会計事務所に転職して後悔?税理士補助に多い失敗事例9個と対策方法

2021年11月15日

会計事務所 転職 失敗

(会計事務所に転職すると後悔する?失敗事例として多いケースを紹介)

  • 会計事務所に転職して後悔してることってある?
  • 転職の失敗事例としてよくあるケースとは?
  • ブラックな事務所にまちがえて入社するリスクを避けるには?

税理士になるために、まずは会計事務所で働いて

仕事を覚えながら税理士試験合格を目指す!

↑税理士を目指す人の多くが、

こういうキャリアプランを検討していると思います。

ただ、中には会計事務所で働き始めてみたものの、

「こんなはずでは…」と後悔してしまう人も少なくありません。

会計事務所(税理士事務所)の中には、

労働環境劣悪なブラック事務所も存在しているのが現実です。

管理人

この記事では、入社する会計事務所選びに失敗し、

後悔する理由としてあるあるなものを紹介します。

他人の失敗事例を知っておき、ご自身の転職活動に活かしてみてくださいね。

自己紹介
【ブログ管理人の転職体験談】月収16万円のブラック会計事務所勤務から年収600万円超えるまでの話

こんにちは!このブログの管理人です。この記事では、自己紹介をかねて私自身の転職体験談を書いています。私は決して優秀な人間ではありませんが、この業界で年収を上げるためのコツのようなものは実体験ベースで語れます。よければ参考にしてみてくださいね。

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会計事務所(税理士事務所)であるあるな転職失敗事例

会計事務所 転職 失敗

(会計事務所転職でありがちな失敗事例)

1. 想像以上に多い残業時間

会計事務所などでは繁忙期はもちろん、

通常時も一定以上の残業時間があることは珍しくありません。

私自身、法人成り(個人事務所から法人を設立)したばかりの税理士法人にいたときは、

100時間以上残業をした月があるくらいです。

残業時間が多くなる理由は、1人あたりの業務が多い事などが挙げられます。

他にも、非効率な業務状態にあったり、訪問やミーティングが多かったりと様々です。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

私が経験した「非効率な業務状態」

非効率な業務状態とは「むだな確認作業」が多い状態です。

これ、本当に必要なの…?みたいに思ってしまう

確認用チェックリストをとにかくたくさん作りたがる事務所って多いんですね。

私も、過去所属していた会計事務所で、

申告書1社分につきチェックリストをA4で5〜10ページ作ったことがあり、

1枚のチェックリスト作成に1〜2時間ぐらい使っていました。

もちろん確認作業は重要な作業ですが、

多くなりすぎては業務量が増えるだけで非効率です。

会計事務所は「慢性的な人手不足」

残業の多い事務所に共通して言えることは、常に人手不足であることです。

会計事務所では担当する職員ごとに担当顧客を決めるのが一般的です。

この担当顧客の数は事務所の方針によってかなり差があるんですね。

20件程度の事務所ならかなり落ち着いて仕事ができると思いますが、

30件を超えてくるとかなりしんどくなります。

なかには40件以上の顧客を一人で担当する…みたいなこともありますね。

(これは相当な激務です)

自分が担当する顧問先については、

毎月の訪問やミーティングを行なったり、

会計入力をしたりと税務顧問全般の業務を行うことになります。

きちんと対応しようと思えば、

どうしても20件程度の顧客数が限界ですね。

残業時間は、この業界の転職理由で一番多いものと言えるかもしれません。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

2. 雑用ばかりやらされる

会計事務所で未経験者や微経験者を募集する際には、

きちんと業務をこなせる職員になってもらう必要があるため、

最初は育てようと考えています。

何故ならば、仕事を覚えてもらえないと雇う意味がないからです。

ただし、教えている時間がない繁忙期などは、

資料整理や発送業務などといった雑用業務が多くなるのは、よくある話です。

会計業務の主たる業務内容は税務顧問業務であり、

採用の話の段階で雑用を業務内容として挙げることは、あまりないでしょう。

最初から税務顧問業務を教えてもらえるのか、

それとも教わる時間がなく雑用業務から始まるのか、

こればっかりは、入ってみないとわからないことです。

その事務所の繁忙期の状況などは実際に入社してみないと分かりにくいです。

(面接で質問したとしても、正しい情報を出してくれる可能性は低い)

入社後の雑用業務の多さが理由で転職する人が多いのは事実です。

3. 閉鎖的な人間関係・職員どうしの重い雰囲気

会計事務所では、上司ごとに派閥が存在していることもあります。

その場合、派閥間でやり方も違えば意見交換も行いません。

このようなことはなぜ起こるのでしょうか。

それは、税務の業務が人により考え方が若干異なるためです。

例えば、税金は払わない方が良いと思っている人もいれば、資金の動きを考え一定の税金の納付は必要としているなどです。

上司の考えが上記のように違う場合には、その上司ごとに教え方が異なるため、必然的に派閥ができてしまいます。

派閥ごとに考えが違うため、意見交換を行わないのは必然的ですよね。

もちろん、全ての会計事務所に必ず派閥があるわけではないですが、中規模の会計事務所では十分にあり得ることです。

また会計事務所の職員は、難関である国家試験合格を目指しているためか、負けず嫌いの人が多いです。

他の人が良い結果をあげ褒められると、嫉妬し事務所内の空気が悪くなるなんてこともありえます。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

4. 所長税理士のパワハラ・人格的な問題

所長税理士からのパワハラもよくあります。

所長税理士はその事務所のトップであり、税理士としての責任が大きいということもあり、口調がきつくなったり感情的になることがよくあります。

実際、私の所属していた個人の会計事務所では、所長税理士と喧嘩したり気を悪くしたりで、クビになった人が片手以上いました。

失敗しないためには、所長税理士と仲良くすることも重要かもしれないですね。

5. 給与の低さ

未経験や微経験者であれば、年収の平均は300万円程度です。

あまり多くないですよね。

これは未経験者や微経験者は即戦力ではなく、育てる必要があるため、経験者に比べ給与が低くなりがちです。

何故ならば、その未経験者や微経験者の人自身が、売上を多く挙げられるわけではないため、一人前の給料はもらえないからです。

教育係として先輩職員がつくことも多いため、組織として新人に多くの給与を払うことができません。

ただ、人手不足で急募を出している会計事務所や、キャリアプランがしっかりしている事務所では、平均より高い給与をもらえることもあります。

求人や面接などで、給与についてしっかり聞いておくことをおすすめします。

6. 税理士試験との両立ができない

会計事務所では残業も少なくないため、税理士試験の勉強時間がしっかりとれないこともよくあります。

なかには、所長税理士が税理士試験を合格させないために、試験を受けている人の業務量増やしていることもあるくらいです。

なぜこのようなことが起こるのでしょうか。

それは、会計事務所では慢性的な人手不足が続いており、税理士試験に合格し独立するために退職してほしくないからです。

税理士試験応援と求人に記載していても、実際は業務量を増やす事務所もあるため、注意が必要です。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

7. 外回りの多さ

会計事務所では、顧問先への訪問も大切な業務の一つであるため、外回りが多いです。

そのため、社長や経理担当者と話をする力が必要になります。

いわゆるコミュニケーション能力です。

お客様からの質問に即座に回答したり、時には雑談をしたりと、かなりの神経を使い疲れる業務ではあるため、内部で業務をやっていたい人にとってはかなり苦痛でしょう。

もし内部で業務をやっていたいのであれば、訪問のないポジションで求人を探すことをおすすめします。

8. 内部分裂(税理士法人ではあり得る)

税理士法人ならではですが、内部分裂も時にはありえます。

税理士法人は2名以上の税理士でなりたっているため、

税理士同士が揉めると法人を解散し別々の事務所になることもあります。

そうなると、どちらに就職することになるのかであったり、業務が増えたりとかなり大変です。

その際は、全く別の事務所への転職も検討が必要です。

9. 事務所そのものがなくなる・吸収合併される

こちらは内部分裂よりはレアなケースだとは思いますが、

所長税理士が死亡したり働けなくなった場合に、

事務所が無くなったり、近くの事務所に吸収されることがあります。

当然ながらそこで働く職員は過酷な状況に追いやられてしまうでしょう。

小規模な個人事務所では、所長税理士が怪我や事故に遭ったり、

そもそも「もう税理士辞めたい」となってしまったら、事務所そのものが終わります。

良くも悪くも所長税理士の人格しだいでキャリアが左右されるのは、

大きなリスクと言えるかもしれません。

こういった事態を避けたい人は、

なるべく大きな事務所からキャリアスタートすることを検討してみると良いでしょう。

大規模事務所では所長税理士のプライベートと、

事務所経営がかなり厳格に分離されています。

新人教育の環境なども整っていることが多いので、

未経験スタートの人も選択肢に入れてみると良いですよ。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

会計事務所への転職で後悔しないためにやっておくべき対策

会計事務所 転職 後悔

(会計事務所に転職して後悔しないための対策方法)

1. 会計事務所職員の仕事内容を理解しておく

あなたは、会計事務所職員の仕事についてどのようなイメージをされているでしょうか。

そのイメージと現実とのギャップが大きいと転職に失敗したと後悔することになります。

会計事務所の顧客は中小企業で、その顧客に対して申告書や試算表の作成、税務相談などを行っています。

資料回収のため、外回りもする場合があります。

一方で、私が勤めている事務所は、サービスの質を維持するため無資格者による顧問先への訪問や税務相談は行っていません。

それぞれの会計事務所によって方針によって業務内容が異なっているため、転職前に必ず確認しておく必要があります。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

2. 会計事務所の平均年収や労働環境を知っておく

一般的に応募するための求人票には以下の6項目を記載する必要があります。

  • 雇用契約の期間
  • 勤務場所と転勤の有無
  • 賃金・給与
  • 勤務時間
  • 休日・休暇
  • 雇用保険・社会保険

これらの項目を必ず確認して自分自身で会計事務所の労働条件や環境・実態を把握する必要があります。

これら以外のことについて知りたいことがあれば、直接連絡して確認しましょう。

会計事務所の平均年収(未経験者の場合)

会計事務所の経験がない場合、年収は平均300〜350万円が相場です。

規模の小さな会計事務所であれば、この年収を下回る場合があります。

ご自身の生活や勉強への投資を考えた時、年収300万円を下回るようであれば、この会計事務所への転職は極力避けましょう。

一方で、未経験者でも高い年収を提示している事務所もあります。

後で紹介する税理士業界専門の転職サイトで好条件の求人を探してみましょう。

平均的な会計事務所の労働環境(残業時間など)

平均的な会計事務所の残業時間は事務所の規模や顧問先の数によって異なりますが、

月10~20時間です。

ただし、この残業のほとんどは繁忙期の時であり、その繁忙期には月60時間以上の残業となります。

私が勤めている事務所の残業時間は月平均10時間程度ですが、繁忙期には月60時間残業する時もあります。

労働環境については、特に独立を考えている人ほどこだわりましょう。

その理由は、税理士試験の難しさと独立後の経験値の違いがあるためです。

前者については、仕事と両立して取得するとなると平均で5年以上かかります。

そのため、勉強に対しての時間や資金面で支援してもらえる事務所に転職するべきです。

後者については、独立してもすぐに食べていけるわけではありません。

コミュニケーション能力や専門性など提供できる付加価値がなければ、食べていけません。

給料が低い事務所は、報酬額が低い可能性があります。

つまり、提供できる付加価値がほぼないため、レベルの高い仕事を経験しにくいと言えます。

以上から、労働条件や労働環境は非常に重要なので転職する際には必ずチェックしましょう。

>>労働環境劣悪なブラック事務所で絶対に働きたくない人が知っておくべきこと

3. なるべく「直接確認」することがたいせつ

特に、面接時に聞きたいことはしっかりと聞くようにしましょう。

可能であれば、事務所見学や職場体験をさせてもらうことをおすすめします。

求人では事務所のことをすべて把握できないため、直接確認することは重要です。

私の経験上、特に直接確認するべき事項は以下の通りです。

  • 税理士試験合格者・科目合格者の人数・割合
  • 事務所の年齢構成
  • 税理士試験に対するサポート(休暇や経済的な補助など)
  • 繁忙期と閑散期の業務量や残業時間
  • 事務所が考えているキャリアプラン
  • 事務所の強み、他の事務所との違い
  • ターゲットにしている顧客層
  • 経営方針
  • 顧問先の数
  • 事務所内の人間関係や雰囲気

これらの項目は会計事務所で勤務する上で非常に重要な項目です。

面接時にしっかりと聞いておきましょう。

 

給料安くて超激務な「ブラック事務所」で絶対に働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

  • 未経験で科目合格もなしだけど、年収400万円は欲しい。
  • いずれは税理士として独立目指す。でも今の年収はさすがにキツいのでなんとかしたい…。
  • 仕事が忙しすぎて税理士試験全滅…とか絶対避けたい。
  • パワハラな所長税理士の下で、江戸時代の丁稚奉公みたいに働くのは絶対嫌…。

↑こんなふうに不満や不安を抱えている方、税理士志望者にはきっと多いと思います。

職員を「使い捨て部品」ぐらいにしか考えず、

安月給で搾取しまくるブラック事務所は2024年現在も残念ながら存在しているので注意してください。

こういうブラックな事務所ほど、

うちは家庭的でアットホームな職場です!」

…とかアピールしてたりするのでたちが悪いんですよね…。

管理人

いま税理士事務所で働いている人もこれから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。

もちろん、すべての税理士事務所がブラックという意味ではありませんよ。

最近は年収高めで残業も少ないホワイト事務所も増えてますからね。

重要なのは、転職サイト等で求人を見た時に、

ブラックとホワイトを見分けられるようにしておくことです。

ブラック事務所の求人を最初から応募の選択肢に入れないように注意しましょう。

 

ブラック事務所に「間違えて応募」しないようにするには?

ブラック事務所に間違えて応募したくない人は、

税理士事務所専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。

↑こちらのような税理士業界専門の求人サイトでは、

極端に条件が悪い求人はそもそも掲載できない仕組みになっています。

ブラックでも簡単に求人掲載できてしまうリ●ナビやハロワとは違って、

業界専門のエージェントが「最低限の年収や福利厚生条件を満たしているか?」で事務所の求人を厳しくチェックしています。

ブラック事務所の求人があらかじめ排除されているので安心ですよ。

 

↓税理士業界専門の転職サイトを、

求人数で選ぶならヒュープロですね。

(常時1万件以上の求人がある最大手クラスのサイト)

管理人

ヒュープロ(税理士業界専門の無料転職サイト)

ホワイト事務所の求人多数あり!

ヒュープロは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOKで年収400万円の求人
経験3年以上で年収660万円〜の求人
BIG4含む大手税理士法人の求人
税理士試験と両立できる残業なし求人
など、ホワイト求人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見る

(未経験求人の例:クリックで拡大)

(経験者求人の例:クリックで拡大)

 

↓有名事務所への転職を目指す人には、

マイナビ税理士がおすすめ。

BIG4税理士法人〜国内独立系大手まで求人多数。

管理人

マイナビ税理士(科目合格1科目以上ある人におすすめ)

有名大手事務所の求人が豊富!

マイナビ税理士は、BIG4税理士法人をはじめとする有名事務所の求人を狙う人におすすめの無料転職サイトです。
KPMGやEYなど外資系大手の求人や、
辻本郷や山田&パートナーズなどの国内大手事務所の求人が多数ありますよ。
未経験者は科目合格が必須になりますが、税理士業界でハイクラスを目指す人にはおすすめの転職サイトです。
>>1,500件の求人を見てみる

(EY税理士法人の求人例)

(山田&パートナーズの求人例)

 

↑これらは税理士事務所の求人だけを専門で扱っているサイトなので、

未経験資格なしOKの求人から、

年収600万円スタートなどのベテラン職員向けの高年収な求人、

週3在宅ワークもOKで税理士試験との勉強両立がしやすいワークライフバランス方の求人など、

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こちらはヒュープロですが、

実際の求人例を少しお見せするとこちら。

未経験でも年収400万円〜と好条件な求人が多いです。

(画像クリックで拡大します)

管理人

 

実務経験者向けの求人ではこんな感じです。

BIG4含む大手事務所〜資産税特化型の事務所まで求人豊富。

管理人

 

税理士業界専門の中では最大手クラスなので信頼性が高いサイトです。

捨てアドOKで完全匿名で使えるサイトなので安心ですよ。

>>税理士事務所専門の転職サイトで年収を見てみる

 

税理士業界志望者はハロワは使わない方が良い

(税理士業界の求人は、ハロワやリクナビで探さない方が良いです)

 

私は、税理士業界で転職するならハローワークは使わない方が良いと思ってます。

なぜかというと、登録されている求人の「質(年収など)」があまりにも低すぎるからなんですね。

 

実際、私が1社目に入社した事務所は完全にブラック事務所だったんですが、

この事務所はハローワーク経由で応募しました。

(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)

私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、

彼ら自身が非正規職員だったりするんです。

はっきりいってけっこういい加減なんですよね…。

管理人

 

税理士業界への転職を検討している方は、

この業界の優良求人だけが掲載されている税理士事務所専門の転職サイトを使いましょう。

↓例えば、以下のような好条件求人をたくさん見つけることができますよ。

  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの求人
  • 実務経験3年以上なら年収600万円スタートの求人
  • 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
  • 在宅リモート勤務OKな税理士事務所求人
  • 税理士事務所から経理の転職歓迎の求人
  • 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人

↑こんな感じの、ハロワではまず見つからないような好条件求人がゴロゴロあります。

無料アカウント登録で求人検索がかけられるので、

情報リサーチに活用しましょう。

管理人

 

なぜ「最大手のリ●ナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)

 

転職サイトっていろんなところがありますよね。

リク●ビとかの方が「学生時代の就活とかでも使ってなじみがある」と思われる方も多いかもしれません。

ただ、個人的にはこういう転職サイトの選び方はおすすめしません。

なぜかというと、税理士業界は採用側も応募側も、事情がかなり特殊だからです。

 

採用側(事務所側)は繁忙期と閑散期で採用の難易度をガラッと変えてきたりしますし、

応募側(私たち)も税理士受験生なので仕事と勉強の両立がマストだったり、

社会人から勉強スタートの人が多く、キャリアスタートの年齢が高めだったりと、

一般的な転職活動とは事情がかなり異なるケースが多いんです。

 

特に未経験者の方は、年収が極端に低い事務所(年収200万円代など)に応募しないように注意しないといけません。

実務経験者はともかく、業界的な年収相場をよく知らない未経験者を狙って、

うちは勉強しながら働けますよ!(なので年収は低くても我慢してね!)」

みたいな感じで、極端に低い年収で募集をかけているブラックな事務所は本当に多いんです。

 

↓特に、以下のいずれかに該当する人は、

税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。

管理人
  • 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
  • 毎年「1年に1科目」などのかたちで、着実に科目合格を積み重ねていきたい人
  • 業界相場より低年収の事務所にまちがえて応募する愚を避けたい人
  • 将来の独立を見すえて開業資金をちゃんと貯金していきたい人
  • 税理士試験に失敗した場合に備えて、企業経理への転職という選択肢も検討している人

 

「今すぐは転職活動できない」という人も、これだけは今すぐやっておきましょう

税理士事務所 ブラックばかり

(今すぐは転職できない…という人もやっとくべきこと)

「転職したいけど、今すぐは転職活動は始められない。

ひょっとしたら今の勤務先に残るのがベストかもしれないし…。」

↑今の環境にいろいろ不満はあるけれど、

なんとなく不安で動けなくなっちゃってる方も多いでしょう。

転職活動なんて人生でそう何回もやることじゃないですし、

そのわりに人生に与える影響がデカくて不安になっちゃいますよね。

ただ、今すぐは動けない人も、

転職サイトへの無料登録だけは早めにやっといたほうが良いです。

(捨てアドOKなんで1分でできる作業です)

 

私自身もブラックで働いている時に経験したことなんですが、

今いる職場でストレスがマックスまで溜まると、

まじで何も行動する気がなくなるんですね。

転職って年齢的に若ければ若いほど有利なのが現実ですし、

精神的な疲労が溜まってくると人間って正常な判断が効かなくなってきます。

 

あと、転職サイトから得られる情報って、

自分で求人検索とかかけて能動的にとってくるものだけでなくて、

受動的に(受け身で)入ってくるものも大事です。

希望年収や勤務地などを転職サイト内で入力しておくと、

マッチする最新のおすすめ求人がメールで送られてくるので便利。

 

↓以下の画像のような感じで、

あらかじめ自分で入力した年収などの条件にマッチする求人が出たら、

最速でメール通知してくれるので見逃しがなくなります。

↓※ 私のメールBOXに実際に届いたメール。

管理人

(あらかじめ指定した年収条件などにマッチする最新求人が「おすすめ求人」としてメールで送られてきます)

 

↑こういう良さげな求人が見つかったらブックマーク保存しておいて、

いざ転職するとなったときに、ロケットスタートを切れるようにしておきましょう。

これやっとくだけで、「どうしてもつらくなったら転職もある」という選択肢を持つことができます。

過労やストレスでぶっ倒れる前に行動を起こすことができますよ。

 

転職サイトは完全無料で、

気に入らなければ即解除しちゃえばいいんで使うことにリスクは何もないです。

ブラック事務所にまちがえて入りたくない人は、情報リサーチに使い倒しましょう。

>>税理士業界専門の転職サイトで求人を見てみる

 

よくある質問と回答(Q&A)

税理士事務所 ブラックばかり

(転職サイトや転職エージェントについてのよくある疑問と回答)

転職サイトに関して、

あるあるな疑問とそれに対しての回答を載せておきます。

管理人

 

転職サイトは本当に無料?なぜ無料?

転職サイトは、企業や事務所が払う紹介手数料(広告料)で運営されています。

お金払ってるのは企業側だけなので、

私たち求職者側は最初から最後まで完全無料で使うことができますよ。

後からお金を請求されるとかはいっさいないので、安心して求人リサーチに使い倒しましょう。

 

転職サイトに登録したら電話セールスとかうるさくない?

転職サイトの登録は基本的にメールアドレスだけでできるので、

電話はかかってこないですね(相手はこちらの電話番号を知らない状態)

定期的に「こういう求人出てきましたけどどうですか?」みたいな連絡はくれますが、基本的にはメールオンリーです。

 

未経験資格なしでも応募できる事務所ってあるの?

これは実際に求人検索してみるのが早いかもしれませんが、

税理士事務所って未経験OK求人が意外に多いです。

ただ、リクナビとかハロワで探すと年収200万円台…みたいな、

完全ブラックな事務所もわんさか出てきたりするので、くれぐれも注意してください。

未経験無資格でも年収400万円以上の求人ぐらいなら、普通にたくさんありますよ。

 

複数の転職サイトを同時に使っても問題ない?

これはまったく問題ないです。

むしろ、たくさん使った方がいろんな求人に出会えるチャンスがひろがるので、2社〜3社ぐらいを使い回す方が良いでしょう。

転職サイトには無料のエージェントサービスがつくことが多いですが、

担当してくれるエージェントとの面談に進んだような場合には、

他社のエージェントからも話は聞いてますぐらいに教えてあげると親切かもしれませんね。

(求人リサーチのために転職サイトを使いたい用途の場合には、そもそもエージェントとのやり取りは発生しません)

 

最後の最後にお伝えしたいこと

↓仕事や転職で成功するために大事なのって、結局はこれです。

 

 

転職活動でもっとも重要なのは、能力やスキルより情報収集です。

具体的には、どの転職サイトを使うか?(リクナビなどの「一般向け」を使うか?税理士業界専門か?)で大きな差がつきます。

 

税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、

転職活動のやり方がまずかったのが原因で、

ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…がものすごく多いです。

 

転職サイトへの登録なんて、実際には1分でできる作業です。

お金もかかりませんし、気に入らなければ即解除できるのでリスクなんて何もありません。

それでもやらない人はやらないですし、やる人はさくっととやります。

 

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
  • 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!

↑この前者は実は過去の私の姿そのもので、

今思うと「もっと早く行動しておけばよかった」と後悔しています。

この記事を読んでくださったあなたは、もちろん後者を目指してください。

いまどんな状況にいる人でも、

成功に向かって一歩踏み出すことは可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人

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