
(経理の新人は仕事が暇?)
- 経理は暇?新人の仕事内容ってどんな感じ?
- 新人1年目は勉強漬けってマジ?
- 未経験入社した後の職場環境や仕事内容をチェックしておきたい!
ネットの口コミでは
「経理で未経験採用されたけど、毎日暇で退屈すぎて病みそう」
↑というものから、
「経理が暇とかどこの誰が言ってんの?激務すぎの勉強漬けで倒れそうなんですけど…」
↑こういうものまでいろいろですね。
もちろん、入社する会社の規模や業種によって
経理の仕事内容はいろいろなんですが、
未経験の経理新人の場合、
だいたいの仕事内容は同じだったりします。

この記事では、経理に配属された新人1年目が、
どんな環境で働くことになるものなのか?を紹介します。
これから経理に未経験で転職する予定の人は、ぜひ参考にしてみて下さい。
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経理は暇?社会人1年目の仕事内容はこんな感じ
経理として未経験で採用された場合、
↓1年目の新入社員はおおむね以下のような仕事内容になります。
経理の1日の業務ルーティン
よく経理の仕事は暇だと思われる方が多いのですが、
やることが多く勉強もしなければならないので暇な仕事ではありません。
朝早くから出社したりといったことはありませんが、
一般的には9時頃に出社し、午前中は社内外からの問い合わせ事項の対応に追われることが多いです。
そのため、あまり自分のタスクは進みません。
午後は、手元に届いた請求書や社内帳票をとりまとめ、
経理のメインの仕事である仕訳を切っていくことになります。
通常、経理部員はぎりぎりの人数で回している現場が多いため、
自分のタスク以外のことを多く振られると残業が発生することもあります。
特に月次決算の期間中は、夜21時頃まで残業ということもよくあります。
また5月など祝日の多いカレンダーの場合は休日出勤が発生することもあります。
経理部ではどんな人と一緒に仕事をすることになる?
一例ですが、非上場企業で経理部員が5人ほどの会社での、
最近の新人経理の実態をご紹介します。
↓経理部は、この規模の会社であれば大抵以下のような人員構成です。
- 経理部長
基本的に手を動かすことはせず、出来上がった経理帳票から役員への提出資料を作成したり、銀行との折衝を行う - リーダー(課長・係長など)
実務をとりまとめる立場で、通常月次決算の締めまでを行う - 一般社員
請求書や各書類の回収、仕訳処理を行う。仕訳処理だけであれば派遣社員やアルバイトの人に行ってもらうこともある
特に月次決算の期間は、朝出社すると毎日進捗確認の打合せを行います。
取引先からの請求書の回収状況や、
社内の経費精算の提出状況、
仕訳の処理状況などを上司に事細かに報告します。
月次決算は基本的に締め日が決まっているので、
その日に間に合うかどうかを常に確認しなければなりません。
就業時間中は、請求書や売上精算書などの書類から仕訳処理を行います。
経理の仕事は会計ソフトをベースに動いていく
仕訳は簿記でも勉強したという人が多いと思いますが、
実際に仕訳を紙に書くわけではなく、
会計ソフトへの入力という会社がほとんどです。
会計ソフトに仕訳を入れれば、自動的に試算表が出来上がるしくみです。
なので、簿記のように手で集計する必要はありません。
仕訳処理した伝票は、請求書と並べて自分でチェックした後、
リーダーや上長に確認をしてもらいながら処理を進めていきます。
新人経理の場合、仕訳の処理でつまづくことが多いので、
ここでしっかりと過去の処理や仕訳のルールを勉強していく必要があります。
新人の時期にしっかりと手を動かし、
会社がどのような経理処理を行っているかを覚えていきましょう。
経理の業務ルーティン
経理の仕事は、法律で申告期限などが決まっています。
なので、ほとんどの会社では
↓おおむね以下のような業務ルーティンになります。
経理の1ヶ月の業務ルーティン
経理部は、基本的に1か月単位で同様の仕事を繰り返していくことになります。
まず月初の期間は、月次決算を行います。
月次決算とは、一か月間の会社の取引をすべて仕訳として処理し、
試算表を作り上げる作業です。
お金の入出金をはじめ、売上や仕入、
販売管理費などさまざまな取引をすべてお金の単位で表現するのが経理の仕事です。
普段、新人経理が切っている仕訳に誤りがないかの確認も行ったり、
桁数間違いや部門処理に誤りがないかなど、
多角的な目でチェックを行っていく作業です。
会社の規模やスピード感で異なりますが、
10営業日以内に月次決算を締める会社がほとんどです。
会社の売上や仕入、一般経費などの証憑をすべて集めて会計処理を行い、
試算表ベースで固めるところまでが経理のメイン業務です。
そして月中は、役員など経営層への報告資料などを月次決算資料をもとに作成したり、企業によっては経理が給与計算を兼ねるところもあります。
月末の期間は、振込業務がメインになります。
一般的な企業は月末締めの翌月末支払というところが80%ほどです。
なので、請求書をもとに振込データを作成し、銀行にアップして振込処理を行います。
経理は基本的にこのスケジュールで動きますが、
月次決算が終わった直後は閑散期に入り、
暇な時間ができることがあります。
経理の1年間の業務ルーティン
経理は基本1か月サイクルの仕事ですが、
さらに年単位で見るとルーチンの業務があります。
経理の醍醐味ともいえる年次決算は、
会社の決算期から2か月以内に1年間の総ざらいを行います。
企業の規模にもよりますが、東証に上場しているような企業で3月決算であれば、
ゴールデンウィークは無いものと思ったほうが良いかもしれません。
決算日を過ぎてから1か月半ほどは、
経理部は全体的に慌ただしくなり、
特に決算担当の人員は神経をすり減らします。
ただ、新人経理が担当するような仕訳で日次業務でミスがあっても、
あくまで社内の数字の問題なので怒られるようなことはあまりありません。
経理で致命的なミスは振込に関することなので、
新人経理はそこに気を付けていれば問題ないでしょう。
この期間は暇な時間は全くなく、すべての仕訳を見直したり、
税理士とのやり取りや決算仕訳、決算書の作成などやることが多岐にわたります。
また毎年1月は償却資産税の申告や、
法定調書といった年次でのイベントがあり、繁忙期になります。
経理配属の新人は暇だったとしても危機感は持つべし
新人経理は、ここまでに挙げたような仕事をすべてこなさなければならない、ということはありません。
企業によっては、年次決算や法定調書などは新人経理がやらないということもあり、暇な時間ができます。
ただし、その暇な時間に何もせずにいると、
将来的に経理で食べていくのは難しくなります。
経理は自分から進んで勉強して当たり前という職種なので、
暇な時間があったらすべて勉強に充てましょう。
過去の仕訳を見直したり、
年次決算は分からなくとも決算書や申告書を読み込んでいくのも勉強のひとつです。
エクセルのスキルを上げたり、税法の勉強をしておけば経理としてスキルアップにつながり、昇進にも近づきますよ。
経理に暇な時間は無いと思って、どんなときでも勉強を欠かさないようにしましょう。
【※ 注意】未経験で経理に転職する人が知っておくべきこと

(経理未経験者はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)
経理って入社する会社によって働き方がぜんぜん違う仕事です。
同じ経理でも、働く会社をまちがえてしまうと、
ブラックでつらい働き方になってしまう可能性があるので注意してください。
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↑スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、
こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)
↓実際の求人をお見せするとこんな感じです。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の条件はまったく違いますよね。

↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。
未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。
(経理は実務経験で評価される職種)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、
勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。
ブラック環境で働く経理未経験者は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)
私自身も経験があるのですが、
ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。
ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、
「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」
みたいなほったらかし教育をされる危険があります。
当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、
身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。
5年後にどんな差がついているか…。
って考えるとぞっとしますよね。
こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、
「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」
みたいに考えられているケースも多いです。
新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

逆に、業績の良いホワイト企業では、
未経験者をゼロから育てていくという意識があります。
業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、
未経験でもお給料が良いケースが多いんです。
経理未経験者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)
同じ未経験スタートなら、しっかりお給料稼げて
仕事もきちんと教えてもらえる環境でスタートしたいですよね。
まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。
学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、
経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、
ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。
逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、
ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。
転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える)を知ってるかどうか?だけで、
こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。
ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。
単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。
こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、
不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。
(そういうのは政治家の仕事です)
まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。
私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、
↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

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今すぐは転職するかどうかわからないし…という方へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)
なんとなく今の環境に不満はあるし、
一生このままで良いなんてまったく思ってないけど
なかなか重い腰を上げられない…。
いま仕事している人もしていない人も、
↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

特に、条件の良い経理未経験求人は人気ですから、
日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。
経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。
↓こんな感じでメールが届きます。
自分が希望する条件にあった求人だけを
ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。
情報ってたくさんありすぎても
ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。
情報があふれている時代なので、
自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

同じ転職サイトを使っていても、
良い求人を上手に見つけられる人と、
見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。
(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)
つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切(精神的にも)

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)
経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、
「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、
情報としてこまめにストック保存しておいてください。
手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、
いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。
情報量でライバルに差をつけましょう。
また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、
どうしても今の状態がつらくなったら転職もある
↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。
良い意味での逃げ道を確保できる感じです。
これって精神的にもかなり安定するんですね。
過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。
転職サイトは完全無料で使えます。
いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。
↓年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、
情報リサーチに徹底活用しましょう。

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
