税理士事務所・経理に転職して働くには?

会計職のキャリア戦略

税理士試験「働きながら2科目」はあり?成功の3つのポイント

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  • 働きながら税理士試験合格を目指す場合「2科目同時に受験」は適切?
  • 1年1科目ペースで勉強計画を立てるべき?
  • 最短で2科目合格するにはどうしたらいい?

働きながら税理士試験合格を目指す人の多くが、「1年で1科目、5年で5科目合格」という計画を立てます。

しかし、個人的には税理士試験は「2科目同時進行」が短期合格のポイントになると思っています。

というのも、税理士試験は科目どうしの関連性が非常に高いからです。

典型的なのが簿記論と財務諸表論ですね。

この2科目は内容的に重複している部分が多くある上に、

一方を理解するともう一方の理解が深まる」という関係になっています。

(財務諸表論で学んだ理論を、簿記論の計算問題でより具体的に計算してみるなど)

以下では、働きながら税理士試験合格を目指す方向けに、最短で2科目合格を達成するためのポイントを解説いたします。

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働きながら最短で税理士試験合格!知っておくべき2つのポイント

税理士試験 働きながら2科目

(働きながら税理士試験合格を目指す時のポイント)

↓働きながら最短で税理士試験に合格するには、以下の2つのポイントが重要になります。

働きながら短期合格のポイント

  1. 勉強環境は「自分の責任で」作る
  2. 自分の適性に合った科目を選択する

それぞれの項目について、順番に解説していきます。

1.勉強環境は「自分の責任で」作る

税理士試験 働きながら2科目

(勉強環境は「多少無理しても自力で作る」という意識が必要です)

働きながら税理士試験合格を目指す人は、勉強できる環境を「自分の責任で」作ることが大切です。

あえて「自分の責任で」と書いたのには理由があります。

  • 「忙しいから…」
  • 「今は仕事を覚える時期だから…」
  • 「繁忙期が終わったら勉強する…」

などなど、働きながらの場合、勉強をしない言い訳というのはいくらでも出てくるからです。

当たり前ですが、税理士試験は言い訳ばかりしていてはまず合格できないからです。

その一方で、働きながらでも短期間で5科目合格を果たす人は確実にいます。

私はこれまで税理士事務所で10年以上働いてきて、合格できる人もできない人もたくさん見てきました。

私自身も「結局合格できなかった人(科目合格止まり)」ですが、それだけに「合格できる人と、できない人とで何が違うのか?」についてはかなり突っ込んで考えてきました。

働きながら合格できる人とできない人との違い

おおまかにいうと、働きながら合格できる人とできない人とでは「勉強時間を作ること」への意識の差があると思うんです。

↓具体的には、以下のような行動を主体的に取れる人が短期合格する人だと言えます。

働きながら短期合格する人の特徴

  • 多少の雑音があっても勉強を優先できる
  • 働く環境を主体的に選んでいる

多少の雑音があっても勉強を優先する

第一に、多少の雑音があっても、勉強を優先できる必要があります。

ここでいう「多少の雑音」というのは、物理的な雑音のことだけではなくて、

周囲の人たちの意見」という意味もあります。

例えば、勤務先から「給料をもらっているのだから仕事を最優先にしろ」といわれたときや、

家族から「休みの日ぐらい家族サービスしてほしい」といわれたときに、

断固として長期的な目標(税理士試験合格)を優先できるかという問題ですね。

さらにいえば、「働きながらなんてやっぱり無理」ということを言ってくる人もきっとたくさんいます。

そういう人たちの意見をしりぞけることができるかどうかということです。

特に、30代以降になると自分のためだけに使える時間というのは少なくなってくるのが現実です。

働きながら税理士試験合格を目指すなら、多少は自己中心的と思われても我が道をいける人でないときびしいのが実際のところだと思います。

働く場所を主体的に選ぶ

第二には、働く場所を主体的に選ぶことも大切です。

働きながら税理士試験合格を目指す人の多くは、税理士事務所で働きながら勉強することを考えているでしょう。

税理士事務所側も、従業員が税理士試験合格を目指して勉強していることは百も承知ですから、優秀な人材を集めるために勉強を応援する環境を用意していることが多いです。

(試験直前期の長期休暇取得や、資格スクールに通いやすいように繁忙期を除いて残業禁止にするなど)

その一方で、実質的に勉強との両立が不可能な税理士事務所も少なくありません。

こういった事務所では、「従業員の試験勉強を応援してもなんの得もない。合格したら独立して行ってしまう」と考えています。

働きながら税理士試験合格を目指すなら、「どの事務所で働くか」は極めて重要な問題といえるでしょう。

何よりも勉強と両立できることを判断基準に働き先を選ぶ」という人と、

「どうせ合格したら独立するから、雇ってくれるならどこでもいい」という基準で働く事務所を選ぶ人ととでは、勉強環境に大きな差が出ることは当然です。

勉強しやすい税理士事務所を見つけるには?

とはいえ、「実際に働く前に、試験勉強と両立できる雇用環境かどうかなんてわからない」という人もいらっしゃるでしょう。

雇用契約を結ぶ前に、事務所に足を運ぶ機会なんて面接の時ぐらいしかありませんからね。

解決策としては、税理士事務所専門の転職エージェントから情報をもらうのが良いです(転職エージェントは無料で使えます)

転職エージェントは、実際に事務所に足を運んで所長税理士から雇用環境についてヒアリングしていますから、

実際に働き始める前に、応募先の税理士事務所が勉強と両立できる雇用環境かどうか?をみきわめることができますよ。

税理士事務所専門の転職エージェントとしては、以下のようなところがあります。

MSジャパン

未経験者もOKの優良求人が多数!

MSジャパンは、税理士事務所や企業経理の求人をメインで扱うエージェント会社です。
特徴は「実務未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることです(年収400万円〜など)
これから未経験で会計職キャリアをスタートしたいはMSジャパンをメインで使いましょう。

ジャスネットキャリア

経験3年以上の方におすすめ!高年収の求人多数あり

ジャスネットキャリアは、会計職の「実務経験者向け求人」が充実しています。
初年度年収600万円〜など、高年収の求人がたくさん掲載されていますので、実務経験が3年以上ある人はメインで使えます。
なお、実務未経験者は応募できない求人が多いのでMSジャパンを使いましょう。

マイナビ税理士

マイナビ税理士

勉強しながら働ける求人が多数登録!

マイナビ税理士は、大手マイナビが運営する転職サイトです。
試験直前の長期休暇や、繁忙期でも残業少なめなど、税理士試験受験生が働きやすい求人が多数登録されています。
科目合格がすでに1科目以上ある方は有利な条件の求人もあります。勉強との両立重視で事務所を選びたい人におすすめです。

時間をかけて転職活動し、採用された後になってから「やっぱり勉強と両立できる環境ではないと気づいた…」となると大きな時間のロスになってしまいます。

これを避ける意味でも、応募する税理士事務所を選ぶときには、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。

勉強できる環境づくり

働きながら税理士試験を短期間で科目合格するためには、

自分に合った勉強場所を見つける必要があります。

ここで重要なのが、集中できる場所の確保です。

働きながら勉強する人は、学生より勉強時間が少ない分、短時間集中できる場所探しで合否が左右されるといっても過言ではないからです。

なお、勉強場所はひとつにしぼる必要はまったくありません。

集中できる場所はその日の気分や状況によっても変わりますよね。

なので、勉強場所の候補はたくさん持っていた方が便利です。

通勤や仕事中にちょっと寄れるカフェや、時間貸しの自習室など、集中できる場所を見つけておくのが良いでしょう。

「完全に静かでないと集中できない」はNG

ただ、注意してほしいポイントがひとつあります。

それは、勉強する場所は、静かな場所に限定しないことです。

いつも静かな場所で勉強していると、試験時に周囲の電卓音や筆音が気になり、問題に集中できないケースが生じます。

もちろん、雑音がありすぎるのも良くないですが、落ち着いた雰囲気のカフェや人が多い図書館ぐらいの雑音にはなれておかないと試験本番でつまづく可能性が高いです。

小規模な個人事務所は勉強しやすい環境であることが多い

税理士事務所で働きながら税理士試験合格を目指す案ら、まずは小規模の個人事務所で働くことをおすすめします。

なぜなら、日々の業務でいまあなたが学んでいる勉強が生きるからです。

税理士法人や規模が大きい個人事務所で働くと部門ごとに分かれることがおおく、知識が偏ってしまいます。

つまり、働きながら科目合格を目指するためには、日々の業務でいかにアウトプットできるかも重要なのです。

そこで働きながら学べる税理士事務所にはどういう特徴があるかをご紹介します。

税理士が一人の事務所を選ぶ

そもそも税理士登録するためには、2年以上の実務経験が必要とされます。

なので、個人開業税理士事務所で働くか、または大手税理士法人で働くかの選択をしなければなりません。

どちらも経験できれば、それに越したことはありませんが、選択しなければいけない場合は、税理士一人の個人事務所がオススメです。

理由は、実務を通してさまざまな経験ができるからです。

経験ができる=知識が身に付く。

つまり、仕事を通して勉強ができるのです。

最初は、実務を覚えるまで非常に苦労すると思いますが、さまざまな案件に触れられるため、幅広い知識が身に付きます。

また、この個人税理士事務所選びで注意するポイントは、上述でもふれた忙しい事務所を選択しないこと。

下記の5つのうち3つ以上にあてはまる事務所はかなり危険です。

  • 求人が頻繁にでている税理士事務所
  • 給料に残業手当が盛り込まれている求人
  • 働いている従業員の雰囲気が悪い
  • 所長の性格がくせ者
  • 税理士試験日に休みがない

将来、税理士を目指している人はブラック事務所に入社しないように気をつけましょう。

土日祝が休みの事務所を選ぶ

土日祝日が基本休みかどうかは、税理士を目指すうえでもっとも重要な部分といっても過言ではありません。

年末調整や個人・法人の確定申告時期などの繁忙期に休みが少ないというのは、この業界で働くうえで避けては通れません。

しかし、繁忙期以外も残業・休日出勤が当たり前の事務所で働いていては、受かるものも受かりません。

冒頭でも述べたように税理士試験は、国家3大資格に匹敵するほどの難関試験です。

毎日勉強するのはもちろん、休日・祝日は返上して勉強しないと合格するのは難しいでしょう。

これから働きながら2科目合格を目指す人、税理士を目指す人は土日祝日が休みの事務所を選択しましょう。

2.自分の適性に合った科目を選択する

税理士試験 働きながら2科目

(働きながら勉強する場合、科目選択の組み合わせは極めて重要です)

働きながら税理士試験合格を目指すなら、「どの科目を選択するか?」は決定的に重要です。

↓各科目でどれくらいの勉強時間が必要なのかについて、大手資格スクールの情報をまとめると以下のとおりです(スクールによって多少の誤差はありますが、平均するとこうなります)

税理士科目の目安勉強時間

  • 簿記論  :400~450時間
  • 財務諸表論:450~500時間
  • 所得税法 :600~650時間
  • 法人税法 :600~650時間
  • 相続税法 :400~450時間
  • 国税徴収法:150~200時間
  • 固定資産税:200~250時間
  • 消費税法 :300~350時間
  • 酒税法  :150~200時間
  • 住民税  :200~250時間
  • 事業税  :200~250時間

なお、上記は税理士試験初年度の勉強時間の平均値です。

税法科目の中では、選択必須科目である所得税法と法人税法の勉強時間が一番多いですね。

つまり、600時間以上を1年で確保できる税理士事務所でなければ働きながら税理士になることは難しくなります。

↓それぞれの科目の合格率についても見ておきましょう。

税理士科目の合格率平均値

  • 簿記論  :11~13%
  • 財務諸表論:15~18%
  • 所得税法 :12~14%
  • 法人税法 :10~12%
  • 相続税法 :10~13%
  • 国税徴収法:11~13.5%
  • 固定資産税:10~12.5%
  • 消費税法 :11~13%
  • 酒税法  :10~12%
  • 住民税  :14~16%
  • 事業税  :11~14%

勉強時間が少なくても済む科目(固定資産税・国税徴収法・酒税・住民税・事業税など)であっても、合格率でみるとほぼ違いがないことに注意してください。

ボリュームが少ないからと言ってこれらの科目を安易に選ぶのは禁物です(実務でもほぼ使わない知識なので、「実務と関連づけて学べる」という税理士事務所職員ならではの強みもいかせません)

なお、各年度によって「受かり年」というのも存在します。

例えば、令和元年度の住民税19%、H29年度の財務諸表論29.6%というように、例年の合格率より高い数値になることもあるのです。

もっとも、受かり年の科目は誰にも予測できないので、コツコツ勉強するほかありません。

同時合格する最強の組み合わせ

税理士試験は、各科目によって出題内容があらかじめ決まっています。

ここでいう出題内容というのは、計算と理論の比率のことです。

下記の表で各税科目の出題範囲を確認しておきましょう。

税理士科目の出題内容

  • 簿記論  :計算100%
  • 財務諸表論:計算50%/理論50%
  • 所得税法 :計算50%/理論50%
  • 法人税法 :計算50%/理論50%
  • 相続税法 :計算50%/理論50%
  • 国税徴収法:理論100%
  • 固定資産税:計算50%/理論50%
  • 消費税法 :計算50%/理論50%
  • 酒税法  :計算40%/理論60%
  • 住民税  :計算50%/理論50%
  • 事業税  :計算30%/理論70%

ほとんどの税科目が計算50%/理論50%であるものの、簿記論、国税徴収法、酒税法、事業税の比率は異なります。

理論が得意という人は国税徴収法や事業税、住民税が比較的受かりやすく、計算が得意という方は、簿記論に集中しましょう。

2科目受験する人のなかには、計算100%の簿記論と理論100%の国税徴収法を同時にチャレンジする人も多いです。

これから1年に2科目を受けるという人は、理論と計算の出題内容に目を向け、得意分野で勝負してみてください。

稼げる税理士(例えば年収1000万円)になりたい方へ

(稼げる税理士になるにはどうしたらいいのか?)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私は税理士業界に未経験で入り、いろいろ苦しみながら10年以上仕事をしてきました。

その中でももっとも苦しかったのが、

がんばった分に見合った収入がぜんぜんもらえない」ということです。

税理士事務所の仕事って、簡単ではありません。

  • 毎年のように変わる税法の勉強をし続けないといけないし、
  • 税理士試験の勉強のために眠い目をこすりながら資格スクールの講義にでないといけないし、
  • 数字に1円でもまちがいがあればクレームが来るし、
  • ややこしい経営者の相手をしないといけないこともあるし、
  • 繁忙期はとっても忙しいし…。

なんていうのが実情です。

しんどい分だけ、たくさんお金が稼げるのならまあわかりますよね。

しかし、税理士事務所の職員というのは平均年収が決して高くないのが実際のところなのです。

毎日こんなにがんばっている。まわりの同年代の人間より何倍も努力しているはずなのに、

なぜか年収だけは、自分が一番低い…。

↑このギャップに心底苦しんだのが、私の20代でした。

そんな私も、2社目、3社目…と税理士事務所を渡り歩くうちに、

この業界でしっかりと年収をあげていくためのコツのようなものがわかってきました。

税理士事務所でしっかりお金を稼げるようになるためには、「ただがむしゃらにがんばっているだけ」ではダメなのです。

以下では、税理士事務所で年収をあげていくためのコツをこのブログを見てくださるあなたには特別にお教えしましょう。

ほとんどの税理士事務所職員は「がんばっていて頭もいい」のにぜんぜん稼げていない

私は今まで、たくさんの人と一緒に税理士事務所で仕事をしました(多分100人以上)

税理士事務所で働く人たちは、税理士を目指すというだけあって、

  • 学生時代から勉強には自信があって、
  • 人並み以上に地頭(じあたま)もよくて、
  • 目標に向かって努力もしっかりできる

という、いわゆる「ちゃんとした人」がほとんどです。このブログを読んでくださるあなたもきっとそういう人でしょう。

ですが残念なことに、

がんばっているのに、なぜか年収が低い人

が圧倒的に多いのがこの業界の実情でもあるのです。

割合で言えば、稼いでいる人はたったの2割、稼げていない人が残りの8割…という感じだと思います。

私も、30代直前まで年収300万円でした

もともとは私自身も完全に「稼げていない残りの8割」の方の人間で、

30代直前になるまで年収は300万円ちょっとしかありませんでした。

当時は「どうせ数年後には独立するんだから、今だけの辛抱だ…!」と思っていたんですよね。

ですが、あるときふと気づいたのです。

「ひょっとして、いつか独立するから!と思いつつ、

今の年収に無頓着(むとんちゃく)だから、

いつまでたっても自分は低年収なのでは…?」

ということに。

そう、ほとんどの税理士事務所職員が稼げていない理由がこれなんです。

多くの人が、将来的に独立することを目指して税理士事務所に入社し、

税理士試験の勉強をしながらがむしゃらに頑張っています。

しかし、これだけではだめなのです。

「がむしゃらに頑張る」だけでは年収は絶対に上がらない

なぜ、がむしゃらに頑張るだけではだめなのか?

それはあなたを雇用する事務所側(所長税理士)の気持ちを考えればわかります。

あなたが税理士としての独立を目指して努力すればするほど、

事務所側は、

「ああよく頑張ってるね。

でも、どうせ合格したら独立してうちは辞めてくんだよね?

それならうちも給料は最低限しか出さないよ。

仕事を教えてもノウハウをもっていかれるだけで、うちのメリットは何もないし。

まあ、合格するまでの辛抱だと思って、低年収でもがんばってよ。

うちも期間限定の社員を雇ったつもりで、最低限の給料しかださないから。

もし税理士試験に合格できなかったら?

知らないよそんなことは(笑)」

という気持ちになってしまうのです。

つまり、あなたが税理士を目指して頑張っている姿を見せれば見せるほど、

あなたを雇用する事務所側は、

あの人は合格も近そうだから、もうすぐやめていくだろうな。優遇しても意味なしだな

ということになります。

これでは税理士事務所職員としてのあなたの年収が上がるわけはありません。

解決策=「勤務税理士としてキャリアアップしてくのもアリかも」と思える事務所を選ぶことが大切

それではいったいどうしたらいいのか?ですが、

解決策としては、

「勤務税理士としてもキャリアアップしていける環境がある税理士事務所を選んで働くこと」

が大切です。

高年収の税理士になるには?

たとえ税理士試験に合格したとしても、

このまま勤務税理士として事務所内でキャリアアップしていくのもありかも

と思える環境を整備している税理士事務所を選んで働くこと。

(もちろん、そういった事務所でキャリアと実務経験を積みつつ、

最終的に独立を選んでも問題ありません)

税理士事務所というのは基本的には小さな組織で、みんな個人プレーのようなかたちで仕事をしています。

当然ながら、事務所の組織規模を大きくしていく気持ちがうすい所長税理士がほとんどです。

ですが、中には野心的にどんどん事務所規模を大きくしていくことを目指している事務所もあるのです。

こういう事務所では、

たとえあなたが税理士試験に合格したとしても、

「独立もいいけど、事務所内でキャリアアップしていくという道もアリかも…。」

と思えるような環境を準備しています。

ほんとにそんな事務所あるのかよ?

と思われる方もひょっとしたらいるかもしれませんので、実際の求人をいくつか紹介しましょう。

↓例えば、こちらは実務経験者向けの求人です。

(実務経験者向けの求人例。こちらはジャスネットキャリアに登録されている求人です)

↑実務経験者というのは「経験3年以上」であることが相場条件になりますが、

こういう求人はちゃんと世の中に存在しています。

税理士としてのキャリアと実務経験を積みながらこの年収を得られるなら、

  • 「独立はとりあえず数年先の目標としておいといて、ここならいいかも…」
  • 「この環境で働きながら開業資金を貯めて、よりリスクが小さいかたちで独立しよう」

と思う人は確実にいるでしょう。

事務所側もこういう人に応募してもらって、少しでも長く働いてもらえれば事務所を拡大できるので、高待遇を用意しているというわけです。

未経験でも年収400万円〜600万円スタートの事務所はある

また、未経験者向けの求人では、普通は年収300万円程度(場合によってはそれ未満…)がこの業界の相場です。

↓しかし、こちらのように、年収400万円〜600万円でスタートとしている事務所もあります。

税理士事務所 未経験 資格なし

(未経験でも年収400万円〜600万円スタート。こちらはMSジャパンに登録されている求人です)

「税理士事務所は年収が低い。特に未経験者はきびしい」とはよく言われますよね。

しかし、未経験でも高待遇を用意して、優秀な人が長く勤めたくなるような環境を整えている事務所も中にはあるのです。

税理士業界で年収をあげていくなら、最終的には独立して成功するのが理想でしょう。

しかし、税理士試験は残念ながら誰もが合格できる試験ではありません。

また、独立にはリスクが確実にあります。

病気や事故で働けなくなったら収入が途絶えることも理解しておく必要があります。

この業界で働くなら、勤務税理士や資格なしの税理士事務所職員としても高年収になる方法を理解しておくべきなのです。

高待遇の税理士事務所はどうやって見つければいいのか?どうやれば採用までいけるのか?

「高待遇の事務所があることはわかった。

でも、そんな事務所ってごく少数でしょ?

よほど優秀な人でないと採用されないのでは?

↑ここまで読んでくださった方の中には、このように思われた方も多いでしょう。

ですがご心配なく。

転職活動というのは、必ずしも「優秀な人だけが採用される」というわけではないのです。

(もちろん、優秀であるに越したことはないのですが)

なぜかというと、ほとんどの人が「自己流」で転職活動をしているからです。

転職活動なんて、人生の中でそう何度もあることではないですよね。

人生で一度も転職しない人もいますし、3〜4回程度の転職を経験しているならそれは「多い方」でしょう。

こんなにも経験が乏しいことなのに、

なぜか「転職活動を専門のプロと相談しながらやる」という人はほんの少ししかいません。

転職のプロというのはいわゆる転職エージェントのことですね。

(後で説明しますが、転職エージェントは無料で使えます。私も1円も払ったことはありません)

世の中にはいろんなビジネスがあって、それぞれプロがいます。

税理士事務所職員が税務や会計のプロであるように、

転職ビジネスでは転職エージェントがプロとして活動しているというわけです。

病気になったときには当たり前のように病院に行って「治療のプロ」であるお医者さんに相談しますよね?

それと同じように、転職活動という「人生でそう何度もない重要な決断」をするときには、転職のプロである転職エージェントに相談すべきなのです。

↓転職エージェントは、以下のようなことをあなたの代わりにやってくれます。

エージェントを使うメリット

  • 非公開求人(優良事務所の求人)の紹介
    転職エージェントが「自社の独自案件」として持っている求人への応募が可能になります。上で見たような好条件の求人も転職エージェントの独自案件です。
  • 求人のしぼりこみ
    あなたの職歴や希望条件にベストマッチする求人を、日頃から税理士業界の最新求人をリサーチしているエージェントがしぼりこんでくれます(これを自分でやるのはかなり大変です)
  • 年収交渉
    エージェントはあなたの年収が高くなるように企業側と交渉してくれます。自分のお給料について交渉するというのはなかなか難しく感じる人が多いでしょう。エージェントに間に入ってもらうことで希望する条件を伝えやすくなります。
  • 面接日程の調整
    採用面接のアポイントや、入社日程の調整など、めんどうな手続きを代わりにやってくれます。こうした手続きは意外に時間と労力をとられます。
  • 応募書類の添削
    転職成功のためにはまずは書類審査に通過し、面接に進めなくてはなりません。志望動機や自己アピールなどは自分一人で作ると独りよがりになりがちなのでエージェントにチェックしてもらうのが安全です。
  • 面接対策
    書類審査に通ったら、いよいよ面接です。エージェントは採用担当者に事前に採用のニーズ(こういう人材が欲しいというニーズ)をヒアリングをしていますので、「こういう質問がきたらこう答えると良いです」といった感じでアドバイスしてくれます。答えを教えてもらってからテストを受けるように、非常に有利な状態で面接に臨めます。

転職エージェントを使えば、上で紹介した「高待遇の事務所」にも普通に採用される可能性があります。

エージェントが書類審査の対策や、面接対策を徹底的にやってくれるからです。

転職活動を成功させるためには、かなり特殊なスキルが必要です。

税理士事務所の職員としてとても優秀な人であっても、必ずしも転職採用の場での自己アピールが得意というわけではありません。

(これが「優秀で頭の良い人でも、年収が低いケースが多い」理由です)

そういった面でのアピール不足は、転職エージェントにカバーしてもらえば良いのです。

めんどくさい応募手続きや書類作成、面接対策や年収交渉といったことを、無料で全部めんどうみてくれるのに、

「転職エージェントに相談するというひと手間」をめんどくさがってやらない…。

↑残念ながら、こういう人が多いのが実情なのです。

これは逆に言えば、プロに相談しながらきちんと戦略を持って転職活動を進めていくなら、

転職活動で勝つことはそれほど難しくはないことでもあるのです。

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転職エージェントを完全無料で使える理由

もちろん、どんなに転職エージェントにメリットがあったとしても、

「相談するのに高額のお金がかかる…」というのなら相談する人が少なくても納得ですよね。

しかし、転職エージェントというのは、私たち求職者側は完全無料で使えます。

転職エージェントにお金を払うのは、採用活動を行う企業側(税理士事務所側)だからです。

(内定が出たら、求職者の年収の30%程度を企業側は紹介手数料として支払う、という仕組みになっています。もちろん、あなたの年収から引かれるわけではありません)

実際、私はこれまで10社以上の転職エージェントを使ってきましたが、料金を1円でも請求されたことは一回もありません。

転職エージェントを使うデメリットがあるとしたら、

それは「初回にエージェントと面談をする時間をとらないといけない」という1点だけです(30分程度)

風邪を引いて病院に行ったら、お医者さんに「今日はどうされましたか?」と話を聞いてもらいますよね。

それと同じように、

  • 現状の何に不満があって転職したいのか
  • 次の職場ではどういうことを実現したいのか
  • いくらの年収が欲しいのか(重要!)

↑といったことを転職エージェントに相談するのが面談の場です(もちろんお金はかかりません)

面談で自分の希望を明確に伝えておくことで、戦略と方向性を持って転職活動を進めていくことが可能になるのです。

転職活動や年収交渉は転職エージェントにまかせてしまおう

いま現在も在職中の方は「転職活動に時間が取れない」という人が多いでしょう。

そんな方は、採用担当者との面接アポ取りなど、めんどうなことはプロに任せてしまうのが良いです。

特に、年収交渉なんて、自力でできるのはよほどコミュニケーション能力の高い人だけでしょう。

自分の給料について交渉するなんて、私は考えただけでもしんどかったのでエージェントにすべて任せていました。

なお、繰り返しになりますが、エージェントは完全無料で使えます。

エージェントにお金を払っているのは採用を行う企業側(税理士事務所側)ですので、私たち求職者側には費用はいっさい発生しない仕組みになっています。

エージェントをフル活用したとしても、転職活動には最低でも3ヶ月程度はかかります。

自力でやる場合は半年ぐらいはみておいた方が良いでしょう。

高待遇の事務所に最短で転職を決めたい方は、転職エージェントをフル活用してください。

忙しい方もエージェントサイトへの登録作業は1分あればできますので、今やっておくことをおすすめします。

※フリーメールアドレス(捨てアドレス)で登録できます。

転職活動用に情報を集約できるよう、専用のメールアドレスを1つ作っておくのが良いかもしれませんね。

税理士事務所を目指す方におすすめの転職エージェントはこちら。

高待遇の事務所求人は「早い者勝ち」ですので注意してください。

MSジャパン

(MSジャパンは実務未経験者におすすめの転職サイトです)

未経験者OKの優良求人が多数!

MSジャパンは、税理士事務所や企業経理の求人をメインで扱うエージェント会社です。
特徴は「実務未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることです(年収400万円〜など)
これから未経験で税理士業界を目指す!という方はMSジャパンをメインで使いましょう。

ジャスネットキャリア

税理士事務所 給料 安い

(ジャスネットキャリアは税理士事務所の実務経験が3年以上ある人におすすめの転職サイトです)

経験3年以上の方におすすめ!高年収の求人多数あり

ジャスネットキャリアは、税理士事務所経験者向けの求人が充実しています。
初年度年収600万円〜など、高年収の求人がたくさん掲載されていますので、実務経験が3年以上ある人はメインで使えます。
なお、実務未経験者は応募できない求人が多いのでMSジャパンを使いましょう。

マイナビ税理士

マイナビ税理士 評判

(マイナビ税理士は税理士有資格者・科目合格者におすすめの転職サイト)

勉強しながら働ける求人が多数登録!

マイナビ税理士は、大手マイナビが運営する転職サイトです。
試験直前の長期休暇や、繁忙期でも残業少なめなど、税理士試験受験生が働きやすい求人が多数登録されています。
科目合格がすでに1科目以上ある方は有利な条件の求人もあります。勉強との両立重視で事務所を選びたい人におすすめです。

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