- 経理事務に未経験で転職するのは難しい?
- 経理に向いている人の性格的な特徴は?
- 簿記を持ってないと書類選考で落とされる?
- 未経験者の平均年収はどのぐらいが相場?
経理事務の仕事に興味があります。
未経験でまだ簿記資格もないのですが、
転職することは可能でしょうか?
結論からいうと可能だと思います。
未経験・簿記資格なしでも、
応募できる経理求人はたくさんありますよ。
ネットの口コミだと「経理は実務経験者じゃないと転職は難しい」
と言ってる人って多いですよね。
しかし、どんな仕事でも最初は誰もが未経験です。
未経験者が絶対に採用されないなら、
この世から経理の仕事をする人はいなくなってしまいますよね(ありえません)
この記事では、実際に経理として現役で10年以上働いており
管理職として人事採用も担当している私が、
未経験から経理事務になるための方法をくわしく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
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ブログ管理人
1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。
未経験者が経理事務への転職を成功させる方法
まだ実務経験がない未経験の人が経理事務に転職するなら、
↓以下のようなポイントを押さえて転職活動していきましょう。
↑逆に、これらのことを知らずに転職活動してしまうと、
未経験者が経理に採用される可能性はかなり低くなります。
転職活動は長期間やってても得することは何もありませんので注意してくださいね。
経理の未経験者向け求人は、
以下のような会計職専門の転職サイトでたくさん見つけることができます。
年収や業種など志望条件を入力しておくと、
マッチする求人が出てくるたびに自動通知してくれて便利ですよ。
無料で使えるサイトなので、活用しましょう。
ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)
経理のホワイト求人多数あり!
ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる
1.未経験者OKの経理求人に応募する
経理は経験者と未経験者とで、求人の入り口が厳密に分かれている職種です。
未経験の方が経験者向けの求人に応募しても採用される可能性は低いので、
必ず「未経験者OK」と明示されている求人を狙って応募するようにしましょう。
↓※未経験者OKの経理求人の例(画像クリックで拡大できます)
転職サイトは今すぐは転職する気がない人も使って問題ありません。
いま世の中にはどういう経理求人が出ているのか?
のリサーチに使うのにとても便利なので活用しましょう(無料で使えます)
2.簿記の勉強は「同時進行」で進めておく(応募時に合格はまだでOK)
経理の仕事をこの先ずっとやっていくなら、遅かれ早かれ簿記の知識は必須になります。
少なくとも簿記3級、できれば2級までの知識は学習しておくようにしましょう。
経理の仕事は簿記のルールとスケジュールにしたがって動いています。
簿記の知識まったくゼロで経理の仕事をする…
というのはちょっと現実的ではありません。
もっともこれは「求人に応募する時点」で簿記資格を持ってないといけないという意味ではありません。
未経験者むけの求人では、
簿記は入社してから勉強してもらえればそれでOKと考えている企業がほとんどですよ。
↓※応募時点で「簿記資格なし」でもOKとしている経理求人
「簿記2級が必須条件」はタテマエであることが多い
口コミサイトなどでは、
簿記2級もないのに経理目指すなんて無謀
という意見が多いみたいなんですが、
これは間違いということですか?
募集要項では「簿記2級必須」という書き方をしている企業も多いですが、
これはあくまでも目安というか、
タテマエであるケースがほとんどです(未経験採用の場合)
なぜそう言えるか?について、
採用を行う側(企業側)の裏事情も含めてお話ししましょう。
まず、企業にとって「人を採用すること」ってものすごく大変なことなんです。
大企業なら別ですが、知名度の低い中小企業では、
転職サイトに募集をかけてもぜんぜん人が応募してきてくれない…。
と悩んでいる採用担当者がほぼすべてです。
しかも、面接に自社にマッチした人がきてくれることなんてめったにありません。
100人の求職者と面接して、
1人でも「良さそう」と思える人がいればいい方なんですよ。
なので、簿記をまだ持っていないという理由だけで、
その人を採用候補から完全に排除するというようなことは、人事採用担当者は普通しません。
せっかく人材が自社に興味を持って応募してきてくれたのに、
そんなもったいないことはしないということですね。
未経験採用の場合、簿記は「入社後に合格」でも問題ない
さらにいうと、簿記2級って半年〜1年程度きちんと勉強すれば誰でも受かる試験です。
1級になるとさすがにハードルは高いですが、そこまで求められることは普通ありません。
未経験入社の場合、入社してから半年〜1年程度は、
研修や業務引き継ぎのかたちで基礎トレーニングを受けるのが普通でしょう。
なので、この研修期間にあいだに簿記検定に合格することができれば、業務をやっていく上で何の問題もないのです。
(つまり、求人に応募する時点でまだ合格していなかったとしても何の問題もない)
転職活動をやっている段階で簿記検定にまだ合格していなかったとしても、引け目を感じることはまったくないですよ。
入社前に会計ソフトを使い慣れておくことも重要
ちなみに、入社後に経理業務を少しでも早くこなせるようになるためには、
簿記よりも会計ソフトを使い慣れておくことの方が重要かもしれません。
現在、経理業務は会計ソフトをベースに動いている会社がほぼ100%といっても過言ではありません。
会計ソフトが使えないと、
簿記知識があっても仕事をこなせるようにはならないのが現実です。
会計ソフトは一般個人であっても無料で使えるものが多いです。
↓無料の会計ソフトで代表的なものでいえば会計freee(フリー)ですね。
\ 無料で今すぐ使える会計ソフト!/
一般個人でも家計簿代わりに使うこともできますから、
経理志望の人は慣れておくために一度使ってみてください。
日常的にお金の管理をきちんとやっておくことは、大切なことですしね。
(スマホやタブレットでも使えます)
面接などでも会計ソフトを使ったことはありますか?という質問がくることは多いです。
「練習も兼ねて、家計簿をつけるのに会計freeeを使ってます」
と答えられれば自主的に勉強する積極性をアピールできて好印象ですね。
会計freeeを知らない経理担当者なんてまずいませんので、
↓無料の会計ソフトを使ってみるならこれ一択でいいと思いますよ。
3.平均年収の相場を知っておく
未経験者の場合、経理の平均年収は300万円〜350万円です。
都市部と地方で微妙な差はありますが、おおむねこの金額であれば相場といえます。
同じ働くなら、少しでもお給料や福利厚生の良い環境で働きたいですよね。
月給手取りが5万円違ったら、
貯金額に1年間で60万円の差がつきます。
10年間働いたとして、600万円もの差がついてしまいます。
また、経理の未経験者入社の場合、
個人の能力そのものよりも「会社がもうかっているかどうか」でお給料の金額が決まる可能性が高いです。
経理は営業マンのように個人の実績が給料に反映される職種ではないためです。
しっかりと利益を出している会社を狙えば、
未経験でも高い年収で働ける求人はたくさんあります。
自分は未経験だから多少はお給料が低くてもしょうがない…
といったように、自己評価を過剰に下げてしまう人は少なくないのですが、これはもったいないですよ。
4.いきなり大手企業の求人を狙わない
まだ経理の実務経験がない方は、
中小企業の経理求人を狙っていくのが現実的です。
経理の仕事は、大手企業ほど高度な経理知識が必要ですから、お給料も高くなります。
なのでできれば大手企業の経理事務として働きたい…という人はとても多いのですが、
その分だけ競争が激しくなっています(ライバルが多すぎる)
また、大手企業は経理未経験者は新卒で採用する傾向があります。
なので、すでに社会人になっている人の場合、
大手企業の未経験者むけ求人はハードルが高いことを知っておいてください。
一方で、中小企業の経理として数年間働いた後に、
実務経験者として転職するなら、大手企業でも採用される可能性は十分にあります。
↓つまり、以下のようなキャリアプランがおすすめです。
- まずは中小企業の未経験OK求人を狙って入社する
- 実務経験を3年〜5年程度積む
- 実務経験者として大手企業の中途採用枠を狙う
最終的には大手企業の経理として働きたい人も、
まずは中小企業に未経験で入社して実務経験を積むところからスタートするようにしましょう。
非現実的なプラン(未経験なのにいきなり大手を狙う)を立てても理想は遠のいてしまいます。
現状で実現できることからコツコツやっていくことが大切です。
5.求人探しには「会計職専門の転職サイト」を使う
未経験OKの経理求人は、ハローワークでもときどき見つけることができます。
ただ、ハローワーク経由で応募する場合、
なかなか条件の良いものが見つけられないことが多いのが実情であることは理解しておきましょう。
少しでも条件が良い経理求人に応募したい方は、
転職サイトを使うのがおすすめです。
転職サイトは無料で使えていつでもどこでも求人をチェックできますし、
実際に求人に応募する際には専門のエージェントに人事採用担当者との間に入ってもらうことができますよ。
(自己PRや年収交渉を代わりにやってもらえます)
未経験の人でも好条件で採用される可能性が高くなります。
転職サイトにはいろんなところがありますが、
経理事務に未経験で応募するなら、
会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。
転職サイトには、大きく分けて↓以下の2種類があります。
- 一般職(営業や総務など)向けの転職サイト
テレビCMで名前を聞いたことがあるような、大手の転職会社が運営している転職サイト。
求人の数がものすごく多いのが特徴ですが、
良くも悪くも「なんでもあり」なので1つ1つの求人の質があまり高くないのが難点です。
代表的なのはリクルートエージェント - 専門職(経理など)向けの転職サイト
経理などの会計職・医療職など、特定の職種や業界の求人を専門で扱う転職サイト。
一般職向けの転職サイトに比べて知名度が低く求人の数も少ないですが、
それぞれの求人の質(年収や福利厚生)がとても良いという特徴があります。
経理の求人ならSYNCAやMSジャパンが有名どころです。
経理事務に向いている人の性格的な特徴5つ
経理の仕事には興味があるのですが、
自分に適性があるのかちょっと不安です。
「経理に向いている人」の性格的な特徴をチェックしておきましょう。
もちろん、経理に向いている人とはいっても、
プロ野球選手になるとかパイロットになるとかいった話ではありません。
なので本人の努力しだいでなんとかなる部分は多いんですが、
経理という仕事に「性格的な向き・不向き」があるか?
といわれれば「ある」というのが実際のところですね。
未経験から挑戦できる仕事なんて、経理に限らずたくさんありますから、
何も向いていない仕事をあえて選ぶ必要はないと言うことです。
↓たとえば、以下のような人は「経理向き」といえると思いますよ。
興味のあるところから読んでみてください。
1.数字を扱うことが苦痛でないこと
経理という職種は、日常的に「会社の数字」をあつかう仕事です。
一円単位でまちがいがないかどうかをチェックしていく仕事ですから、
細かい作業にも苦痛を感じない人であることが必要です。
「学生時代、数学が得意だった人でないとできない」
なんてことはまったくありませんが、
少なくとも数字なんか見るのも嫌…
という人は避けておいた方が良いかもしれませんね。
どちらかというと、経理はひとつのことにコツコツ取り組んでいくタイプの人に向いている仕事と言えます。
2.勉強が苦痛でないこと
経理として働く上では、会計についての勉強を欠かすことができません。
資格の取得に対してインセンティブ(簿記2級合格で月給アップなど)を出している会社もありますが、
基本的に「自主的な学習」が必須の職業と考えておきましょう。
逆にいえば、経理は勉強で仕事の能力をアップできる仕事ともいえます。
営業職などは勉強しても成果を出せるようになるわけではありませんよね。
経理は努力したことが確実に仕事に生きてくる仕事なのです。
(こういう職業って実はあんまりなかったりします)
3.チームプレイで仕事ができること
経理という部署は、複数のスタッフが協力してひとつの仕事をやっています。
売上担当・仕入担当・経費担当といったように、
業務内容でスタッフを配置し、
それらのスタッフをとりまとめる立場の人(マネージャーや経理部長など)
がいるという組織構成が多いです。
日常業務〜決算業務まで、役割分担をしてチームで動いていますから、
チームプレイで仕事ができる人でないと経理の仕事をしていくのは難しいです。
また、経理部門というのは人の入れ替わりがあまりありませんから、
ストレスなく働けるようにするため人間関係への配慮はとてもたいせつです。
逆に言えば、一度その組織の中の人間関係になじんでしまえば、
とてもいごこち良く働くことができると思います。
あなたの先輩や上司になる人たちも、
人の入れ替わりが少ない組織で
人間関係がこじれるようなことをすれば自分が働きにくくなるのはよく理解しているでしょう。
新しく入ってくるあなたががチームになじみやすいように配慮してくれると思いますよ。
4.「しめ切りのある仕事」が苦痛でないこと
経理という仕事は、常に「しめ切り」がある仕事です。
いつまでにこの仕事を完了しないといけない
ということを考えながら仕事をする場面が多いということですね。
経理のメインイベントである年次決算や税務申告の期限は法律で決まっている期限がありますし
(事業年度終了の2ヶ月後までに申告を行わないと会社が罰金をくらいます)
毎月の月次決算や給与計算が遅れると大問題です。
また、特定の月ごとにイベント的にある税務申告や社会保険手続きもあります。
時間に追われるような働き方はぜったいに嫌だ…。
というタイプの人は経理の仕事はしんどくなるかもしれません。
営業職などであれば、
「成果さえ出せるなら、仕事のしかたは営業マンしだい」というところがありますよね。
売上を上げられるなら仕事サボってても文句言われませんし、
得意先のお客さんと飲みに行っても、
それが契約につながるならむしろほめられます。
経理はこういう働き方は基本的にはできません。
もちろん、経理はチームで動く部署なので、
期限に遅れないようにみんなでがんばるといった雰囲気の職場が多いですよ。
チームプレーでひとつの目標に向かって仕事をしたいタイプの人は経理向きだと思います。
5.個人で成果を出すより「ミスなく確実に」にやりがいを感じられること
経理という仕事は、基本的に「個人が上げた成果」が見えにくい仕事です。
どちらかというと、
ミスなく、あらかじめ決まっていることをルールに従ってきちんと処理すること
が求められる仕事といえます。
個人の成績が社内で表彰されるようなことはまずないですし、
自分のがんばりしだいでどんどんボーナスがあがる、といったこともありません。
管理職レベルになれば、
金融機関との交渉を有利な条件でまとめるなど「経理の個人プレー」もありえますが、
スタッフレベルではこういう仕事をすることは基本的にないです。
なので自分があげた成果をきちんと評価してもらって、給料にも反映して欲しい
という気持ちが強い方は、経理には向かないかもしれません。
もちろん、経理でも役割に従って昇給はありますし、
会社の業績に応じてボーナスも支給されます。
ただし、個人の成績に応じて稼げる金額が変わるようなことは基本的にないという意味ですね。
(追伸)労働環境が劣悪な「ブラック経理」で働きたくない人へ
これから経理として働く人は、
労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。
経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。
自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、
ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。
例えば、入社時のスキルや学歴職歴がまったく同じ人でも、
↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)
- ホワイトな経理職場
ていねいな新人研修があり、ゼロから経理としての仕事をていねいに教えてもらえる環境。
年収は400万円からスタートと未経験者の相場からみてやや高めの給料。さらに会社の業績に合わせて決算ボーナス支給あり。
繁忙期ふくめて残業ゼロなので、ワークライフバランスも良好な職場。 - ブラックな経理職場
何もわからない状態でいきなり現場に放り出され「仕事は先輩を見ながら覚えて」と実質放置。
しかも年収264万円でスタート…。手取り月給20万円未満…。
残業が常態化していてプライベートの時間がまったくとれない…。
↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の条件がまったく違いますよね。
(画像クリックで拡大できます)
↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
(「黒字経営の安定企業」ならもうちょっとちゃんと給料出せよって話です…)
同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
なぜ、同じ「未経験OKの経理求人」なのに年収が100万円以上違うのか?
重要なのは、経理の場合はこうした「差」が、
個人の能力スキルの違いによって生まれるわけではないことです。
上の2つの求人は、どちらも「未経験OKの求人」なことに注目してください。
未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じのはずですよね。
(経理は実務経験で評価される職種ですから)
経験もスキルも同じゼロのはずなのに、
会社によって入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」、
そして「経営者が利益を社員に還元する意識を持っているか?」の違いです。
経理って営業マンみたいに個人成績で給料が決まる職種ではありません。
基本的に「固定給+夏冬ボーナス」で、
会社の業績がよければ決算賞与がプラスされるみたいな感じです。
なので、経理の給料は入社する会社の良し悪しによってほぼ決まってしまうんです。
これがどういうことか?というと、
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかってなくて経営者がワンマンだったら、
お給料は平均と比べて低くなってしまうということです。
逆にいうと、能力や経験にあまり自信がない人であっても、
業績の上がっているホワイト企業に入ることができれば、
同じ未経験者に年収で差をつけることができるんですね。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?によって、
働き方がまったく違ってくることを知っておいてください。
ブラック環境で働く経理未経験者は本当に悲惨…
私自身も経験があるのですが、
ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。
ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、
「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」
みたいなほったらかし教育をされる危険があります。
会社がもうかっていなくて、
お給料が低い経理の職場って、雰囲気は最悪です…。
仕事がある程度きつくても、「平均より良いお給料をもらえている」という実感があれば頑張れるものですよね。
ですが、業績が悪い会社ではみんな低年収でボーナスとかも少ないですし、
人件費を抑えるために最低限の人員スタッフで現場をまわしていくことになりがちです。
必然的に残業時間は増し、みんなイライラと不満を抱えながら働くことになるんです。
新人時代の仕事で何がつらいって、
わけがわからない状態で職場で放置されてしまい、
うろうろオロオロしながら邪魔者扱いされて、
それでも毎日先輩の機嫌をうかがいながら、
仕事を教えてもらわないといけないことなんですよね。
しかも、ブラックな会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、
「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」
みたいに考えられているケースも多いです。
つまり新人は使い捨て状態。
「それって経理の仕事じゃないよね…?」みたいな雑務ばかりやらされるので、経理としてろくな経験をつむことができません。
当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、
身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。
こういうブラックな職場に入って劣悪な環境でずっと過ごし、
5年後にどうなっているか…?って考えるとぞっとしますよね。
この点、業績の良いホワイト企業では、
未経験者をゼロから育てていくという意識があります。
業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、
未経験入社でも上で見た求人のように、
年収400万円(月給25〜30万円)でスタートなど相場より高いケースが多いんです。
まさに天国と地獄…みたいな感じですが、
同じ働くなら、こういう「しっかりお給料を稼げて、毎日の仕事のストレスが少ない環境」でスタートしたいですよね。
経理未経験者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要
それでは、どうすれば上で見たような業績がよく、
未経験者にも優しいホワイト企業の経理求人を見つけられるのでしょうか?
このブログを見てくれる方には、こっそりコツをお教えしますね。
経理として転職活動がうまくいかないのは、
十中八九が「求人を探す場所をまちがえている」のが原因です。
ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、
経理求人専門の転職サイトで求人を探さなくてはいけません。
(↑無料で使えるサイトです)
多くの経理未経験者の方は、
リクナビやマイナビなどの「一般向けの求人サイト(いろんな職種が雑多に募集されている転職サイト)」で経理求人を探してしまいます。
こういうサイトには、
言い方は悪いですが残りカスみたいな条件の悪い求人ばっかり集まりがちなんです。
上で実際の求人をお見せしましたが、
未経験OKとはいえ年収264万円〜…なんて、
はっきりいいってひどい搾取企業ですよね。
平気でこういう悪条件で求人を出す会社があるのが現実です。
もちろん、最初は「一般向けサイト」で求人を探したくなる気持ちはよくわかるんです。
「転職活動そのものが学生時代以来で初めて」という人も多いでしょうし、
「自分はまだ未経験だから、経理専門の転職サイトとか使っても応募できる求人なんて1件もなさそう…」って不安になりますよね。
ですが、経理未経験者の方であっても、
こういう転職活動のしかたは絶対にやめた方が良いです。
求人を探す場所でまちがえてしまうと、
未経験者ほどブラック企業の求人にまちがえて応募してしまうリスクが非常に高くなります。
どういう転職サイトを使って経理求人を探すか?には徹底的にこだわってください。
経理としてどんなにまじめで性格の良い人であっても、
求人を探す場所をまちがえてしまうと、
ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。
逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、
ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあるんですよね。
ちょっしたコツを「知っているか?知らないか?」で差がついてしまう…
このように、転職活動をするときのちょっとしたコツ(未経験者でも経理求人専門の転職サイトを使う)を知ってるかどうか?だけで、
同じ未経験者なのに年収や職場環境に差がついてしまう…って、
理不尽でひどい感じがしますよね。
ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。
コツや裏技を知ってるか?知らないか?で、
ものすごい差がついてしまう場面ってたくさんあります。
例えば、まったく同じ品質の新品商品とかでも、
メーカーの公式ショップで買うと定価なのでやたら高くて、配送は1週間後(しかも玄関で自分で受け取り)…とかなのに、
まったく同じ新品商品をAmazonで探せば値段は時価なので安くて、
しかも翌日夕方までに自宅に置き配してくれるとかってよくありますよね。
こういうことって社会にはいくらでもあることですから、
私たち個人が不公平だ…!なんて不満をのべても意味がないです。
(そういうのは政治家の仕事です)
世の中の理不尽をなんとかしよう!とか考えるより前に、
まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。
これから経理への転職を目指す人は、
↓経理求人専門の転職サイトを使って、
年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。
ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)
経理のホワイト求人多数あり!
ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる
実際の経理求人で年収を見てみよう
上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、
↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。
- 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
- 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
- ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
- 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
- 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
- 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
- 将来の管理職候補として入社できる経理求人
- 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
- IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
- CFO直下のポジションで働ける経理求人
今すぐは転職活動できないんだけど…という方へ
なんとなく今の環境に不満はあるし、
一生このままで良いなんてまったく思ってないけど
なかなか重い腰を上げられない…。
いま仕事している人もしていない人も、
↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。
特に、条件の良い経理求人は人気ですから、
日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。
年収や勤務地などの条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。
↓こんな感じでメールが届きます。
自分が希望する条件にあった求人だけを
ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。
情報ってたくさんありすぎても
ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。
情報があふれている時代なので、
自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。
同じ転職サイトを使っていても、
良い求人を上手に見つけられる人と、
見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。
(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)
いい意味での「逃げ道」を常に確保しておくのが大切
経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、
「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、
情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。
手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、
いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。
また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、
どうしても今の状態がつらくなったら転職もある
↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。
良い意味での逃げ道を確保できる感じです。
これって精神的にもかなり安定するんですね。
過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。
転職サイトは完全無料で使えます。
いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。
↓年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、
情報リサーチに徹底活用しましょう。
最後の最後にお伝えしたいこと
↑転職活動でも仕事でも、
成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。
転職サイトへの登録って1分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。