会計事務所・経理に転職して働くには?

会計職のキャリア戦略

一人経理は不安?孤独?未経験から5年働いた女性の転職体験談

小規模な企業では、社内の経理スタッフが1人だけ一人経理)ということが少なくありません。

今回は、実際に一人経理の仕事を経験したことがある女性に転職体験談をお聞きしました。

一人経理ならではの仕事の悩みや、転職成功のポイントについてもお聞きしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

経理志望者におすすめのサイト

  • MSジャパン
    未経験者向けの経理求人が豊富な転職サイトです。
    「未経験・資格なし」でも挑戦できる経理求人が豊富にありますので、これからキャリアスタートの方におすすめです。
  • ジャスネットキャリア
    経理の実務経験者向けの求人が豊富なサイト(目安は3年以上)
    上場大手企業の経理職など、ハイキャリア向け求人がありますので、いま経理として働いている人がキャリアアップを目指す場合に使えます。
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一人経理は不安?私が体験した仕事内容

一人経理

(一人経理は不安?孤独?転職体験談をお聞きしました)

一人経理として働かれていたときの状況について教えていただけますか?
社員20名ほどの会社に未経験で入社しました。
一人経理として仕事をしたのは5年間ほどです。

私は社員が20名程の小規模企業に未経験で入社し、一人経理として5年勤務しました。

未経験で一人経理」というと相当大変な感じがするかもしれませんが、基本的な業務内容については引き継ぎがちゃんとしていたので問題ありませんでした。

(ただ、イレギュラーな業務が発生したときには対応の仕方がよくわからずかなり苦労した経験があります)

なお、1ヶ月に1回、顧問の税理士さんのチェックを受けていました。

決算もほぼ代行してもらっていましたので、仕事はちゃんとまわっていたように思います。

小規模企業で「一人経理」は少なくない

小規模な企業では「一人経理+顧問税理士」のかたちで経理業務をまわしている会社は少なくないですよね。
現在は別の会社で働かれているんですか?
はい、そうです。
一人経理もやりがいがありましたが、
キャリアアップという面ではやはり不安が大きかったです。

一人経理は不安や苦労がたくさんあります。

↓具体的には、以下のようなことですね。

一人経理で感じていた不満・不安

  • 一人経理は休めない
    社内に業務を代わってくれる人がいない一人経理は休みを取りづらいときがあります。有休が取りたくても業務が立て込む月末は避けなければならないですし、風邪で休んでしまうと仕事が大量に貯まってしまい何時間も残業しなければならないこともありました。同部署に複数人いる他部署の人を羨ましく感じていました。
  • 一人経理は孤独
    一人経理は直属の上司も同僚もいないため相談する相手がいません。
    業務のことだけでなく、仕事のことでのちょっとした愚痴などを言う相手もいないので、孤独に感じることがあります。
    私の職場では、社長が私的なことに経費を使うことがあり、そういった愚痴や相談を一緒に話せる同部署の相手がいれば、仕事が少しは楽しくなるかなぁなんて考えることも多々あります。
  • 経理業務以外の仕事も多い
    私が働いていた企業は社員が20名ほどの零細企業のため、経理でも労務や総務などの社内の事務全般が担当の業務でした。入社したてのころは仕事量も覚えることも膨大で、本当に苦労しました。
  • 未経験者が一人で仕事をすることの不安
    未経験で入社し、前任者の方に2週間ほど引き継ぎもしてもらいそのあとは一人での業務でした。ある程度のことは教えてもらいましたが、イレギュラーな業務の対応の仕方がまったくわからずとても焦りました。相談する相手がいないため、過去に同じようなことがないか資料を見返しなんとかやってみましたが、何が正解かも解らず不安に感じることも多かったです。
  • 将来への不安・年収の不満
    私が働いていた会社では売上が安定しておらず、年2回の賞与額も業績によって大きく変動するため、年収が安定せず金銭的な不安が一番大きいです。定年退職までに会社が存続しているかの不安もあったので、長く働けてキャリアを積んでいける職場への転職を考えました。

結局、私は5年間ほど一人経理として働きました。

しかし、もっと大規模な組織で働く安定感が欲しかったのと、

経理としての専門的な知識をみがきたいと思ったことから、転職を選択しました。

一人経理を脱出!経理のキャリアアップ方法

一人経理として働いている人や、
これから働く人向け
にアドバイスをお願いします。
一人経理として働いた経験は決してムダにはなりません。
ただ、経理は企業規模が大きいほど高いレベルの仕事ができてお給料も上がるので、
長期的には転職を視野に入れておくことをおすすめします。

小規模企業を転職先として選ぶことは、「未経験者でも経理の仕事につける」というメリットがあります。

経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、未経験者が応募できる求人の数はかぎられているのが現実です。

なので、これから未経験で経理としてキャリアをスタートする段階の方は、小規模企業の一人経理を転職先に選ぶことも良いと思います。

経理 転職しやすい

(未経験者向けの経理求人の例。こちらはMSジャパンに登録されている求人です)

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長い目で見ると「一人経理」の仕事内容ではものたりなくなるかも

ただし、長い目で見ると、一人経理の仕事内容ではものたりなくなる人が多いのではないでしょうか。

「会社のお金に関する仕事のほとんどを任されている」という満足感や貢献感が得られるのは大きいですが、

経理の専門知識をみがくという意味では不満を感じる部分が多々あると思います。

実際、未経験で入社した私でも2年ほどでだいたいの仕事をおぼえてしまいました。

キャリアアップや年収アップを狙うなら、ある程度の規模の企業に務める必要がある

また、一人経理を置いている小規模企業では、

昇給の体制や時期がしっかり決められていない企業が多く、年収アップが難しいです。

経理が昇級するタイミングというのは、役職がついて複数人のスタッフをまとめる立場になった時だと思いますが、

一人経理では当然ながら管理職の役職はありません(一人だけなので)

経理としてキャリアアップや年収アップを目指すなら、ある程度の規模の企業への転職を視野に入れて考える必要があります。

孤独になりがちな一人経理ではコミュニケーション能力をみがきにくい

また、一人経理は複数人での業務ではないため孤独になりがちです。

私も最初はかなりさびしく感じましたが、人間は良くも悪くもこうした環境にも慣れてしまいます。

一人で黙々と作業するのに慣れてしまうと、チームで経理の仕事をする能力がなかなかみがけません。

ある程度の規模の企業になると、経理業務もチーム分業制になっていますので、

こうした働き方にも対応できるようになっておくのがのぞましいですね。

なお、一人経理は面接などで「一人で作業してきた人だから、コミュニケーション能力が欠けるのでは」という先入観をもたれがちです。

対策としては、「経理としてはひとりでしたが、経営者を含めた他の部署の人たちや、会社外部の人とも協力して仕事をしてきた」ということを具体的に説明することが考えられるでしょう。

一人経理といっても、業務を通してたくさんの人と関わります。

(経営者や他部署の人たち、税理士さん、銀行の融資担当者さんなど)

一人経理として、1つの会社の経理をすべて任されていた実績は、転職にもとても有利になります。

従業員数100名以上の会社求人を狙う

一人経理からキャリアアップするなら、
一人経理から転職するなら、どのぐらいの規模の会社求人を狙うべきでしょうか?
従業員数100名以上」が一つの目安になると思います。

一人経理を5年間経験した後、私は従業員数が約100名の中規模企業に経理として転職しました。

この規模の企業だと、経理も複数人でのチーム体制になります。

当然ながら複数人のスタッフをとりまとめる課長や部長といった管理職を置いていますから、昇格での年収アップが狙えます。

経理管理職の年収は800万円以上〜の企業がほとんどですから、長い目で見ても魅力的なキャリアになるでしょう。

一人経理

(経理管理職の求人例。こちらはジャスネットキャリアに登録されている求人です)

また、企業規模が大きくなるほど、専門的な知識が必要になります。

経理としてより高度な実務知識を身につけたい方も、仕事のレベルを上げていけると思いますよ。

管理職になると統括力も求められますが、零細企業での一人経理よりも自分のスキルを磨くことができます。

経理は転職でも実務経験がとても重要視されますが、

これは逆に言えば「実務経験者は転職しやすい」ということでもあります。

職務経歴書や面接で自己PRをするときは、現職での会計業務ではどのようなことをしていて、

今後は専門性を高めるためにどうやって努力をしていくか?をしっかり伝えると転職成功につながると思います。

最後に!

今すぐ転職する気はないという人も、

転職サイトへの登録はやっておきましょう。

今の仕事のストレスや疲労が限界までたまってくると、

転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気がなくなるからです。

気になった求人をストックしておくだけでも、

いざとなったら転職すればいいという選択肢ができますから、

過労で倒れてしまうより前に、転職という次の手段が打てます。

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    まだ希望職種が決まっていなくていろんな選択肢を検討したいという方は、ここを使いましょう。

転職サイト・転職エージェントについてのよくある質問と回答

転職サイト・転職エージェントについて、よくある質問と回答をまとめました。

参考にしてみてください。

(↓質問をクリックで回答を開きます)

▼転職サイトと転職エージェントは何が違うの?

転職サイトというのは、人材採用を行いたい企業が、

「こういう人がほしい!」というかたちで求人を出しているサイトのことです。

世の中にはどんな仕事があるのかな?という情報リサーチに使ってもいいですし、

実際に転職活動中の人は、良さげな求人があれば転職サイト内で求人に応募してもOKです。

転職サイトに登録されている求人に実際に応募すると、

転職エージェントという人たちから連絡がきます。

転職エージェントは企業側とあなたの間に入って、面接日程の調整や年収の交渉などを代わりにやってくれます。

転職エージェントにお金を払うのは企業側なので、私たち求職者側は完全無料で使うことができますよ。

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▼よく聞く「非公開求人」って何?

転職サイトでは、現在募集されている最新の求人をみることができますが、

サイト内にはだれでも見られる「公開求人」と、

無料登録しないと見られない「非公開求人」があります。

条件の良い求人のほとんどは非公開求人ですので、転職サイトを使うなら無料登録をしておきましょう(なお、登録をしても応募する義務はありません)

また、転職サイトに希望の年収や福利厚生の条件を転職サイトに登録しておくと、

条件にマッチした最新の求人情報が自動配信メールで送られてきます。

こうしたメールを見て、よさそうなものをストックしておくようにしてください。

これだけで、業界の給料相場などが自然に頭に入ってくるようになります。

必然的に、優良なホワイト求人に出会える可能性も高くなりますよ。

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▼転職エージェントって何者?怪しい人たち?

転職エージェントというのは、働きたい人と、人材を採用したい企業との間に入って、

求人紹介を行うことを仕事にしている人たちのことです。

企業側から「こういう人を探してきて欲しい」という依頼を受けて、

人材の紹介を行うのがエージェントの仕事です。

転職エージェントに対してお金を払うのは、企業側だけです。

働きたい人、仕事を探している人に対して、

エージェントがお金を請求してくるようなことはいっさいありません。

転職エージェントは転職活動のサポートをしてくれる「伴走者」のような存在ですので、

これから転職活動を始める方はぜひ活用するようにしましょう。

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▼転職活動って何から始めたらいいの?

まずは、世の中にはどんな求人があるのか?を見るところから始めると良いでしょう。

まじめな人ほど「自分を欲しがる会社なんてないよな…」なんて考えている人が多いのですが、

実際には、世の中にはありとあらゆる仕事が募集されていますよ。

具体的には、転職サイトをのぞいてみてください。

本当にありとあらゆる仕事があるので、「自分にはこういう選択肢があるんだ」と気付けるだけでも収穫があると思います。

なお、会計事務所や経理への転職を目指す人は、会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。

▼会計職につきたい人はどんな転職サイトを使えばいいの?

世の中にはいろんな転職サイトがありますが、転職サイトには大きく分けて以下の2種類があります。

  • 一般向けの転職サイト
    業界や業種を問わず、とにかくたくさんの求人があるサイト。
    テレビCMなどで宣伝されている転職サイトはこちら。
    求人数が多いのがメリットだが、求人ひとつひとつの条件はあまり良くないのがデメリット。
    代表例はリクルートエージェント。
  • 専門職向けの転職サイト
    薬剤師専門、介護士専門、会計職専門というように、特定の業種や業界の求人だけを扱っている転職サイト。
    一般向けの転職サイトに比べると求人数が少ないが、扱っている求人の質は非常に高い。
    会計職専門サイトの代表例はMSジャパン。

「まだどんな職種に転職するか決まっていない」という段階の人は、一般向けの転職サイトを使って幅広い選択肢を検討してみるのが良いでしょう。

一方で、「税理士になるために会計事務所に転職したい」「会計人としてのキャリアを目指して、企業経理に転職したい」というように、

すでに目指す職種や業界が明確に決まっている人は、専門職向けの転職サイトを使って条件の良い求人を探すのが良いですね。

▼転職サイトは本当に無料?なぜ無料?

転職エージェントは、最初から最後まで完全無料で使えます。

私はこれまで10社以上の転職エージェントを使ってきましたが、

料金を1円でも請求されたことは一回もありません。

なぜかというと、転職エージェントにお金を払っているのは、

採用活動を行っている企業側だからです。

企業側にとっても、人材を探してくるというのはとても大変な作業です。

説明会を開いたり、求人チラシ広告を出したり…とめんどうなことをやらないといけません。

転職エージェントは、企業から依頼を受けてこうした作業を代わりにやっている会社です。

企業側が人材の採用まで到ることができたら、

良い人を探してきてくれてありがとう」ということで、

企業側から転職エージェントに対して紹介手数料が支払われるというわけですね。

採用活動を行う企業→転職エージェント

というかたちですでにお金が払われていますので、

あなた(求職者)に対して料金が発生することは、最初から最後までないのです。

>>転職サイトを見てみる

▼転職エージェントからしつこい勧誘がきたりしない?

基本的に、あなたの側から連絡しない限り、

エージェントから直接連絡がくることはありません。

エージェントも仕事で求人紹介をやっていますので、

転職活動をまだ本腰を入れてスタートしていないタイミングの人に対して連絡をとっても、

時間的なロスが大きいというのがホンネです。

そのため、基本的には求職者(あなた)の側から「この求人に応募したい」というコンタクトを取らない限り、

エージェントの側から直接連絡がくることはないでしょう。

なお、転職サイトに無料登録して、希望の年収条件などを入力しておくと、

その条件に合った最新の求人情報が自動配信メールで送ってもらえるようになります。

こうした情報をストック(保管)しておくだけでも、

業界の平均年収や、福利厚生条件についての「相場感」のようなものがわかってくると思います。

実際に転職活動のアクションを起こす前に、こうした相場感を持っておくことが優良求人を見分けるコツになります。

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▼まだ転職するか決めてなくても転職サイトは使える?

はい。転職サイトは「まだ今の仕事を辞めるかどうか迷っている」という段階の人でも使うことができます。

むしろ、そういった人ほど情報収集は大切ですから、転職サイトに登録していろんな求人を見てみることをおすすめします。

転職サイトに登録しても、いきなりエージェントから連絡が来るようなことはありませんので、

安心して使うことができますよ。

転職サイト内で「この求人がよさそう」というものが見つかったら、

エージェントに紹介依頼を出しましょう。

エージェントとの面談→面接日程の調整→企業側との面接→内定→入社

というように、転職活動のステップが進んでいきます。

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▼転職サイトに登録すると、今の会社に知られることはない?

これはまずないです。

あったらいわゆる「顧客情報の流出」ということで新聞ニュースになってしまうやつですね。

転職エージェントがあなたの意思に反して勝手に動くことはありません。

転職活動が実際に動き出すのは、あなたがサイト内で面談希望を出した後のことです。

また、面談でもまわりから見えない個別ブースに案内されるなど、プライバシーには配慮してくれますよ。

エージェントと面談中に自分の会社の人にばったり出くわす、というようなことはまずありません。

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▼転職エージェントとの面談って何をするの?

転職サイト内で良さそうな求人が見つかったら、サイト内で応募を行いましょう。

エージェントから連絡がきて、まずはエージェントとの面談を行う流れになります。

エージェントとの面談は、15分〜30分ぐらいで終わる簡単なものです。

希望する転職の条件(年収や職種など)や、退職時期などについてのヒアリングがあります。

その上で、「それにあった求人ならこれです」という感じで具体的な候補を出してくれます。

もちろん、面談したからといって転職しないといけないわけではないです。

良さそうなのがなければ「持ち帰って検討します」と伝えればOKですよ。

エージェント側もその辺は心得ているので、しつこく勧誘してくるようなことはないです。

なお、まだ転職するかどうか迷っている段階なら、

正直に「今の会社を辞めるかどうかで迷ってます」と伝えてもいいと思います。

この場合も、「もし転職するならこういう求人がある」ということを教えてもらえます。

「今の仕事がだめになっても、別の選択肢がある」ということがわかるだけでも収穫があると思いますよ。

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▼情報収集のために、転職サイト内の求人をみるだけでもいい?

これは特に問題ないです。

転職サイトは業界の情報収集のために使うのにとても便利です。

「いざ転職に向けて具体的に動き出す」というタイミングがきたら、サイト内で求人応募を行いましょう。

エージェントから直接連絡がきて、面談→面接の流れになります。

転職サイト内で求人を見てるだけなら、エージェントから連絡が来ることはありません。

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