税理士事務所・経理に転職して働くには?

会計職のキャリア戦略

税理士補助の仕事内容は?未経験で転職した20代男性の体験談

税理士補助 仕事内容

(税理士補助の仕事内容は?20代未経験で転職した高橋さんに体験談をお聞きしました)

今回は、20代未経験から税理士事務所に転職した方に、お仕事内容の体験談をお聞きしました。

高橋さんは、従業員5名の個人事務所で税理士補助として働いている方です。

23歳の時に未経験から税理士補助として働き始め、現在も3年目の職員として在職中です。

  • 税理士補助の仕事内容は?
  • 平均給与は?ボーナスはある?
  • 税理士補助の仕事のやりがいは?
  • 税理士補助によくある退職理由は?
  • 未経験で税理士事務所に転職するには?

などなど、気になる内容をお聞きすることができましたので、ぜひ参考にしてみてください。

税理士事務所 志望動機 未経験
税理士事務所は「未経験30代」でも転職できる?

この記事では、30代の未経験から税理士を目指すという方向けに、税理士事務所への転職活動のポイントについて解説します。
試験と勉強の両立を考えている人は、ブラックな税理士事務所に転職してしまわないように注意しなくてはなりません。
実務が忙しすぎて試験勉強ができない…なんて状態は本末転倒ですから、どの税理士事務所に入社するか?は慎重に判断する必要があります。

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税理士補助の仕事内容とは?

体験談をお聞きした方のデータ

  • お名前 :高橋隆
  • 在職年齢:23歳〜26歳(3年間在職中)
  • 雇用契約:正社員
  • 年収  :約400万円(月給20万円+インセンティブ)
  • 会社規模:従業員5名の個人事務所

私は、北海道札幌市にある税理士事務所で、税理士補助として働いています。

「所長+税理士補助5人」という小規模な組織です。税理士事務所としてはよくある運営スタイルですね。

所長は2代目税理士です。

以前は税理士法人として活動していましたが、先代所長が亡くなったことで個人事業主の事務所になりました。

(税理士法人は資格を持つ税理士が2名以上所属していないといけません)

税理士補助1名につき担当する顧問先数は何件ですか?

1人の税理士補助が担当する顧問先の数は、15件~20件ほどです。

担当数は比較的少ない方だと思います。

その分だけ1件の顧問先に付加価値の高いサービスを提供して、業界平均より高めの顧問料をいただけるよう努力しています。

税理士補助の日常的な仕事内容はどんなものですか?

税理士補助の日常業務は、顧問先の巡回と帳簿入力です。

帳簿の入力とは、簡単にいえば会計ソフトの入力作業のことですね。

「記帳代行」と呼ぶ税理士事務所も多いでしょう。

お客さんの会社を訪問して、請求書や領収書といった資料を見せてもらい、その内容を会計ソフトに打ち込んでいきます。

簿記で習った内容そのままに、会計仕訳をパソコンに入れていくという感じです。

財務諸表の作成と税務申告

会計ソフトの入力作業が1年分できたら、その内容を集計して財務諸表を作成します。

1件の顧問先につき、1ヶ月に1回訪問しますので、1年間で12回訪問するという感じですね。

最終的に税金の計算をして、納税をしてもらうのが税理士補助の一連の仕事内容になります。

顧問先の経営者はご自身の会社の業績に強い関心をお持ちなので、訪問するたびに現在の業績や予想の納税額などをお伝えします。

その際には節税につながるアドバイスなどをすることもあります。

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税理士補助が日常的にやりとりするお客さんはどんな人たちですか?

税理士事務所のお客さんは、基本的に小規模な企業の経営者の方々です。

お客さんの年齢は40~60代の人が多いです。

ただし、最近は中国・韓国など海外の社長が北海道に進出しており、若い社長もたくさんいます。

お客さんの男女比は、8:2で男性割合が高いです。

ただし、実際に働く税理士事務所がお客さんとして持っている業種によっても経営者の男女比は変わると思います。

一緒に仕事をするのはどんな人たちですか?

私が所属している税理士事務所の従業員は5人で、20代〜50代と年齢は幅広いですね。

基本的に自分の顧問先は自分1人で対応します。

ただし、大口のお客さんは、所長や事務長、他の社員と一緒に仕事をすることもあります。

事務所外の、他仕業の人と仕事で関わることも多いです。

顧問先から労務関係の相談があった時には社会保険労務士さんを紹介します。

会社を作りたい(法人成り)を考えているお客さんには、司法書士さんや行政書士さんを紹介することもあります。

税理士補助の仕事は、どういうふうに社会の役に立つ仕事ですか?

私たち税理士補助の仕事は、正しい税金の知識を納税者(社長や個人事業主など)に伝えることだと思っています。

ごく簡単に言えば、納めるべき納税額を法定納期限(締切日)までにきちんと納付してもらうことですね。

正しい納税意識を経営者の皆さんに伝えることで、社会貢献にもなっていると思います。

経営者の立場に立ち、合法的な節税方法をアドバイスする仕事

もちろん、税理士事務所もお客さんから顧問料をいただいてビジネスとして運営されていますから、お客さんの立場で仕事をするのは当然です。

経営者にとって、税金の負担は非常に大きなものですから、節税方法のアドバイスをするととても喜んでくれます。

もちろん、違法な方法をお伝えすると脱税を手助けすることになってしまいますからいけません。

あくまでも合法的な節税方法を伝えることに努めています。

税理士補助の仕事と税理士試験の両立は可能ですか?

結論からいうと可能だと思います。

税理士事務所で働く人のほとんどが、税理士試験の受験生として勉強しています。

私の事務所でも、税理士補助の5人はみんな税理士試験の受験生です。

実際に両立が可能か?は働く税理士事務所によって異なる

ただし、仕事と税理士試験の両立が可能か?は、実際に働く税理士事務所の環境による部分も大きいです。

なので、入社前にどのぐらいの件数の顧問先を担当するのかや、実際に働いている人の中に税理士試験の合格者やかもう合格者がいるかといったことを確認しておくのが良いと思います。

税理士試験は、日本の3大国家資格(医師、弁護士、会計士)に匹敵する難関試験です。

残業が多い職場や、土日祝が休みではない職場での両立は相当大変だと思います。

終業後に資格スクールに通うことは可能ですか?

はい、可能だと思います。

私は大原簿記専門学校の社会人過程で週に1~2回ほど授業を受けています。

平日は18時30分からの授業で、18時に終業時間を迎える私は授業に間に合いませんでした。

しかし、WEB授業といってネットで配信してくれるサービスや土日に平日と同じ授業を行ってくれるサービスを提供してくれています。

そのため、終業時間が遅くなっても問題ありませんでした。

税理士試験の勉強は税理士補助の仕事に役立ちますか?

はい。間違いなく役立ちます。

税理士試験の勉強内容のうち、消費税法や財務諸表論、簿記論、所得税法、法人税法などは税理士補助の仕事内容にも直結します。

一方で、国税徴収法や市町村民税、酒税などの勉強は税理士補助の実務で使うことはめったにないですね。

短期合格を狙うならこれらの試験科目を選択するのもありだと思いますが、

「実務で役立つ」という観点で試験科目を選ぶ場合は、これらのマイナー科目はおすすめしません。

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事務所内に科目合格者や税理士有資格者はいますか?

税理士補助5名のうち、3科目を持っている人が1人います(固定資産税と簿記論、財務諸表論の3科目合格者)

それ以外は、今のところは科目合格者はいない状態ですね。

私も勉強を始めてまだ間もないので、頑張りたいところです。

税理士試験以外にも、社会保険労務士の資格を持っている人もいます。

社会保険労務士は(税理士と比べて)比較的簡単に合格できて、税理士補助の仕事にもとても役立つので、受験する人は多いです。

試験との両立を目指すなら「残業の多い事務所」は避けるべき

繁忙期には多少の残業は仕方ないと思いますが、税理士試験を受けるのであれば日常的に働く時間が多すぎる税理士事務所への転職は避けましょう。

ただし、実際に働いてみないとわからない部分も大きいので、インターンなどで働かせてもらうのもひとつの手段です。

インターンの制度がない税理士事務所の場合は、転職エージェントを使って情報収集するのが良いと思います。

転職サイトに登録すると、転職活動をサポートしてくれるエージェントがついてくれます。

エージェントは求人を出している税理士事務所に実際に出向いて打ち合わせ等を行っていますので、所長の人格や事務所内の雰囲気などについてもよく知っています。

エージェントは無料で使うことができますので、これから転職活動を始める方は活用することをおすすめします。

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税理士補助の給料は平均でどのぐらいですか?

私の職場では年収300万円~600万円ほどです。

1人ものすごく仕事のできる人(税理士補助です)がいて、その人は1000万円を超える年もあるようです。

税理士補助のお給料は、顧問数や顧問報酬などによってバラバラです。

意外に思われる方も多いかもしれませんが、税理士資格を持っているかどうかは年収にあまり影響しません。

固定給以外にもインセンティブ(ボーナス)がいろいろある仕事

年収を上げるために重要なのは、たくさんの顧問先を担当できることと、お客さんから高い顧問料単価をいただけるかどうかだけです。

また、顧問料の他にも、生命保険の提案などを積極的にできる人には、保険会社から代理店報酬という形でインセンティブ(ボーナス)が入ります。

こういうインセンティブをがんがん決められる人なら、資格を持たない税理士補助でも年収1000万円も夢ではありません。

税理士事務所は良くも悪くも小さな組織で、報酬もがんばりによって上下します。

もちろんサラリーマンなので固定給は確保できます。

働き方しだいで年収をあげられる魅力的な仕事だと思います。

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税理士補助は他の事務職と比べておすすめ?

税理士補助は、他の事務職と比べれば平均より稼げる仕事であることは間違いありません。

事務職の平均は月20万円(額面)でそこから社会保険料や所得税、住民税といったものが控除されるので、手取りでいうと15万円残ればいいほうです。

私の場合は、20万円(額面)までは固定給で保証され、そこから担当顧問先を増やせば増やすほど給料があがっていきます。

仕事ができる人ほど給料がどんどん上がっていくということですね。私もがんばりたいです。

さらに、担当顧問先を増やす以外にも、相続税申告やスポット的に依頼が入る個人所得税の確定申告、保険の提案などをすればボーナスや給料アップにつながるので、年収を上げる方法の幅も広いです。

税理士補助として平均より給料をたくさん稼げている人は何が違うと思いますか?

稼げている人は、お客さんが離れません。

つまり、信頼関係がしっかりできており、所属する会計事務所を移ったとしてもお客さんが付いてきます。

財務を任せられるというのは、それだけ責任のある仕事で、信頼がないと話も聞いてくれません。

顧問先が増えれば増えるほど給料もあがっていくので、やりがいのある仕事でもあります。

税理士補助の働く時間や残業・休日出勤について教えて下さい

定時は9時〜18時です。

8時45分に出勤して、ごみ捨てと掃除を行います。

私の働く事務所では残業はありません。18時の終業時刻になったらみんなきっちり退社します。

このあたりは税理士事務所としてはかなり珍しいですね。

しかし、自分が担当している顧問先の仕事が残っている場合は、就業時間外でも仕事はします。

残業代は支給されていますか?

緊急時や所長の手伝い時は、残業代が支払われますが、自分の仕事の場合は、基本残業代がでません。

急な仕事ややむを得ない事情で残業する時は支給されるという感じです。

法律的にはグレーなところだと思いますが、暗黙の了解になっています。

「残業しても何の得もないからみんな早く帰る」という雰囲気ですね。

休日出勤はありますか?

わたしの勤務先は、基本土日祝日は休日です。

残業と同様に自分の仕事が終わっていなければ休日出勤もありますが、残業代はでません。

お客さんからの急な呼び出しなどはありません。

ただし、税務調査があった場合には急いで連絡し、調査のまえに打ち合わせや対策をとることもあります。

基本は予定通りの日程調整で業務を行えます。

税理士補助として未経験で転職するにはどうしたらいい?

税理士事務所の求人を探すなら、転職サイト転職エージェントを使うことになると思います。

(ハローワークも求人がありますが、あまり条件のよくないものが多いのが実情です)

転職サイトというのは「求人掲示板」のようなサイトのことですね。

自分で求人を探して、自分のタイミングで応募できるのが転職サイトのメリットだと思います。

マイペースで転職活動したい人や、今の職場を辞めるかどうかで迷っている段階の人は、転職サイトを使うのがいいと思います。

(サイトに職歴などを登録しておくと企業側からスカウトメールが来たりします)

一方で、少しでも早く内定が欲しい人は、転職エージェントに求人を選んでもらうのが良いと思います。

応募書類の添削や面接対策もやってくれるので、年収などの条件が良い事務所に入りたい方はエージェントを使う方が良いですね。

エージェント会社はいろいろありますが、税理士事務所や経理職の求人を専門で扱っているところを使うのが良いと思います。

面談してくれるエージェントさんも税理士事務所の実務経験者であることが多いので、いろいろ相談に乗ってくれますよ。

専門学校主催の就活イベントもおすすめ

もし大原やTACなどの専門学校で学んでいる人は、学校主催の就活イベントに参加してみるのも良いと思います。

新規採用以外にも、転職も歓迎している事務所もブースを設けていることが多いです。

入社前に所長と話せるケースもありますから、積極的に活用してみてください。

実際の転職活動はどのように進めましたか?

基本は、履歴書を送って、書類選考に合格した面接という感じになると思います。

転職サイト経由で応募する場合には、エージェントが面接に同席してくれることもあります。

実務未経験者の場合、選考するときに見られるポイントは会計や税法の知識がどの程度あるか?だと思いますね。

即戦力が期待できる簿記検定や税法科目を取得している人を採用したいのが事務所側の本心だと思います。

そのうえで、個性やコミュニケーション能力を判断します。

最低限取得すべき資格は日商2級レベルの資格です。

まだ合格していなかったとしても、「次の試験では合格する見込み」と伝えておくのが良いと思います。

面接ではどのようなことが質問されましたか?

面接では、税理士補助の仕事内容についてきちんと理解しているか?がくわしく聞かれました。

他の会社の面接と大きく違うということはないですが、基礎的な税法の知識なども聞かれるかもしれません。

筆記試験のある事務所もありますね。

  • 法人税は国税?地方税?
  • 個人が納める税金は所得税か法人税か?
  • 損益計算書の当期純利益の計算式は?

など、ごくごく基礎的な知識が聞かれる程度だと思いますので、本屋さんで売っている経理事務向けの入門書などを1冊読んでおくと良いでしょう。

税理士補助の仕事で「楽しい・やりがいがある」と感じる瞬間は?

この仕事は上から与えられた仕事をこなすだけではなく、自分から動くことも必要になります。それが醍醐味(だいごみ)だと思っています。

ただ単に税金の計算だけをやっていれば良いわけではなくて、「あの社長にはこういう説明をするといいかも」とか、

「この会社は借金が多いから、生命保険の提案をしてあげると良いかも」といったように、税務に詳しい人間としていろいろと提案できることがたくさんあります。

働き始めて1年目は、とにかく毎日が勉強という感覚です。

正直2年目ぐらいまでは、わからないことが多すぎてついていくのに必死になると思います。

私も働き始めて3年ですが、最近になってようやくこの仕事の意味がわかるようになってきました。

ただ、その間に確実に知識量は増え、社長や経理の人に教えられるレベルまで成長します。

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経営者を相手に仕事ができる

私たちがお客さんとして相手にするのは、サラリーマンの人ではなく経営者(=社長)です。

貴重な話が聞けたり、普段関わることのできない人との人脈づくりも可能です。

実際、税理士事務所の職員として顧問先の経営者と信頼関係を築き、そのままその顧問先の会社の経理担当者としてヘッドハンティングされるというケースは多いです。

会社の財務を任せられるというのは非常に責任が重く、信頼がないとできない仕事でもあります。

将来的に独立起業を目指す人もとても勉強になる仕事

さらに、顧問先の会社の会計を担当することを通して、企業の中身をくわしく知れるというのは、今後自分が起業するうえでの大きな経験値にもなります。

利益をだしている会社がどういったものにお金をかけて、どれくらいの価格設定で事業をしているかも全部わかるからです。

担当している会社の一員という気持ちで仕事をするので、他業種のさまざまな知識が得られるのもこの業界で働くメリットです。

税理士補助は、将来的に独立起業したいと思う人にこそ参入してほしい業界でもありますね。

税理士補助の仕事内容で「ここがつらい・しんどい」という点は?

税理士補助の仕事は、お客さんである顧問先経営者との信頼関係を築くことがとても大切な仕事です。

なので、コミュニケーションに負担を感じる方はちょっとつらいかもしれません。

顧問先の接待などもときどきあります。

とはいえ、どちらかというと「接待をしてもらう側」なので、それほど難しいことはありません。

社長のお金で美味しいものが食べられてラッキーと思える人の方が向いています。

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税理士補助は営業職的な要素もある

税理士補助というと、なんとなく「事務職」というイメージを持っている人が多いかもしれません。

もちろん、顧問先の会計を代行して税金を計算するという仕事が基本なので、事務的な作業が仕事の8割を占めます。

その一方で、ルート営業的な仕事をする必要もあります。

もちろん、新規開拓をする義務はありません(やってもいいです。私の事務所の場合、新規の顧問先を獲得すればボーナスがもらえます)

顧問先の社長との会食なども発生することがありますから、そういった仕事が嫌な人とってはしんどいかもしれませんね。

経営者と関係を築くことができる仕事

ただ、企業の社長とつっこんだ話ができる経験は、一般の会社に勤めているとなかなかあるものではありません。

会社の社長クラスの人たちになると失礼な人も少ないですし、むしろ尊敬できる人の方が圧倒的に多いです。

もちろん、人間ですから好き嫌いは必ずありますが、その場合には担当を変えてもらうことも可能です。

自分が苦手だなと思っている時は、相手も同じような印象を持っていることが多いですね。

こういう時には無理せず所長に担当変更を相談するようにしています。

顧問契約している会社が税理士事務所を選べるように、こちらもその会社と顧問契約するかを選ぶ権利があります。

不満ばかりを言ってくる顧問先は顧問契約をお断りするようなケースもあります。

税理士補助の仕事でよくある退職理由は?

辞めてしまう人のほとんどは、キャリアップするための転職を選択する人や、税理士として独立して開業する人です。

中には、ヘッドハンティングされるケースもありますね。

先にもみたように、顧問先の経理担当者として引き抜かれるケースです。これはとても多いです。

いずれにせよ、ポジティブな退社理由で円満退社する人がほとんどです。

税理士補助を辞めた場合、どんな転職の選択肢がありますか?

会計事務所に勤めている人は、一般企業の経理部門で働くことができます。

多くのケースでは幹部候補として入社できるでしょう。

なぜなら、会社の数字にだれよりも詳しく、アドバイスができる存在だからです。

一般的な会社の経理担当者は、税法や簿記の知識は乏しく、会計事務所の職員ほど実務をこなせる人は少ないです。

だからこそ、税理士事務所や会計事務所と顧問契約して依頼するのです。

会社で申告することもできるのに、わざわざお金を払って契約するのですからわれわれの仕事がいかに重要な役割を担っているかはいうまでもありません。

稼げる税理士(例えば年収1000万円)になりたい方へ

(稼げる税理士になるにはどうしたらいいのか?)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私は税理士業界に未経験で入り、いろいろ苦しみながら10年以上仕事をしてきました。

その中でももっとも苦しかったのが、

がんばった分に見合った収入がぜんぜんもらえない」ということです。

税理士事務所の仕事って、簡単ではありません。

  • 毎年のように変わる税法の勉強をし続けないといけないし、
  • 税理士試験の勉強のために眠い目をこすりながら資格スクールの講義にでないといけないし、
  • 数字に1円でもまちがいがあればクレームが来るし、
  • ややこしい経営者の相手をしないといけないこともあるし、
  • 繁忙期はとっても忙しいし…。

なんていうのが実情です。

しんどい分だけ、たくさんお金が稼げるのならまあわかりますよね。

しかし、税理士事務所の職員というのは平均年収が決して高くないのが実際のところなのです。

毎日こんなにがんばっている。

まわりの同年代の人間より何倍も努力しているはずなのに、

なぜか年収だけは、自分が一番低い…。

↑このギャップに心底苦しんだのが、私の20代でした。

そんな私も、2社目、3社目…と税理士事務所を渡り歩くうちに、

この業界でしっかりと年収をあげていくためのコツのようなものがわかってきました。

税理士事務所でしっかりお金を稼げるようになるためには、「ただがむしゃらにがんばっているだけ」ではダメなのです。

以下では、税理士事務所で年収をあげていくためのコツを、

このブログを見てくださるあなたには特別にお教えしましょう。

ほとんどの税理士事務所職員は「がんばっていて頭もいい」のにぜんぜん稼げていない

↓税理士事務所で働く人って、いわゆる「ちゃんとしてる人」がほとんどです。

  • 学生時代から勉強には自信があって、
  • 人並み以上に地頭(じあたま)もよくて、
  • 目標に向かって努力もしっかりできる人

このブログを読んでくださるあなたもきっとそういう人でしょう。

ですが残念なことに、

がんばっているのに、なぜか年収が低い人

が圧倒的に多いのがこの業界の実情でもあるのです。

割合で言えば、稼いでいる人はたったの2割、稼げていない人が残りの8割…という感じだと思います。

私も、30代直前まで年収300万円でした

もともとは私自身も完全に「稼げていないその他大勢」の方の人間で、

30代直前になるまで年収は300万円ちょっとしかありませんでした。

当時は「どうせ数年後には独立するんだから、今だけの辛抱だ…!」と思っていたんですよね。

ですが、あるときふと気づいたのです。

ひょっとして、いつか独立するから!と思いつつ、

今の年収に無頓着(むとんちゃく)だから、

いつまでたっても自分は低年収なのでは…?

ということに。

そう、ほとんどの税理士事務所職員が稼げていない理由がこれなんです。

多くの人が、将来的に独立することを目指して税理士事務所に入社し、

税理士試験の勉強をしながらがむしゃらに頑張っています。

しかし、これだけではだめなのです。

「がむしゃらに頑張る」だけでは年収は絶対に上がらない

なぜ、がむしゃらに頑張るだけではだめなのか?

それはあなたを雇用する事務所側(所長税理士)の気持ちを考えればわかります。

あなたが税理士としての独立を目指して努力すればするほど、

事務所側は、

「ああよく頑張ってるね。

でも、どうせ合格したら独立してうちは辞めてくんだよね?

それならうちも給料は最低限しか出さないよ。

仕事を教えてもノウハウをもっていかれるだけで、うちのメリットは何もないし。

まあ、合格するまでの辛抱だと思って、低年収でもがんばってよ。

うちも期間限定の社員を雇ったつもりで、最低限の給料しかださないから。

もし税理士試験に合格できなかったら?

知らないよそんなことは(笑)」

という気持ちになってしまうのです。

つまり、あなたが税理士を目指して頑張っている姿を見せれば見せるほど、

あなたを雇用する事務所側は、

あの人は合格も近そうだから、もうすぐやめていくだろうな。優遇しても意味なしだな

ということになります。

これでは税理士事務所職員としてのあなたの年収が上がるわけはありません。

解決策=「勤務税理士としてキャリアアップしてくのもアリかも」と思える事務所を選ぶことが大切

それではいったいどうしたらいいのか?ですが、

解決策としては、

「勤務税理士としてもキャリアアップしていける環境がある税理士事務所を選んで働くこと」

が大切です。

高年収の税理士になるには?

たとえ税理士試験に合格したとしても、

このまま勤務税理士として事務所内でキャリアアップしていくのもありかも

と思える環境を整備している税理士事務所を選んで働くこと。

(もちろん、そういった事務所でキャリアと実務経験を積みつつ、

最終的に独立を選んでも問題ありません)

税理士事務所というのは基本的には小さな組織で、みんな個人プレーのようなかたちで仕事をしています。

当然ながら、事務所の組織規模を大きくしていく気持ちがうすい所長税理士がほとんどです。

ですが、中には野心的にどんどん事務所規模を大きくしていくことを目指している事務所もあるのです。

こういう事務所では、

たとえあなたが税理士試験に合格したとしても、

「独立もいいけど、事務所内でキャリアアップしていくという道もアリかも…。」

と思えるような環境を準備しています。

ほんとにそんな事務所あるのかよ?

と思われる方もひょっとしたらいるかもしれませんので、実際の求人をいくつか紹介しましょう。

↓例えば、こちらは実務経験者向けの求人です(未経験者向けの求人もこの後で紹介します)

(実務経験者向けの求人例。こちらはジャスネットキャリアに登録されている求人です)

↑実務経験者というのは「経験3年以上」であることが相場条件になりますが、

こういう求人はちゃんと世の中に存在しています。

税理士としてのキャリアと実務経験を積みながらこの年収を得られるなら、

  • 「独立はとりあえず数年先の目標としておいといて、ここでしばらく働くのもいいかも…」
  • 「この環境で働きながら開業資金を貯めて、よりリスクが小さいかたちで独立しよう」

と思う人は確実にいるでしょう。

事務所側もこういう人に応募してもらって、少しでも長く働いてもらえれば事務所規模を拡大できるので、高待遇を用意しているというわけです。

未経験でも年収400万円〜600万円スタートの事務所はある

また、未経験者向けの求人では、普通は年収300万円程度(場合によってはそれ未満…)がこの業界の相場です。

↓しかし、こちらのように、年収400万円〜600万円でスタートとしている事務所もあります。

税理士事務所 未経験 資格なし

(未経験でも年収400万円〜600万円スタート。こちらはMSジャパンに登録されている求人です)

「税理士事務所は年収が低い。特に未経験者はきびしい」とはよく言われますよね。

しかし、未経験でも高待遇を用意して、優秀な人が長く勤めたくなるような環境を整えている事務所も中にはあるのです。

税理士業界で年収をあげていくなら、最終的には独立して成功するのが理想でしょう。

しかし、税理士試験は残念ながら誰もが合格できる試験ではありません。

また、独立にはリスクが確実にあります。

病気や事故で働けなくなったら収入が途絶えることも理解しておく必要があります。

この業界で働くなら、勤務税理士や資格なしの税理士事務所職員としても高年収になる方法を理解しておくべきなのです。

高待遇の税理士事務所はどうやって見つければいいのか?どうやれば採用までいけるのか?

「高待遇の事務所があることはわかった。

でも、そんな事務所ってごく少数でしょ?

よほど優秀な人でないと採用されないのでは?」

↑ここまで読んでくださった方の中には、このように思われた方も多いでしょう。

ですがご心配なく。

転職活動というのは、必ずしも「優秀な人だけが採用される」というわけではないのです。

(もちろん、優秀であるに越したことはないのですが)

なぜかというと、ほとんどの人が「自己流」で転職活動をしているからです。

転職活動なんて、人生の中でそう何度もあることではないですよね。

人生で一度も転職しない人もいますし、3〜4回程度の転職を経験しているならそれは「多い方」でしょう。

こんなにも経験が乏しいことなのに、なぜか自力でやる人が多いんですよ。

(大学出たての新卒の人と同じようなやり方で転職活動すると100%失敗します)

転職活動できちんと結果を出したい人は、無料で使える転職エージェントを活用しましょう。

↓税理士事務所の求人を専門で扱っているエージェントがあります。例えばこういうところ。

経理 転職しやすい

(エージェントサイトの例:MSジャパンは実務未経験者におすすめです)

↓転職エージェントは、以下のようなことをあなたの代わりに無料でやってくれます。

(なぜ無料なのか?については後で説明します)

エージェントを使うメリット

  • 非公開求人(優良事務所の求人)の紹介
    転職エージェントが「自社の独自案件」として持っている求人への応募が可能になります。上で見たような好条件の求人も転職エージェントの独自案件です。
  • 求人のしぼりこみ
    あなたの職歴や希望条件にベストマッチする求人を、日頃から税理士業界の最新求人をリサーチしているエージェントがしぼりこんでくれます(これを自分でやるのはかなり大変です)
  • 年収交渉
    エージェントはあなたの年収が高くなるように企業側と交渉してくれます。自分のお給料について交渉するというのはなかなか難しく感じる人が多いでしょう。エージェントに間に入ってもらうことで希望する条件を伝えやすくなります。
  • 面接日程の調整
    採用面接のアポイントや、入社日程の調整など、めんどうな手続きを代わりにやってくれます。こうした手続きは意外に時間と労力をとられます。
  • 応募書類の添削
    転職成功のためにはまずは書類審査に通過し、面接に進めなくてはなりません。志望動機や自己アピールなどは自分一人で作ると独りよがりになりがちなのでエージェントにチェックしてもらうのが安全です。
  • 面接対策
    書類審査に通ったら、いよいよ面接です。エージェントは採用担当者に事前に採用のニーズ(こういう人材が欲しいというニーズ)をヒアリングをしていますので、「こういう質問がきたらこう答えると良いです」といった感じでアドバイスしてくれます。答えを教えてもらってからテストを受けるように、非常に有利な状態で面接に臨めます。

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転職エージェントのサイトを見てみる

世の中にはいろんなビジネスがあって、それぞれプロがいます。

税理士事務所職員が税務や会計のプロであるように、

転職ビジネスでは転職エージェントがプロとして活動しているというわけです。

転職エージェントを使えば、上で紹介した「高待遇の事務所」にも普通に採用される可能性があります。

エージェントが書類審査の対策や、面接対策を徹底的にやってくれるからです。

税理士事務所の職員としてとても優秀な人であっても、必ずしも転職採用の場での自己アピールが得意というわけではありません。

(これが「優秀で頭の良い人でも、年収が低いケースが多い」理由です)

そういった面でのアピール不足は、転職エージェントにカバーしてもらえば良いのです。

プロに相談しながらきちんと戦略を持って転職活動を進めていくなら、

転職活動で勝つことはそれほど難しいことではありませんよ。

(それこそ、税理士試験の勉強に比べれば圧倒的に簡単なことです)

転職エージェントを使うデメリットは?よくある質問と回答

「なんだかいいことづくめでむしろ怪しい…」という人もいらっしゃるかと思うので、転職エージェントについてよくある質問と回答をまとめました。

参考にしてみてください。

(↓クリックでこのページから移動せずに回答を見られます)

転職エージェントは本当に無料?なぜ無料?

私たち求職者側(転職したい人)は、転職エージェントを無料で使えます。

転職エージェントにお金を払っているのは、採用活動を行っている企業側だからです。

内定が出たら、「求職者の年収の30%程度を企業側は紹介手数料として支払う」という仕組みになっています。

もちろん、あなたの年収から引かれるわけではありません。

実際、私はこれまで10社以上の転職エージェントを使ってきましたが、料金を1円でも請求されたことは一回もありません。

転職エージェントからしつこい勧誘がきたりしない?

これは最近はとても少なくなりました。

一時期、ゴリ押しのエージェントも活動していたようですが、この10年間でそういうところは淘汰(とうた)されてきた印象ですね。

サイトへの無料登録後に自動配信メールがくるぐらいです。

自分から面談希望を出さない限りは、直接電話連絡が来るようなことはないですよ。

まだ転職するか決めてなくても転職エージェントは使える?

サイトに登録だけしておくのは特に問題ないです。

ただし、エージェントと面談するのは転職意思が固まってからにしましょう。

まったく転職意思がない状態で面談希望を出したりすると、エージェントに「ひやかし」と思われて面談をしてくれない場合もあります。

サイトの求人を見てみたいだけの場合は、サイトへの登録だけをしておいて、面談希望は後日出すようにしましょう。

転職エージェントサイトに登録すると、非公開求人(エージェントの独自求人)も見られるようになりますので、情報収集に活用できますよ。

転職エージェントに登録すると、今の会社に知られることはない?

これはないです。

あったらいわゆる「顧客情報の流出」ということで新聞ニュースになってしまうやつですね。

エージェントがあなたの意思に反して勝手に動くことはありません。

エージェントが動き出すのはあなたが求人に応募手続きを完了した後か、面談希望を出した後のことです。

面談でもまわりから見えない個別ブースに案内されてプライバシーに配慮してくれますよ。

転職エージェントとの面談って何をするの?

希望する転職の条件や時期などのヒアリングがあります。

その上で、「それにあった求人ならこれです」という感じで具体的な候補を出してくれます。

面談したからといって転職しないといけないわけではないので、

良さそうなのがなければ「持ち帰って検討します」と伝えればOKですよ。

(面談はだいたい30分ぐらいで終わります。)

エージェント側もその辺は心得ているので、しつこく勧誘してくるようなことはないです。

どの求人に応募するか?のしぼり込みって自分でやるとなかなかめんどくさい(どれも同じ求人に見える)ので、面談で具体的な選択肢を提示してもらうといいです。

なお、まだ転職するかどうか迷っている段階なら、正直に「迷ってます」と伝えてもいいと思います。

この場合も、「もし転職するならこういう求人がある」ということを教えてもらえます。

「今の仕事がだめになっても、別の選択肢がある」ということがわかるだけでもかなり精神的に楽になりますからね。

面談はまだしたくない。サイトの求人をみるだけでもいい?

これは特に問題ないです。

情報収集にエージェントサイトを使いつつ、

「いざ転職に向けて具体的に動き出す」というタイミングがきてから、面談希望を出すようにしましょう。

なお、サイトから求人の応募手続きをすると自動的に面談の流れになると思います(求人を見てるだけなら面談にはならないです)

めんどうな面接日程の調整や年収交渉はエージェントにまかせてOK

いま現在も在職中の方は「転職活動に時間が取れない」という人が多いでしょう。

そんな方は、めんどうなことはプロに任せてしまうのが良いです。

特に、年収交渉なんて、自力でできるのはよほどコミュニケーション能力の高い人だけでしょう。

自分の給料について交渉するなんて、私は考えただけでもしんどかったのでエージェントにすべて任せていました。

採用担当者との面接アポ取りなどのめんどくさいことも、エージェントは全部やってくれますよ。

1円も産み出さない転職活動なんて、さっさと終わらせよう

転職活動そのものは1円も産み出しません。

なのでさっさと終わらせるのがベストですね。

エージェントを本気でフル活用すれば、転職活動は3ヶ月もあれば終わらせることができます。

自力でやる場合は半年ぐらいは普通にかかるので、最短で終わらせたい人はエージェントを使ってさくっと終わらせましょう。

忙しい方は、エージェントサイトへの登録作業だけでも今やっておくのがおすすめです。

(1分あればできますよ。もちろん無料ですしめんどくさい連絡もこないです)

サイトに登録だけでもやっておけば、非公開求人を含む最新の求人を見られるようになるからです(年収もみれます)

おー、こういう求人があるんだ」とながめてるだけでも、業界についてかなりくわしくなれますよ。

(※転職活動用に情報をまとめられるように、専用のメールアドレス(無料)を1つ作っておくのが良いかもしれません)

おすすめの転職エージェントはこちら。

MSジャパン(実務未経験者ならここ)

(MSジャパンは実務未経験者におすすめの転職サイトです)

未経験者OKの優良求人が多数!

MSジャパンは、税理士事務所や企業経理の求人をメインで扱うエージェント会社です。
特徴は「実務未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることです(年収400万円〜など)
これから未経験で税理士業界を目指す!という方はMSジャパンをメインで使いましょう。

ジャスネットキャリア(経験3年以上ならここ)

税理士事務所 給料 安い

(ジャスネットキャリアは税理士事務所の実務経験が3年以上ある人におすすめの転職サイトです)

経験3年以上の方におすすめ!高年収の求人多数あり

ジャスネットキャリアは、税理士事務所経験者向けの求人が充実しています。
初年度年収600万円〜など、高年収の求人がたくさん掲載されていますので、実務経験が3年以上ある人はメインで使えます。
なお、実務未経験者は応募できない求人が多いのでMSジャパンを使いましょう。

マイナビ税理士(試験との両立重視ならここ)

マイナビ税理士 評判

(マイナビ税理士は税理士有資格者・科目合格者におすすめの転職サイト)

勉強しながら働ける求人が多数登録!

マイナビ税理士は、大手マイナビが運営する転職サイトです。
試験直前の長期休暇や、繁忙期でも残業少なめなど、税理士試験受験生が働きやすい求人が多数登録されています。
科目合格がすでに1科目以上ある方は有利な条件の求人もあります。勉強との両立重視で事務所を選びたい人におすすめです。

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