- 税理士が「残業なし」の職場で働くには?
- 繁忙期も残業なしで働ける会計事務所ってあり得る?
- 会計事務所の実務経験者が今よりも環境の良い事務所へ転職成功させるには?

会計事務所で働いてます。
今年も確定申告の時期が近づいてきて、
毎日残業の激務が始まるかと思うと憂鬱です…。
この仕事で残業なしで働くって無理なんでしょうか?
会計事務所(税理士事務所)で働く人にとって、
「繁忙期の残業」は宿命みたいに言われてますよね。
でも、これって実は思い込みです。
必ずしもすべての事務所が残業必須というわけではありませんよ。

私も、1社目に働いた会計事務所が非常にブラックな環境で、
繁忙期は毎日深夜まで(時計の日付が変わるまで…)残業するという働き方が当たり前でした。
結局、うつ病の寸前まで行ってしまって別の事務所に転職したのですが、
この転職がきっかけで「繁忙期を含めて残業ほぼなし」を実現できました。
すでに会計事務所での実務経験がある方は、
別の事務所への転職も選択肢に入れてみるといいですよ。
もちろん、「残業はないけど給料も低い…」では意味がありません。
せっかく転職活動するなら、今よりも良い条件で働くことを目指しましょう。
この記事では、会計事務所で働いている人(またはこれから働く人)向けに、
残業なし・高年収で働ける事務所の見つけ方を解説いたします。
具体的な求人を見ながらチェックすべきポイントを説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事もおすすめ
税理士の転職で「残業なし」ってありえる?

(税理士が「残業なし」の会計事務所に転職するには?)

会計事務所で「繁忙期も残業なし」とか本当にあり得るんですか?
税理士業界のしくみ的に難しいように思うんですが…。
個人事業主の顧客がメインの事務所だときびしいですね。
その事務所がどういう顧客層をメインにしているか?
をチェックするのが、
残業の少ない事務所を見分けるポイントです。
↓いくつか実際の求人を見てみましょう。

未経験者むけの求人でも、
↓残業なしの会計事務所求人はありますよ。

会計事務所の実務経験者の方にはいうまでもないと思いますが、
法人企業は決算時期を自由に決められます。
また、日本では大手企業を中心に3月決算(5月申告)を選択している会社が多いですが、
税理士が顧客にする企業は基本的に中小企業だけなので、顧問先企業の決算時期はバラバラです。
顧問先はほぼ法人企業のみという事務所の場合、
そもそも繁忙期というものが存在しない事務所もありますよ。
(年末調整の時期ぐらいでしょうか)

なお、最近は会計ソフトがものすごく優秀になってきていることもあり、
確定申告ぐらいは自力でやれる個人事業主が増えています。
税理士の顧問先は、今後は業績をのばしている法人企業の奪い合いになっていくでしょう。
事務所の収益を個人顧客の確定申告でまかなわないといけない会計事務所は、
事務所の収益的にも、従業員である職員の働き方的にも、
今後どんどんきびしくなっていくことは理解しておいてください。
>>残業なし!法人企業がメイン顧客の会計事務所求人を見てみる
なぜ、ホワイト事務所は「残業が少ないのに高年収」なのか?

(ホワイト事務所とブラック事務所の違いは?)

何度も聞いてすみませんが、
残業が少ないのに給料も高い事務所
なんて本当にあるんでしょうか?
結論からいうと普通にあります。
ポイントはもうかっている事務所で働くことです。
もうかっている事務所というのは、
相場よりも高い顧問料を設定できている事務所のことですね。

会計事務所のホームページをいろいろ見てみてください。
格安の顧問料を売りにしているところもあれば、
富裕層むけの高度なサービスを売りにしているところもありますよね。
このどのような顧客をターゲットにしているか?は、そこで働く職員にとってもとても大切な問題です。
たとえば、同じ「年間1億円の収益」をあげるにしても、
↓事務所によって仕事のとってきかたには違いがあります。
- 格安事務所の場合
顧問料年10万円 × 顧問先1000件=1億円 - 顧問料が高い事務所の場合
顧問料年40万円 × 顧問先250件=1億円
↑この2つの事務所で、
働き方に大きな差があることは容易に想像できるでしょう。
実際に会計事務所の仕事をしている人ならわかると思いますが、
ひとつの企業の決算にかかる時間や労力って、企業規模の大小でそれほど変わりません。
(小さい企業の決算でも、ややこしいところはややこしいですよね)
顧問料単価を高めに設定できる事務所は、顧問先数はそれほど多くなくても稼げますから、
職員の数は少なくても業務をきちんとまわしていくことができるのです。
これが「残業が少なくても高年収」な事務所の秘密です。
顧問料単価をあげることができない事務所は、
必然的に薄利多売のビジネスになりがちです。
そこに所属して働く税理士も、
仕事がしんどい割に低年収…という状態になりがちなのです。

顧客から高い顧問料を払ってもらえる会計事務所とは?
問題は、事務所がお客さんから高い顧問料を払ってもらうにはどうしたらいいのか?
なのですが、これには当然ながら「それに見合った価値がある」とお客さんに思ってもらわないといけません。
↓具体的には、以下のようなことですね。
- 高度な会計・税務業務にも対応できる(国際税務や資産税)
- 所長税理士に金融機関とのコネがあって融資が降りやすくできる
- 大手の不動産会社や保険会社と提携していて節税対策をいろいろ提案できる
↑この中で「顧問料の単価」を決めるにあたって特に重要なのが、2.や3.です。
そしてこれらは、所長税理士の実力にかかわることがらなのです。
「この業界で税理士探すならここ」というように業界内での評判が高い事務所なら、
広告費などに大きなお金をかけなくても、高い顧問料を設定することができます。
「高い顧問料の設定=事務所の売上アップ」ですから、
職員への分配を多くしても利益をしっかり出すことができ、人材に投資することが可能になります。
そうすれば、さらに優秀な職員を集めることができ、
より付加価値の高いサービスを提供してさらに高い顧問料を設定し…
といったように、プラスのサイクルを回していけます。
このように、もうかっている事務所には優秀な職員が集まります。
優秀な人に囲まれて仕事をしていけば、税理士としての実力もどんどん高くなっていくのも当然ですね。
これは将来的に独立を目指している人にとっても、きわめて重要なことです。
>>高収益事務所で働こう!年収の高い会計事務所求人を見てみる
税理士業界で「年収の高い人・低い人」の違いが生まれている理由

(稼げる税理士と、稼げない税理士の違いは?)
↓税理士業界には、以下の2種類の人がいます。
- 低年収な会計事務所職員
地獄のように残業しているのに低年収(年収300万円〜など) - 高年収な会計事務所職員
繁忙期を含めて残業がほぼないのに高年収(年収700万円〜など)
なお、独立しない限りは資格の有無は年収にあまり影響はありません。
無資格職員でもめちゃくちゃ稼いでいる人はいますからね。
なぜこのような違いが生まれるのか?というと、理由はたった1つです。
それは、その人がもうかっている事務所で働いているか、
もうかっていない事務所で働いているかの違いです。
これは、実際の求人を見てもらった方がわかりやすいと思います。
↓例えば、以下の2つの求人(どちらも未経験者むけの求人)を見てください。

↑上の2つの求人は、
いずれも「未経験者OKの求人」であることに注目してください。
未経験者は、当たり前ですが「入社時点での実務能力はゼロ」です。
(会計事務所で一人前の仕事ができるようになるまでは3年ぐらいはかかります)
同じ「実務能力ゼロ」なのに、
- 年収370万円代でスタートできる人と、
- 年収250万円でスタートしないといけない人
がいるのです。
くりかえしになりますが、いずれも未経験者むけ求人なので、
この差は「本人の能力の差」によって生まれる違いではありません。
ただ「たまたま選んだ勤務先の事務所がもうかっているかどうか」によって生まれる違いです。
事務所の移籍で「いきなり売れだす芸能タレント」としくみは同じ
こうした違いは、芸能人の働き方をイメージするとわかりやすいですね。
女子アナが大手芸能事務所に移籍して女優デビューするとか、
移籍前はパッとしなかったのに、所属事務所が変わったことでブレイクするタレントとかたくさんいます。
(松竹芸能から吉本に移籍して売れるなど)
タレントの見た目や演技力なんて、
事務所が変わっただけでは変化しません。
彼らがある日突然ブレイクするのは、
所属先の芸能事務所がもうかっているかどうかの違い
に過ぎないケースがほとんどでしょう。

会計事務所の職員の給料もこれと基本的にしくみは同じです。
もうかっている事務所で働くことができれば、
まだ実務能力ゼロの未経験者でも高い年収で働けます。
逆に、実力もあって人がらも良い人であっても、
もうかっていない事務所に入社してしまうと、
どれだけ努力しようが残業しようがお金を稼ぐことは難しいのです。
【ストップ奴隷労働】無能な所長税理士に人生をささげるな

(無能な所長税理士のもとで働く職員は悲惨です)
私が実際に「会計事務所勤務→別の事務所」の転職をして実感したのは、
会計事務所はどこも同じような仕事をしているけど、
業務の量や稼げる給料は事務所によってぜんぜん違うことです。
同じような仕事をしてるのに、自分より楽してたくさん稼いでいる人がいる…とかつらいですよね。
でもこれって、転職活動を「年収にこだわってしっかりやった人」とそうでない人の差だったりします。
「どうせ独立するから職員時代の年収にはこだわらない」
という税理士志望者は少なくないですが、これはおすすめしません。
そもそも職員として高年収になれない人が、独立したらいきなり稼げるようになるなんてことは考えにくいです。
少なくとも私は10年以上この業界で働いて、
そんな人は見たことがありません。

お金は「後からついてくる」なんてことは現実にはほぼありえない

(お金は「まじめにがんばっていればついてくる」なんてことは実際にはほとんどありません)
お金というものは、何もしてないのに自然についてくるなんてことは現実にはほぼありえません。
お金を稼ぎたいなら、そのための努力を意識的にやっていく必要があるのです。
(これは独立しようが、サラリーマンだろうが同じです)
サラリーマンとして働く場合、「入社後になってから交渉で年収上げてもらう」というのは絶望的に難易度が高いでしょう。
なので、転職活動時(入社前のタイミング)でしっかりと年収にこだわって求人を探すことが大切になります。
本来「残業はない」のが当たり前
いったんブラックな事務所の働き方に染まると、
「残業はあって当たり前」という意識になりがちなんですが、
これって単なる洗脳であることに気づいてください。
本来、残業ってなくて当たり前のものです。
そもそも「慢性的に残業が発生している状態」というのは、マンパワーと業務量のバランスがくずれているのに、それを放置している状態に他なりません。
(これをバランス見ながら是正していくのが経営者の仕事ですが、それをさぼってやっていない)
当然、人を雇ってマンパワーを増やせば経営者(所長税理士)の利益は減るはずです。
しかし、それをしないのは「本来そろえるべき人員を雇っていたら利益が出ないしょぼい経営状態なのに、
無理やり利益を出し、そのツケを従業員にまわしている」ということですからね。
従業員にサービス残業を強制している所長税理士って、
はっきりいって経営者としては無能です。
従業員に残業させずに利益をしっかり出してる税理士なんていくらでもいますからね。
サービス残業というかたちで従業員にケツをふいてもらって、なんとか利益を出している税理士とか悲惨ですよね。
それで顧問先の経営者には「経営指導」とかやってたりするのがこの業界の実情です。
ブラック事務所で滅私奉公しても得することはなんにもないですよ。
ボロぞうきんのように酷使されて捨てられるのがオチです。
しかも「うちは人がすぐ辞めて困ってる」とかぼやいてる税理士に限って、自分の経営者としての無能さに気づいてなかったりします。
すでに1年以上の実務経験がある人なら、
好条件で雇ってくれる事務所なんて山ほどありますよ。
↓※実務経験者向けの会計事務所求人の例

会計事務所経験者なら、
↓企業経理部の管理職候補も狙えますね。

まだ実務未経験の人も、
↓最初から雇用環境の良いホワイト事務所の求人を狙っていきましょう。
職員にサビ残させないと利益出せないしょぼい事務所なんて、さっさと見切りをつけて次行きましょう。
税理士業界って、転職でキャリアアップしていくのが当たり前なんで、
「転職回数が多いこと」が不利になることもほぼありませんしね。
環境劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま働いている人も、これから働く人も、
ブラックで過酷な環境で働きたくないなら、
転職先候補にする事務所をまちがえないことがたいせつです。
(求人探しの段階でブラック事務所を候補にいれないこと)
そのためには、準備段階で情報収集をしっかり行うようにしてください。
具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、
いま世の中に出ている最新の事務所求人をチェックするようにしましょう。
↓以下のような転職サイトで無料アカウントを作っておくと、
好条件な会計事務所の求人情報にアクセスできるようになります。

最速転職HUPRO(ヒュープロ)
会計事務所の求人探すならここ!
ヒュープロは税理士業界(会計事務所)専門の転職サイトです。
未経験・資格なしでも年収400万円〜
試験勉強と両立しやすい残業なし求人など、優良事務所の求人が多数あります。
これから税理士目指してキャリアスタート!な方はここを使いましょう。
マイナビ税理士
科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
↑こちらのように、会計事務所(税理士事務所・税理士法人)の求人だけを
専門であつかう転職サイトを使うのがコツです。

↓例えば、以下のような求人をたくさん見つけることができますよ。
- 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
- 税理士試験と両立できる環境(繁忙期も残業なしなど)の事務所求人
- 一般企業の経理職で会計事務所経験者を積極採用している求人
- 資産税の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
転職サイト内で求める年収条件などを登録しておくと、
条件の良い事務所の求人が出るたびにメールで自動通知してもらうことも可能です。
ホワイトな事務所の求人を見逃すことがなくなりますよ。

あと、転職サイトの情報を日常的にチェックするくせをつけておくと、
「今の職場で限界が来たら転職もある。自分には別の選択肢もある」と気づけるのが大きいです。
これは今の職場で働く上でも精神的な安定につながりますね。
転職サイトは無料で使えて、合わないと感じたらいつでも解除できます。
(変な連絡がくるようなこともありません)
税理士業界専門の転職サイトを使っている人と使ってない人とでは、得られる情報量に大きな差がでます。
このブログを読んでくださるあなたは、
↓ぜひ活用して転職を成功させてください。

\ 未経験・資格なしOK!年収400万円〜/
転職意思が固まってきたらエージェントとの面談も活用しよう

(転職エージェントにアドバイスを受けながら二人三脚で転職活動を進めることも可能です)
上で紹介したような税理士業界専門の転職サイトを使って日常的に情報リサーチを行い、転職意思がある程度かたまってきたら、
担当の転職エージェントとの無料面談も利用してみましょう。
転職エージェントは実際に事務所をまわって
所長税理士や現役職員にヒアリングをしていますので、
↓以下のような事務所のナマの情報を教えてくれます。

- 社風や所長税理士の人格
- 給料やボーナスの具体的な実績値
- 月間・年間の残業時間数
- 税理士試験の科目合格者がどのぐらいるのか
- 試験勉強を応援してくれる事務所か否か
- 職員の男女比率や年齢構成
↑こうした情報を「応募前」に教えてもらえるのが大きいです。
こういうのって、転職サイトの求人ページを見ているだけではまずわからないですからね。
「わざわざ面接まで進んだけど実際に会ってみたらなんか違った…」というロスを避けることが可能になりますよ。
事務所側との交渉は自力でやらない方がいい

(事務所側との年収交渉は「入社時」に行わないといけません)
同じ働くならお給料は少しでも高い方が良いですよね。
少しでも高い給料で入社したいなら、
給与額について入社時に事務所側と年収交渉を行うことは必須です。
こういう交渉って入社後にやるのは至難のわざなので、
必ず入社時に交渉しないといけません。
ただ、緊張する人事面接の場で、
自分のお給料について自分で交渉する…
というのはなかなか難しいですよね。

こういうお金の話って、伝え方が悪いと「あの人は金にがめつい」というイメージを与えかねません。
こいうなると入社後の評価にも響きますから、ぜったいに避けた方が良いですね。
ふだんから交渉ごとが得意でない人は、
転職エージェントに交渉代行を依頼しましょう(無料でやってくれます)
経験豊富な税理士業界専門のエージェントが、あなたの立場に立って強気で交渉してくれますよ。
エージェントにあらかじめ「この金額以上で入社できる事務所を探してください」と最低ラインを伝えておけば、
それに合わせた求人にしぼりこんでもらうことも可能です。
希望通りの給与額に近づける可能性が高くなります。
他にも、転職エージェントは書類選考対策や面接対策、面接アポイントの調整などもやってくれます。活用しましょう。
転職エージェントが無料で使える理由

(転職サイトや転職エージェントは完全無料で使うことができます)
転職サイトや転職エージェントは最初から最後まで無料で使えます。
なぜかというと、転職エージェントにお金を払ってるのは採用を行う事務所側だけだからです。
私たち求職者側(仕事を探している側)は完全無料で使うことができますよ。
転職エージェントはあなたの採用が決まったときに、
事務所側から紹介手数料というかたちで料金をとっています。
なので、私たち求職者側が負担するお金はゼロなんです。

最初から最後までお金が1円でもかかることはないので、
安心して使うことができますよ。
まずはいろんな事務所の求人を見てみよう

(まずはいろんな事務所の求人を見てみることからスタートしましょう)
とはいえ、いきなり転職エージェントに相談するのはややハードルが高い…と感じる方も多いと思います。
なので、まずは転職サイトを使った情報収集からスタートしましょう。
サイト内で無料アカウントを作り、
求人検索で実際の事務所の情報をいろいろ見てみてください。

↓同じ会計事務所でも、こんなに給料やワークライフバランスが違うのか…とびっくりされると思いますよ。
\ 優良事務所の求人多数!/
※ 無料メールアドレスはこちらから取得できます(Gメール・yahooメール)
なぜ、最大手リクナビをおすすめしないのか?

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2021年現在で、なんと1万社以上あるそうです。
(コロナ禍で廃業になったところもあって、数はだいぶ減ったらしいですが)
最大手のリクナビの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれませんね。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、普通の求職者とは異なる事情が多いです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
見られる求人の質がまったく違いますし、
担当してくれるエージェントも会計事務所経験者だったりするので、税理士業界の裏事情にものすごく詳しいです。
面談では税理士としてのキャリアアップ方法についていろいろアドバイスしてくれますよ。
(なお、エージェント面談の利用は任意です。求人リサーチのために転職サイトだけを使うというやり方もOKです)
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる落ち着いた業務量の事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして一般企業の経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
あるあるな質問と回答
以下では、転職サイトや転職エージェントの利用について、
よくある質問と回答をまとめました。
参考にしてみてください。
(↓質問をクリックで回答を開きます)

最速転職HUPRO(ヒュープロ)
会計事務所の求人探すならここ!
ヒュープロは税理士業界(会計事務所)専門の転職サイトです。
未経験・資格なしでも年収400万円〜
試験勉強と両立しやすい残業なし求人など、優良事務所の求人が多数あります。
これから税理士目指してキャリアスタート!な方はここを使いましょう。
マイナビ税理士
科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
今すぐは転職活動を始められない人も、
いまどういう事務所が求人を出しているのか?
の情報収集は今すぐ始めておきましょう。

↑こういう働きやすい環境のホワイトな事務所の求人って、
本当にあっというまに募集が締め切られます。
日常的に情報リサーチして目星をつけておき、
行動するタイミングになった時に迷わないようにしておくことが必須です。
劣悪な環境で働きたくないのはみんな同じです。
他人より良い環境に行きたいなら、頭ひとつ抜けでた行動は必要ですよ。
ハードルを上げ過ぎる必要はありませんが、
上を目指すならなんとなく今の延長で日常を過ごしているだけ…
ではやはりダメです。

情報が意識しなくても自動的に入ってくるように環境を整えておくのがポイントですね。
具体的には転職サイトで無料アカウントを作り、
希望する転職条件をサイト内でしっかりめに入力しておきましょう。
↓これをやっとくだけで、あなたにマッチする事務所求人が出た瞬間にメール等で自動通知してもらえます。

(会計事務所求人専門の転職サイトで無料アカウントを作り、最新の情報が自動的に入ってくるようにしておきましょう)
\ 優良事務所の求人多数あり!/
↑気になった事務所の求人をこまめにチェックしておくと、
税理士業界の年収相場や、求められるスキルについても自然と頭に入ってきます。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓成功するために大事なのって、結局はこれなんですよね。
(日本は資本主義社会なので、就活も仕事も競争はあります)

(個人的に衝撃を受けた本です。こちらからスマホでも今すぐ読めます)
転職活動を成功させるためにもっとも重要なのは情報収集です。
そして、税理士業界での情報収集は「税理士業界専門の転職サイト」を活用することが必須になります。

↓ですが、こういうかんたんな作業ですら以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても理由をつけてやらない人
これは就活も普段の仕事も同じです(あなたのまわりにもいませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
稼げるようになる人といつまでたっても稼げない人とで違いが生じるのはこういうところなんです。
↓今から5年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
