- リモートワークで働ける正社員の経理求人ってある?
- 在宅スタッフって使い捨て?応募すべきでない?
- 在宅勤務の経理求人を探すときの注意点は?
コロナ禍をきっかけに、リモートワークや在宅勤務のメリットを実感した人はきっと多いでしょう。
特に、経理という職業はリモートワーク向きの職業と言えます。
勤め先の企業の中で仕組みがきちんとできているのが大前提ですが、
在宅勤務でも安定して働ける正社員求人は爆発的に増えていますよ。
ただし、世の中に出回っているリモートワークの経理正社員求人の中には、
応募してはいけないブラックな求人も少なくありません。
もちろん、在宅勤務の経理求人のすべてが危険という意味ではありません。
重要なことは、ブラック求人を見分けるポイントを理解し、
そうした求人にまちがって応募しないようにすることです。

この記事では、リモートワークの経理正社員求人を探すときに絶対に知っておくべき注意点を5つ解説します。
経理として安定的にキャリアアップしていくための具体的なポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
リモートワーク・在宅勤務の正社員経理求人を探すときの注意点5つ

(リモートワークの正社員経理求人を探すときの注意点5つ)
リモートワーク・在宅勤務の正社員経理求人を探すときには、
↓以下の注意点を知っておきましょう。
↑※青文字クリックでジャンプできます。
それぞれの内容についてくわしく解説していきます。

1.今後もずっとリモートワークか?を見きわめる
将来的にもずっとリモートワークという働き方を続けたい方は、転職時に会社を見極める必要があります。
リモートワークが継続される企業を見きわめるには、
↓以下のようなポイントに注目してみてください。
- リモートワークを導入しやすい業界の求人を狙う
- 比較的新しい企業の求人を狙う(創業年に注目する)
- 具体的な求人の文言を見て判断する
転職サイトなどで求人を検索する際には、
リモートワークが継続される可能性が高い企業に目星をつけ、面接時にしっかりと確認しておきましょう。
リモートワークを導入しやすい業界の求人を狙う
1つ目は「業界」によって推測するという手法です。
特にIT・インターネット業界はリモートワーク率が高く、
続いてマスコミ・広告業界、さらにメーカーという順に続きます。
比較的新しい企業の求人を狙う(創業年に注目する)
2つ目は「創業年」によって推測するという手法です。
創立後、新しいベンチャー企業はリモートワーク推進に積極的な企業が多いです。
逆に、昔ながらの考え方で経営されている老舗企業では「社員は出社するのが基本」という考え方は根強く残っています。
こういった会社では、コロナ禍が落ち着いた後は出社に切り替わることも考えられます。
具体的な求人の文言を見て判断する
3つ目は具体的な求人の文言を見て判断する方法です。
「完全リモートワーク」や「拠点が無い地域からでも応募可能」「働く場所を選べる」といったような求人はリモートワークに積極的な企業の求人です。
↓例えば、下記の例のように「在宅勤務制度あり」ということを明確に記載している経理求人を狙うようにしましょう。
>>完全リモートワーク・在宅勤務の経理正社員求人を探してみる
リモートワーク前提で募集されていた経理求人であっても、コロナ後もずっと在宅勤務が継続される保証はありません。
新型コロナウイルスを発端とし、2020年、2021年と都心部を中心にリモートワークを導入している企業が増加しました。
ですが、経理にリモートワークを導入するためには障壁があり、出社して勤務した方が業務効率が良いのも事実です。
具体的には、得意先の企業の中にシステム化が遅れている企業がいる場合など、
どうしても紙の伝票処理や、請求書を発送する必要が残ります。
このような場合に、会社としてリモートワークを推し進めるという強い意志がなければ、社会情勢が落ち着いた後には全員出社となることが考えられます。
2.リモートワーク=ワークライフバランス充実とは限らない
リモートワークというと「家で好きなことをしながら仕事ができる」と想像しがちですよね。
しかしながら、経理を始めとする間接業務はリモートワーク残業は削減されることが多いのが実態です。
特に業務量が多い日や処理ミスによるリカバリーが必要になった場合など、会社によっては勤怠打刻(タイムカード)がないことをいいことに仕事が終わるまでやらされるという声もあり注意が必要です。
(結果として、リモートワークのせいでむしろ忙しくなったということも珍しくありません)
本来、会社のために必要な業務であれば残業をつけるのが正しいやり方です。
入社してみて初めてわかることもありますが、
求人に「残業あり」と明記されている企業は当然のことですが残業代を支払ってくれます。
許容できる範囲内の残業時間であれば残業ありの求人を選択肢にいれましょう。
またリモートワークが、ワークライフバランスの両立を促進するというのは「通勤時間がない」「フレックスで働ける」などの理由が大きいです。
子供の送り迎えや親の介護ホームの送り迎えなどの家庭の事情がある方は「フレックス勤務」の求人を狙ってみると良いと言えます。
3.適正な平均年収を知っておく
リモートワーク・在宅勤務の経理に転職する場合、
これまでと同じ年収をキープするのは難しいのでは?と思われる方も多いでしょう。
しかし、実際には必ずしもそうではありません。
在宅勤務に力を入れている企業には東証一部上場の大手企業もたくさんありますし、
管理職レベルの求人でも在宅が基本というケースも普通にありますよ。
重要なことは、あなたの職歴からみたときに「適正年収はいくらぐらいなのか?」を客観的なデータに基づいて知っておくことです。
↓例えば、こういった無料で使える適正年収チェックツールを活用しましょう。
(※統計データは分母が大切なので、経理職専門のチェックツールを使うのが重要です)

>>いますぐ経理職の適正年収をチェックしてみる(無料ツール)
4.リモートワークにともなう出費の発生に注意する
制度が整っていないことによる自費負担もすくなからずあります。
新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの企業が迅速なリモートワークの導入を余儀なくされました。
それに対し、会社の制度の見直しが追いついておらず、課題が残っています。
特に皆さんに関係するのは「会社が負担すべき経費と、家計が負担すべき経費の切り分け」です。
↓例えば、以下のような出費が自己負担となっていないか注意しておきましょう。
- 通信費
Wi-Fiの通信費が社員負担となっている企業が少なからずあります。ただし、ポケットWi-Fiの支給がある会社もあります。 - 光熱費
これは自己負担とせざるを得ません。日中も在宅するため、快適な環境で仕事をするにはエアコンを始めとする光熱費がかかります。 - OA機器代
無くても仕事はできるものの、あればもっとスムーズに仕事ができるというOA機器(ディスプレイ、プリンターなど)代は自前で準備する必要があることが多いです。
【悲報】ブラック企業でいじめられてる経理多すぎ…。

(経理はブラックな職場も多いので注意やで)
まったく同じ年齢職歴スキルの経理経験者でも、
- ホワイト企業で楽しく働いてる人と、
- ブラック企業で搾取されている人…
↑の2種類いるのが現実です。
(あなたは心当たりがないでしょうか…?)
経理って所属する会社によって働き方がぜんぜん違う仕事です。
「なんとなくこの会社いいかも…」で勤務先を選ぶと、
ブラック企業に入社してしまうリスクがあるで注意して下さい。
どんなに年収高い経理になれても、
仕事が激務すぎてとても続けられる環境じゃない…
では意味がありません(下手したら命落とします)
ブラック企業を最初から候補に入れないことが大切です。

経理の求人だけを専門で扱っているサイトなので、
↓年収や福利厚生などの条件が良いホワイト求人を
たくさん見つけることができます。

SYNCA(シンカ)
経理職専門の転職サイト(経理経験者は優遇!)
SYNCA(シンカ)は経理専門の転職サイトです。
上場大手企業の経理〜ベンチャー経理まで、経理求人が充実しています。
未経験OKで年収400万円〜の求人や、
実務経験者むけ年収600万円〜のワークライフバランス求人、
管理職リーダー候補の求人など、好条件な経理求人がたくさん見つかりますよ。
経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使おう

(経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使いましょう)
現在、ほとんどの人が転職サイトを使って求人探しをすると思います。
(さすがに今どきハローワーク使う人は少ない)
ただこの転職サイトには大きく分けて
↓以下の2種類があることを知っておいて下さい。

- 専門職向けの転職サイト
経理・人事・法務など専門性の高い求人のみをあつかう転職サイト。
求人数そのものは一般向けサイトより少ないが、
求人の質が圧倒的に高い。 - 一般向けの転職サイト
営業マンや総務など、いわば「万人向け」の転職サイト。
求人の数は多い一方で、年収などの質では劣る。
テレビCMとかでよく見かけるのはこちら(リクナビが代表例)
↑どちらも無料で使えるものですが、
経理の実務経験者は必ず1. 専門職向けの転職サイトを使うようにしましょう。
転職活動で一番大切なのはどうやって質の高い求人を探すか?です。
ここをまちがえてしまうと、
どんなに優秀な人でも転職失敗の可能性が高くなります。
ほとんどの人が
- なんとなく名前を聞いたことあるから…
- 学生時代の就活にも使ったし…
↑という感じで適当にリクナビなどで仕事を探してしまいます。

営業マン向けの求人とかならそれでもまあいいんですが、
専門職である経理はこういう探し方をしない方が良いです。
逆にいえば、経理専門の転職サイトをメインで使うだけで、
情報リサーチでライバルに大きな差をつけることができるわけですね。
経理専門の転職サイトでは、
↓例えば以下のような求人を見つけることができますよ。

- 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
- 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
- 将来の管理職候補として入社できる経理求人
- 誰もが名前を聞いたことがある超大手企業の経理求人
- 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
- IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
- CFO直下のポジションで働ける経理求人

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実務経験者むけ年収600万円〜のワークライフバランス求人、
管理職リーダー候補の求人など、好条件な経理求人がたくさん見つかりますよ。
↑この希望条件入力をきちんとやらない人が結構多いんです。
転職で成功する人と、失敗する人で差がつくのって
こういうところなのかもしれません。

仕事のストレスや疲労が限界にまで達すると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
あらかじめ転職サイトに希望条件をしっかり入力しておき、
日常的に最新求人をチェックするくせをつけましょう。
転職サイトを使って普段から求人リサーチをやっておくと、
どうしても今の職場がきつくなったら転職もある
という選択肢を持てて、
過労で倒れたりする前に転職という対策を打てます。
転職サイトは無料で使えていつでも利用を止めることができます。
変な電話連絡とかもないのでリスクはゼロですよ。
(今すぐは転職する気がない人も情報リサーチに使えます)

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理の仕事目指すなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
