
(簿記2級で年収アップできる本当の理由は?)
- 簿記2級取ったら年収って上がるの?
- 簿記2級あれば未経験でも経理になれる?
- 年収をあげるキャリプランは?
会計処理の知識があることを証明できる簿記2級ですが、持っていると年収があがるという話を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
私も過去に簿記2級を取得しましたが、未経験で経理として採用され、
年収が400万円から600万円ほどに上がりました。
これまでの経験から、簿記2級で年収が上がる理由をこの記事では解説します。
会計分野で年収を上げるキャリアプランも紹介しているので、簿記2級を取得して年収を上げたい方は参考にしてくださいね。
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簿記2級で年収が上がる理由3選

(簿記2級で年収が上がる理由3つ)
簿記2級で年収が上がる理由はこの3つです。
- 未経験でも応募可能な求人が増える
- 実務経験を積めばキャリアアップが望める
- 簿記1級でさらに年収アップできる
1.未経験でも応募可能な求人が増える
簿記2級を持っていれば、たとえ未経験の業態の企業だとしても応募可能な求人が増えます。
簿記2級は企業における会計処理を担当できる証明になるので、所持者の需要がなくなることはありません。
そのため、未経験でも簿記2級を持っているだけで、有利な転職ができて年収アップができるでしょう。
2.実務経験を積めば年収が上がる
簿記2級は、実務経験を積むと年収が上がるとされています。
- 未経験の場合、約250〜360万円
- 1年以上の実務経験 約300〜500万円
- 3年以上の実務経験 約350〜650万円
このように、実務経験を積むことで簿記2級があれば年収を大幅に増やせます。
税理士事務所や金融などニーズのある分野で実務経験を積めば、さらに条件のよい企業にも転職できるでしょう。
3.簿記1級でさらに年収アップできる
簿記2級を取得すると会計処理の知識がつくので、簿記1級の取得も狙えます。
簿記1級は会計のスペシャリストの証明になるので、大企業からの高待遇なオファーも増えるでしょう。
合格率は約10%とかなり狭き門ですが、合格すれば公認会計士や税理士などのキャリアアップにもつながります。
実務経験を積んで、会計についてかなり詳しくなった際に、簿記1級の取得も検討してみてはいかがでしょうか。
簿記2級をフル活用しよう!会計分野で年収を上げるキャリアプラン4選

(簿記2級で年収を上げるキャリアプラン4つ)
簿記2級取得後の、年収を上げるキャリアプランはこの4つです。
- 上場大手企業への転職
- 中小企業で管理職を目指す
- 一般企業ではなく「もうかる業界」に転職する
- コンサル分野に転職する
1. 上場大手企業への転職
最も高収入の可能性が高いのは、言うまでもなく大企業への転職です。
自身の実務経験が条件を満たしていれば、キャリアアップも夢じゃありません。
M&Aに関連することや多額の資金調達など、大企業でしか経験することのできない業務をすることができます。
経験年数3年でも簿記2級以上持っていれば、大企業でも応募できる求人は確実にあります。
入社〜3年くらいで500〜700万程度の年収は堅いところです。
実務経験が10年を過ぎれば、年収700万以上も狙うこともできるでしょう。
2. 中小企業で管理職を目指す
中小企業でも管理職を目指せば高収入は十分狙えるでしょう。
大企業と比較して、中小企業では出世しやすいという点があります。
中小企業では経理職員が少ない会社が多いので、
ある程度の実務経験とリーダーシップがあれば、管理職へ昇格も難しくありません。
中小企業の場合、転職直後は低い年収からのスタートになることも多いですが、
管理職になれば5〜600万の年収は楽に到達できるでしょう。
また、中小企業だと経理全体も把握しやすいので、実務経験の質も上がります。
一方で、大企業と違い大規模な融資の取引や、M&Aなどの一大プロジェクトを
経験することはできないと考えておいた方がよいでしょう。
3. 一般企業ではなく「もうかる業界」に転職する
一般企業ではなく、「もうかる業界」の経理に転職すれば高収入を狙えます。
たとえば、建設業経理士を取得して建設業界に転職した例を見てみましょう。
建設業では毎年「経営審査」というものがあり、会社の業績や技術力を評価されます。
その中に建設業経理士の有無の欄があり、会社が建設業経理士を雇っていれば加点されて評価が高くなるんです。
つまり、会社としても建設業経理士を持っている人を雇いたいので、
一般企業より年収が上がりやすくなります。
建設業経理士という建設業特有の簿記の資格を取得していることが必須になってきますが
年収も400〜800万までと資格と経験次第で高年収も見込めます。
しかし、大企業と中小企業でスタートの年収が違うので、
自分がどちらの方向性がよいか決めておく方がよいでしょう。
4. コンサル分野に転職する
ある程度の経理の経験を積んだら、会計コンサルに転職すると高収入が狙えるでしょう。
経営が上手くいっていない企業に行き、財務の面からアドバイスし立て直していく会計コンサルは需要があります。
ゆくゆくはM&Aなどの分野までの仕事を行うことができるでしょう。
コンサルはそれなりの経験と実績が必須になってきますが、目安として4〜700万は見込めます。
コンサルとしての力量が認められれば、さらに上積みが期待できるでしょう。
経理業務はもちろんのこと、一般の経理業務では経験できないような
会社経営そのものに携わっていくことができるのも魅力の一つですね。
【※ 注意】未経験で経理に転職する人が知っておくべきこと

(経理未経験者はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)
経理って入社する会社によって働き方がぜんぜん違う仕事です。
同じ経理でも、働く会社をまちがえてしまうと、
ブラックでつらい働き方になってしまう可能性があるので注意してください。
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↑スキルや学歴がまったく同じ未経験者でも、
こんなふうにスタート地点が分かれてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)
↓実際の求人をお見せするとこんな感じです。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の条件はまったく違いますよね。

↑あえて2つ目の求人(年収264万円〜…)を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ未経験スタートなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が能力の差によって生まれるわけではないことです。
未経験者の場合、当たり前ですが入社時の仕事の能力はみんなゼロです。
(経理は実務経験で評価される職種)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がもうかっているか?もうかっていないか?」でほぼ決まります。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。

特に、経理は自分の営業成績などでお給料が決まる職種ではないので、
勤務先の会社の業績によって年収額がほぼ決まります。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が決定的に重要であることを知っておいてください。
ブラック環境で働く経理未経験者は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)
私自身も経験があるのですが、
ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。
ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、
「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」
みたいなほったらかし教育をされる危険があります。
当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、
身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。
5年後にどんな差がついているか…。
って考えるとぞっとしますよね。
こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、
「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」
みたいに考えられているケースも多いです。
新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

逆に、業績の良いホワイト企業では、
未経験者をゼロから育てていくという意識があります。
業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、
未経験でもお給料が良いケースが多いんです。
経理未経験者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)
同じ未経験スタートなら、しっかりお給料稼げて
仕事もきちんと教えてもらえる環境でスタートしたいですよね。
まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。
学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、
経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、
ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。
逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、
ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。
転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える)を知ってるかどうか?だけで、
こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。
ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。
単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。
こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、
不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。
(そういうのは政治家の仕事です)
まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。
私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、
↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

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転職活動はしっかり情報収集することから始めるのが大切です。
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実際の「経理未経験OK求人」で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理未経験OK求人を紹介します)
上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、
↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。
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- 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理未経験者むけ求人
今すぐは転職するかどうかわからないし…という方へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)
なんとなく今の環境に不満はあるし、
一生このままで良いなんてまったく思ってないけど
なかなか重い腰を上げられない…。
いま仕事している人もしていない人も、
↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

特に、条件の良い経理未経験求人は人気ですから、
日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。
経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。
↓こんな感じでメールが届きます。
自分が希望する条件にあった求人だけを
ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。
情報ってたくさんありすぎても
ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。
情報があふれている時代なので、
自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

同じ転職サイトを使っていても、
良い求人を上手に見つけられる人と、
見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。
(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)
つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切(精神的にも)

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)
経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、
「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、
情報としてこまめにストック保存しておいてください。
手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、
いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。
情報量でライバルに差をつけましょう。
また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、
どうしても今の状態がつらくなったら転職もある
↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。
良い意味での逃げ道を確保できる感じです。
これって精神的にもかなり安定するんですね。
過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。
転職サイトは完全無料で使えます。
いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。
↓年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、
情報リサーチに徹底活用しましょう。

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
