- 監査法人で働く会計士に多い転職理由ってどんなもの?
- 転職先に退職理由はどう伝える?

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なぜ「監査法人は頭おかしい」と言われてしまうのか?過酷な3つの実態
ネットの口コミやSNSで「監査法人 頭おかしい」と検索する人が後を絶ちません。実際に監査法人で働いていた者として言えるのは、「頭おかしい」と感じてしまう背景には、業界特有の過酷な労働環境が存在するということです。ここでは、その代表的な3つの実態を紹介します。
① 繁忙期の異常な労働時間とプレッシャー
1月〜5月の決算監査シーズンになると、調書作成のために終電どころか徹夜同然で働く日々が続くことも珍しくありません。往査先から戻ってきてから「第2ラウンド」が始まり、深夜まで事務所に残る…という働き方を何年も続けていれば、精神的に追い詰められて当然です。締切に追われ続ける環境は、冷静さを失わせ、「頭おかしい」空気を作り出す大きな要因になっています。
② 閉鎖的な人間関係
監査チームは、シニアやマネージャーを頂点とした閉鎖的な少人数組織です。上司との相性が悪ければ、逃げ場のないまま理不尽に詰められ続けることになります。部下の仕事量を正確に把握している上司がほとんどいない中、自己主張が苦手なタイプほど仕事を抱え込みやすく、精神的に消耗していきます。
③ 不毛な作業への虚しさ
監査業務は性質上、重箱の隅をつつくようなチェック作業が延々と続きます。もちろん資本市場の信頼性を守る大切な仕事ではあるのですが、日々の業務の中では「この作業に何の意味があるのだろう」という虚しさを感じてしまう瞬間も少なくありません。こうした積み重ねが、モチベーションの低下や「もう頭おかしくなりそう」という感覚につながっていきます。
監査法人のキャリアに疲れた会計士・シニアの「最高の逃げ道」
ここまで紹介したような過酷な実態から抜け出す方法は、決して「逃げ」ではありません。監査法人で培った経験は、他のフィールドでも高く評価される武器になります。
① 一般企業の「組織内会計士・大手経理」へ移る
監査される側の実務を知っている会計士は、事業会社の経理現場で即戦力として重宝されます。土日祝休み・残業なしのホワイト環境で、決算実務や連結会計に携われる求人も豊富にあります。管理職候補としての採用も多く、監査法人時代の激務から解放されつつ、専門性を活かし続けることができます。
② コンサルティングファームやFASへステップアップする
数字の裏側を読み解く監査の経験は、M&Aアドバイザリーやデューデリジェンスといったコンサルティング・FAS(財務アドバイザリー)業務にも直結します。監査法人でシニア・マネージャー経験を積んだ人ほど、コンサル業界への転職市場価値は高くなります。激務度合いは監査法人と同程度かそれ以上になることもありますが、その分年収レンジは大きく上がる傾向にあります。
エリート層の価値を限界まで高めるハイクラス転職エージェント
公認会計士としての市場価値を正しく評価してもらうには、会計・監査業界に精通したハイクラス向けのエージェントを使うことが近道です。総合型の転職サイトでは、監査法人でのシニア・マネージャー経験の価値がうまく伝わらないケースも少なくありません。
士業・管理部門特化型の「ヒュープロ(Hupro)」なら、公認会計士のキャリアを熟知したエージェントが、あなたの経験を正しく評価してくれる事業会社・コンサル・FASの求人をピンポイントで紹介してくれます。
【監査法人からの転職理由】辞めたいと思ったのはなぜ?
↓公認会計士が監査法人を辞めたいと考える理由はさまざまですが、共通する悩みとしては以下のようなものがあります。
- 長時間労働と激務に限界を感じた
- 人を疑う仕事が精神的につらい
- 出世コースから外れてやる気がなくなった
- 頭おかしい人多すぎ…自己主張ひかえめだと生きていけない
- 管理職になると、責任と仕事が増えるのに収入が減る
1. 長時間労働と激務に限界を感じた
若手を中心に、この悩みを持っている会計士はかなり多いです。 というか、監査法人勤務の会計士って精神的にも体調的にも強いストレスを抱えながら働いている人がほとんどですね。 私も監査法人に転職したての頃は本当にひどい働き方をしていたものです。

2. 人を疑う仕事が精神的につらい
監査法人で働く公認会計士は、仕事がら「簡単に人を信じてはいけない」ということをたたきこまれます。 具体的には、クライアントから受け取る資料は正しいという前提で受け取ってはいけません。 相手は嘘とごまかしをしている前提で現資料を確認する必要がありますし、 相手がとってくるであろう不正な選択肢をすべて頭に置いて可能性をつぶしながら仕事をする必要があります。

3. 出世コースから外れてやる気がなくなった
監査法人で働く会計士は「自分ではコントロールできない要因」が昇格の判断材料になるケースが多いです。

4. 頭おかしい人多すぎ…自己主張ひかえめだと生きていけない
監査法人で働く会計士は、自己主張が控えめなタイプの人はつらい状況になることが多いです。 自己主張が弱いと出世も遅いのが現実ですし、流されるままに仕事を弾き続けていたりしたら、激務に忙殺されます。 監査法人では、だれもが複数のチームに所属していますが、 部下の仕事量を把握している上司というのはほぼいないのが現実です。 (これ自体がどうなのよという感じですが…) なので、会計士は自分が現在抱えている仕事量などを自ら伝え、きっぱりと仕事を断る必要もあります。

5. 管理職になると、責任と仕事が増えるのに収入が減る
これは監査法人に限った話ではありませんが、管理職になると残業代の支給はなくなります。 会計士って入社時から年収がかなり高めなので、中には管理職になる前の方が収入が多いケースがあります。

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監査法人を退職するタイミングはいつがベスト?
↓監査法人を辞めるタイミングとしておすすめなのは以下の3つ。
- 修了考査後のタイミング
- シニア経験後
- マネージャー経験後
1. 修了考査後のタイミング
監査法人を辞めるのにおすすめのタイミングは複数ありますが、 1つは修了考査合格後のタイミングです。 この記事を読んでいる方にはいうまでもないかもしれませんが、 修了考査で合格することが、公認会計士資格を取得する条件の1つです。 考査を突破し、晴れて資格を取得した段階で退職するという人はかなり多いですね。 公認会計士として資格の登録をしているということは、転職先でもプラスに働きます。 (正直に言って「勤務先が見つからなくて困る」ということはまずないと思います。自分の希望の条件で転職できるか?は別ですが) 監査法人で数年働き、自分に監査が合っているかどうかの感触はつかめていると思います。 自分には監査法人は合わないなと感じたら早いタイミングで転職し、 新たなキャリアを積むというのは1つの選択肢だと思います。
2. シニア経験後
監査法人で働く公認会計士の退職タイミングとして次におすすめなのが、 シニア経験後のタイミングです。 より正確にいうと「インチャージを1年以上経験してから辞める」という感じですね。 スタッフ業務とインチャージ業務では、業務の種類や負担等がまるで違ってきます。 「インチャージをやってみて初めて監査の全体像がつかめた」という方も多いでしょう。 インチャージを経験している人と、そうでない人とでは、 タスクの管理能力や財務数値の分析能力が全く違います。 (そして転職先の人事担当者もそのことはよく知っています) シニア経験があれば、転職先でも全体の作業を見通して効率的に仕事ができるようになりますし、面接でもその点はアピールポイントになるでしょう。 また、インチャージはチームメンバーに指示を出して業務の進捗度をみる、いわゆるマネジメント的な業務も発生します。 リーダーとして現場を回した経験がある、というのは転職活動の面接時にもかなりのアピールポイントになります。 マネジメント経験があるというのは、転職市場では思っている以上の強みになります。 ぜひインチャージ経験をアピールしてみてください。
3. マネージャー経験後
「マネージャー経験後」というのも監査法人勤務会計士の1つの転機になります。 マネージャーまでいくと、監査に関して一通り熟達している段階だと思います。 また、複数の現場のマネジメントをするため、管理能力を面接でも十分にアピールできます。 ただし、マネージャーに昇格するには順調にいって8~10年程度かかります。 監査しかやっていないと、他業種に転職する際は1からのスタートとなってしまいますので、年収が一時的にダウンする可能性が高いです。 しかし、マネージャー経験があれば管理職候補の採用といった道も開けるため、一時の年収ダウンはしかたないと捉える方が多いです。 アドバイザリー業務等、監査法人で監査以外の仕事にも携わっていると、より好待遇で転職先に迎えられやすくなります。
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監査法人を退職するのは何月がいい?

(監査法人を退職するなら何月のタイミングがおすすめ?)
6~8月の閑散期
監査法人を退職するタイミングは、閑散期である6~8月がいいでしょう。 決算監査もひと段落して、引継業務をする余裕も十分にあります。 転職活動も余裕をもって進められるでしょう。
1月~5月の転職はおすすめしない
逆に1~5月の繁忙期に転職するのはおすすめしません。 期末監査に向けて忙しくなってくる段階であり、 引継業務をしている余裕も時間もありません。 転職面接でも、監査法人の繁忙期を把握されている方というのは一定数いらっしゃるため、自分勝手な印象を与えやすくなります。 監査法人に不義理をせず、キチンと引継を余裕をもって行うのが、結果的に自分にとってもプラスになります。
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