会計事務所(税理士事務所)を辞めたい…。失敗しないための注意点とおすすめの転職先

2018年5月9日

  • 給料が安すぎて生活できない…。
  • 仕事が忙し過ぎて税理士試験の勉強ができない。
  • 所長税理士や先輩職員が仕事を教えてくれなくてつらい…。
読者様

会計事務所(税理士事務所)で働いているのですが、

今の事務所を辞めたいと考えています。

まだ入社して2年ほどしか経っていないのですが、

こんなにすぐ辞めるのってやばいですか?

自分に合わない職場で働くのってつらいですよね。

私は初めて入社した会計事務所を2年ちょっと働いて辞め、

合計3社の会計事務所を経験した後、

税理士試験をあきらめたのをきっかけに企業経理になりました。

管理人

私は年収200万円台のブラック事務所からスタートして、

現在は一般企業の経理管理職として働いています。

人と比べて転職回数は多い方なのですが、

年収は当時の3倍以上になっていますので割とよかったのかなと思っています。

無計画に転職を繰り返すのはおすすめしませんが、

今の職場がどうしても合わないなら、

転職も選択肢に入れた方が結局は良い結果になると思いますよ。

会計事務所の経験者は、

資格の有無を問わず転職を成功させやすいですしね。

  1. いま働いている会計事務所から、別の会計事務所へ転職
  2. 会計事務所から一般企業経理へ転職

↑この2つのどちらかなら、

会計事務所経験者は実務経験者として即戦力採用してもらうことが可能です。

転職をきっかけに年収アップすることも十分に可能だと思いますよ。

↓※実務経験者むけの会計事務所求人の例

会計事務所 辞めたい

(実務経験者むけの会計事務所求人)

\ 実務経験者は年収500万円〜!/

会計事務所の求人を見てみる

会計事務所経験者は、

企業経理の求人も狙えますよ。

管理人
会計事務所 辞めたい

(会計事務所から一般企業経理への転職も可能です)

\ 会計事務所経験者は優遇!/

経理の求人を見てみる

そもそも税理士業界(会計事務所業界)で、

ひとつの事務所で定年まで働く人ってほとんどいません。

税理士試験に合格できている人は、

ある程度の実務ができるようになった時点で独立していきます。

また、税理士試験に合格できなかった人(私もこちら)は、

もっと高い年収で雇ってくれる別事務所や、

一般企業の経理職に転職していくのが普通です。

「人生で転職はなるべくしない方がいい」と考えている人は多いと思いますが、

この業界にはあまりあてはまらないです。

逆に、未経験で入社した事務所でずっと働いていても、

給料を上げてもらうのはとても難しいのが実情なので注意した方が良いですよ。

↓※そのあたりの事情についてはこちらの記事で解説しています。

税理士事務所 給料 安い
会計事務所(税理士事務所)の給料は安い?年収が上がらない理由は?

「会計事務所の給料は安い?平均年収はどのぐらい?どういう働き方をしたら年収は上がっていくの?」この記事では、この業界で10年以上働いた私の経験から、会計事務所(税理士事務所)の平均年収の実態について解説します。ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

今よりも良い環境で働けるようになりたいなら、

転職も積極的に選択肢に入れましょう。

転職活動の仕方を間違えなければ、

転職によって年収や雇用環境・役職をレベルアップすることは十分狙えますよ。

管理人

以下では、

会計事務所(税理士事務所)で働く人に多い退職理由を紹介するとともに、

会計事務所の実務経験者が転職を成功させるためのポイントを解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

会計事務所を辞めたい人に多い退職理由

会計事務所 辞めたい

(会計事務所職員に多い退職理由は?)

私自身の実体験を含めて、

会計事務所を辞めたい人に多い退職理由としては、

↓以下のようなものが挙げられるでしょう。

管理人

あるあるな仕事の不満と転職理由

  1. とにかく仕事がつまらない・マンネリ化
  2. 顧問先の経営者とのやりとりが苦痛
  3. 所長税理士や先輩職員と性格的に合わない
  4. 業務量と給料が見合わない(安すぎる)
  5. 仕事が激務で税理士試験との両立ができない
  6. 今の事務所に将来性を感じない

1.とにかく仕事がつまらない・マンネリ化

これは入社3年目以降の人に多い悩みですね。

会計事務所の仕事は、基本的に毎年同じ作業の繰り返しです。

大規模事務所なら、経験を積むごとに大きな顧問先を任されられるなど刺激がありますが、

小規模な個人事務所ではずっと同じ顧問先を担当することが多く、

仕事内容も人間関係もマンネリ化してしまうケースが多いです。

2.顧問先の経営者とのやりとりが苦痛

会計事務所 辞めたい

(顧問先経営者とのやりとりがストレス…という人も)

会計事務所のお客さんは中小企業の経営者ですが、

経営者というのは良くも悪くもエネルギッシュで体育会系な人が多いです。

自分が担当している経営者と合わなくて、巡回監査に行きたくない…。

という悩みを抱えている人は少なくありません。

3.所長税理士や先輩職員と性格的に合わない

会計事務所は従業員数人〜10人以内の「小さな組織」がほとんどです。

転勤などもなく人間関係も閉鎖的になりがちなので、

職場の人たちと性格的に合わないと非常につらい思いをすることになります。

4.業務量と給料が見合わない(安すぎる)

会計事務所の平均年収はそれほど高くありません。

特に、小規模な個人事務所に実務未経験として入社した人は、

30代でも年収300万円代…ということもあるでしょう。

管理人

ただ、大手事務所資産税特化型事務所に実務経験者として転職できれば、

年収600万円からスタートなど良い条件で採用してもらえるケースもありますよ。

5.仕事が激務で税理士試験との両立ができない

会計事務所 辞めたい

(仕事が忙し過ぎて試験勉強が進まない…は超あるある)

会計事務所で働く人の多くは税理士試験の受験生です。

将来的には税理士試験に合格して独立を目指している人が多いでしょう。

こういった希望を持つ人にとって、

勤務先の事務所が「働きながら勉強できる環境か?」はとても重要です。

管理人

毎年、科目合格者や官報合格者が出るような事務所で働くのと、

所長税理士以外は資格保有者がいない…」というような事務所で働くのとでは、

合格までにかかる年数に大きな差がついてしまうのは避けられません。

6.今の事務所に将来性を感じない

税理士業界は高齢化が進んでいます。

AI化や会計ソフトの優秀化、格安料金の記帳代行業社の出現で、

従来の「先生ビジネス」ではやっていけない事務所が増加しているのが現実でしょう。

そのためにコンサル業務などに力を入れている事務所も増えていますが、

職員にとっては税務以外の業務負担が増え、不満に感じている人も多いです。

業務量の増加に応じてお給料も増えていくならまだ分かりますが、

業績の厳しい小規模事務所ではなかなかそうもいかないようです。

管理人

このような環境に適応できない税理士の中には、

10年後には事務所は廃業するつもり」という人もいます(そして、それを職員には伝えていなかったりする)

さらにいうと、この業界は「親族承継」がとても多いです。

現在の所長税理士の息子や孫が後継者になる予定だけど、実力がともなっていない…というケースも少なくありません。

事務所の将来性に疑問を感じ、キャリアチェンジを検討する会計事務所職員は今後も増加していくものと思われます。

私が会計事務所を辞めたときの状況

私自身、最初に入社した1社目の会計事務所では、

毎日毎日仕事を辞めることばかり考えていました。

管理人

↓思い出すのもしんどいのですが、当時は毎日こんな感じで働いていたんです。

  • 毎朝、必ずお腹が痛くなりながら出社。
  • 乗り物酔いなんて子供の頃からしたことがないのに、通勤電車で気分が悪くなって前の駅で降りる。
  • 所長税理士や先輩職員に人格を否定するような言葉で怒鳴られ、トイレで声をおしころしてちょっとだけ泣き、また自席に戻る日々…。
  • 入社以来、定時で帰ったことなど一度もなく、残業代も支給されない安月給でぎりぎりの生活…。貯金はゼロ。

一時期はうつ的な症状になってしまい、本気で命を落とすところでした。

結局、1社目の税理士事務所は2年数ヶ月ほど働いて辞め、2社目の税理士事務所に転職したのですが、

結論的には、辞めて本当に良かったです。

というか、無理せずさっさと見切りをつけていたら良かった。

いま、つらい思いをしながら税理士事務所で働いている人にはぜひお伝えしたいのは、

税理士業界は、所属する事務所によって環境がまったく違う

ということです。

あなたが力を発揮できる職場は、今の職場だけではありません。

仕事や職場がどうしても自分に合わない時に転職をすることは、逃げでもないです。

力を発揮できない職場で働き続けることは、社会的な損失といっても良いでしょう。

管理人

「人間関係がよくて、お給料も今より高い」

↑こういう職場で働く方が良いに決まっていますよね。

もちろん、そんな天国のような職場はなかなか見つかりませんが、

少なくとも「毎朝出勤することさえもストレス」という状態から脱出するのはそれほど難しいことではありません。

あなたという人財を、

正当に評価してくれる事務所や企業は必ずありますよ。

人間関係や社風は職場によってまったく違うものです。

管理人

責任感が強すぎる人ほど自分を追いつめてしまう

税理士事務所 辞めたい

(会計事務所職員には「責任感が強すぎる人」が多い)

税理士を目指す人というのは、

おおまかにいって「責任感が強すぎるほどに強い人」が多い印象です。

私がいままで会計事務所で一緒に働いてきた人で、

いわゆる「いい加減な人」というのはほぼ見たことがありません。

まじめすぎる人や責任感が強すぎる人が、圧倒的に多いですね。

管理人

みんな本当に真面目に頑張っているけど、なぜか収入も低くてうまくいっていない…。

↑こんな風につらい思いをしている方がほとんどなんですよね。

仕事がつらくてしょうがないけど、もし自分が辞めたらまわりにもっと迷惑をかけてしまう。

そんなふうに考えて自分を追いつめ、

体調を崩すところまで行ってしまう人が少なくありません。

これは責任感が強い人ほどハマってしまうループなので注意してください。

たいせつなのは自分を追いつめすぎないこと。自分の代わりは山ほどいる

  • 顧問先の経営者は自分を信頼してくれているので、裏切るわけにはいかない。
  • 相続税申告がわかる職員は事務所内で自分だけ。
  • 自分が抜けたら困っている人の依頼を断ることになってしまう。
  • 来月は自分の担当顧問先の決算。仕事を途中で投げ出すようなことはできない。
  • 顧問先の経営者もコロナ不況の中で頑張っているのに、自分が逃げ出すなんて…。
  • 同僚の職員もがんばっている。自分が抜けたら自分の担当先が彼らにいってもっと負担を増やしてしまう…。

↑このように考えて、

今の事務所を辞めたくても辞めることができないという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、あなたが雇われて働くサラリーマンである以上、

あなたが抜けた後の穴を埋める人は必ずといっていいほど存在します。

今のあなたがどれだけ頑張っていたとしても、

もしあなたが退職したとしたら、

事務所側は「あなたの代わりの人材」をまた新たに補充するだけの話です。

管理人

もしあなたが退職したとして、

その後の事務所運営をきちんとやっていけるようにすることは、あなた自身ではなく所長税理士自身の責任です。

むしろ、ひとりの職員に頼らないと事務所運営がまわっていかないような組織構成になっていること自体が問題と言わざるを得ないでしょう。

あなたが一番考えないといけないのは、あなた自身の生活とキャリアです。

こればかりはあなた以外に考える人はいません。

今の事務所でこの先10年間働いたとして、

所長税理士はその努力にきちんと報酬を与えてくれるでしょうか?

つらいと感じるかもしれませんが、あなた自身が考えないといけない問題なのです。

会計事務所の仕事そのものが嫌になってしまうのはもったいない

税理士事務所 辞めたい

(会計事務所の仕事内容そのものは苦痛ではないという人は多い)

  • 会計事務所の仕事内容はやりがいがある。
  • 顧問先の経営者さんから頼りにされるのはとても嬉しい。
  • でも、事務所がきちんと自分を評価してくれない(給料が安い・人間関係的に軽んじられる)
  • 外に出ている時には楽しいのに、事務所に戻るのが苦痛…。

↑このように感じながら働いている人も多いかもしれません。

私自身、会計や税務の仕事についてはとてもやりがいを感じていて、

その後も10年以上この仕事を続けています。

管理人

会計事務所の仕事を通して積むことができる実務経験は、非常に濃いです。

一般企業経理の仕事と比べると、経験できる決算業務の数は圧倒的に多いですし、

顧問先の経営者とのやりとりで学べることは非常に多いです。

会計事務所で働いてきた人が、一般企業の経理として働いてきた人たちよりも圧倒的に速いスピードで成長していることはまちがいないです。

私は会計事務所と企業経理の両方を経験していますが、

正直にいって経理スタッフとしての仕事は

会計事務所の仕事のしんどさに比べれば楽勝」と感じる場面が多いです。

管理人

せっかく目指した会計・税務のプロというキャリアを、

「今の事務所の環境が辛いから」という理由であきらめてしまうのはとてももったいないですよ。

職場のために体をこわすなんてばかばかしい

税理士事務所 辞めたい

(あなたを大切にしてくれない職場のために、心身に支障をきたすなんてやめましょう)

また、自分に合わない事務所で働き続けることで心身をこわしてしまうと、最悪のケースでは社会人として仕事に復帰するのが難しくなるケースもあります。

(税理士業界で働いた10年間で、そういう人をたくさん見てきました)

あなたは、あなた自身の人生を壊してまで、職場の人たちのことを考える必要はありません。

職場の人たちは、あなたが思うほど、あなたのことを考えてくれていないのが現実です。

担当顧問先の決算が近くても、

事務所内に自分の穴を埋める人がいなくても、

働き始めてまだ1年経っていなかったとしても、

どうしてもつらいなら職場は辞めていいんです。

自分が働く場所を自分で決められるのが、サラリーマンの特権です。

今の事務所がどうしてもつらいと感じている方は、一歩踏み出す勇気を持ってください。

円満退職を実現するために気を付けておくべきこと

税理士事務所 辞めたい

(円満退職のためのポイントを知っておきましょう)

今の事務所を辞めるという決断をすることは、逃げでもなければ卑怯でもありません。

しかし、どんなに辛くてブラックな職場でも、「ある日いきなりいなくなる(ばっくれる)」というようなことはしてはいけません。

社会人としての常識ということもありますが、あなた自身が次の職場へ転職する時にマイナス要因となってしまう可能性があるからです。

どうせ退職するなら、円満退職で事務所や所長税理士とトラブルになることなく辞められた方が良いに決まっていますよね。

↓円満退職を実現するためには、以下のようなことに気を付けておきましょう。

円満退職のポイント

  1. 退職を伝えるタイミング
  2. 相談相手を間違えないこと
  3. 退職理由をバカ正直に話す必要はまったくない
  4. 最終的には「辞める」という強い意志を持たなくてはいけない
  5. 転職活動は必ず在職中に行うこと

それぞれのポイントについて、順番に解説します。

>>退職についてはこれからじっくり考える という方はこちらにジャンプしてください

1.退職を伝えるタイミング

従業員の退職に関するルールを決めているのは民法627条第1項という法律です。

これによると「期間の定めのない雇用契約」であれば、「退職したい日の2週間前」に退職の意思表示をすればOKということになっています。

※「期間の定めのない雇用契約」というのは、簡単に言えば「普通の正社員としての雇用」のことです。

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法627条第1項

例えば、12月末日付けで退職したいと考えているのであれば、遅くとも12月15日までに退職願を出せばOKということになりますね。

なお、提出するのは「辞表」ではありません。

辞表というのは会社の役員レベルの人が退任する時に作成する書類です。

従業員が退職の意思表示を表示するための書類は「退職願」です。

法律上は口頭で退職意思を伝えても良いことになっていますが、トラブルを避ける意味でも書面で渡すのがマナーですね。

退職願に書く内容

退職願の内容は、ごく簡単なもので構いません。

退職理由についても「一身上の都合により」で問題ないです。

↓以下のような内容を記載し、直属の上司や所長税理士に渡すようにしましょう。

退職願の記載事項

  • 「退職願」という文言
  • 「このたび、一身上の都合により」という文言
  • 退職したい日付
  • 退職願を渡した日付
  • 自分の氏名と所属部署
  • 宛名(所長税理士の名前と事務所の名称)
税理士事務所 辞めたい

(退職願には特に決まった書式はなく、簡単な内容で問題ありません)

手書きでも、ワードで作ったファイルの印刷でも問題ありません。

↓どんな書類に何を使って書くか?についてのルールは以下のとおりです。

退職願を書く文房具

  • 白の便箋を使う
  • 白の無地封筒を使う
  • 鉛筆以外の文房具で書く(ボールペンなど)

コンビニでも退職願に使える白無地の封筒や便箋は売っていますよ。

2.相談相手を間違えないこと

最初に退職意思を伝える相手は、あなたの「直属の上司」です。

小さな規模の事務所の場合、「所長税理士=直属の上司」ということもありますが、チームリーダーや課長・部長といった役職の人がいるなら、まずはその人にまず退職意思を伝えるのがマナーです。

なお、同僚の人に退職の相談をするのは、よほど信頼のおける仲間でない以上はやめた方が良いです。

仕事の愚痴を言い合うのはいいですが、「辞める」という言葉は職場内で安易に口にするべきではありません。

職場内でのあなたの立場が悪くなる可能性がありますし、次の転職に影響してしまうこともあり得ます。

まわりに「仕事を辞める」ということを明かすのは、完全に退職意思が固まっていて、しかも次の職場が決まった後のタイミングにすべきです。

3.退職理由をバカ正直に話す必要はまったくない

直属の上司や所長税理士に退職意思を伝えたら、「どうしてやめたいのか?」「理由はなんなのか?」を必ず聞かれるでしょう。

こう聞かれた時に、バカ正直に退職理由を答える必要はないです。

  • 「〜さんの自分に対する態度が我慢できない」
  • 「給料が安すぎる」
  • 「残業が多すぎる」

なんて安易に口にすれば、めんどくさい引き留めをされたり、激昂して怒鳴りつけてきたりといったこともあり得るでしょう。

(実は私自身も経験しました…)

どうせ辞めるなら日頃のうらみを晴らして…という気持ちもわかりますが、たいていの場合良い結果にはなりません。

すでに退職の意思を固めているなら、ただ淡々と、粛々と退職手続きを進めていくという気持ちで進めてください。

無意味なもめごとや、体力の消耗は避けましょう。

4.最終的には「辞める」という強い意志を持たなくてはいけない

退職願を出すと、職場としてはいったんは引き留めをしてくるのが普通です。

あなたが職員として優秀な人であればあるほど、事務所組織にとっては損失が大きいですから、何かと理由をつけて遺留してくる可能性は高いでしょう。

しかし、ここで情にほだされてしまうと、またこれまでと同じ職場生活が続くだけの話です。

また、いったん退職の意思を口にしたあなたを、事務所側がこれまでと同じように扱う可能性は低いことも理解しておきましょう。

  • 「一度は辞めようとした人」
  • 「忠誠心の低い人」
  • 「自分だけ逃げ出そうとした人」

という不当な評価をされるのがオチです。

仕事を辞めることは、どうしてもあなた自身と職場との利害が対立することになります。

最終的には「今の職場を辞めて、新しい一歩を踏み出す」という強い気持ちを持たなくてはなりません。

5.転職活動は必ず在職中に行うこと

最後に、これはもっとも重要なことですが、転職活動を始めるなら「在職中」に行うようにしましょう。

今の事務所を辞めてから転職活動を始める…というのは、絶対にやめた方が良いです。

理由は単純で、転職活動を極めて不利なかたちで進めざるを得なくなるからです。

失業状態で転職活動を行うことは、精神的なあせりを産んでしまい、失敗につながります。

こうしたあせりは、面接を行う側も気づくものです。

在職中のタイミングで、「転職がうまくいかなかったら、最悪いまの職場に残れば良い」という余裕をもって転職活動することが、成功につながります。

管理人

転職先の企業・事務所も、失業状態の人を高く評価してくれることは基本的にはありません。

年収や福利厚生で今の職場よりも条件が悪いところに転職する羽目になったとしたら、わざわざ今の職場を辞める意味がないですよね。

これまでの税理士事務所職員の実務経験を生かして転職活動するなら、会計職専門の転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェント会社にはいろんなところがありますが、次の職場に税理士事務所の職員として働いてきた経験をきちんと評価してもらうなら、会計職の求人を専門で扱っているエージェント会社を使うのは必須です。

↓会計職専門のエージェントなら、以下のようなことをすべて無料でやってくれますよ。

エージェントがやってくれること

  • あなたの実務経験を生かせる求人をピックアップして紹介してくれます。
    最初から「採用される可能性の高い求人」だけに応募できますので、転職活動の労力を大幅に減らすことにつながります。
  • あなたが希望する年収額を、企業側に伝えてくれます。
    状況によっては年収交渉を代行してくれることもありますので、今度の転職では年収アップが必須という方は活用しましょう。
  • 企業側に送る応募書類の添削をしてくれます。
    書類選考で落ちてしまう可能性を大幅に減らせます。
  • 企業側(税理士事務所側)の内部事情を、求人応募前に教えてくれます。
    例えば、科目合格者がどのぐらいいるか、職員の年齢構成はどうなっているか、男女割合はどうかといったことがらです。
  • 面接対策をしてもらえます。
    「これだ」と思える求人が出てきた時に、確実に採用確率を上げることができます。

なお、転職エージェントが無料なのは、エージェントにお金を払っているのが求人を出す企業側(税理士事務所側)だからです。

以下では、いくつかおすすめの転職エージェント会社を紹介しますので、参考にしてみてください。




Sponsored Links

© 2021 会計職のキャリア戦略