- 経理は未経験者にはきびしいらしい…。
- 経理派遣からならゼロから実務経験を積める?
- お給料はちゃんと稼ぎたい。
- 経理派遣の時給ってどのぐらい?
経理という職種は、実務経験がとても重要視される仕事です。
正社員求人の多くは「実務経験2年以上が必須」となっていることが多く、未経験者には高いハードルとなることも少なくありません。
そのような方におすすめなのが「経理派遣」という働き方です。
派遣社員として経理としてのキャリアをスタートして、実務経験を摘んだ後に正社員にステップアップしていくという方法ですね。
経理派遣なら、まったくの実務未経験者であっても採用される可能性が高いです。
一般的な事務職と比較しても時給が高く、しかもすぐに働き始めることができますから、生活のためにお金をしっかり稼ぎたい方にもおすすめですよ。
↓経理派遣の求人を探すなら、こちらのサイトがおすすめです。
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この記事の目次
経理未経験者は派遣からキャリアスタートしよう!おすすめの理由5つ

(経理未経験者は派遣からキャリアをスタートしましょう)
↓経理未経験者の方に、派遣からキャリアをスタートさせることをおすすめする理由としては、以下の5つがあります。
経理事務派遣がおすすめな理由
- 経理派遣は時給が高い
- 今すぐ働き始められる
- 雑用事務が少ないので経理としての実務経験をきちんと積める
- 実務経験を積めば「実務経験者」としての転職も可能
- 紹介予定派遣で正社員になれるケースがある
それぞれの理由について、順番に見ていきましょう。
①経理派遣は時給が高い!
経理の派遣は時給がとても高い傾向があります。
一般的な事務職の派遣では、時給は1200円程度〜でスタートすることが多いでしょう。
しかし、経理は派遣でも専門職扱いになりますので、時給は1600円〜が相場になります。
1時間あたり400円もの差があるとすると、1日8時間勤務だったとして、1日あたりのお給料額に3200円もの差が出ます。
1ヶ月に20日間勤務したとすると、月給は6万4000円も違うことになりますね。
「誰でもできる仕事」であることが多い一般事務に比べて、専門職である経理事務は、お給料の面でもとても優遇されているのです。
②派遣なので今すぐ働き始められる!
正社員として転職する場合、転職活動に3ヶ月〜6ヶ月ぐらいはかかります。
これに比べて、派遣スタッフとして働く場合には、最短で翌日〜数日以内からのの勤務スタートも可能です。
お給料もすぐに稼ぎ始めることができますし、実務経験も摘み始めることができますね。
仮に、「どうしても正社員じゃないと嫌だ」ということで、無職の状態で6ヶ月間転職活動したとしたらどうでしょうか。
その間はもちろん収入はありませんから、貯金を取り崩しながら生活することになります。
しかも、半年後にもし転職が決まったとしても、その時点で実務経験はゼロです…。
これなら、派遣スタッフとして今すぐ働き始めて、仕事をしながら正社員の仕事を探す方が圧倒的に有利です。
派遣スタッフであっても、半年間の実務経験があれば、正社員として転職する場合にも「実務経験者」として扱ってもらえる可能性が高いでしょう。
③雑用事務が少ないので経理としての実務経験をきちんと積める
通常の派遣として登録すると、経理派遣とは言っても実質的にはただの雑用事務になってしまうケースもあります。
経理としての実務経験を積みたくて働くのに、これでは本末転倒ですよね。
これから経理としてキャリアをスタートしていくことを目指すなら、
最初から経理職として募集されている派遣求人を狙って応募するようにしましょう。
募集要項では「経理事務」となっていても、実質的には総務事務と変わらない状態になっていることもありますから注意してください。
(派遣会社のエージェントさんによくお話を聞いておくようにしましょう)
④経理派遣として実務経験を積めば「実務経験者」としての転職も可能!
具体的には決算業務の経験を積んでいると、実務経験者として見なされ転職市場ではアドバンテージとなってきます。
例えば、正社員として転職活動をする場合には、経理の実務経験があるとこういった求人に応募することが可能となります。
未経験から月次決算を実務で行い、身につけるには最低半年から一年程度の実務経験はあると良いと考えます。
結論として派遣として六ヶ月~一年程度の実務経験を積めば、実務経験者向け正社員の求人にも応募できるようになります。
また、正社員の求人となると、体系的な知識を身につけているかも当然求められます。
なので、派遣で働きながら簿記の勉強も同時進行で始めましょう。日商簿記2級の内容でOKです。
派遣は一般的には残業も少ないので仕事後に勉強をしましょう。
⑤紹介予定派遣で正社員になれるケースも!
紹介予定派遣とは、派遣期間(最長6ヶ月)終了後に、本人と派遣先企業双方合意のもとに社員となる働き方です。
この働き方のメリットは、最初に派遣で働くことで実際の仕事内容や職場の雰囲気を見極められることです。
派遣社員としていわば「お試し」で派遣先の職場で働き、もし「ここなら正社員としてずっと働いてもいいかも」と思えるようなら、そのまま正社員として採用してもらうという形ですね。
企業側としても、あなたが派遣社員として働いているときに「この人なら大丈夫そう」と判断したときには、
派遣スタッフとして雇用するより正社員にした方がメリットは大きいですから、正社員として盗用される可能性は非常に高いのです。
簿記資格なしの経理未経験者でも派遣から働ける?
「簿記資格を持っていないと応募できないのでは」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、結論からいうと派遣であれば簿記資格なしで応募できる求人がほとんどです。
具体的には、「パソコンを使った業務のご経験のある方や、仕訳の知識がある方」となっていて、簿記資格は必須にはなっていないことが多いですね。
もちろん、経理の仕事では簿記の知識はあるにこしたことはないので、市販の入門テキストなどで勉強を始めておくのがおすすめです。
求人に応募する時点でまだ簿記資格がない人の伝え方
求人応募時点で検定にはまだ合格していない場合には、以下のように採用担当者に伝えておくと良いでしょう。
「まだ資格は持っていませんが、勉強はすでに始めています。次回の検定試験を受験して、簿記2級に合格する予定です」
これなら実務未経験であってもやる気と主体性をアピールできてグッドですね。
なお、経理として長期的な目線で考えると、簿記2級は取得しておきたいところです。
2級まで勉強を進めていけば、商業簿記・工業簿記をしっかり身につけることができます。
経理としてキャリアアップしていくことを考えている方は、経理として実務経験を積みつつ、簿記の勉強は同時進行でやっていくようにしましょう。