会計事務所(税理士事務所・税理士法人)で働く人にあるあるのお悩み6個

2020年2月27日

この記事では、会計事務所(税理士事務所・税理士法人も同じ意味)で職員として働く人に「あるあるのお悩み」を集めてみました。

私自身はこれまで10年間で

3社の会計事務所で働いた経験があるのですが、

それぞれの事務所で雰囲気や働き方がまったく違いました。

管理人

会計事務所ってどこも小さな組織なので、

所長税理士の人格や考え方に影響されるところが大きいんですよね)

未経験でこれから税理士業界に挑戦する方は、

「どの事務所で経験を積むか」によって、今後のあなたの税理士としてのキャリアが決まることを知っておいてください。

現在進行形で税理士事務所で働いている方も「今の事務所がどうしても合わない…」と感じているなら、

別の事務所で働くという選択肢も持っておくと良いですよ。

会計事務所で働く人にあるあるのお悩み

↓会計事務所で働く人には、以下のような悩みをかかえながら働いている人が多いです。

  1. 所長税理士の人格・性格がやばすぎる
  2. 仕事を教えてくれない・ついていけない
  3. とにかく給料が安い!
  4. 顧問先の経営者とのコミュニケーションが苦痛
  5. 人間関係がつらい・なじめない
  6. 激務すぎて税理士試験勉強との両立ができない

1.所長税理士の人格・性格がやばすぎる

税理士事務所 あるある

(あるある1:所長税理士の性格がやばすぎる)

 

税理士業界というのは「世襲」がとても多いです。

(創業税理士であるお父さんの後を、息子の税理士が二世として継ぐケースが非常に多い)

二世・三世の税理士にも良い税理士はたくさんいますが、中には「苦労知らず」な人がいるのも事実です。

社会に出てからずっと自分のお父さんのもとで勉強しながら働いているわけですから、しょうがない部分もあるのかもしれません。

人格がやばい税理士の事務所は「ブラック事務所」になりやすい

人格がやばい所長税理士は「従業員なんて使い捨て」と考えているケースがほとんどです。

そういう税理士が運営する事務所はブラック事務所になってしまいがちなので、注意してください。

これは私の実体験からいうことなのですが、「所長税理士の人格がやばい…」と感じたら、少しでも早く転職を検討した方が良いです。

↓ブラック事務所の日常ははっきりいって悲惨です(例えば以下のような感じ)

私が働いたブラック事務所の実態

  • 繁忙期は毎日日付が変わるまで残業。残業代はなし。
  • 手取り月収はたったの16万円。生活費と資格スクール受講費ですべて消えていく…。
  • 激務すぎて勉強との両立なんて不可能。事務所内に合格者なんて1人もいない。
  • 人格破綻のパワハラ所長に毎日責められ、うつ状態の新人が続出する職場。
  • 先輩は「どうせ新人はすぐ辞めていくし」と仕事を教えてくれない…。

結局、うつ病になる寸前のところまでいってしまい、この事務所は辞めて別の事務所に転職しました。

転職後に実感したことは、同じ税理士事務所でも、雇用環境は事務所によってまったく違うということです。

税理士事務所というのは小さな組織ですから、ボスである所長税理士の人格しだいで働き方ががらっと変わるのです。

なお、ハローワークに登録されている求人にはブラック事務所の求人も普通にまじっていますので、注意してください。

(実際、私が転職したブラック事務所はハローワーク経由で採用されました)

ブラック事務所に入社しないようにするにはどうしたらいいのか?ですが、結論から言うと税理士事務所専門の転職エージェントを使って転職活動するのがおすすめです。

というのも、税理士事務所側がこういった専門サイトに求人を出すときには、労働条件に関するきびしい審査があるからです。

ブラック事務所は、こうした専門求人サイトに求人を出すことがそもそもできない仕組みになっているわけですね。

ブラック事務所はあらかじめ排除されていますので、安心して求人に応募することができますよ。

二世・三世への事業承継が失敗するケースも

二世・三世の税理士事務所で問題になるのが「事業承継」です。

私が働いていた税理士事務所でも「お父さんである創業税理士→息子の二世税理士」という事業承継が行われたことがあるのですが、

「新しい所長税理士のやり方にはついていけない」ということで半数近くの職員が退職するという出来事がありました。

これはやや極端なケースですが、多かれ少なかれこういうことがよく起こるのが税理士業界だと思っておくと良いでしょう。

2.仕事を教えてくれない・ついていけない

税理士事務所 あるある

(あるある2:先輩が仕事を教えてくれない)

  • 先輩が仕事を教えてくれない…。
  • ろくな業務引き継ぎがない。
  • 仕事が難しすぎてついていけない。

これは、会計事務所事務所に入社したての新人さんにあるあるのお悩みだと思います。

税理士事務所というのはとても小さな組織が多く、従業員数は5人程度が平均です。

常に人員不足で仕事を回している事務所がほとんどですから、新人教育もOJT(オンザジョブトレーニング)になる場合が大半でしょう。

大手企業のような集合研修は当然ありませんし、複雑な税法についても自分で勉強しながら覚えていくのが基本になります。

何事も「実務を処理していく中で仕事を覚えていく」かたちになるので、

「まずマニュアルなどをもらってから仕事を覚える」というスタイルをイメージしているとかなりしんどく感じるかもしれませんね。

ポイントは「会計基準や税法までさかのぼって考える」こと

税理士事務所の仕事をきちんとできるようになるためには、目先の処理をどうするか?を考えるだけでなく、

会計基準や税法ではどういうルールになっているのか?」までさかのぼって考えてみることが重要です。

目先の処理をどうするかだけを考えて仕事をしていると、別件で同じような案件が出てきた時に応用が効きません。

一方で、根本的なルールを理解しておけば、同様の案件に関してはだいたいの正しい道すじが直感的に見えてくるようになります。

当然、最初は時間と労力はかかりますが、これをこつこつできる人が一番実力がつくのはまちがいないです。

「先輩が仕事を教えてくれないというのも、本当は「自分で調べて仕事をする」というくせをつけて欲しくて、あえてそうしているのかもしれませんよ。

(ただ単に忙しい、またはめんどくさいだけの可能性もありますが…)

2年目以降は仕事が楽になっていく(かも)

なお、税理士事務所の仕事というのは、基本的に毎年同じルーティンで動いています。

会計の仕事は「継続性の原則」で動いています。

なので、判断に迷ったら「去年はどういう処理をしたんだろう?」と過去の資料を探して同じように処理していくことができます。

税務の申告というのはどの企業でも基本的はよく似たようなものですから、一つ一つ知識を積み上げていけば仕事はどんどん楽になっていきます。

1年目はとてもつらく感じるのですが、2年目以降はずいぶん楽に仕事ができるようになると思いますよ。

税理士業界でずっとやっていくなら、最初の1年目を無事に乗り切れるかどうか?がポイントになりますね。

3.とにかく給料が安い!

税理士事務所 あるある

(あるある3:とにかく給料が安い…)

 

会計事務所というのは、「まじめに仕事をこなしているだけ」ではなかなかお給料が上がっていきません。

未経験入社の場合、初年度の年収は300万円〜350万円程度が普通でしょう。

3年目〜5年目の年収で400万円〜450万円程度ならまずまず良い方と言えます。

税理士事務所職員の平均年収

  • 未経験入社1年目:300万円〜350万円
  • 3〜5年目の年収:400万円〜450万円

もちろん、最初の1年目〜3年目ぐらいまでは、基本的な税務処理をきちんとできるようになることに集中すべきです。

あくまでもここをクリアしてからの話になりますが、そこから年収を上げていきたいなら、

固定給とは別に受け取れるボーナス」を増やす働き方をしていく必要があります。

具体的には、生保の提案で代理店報酬を受け取るとか、顧問先の新規開拓をやっていくとかいった働き方ですね。

こういう「事務所にとって利益の大きい働き方」ができるようになれば、職員としても高年収になれる可能性があります。

資産税の実務知識を身につけると固定給アップも

また、高度な税務の処理ができるようになれば、固定給そのものをあげていける可能性もあります。

具体的には、相続税申告その他の資産税分野や、大規模企業向けの連結会計の知識などです。

こうした知識を学ぶには、資産税特化型の事務所BIG4税理士事務所を含む大手事務所で働くのが近道になります。

(独学ではなかなか難しいです。実際に仕事として処理した経験を通してはじめて実力がついていきます)

すでに3年以上の実務経験がある人なら、こうした専門事務所に転職できる可能性はありますので、選択肢に入れてみてください。

4.顧問先の経営者とのコミュニケーションが苦痛

税理士事務所 あるある

(あるある4:お客さんとのコミュニケーションが苦痛…)

 

会計事務所は、顧問先の経営者と顧問契約を結ぶという形で収入を得ています。

必然的に、会計事務所の職員が日常的にやりとりをするのは、

顧問先の経営者経理スタッフさんということになります。

中小企業の経営者というのは「性格的にクセのある人」も少なくありません。

「会計や税務の仕事は好きだけど、お客さんとのやりとりでストレスがたまる…」という悩みをお持ちの方も少なくないでしょう。

お客さんからすれば、新人であるかどうか、税理士資格を持っているかどうかによらず、あなたは「税理士先生」です。

仕事に慣れるまでは、顧問先の経理スタッフさんの方が経理処理にくわしい…ということもあります。

新人時代には「そんなこともわからないの?お金払って顧問契約結んでる意味ないんだけど…」なんてダメ出しを食らうこともあるかもしれません(実話)

5.人間関係がつらい・なじめない

税理士事務所 あるある

(あるある5:事務所内の人間関係になじめない)

 

事務所の人間関係になじむことがなかなかできない…」というのも、会計事務所の新人職員にあるあるのお悩みですね。

税理士事務所というのは、事務所によって雰囲気や働いている人たちのカラーがかなり違います。

チームプレイを大事にしている事務所もあれば、職員1人1人が一匹狼のようなかたちで仕事をしている事務所もあるでしょう。

また、基本的には配置転換や転勤がない職場なので、

新人さんは「すでにできあがっている人間関係」の中に入っていくことになります。

新しく入ってくる人に対してオープンな職場ならいいですが、実際には閉鎖的でなじみにくいところも少なくありません。

人の入れ替わりが激しく、新人が入社してはすぐにやめていく…というような事務所では、

わざわざ新人に気を遣っても意味がない。すぐにやめていくし…」というような厳しい状況になっていることも多いでしょう。

6.激務すぎて税理士試験勉強との両立ができない

税理士事務所 あるある

(あるある6:税理士試験との両立ができない)

 

会計事務所で働く人の多くが、税理士試験の勉強と同時進行で働いています。

税理士試験との両立が可能か?は、個人の努力によるところも大きいのですが、

働く環境によっても大きく左右されます。

具体的には、所長税理士が「職員が税理士試験に挑戦することについてどのように考えているか?」が重要です。

場合によっては、「職員が税理士試験に合格したらすぐやめていってしまうから、できれば試験勉強はしてほしくない」と考えている所長税理士もいます。

このような所長税理士が運営する事務所に入社してしまうと、必然的に税理士試験との両立は非常にきびしくなってしまいます。

働きながら税理士試験に合格することを目指している方は、

この事務所は本当に試験勉強との両立が可能なのか?」をよく見極めておく必要があります。

先輩職員に税理士試験合格者・科目合格者がどのぐらいいるのかはできれば入社前にチェックしておくのが望ましいでしょう。

環境劣悪なブラック事務所で働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

 

いま働いている人もこれから働く人も、ブラックで過酷な環境の会計事務所で働きたくないなら情報収集はしっかり行うようにしてください。

具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、

いま世の中に出ている事務所の最新の求人情報をリサーチするようにしましょう。

管理人

↓転職サイトに無料登録すると、好条件な会計事務所求人の情報にアクセスできるようになります。

最速転職HUPRO(ヒュープロ)

未経験者もOKの税理士事務所求人探すならここ!

ヒュープロは税理士業界専門の転職エージェントです。
未経験資格なし年収400万円の求人や、試験勉強との両立がしやすい環境の求人が多数登録されていますよ。
これから税理士目指してキャリアスタート!という方はここを使いましょう。

(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

↑こうした「税理士業界専門の転職サイト」では、

転職エージェントが実際に事務所をまわって所長税理士や現役職員にヒアリングした事務所のナマの情報を知ることができます。

求人を出している事務所について、

  • 社風や所長税理士の人格
  • 給料やボーナスの具体的な実績値
  • 月間・年間の残業時間数
  • 税理士試験の科目合格者がどのぐらいるのか
  • 試験勉強を応援してくれる事務所か否か
  • 職員の男女比率や年齢構成

などの情報が細かくわかります。

管理人

会計事務所の求人だけを専門で扱っているサイトなので、

ハローワークやリクナビ・マイナビといった一般向けの転職サイトとは情報の質がまったく違いますよ。

こうした求人情報の中から特に条件の良い事務所の求人を「非公開求人」として転職エージェントに紹介してもらうことも可能です。

ハローワークの求人などではあり得ないような好条件の事務所を選択肢にできるんです。

なお、転職エージェントにお金を払うのは採用を行う事務所側だけなので、私たち求職者側は無料で使えます。

お金が1円もかかることはないので、安心して使うことができますよ。

税理士業界専門サイトの非公開求人には、

↓以下のような求人がそろっています。

管理人

  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
  • 税理士試験と両立できる環境(繁忙期も残業なしなど)の事務所求人
  • 資産税の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
  • 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
  • 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人

(転職サイトでは年収や科目合格の有無・勤務地などの条件を指定して求人検索できます)

(実際に登録されている求人例:未経験でも年収400万円〜500万円スタート)

 

まずはサイト内で無料アカウントを作り、求人検索をしていろんな事務所の情報を見てみてください。

(特に条件の良い非公開求人までチェックするにはアカウント作成が必要です)

入社時の条件面でゆずりたくない人は、情報収集を日頃からしっかりしておくようにしましょう。

>>税理士業界専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

会計事務所に転職する人は「税理士業界専門の転職エージェント」を使おう

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)

 

転職エージェント会社っていろんなところがありますよね。

この記事を書いている2021年現在で、なんと1万社以上あるそうです。

(コロナ禍で廃業になったところもあって、数はだいぶ減ったらしいですが)

リクナビやマイナビなどの転職エージェントの方が、

学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…

という方も多いかもしれませんね。

管理人

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。

必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、

仕事探す側も税理士受験生だったりキャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、普通の求職者とは異なる事情が多いです。

こういった「特殊事情」をきちんと理解してくれているエージェントに担当してもらいたいなら、税理士業界専門のエージェント会社を使うべきです。

エージェント自身が税理士業界出身者だったりするので、面談を受けるとこの業界でのキャリアアップについていろいろアドバイスもしてくれますよ。

(なお、エージェント面談の利用は任意です)

ブラックな会計事務所で働きたくない人や、ちゃんと年収稼げる税理士になりたい人は、税理士業界専門の転職エージェントを使うようにしましょう。

転職エージェントって何よ?という方や、

いろいろ比較してみたい方は

↓これらの記事も参考にしてください。

管理人

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