- 経理の実務経験と英語力を生かして高い給料で働きたい。
- 英語力を生かして仕事をしたいけど、外資系は嫌…。これってあり?
- 年収を上げるにはどういう求人を狙って応募すればいい?
- 企業によって求められているスキルは違うの?
英語はある程度勉強したけど、
今の仕事でそれが評価されているかというと微妙…。
↑こんな風に感じている方は多いのではないでしょうか。
- これからは「英語が社内公用語」になる!
- TOEIC700点は持っていないと取り残される!
- 上司が外国人になったらどうしますか?
↑こんな話もよく聞きますが、
「実際、仕事で英語が必要になる場面ってあんまりないよね…」
というケースは実は少なくありません。
せっかく身につけた英語力をお給料に反映させたいなら、
「仕事で英語を使う企業」で働く必要があるのです。
この記事では、経理の実務経験をお持ちの方向けに、
「英語×経理」でキャリアアップする具体的なステップを解説いたします。
「せっかく勉強した英語を使って、もっとお給料を稼ぎたい!」
こんな風に感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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ブログ管理人
1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで毎月1万人(累計34万人超)の方に読まれています。
この記事の目次
経理が英語力を生かして転職するならこういう企業を狙え!
経理実務の経験者が、英語力を生かせる仕事につけば、
お給料を爆発的にアップできる可能性があります。
↓例えば、外資系企業の求人では以下のような年収オファーが相場ですね。
もう少し経理実務についての必須レベルを下げて探すと、
↓以下のような求人も見つかります。
英語力のある経理経験者が狙うべき3つの求人
英語力を自分の強みとして転職し、給料に反映させていきたいなら、
どの企業を狙うか?が重要です。
せっかく英語力があったとしても、
そもそも仕事で英語を必要としない企業では、宝の持ち腐れになってしまいます。
↓具体的には、以下の3つの選択肢を検討しましょう。
英語力を生かせる求人
- 外資系企業の経理職
- 東証一部上場などの大手企業の経理職
- 海外との取引先が多い中小企業の経理職
英語力を必要とする会社は、簡潔に言うと海外との取引がある会社です。
親会社が海外にある会社や、子会社が海外にある会社も当然含まれます。
なお、経理職として転職するなら、経理担当者としての実務経験が必須です。
以下では、経理の実務経験がある方を前提に、
それぞれの求人でどういう能力が求められるのか?についてみていきましょう。
それぞれの企業で、評価されるポイントを事前に知っておけば、
時間を無駄にせず転職活動を行うことができますよ。
1.外資系企業の経理で評価されるためのポイント
外資系企業の経理で評価されるには、
日本の経理実務のスキルと、
TOEIC700点以上の英語力が必要になります。
↓例えば、こちらはヨーロッパ資本の外資系企業の経理の求人です。
↓必須条件として求められている主なスキルは以下のようなものです。
- 経理実務5年以上
- 簿記2級
- 英語力はTOEIC700点以上相当
TOEICは、英語力を点数で示すことが出来るので、取得しておきましょう。
外資系企業の経理職は、
キャリアアップのスタート地点として絶好の選択肢の一つになると思います。
2.国内企業大手で評価されるためのポイント
国内企業でも大手であれば英語力で差別化が可能です。
なぜなら、大手企業であれば、ほとんどの会社が海外子会社を持っているからです。
また上場している企業であれば、
IFARSという国際会計基準が採用されていることも多いですから、
海外現地法人のとりまとめを業務として行うことが出来ます。
3.中小企業の経理職で評価されるためのポイント
中小企業でも海外との取引がある会社では英語力は評価されます。
海外の取引先がメインの企業での具体的な業務内容としては、
海外取引先への請求書発行や、海外からの入金確認の業務が中心になります。
海外企業の担当者は当然ながら外国人なので、英語力は必須になります。
ただし、ビジネス会話の能力が求められるか、
文章中心の読解・作文能力でOKかは、求人によって異なりますね。
「英文メールのやりとりができればOK」と言う条件になっているケースも多いです。
経理が英語力をアピールできる資格一覧
英語力を活かしたい場合、以下のような資格があります。
ポイント
- TOEIC
- BATIC
- USCPA
それぞれの資格について詳しく見ていきましょう。
TOEIC
外資や国内大手なら上述した求人の通りスコアは700点あれば問題ありません。
TOEICは日本だけではなく、世界中で共通して英語力を測るために採用されています。
そのため、日本国内の企業でも外資系企業でも、就職する時はとても便利です。
一般的に受験者が多いのは、LRです。
英語の実務スキルとして評価してもらうならSWも重要ですよ。
BATIC
実務ではまず、Subject1のレベルであれば、担当者としては問題ありません。
現在は、英文会計のSubject1と国際会計基準のSubject2とでわかれております。
しかし、Subject2は2020年で廃止となるので、変更点は随時確認してくださいね。
英文経理の未経験者の方には、英語での勘定科目を学ぶことが出来るのでおすすめですよ。
USCPA
USCPAとは、米国公認会計士のことで、試験は日本国内で受験が可能です。
受験するには学位資格と単位要件が必要なため、条件を満たしていない場合は資格スクールに通わなけれいけません。
米国基準を用いている会社で重宝される、米国基準のUSGAAP資格を勉強することができますよ。
また、IFASは国際会計基準であり、棚卸資産の評価方法など違いもあります。
その他
上記3つのメジャー資格に対して、他にも以下のようなものあります。
ポイント
- USCMA
米国公認管理会計士という資格です。 - CIA
公認内部監査人という資格です。 - EA
米国税理士です。
USCMAは、USCPAの準備として取得するケースが多いです
試験は英語で、USCPAよりも短期間に取得が可能なので、資格で差別化したい方はおすすめです。
CIAは、企業内部の業務処理の適法性などを監査する内部監査人の能力を証明する国際資格になります。
EAは、USCPAより転職での市場価値は低いです。
しかし、取得にかかる勉強時間は少ないので差別化の為の資格取得ならおすすめです。
資格は力を客観的に示すことが出来るため、一定の効果がありますよ。
(追伸)労働環境が劣悪な「ブラック経理」で絶対働きたくない人へ
いま経理として働いている人も、これから働く人も、
労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。
経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。
自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、
ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。
例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも
↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の条件がまったく違いますよね。
↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)
を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が
個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。
例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、
未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。
(経理は実務経験で評価される職種です)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。
経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。
経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、
決定的に重要であることを知っておいてください。
ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…
私自身も経験があるのですが、
ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。
ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、
「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」
みたいなほったらかし教育をされる危険があります。
当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、
身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。
5年後にどんな差がついているか…。
って考えるとぞっとしますよね。
こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、
「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」
みたいに考えられているケースも多いです。
新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。
逆に、業績の良いホワイト企業では、
未経験者をゼロから育てていくという意識があります。
業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、
未経験でもお給料が良いケースが多いんです。
経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要
同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。
まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。
学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。
どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、
経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、
ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。
逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、
ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。
転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える)
を知ってるかどうか?だけで、
こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。
ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。
単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。
こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、
不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。
(そういうのは政治家の仕事です)
まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。
私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、
↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。
ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)
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実際の経理求人で年収を見てみよう
上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、
↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。
- 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
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- CFO直下のポジションで働ける経理求人
今すぐは転職活動できない人へ
なんとなく今の環境に不満はあるし、
一生このままで良いなんてまったく思ってないけど
なかなか重い腰を上げられない…。
いま仕事している人もしていない人も、
↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。
特に、条件の良い経理求人は人気ですから、
日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。
経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。
↓こんな感じでメールが届きます。
自分が希望する条件にあった求人だけを
ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。
情報ってたくさんありすぎても
ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。
情報があふれている時代なので、
自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。
同じ転職サイトを使っていても、
良い求人を上手に見つけられる人と、
見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。
(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)
つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切
経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、
「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、
情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。
手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、
いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。
また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、
どうしても今の状態がつらくなったら転職もある
↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。
良い意味での逃げ道を確保できる感じです。
これって精神的にもかなり安定するんですね。
過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。
転職サイトは完全無料で使えます。
いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。
↓年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、
情報リサーチに徹底活用しましょう。
最後の最後にお伝えしたいこと
↑転職活動でも仕事でも、
成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。
転職サイトへの登録って1分でできる作業です。
無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。
変な連絡が来るようなこともありませんしね。
↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
- いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人
これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。
↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、
雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。 - やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。
-
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