- 会計事務所に転職する場合の自己PRはどう作る?
- 未経験者は面接や職務経歴書でどんなことを伝える?
- 実務経験者がアピールすべきポイントは?
自己PRは、転職活動をやっていく上で必ず考えないといけないものですね。
「自己PRなんて何を書いたらいいのかわからない…」
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
自己PRを考える際には、
相手(採用担当者)がどういうところを見ているのか?
を理解しておくことがとても大切です。
そうしないと「この人がんばってるけどずれてるなあ…」
という感想を持たれてしまいますので注意してください。
(当然、採用されにくくなります)
この記事では、会計事務所への転職を目指す方向けに、
面接や職務経歴書で「自分の強み」としてアピールすべきポイントについて解説します。
未経験者/実務経験者別に自己PRの例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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ブログ管理人
1985年生まれ。未経験簿記なしニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→税理士試験に挫折…→会計事務所から経理へ転職/実体験をもとに始めたこのブログも運営6年目に突入しました(累計読者34万人以上)
>>自己紹介の記事はこちらです
この記事の目次
【会計事務所の自己PR】未経験者がアピールすべきポイント
1. コミュニケーション能力
会計事務所の仕事では、社会人としてのコミュニケーション能力がとても重要です。
なぜかというと、会計事務所のお客さんというのが「中小企業の経営者さん」だからです。
会計事務所のお客さんは、
基本的に小さな企業の経営者さんたちです。
多くの会計事務所では商店街のお店屋さんや、
町工場のような規模の企業と顧問契約を結んでいます。
中小企業の経営者さんは、基本的に「バイタリティあふれる体育会系」のタイプの人が多いですね。
(必ずしも全員がそうというわけではないですが)
こうした人たちと日常的にやりとりをしていきますので、他人とのコミュニケーションをしっかりととれる人が好まれます。
この点は、会計事務所に未経験で転職する人にとって有利になるポイントと言えます。
他人とのコミュニケーションがしっかりできる、という自己PRは、
特別勉強が優秀でなくても、学歴や職歴が立派でなくてもできることですからね。
>>「ブラック事務所」に入社すると、こんな悲惨な労働条件で働くことになるので注意
いま20代後半〜30代の人は「20代前半のフレッシュな人たち」との差別化を考えよう
会計事務所に未経験で入社を目指す人は、基本的に年齢が高めの人が多いでしょう。
(税理士試験が社会人向けにできていますので、社会人になってからこの業界を目指す人が多いからです)
転職採用というのは他の人との競争であることに間違いはありません。
年齢が20代後半〜30代以降になっている人は、
20代前半の若くてフレッシュな人たちとどう差別化するか?を考える必要があります。
この点、自分の強みとして自己PRすべきは「社会人経験が豊富」という点ですね。
上で見たように、会計事務所のお客さんは中小企業の経営者さんですから、
社会人になりたての若い人よりも、
ある程度社会人経験があって「大人として会話ができる人」の方が好まれる傾向があります。
年齢高めの人は、この点を自分を差別化するポイントにしてみましょう。
お客さんにとっては、
会計事務所の職員は「自分の税金や借入金について相談する相手」です。
まだ社会の右も左もわからない若い人より、
ある程度は社会人経験がある人の方が好まれます。
経営者の中には若い人もいますが、基本的には40代後半〜60代の人が圧倒的に多いですね。
こうした方達を相手に仕事をするのは「ちょっと前まで学生でした」という20代の人よりも、
「社会人経験が長く、世の中にも慣れている人」の方が、顧問先の担当者として好かれる傾向があるのです。
会計事務所の採用担当者(所長税理士の場合もある)は、この点について誰よりもよくわかっている人たちですから、
豊富な社会人経験がある人を好んで採用する可能性があります。
(もちろん、応募する事務所の考え方にもよりますが)
営業マンの経験がある人は会計事務所の採用では有利
例えば、前職で営業マンの経験がある人は会計事務所では重宝されます。
採用面接では、営業マンとして学んだことや乗り越えたハードルといったことをアピールするようにしましょう。
私は会計事務所に未経験で入社する前は、
証券会社の飛び込み営業マンをやっていました。
(私は根性がないのですぐ辞めてしまいましたが)
未経験でのぞんだ会計事務所の採用面接では、
営業マンとし苦しんだことやおもしろみを感じたことなどを自己PRしたところ、
おもしろがってもらえて採用につながりました。
もちろん、営業マンではない人もコミュニケーション能力を強みとして自己PRすることは可能です。
事務職として社内のコミュニケーションをしっかりやってきたことや、
後輩の指導を担当してきたなどの経験はアピール材料になるでしょう。
重要なことは、あなたが人とのコミュニケーションをきちんとできる人間であることを、
具体的な仕事の経験にからめて自己PRすることです。
>>「ブラック事務所」に入社すると、こんな悲惨な労働条件で働くことになるので注意
2. 社会人として日々のタスクを処理していく能力
また、社会人として「日々のタスク」をきちんと処理していける能力があることも自己PR材料になります。
↓例えば以下のようなことですね。
- 1日の仕事のスケジュール管理
- 週間・月間の期限管理
- 与えられたノルマや営業成績の管理
- わからないことがあったときにどのように対応していたか?
↑これらは社会人としてごく当たり前のことが多いでしょう。
ただ、未経験者の場合は社会人経験がまだない人もライバルになることがあります。
(彼らは経験がない分「若さや素直さ」を強みにしてくるはずです)
そうした人たちとの差別化をはかるためにも、
あなたが社会人として身につけているスキルを洗い出してみましょう。
3. 税理士試験の進捗状況と勉強で工夫した点
会計事務所への転職を目指す人の多くは、
税理士試験や簿記試験の勉強をすでにスタートしているでしょう。
取得済みの資格(税理士試験科目合格・簿記1級等)について、進捗状況は会計事務所の面接で必ず質問されます。
いつから勉強を始めてどれくらいの期間で取得できましたか?
を自己PRすることは話のきっかけになりますし、
勉強を効率的に進めていく能力は、仕事を効率的に進めていく能力とも直結しています。
(なので、勉強である程度の結果を出したことは自己PRにつながります)
もし勉強を始めて約1年以内に合格した科目があれば、
勉強において工夫したことをアピールしましょう。
4. なぜ、税理士に興味を持ったのか?の具体的エピソード
未経験から会計事務所を目指す方は、なんらかのかたちで税理士という職業に強い興味を持った方がほとんどでしょう。
会計事務所に転職するなら、あなたが「なぜ、税理士という仕事に興味を持つに至ったのか?」
「なぜ、他の職業ではなくあえて税理士を目指そうと思ったのか?」について具体的なエピソードをからめて語るのが大切です。
この点については、ひょっとすると「手に職がつけられてお金も安定していそうだから…」という理由で税理士に興味を持たれた方もおられるかもしれません。
きっかけとしてはそれでもまったく問題ないとは思うのですが、
面接や職務経歴書の自己PRとして語る場合にはこれではちょっと弱いですね。
上でもみたように、他の採用候補者との差別化を考える必要があります。
より強い自己PRにするためには、あなたが税理士という職業に興味を持ったのか?について、
過去の職業経験とからめて自己PRするのが適切です。
その際、「いろんなエピソードをたくさん書く」のではなく、
「たった1つのエピソードを掘り下げて伝える」ことを意識してみてください。
あれもできます、これもできます…といった自己PRや志望動機は相手の心に響きにくいです。
あなたのエピソードを聞いた(読んだ)採用担当者が、
「この話をもう少し具体的に聞いてみたい」と思えるような自己PRを考えてみてください。
- 税理士業界で働きたいと思ったきっかけは何でしょうか?
- 前職が経理で決算作業のときに税理士と接点があったからでしょうか?
- それとも今まで以上に専門的な仕事をしてみたいと思ったからでしょうか?
特に業界をガラッと変える場合は、
前職とのストーリーがつながるように説明する必要があります。
(この記事の後半で自己PRの例文を紹介していますので参考にしてみて下さい)
>>「ブラック事務所」に入社すると、こんな悲惨な労働条件で働くことになるので注意
5. なぜ、あえて応募先の事務所を選んだのか?の理由
なぜ、税理士を目指そうと考えたのか?の理由に加えて、
なぜ、今回応募する事務所に興味を持ったのか?についても自己PRが必要です。
もちろん、正直なホンネでいえば、
「税理士としての実務経験を積みながら税理士試験に挑戦できて、しかもお給料がなるべく良いところ…」
↑という感じで応募先事務所を選ぶようなケースもあるでしょう。
しかし、面接などの場でこういう「正直すぎるホンネ」をそのまましゃべっても評価にはつながりません。
転職活動は自分という商品を売り込むセールスの場です。
ホンネと建前をきちんと使い分けるようにしましょう。
あなたが応募先事務所を選んだ理由はなんでしょうか?
業界未経験なのでさまざまな業務の経験を積みたいからでしょうか?
未経験でも手を挙げればチャレンジできる環境があるからでしょうか?
応募先のホームページやパンフレット等は必ず目を通すようにしましょう。
ただ、こういったホームページなどの情報は、
あなたのライバルも当然チェックしてきています。
もっと強い自己PRをするにはより深い情報リサーチが重要になります。
個人的におすすめは税理士業界専門の転職サイトを使ってリサーチを深めることですね。
年収や残業時間といった情報だけでなく、
- その事務所がどういう点に力を入れているのか?
- どのぐらいの年齢の人たちが中心なのか?
- 税理士試験合格者の割合や支援体制
- 顧問先クライアントにはどういう業種のところが多いのか?
- 職員1人あたり何社ぐらいのクライアントを担当するのか?
↑などの情報を「応募前」に知ることができます。
こうした情報を頭に入れてから面接に行く人と、
そうでない人とでは面接する側の反応がまったく違ってきます。
税理士業界専門の転職サイトは誰でも無料で使うことができるので、情報リサーチに活用しましょう。
無料アカウントを作って応募先事務所に求める条件をくわしく入力しておくと、
マッチする事務所求人が出てくるたびに通知されるのでとても便利ですよ。
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【会計事務所の自己PR】実務経験者がアピールすべきポイント
1. 担当した顧問先企業の件数・規模・業界
実務経験者は具体的にどのような仕事をしていたか説明しましょう。
月に1回あるいは年に1回訪問する先を何件担当していましたか?
それは売上規模がどれくらいの会社でしょうか?
様々な業界それとも医業に特化していたのでしょうか?
2. 税理士実務のどの範囲まで自力完結できるか
税理士業務の範囲は広いです。
月次監査や決算作業、税務相談、税務調査対応に留まらず、
連結納税、国際税務、事業承継、M&A等、挙げるときりがありません。
どこまでなら自分一人で仕事を完結できますか?
経験によって差が出てくるところなので、
具体的にここまでは対応していましたと説明しましょう!
最近はクラウド会計の経験を求められることもあるので、
応募する事務所に合わせてアピールしても良いでしょう。
3. 応募先の事務所を選んだ理由
なぜ前の会計事務所を辞めて応募先の事務所に入社したいのでしょうか?
残業時間が多すぎて試験勉強ができない!
より相続対策に強い事務所で経験を積みたい!
明確な理由をアピールするようにしましょう。
他の事務所と比較するために税理士業界専門の転職サイトで情報リサーチするのもおすすめです。
【会計事務所の自己PR例文】未経験者むけ
未経験者の自己PR例文(その1)
私は、前職では建設資材の営業マンをやっておりました。
自営業者として建築業を営んでいる現場の職人さんに、お仕事で使う資材を供給するのが当時の私の仕事です。
私は人とかかわる仕事が大好きで、自分が担当していたお客様に仕事の話を聞けることにやりがいを感じていました。
私が担当していたお客様は、小規模とはいえみなさん企業経営者なので、将来的に会社をどのようにしたいのか?や、従業員の教育をどのように考えているのか?といったお話をたくさんしていただく機会がありました。
もちろん中には経営状況がおもわしくない経営者さんもおられたので、つらいお話も多くうかがいました。
この仕事を通して、「中小企業の経営者さんは、融資や税金などの『お金についての問題』に悩んでいらっしゃる方がとても多い」ということを痛感したのが、税理士という職業に興味を持ったきっかけです。
勤務先企業から指示を受けて簿記検定の勉強を始めたのをきっかけに、いつしか「企業経営者に対してお金の問題をアドバイスする税理士」という夢を持つようになっていました。
御社では顧問先の中小企業経営者様への「会計を通じた経営指導やコンサルティング」を重視されていることを知り、強い共感を覚えました。
御社に採用をいただきました際には、顧問先の中小企業経営者さんの「お金についての悩み」に寄り添い、お役に立つアドバイスができる税理士として貢献したいと考えております。
採用ご検討のほど、何卒よろしくお願い申しあげます。
未経験者の自己PR例文(その2)
私は経理を3年間経験し、伝票整理・会計入力・決算作業・資金繰表作成をしていました。
会社の顧問税理士の知識が豊富で丁寧に指導してくださる姿を見て、
私も専門性を磨いて税理士になりたいと考えるようになりました。
20XX年X月に勉強を始め、その年に簿記論・財務諸表論に合格しました。
勉強時間はX時に起床して1日X時間確保するよう計画を立てて実行しました。
税理士業界未経験のため、まずはどんな業務にもチャレンジしたいと考えています。
そのため業務範囲が広く、年数に応じて様々な経験を積むことができる貴社を志望しました。
>>「ブラック事務所」に入社すると、こんな悲惨な労働条件で働くことになるので注意
【会計事務所の自己PR例文】実務経験者むけ
未経験者の自己PR例文(その1)
私は税理士業界で5年間経験し、月に1回訪問する担当先を40件担当していました。
売上規模は年間数千万円の法人様が多いですが、
年間数百億円規模も5社程ございます。
業種は製造業・建設業・XX業等さまざまです。
毎月の月次監査、決算対策の検討、決算業務は一人で完結しており、
会社の清算やM&A案件は所長に同行して頂いていました。
以前の事務所で多くの経験を積ませて頂きましたが相続案件が少なかったので、
年間相続XX件の実績と相続対策が豊富な貴社で働きたいと考え志望しました。
(追伸)給料安くて超激務な「ブラック事務所」で絶対に働きたくない人へ
- 税理士事務所ってどこも給料安すぎる…。
- 実務未経験で科目合格もなしだと搾取の対象って本当?
- 将来は税理士として独立目指すけど、今の年収はさすがにキツい…。
- 仕事が忙しすぎて税理士試験全滅…とか絶対避けたい。
- パワハラな所長税理士の下で丁稚奉公みたいに働きたくない…。
↑こんなふうに不満や不安を抱えている方、税理士志望者にはきっと多いと思います。
残念ながら、その不安が的中してしまうケースは少なくありません。
職員を「使い捨て部品」ぐらいにしか考えず、
安月給で搾取しまくるブラック事務所は2024年現在も普通に存在しています。
はっきり言って「令和のこの世の中で、いまだにこんなことやってるのか?」
みたいなブラックな事務所がたくさん存在しているのが現実です。
もちろん「税理士事務所のすべてがブラック」というわけではありませんが、
全体の2割は完全ブラック、
全体の6割はややブラック、
残りの2割だけがホワイト…
みたいな割合がリアルな実態でしょう。
(↓こんな感じ)
↑労働環境が良好な「ホワイト事務所」で働けているのは全体の2割の人だけ。
残りの8割の事務所職員は、ブラックな環境で苦しんでいる…というのが実際のところなんですね。
なぜ、こうなってしまうのか?ですが、理由は単純です。
税理士事務所ってどこもめちゃくちゃ小さな組織で、
しかも所長税理士のワンマン経営なので、
外からの批判にさらされることがないからです。
税理士事務所って、そのほとんどが「所長税理士合わせてスタッフ5名」みたいな感じの小さな組織です。
大企業の場合、ブラックなことやってたら新聞やテレビマスコミから批判されますよね。
でも、税理士事務所みたいに小さな組織が、
メディアに注目されることなんてほとんどないです。
一般企業のように株主と経営者が分離しているなんてこともありません。
基本的に「所長税理士=事務所のオーナー」なので、
ブラックなことやってても、誰からも批判されませんし、
労働組合みたいな「労働者の権利を守る組織」みたいなものもありません。
さらにいえば、ネット上でも「実際に事務所で働いた人たちの正直な口コミ」がめったに出てこないんです。
ただでさえ狭い業界な上に、所長税理士どうしの横のつながりが強いので、
自分の事務所の悪口をネットに書き込んだりすると、
すぐに気づかれてしまってヘタをすると業界にいづらくなる…。みたいなことすらあります。
みんな自分のキャリアを危険に冒してまで、ネットやSNSに口コミなんて書かないんですね。
こんなふうに、ブラック事務所を見分けるための情報が非常に少ないせいで、
まちがえてブラックな事務所に応募してしまう人が続出するんです。
しかも、完全ブラックな事務所ほど人を集めるのに必死ですから、
「うちはアットホームで家族的な雰囲気です!…」
みたいに求人サイトでアピールしたりするので、たちが悪いんですよね…。
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なぜ「最大手のリ●ナビ」をおすすめしないのか?
転職サイトっていろんなところがありますよね。
リク●ビとかindeedの方が「学生時代の就活とかでも使ってなじみがあるし、Googleで検索したときに上の方に出てくるから安心」と思われる方も多いかもしれません。
ただ、個人的にはこういう転職サイトの選び方はおすすめしません。
リクナビとかindeedって、企業側が求人掲載をする料金が以上に安い上に、
ろくな審査もないのでブラックな事務所でも求人出し放題なんですよね…。
あと、税理士業界って採用側も応募側も、ニーズがかなり特殊です。
採用側(事務所側)は繁忙期と閑散期で採用の難易度をガラッと変えてきたりしますし、
応募側(私たち)も税理士受験生なので仕事と勉強の両立がマストだったり、
社会人から勉強スタートの人が多く、キャリアスタートの年齢が高めだったりと、
一般的な転職活動とは事情がかなり異なるケースが多いんです。
特に未経験者の方は、年収が極端に低い事務所(年収200万円代など)に応募しないように注意しないといけません。
実務経験者はともかく、業界的な年収相場をよく知らない未経験者を狙って、
「うちは勉強しながら働けますよ!(なので年収は低くても我慢してね!)」
みたいな感じで、極端に低い年収で募集をかけているブラックな事務所は本当に多いんです。
↓以下のいずれかに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを使って求人を探すようにしましょう。
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(メールアドレスの無料登録が必要です)
忙しくて今すぐは転職活動できない…という人へ
「転職したいけど、今すぐは転職活動は始められない。
ひょっとしたら今の勤務先に残るのがベストかもしれないし…。」
↑今の環境にいろいろ不満はあるけれど、
なんとなく不安で動けなくなっちゃってる方も多いでしょう。
転職活動なんて人生でそう何回もやることじゃないですし、
そのわりに人生に与える影響がデカくて不安になっちゃいますよね。
私自身もブラックで働いている時に経験したことなんですが、
今いる職場でストレスがマックスまで溜まると、
まじで何も行動する気がなくなるんですね。
転職って年齢的に若ければ若いほど有利なのが現実ですし、
精神的な疲労が溜まってくると人間って正常な判断が効かなくなってきます。
どんなに時間がなくて忙しい人も、
受動的に(受け身で)入ってくる状態にしておくことが大切です。
希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、
マッチする最新のおすすめ求人がメールが定期的に入ってきます。
↓ある日の私のメールボックスをお見せすると以下の画像のような感じ。
あらかじめ自分で入力した年収などの条件にマッチする求人が出たら、
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↑良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておきましょう。
これやっとくだけで、「どうしてもつらくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。
過労やストレスでぶっ倒れる前に行動を起こすことができますよ。
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転職サイトは本当に無料?なぜ無料?
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転職サイトの登録は基本的にメールアドレスだけでできるので、
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税理士事務所って未経験OK求人が意外に多いです。
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完全ブラックな事務所もわんさか出てきたりするので、くれぐれも注意してください。
未経験無資格でも年収400万円以上の求人ぐらいなら、普通にたくさんありますよ。
複数の転職サイトを同時に使っても問題ない?
これはまったく問題ないです。
むしろ、たくさん使った方がいろんな求人に出会えるチャンスがひろがるので、2社〜3社ぐらいを使い回す方が良いでしょう。
転職サイトには無料のエージェントサービスがつくことが多いですが、
担当してくれるエージェントとの面談に進んだような場合には、
他社のエージェントからも話は聞いてますぐらいに教えてあげると親切かもしれませんね。
(求人リサーチのために転職サイトを使いたい用途の場合には、そもそもエージェントとのやり取りは発生しません)
最後の最後にお伝えしたいこと
↓仕事や転職で成功するために大事なのって、結局はこれです。
転職活動でもっとも重要なのは、能力やスキルより情報収集です。
具体的には、どの転職サイトを使うか?(リクナビなどの「一般向け」を使うか?税理士業界専門か?)で大きな差がつきます。
税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、
転職活動のやり方がまずかったのが原因で、
ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…がものすごく多いです。
転職サイトへの登録なんて、実際には1分でできる作業です。
お金もかかりませんし、気に入らなければ即解除できるのでリスクなんて何もありません。
それでもやらない人はやらないですし、やる人はさくっととやります。
↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
↑この前者は実は過去の私の姿そのもので、
今思うと「もっと早く行動しておけばよかった」と後悔しています。
この記事を読んでくださったあなたは、もちろん後者を目指してください。
いまどんな状況にいる人でも、
成功に向かって一歩踏み出すことは可能です。