簿記は何級から有利?経理に転職するなら2級程度は持ってないと無理?

2021年1月8日

  • 簿記は何級から有利になる?
  • 履歴書に書いていいのは2級から?
  • 経理になるなら簿記2級ぐらいは合格してから就活した方がいい?
  • 簿記3級を履歴書に書くと書類選考で落とされるって本当?
読者様

経理への転職を考えているのですが、

履歴書にかけそうな資格は普通自動車免許ぐらいしかありません…。

やっぱり簿記2級ぐらいはもってないと採用されないでしょうか?

結論からいうと、必ずしもそんなことはありません。

簿記資格が何もなくても、

経理として働いている人はたくさんいますよ。

管理人

もちろん、企業にとって「資格を持っている人」が応募してきてくれるのにこしたことはありませんから、

求人要件には「簿記2級程度の知識がある人」と書くことが多いんですけどね。

しかし、応募してきた人の履歴書に簿記資格が記載されていなかったとしても、

それだけを理由に書類選考落ちにするというのは少ないと思います。

この記事では、実際に経理職として10年以上働いていて、

経理の管理職として人事採用の担当もやっている私(ブログ管理人)が、

簿記資格を持っていることが転職活動にどの程度の影響を与えるものなのか?

について具体的に解説します。

これから未経験で経理職を目指そうと考えている方や、

すでに経理として働いているけどもっと良い条件(高い年収)で働きたいと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

簿記は何級から転職に有利?

簿記 何級から有利

(簿記は何級から転職に有利になる?)

  • 経理に転職したいなら、簿記2級ぐらいは持っていないとダメ
  • 簿記3級しかもってないなら、履歴書には書かない方がマシ

↑ネットの口コミではこういうことを書いている人が多いのですが、

はっきりいってデマかステマだと思います。

私は経理の採用担当者として書類選考を「やる側」の人間ですが、

応募してくださった人の履歴書に簿記資格が記載されていなかったとしても、

その人をただちに不採用にするようなことはまずありません。

ネットの情報って「誰が書いているか」がとても大切です。

経理スタッフとして働いた経験がある人でも、

経理の採用担当まで経験がある人ってあんまりいません。

管理人

未経験なら「簿記資格の有無」は実はそれほど重要ではない

実際に募集されている経理の求人を見てみましょう。

会計職専門の転職サイトで探せば、

簿記資格がなくても応募できる求人はたくさん見つかりますよ。

管理人

↓※未経験者歓迎の経理求人の例

簿記 何級から有利

(簿記資格がなくても応募できる経理求人はたくさんあります)

>>未経験・資格なしOKの経理求人を見てみる

また、必須要件として「簿記2級程度の知識」という書き方をしている求人もありますが、それはタテマエであることが多いです。

正直にいって、

簿記2級ぐらいなら仕事しながらでも半年〜1年程度の勉強で合格できますから、

採用担当者としては「入社後に勉強してもらっても問題ない」と考えているケースが大半だと思いますよ。

(つまり、求人応募時点で簿記は何も持っていなくても問題ない)

自社の採用ニーズに合いそうな人が応募してきてくれたときに、

その人が「簿記を持っていないだけで不採用にする」なんてもったいないことは採用担当者は普通しません。

(企業にとって、人を集めるのって本当に大変なことなんです)

面接で「簿記は持っていないのですか?」と質問されたときの答え方

経理の採用面接では「簿記資格はまだ持っていませんか?」という質問が来る可能性はあります。

↓その場合は、以下のように答えておけば問題ないでしょう。

はい、現在のところ合格はまだしておりません。

ですが、すでに勉強は初めておりまして、

次回●月の検定試験の合格を目指して勉強を進めております。

未経験者の場合、採用担当者は「最低限の簿記知識があるか」と「自主的に勉強できる意欲のある人か」をチェックしています。

「最低限の簿記知識」は入門テキストをひと通り読む程度でも身につけることができますので、

必ずしも検定合格をしていなくても採用の可能性はあります。

>>未経験・簿記資格なしOKの経理求人を見てみる

実務経験者の採用では「資格より実務スキル」

読者様

経理の実務経験者として転職する場合はどうでしょうか?

簿記資格がなくても採用されますか?

実務経験者として転職する場合は、

何よりも重要視されるのは「経理の実務スキル」です。

ここでも簿記資格の有無はあまり重要ではありません。

管理人

「経理の実務スキル」というのは、

↓例えば以下のような経験があるかどうかです。

(これらは職務経歴書の内容から判断されます)

  • 決算業務を何回ぐらい経験しているか
  • 法人税や消費税の申告書作成にかかわったことがあるか
  • 従業員の給与計算をやったことがあるか

簿記資格を持っていなかったとしても、

経理として上のような仕事がきちんとできるなら問題視されることはないと思います(採用担当として問題視する理由が見つからないです)

>>実務経験3年以上の人限定の経理求人を見てみる

ずっと経理で生きていくなら簿記の勉強はしておくのが吉

もっとも、経理財務職としてこの先ずっと仕事を仕事をしていくつもりなら、

簿記資格を持っているにこしたことはありません。

経理の仕事というのは簿記のルールにしたがって動いていますから、

簿記の勉強を進めることは、

実務スキルを効率的に高めることに役立ちます。

つまり、簿記を勉強していると経理の仕事がよく理解できるようになるのです。

管理人

「就活で有利になるために資格をとる」というよりも、

採用後に実力を発揮するために資格をとる」という感じですね。

資格というのは就活(転職活動)のためにとるのではなく、

仕事の能力を高めるためにとるものと考えましょう。

こちらの考え方の方が何かとうまくいくと思いますよ。

日商簿記3級でも履歴書に書いてOK

このように、未経験者・実務経験者ともに簿記資格への評価は、

「持っているにこしたことはないもの」です。

なので、たとえ現時点で簿記3級までしか合格していなかったとしても、

それは履歴書にきちんと書いておいた方が良いですね。

経理の仕事をまともにやったことがある人なら、

「3級しか持っていないから、知識も3級程度だろう」とはまず考えません。

「勉強は苦手でも仕事ができる人」

というのはどこの業界でもたくさんいますからね。

管理人

あなたを採用する企業側にとって、

「あなたが資格を持っている人かどうか?」ははっきりいって大した問題ではありません。

企業側が考えているのは「この人を採用をして、自社にとって利益があるか?」だけです。

↓例えば、以下の2種類の人が応募してきてくれたとしましょう。

  • 簿記3級しか持ってないけど、実務経験が豊富な人
  • 簿記1級を持ってはいるけど、まだ実務経験がない人

私が採用担当者だったら「簿記3級しかなくても実務経験がある人」を採用します。

(他の条件がまったく同じだったとして)

就活や転職活動は受験勉強とは違います。

あなたという商品を売り込むビジネスです。

「相手のニーズ(欲しいもの)はなんなのか?」を予想し、それに合わせた自己アピールを考えることが大切だと思います。

資格スクールのセールストークにまどわされないように注意

資格スクールなどは「資格を持っていると就活に有利!」というセールスをしますが、

それは彼らのビジネストークであることを理解しておく必要があります。

(彼らの商売は資格講座に入会してもらうことです)

資格に合格するのが生きがい!」という人ならいいですが、

ほとんどの人にとって重要なのは、

転職や就活を成功させて年収をあげたり、

社内での役職をあげたりすることですよね。

管理人

資格スクールは目的をきちんと明確にした上で活用しないと、

お金だけを無駄に払うことになりかねませんから注意してください。

「一生懸命まじめに勉強しているのに、年収が低い…」

なんて残念すぎますよね。

(そして、そういう人は意外に多いです)

この記事を読んでくださっているあなたはこんな残念な状態にならないよう、注意してください。

↓※ゼロからキャリアスタートして経理の実務経験を積むにはどうしたらいいのか?

についてはこちらの記事で詳しく書きましたので、参考にしてみてください。

経理 実務経験 積むには
経理の実務経験を積むには?未経験者に最適な転職方法3つを解説

「未経験者が経理の実務経験を積むにはどうしたらいい?」この記事では、経理未経験の方が経理に転職してキャリアスタートするのに最適な方法を3つ紹介しています。簿記なし・未経験からでも経理に就職することは可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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「簿記合格してから就活」より「採用されてから勉強」がおすすめ

これから経理職を目指すという人は、

「簿記に合格してから就活(転職活動)を始める」よりも、

「まずは経理として少しでも早く実務経験を積むことを考えて、簿記は入社してから勉強する」

と考えた方が良いです。

簿記2級の合格を目指すとして、

ゼロから勉強を始めるとしたら合格まで6ヶ月〜1年程度はかかってしまいますよね。

6ヶ月〜1年もあれば、経理スタッフとして最低限の業務を身につけることは十分に可能です。

また、簿記で勉強する内容と、経理の仕事内容は非常にリンクしています。

働きながら勉強した方が、短期間で合格レベルになれると思いますよ(お給料もかせげますしね)

「簿記に合格してからでないと経理求人への応募はできない」

なんてただの思い込みです。

簿記資格はなくても経理職として採用される可能性は普通にありますよ。

管理人

社会人になっているのに勉強ばかりしている人ってときどきいますが、

方向性としてまちがっていると思います。

社会人にとって、勉強は仕事に役立てるためにやるものです。

ここを理解しておかないと、

労力が大きいわりに報われることが少ない状態になってしまいますよ。

経理としてキャリアをスタートしたい人は、

簿記の勉強よりもまず企業に採用されることを最優先にしましょう。

ブラック環境な経理としてぜったいに働きたくない人へ

ブラックで過酷な環境で働く経理になりたくない人は、

経理職専門の転職エージェントを使って情報収集しましょう。

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経理経験者で年収600万円スタートなど、高年収の求人を探している方はぜひ登録しておきましょう。

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その企業の社風や経理部の組織体制(男女比率や年齢構成など)、給料や雇用環境がどうなっているのか?を現場でリサーチしています。

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経理に転職する人は「経理専門の転職エージェント」を使わないとダメな理由

転職エージェント会社っていろんなところがありますよね。

リクナビとかマイナビとかの方が学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…という方も多いかもしれません。

ただ、経理として働くことを目指している人は、経理職専門の転職サイトを使った方が良いです。

リクナビ・マイナビは求人の「数」が多いのが強みですが、

求人の「質」で見ると経理専門の転職サイトの方が条件の良い求人を見つけやすいですよ。

また、経理職専門の転職エージェント会社の場合、

いざ本格的に転職活動を始める際に支援してくれるエージェントも経理職出身だったりします。

経理という職業の強みや弱みについてとてもよく理解してくれているので、志望動機や職歴書の作成から面接対策まで、良いアドバイスをしてくれますよ。

転職サイトに登録されている求人を検索しても、リクナビ・マイナビと経理職専門サイトとでは求人の質がまったく違うのに気づかれると思います。

ブラック企業で働きたくない人や、ちゃんと年収稼げる経理になりたい人は、経理職専門の転職エージェントを使うようにしましょう。

(※転職サイトに登録しておくと求人をいろいろみられるようになります。今は情報リサーチの段階の人も早めに登録しておきましょう)

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