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会計事務所(税理士補助)を辞めたい…。退職理由あるあると後悔しない転職方法

2018年5月9日

  • 会計事務所を辞めたい…。
  • 所長税理士への不満がたまりまくって爆発しそう。

↑こんなふうに苦痛を感じながら、

会計事務所で働いている方って実はとても多いと思います。

私自身、10年間で3社の会計事務所を経験しています。

(つまり、何度も転職に失敗しています)

1社目は明らかなブラック環境だったこともあり、

体調をくずしてかなり辛い体験をしました…。

管理人

この記事では、会計事務所で働く税理士補助にあるあるな退職理由をピックアップしてみました。

すでに転職を検討している方は、転職面接では「前職の退職理由」を必ず聞かれますから、早めに準備をしておきましょう。

ぜひ参考にしてみてください。

ブログ管理人

1985年生まれ。新卒で営業マンになるも数ヶ月で退職→無資格ニートから会計キャリアスタート(税理士事務所)→ブラック環境で地獄のような目にあう→税理士業界で何度か転職し年収600万円ぐらい(トータル10年勤務)→経理に転職して管理職/このブログもおかげ様で累計読者34万人突破!感謝!
>>自己紹介の記事

この記事の目次

会計事務所を辞めたい…。税理士補助にあるあるな退職理由

会計事務所(税理士補助)を辞めたい理由は?あるあるな退職理由を紹介

(会計事務所を辞めたい…税理士補助にあるあるな退職理由とは?)

 

1. 所長税理士と性格的に合わない(モラハラ・パワハラ)

会計事務所ってどこも「小さな組織」です。

事務所スタッフ数で20名を超える規模であれば

「大規模事務所」と言われるのが一般的でしょう。

こうした小さな組織では、

良くも悪くもその組織のリーダーが圧倒的に強い力を持つものです。

会計事務所のリーダーである所長税理士の人格によっては、

組織全体がブラックな雰囲気になってしまっていることも珍しくありません。

所長税理士自身やベテラン職員によるいじめ、

パワハラやセクハラ…みたいなことが

普通に黙認されている閉鎖的な事務所もあります。

パワハラ・セクハラとまではいかななくとも、

所長税理士を人格的・能力的に尊敬できない…。

というのもかなり致命的です。

管理人

税理士業界で働く税理士補助の多くは、

将来的に税理士として独立し、自分の事務所を持つことを目指していると思います。

ですが、職員としての修行時代に「どういう所長税理士と一緒に仕事をしてきたか?」はその後のキャリアに大きな影響を与えます。

尊敬できる上司のもとで働きたいというのは、税理士業界に限らず正当な退職理由と言えます。

さらにいえば、小さな組織である会計事務所では、

所長税理士と机を並べていっしょに働くのが一般的です。

所長税理士の人格や仕事ぶりを尊敬できるか?

は、働く事務所を選ぶ際の重要な基準となるでしょう。

 

2. 人間関係が悪い、風通しの悪い職場が苦痛

会計事務所 辞めたい

(人間関係が最悪な会計事務所で働くのはつらすぎます)

 

会計事務所はどこも「小さな組織」です。

転勤などはありませんし、部署の異動なども基本的にはないことが多いでしょう。

なので、人間関係が合わない職場に入ってしまった場合や、

所長税理士との性格的な相性が悪いと最悪なことになります。

  • ベテランの職員がいすわっていて雰囲気が悪い
  • 社風が合わない
  • 職場の体育会系な雰囲気が生理的に無理…

などなど、人間関係に悩んで退職に追い込まれる会計事務所スタッフは少なくありません。

 

3. 小規模事務所なので、事務所内でのキャリアアップが望めない

一般企業では「営業マンからスタートして、花形部署である経営企画に異動して…」など、

「1つの会社の中でキャリアップ・ステップアップしていく仕組み」ができているケースが多いでしょう。

しかし、小さな組織である会計事務所でこうした仕組みがあるケースはほとんどありません。

(会計事務所の80%以上はスタッフ数20名以下の小規模な個人事務所です)

より大きな組織で働いてみたい!となったときには、

大手事務所への転職を狙うとか、

一般企業の経理職への転職を狙うなどの選択肢しかないのが現実です。

また、税理士を目指す人はそもそも独立志向が強いので、

ひとつの組織の中でキャリアアップしていくよりは、

税理士資格を取得して、2年間の実務経験を職員として積んだら独立、

というキャリアを描いている人が多いのかもしれません。

 

4. 先輩が仕事を教えてくれない(放置される)

これも会計事務所で働く税理士補助あるあるですが、

先輩の事務所スタッフが忙しすぎて仕事を教えてくれない、

そして教わっていない仕事内容でミスをしたらきびしく叱責される…。

というのもよくある不満ですね。

会計事務所はほとんどが小さな組織なので、

新人研修なんてない事務所がほとんどです。

(入社したらいきなり現場のOJTから始まる)

単純に先輩が仕事が忙しいだけならまだいいのですが、

「俺も苦労したんだからお前も苦労しろ」

「みんなそうやって仕事を覚えてきたんだ」的な、

古い考え方が蔓延している事務所も少なくありません。

 

5. 給料が安すぎる

会計事務所で働く税理士補助に一番多い退職理由がおそらくこれでしょう。

特に未経験入社の場合、

税理士補助の年収は300万円未満…みたいな状態も珍しくありません。

(月給手取りで20万円もない…みたいな感じ)

最初から実務経験者で入社した場合にはもう少し良い給料で働けると思いますが、

それでも年収400万円前後あれば良いほうです。

会計事務所のほとんどは中小零細企業で、

個人事業でやっている事務所も少なくありません。

長年勤めたとしても退職金などもなく、

福利厚生の面で強い不満をかかえている人はとても多いでしょう。

会計事務所から一般企業の経理などに

転職していく人が多いのは、

この福利厚生への不満の多さを反映しているものと思われます。

管理人

もちろん、すべての会計事務所職員が低年収…

というわけではありませんよ。

会計事務所でも職員に高い給料を支給して、

↓どんどん人員を増やしていっている勢いのある事務所もあったりします。

会計事務所 辞めたい

(年収高めな会計事務所求人の例:実務経験2年以上)

実務未経験者でも、

↓このぐらいの年収を提示してくれる事務所はあります。

管理人
会計事務所 辞めたい

(年収高めな会計事務所求人の例:未経験OK)

>>会計事務所の実際の求人で年収を見てみる

この業界でずっとやっていくつもりなら、

どういう事務所を自分の勤務先として選んで働くか?はとても重要な問題です。

「どうせ数年後には独立するつもりだから…」

など、勤務先事務所選びをいい加減にやってしまうと、

数年後に後悔するケースが多いので注意しておいてください。

 

6. 仕事内容が激務すぎる

会計事務所で働く税理士補助の仕事は、はっきりいって激務です。

仕事内容は資格を持った税理士と全く同じなので、

一円単位でのミスが許されないし美雅な仕事でもありますね。

(最終的に申告書にハンコを押すのは有資格者というだけ)

特に確定申告時期である毎年2月〜3月や、

三月決算法人の税務申告業務を行う5月は、

会計事務所の繁忙期にあたります。

この時期は毎日深夜まで残業…なんてのはむしろ「普通」です。

忙しい時期に先輩や同僚が体調をくずしてしまい、

その分の仕事が無茶振りされてさらに激務に…。

みたいなことは日常茶飯事です。

管理人

そもそも申告時期って法律で決まっているルールなので、

税理士自身が「この働き方、なんとかしたい…」と思っていてもどうにもなりません。

体質の古い業界なので、いつまでもブラック企業的な働き方を強制されている

税理士補助は本当に多いですね。

ワークライフバランスを求めて別の業界へ転職していく人はとても多いです。

 

7. 税理士試験の勉強と両立できない

会計事務所に勤めている人の多くは、税理士試験の受験生です。

仕事が終わってから資格スクールに通う人が多いですが、

仕事が激務すぎて授業に参加できなかったり、

仕事と勉強の両立に苦しんで事務所から去っていく人は少なくありません。

 

仕事が激務すぎる事務所を勤務先に選んでしまうと、

合格は実質的に不可能」という状態になってしまうのは会計位事務所あるあるですね。

 

問題はどのぐらいの仕事量が「激務」なのか?ですが、

判断の目安として「あなたが担当している顧客の件数」に着目してみると良いでしょう。

許容範囲としては担当件数15件~20件ぐらいまで。

担当件数が30件を超える場合、勉強との両立は非常に厳しいと思います。

なお、最近では職員が勉強と仕事を両立しやすいよう、

↓ワークライフバランス重視の会計事務所も増えてきています。

管理人
会計事務所 辞めたい

(ワークライフバランス重視な会計事務所の求人例:未経験OK)

会計事務所 辞めたい

(ワークライフバランス重視な会計事務所の求人例:実務経験3年以上)

また、最近では「在宅ワーク積極推進」というかたちで、

↓働き方改革を進めている会計事務所も増えていますね。

管理人
会計事務所 辞めたい

(在宅ワークOKの会計事務所求人例)

>>税理士受験生は歓迎!会計事務所の求人を見てみる

 

会計事務所側にとって、税理士試験の勉強を真面目に頑張っている人は「のどから手が欲しい人材」だったりします。

うちは勉強との両立がしやすいですよ!

とアピールして人材募集をかけている事務所は多いんですね。

働きながら税理士試験の合格を目指しているけど、

仕事が忙しすぎて、勉強時間がとてもじゃないけど確保できない…

と悩んでいる人は、こういう事務所に転職することも選択肢にいれてみると良いかもしれません。

私も過去に3社の事務所で働いた経験がありますが、

事務所によって働く環境ってまったく違いました。

人間って環境に左右される生き物なんで、

どういう職場環境で働くか?はこだわったほうが良いですよ。

 

8. 同僚が優秀すぎて、劣等感を感じながら働くのが辛い

会計事務所で働く人というのは、みんな税理士や公認会計士を目指す人です。

また、当然ですが有資格者もいます。

5科目合格はしていなくとも、科目合格が3科目〜4科目という人も多いでしょう。

つまり、とても優秀な人が多いんですね。

優秀な人たちの中で働いていて「自分ってなんてアホなんだ…」と自信を失ってしまう場面も少なくありません。

同僚や先輩への能力的な劣等感に押しつぶされてしまい、

この仕事を辞めたくなるケースは意外に多いんですね。

 

営業マンなどの一般的な仕事と比較することで、

税理士(税理士補助)の仕事に向いてる人/向いてない人の特徴を考えてみましょう。

一般的な仕事では「勉強で優秀」と、

「仕事で優秀」は別物であることが多いですよね。

例えば営業マンとしてビジネス書を読んだり、

セミナーに出たりして勉強をたくさんしている人であっても、

ぜんぜん契約をとってこれない…では話になりません。

その一方で、税理士という仕事は「勉強で優秀であることが、仕事で優秀であることに直結する」めずらしい仕事だと思うんです。

その理由としては、税法や会計について勉強が進めば進むほど、

顧客クライアントである中小企業経営者に対して、

情報として提供できるものが多くなることが挙げられます。

税理士や税理士補助として優秀な人は、ほぼ例外なく勉強好きなタイプです。

逆にいうと、社会人になってまで勉強を続けるなんてやってられない…

というタイプの人は、この業界で生きていくのはとてもつらいかもしれませんね(つまり向いてない)

 

9. 顧問先のクライアント経営者とのやりとりが苦痛

会計事務所で働く税理士補助は、それぞれ自分の担当顧問先を持って仕事をします。

担当顧問先の多くは中小企業です。

町工場の社長さんや、商店街の八百屋さんみたいな人たちですね。

日常的にこういう社長さんたちとやりとりをしながら仕事をしていくわけですが、

彼らとやりとりをするのってある程度のコミュニケーション能力が求められます。

個人事業主など小規模企業の経営者って「組織で生きていくのが嫌だから自営業やってる」みたいなタイプの人も少なくありません。

はっきりいって独特な人が多いです。

中には独善的で自己中心的な人もいるのが現実ですね。

そのぐらいのしたたかさがないと生きていけないという面もあるでしょう。

こういうクライアント経営者たちとの人間関係が苦痛で、

税理士補助の仕事を辞めたくなる人も少なくありません。

 

10. 仕事内容が苦痛で、やりがいを感じない

会計事務所の仕事内容というのは非常にシビアです。

計算に1円でもミスがあると顧問先の信頼を損ねてしまいますし、単純に会計や税務にくわしいだけでは足りません。

得意先の経営者の信頼を勝ち取るだけのコミュニケーション能力も必要になります。

実際に会計事務所で働いてみて、

「そもそも自分は税理士に向いていないのかも…」

と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

管理人

会計事務所の仕事には向き不向きがあります。

↓例えば、こういったタイプの方が会計事務所の仕事をこなすのは、本当に辛いでしょう。

  • 会社の数字なんて見るのも嫌。
  • 顧問先の業務内容に正直興味はない。
  • 税金に関することなんて、考えるだけで嫌気が差す。
  • 巡回監査(月次監査)でお客さんの経営者と会うのが苦痛…

会計や税務をデスクワークでひたすらやっていく仕事だと思っていたら、

意外に外回りが多くコミュニケーション能力が必要で、それが苦痛に感じている…などです。

現在、税理士や税理士補助は「単なる計算屋さん」ではなくなっています。

ひと昔前まではそういう働き方でもなんとかなったのかもしれませんが、

会計ソフトがほとんどの会計税務を自動でやるようになっている現在では、

コミュ力なしに税理士として生きいくのは非常に難しいと言えるでしょう。

↓※ 会計事務所(税理士)の仕事に向いている人/向いていない人の特徴についてはこちらの記事でくわしく書きました。

税理士に向かない人/向いてる人の特徴とは?会計事務所の所長税理士が執筆

税理士に向かない人ってどんな性格?この記事では、会計事務所で働く税理士(税理士補助)に向いてる人/向いてない人の特徴について、実際に独立開業して仕事をしている税理士が解説します。税理士業界への転職を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

 

無理に会計事務所や税理士の仕事を好きになろうとする必要はありません。

社会人としての進路選択は、学生時代の進路選択とは違います。

「嫌いなものは嫌い」でいいのです。

世の中には本当にたくさんの種類の仕事がありますし、

会計事務所での経験を活かせる別の仕事はたくさんありますから、

いろいろな選択肢を視野に入れることも検討してみてください。

税理士という仕事が特別尊い仕事というわけではないですし、

もっとお金をたくさん稼げる仕事もたくさんあります。

また、まがりなりにも会計事務所で実務経験を積んできた人であれば、

会計を通して経営全体を考えるという視点も身についているはずです。

中小企業経営者を直接のお客さんとしてたくさんやりとりをしてきたという経験も、

転職活動では評価される可能士が高いでしょう。

こうした経験をうまく自己PRに落とし込めば、

会計事務所から転職して異業種で成功することは決して不可能ではないと思いますよ。

↓会計事務所から転職する場合の転職先の選択肢についてはこちらの記事でくわしく解説していますので、参考にしてみてください。

会計事務所から転職
【会計事務所から転職】税理士業界経験者におすすめの選択肢9つ

「会計事務所から転職する場合の選択肢は?実務経験を活かすならやっぱり一般企業の経理?」この記事では、会計事務所(税理士事務所・税理士法人)から転職することを検討している人向けに、おすすめの転職先を9つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

続きを見る

 

11. 資産税など「自分が実務経験を積みたい税務」の経験を積めない

ある程度の実務経験を積んだ税理士補助に多い退職理由が、

「税理士として、自分が経験したい実務内容が経験できない」というものです。

資産税や国際税務などの税務経験を積みたいけれど、

自分が所属している事務所ではそもそも相続税の申告は扱っていない…などの状態ですね。

この場合は、別の事務所への転職を検討するのが賢明です。

 

将来的に独立を目指す人は「税理士としての得意分野」を持つことはとても重要です。

税理士も「うちはなんでもやります!」で食っていける時代では無くなっていますからね。

(この分野ではうちはナンバーワンといえる分野がないと生き残れない時代)

お医者さんに内科・外科・産婦人科…といろんな分野があるように、

税理士にもさまざまな特化分野があります。

顧客企業の業種業態についてもさまざまな特化分野がありますよ。

医療法人・飲食業・芸能事務所・美容業・外国企業など、

どの事務所に所属するか?によってかかわることのできる顧客層は異なるでしょう。

職員としてどのようなお客さんとやりとりをしてきたか?は、

将来のキャリアアップや独立後の収益に大きな影響を与えます。

あなたの理想のキャリアプランから考えて、

いまの事務所が最適かどうか?は常に検討しておくべき課題ですね。

管理人

将来的に税理士としての独立を目指している人は、

どういう税理士になりたいのか?の具体的なイメージを持ちながら働くのは重要です。

いま働いている会計事務所での実務内容が、そのイメージに直結しているのが理想です。

もしそうでないならば、より理想の働き方に近い事務所に移籍して働くことも検討したほうが良いですね。

そのほうがモチベーション高く仕事ができますし、

お客さんからも喜んでもらえる仕事ができて給料も上がっていくものです。

 

12. 繁忙期の残業の多さが苦痛

会計事務所の職員にとって「繁忙期の残業は宿命のようなもの」と考えている人も多いのではないでしょうか。

会計事務所は、確定申告時期である2月〜3月や、

三月決算法人の申告時期である5月などは非常に忙しいですね。

管理人

税理士業界にずっといると「これが普通なのかな…」なんて考えてしまいますが、

客観的に考えて、異常な長さの残業時間となってしまっている事務所はあります。

もちろん、残業代がきっちり支給されるならそれはそれでいいでしょう。

しかし、みなし残業時間になっていて、実質的にはサービス残業となってしまっているケースも少なくないのです。

↓一方、最近では「残業なし」の会計事務所も増えてきています。

管理人
会計事務所(税理士補助)にあるあるの退職理由=繁忙期の残業がつらい

(残業なしの会計事務所求人:未経験者向け)

会計事務所(税理士補助)にあるあるの退職理由=繁忙期の残業がつらい

(残業なしの会計事務所求人:経験者向け)

>>残業なし・繁忙期なし!会計事務所の求人を見てみる

 

繁忙期が存在しない会計事務所は、そもそも個人事業主の顧客の割合が少ないのが特徴です。

(確定申告時期に業務が集中しない)

加えて、顧問先1件あたりの報酬単価が高い傾向があります。

必然的に職員1人あたりの担当件数が少なくなりますので、

「残業時間が少ないのに年収が高い」という働き方を実現できている事務所もあるのです。

 

「会計事務所だから繁忙期の残業は絶対に避けられない」

という常識は現在は是正されつつあります。

いま働いている事務所の勤務実態に不満がある方は、

別の事務所で働いてみることも選択肢に入れてみると良いと思いますよ。

(追伸)給料安くて超激務な「ブラック事務所」で絶対に働きたくない方へ

 

転職面接で「会計事務所を辞めた理由」を聞かれた場合の返答例文

会計事務所 退職理由

(会計事務所を辞める人に多い退職理由は?)

 

いま働いている会計事務所から転職する場合、

なぜ、前の事務所を退職したのですか?」という質問は面接で必ずされます。

採用側としては「もし前の事務所と同じような状況になったときに、うちの事務所もすぐに辞められると困る」と考えるのが自然ですから、

前職からの退職理由はぜひとも確認しておきたい項目なのです。

採用側が不安に感じていることを理解しておき、

先回りするかたちでその不安を打ち消す工夫をしておくことが大切ですよ。

管理人

具体的な対策としては、退職理由をポジティブに「言い換える」ことが必要になります。

ひとつの職場を辞めるという決断をする以上、

なんらかのネガティブな理由があることは自然なことです。

しかし、それを相手にそのまま伝えるのはNG

重要なことは、相手に「ポジティブなステップアップとしての転職を目指しているんだな」と評価してもらうことです。

以下では具体的な言い換え例文をいくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

 

1 .「所長税理士と考え方が合わなかった」

私は将来、税理士として中小企業経営者の役に立てる職業会計人になることを目指しています。

前職の事務所でも経理や税務実務について貴重な実務経験を積ませていただくことができたのですが、

「中小企業経営者に貢献する」というスタンスについては、

もう一歩踏み込んだ方針で運営されている事務所で働いてみたい、

という気持ちをずっと抱えながら仕事をしていたのが正直な気持ちです。

御社では「税務会計についての情報提供を通してクライアント経営者さまに貢献する」という経営理念を明確に打ち出されており、とても共感しました。

この点が、私が御社の求人に応募させていただきました志望動機です。

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2.「雑用ばかりで、自分のやりたい仕事ができなかった」

前職で経験した会計事務所の仕事では、経理・税務に関する実務知識を得ることができました。

その一方で、私が経験した会計事務所の仕事は「経理や税務の数字を作ること」に主眼が置かれており、「作成された会計情報を活かす」という視点が少なかったように思います。

御社では会計情報に基づくMASサービスを主力事業とされており、私自身の目指す仕事像に合致していると感じました。

ぜひ、前職からのステップアップとして御社での仕事を経験させていただきたいと考えています。

 

3.「職場での人間関係がうまくいかなかった」

前職では、基本的には個人プレーでの仕事が求められる社風でした。

ひとつひとつの仕事に責任感を持って取り組む姿勢を学ぶことができたので、とても感謝しています。

ただ、私はもともと人とのコミュニケーションが大好きで、まわりと協力しながらものごとを成し遂げることにやりがいを感じるタイプの人間です。

御社では20名以上のスタッフが在籍されており、チームで協力して仕事をすることを重要視されていることを知り、とても興味を持ちました。

ぜひ御社のスタッフの一員として貢献したいと考えております。

 

4.「仕事内容が同じことの繰り返しのマンネリで飽きた」

前職では常時30件のクライアント企業様を担当してきたのですが、「一人でたくさんの担当先を持つ」という仕事の性質上、1件あたりのクライアント様との関わりは希薄になってしまっていました。

御社では、顧問先企業の数を増やすことより、1件あたりの顧問先への付加価値を高めることで事務所の収益を拡大していくことを目指されていることを知り、とても共感いたしました。

 

5.「税理士試験をあきらめた」

3年間にわたって税理士試験に挑戦してきたのですが、学習が進むにつれ「自分が仕事を通じて達成したいこととズレがある」と感じるようになりました。

具体的に申し上げると、私は「会計情報を経営に活かす」という点にとても興味があります。

管理会計に関する知見を経営に活かすことや、月次決算を早期に完了し、最新の試算表データに基づく情報を、経営者に提供するといった働き方をしたいと考えています。

御社では経営者に会計・税務情報を通して高付加価値なサービスを提供することを経営理念とされていることを知り、強い関心を持ちました。

 

6.「給料の安さが不満だった」

御社の募集要項を拝見し、「従業員の貢献には目に見えるかたち(給料)でしっかりとこたえる」という人事評価制度にとても共感いたしました。

まずは御社で求められる業務レベルを満たせるようになることをスタートラインとして、プラスアルファの貢献ができるよう頑張っていきたいと考えています。

 

7.「税理士試験の勉強を応援してくれなかった」

前職では、入社後早い時期から多くのクライアント様を担当させていただき、実務で必要な知識を多く学べた一方で、会計や税法についてじっくり学ぶ時間を取ることがなかなかできませんでした。

御社では、税理士試験の科目合格者を多数輩出されており、職員の税理士試験への挑戦を支援する環境を用意されていることに共感いたしました。

(追伸)給料安くて超激務な「ブラック事務所」で絶対に働きたくない方へ

 

私が体験したブラック事務所の雇用環境…

私は10年間で3社の会計事務所で働いた経験があるのですが、

1社目に入社した会計事務所が完全ブラックで、

地獄のような目に会いました。

管理人

繁忙期は毎日終電ギリギリまで働いていましたが、

月給は手取りたったの16万円でした。

所長税理士は2代目のパワハラ気質。

事務所は毎日怒号がとびかうという過酷な状況…。

職員20名程度の事務所でしたが、私が働いていた3年間の間に退職者が10名以上出る(離職率50%…)という環境でした。

離職率50%とか一般企業ではありえないですよね…。

でも当時は「会計事務所なんてどこもこんな感じなのかな」とか思っていたんですよ。

(当時はここ辞めたらどこにも行くところがない…とか思いこんでた)

結局この事務所では3年ほどがんばってしまったのですが、最終的にうつ病寸前のところまでいって別の事務所に転職を決断しました。

今から思うと、ブラック事務所なんてさっさと見切りをつけて次行けばよかったです。

転職した2社目の事務所はワークライフバランス重視でしたが、実務経験者扱いで入社できたので、年収もかなりアップできました。

会計事務所ってどこも小さな組織なんで、所長税理士の考え方ひとつで職場環境がぜんぜん違うんですよ。

税理士ってはっきりいって人格的におかしい人も多いです。

そんな人の下で働くのってほんと苦しいですよね。

(ひょっとして自分が悪いのかも…?と洗脳されていく)

管理人

税理士として優秀であることと、事務所の経営者として優秀であることはまったく別問題であることを実感しました。

 

ブラック事務所でずるずると働き続けるリスク

会計事務所 辞めたい

(ブラック事務所で働き続けるのは地獄です)

 

↓今あなたは、ひょっとしたらまわりからこんなふうに言われてるかもしれません。

  • ひとつの職場で3年は働かないと職歴にならない。
  • うちの事務所でやっていけない能力なら、税理士なんて目指さない方がいい。
  • 給料が安いのは実力がないから。
  • 残業しないと終わらないのは仕事が遅いから…。

私も当時こういうことを日常的に言われながら働いていました。

(いま思い出して胃が痛くなってきた…)

確かに、税理士ってまわりから「先生」といわれる存在ですし、仕事がきついのはある程度当然です。

  • 税理士を目指す人間が、ちょっとやそっとのことで弱音を吐いてはいけない。
  • 自分は将来独立を目指している人間だし、若いうちの苦労は勝手でもしないと…。

↑こんなふうに思いこんでいたんですよね。

ですが、こういう働き方をずるずると続けていたら本当に体と心を壊されてしまいますよ。

私はうつ病寸前までいってしまい、通勤電車を待つホームで

「このまま前に倒れてしまえば出社しないでいい。怒鳴られることもない…」

と思った瞬間もありました(本当にあぶなかった)

管理人

 

理不尽な「税理士業界の常識」をう飲みにしてはいけない

会計事務所 辞めたい

(まじで取り返しのつかないことをするところでした…)

会計事務所が専門家集団だろうが、税理士が偉大な職業だろうが、

職場としてこういう状況を作り出してしまう組織は終わっています。

もちろん、人それぞれ能力に差はあって、仕事覚えるのが早い・遅いはあるでしょう。

しかし、上司や経営者であっても、他人に暴言を吐いたり嫌がらせをしたりしていい権利なんてありません。

繁忙期だろうがなんだろうが、残業が慢性的に発生しているのにそれをいつまでも放置しているのもおかしいんです。

業務量に見合った必要な人員を採用して確保するのは経営者の責任ですからね。

繁忙期の残業は税理士業界の宿命…とかなんとか言ってるダメな税理士も多いです。残業ゼロを達成している会計事務所なんていくらでもあるのに)

残業をしたら割増賃金が1分単位で支給されるのが労働基準法のルールですし、最低賃金を下回る賃金しか支給しないのは犯罪です(最低賃金法という法律があります)

↑今でこそこれらはおかしいと思えますが、働いていた当時は「これがこの業界のスタンダード」と洗脳されていました。

(ひょっとしてあなたも「常識」として受け入れてしまっていませんか?)

ブラックな事務所で働き続けていると、言い方は悪いですが思考まで社畜に落とされてしまいます。

ブラック事務所で働き続け、

うつ病を発症したら税理士になるどころではありません。

社会復帰することすらかなりの努力が必要になります。

管理人

この記事を読んでくださるあなたは、私と同じような状況まで行かないよう注意してください。

 

別の事務所への転職も選択肢に入れよう

会計事務所 辞めたい

(いまの事務所で働くのがどうしても辛いなら、別の事務所への転職も検討しましょう)

 

いまの事務所で働くのが精神的につらいなら、別の事務所に転職することも検討しましょう。

  • ネガティブな理由で退職したら税理士業界ではもう働けない。
  • 1年以内に退職なんかしたら、どこも雇ってくれないかも…。
  • 転職したら今よりさらに給料下がってしまうかも…。

↑こんなふうにあきらめないでください。

会計事務所ってどこも人手不足で悩んでいるので、1年前後の実務経験があれば「実務経験者」として喜んで採用してくれますよ。

私自身、最初の転職で年収を100万円以上あげることができました。

逆に、最初の事務所でどんだけ買い叩かれていたのか…と思います。

管理人

あなたを評価してくれる会計事務所は必ずあります。

人間関係なんてはっきりいって運で決まる部分も大きいです。

今の事務所で評価されていなかったとしても、それはあなたの責任ではありません。

 

まとめ

今回は、会計事務所を辞めたいと感じている方向けに記事を書きました。

今の事務所がつらいなら、転職も選択肢に入れましょう。

あなたを評価してくれる事務所は必ずありますよ。

特に、ブラックな事務所は本当に1秒でも早くやめた方が良いです。

ここでがんばればもっと強くなれるはず…とか考えないでください。

相手はこっちのことを組織を回す部品としか見てませんから、まじで壊れるまで働かされますよ。

税理士を目指す人ってまじめすぎるぐらいにまじめな人が多くて、

自分を追い詰めてしまいがちなのでくれぐれも注意してくださいね。

(追伸)給料安くて超激務な「ブラック事務所」で絶対に働きたくない方へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

  • 税理士事務所ってどこも給料安すぎ?
  • 未経験で科目合格なしだと搾取の対象って本当?
  • 将来は税理士として独立目指す。でも今の年収はさすがにキツい…。
  • 仕事が忙しすぎて税理士試験全滅…とか絶対避けたい。
  • パワハラな所長税理士の下で丁稚奉公みたいに働きたくない…。

↑こんな感じの「税理士業界の暗いウワサ」をネットでみて、不満や不安を抱えている方はきっと多いと思います。

残念ながら、その不安が的中してしまうケースは少なくありません。

職員スタッフを「使い捨て部品」みたいに搾取しまくるブラック事務所は、2024年現在も存在しているのが現実です。

はっきり言って、

令和の世の中で、いまだにこんなことやってるの?

みたいな真っ黒なブラック事務所ってたくさん存在しています。

良くも悪くも歴史のある業界ですからね…。

管理人

もちろん「税理士事務所のすべてがブラック事務所」というわけではありませんよ。

ですが、現実的なところで言えば、

  • 全体の2割:完全ブラック
  • 全体の6割:ややブラック
  • 残りの2割:ホワイト

みたいな割合がリアルな実態でしょう。

(↓こんな感じ。雑な円グラフですみません)

 

 

↑労働環境が良好な「ホワイト事務所」で働けるのは全体の2割だけ。

税理士業界で働くほとんどの人は、ブラックな環境で苦しんでいる…というのが実際のところなんですね。

(※)

なので、重要なのはこの「2割のホワイト事務所」になんとかして入社することです。

そのために具体的に何をどうしたらいいのか?については、

このすぐ後で解説してますのでご安心ください。

 

なぜ、税理士事務所はブラックばかりになってしまうのか?

理由はシンプル。

税理士事務所ってどこもとても小さな組織で、経営者である所長税理士が圧倒的に強い権限を持っているからです。

税理士事務所って、そのほとんどが「所長税理士合わせてスタッフ3名〜5名」みたいな、規模の小さな組織です。

(ごく一部の大手事務所を除くと、ほとんどがそんな感じ)

大企業の場合、ブラックなことやってたら新聞やテレビマスコミから批判されますよね。

でも、ほとんどの税理士事務所みたいに小さな組織が、マスコミに注目されることはほとんどないです。

 

また、基本的に「所長税理士=事務所オーナー」なので、多少ブラックなことやってても、誰からも批判されません。

(一般企業のように、株主と経営者が分離していない)

労働組合みたいな「労働者の権利を守る組織」みたいなものも存在しませんからね…。

 

さらにいえば、ネット上に「実際に事務所で働いた人たちの正直な口コミ」とかもめったに出てこないのもやっかいです。

税理士って所長税理士(事務所の経営者)どうし横のつながりが強いので、自分の事務所のスタッフ情報とか共有し合ってます。

自分の事務所の悪口をネットに書き込んだりすると、身バレしていづらくなる…。みたいなことすらありえますから、みんな下手なことはいえないんですよね。

みんな自分のキャリアを危険に冒してまで、ネットやSNSに口コミなんて書かないです。

 

ここまでのまとめ…

まとめると、税理士事務所の8割はブラック事務所なのが実態。

↓その理由としては以下。

  1. 税理士事務所のほとんどは「小さな組織」で、メディアに注目されることがほとんどない。
  2. 経営者(所長税理士)が経営責任を問われない。
  3. 労働者の権利を守る労働組合がない。
  4. 所長税理士がどうしが情報共有しているので、ネット上に下手な口コミ情報を書けない。

ただでさえブラックの割合が多い上に、

ネット上にブラック事務所を見分けるための情報が少ないせいで、

まちがえてブラックな事務所に応募してしまう人が続出するんです。

しかも、完全ブラックな事務所ほど人を集めるのに必死ですから、

「うちはアットホームで家族的な雰囲気です!…」

みたいに求人サイトでアピールしたりするので、たちが悪いんですよね…。

管理人

 

ブラック事務所の求人を「最初から選択肢に入れない」ことが重要

ここまでで、税理士業界のリアルな実態についてご理解いただけたかと思います。

ここからは「それじゃどうしたらいいのか?」について解説していきましょう。

↓いま、こんなふうに感じている方はきっと多いでしょう。

そうはいっても、税理士を目指すことはもう決めている。

将来的には資格をとって自分の事務所を持って独立したい。

まずはどこかの事務所に入社して働きながら、税理士試験合格を目指さないといけない。

そうなると、ブラック事務所でがまんすることは避けられないのか…?

 

大丈夫です。

私のブログを読んでくださっている方には、解決策をちゃんとお教えしますので。

 

で、どうすればいいか?

結論から言うと、ブラック事務所の求人を、最初から転職活動での選択肢に入れないようにすればいいんです。

具体的には、税理士事務所専門の転職サイト(無料)で求人を探すようにしてください。

税理士業界ってかなり特殊な業界で、ホワイト事務所の求人情報が「この業界専門の転職サイト」にしか載っていないんです。

(リクナビとかindeedとかで求人探しても良い求人がぜんぜんみつからない)

学生時代の就活の延長で、「求人探すなら、なんとなくまあリクナビかな…」みたいな感じで税理士事務所の求人を探してしまうと、

高い確率でブラック事務所の求人しか出てきません。

すでに税理士を目指すことが決まっている人は、必ず「税理士業界専門の求人サイト」で求人を探すようにしてください。

 

ホワイト事務所の求人が「税理士業界専門の求人サイト」に集まる理由

税理士業界専門のサイトでは、事務所側が求人を掲載するときに、

「この事務所は、最低限の年収や福利厚生条件を満たしているか?」が厳しくチェックしています。

そうしないと「求人数」で勝負してくる大手リクナビに勝てないからです。

つまり、事務所側が簡単に求人を掲載できない仕組みになっているんですね。

このあたりが無料で求人掲載できるハロワとか、

格安広告費で掲載できるリクナビとの違いです。

「うちは求人数ではリクナビには勝てませんけど、

求人の『質』ではリクナビなんかより圧倒的に良いものがありますよ」

↑みたいな感じで、求人の質で勝負しているわけですね。

必然的に、ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているのです。

すでに「税理士業界で働く」「将来は税理士として独立を目指す」とはっきり決めている人は、

リクナビなどの一般向けサイトではなく、税理士業界専門のサイトを使うのが鉄則ですよ。

 

税理士業界志望者が使うべき転職サイトはこの2つ

私自身が実際に使ってきた求人サイトで、

↓個人的におすすすめなのはヒュープロですね。

税理士業界専門の転職サイトでは、一番信頼できるところだと思います。

管理人

ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)

ホワイト事務所の求人が見つかる!

ヒュープロは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOKで年収400万円の求人
経験3年以上で年収660万円〜の求人
BIG4含む大手税理士法人の求人
税理士試験と両立できる残業なし求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見る

(未経験求人の例:クリックで拡大)

(経験者求人の例:クリックで拡大)

 

↓大手事務所への転職を目指す人にはマイナビ税理士もおすすめ。

科目合格以上の人向けの求人が中心ですが、

BIG4税理士法人の求人なんかも豊富にあります。

管理人

マイナビ税理士(科目合格1科目以上ある人におすすめ)

有名大手事務所の求人が豊富!

マイナビ税理士は、BIG4税理士法人をはじめとする有名事務所の求人を狙う人におすすめの無料転職サイトです。
KPMGやEYなど外資系大手の求人や、
辻本郷や山田&パートナーズなどの国内大手事務所の求人が多数ありますよ。
未経験者は科目合格が必須になりますが、税理士業界でハイクラスを目指す人にはおすすめの転職サイトです。
>>1,500件の求人を見てみる

(EY税理士法人の求人例)

(山田&パートナーズの求人例)

 

↑これら2つはどっちも完全無料で使えるサイトです。

(企業側は支払う広告料で運営されているサイトなので、私たち求職者側がお金を取られるようなことはありません)

税理士業界で転職活動していくなら、この2つを使い倒していけば優良ホワイト事務所の求人を逃すことはほぼないと思いますよ。

私も転職活動していた頃は、この2サイトを毎日チェックしてました。

実際に求人検索をかけてみました。

↓未経験でも年収400万円スタートなど、好条件な求人がたくさんありましたよ。

(画像クリックで拡大できます)

管理人

 

実務経験者向けの求人ではこんな感じ。

BIG4含む大手事務所〜資産税特化型の事務所まで求人豊富です。

管理人

 

税理士業界専門の中では最大手クラスなので信頼性が高いサイトです。

無料アカウント登録が必要ですが、完全匿名で使えるサイトなので安心ですよ。

>>ヒュープロで優良ホワイト事務所の求人を見てみる

>>マイナビ税理士でBIG4を含む大手税理士事務所の求人を見てみる

 

税理士業界志望者はリク●ビやハロワ、indeedは使わない方が良い

(税理士業界の求人は、ハロワやリクナビで探さない方が良いです)

 

私は、税理士業界で転職するなら、

リクナビやハロワ、indeedなど、

「一般向け求人サイト」は使わない方が良いと思ってます。

なぜかというと、登録されている求人の質があまりにも低すぎるからなんですね。

 

実際、私が1社目に入社した事務所は完全にブラック事務所だったんですが、

この事務所はハローワーク経由で応募しました。

(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)

私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、

彼ら自身が非正規職員だったりするんです。

はっきりいってけっこういい加減なんですよね…。

管理人

 

税理士業界への転職を検討している方は、

厳選された求人だけが掲載されている税理士業界専門サイトを使いましょう。

リクナビやindeedと同じように完全無料で使えるサイトなので、こちらを使わない理由はないです。

 

↓例えば以下のような好条件な税理士事務所の求人を見つけることができますよ。

  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの求人
  • 実務経験3年以上なら年収600万円スタートの求人
  • 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
  • 在宅リモート勤務OKな税理士事務所求人
  • 税理士事務所から経理の転職歓迎の求人
  • 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人

ハロワではまず見つからないような好条件求人がゴロゴロあります。

無料アカウント登録だけで求人検索がかけられるので、

情報リサーチに活用しましょう。

管理人

 

なぜ「最大手のリ●ナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)

 

転職サイトっていろんなところがありますよね。

リク●ビとかindeedの方が「学生時代の就活とかでも使ってなじみがあるし、Googleで検索したときに上の方に出てくるから安心」と思われる方も多いかもしれません。

ただ、個人的にはこういう転職サイトの選び方はおすすめしません。

リクナビとかindeedって、企業側が求人掲載をする料金が以上に安い上に、

ろくな審査もないのでブラックな事務所でも求人出し放題なんですよね…。

あと、税理士業界って採用側も応募側も、ニーズがかなり特殊です。

採用側(事務所側)は繁忙期と閑散期で採用の難易度をガラッと変えてきたりしますし、

応募側(私たち)も税理士受験生なので仕事と勉強の両立がマストだったり、

社会人から勉強スタートの人が多く、キャリアスタートの年齢が高めだったりと、

一般的な転職活動とは事情がかなり異なるケースが多いんです。

 

特に未経験者の方は、年収が極端に低い事務所(年収200万円代など)に応募しないように注意しないといけません。

実務経験者はともかく、業界的な年収相場をよく知らない未経験者を狙って、

うちは勉強しながら働けますよ!(なので年収は低くても我慢してね!)」

みたいな感じで、極端に低い年収で募集をかけているブラックな事務所は本当に多いんです。

 

↓以下のいずれかに該当する人は、

税理士業界専門の転職サイトを使って求人を探すようにしましょう。

管理人
  • 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
  • 毎年「1年に1科目」などのかたちで、着実に科目合格を積み重ねていきたい人
  • 業界相場より低年収の事務所にまちがえて応募する愚を避けたい人
  • 将来の独立を見すえて開業資金をちゃんと貯金していきたい人
  • 税理士試験に失敗した場合に備えて、企業経理への転職という選択肢も検討している人

>>税理士業界専門の転職サイトで求人検索してみる
(メールアドレスの無料登録が必要です)

 

忙しくて今すぐは転職活動できない…という人へ

税理士事務所 ブラックばかり

(今すぐは転職できない…という人もやっとくべきこと)

「転職したいけど、今すぐは転職活動は始められない。

ひょっとしたら今の勤務先に残るのがベストかもしれないし…。」

↑今の環境にいろいろ不満はあるけれど、

なんとなく不安で動けなくなっちゃってる方も多いでしょう。

転職活動なんて人生でそう何回もやることじゃないですし、

そのわりに人生に与える影響がデカくて不安になっちゃいますよね。

ただ、今すぐは動けない人も、

転職サイトへの登録だけは早めにやっといて、

最低限「受け身でも情報が入ってくる状態」にはしておいたほうが良いです。

(捨てアドOKなんで1分でできる作業です)

私自身もブラックで働いている時に経験したことなんですが、

今いる職場でストレスがマックスまで溜まると、

まじで何も行動する気がなくなるんですね。

転職って年齢的に若ければ若いほど有利なのが現実ですし、

精神的な疲労が溜まってくると人間って正常な判断が効かなくなってきます。

 

どんなに時間がなくて忙しい人も、

受動的に(受け身で)入ってくる状態にしておくことが大切です。

希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、

マッチする最新のおすすめ求人がメールが定期的に入ってきます。

 

ある日の私のメールボックスをお見せすると以下の画像のような感じ。

あらかじめ自分で入力した年収などの条件にマッチする求人が出たら、

最速でメール通知してくれるので見逃しがなくなります。

管理人

(あらかじめ指定した年収条件などにマッチする最新求人が「おすすめ求人」としてメールで送られてきます)

 

↑良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておきましょう。

これやっとくだけで、「どうしてもつらくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。

過労やストレスでぶっ倒れる前に行動を起こすことができますよ。

 

転職サイトは完全無料で情報リサーチに使えて、いつでも即解除できます。

変な電話連絡が来るようなこともないです。

無料で使えるものは徹底的に使い倒しましょう。

>>税理士事務所の実際の求人で年収を見てみる

 

よくある質問と回答(Q&A)

税理士事務所 ブラックばかり

(転職サイトや転職エージェントについてのよくある疑問と回答)

転職サイトに関して、

あるあるな疑問とそれに対しての回答を載せておきます。

管理人

 

転職サイトは本当に無料?なぜ無料?

転職サイトは、企業や事務所が払う紹介手数料(広告料)で運営されています。

お金払ってるのは企業側だけなので、

私たち求職者側は最初から最後まで完全無料で使うことができますよ。

後からお金を請求されるとかはいっさいないので、安心して求人リサーチに使い倒しましょう。

 

転職サイトに登録したら電話セールスとかうるさくない?

転職サイトの登録は基本的にメールアドレスだけでできるので、

電話はかかってこないですね(相手はこちらの電話番号を知らない状態)

定期的に「こういう求人出てきましたけどどうですか?」みたいな連絡はくれますが、基本的にはメールオンリーです。

 

未経験資格なしでも応募できる事務所ってあるの?

これは実際に求人検索してみるのが早いかもしれませんが、

税理士事務所って未経験OK求人が意外に多いです。

ただ、リクナビとかハロワで探すと年収200万円台…みたいな、

完全ブラックな事務所もわんさか出てきたりするので、くれぐれも注意してください。

未経験無資格でも年収400万円以上の求人ぐらいなら、普通にたくさんありますよ。

 

複数の転職サイトを同時に使っても問題ない?

これはまったく問題ないです。

むしろ、たくさん使った方がいろんな求人に出会えるチャンスがひろがるので、2社〜3社ぐらいを使い回す方が良いでしょう。

転職サイトには無料のエージェントサービスがつくことが多いですが、

担当してくれるエージェントとの面談に進んだような場合には、

他社のエージェントからも話は聞いてますぐらいに教えてあげると親切かもしれませんね。

(求人リサーチのために転職サイトを使いたい用途の場合には、そもそもエージェントとのやり取りは発生しません)

 

最後の最後にお伝えしたいこと

↓仕事や転職で成功するために大事なのって、結局はこれです。

 

 

転職活動でもっとも重要なのは、能力やスキルより情報収集です。

具体的には、どの転職サイトを使うか?(リクナビなどの「一般向け」を使うか?税理士業界専門か?)で大きな差がつきます。

 

税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、

転職活動のやり方がまずかったのが原因で、

ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…がものすごく多いです。

 

転職サイトへの登録なんて、実際には1分でできる作業です。

お金もかかりませんし、気に入らなければ即解除できるのでリスクなんて何もありません。

それでもやらない人はやらないですし、やる人はさくっととやります。

 

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
  • 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!

↑この前者は実は過去の私の姿そのもので、

今思うと「もっと早く行動しておけばよかった」と後悔しています。

この記事を読んでくださったあなたは、もちろん後者を目指してください。

いまどんな状況にいる人でも、

成功に向かって一歩踏み出すことは可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人

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