられると考えたのです。

求人を探す段階から「在宅は絶対条件」と伝えておけば、最初からその条件にマッチする企業の求人だけを選択肢として提案してくれます。

リスクを避けつつ効率的に転職活動を進めていくことができますよ。

 

具体的な求人の文言を見て判断しよう

転職サイトで求人の文言を見るコツを紹介します。

「完全リモートワーク」や「拠点が無い地域からでも応募可能」「ニューノーマル」、

「働く場所を選べる」といったような文言がある求人は、

経理の完全在宅リモートワークに積極的な企業の求人である可能性が高いでしょう。

↓例えば、下記の例を参考にしてみてください。

(実際に募集されている求人ページの画像キャプチャ)

執筆者
リモートワーク 正社員 経理
リモートワーク 正社員 経理
リモートワーク 正社員 経理

>>完全リモートワーク・在宅勤務の経理正社員求人を探してみる

 

まとめ

今回は、経理の正社員として在宅勤務を2年間経験した体験談を書きました。

「経理で完全在宅のリモート勤務は難しい」というイメージをお持ちの方は多いと思いますが、

実際にやってみるとそんなことはありませんし、

在宅だからといって出世やキャリアアップをあきらめないといけないなんてこともありません。

在宅OKの経理求人はここ1年で爆発的に増えている印象で、今後も増えていくでしょう。

特に共働きの子育て環境の人にとって、在宅勤務はワークライフバランスを劇的に改善してくれる助けになると思っています。

経理経験者の方は、ぜひ選択肢の一つとして検討していただきたいですね。

 

(追伸)労働環境が劣悪な「ブラック経理」で絶対働きたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

↓経理求人専門の転職サイトを使って、

年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

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実際の経理求人で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理求人を紹介します)

 

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  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
  • 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
  • ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
  • 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(未経験者むけ経理求人の例)

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(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

(経理経験者むけの管理職候補求人)

(会計事務所から経理へキャリアチェンジ歓迎の経理求人)

(上場大手企業の経理求人例)

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今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

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最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って1分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。

  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

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