- 工場経理の仕事はつらい?
- 製造原価や工業簿記の知識は必要?
- メーカー企業で働く経理に求められる適性は?
この記事では、自社で工場を持つメーカー企業で働く経理の仕事内容について解説します。
仕事をしていて「ここがつらい・大変」という点を具体的に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
工場経理の仕事で「つらい・大変」と感じる瞬間3選

(工場経理の仕事はつらい?大変と感じる場面3つ)
工場経理の仕事でつらい・大変と感じるのは以下の3つです。
1. 何があっても締め切り厳守!
工場経理をやっていて、一番つらいと感じるのは決算の締切がタイトなことです。
メーカーにとって非常に重要な製造原価に関わる情報を扱うため、
正確かつ複雑な計算作業やレポートの提出を決められた決算期日までに行うことが必須です。
そんなこんなで一昔前までは決算期は深夜まで残業するのが当たり前でした。
最近は多少マシになっているかもしれませんが、
やっぱり決算時期には相当忙しくなることは覚悟しておきましょう。
2.経理システムが古く、手作業が多い
何十年も前から稼働している歴史ある工場で仕事をすることになった場合、
経理システムの古さは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
工場のシステムは生産活動と連動していて完全に停止させることは難しいため、
何十年も前に導入した経理システムを手直ししながら使い続けざるを得ません。
そのためクラウドやERP全盛の今の時代にあっても、
昔ながらの紙の伝票を手作業で集計して、
パソコンに打ち込むといった人力作業を未だにやっている会社も多いです。
単純作業に耐えられる忍耐強さに自信がある人には向いているかもしれません。
3.現場のおっちゃんがこわい
工場の経理担当であれば、
仕事を進める上で生産現場で働いているおっちゃんたちとのコミュニケーションは避けては通れません。
どちらかといえばガテン系のノリに近く、
スーツを着て小綺麗なオフィスで仕事をしている会社員生活に慣れている人にとってはおっかない存在でしかありません。
また音の大きい生産ラインで働いているだけあって、声のデカい人が多いのも特徴です。
基本的には裏表のない素朴な人達なので、ビビらず接してみましょう。
体験者が語る工場経理の実態
実際に工場経理として働いた実体験ベースで、
工場経理の職場の実態を紹介します。
1. 工場は昭和な職場環境
地方の工場には都会に比べると人の入れ替わりも少なく、
年功序列の文化も根強いため、
絵にかいたような昭和カルチャーが残っていることが多いです。
例えば私のいた工場では、経営会議の前日には大量の会議資料を印刷し、
ホチキス止めをするのが新卒社員の仕事でした。
もし資料に間違いが見つかると当然やり直しになるため、
深夜までひたすら「一体この仕事に何の意味があるんだ・・・」
と思いながら作業するのは非常につらかったですね。
2. 地方生活に馴染めるか?
工場を建てるには広い敷地が必要になるため、
たいがいは都市部から離れた郊外に勤務することになります。
慣れの問題かもしれませんが、
いざ都会を離れて地方に行ってみると、
そこでの生活はなかなかしんどいものがありました。
私が配属されたのは東京から電車で約2時間半、
関東のはずれの工場で、最寄りの駅は電車が1時間に一本しかなく、
車の運転ができなければそう簡単に出かけることもできません。
仕方なく、近くのレンタルビデオショップで借りた映画を見たり、
ステップアップのための英語の勉強をしたりして過ごしていましたが、正直あまり楽しい思い出ではないですね。
転職や配置換えなどで工場勤務が決まった人は、
地方でも楽しめる趣味を見つけておくことをオススメします。
3. 新卒は半強制、寮生活に耐えられるか?
私が入社した会社では、新卒で入社した若手はほぼ強制的に会社の寮に入れられました。
家賃は安いので、新卒社員にとって助かる面もあったのですが、
築何十年も経った木造のアパートでの生活はお世辞にも快適とは言えませんでした。
風呂・トイレはもちろん共用です。
おまけに寮の食事は激マズ、たまに当たりのメニューがあると先に誰かに食われるという荒みっぷり・・・(盗食という言葉をこの時初めて知りました)
もし新卒で寮に入らなければいけなくなった時は、
早くお金を貯めて自前で部屋を借りられるように頑張りましょう。
【※注意】ブラック企業で働く経理の労働環境は悲惨すぎる

(経理はブラックな職場も多いので注意やで)
まったく同じ年齢・同じ職歴・同じスキルの経理経験者でも、
↓この2種類の人がいるのが現実です。
- ホワイト企業で、繁忙期でも定時退社・高年収で働いてる経理と、
- ブラック企業で、限界ギリギリまで搾取されてるのに低年収な経理…
私自身、初めて入社した経理がガチのブラック企業で大変な思いをしました。
(繁忙期は毎日終電ギリギリまで働いても月給手取り20万円ちょっとしかなかった)
経理って所属する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事なんですよね。
入社する会社をまちがえると、
ブラックな働き方になってしまいがちなので注意して下さい。
転職活動では情報リサーチの段階から、
ブラック企業の求人を候補に入れないことが大切です。

経理として転職成功したい人は、
経理専門の転職サイトで求人を探すのが良いですよ。
経理の求人だけを専門で扱っているサイトなので、
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たくさん見つけることができます。
なお、経理未経験者についてもこれは同じです。
スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、
↓こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)

- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↓実際の求人をお見せするとこんな感じですね。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の年収条件がまったく違います。
↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。
未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。
(経理は実務経験で評価される職種)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、
勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。
転職サイトは今すぐ転職するかどうかわからない人も使えます。
いまは情報リサーチの段階の人も、
↓サイト内で希望条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに通知してもらえるので、
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経理転職には「経理専門の転職サイト」を使おう

(経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使いましょう)
現在、ほとんどの人が転職サイトを使って求人探しをすると思います。
(さすがに今どきハローワーク使う人は少ない)
ただこの転職サイトには大きく分けて
↓以下の2種類があることを知っておいて下さい。

- 専門職向けの転職サイト
経理・人事・法務など専門性の高い求人のみをあつかう転職サイト。
求人数そのものは一般向けサイトより少ないが、
求人の質が圧倒的に高い。 - 一般向けの転職サイト
営業マンや総務など、いわば「万人向け」の転職サイト。
求人の数は多い一方で、年収などの質では劣る。
テレビCMとかでよく見かけるのはこちら(リクナビが代表例)
↑どちらも無料で使えるものですが、
経理に転職するなら必ず、1. 専門職向けの転職サイトを使うようにしましょう。
転職活動で一番大切なのはどうやって質の高い求人を探すか?です。
ここをまちがえてしまうと、
どんなに優秀な人でも転職失敗の可能性が高くなります。
ほとんどの人が
- なんとなく名前を聞いたことあるから…
- 学生時代の就活にも使ったし…
↑という感じで適当にリクナビなどで仕事を探してしまいます。

営業マン向けの求人とかならそれでもまあいいんですが、
専門職である経理はこういう探し方をしない方が良いです。
逆にいえば、経理専門の転職サイトをメインで使うだけで、
情報リサーチでライバルに大きな差をつけることができるわけですね。
経理専門の転職サイトでは、
↓例えば以下のような求人を見つけることができますよ。

実務経験者向け
- 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
- 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
- 将来の管理職候補として入社できる経理求人
- 誰もが名前を聞いたことがある超大手企業の経理求人
- 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
- IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
- CFO直下のポジションで働ける経理求人
未経験者むけの求人では、
↓以下のような求人をたくさん見つけることができます。

未経験者向け
- 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
- 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
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- 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理未経験者むけ求人

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>>現在8,647件の求人あり
↑この希望条件入力をきちんとやらない人が結構多いんです。
転職で成功する人と、失敗する人で差がつくのって
こういうところなのかもしれません。

仕事のストレスや疲労が限界にまで達すると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
あらかじめ転職サイトに希望条件をしっかり入力しておき、
日常的に最新求人をチェックするくせをつけましょう。
転職サイトを使って普段から求人リサーチをやっておくと、
どうしても今の職場がきつくなったら転職もある
という選択肢を持てて、
過労で倒れたりする前に転職という対策を打てます。
転職サイトは無料で使えていつでも利用を止めることができます。
変な電話連絡とかもないのでリスクはゼロですよ。
(今すぐは転職する気がない人も情報リサーチに使えます)

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
