税理士事務所で働くには?

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税理士事務所から経理への転職

税理士事務所から転職するならやっぱり一般企業経理?志望動機の書き方や転職活動のポイントを解説!

税理士事務所から転職

(税理士事務所からの転職を検討している人向けに、私の実体験から転職活動のポイントを解説いたします)

  • 税理士事務所から転職する場合、転職先の選択肢は?
  • 一般企業経理に転職したら、ちゃんと実務経験者として扱ってもらえる?
  • 別の税理士事務所への転職は選択肢としてあり?
  • 給与が低いなどネガティブな理由で退職したい場合どうする?

↑税理士事務所からの転職を検討している方は、こうしたお悩みのお持ちの方が多いでしょう。

私は税理士事務所でトータル7年ほど働いた後、一般企業経理に転職しました。

結果的に年収を上げることに成功したのと、仕事の幅を広げることができたので(より仕事が面白くなったので)、基本的には転職して正解だったと考えています。

なお、給料面では「税理士事務所→経理」の転職で年収アップ実現はそれほど難しくないと思います。

税理士事務所というのは基本的に小さな組織ですから、ある程度の規模の企業への転職を成功させることができれば、

給料その他の待遇面では大幅に改善される可能性が高いためです。

ただし、私はやみくもに税理士事務所から一般企業経理への転職をおすすめするわけではありません。

というのも、「転職が成功した」といえるためには、少なくとも次の項目で見る2つの条件を満たす必要があるからです。

「転職成功」と言えるための2つの必須条件

税理士事務所から転職

(「転職して成功だった」と言うためには、①年収アップと、②仕事内容のレベルアップの両方が必要です)

↓「転職が成功した」といえるためには、以下の2つの条件を満たさなくてはなりません。

「転職成功」の2つの条件

  • ①年収が上がること
  • ②仕事のレベルが上がること

逆に言えば、これら2つのことが達成できないのであれば、

転職なんてしない方が良かった…と言う結果になってしまいます。

例えば、あなたが現在勤めている税理士事務所から転職したとして、

①今よりも年収が上がって、②しかも会計職としてよりレベルの高い仕事を担当できるようになったのであれば、それは「転職成功」といえるわけですね。

税理士事務所からの転職の選択肢については後で詳しく見ますが、いずれの選択肢を選ぶにしても、

①年収を上げること、②仕事内容がレベルアップできること

の2つにはこだわって転職先を選ぶようにしましょう。

仕事内容のレベルアップとは?

上で見た②の「仕事内容のレベルアップ」について、もう少し具体的に理解しておきましょう。

↓※再掲します(転職が「成功した」と言えるための2つの条件)

「転職成功」の2つの条件

  • ①年収が上がること
  • ②仕事のレベルが上がること

税理士事務所から経理への転職で気をつけておかないといけないのは、

「給料は上がったけど、仕事のレベルは下がった」

という状況になりがちなことです。

決算業務を年間何十件もやり、顧問先の社長から資金繰りや節税対策の相談を受けるレベルの人が、

経理未経験として一般企業に入って、会計ソフトの入力業務をやっている…

なんて状態になったとしたら、明らかに仕事のレベルが下がっていると言わざるを得ませんよね。

これでは遅かれ早かれ仕事がつまらなくなって、また退職を検討することになってしまうでしょう。

一方で、税理士事務所から経理に転職し、以下のような業務を担当することができれば、

↓「転職によって仕事のレベルが上がった」ということができるでしょう。

レベルアップと言える仕事内容

  • 決算作業や税務申告
  • 税務調査への対応
  • 公認会計士の監査への対応
  • 上場準備中の企業で内部管理体制の構築
  • 経営者への月次や年次の報告業務
  • 資金繰り対策や銀行との融資交渉
  • 実作業を担当する人たちのチームのリーダーなど

特に、最後の項目の「チームで経理として働く」という感覚は、税理士事務所にいた場合にはなかなか経験できないものだと思います。

(1つのチームで協力して決算を組んでいく、という仕事内容です)

↓一方で、未経験者でもできる経理の仕事内容というのはこういう感じです。

経理未経験者の仕事内容

  • 領収書や手形、小切手の整理
  • 会計ソフトの入力作業
  • 銀行振込業務など

せっかく税理士事務所での濃い経験があるのに、こういう仕事内容を担当させられるのは苦痛でしょう。

こういう状況にならないようにするためには、税理士事務所から企業経理への転職では、

「実務経験者」かつ「幹部候補」としての転職を成功させる必要があります。

↓実際に募集されている経理求人の内容を読んでみてください。

経理職の求人一覧(1570件あります)

実務経験者向けの求人で、しかも「将来の幹部(リーダー)候補」といったような文言がある求人に応募することが大切です。

税理士事務所での実務経験がちゃんとある人であれば、こうした待遇での転職も決して不可能ではありません。

求人応募前に「だいたいどういうレベルの人が求められているのか?」をよく見極めるようにしましょう。

税理士事務所から転職する場合の選択肢

税理士事務所から転職

(税理士事務所経験者の転職先の選択肢は、①一般企業経理・②他の税理士事務所・③未経験職種、の3つです)

それでは、税理士事務所からの転職を考える場合の、具体的な転職先の選択肢について見ていきましょう。

↓税理士事務所の実務経験者の有力な選択肢としては、大きく分けて以下の3つが考えられます。

税理士事務所経験者の転職先

  • ①一般企業の経理財務職への転職
  • ②他の税理士事務所への転職
  • ③その他の職種に未経験者として転職

なお、ここでいう「税理士事務所の実務経験者」とは、

1つの顧問先の税務申告まで完了できる程度の実務経験がある人をイメージしています。

感覚的には、監査担当者(事務所によって呼び方はいろいろだと思いますが)として自分の顧問先を持った経験がある人で、実務経験2年以上という感じです。

①〜③いずれの転職先を目指す場合にも重要なことは、

「年収アップ」と「仕事内容のレベルアップ」にこだわることです。

(この点で③は微妙なので、結論から言うとあまりおすすめしません。現在20代前半の方なら選択肢としてありですが、その場合にはいったんキャリアをリセットするという認識が必要です)

以下では、①〜③それぞれの転職先への転職活動のポイントを解説していきます。

>>税理士事務所経験者は転職エージェントを活用して効率的に年収アップを実現しましょう

①一般企業(事業会社)の経理財務職

税理士事務所の経験者が、一般企業(事業会社とも言います)の経理に転職する場合にもっともきになることは、

「自分は経理の実務経験者として扱ってもらえるのか?」

ということですよね。

この点、税理士事務所経験者というのは、会計職キャリアの中では非常に特殊な存在であることを自覚しておく必要があります。

税理士事務所からキャリアをスタートした人は、

経理職としてのいろんな段階をすっ飛ばして、いきなり難しい仕事から経験しているからです。

普通の経理職は、入社したらまず領収書の整理や会計ソフトの入力作業、得意先や従業員への銀行振込業、手形や小切手の処理…といった「経理の実作業」から経験していきます(下の①)

そこで数年間の経験を積んだら、時期に合わせて決算業務や年末調整業務、経営者層への財務報告、金融機関とのやりとり…、といった業務(下の②)をじょじょに任されるようになるのが普通です。

通常の経理職の仕事の段階

  • ①まず経理の実作業を経験:領収書や手形小切手の保管整理・銀行振込業務など
  • ②その後じょじょに決算その他の高度な経理業務を経験していく

一方で、税理士事務所からキャリアをスタートした人(私もそうですが)というのは、

①のほとんどをすっ飛ばして、いきなり②から始めます。

税理士事務所の経験が長い人でも、銀行の総合振込をやったことがないとか、

実際に小切手や手形の実物を触ったことがない…という人は意外に多いのではないでしょうか。

一方で、普通の経理職が年に1回しか経験しない決算業務については、年間20件〜30件ぐらい経験することになりますし、

税務調査の立会いなども普通に業務として経験することになります。

(税務調査の対応は、一般企業経理では部長クラスの人が担当するのが普通です)

つまり、税理士事務所職員というのは、経理の仕事内容として「どろっどろに濃い経験」を短期間でしている一方で、

経理では新入社員が担当するような基本業務の経験が弱い…ということが言えます。

これは経理職として非常に特異なキャリアの築き方と言えるでしょう。

転職活動を行う際には、この特異なキャリアがプラスに働く面と、マイナスに働く側面の両方を理解しておくのが成功のポイントです。

これまでの経験のプラス面とマイナス面を上手にアピールし、「経理実務経験者」として経理への転職を成功させましょう。

(※上でもみましたが、「転職成功=年収アップ+仕事内容のレベルアップ」です)

税理士事務所経験のプラス面のアピール方法

上でもみたように、税理士事務所経験者の強みは、

年次決算や税務調査対応といった「高度な経理業務」に特化した経験が豊富であることです。

さらにいえば、顧問先の経営者とのやりとりを通して、「会計を経営に役立てる」という視点を持っていることも重要ですね。

職歴書では年間何件ぐらいの決算業務を担当してきたのか、

顧問先の社長とのやりとりではどういうことに気をつけてコミュニケーションをとるようにしていたのか、

といったことを、具体的なエピソードを含めて記述すると良いでしょう。

>>税理士事務所経験者の志望動機の書き方についてはこちらで例文つきで解説しています

税理士事務所経験のマイナス面のアピール方法

一方で、税理士事務所経験者は、経理の基本業務の経験が少ないという弱みがあります。

面接でこの点を突かれて、転職先の企業から「基本ができていない人」と判断されないように注意しておきましょう。

具体的には、月次監査では顧問先の経理担当者と入念にやりとりをしながら、経理の日常業務フローの改善等についてもアドバイスをしてきたことや、

税務調査でチェックされがちな項目について、しっかりと把握しているということをアピールすると良いです。

②他の税理士事務所への移籍

税理士事務所から転職

(他の税理士事務所に移籍することで、待遇や雇用環境が大幅に改善することもあり得ます。税理士事務所経験者の価値を最も理解しているのは、他でもない税理士事務所であることは知っておきましょう)

現在の税理士事務所からの転職先として、他の税理士事務所に転職することも選択肢として考えている方も多いでしょう。

(というか、選択肢としてもっともポピュラーだと思います)

私も、7年間で3社の税理士事務所を経験しました。

1社目の中規模事務所(従業員20名ぐらい)はいわゆるブラック事務所だったので、

1社目→2社目の転職は正解だったと思います。

1社目で経験した仕事内容がかなりひどいものだったので、「税理士事務所なんてどこでもこんな感じなんだろうか…」

と絶望的な気分になっていた時期もあったのですが、

2社目では所長税理士にも非常によくしていただき、「税理士事務所といっても色々なんだな」と実感したことを覚えています。

ただ、私の場合は税理士試験に挫折したことと、

「顧問先としてたくさんの会社と関わる」という働き方より、「1つの会社の会計業務にとことん取り組む」という働き方に魅力を感じたこともあって、

税理士事務所から一般企業経理に転職という選択をしました。

税理士事務所経験者を最も高く評価してくれるのは、税理士事務所

転職市場の現実として、

税理士事務所経験者を最も高く評価してくれるのは、税理士事務所であることは理解しておいて損はないと思います。

特に、すでに税理士事務所での経験が3年以上ある人(1人で顧問先の決算業務まで完結できる人)は非常にニーズが強いです。

税理士事務所の仕事そのものがもう嫌…という状態でないのなら、

現在の勤務先(税理士事務所)からの転職先として、別の税理士事務所を選ぶというのも間違いではないと思いますよ。

↓税理士事務所での経験が3年以上ある人であれば、こちらの経験者向け求人が中心の転職サイトを使うことも可能ですから、活用しましょう。

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③その他未経験職種への転職を検討する場合

税理士事務所から転職

(20代の方なら、未経験職種への挑戦もありです。ただし、キャリアをいったんすべてリセットするという覚悟が必要になります)

税理士事務所の仕事はもうしたくない、経理職ももう嫌…。

という人であれば、全くの未経験職種への転職を検討せざるを得ませんね。

あなたが現在20代の方であれば、全くの未経験職種であっても受け入れてもらえる余地はあります。

未経験職種であれば新卒者とほぼ同じ扱いになりますから年収アップは期待できませんが、

ゼロからスタートする気持ちで始めるのであれば選択肢として考えてみる価値はあります。

一方で、あなたがすでに30代であれば、今から未経験職種に挑戦…というのはやや厳しくなることを覚悟しておきましょう。

いうまでもなく、30代であるあなたが20代のフレッシュな人たちと同じ土俵で勝負することになるからです。

(企業側としては、同じ未経験社であれば、教育しやすい20代を選ぶ傾向があります)

とはいえ、税理士事務所経験者であれば顧問先経営者とのやり取りをたくさんしてきたことや、

数字で仕事を評価するといったビジネスマンとして共通で重要なことを身につけているという強みがあります。

こうした過去の実績を上手にアピールすることができれば、未経験職種でも勝負できる余地はあるでしょう。

これまでの経験をいったんリセットし、新しい気持ちでキャリアの再スタートを切りたいという方であれば、

未経験職種への挑戦も選択肢に入れて問題ないと思います。

税理士事務所への転職を成功させるには?

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税理士事務所の求人を探すならここ!おすすめ転職サイト

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