会計事務所を1年で辞めるってどう?実務経験者として転職成功するポイントを解説

2020年3月4日

  • 会計事務所を1年で辞めて転職するってどう?
  • ジョブホッパー認定される?
  • 今の事務所から別の事務所に転職できる?
  • 会計事務所から異業種に転職する場合の選択肢は?
読者様

会計事務所で働いています。

まだ働き始めて1年ぐらいなんですが退職を考えています。

これってやばいでしょうか?

1つの職場でストレスなく働けるなら

それにこしたことはないですね。

ただ、税理士業界って人の入れ替わりが激しい業界です。

1年以内で辞めた場合でも、

特別不利になることはないと思いますよ。

管理人

私は、20代の頃に1社目に入社した会計事務所が完全ブラックで短期離職しました。

その後2社の会計事務所でトータル10年ほど働き、現在は一般企業の経理をやっています。

税理士業界って1つの事務所で働き続ける人の方が珍しいぐらいなので、

どうしても今の職場環境が合わない場合に転職すること自体は大きな問題ではないと思いますよ。

(もちろん、無計画に転職しても同じ失敗をするだけなので、退職前にきちんと準備をしておくことは大切ですが)

この記事では、会計事務所から1年前後で転職したい人向けに、

実務経験者として転職活動を成功させるポイントを解説します。

今いる事務所でずっと働くことに限界を感じている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

会計事務所を1年で辞めるってどう?

会計事務所 1年 転職

(会計事務所を1年で辞めて転職ってどう?)

 

一般的には「1つの仕事についたら3年は働かないとダメ」的なことが言われることが多いですよね。

ですが、これって税理士業界(会計事務所)にはあまり当てはまりません。

みんな最初から転職や独立を前提で働いてますから、

転職回数が多いこと自体はそれほど大きなネックになることはないでしょう。

そもそも税理士業界って、

人の入れ代わりがきわめて激しい業界です。

この業界で10年以上ひとつの事務所で働いている人って

あんまり見たことがないです。

管理人

もっとも、転職先の採用担当者から「無計画に転職をくりかえしている」という評価をされないように注意しておくことは大切です。

重要なのはなぜ今の職場から退職したいのか(退職理由)をきちんと伝え、

転職先では「同じ失敗をくりかえすことはない」と思ってもらうことです。

転職活動は可能な限り「在職中」に始めること

転職活動を始めるタイミングは、

できれば在職中(つまり今の事務所で働きながら就活する)がベストです。

↓その理由としては、以下の3つがあげられます。

  1. 無計画・無責任な人という印象を与えない
    無職で転職活動する場合、必ず「次の職場を決めてから転職しようとは思わなかったのですか?」という質問が来ます。また、無職の期間が長くなるとどうしても社会人としてのセンスがにぶりますので面接では不利になりがちです。
  2. 年収交渉で足もとを見られない
    無職になってから転職活動する場合、どうしても転職先から提示される年収が低くなります。転職先としては「どうせ今は無収入でしょ?」という意識が少なからずありますから、足もとを見られがちです。
  3. 応募できる求人の選択肢が多くできる
    多くの企業や事務所では、採用候補を「現在も仕事をしている人」に限定しています。無職になってから転職活動する場合、スタートラインに立つ時点から不利な扱いになりがちです。

無職で転職活動すると、何かと不利な立場に追いやられてしまいます。

転職活動は可能な限り在職中に初めて、次の転職先から内定が出てから今の職場に退職願を出すようにしましょう。

ただし、ブラック事務所は1秒でも早く辞めるべき

会計事務所 1年 転職

(転職活動は在職中に始めるのがベストですが、ブラック事務所の場合は別です)

 

ただし、雇用環境が劣悪ないわゆる「ブラック事務所」で働いている人は、

次の転職先が決まっていようがいまいが1秒でも早く転職することをおすすめします。

私自身、1社目に入社した事務所(従業員20名ぐらいの中規模事務所)は完全ブラックでした。

↓例えば、当時は以下のような感じで働いてました。

  • 繁忙期(確定申告時期の2月〜3月や、三月決算法人の申告をする5月)は毎日深夜まで残業。
  • 残業代が出ず、手取り給与は16万円ぐらい。
  • 税理士試験との両立なんて不可能で、従業員20名いるのに有資格者は所長税理士のみ。
  • 所長税理士のパワハラがひどく、1年間で3人以上の退職者が出る状態。
  • 教えてもらっていない仕事内容でミスすると人格を攻撃するような罵声が飛んでくる。
  • 毎日、出勤前には腹痛になり休憩時間はトイレにこもって隠れているような状態。

↑あなたの職場と比較してどうでしょうか?

ブラック事務所って多かれ少なかれこんな感じだと思います。

当時はこれが税理士業界の標準だと思っていましたが、

実際に転職して別の事務所を経験してみて「あの事務所って完全ブラックだったんだ…」と気付けました。

実際に働いているときって洗脳状態になっているんで、

「これが当たり前」「悪いのは自分」

みたいに思ってしまうんですよね。

(実際はまったくそんなことないのに)

管理人

ブラック事務所で働いていると、

冗談抜きで人生を壊されてしまいますので注意してください。

(最悪の場合、社会人として働くことすら難しくされてしまいます)

結局私はうつ病寸前のところまでいってしまいましたが、

そんな状態になるまでブラック事務所で頑張る意味なんて1ミリもありません。

ブラック事務所で働いている人は、次の職場が決まっていようがいまいが、少しでも早く逃げ出してください。

多少不利な状態で転職活動せざるを得なくなったとしても、

退職理由的に考慮してもらえるんでなんとかなります。

会計事務所から転職!経験を活かせるおすすめの転職先8つ

会計事務所 1年 転職

(会計事務所の経験者が実務経験を活かせる転職先の選択肢は?)

 

会計事務所から転職するなら、これまでの実務経験を生かせる職種に転職するのがおすすめです(たとえ経験が1年間であったとしても)

会計事務所で経験した実務内容を活かせる職種は多くありますよ。

↓具体的な選択肢としては、以下のようなものを参考にしてみてください。

  1. 中小事務所から大手税理士法人へ転職
  2. 資産税など「特化分野」を持つ事務所に転職
  3. 税理士から公認会計士へのキャリアチェンジ
  4. 大手企業の経理に転職
  5. 中小企業の経理に転職
  6. 経営企画(財務)への転職
  7. コンサル業界への転職
  8. まったくの未経験業種への転職

なんとなく「また別の会計事務所へ転職…」では、

今の事務所で働くのと同じ悩みをかかえる結果になりかねません。

せっかく時間と労力をかけて転職活動するなら、

今よりもより環境(年収・仕事内容)にいきましょう。

実務経験者として転職できる場合、選択肢は多いです。

管理人

会計事務所から転職する場合の転職先の選択肢や年収については、

↓こちらの記事で詳しく解説しています。参考にしてみてください。

経理 実務経験 積むには
【会計事務所から転職】おすすめの選択肢8つ(経理だけじゃないよ)

「会計事務所から転職する場合におすすめの転職先は?実務経験を生かして働くならやっぱり一般企業経理?」この記事では、会計事務所(税理士事務所)での実務経験者向けに、おすすめのキャリアプランを8つ紹介しています。会計事務所経験者が転職で年収を上げるためのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

会計事務所を短期間で辞める人に多い退職理由10個

会計事務所 1年 転職

(会計事務所から短期離職する場合に多い退職理由)

 

会計事務所を短期間(1年以内など)に辞めていく人に多い退職理由としては、

↓以下のようなものがあげられます。

  1. 年収への不満
  2. 税理士試験とのかねあい(勉強との両立ができない)
  3. 会計事務所の仕事内容そのものが向いてないと感じる
  4. 仕事が激務で残業が多すぎる
  5. 先輩が仕事を教えてくれない
  6. 所長税理士と性格が合わない・パワハラ
  7. 職員どうしの閉鎖的な人間関係
  8. 将来性が乏しく、キャリアアップできない環境
  9. 経営方針やお客さんとの付き合い方への不満
  10. 税理士として自分のやりたい仕事ができない

会計事務所を辞める理由(退職理由)の伝え方については、

↓こちらで例文つきで書きましたので参考にしてみてください。

税理士事務所から経理
【会計事務所の退職理由】別事務所への転職面接で失敗しないためのポイント

この記事では、会計事務所(税理士事務所・税理士法人)で働く人に多い退職理由について紹介します。次の転職で失敗しないために知っておくべき注意点や、会計職としてキャリアアップしていくための転職活動のポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

転職活動を成功させるためには、

退職理由をどのように伝えるか?はとても大切です。

管理人

特に同業他社への転職では、採用側は「うちでも同じようなことが起きたらやめてしまうのでは?」をとても気にしているものです。

退職理由はネガティブな内容にならないように注意が必要です。

(もちろん、せっかく入社した事務所をわざわざ辞めるのですから退職理由が基本的にネガティブなのは当然です。重要なのは「伝え方・言い換え方」です)

環境劣悪なブラック事務所で働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

 

いま働いている人もこれから働く人も、ブラックで過酷な環境の会計事務所で働きたくないなら情報収集はしっかり行うようにしてください。

具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、

いま世の中に出ている事務所の最新の求人情報をリサーチするようにしましょう。

管理人

↓転職サイトに無料登録すると、好条件な会計事務所求人の情報にアクセスできるようになります。

最速転職HUPRO(ヒュープロ)

未経験者もOKの税理士事務所求人探すならここ!

ヒュープロは税理士業界専門の転職エージェントです。
未経験資格なし年収400万円の求人や、試験勉強との両立がしやすい環境の求人が多数登録されていますよ。
これから税理士目指してキャリアスタート!という方はここを使いましょう。

(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

↑こうした「税理士業界専門の転職サイト」では、

転職エージェントが実際に事務所をまわって所長税理士や現役職員にヒアリングした事務所のナマの情報を知ることができます。

求人を出している事務所について、

  • 社風や所長税理士の人格
  • 給料やボーナスの具体的な実績値
  • 月間・年間の残業時間数
  • 税理士試験の科目合格者がどのぐらいるのか
  • 試験勉強を応援してくれる事務所か否か
  • 職員の男女比率や年齢構成

などの情報が細かくわかります。

管理人

会計事務所の求人だけを専門で扱っているサイトなので、

ハローワークやリクナビ・マイナビといった一般向けの転職サイトとは情報の質がまったく違いますよ。

こうした求人情報の中から特に条件の良い事務所の求人を「非公開求人」として転職エージェントに紹介してもらうことも可能です。

ハローワークの求人などではあり得ないような好条件の事務所を選択肢にできるんです。

なお、転職エージェントにお金を払うのは採用を行う事務所側だけなので、私たち求職者側は無料で使えます。

お金が1円もかかることはないので、安心して使うことができますよ。

税理士業界専門サイトの非公開求人には、

↓以下のような求人がそろっています。

管理人

  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
  • 税理士試験と両立できる環境(繁忙期も残業なしなど)の事務所求人
  • 資産税の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
  • 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
  • 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人

(転職サイトでは年収や科目合格の有無・勤務地などの条件を指定して求人検索できます)

(実際に登録されている求人例:未経験でも年収400万円〜500万円スタート)

 

まずはサイト内で無料アカウントを作り、求人検索をしていろんな事務所の情報を見てみてください。

(特に条件の良い非公開求人までチェックするにはアカウント作成が必要です)

入社時の条件面でゆずりたくない人は、情報収集を日頃からしっかりしておくようにしましょう。

>>税理士業界専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

会計事務所に転職する人は「税理士業界専門の転職エージェント」を使おう

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)

 

転職エージェント会社っていろんなところがありますよね。

この記事を書いている2021年現在で、なんと1万社以上あるそうです。

(コロナ禍で廃業になったところもあって、数はだいぶ減ったらしいですが)

リクナビやマイナビなどの転職エージェントの方が、

学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…

という方も多いかもしれませんね。

管理人

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。

必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、

仕事探す側も税理士受験生だったりキャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、普通の求職者とは異なる事情が多いです。

こういった「特殊事情」をきちんと理解してくれているエージェントに担当してもらいたいなら、税理士業界専門のエージェント会社を使うべきです。

エージェント自身が税理士業界出身者だったりするので、面談を受けるとこの業界でのキャリアアップについていろいろアドバイスもしてくれますよ。

(なお、エージェント面談の利用は任意です)

ブラックな会計事務所で働きたくない人や、ちゃんと年収稼げる税理士になりたい人は、税理士業界専門の転職エージェントを使うようにしましょう。

転職エージェントって何よ?という方や、

いろいろ比較してみたい方は

↓これらの記事も参考にしてください。

管理人

© 2021 会計職のキャリア戦略