- 銀行員の転職先として経理ってどう?
- 金融機関での実務経験は評価される?
- 年収はやっぱり下がる?ワークライフバランスはどう?
銀行員として働いている人の中には、
激務やノルマ・社内政治や出世競争など、この先もずっと金融機関で働き続けていくことに限界を感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめの転職先が事業会社(一般企業)の経理です。
銀行など金融機関での実務経験は、企業経理としても生かすことが可能ですよ。
特に、融資担当の経験がある人は、企業の経理職として高いニーズがありますね。
私は、銀行・信用組合の融資担当
として勤めた後に経理へ転職しました。
金融機関の経験者は
企業経理としても重宝されますよ。

一方で、一般社会で「銀行出身者」について持たれているイメージ(いわゆる「つぶしがきかない」というイメージ)についても理解しておく必要があります。
ここをきちんと押さえておかないと、かんじんの転職活動がうまくいかない可能性が高いです。
銀行員が転職先として経理を選ぶ場合には、転職活動をやっていく上で絶対に理解しておくべきポイントがあるのです。
この記事では、銀行や信用組合など金融機関での実務経験がある方向けに、
転職先として経理を選択するメリット・デメリットを解説します。
私の実体験にもとづいて銀行員の転職成功のポイントについても書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
銀行員の転職先に経理がおすすめな理由3つ

(銀行員の転職先として経理がおすすめな理由3つ)
銀行員の経験がある人に、経理への転職をお勧めする理由としては、
↓以下の3つを挙げることができます。
↑青文字クリックでジャンプできますので、
興味のあるところから読んでみてください。

なお、金融機関出身者が優遇される経理の求人を探すなら、
↓以下のような会計職専門の転職サイトを使うのがおすすめですよ。
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1.いろんな会社の財務情報を見てきたという経験を活かせる

(銀行員としていろんな企業の財務情報を見てきた経験を生かしましょう)
一般的に、経理の担当者というのは「いろいろな会社の財務情報について見てきた」という経験を持った人が少ないです。
(他社と比べて自社はどうなのか?という視点を持てる人が少ない)
この点、銀行員は融資業務で必ず決算書を企業からもらい、財務分析をして融資の可否を決定しています。
さまざまな業種の企業の決算書を審査・分析しているので、財務や資金繰り対策について明るい方が多いでしょう。
この経験は、採用面接等で経営者とのやりとりをするときにキーポイントになります。
経営者というのは常に孤独です。
それは社内に自分と同じように、経営者の視点でものを考えられる人が少ないからです。
つまり、資金繰りや同業他社との経営比較といった視点で
ものを考えられる人が社内にいないということですね。

経理という職種は、まさに自社のために資金繰りや節税対策など「経営者視点」が必要な仕事です。
銀行員が経理として転職すれば、仕事を通して経営者の右腕的な存在になることができるのです。
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2.銀行員としての仕事の延長で働ける
経理は「会社の数字を扱う仕事」という点で銀行員の仕事と共通点があります。
日頃から決算書を読みなれている銀行員にとって、経理という仕事は非常になじみやすい職種と言えるでしょう。
また、業務検定(財務、法務、税務等)の勉強を通じて得た知識も経理でいかせます。
ただし、銀行員の決算書を「読む・評価する」という視点から、
経理の決算書を「作る」という視点への切り替えは必要です。
これは簿記の知識が現時点でどの程度あるか?によっても差がつくポイントですが、
今まで何気なくチェックしてきた決算書が、どういう工程を経て作られていくのかをよく理解しておく必要がありますね。
3.融資審査についての実務知識は非常に重宝される
経営者が最も気になる点として、資金繰りや融資対策があります。
この点においても銀行員はとても重宝されます。
というか、経営者が元銀行員を採用するにあたって
もっとも期待するのはこの点でしょう。

具体的には、銀行側が融資可否の判断をする上で、
決算書のどういうところを見ているのか?についての情報が求められています。
転職後には経理担当者として、どうすれば融資の通りやすい決算書になるか?を具体的な提案をしていくようにしましょう。
また、現在返済中の融資についても、キャッシュフローを見通しつつ、リスケジュールを含めてどのような対策が必要なのか?などの提案が期待されます。
(さらにいうと、銀行員時代の人脈について期待されることもあるでしょう)
この辺りは転職という決断をする時点での個人の能力差があると思いますが、
アピール材料になるものは総動員して転職活動していってください。
退職前に要チェック!銀行員が転職活動を成功させるために知っておくべきこと

(一般の人が銀行員という人種に対して持っているイメージを認識しておくことが大切)
銀行員が転職先として経理を選択するなら、
世間一般が持っている「銀行員のイメージ」を認識して対策を講じておく必要があります。
↓具体的には、以下のようなイメージですね。
- かたい・考え方に柔軟性がない
- 高学歴(学歴のない人からのコンプレックス含め)
- 数字に強い
- 上から目線
- 晴れの日に傘を貸し、雨の日には…というイメージ(特に経営者はこういう経験をしている人が多いです)
転職活動って、ちょっとした言葉のはしばしや言い回しで結果が大きく変わってくることが普通にあります。
特に、新卒でメガバンク入社したような人は注意してください。
あなた自身に自覚があるかどうかはわかりませんが、
一般社会からみて、あなたは明らかに「高学歴エリートコース」です。
そして、高学歴エリートというだけで拒否反応を持つ人は普通にいるのです。
まったく不合理な話だとは思いますが、
人間の感情の話なのでこれはもうしかたがないです。

重要なことは、そうしたイメージがあることを認識した上で、
それらを強みに変えられるように自己PRしていくことですね。
私たち自身が銀行員としてつちかってきた知識、
経験を新しい分野においても対応できる柔軟性を持つように気を付けておくことが大切です。
【※注意】ブラック企業で働く経理の労働環境は悲惨すぎる

(経理はブラックな職場も多いので注意やで)
まったく同じ年齢・同じ職歴・同じスキルの経理経験者でも、
↓この2種類の人がいるのが現実です。
- ホワイト企業で、繁忙期でも定時退社・高年収で働いてる経理と、
- ブラック企業で、限界ギリギリまで搾取されてるのに低年収な経理…
私自身、初めて入社した経理がガチのブラック企業で大変な思いをしました。
(繁忙期は毎日終電ギリギリまで働いても月給手取り20万円ちょっとしかなかった)
経理って所属する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事なんですよね。
入社する会社をまちがえると、
ブラックな働き方になってしまいがちなので注意して下さい。
転職活動では情報リサーチの段階から、
ブラック企業の求人を候補に入れないことが大切です。

経理として転職成功したい人は、
経理専門の転職サイトで求人を探すのが良いですよ。
経理の求人だけを専門で扱っているサイトなので、
↓年収や福利厚生などの条件が良いホワイト求人の候補を
たくさん見つけることができます。
上の転職サイトは今すぐ転職するかどうかわからない人も使えます。
いまは情報リサーチの段階の人も、
↓サイト内で希望条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに通知してもらえるので、
ホワイト企業の経理求人を見落とすことがなくなります。

ヒュープロ(経理専門の転職サイト)
経理のホワイト求人多数あり!
ヒュープロは経理で働く人のための専門転職サイトです。
未経験OKで年収400万円〜の求人
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管理職候補として入社できる求人
在宅ワークOKでワークライフバランス重視の求人などなど、好条件な経理求人がたくさん見つかりますよ。
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経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使おう

(経理経験者は「経理専門の転職サイト」を使いましょう)
現在、ほとんどの人が転職サイトを使って求人探しをすると思います。
(さすがに今どきハローワーク使う人は少ない)
ただこの転職サイトには大きく分けて
↓以下の2種類があることを知っておいて下さい。

- 専門職向けの転職サイト
経理・人事・法務など専門性の高い求人のみをあつかう転職サイト。
求人数そのものは一般向けサイトより少ないが、
求人の質が圧倒的に高い。 - 一般向けの転職サイト
営業マンや総務など、いわば「万人向け」の転職サイト。
求人の数は多い一方で、年収などの質では劣る。
テレビCMとかでよく見かけるのはこちら(リクナビが代表例)
↑どちらも無料で使えるものですが、
経理の実務経験者は必ず1. 専門職向けの転職サイトを使うようにしましょう。
転職活動で一番大切なのはどうやって質の高い求人を探すか?です。
ここをまちがえてしまうと、
どんなに優秀な人でも転職失敗の可能性が高くなります。
ほとんどの人が
- なんとなく名前を聞いたことあるから…
- 学生時代の就活にも使ったし…
↑という感じで適当にリクナビなどで仕事を探してしまいます。

営業マン向けの求人とかならそれでもまあいいんですが、
専門職である経理はこういう探し方をしない方が良いです。
逆にいえば、経理専門の転職サイトをメインで使うだけで、
情報リサーチでライバルに大きな差をつけることができるわけですね。
経理専門の転職サイトでは、
↓例えば以下のような求人を見つけることができますよ。

- 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
- 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
- 将来の管理職候補として入社できる経理求人
- 誰もが名前を聞いたことがある超大手企業の経理求人
- 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
- IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
- CFO直下のポジションで働ける経理求人

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管理職候補として入社できる求人
在宅ワークOKでワークライフバランス重視の求人などなど、好条件な経理求人がたくさん見つかりますよ。
↑この希望条件入力をきちんとやらない人が結構多いんです。
転職で成功する人と、失敗する人で差がつくのって
こういうところなのかもしれません。

仕事のストレスや疲労が限界にまで達すると、
転職サイトに登録する気力すらなくなるものです。
あらかじめ転職サイトに希望条件をしっかり入力しておき、
日常的に最新求人をチェックするくせをつけましょう。
転職サイトを使って普段から求人リサーチをやっておくと、
どうしても今の職場がきつくなったら転職もある
という選択肢を持てて、
過労で倒れたりする前に転職という対策を打てます。
転職サイトは無料で使えていつでも利用を止めることができます。
変な電話連絡とかもないのでリスクはゼロですよ。
(今すぐは転職する気がない人も情報リサーチに使えます)

最後の最後にお伝えしたいこと
転職にしても仕事にしても、
↓成功する人って結局はこれなんですよね。


(個人的に衝撃を受けた本です)
転職活動を成功させるためもっとも重要なのは情報リサーチです。
経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。
転職サイトへの登録って3分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
それでも、こういうかんたんな作業ですら
↓以下の2種類の人に分かれます。

- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところなんですね。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
↑もちろん後者を目指しましょう。
