
(税理士試験が終わった今のタイミングで何をやっとくべき?)
今年も税理士試験お疲れ様でしたー。
私はもう受けてないですが、
ほんときつい試験っすよね。
今回は、税理士試験が終わった直後のタイミング(8月)
〜合格発表(11月または12月)までに
税理士志望者がやっておくべき行動について解説します。
税理士を目指す人にとって、
税理士試験というのは手段であって目的ではありません。
目的はあくまでも税理士としてしっかりお金を稼ぎ、
世の中に貢献できるようになることだと思いますので、
そのあたりを考えながら「今何をすべきか?」を検討してみてくださいね。
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この記事の目次
税理士試験が終わったら何する?
- 今年こそ5科目達成まちがいないはず…!
- 簿財2科目のうち1科目ぐらいは受かってるかも。
- 税法科目の初受験でカベの高さを思い知った…。
- 正直、仕事が忙しすぎて受験そのものを見送った…。
↑などなど、試験直後の状況は人それぞれだと思いますが、
このタイミングは「税理士としてどういう働き方をしたいのか?」
を考える時間にしましょう。

↓こんな感じでリアルな事務所求人を見られます。
転職サイトに希望する年収や勤務地、
税理士試験の勉強をしながら働きたいなどの条件を入力しておくと、
マッチする求人が出てきたときに自動通知してもらえます。
「いま、世の中にはこういう求人が出ているんだ」
↑という情報を、実際のナマの求人情報でチェックしておくことが大切ですよ。
なんとなくこんな感じかな…と、
- イメージだけでキャリアを考える人と、
- 転職サイトで実際に生の求人を見てキャリアを考える人
とでは、当たり前ですが結果に大きな差が出ます。
↑どっちのやり方でもお金なんてかかりませんし、
かかる時間や労力も同じようなもんですが、
結果にはものすごく差がつきます。
いまのタイミングでどっちの行動取るか?
によって、今後10年間のあなたの年収や、
残業時間その他のワークライフバランスが決まるといっても過言ではありません。
この業界、就活や転職活動をテキトーにやってしまったことが原因で、
ブラックな状態で苦しんでる人がほんとうに多いんで、
このブログを読んでくださるあなたは
損しないように注意してくださいね。

税理士試験に合格しても、給料が低くてぜんぜん食えてない…
みたいな人たくさんいますから。
税理士試験5科目合格しても低年収でぜんぜん稼げない…
↑こういう状況になるのって、ぜったいに避けたいですよね。
こうなってしまう人って、
試験に合格することだけが目的化してしまっていることが多いです。
(試験合格は手段であって、目的ではありません)
重要なのは税理士としていい仕事ができるようになることです。
(そして、対価としてたくさんのお金を稼げるようになること)
これは試験合格とはあんまり関係ないです。
試験合格してなくても、いい仕事をしてたくさん稼いでいる無資格職員はたくさんいますから。
「どういう事務所で働きたいのか?」の具体的なイメージを持ちましょう。
ふんわりとしたイメージだけで自分の職場を選んでも、
そりゃうまくいくわけありません。
重要なのは、まずはいろんな事務所の求人を実際に見てみることです。
↑たったこれだけのことですが、
やれる人とやれない人がいます。
稼げる税理士になる人は「重要だけどちょっとめんどくさいこと」をしっかり迅速にこなす
就活や転職活動って、仕事と同じです。
ちょっとめんどくさいけど、
結果に大きな影響を及ぼす重要なこと
↑こういうことに集中して時間と労力をかけられる人が、仕事でも結果を出します。
(この記事を読んでいるあなたが社会人なら、心当たりがあるのでは)
↑稼げる税理士になれる人って、
こういう細かい作業を先延ばしにせずしっかりやる印象ですね。
なぜかというと、税理士(税理士補助)って
「情報を売り物にしてなんぼの仕事」だからなんです。
お客さんである中小企業経営者に対して、
会計や税務についての情報をスピーディかつていねいに提供して、
その対価としてお金をいただく仕事なわけです。
ちょっときびしい言い方になりますが、
「自分自身の職場探し」という超重要な情報リサーチをちゃんとやれない人に、
税理士としての情報リサーチや提供ができるとはとても思えないんですね。
もちろん、人それぞれ視点って違いますから、
今までちょっとダラダラしてしまってた…
(正直、試験直後でちょっと気がゆるんでた…)
という人もおられると思います。
人間ですからね。

現時点でそのことに気づけた人はラッキーです。
まわりのダラダラしている人たちに圧倒的な差をつけて、
しっかりお金を稼げて、
世の中に貢献できる税理士になりましょう。
サイト内にはあなたが事務所側に求める条件(年収その他)
をいろいろ入力できますので、
ここでは「ちょっとわがまますぎるかな?」
ぐらいの感じで希望条件を入力しておきましょう。
まずはたくさんの選択肢を手元に置いてみて、
そこから「この事務所いいかも」と思えるところをしぼりこんでいくのが大切ですよ。
選択肢はたくさんあるにこしたことはありませんからね。
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税理士業界で就活始めるなら「税理士試験直後のタイミング」がたいせつな理由
税理士業界(会計事務所)で就活や転職活動を始めるなら、
税理士試験直後のタイミングで動き出すのがとても大切になります。
なぜかというと、税理士試験直後って
会計事務所側が
人材採用に向けて一気に動き出すタイミング
だからなんです。

税理士業界でずっと生きていくつもりなら、
この時期にダラダラしちゃうのはNGです。
税理士としてのキャリア構築という意味で、
致命的に不利な状況になってしまう可能性大ですよ。
(私も元社会人受験生なので、
「ちょっとぐらいゆったり休みたい…」
という気持ちは痛いほどわかるのですが…)
会計事務所ですでに働いている人も、
これから未経験で働く人も、
この時期を活用して税理士としての自分のキャリアをがっつり考えとくのがおすすめですよ。
この時期は事務所側からいろんな求人が出てくるので、
考える材料がたくさんありますから。
- 高年収な税理士有資格者になって、独立やキャリア転職を実現するか
- 低年収な無資格職員として、ブラック事務所で搾取されるか…
↑これって結局は「どういう事務所で実務経験を積むか?」で99%が決まります。
あなたがどんなに優秀な人だったとしても、
職員を搾取することしか考えていないブラック事務所を職場に選んでしまうと地獄を見ることになりますよ。
事務所側から求人情報がたくさん出てくるこのタイミングで、
しっかりと情報収集している人と、
そうでない人には大きな差が生まれますので注意してください。

税理士試験終了〜合格発表までの過ごし方

(8月の税理士試験が終わったら、12月の合格発表までどう過ごすべき?)
税理士試験が終了した8月上旬から、
合格発表のある12月(令和4年度は11月30日)までの約4ヶ月間について、
どのように過ごすべきかを考えましょう。
具体的には、以下の2つのことについて、
↓できるだけ早いタイミングで行動を起こすようにしてください。

↑※青文字クリックでジャンプできます。
それぞれのポイントについて解説していきますね。
>>すでに会計事務所で働きながら勉強している方はこちらからご覧ください
1.自己採点と翌年受験科目の対策

(自己採点と翌年の受験科目について)
まずは翌年の試験に向けて何をすべきか?についてですが、
できるだけ早いタイミングでやっておくべきなのが「受験科目の決定」です。
税理士試験は今年受けた受験科目の合否がわかるまでは4ヶ月もあるので、
モチベーションが下がりがちなこの時期の過ごし方は大切です。
具体的には、自己採点をした上で資格スクールが出す合格ラインを見比べ、
「この科目はほぼまちがいなく合格」といえるレベルでないなら、
その科目は翌年も受験するものとして考えて復習メインの勉強をしておきましょう。
8月〜12月の不合格が確定するまでのタイミングでは、
独学で現在の学力をキープすることを目標にします。
資格スクールの受講タイミングは悩ましい問題ですが、たとえ結果が不合格であったとしても、
すでに受験経験のある科目については12月に正式に合否が出てから講座受講を始めれば十分に間にあいます。
その上で、この時期(8月〜12月)は新規受験科目の資格スクールの講座受講をメインの学習内容にしましょう。
新規受験科目については最初はとりあえず独学で勉強スタートして…という人も多いですが、おすすめしません。
税理士試験は本当に独学に向かない試験です。
自己流の勉強法・独学で取り組んだことは、
すべて労力のムダになる可能性が高いです。

自己流の受験戦略なんてまず当たりませんし、後から見て非効率なものになりがちです。
受験戦略については資格スクールがプロです。
勉強のスケジュールの立て方や、受験戦略についてはとにかく「自分で考えない」ようにしましょう。
資格スクールは勉強の進め方について無料相談なども受けてくれますので、
これらも活用して「今のタイミングで自分が何をすべきなのか?」をアドバイスしてもらうのがおすすめですよ。
2.就活の開始(会計事務所への就職)

(会計事務所で働きながら勉強するのが前提の人は、試験終了直後から就活に向けて動きだすのが賢明です)
翌年以降は「働きながら試験勉強を進めていく予定」の方は、
8月の試験直後から就活に向けて動きだすようにしてください。
なぜ「試験終了直後」から動きだす必要があるのかというと、
この時期は採用を行う会計事務所(税理士事務所)側も人材の確保にむけて一気に動きだすからです。
(↓こんな感じで、未経験者OKの求人がドッと転職市場に出始めます)
会計事務所の採用担当者としては、
会計や税法についてある程度の勉強が進んでいる受験生を
8月の試験直後に人材として採用し、
翌年2月〜3月の業務繁忙期に向けて実務教育を進めていきたい
という思惑があります。

なお、会計事務所と企業経理のどちらにすべきか迷う…という方もおられるかと思いますが、
働きながら5科目合格を最短で達成したいなら会計事務所一択です。
まわりも受験生ばかりなので働きながら勉強することがやりやすいほか、
職員の試験勉強に理解のある事務所も増えているので、企業経理で働くよりも圧倒的に両立がしやすいです。
会計事務所(税理士事務所)への就活の進め方

(税理士試験終了後の会計事務所への就活の進め方)
税理士試験直後から会計事務所への就活に向けて動きだす予定の方は、
↓以下の3つのポイントを押さえて就活を進めていきましょう。
↑※青文字クリックでジャンプできます。
それぞれのポイントについてくわしく見ていきましょう。

>>すでに会計事務所で働きながら勉強している方はこちらからご覧ください
1.雇用環境が劣悪なブラック事務所に注意する
まずは、ひとくちに「会計事務所」といっても、
その職場環境は本当にさまざまであることを知っておきましょう。
私自身、3社の会計事務所でトータル10年間働いた経験があるのですが、
どの事務所も働く環境はまったく違いました。

特に注意しておきたいのは、ブラック企業のような環境の事務所です。
いわゆるブラック事務所というやつですが、ブラック事務所の雇用環境は、
↓例えばこんな感じで超過酷です。
- 資格のない職員は「見習い」あつかいで、給料手取り月16万円ぐらい…。
- 所長税理士がパワハラで毎日どなられまくる生活…。
- 新人を育てる気がなく、仕事をまったく教えてくれない先輩職員。
- 1年間で3人も4人も新入社員が辞めていく事務所。
- 残業が多過ぎて試験との両立なんて不可能。特に繁忙期は深夜までサービス残業。
↑実はこの環境は私が1社目に経験した会計事務所そのものなんですが、当時は本当に地獄でした。
ひとむかし前に比べるとこうしたところはずいぶん減っていますが、
まだ少なからず存在しているのが税理士業界の現実です。
特に、仕事と勉強の両立が必須な方は、
ブラック事務所では働きながら勉強なんて絶対に不可能ですので注意してください。
2.会計事務所の求人の見つけ方

(ヒュープロは会計事務所専門の転職エージェント会社です)
会計事務所(税理士事務所)の求人は、リクナビなどの一般的な転職サイトやハローワークでもある程度見つけることができます。
ただし、お給料や雇用環境の良いホワイト事務所の求人を探したい方は、
会計事務所や企業経理の求人を専門であつかう会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。
サイト内で勤務地や事務所の規模、
年収などの希望条件を入力しておくと、
マッチする求人が出てくるたびに自動通知してくれて便利です。
優良事務所の求人を見逃さないようにするために、
登録は早めにしておきましょう(無料で使えます)

3.転職エージェントから応募先事務所の内部情報をもらおう
実際に応募する会計事務所を決める際には、
その事務所の内部情報を転職エージェントから事前にもらうようにしましょう。
(転職エージェントは最初から最後まで無料で使えます)
転職エージェントは、採用活動を行なっている会計事務所を1件ずつまわって、
その事務所がどういう採用ニーズを持っているのか?の情報を集めています。
実際に事務所の所長税理士や働いている職員の人たちとやりとりをしていますので、
- その事務所の社風や、残業が毎月何時間ぐらいあるのかや、
- 事務所内の先輩に科目合格以上の人が何人ぐらいいるのか?
といった情報も教えてくれますよ。
すでに会計事務所で働きなら勉強している人へ

(「働きながらでも無理なく5科目合格を目指せる環境」の事務所で働くことも検討してみましょう)
この記事を読んでくださっている方の中には、
すでに会計事務所で働きながら勉強していて、5科目合格を目指している人も多いでしょう。
科目合格を順調に積み重ねられている方はぜひそのままがんばっていただけばと思うのですが、
中には「仕事が忙し過ぎて勉強がちっとも進まない…」という悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、自分が働く事務所の雇用環境を客観的に見直してみるのも重要です。
↓繁忙期でも残業なしの事務所なんかも普通にありますよ。
税理士試験終了をきっかけに、こういう事務所に転職することも検討してみてください。
まだ1社の会計事務所でしか働いたことがない方は、別の事務所の職員がどんな感じで働いているのか?を見てみるのは参考になりますよ。
会計事務所って小さな組織がほとんどなんで、
所長税理士の考え方しだいで、
職員の働き方ってまったく違ってくるんですよね。

会計職専門の転職サイトで年収や雇用条件をチェックしてみてください。
残業時間や職員の科目合格者の割合、
経験できる税務内容(資産税や国際税務など)など、
事務所によって仕事内容は本当にさまざまであることを実感されると思います。
短期合格を目指すなら、職員の試験勉強を応援してくれる事務所で働くのは重要ですよ。
有資格者が所長税理士のほかに1人もいない…という環境より、
毎年科目合格者が続出して5科目合格者もちらほら、
という事務所で勉強を進めていく方が確実に短期合格に近づけます。
人間って環境に大きく左右される生き物なので、
どういう事務所で働くか?の選択は非常に重要です。
税理士試験終了直後の時期は、雇用環境が優良なホワイト事務所がいっきに求人を増やすタイミングでもあります。
もっと勉強しやすい事務所で働くきっかけをつかむチャンスになるかもしれませんよ。
労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま税理士事務所で働いている人も、これから働く人も、
労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。
職員を「使い捨て」ぐらいにしか考えず、安い給料で搾取しまくるブラック事務所は、
2023年現在も残念ながら一定数存在しています。
こういう事務所ほど「うちはアットホームな職場です!」…みたいにアピールしていることが多いので注意が必要です。
ブラック事務所にまちがえて応募するリスクを避けるためにも、
会計職専門の転職サイトを活用しましょう。

↓こういった専門サイトでは、
ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので安全です。
MS-Japan(税理士業界専門の無料転職サイト)
ホワイト事務所の求人多数あり!
MS-Japanは、税理士業界専門の無料転職サイトです。
未経験資格なしOK年収400万円の求人
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正直、税理士業界に転職するなら、
ハローワークやリクナビは使わない方が良いと私は思ってます。

実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。
(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)
私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、
彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。
情報リサーチには会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。
(無料アカウント登録すると詳細な求人検索をかけられます)
↓例えば、以下のような優良求人をたくさん見つけることができますよ。
- 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
- リモート勤務OKな税理士事務所求人
- 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
- 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
- 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
「今すぐ転職する気はない人」もやっておくべきこと1つ
今すぐは転職するかどうか決めてない。
でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。
チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。
(なのでいろいろ調べてる)
↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、
おそらくこういう段階だと思います。
転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。
人生でそう何度もあることではありませんし。

ただ、こういう段階の人ほど、
転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。
実際には、転職って運で決まってしまう部分もあります。
たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?
で決まっちゃうことも多いんです。
能力的に優秀な人でも、たまたま良い求人に出会えずブラック事務所で働いている…みたいなことって普通にあります。
(逆に言うと、能力的には普通だけど、転職活動の進め方が上手でホワイト事務所に入社できている人もいる)
重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。
具体的には、転職サイトに転職先に求める条件をしっかり入力しておくのがコツですね。
(年収や組織規模、残業上限など)
↑これをやっておくと、
転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。
条件にマッチした事務所求人が出た瞬間にスマホに自動通知してもらえるので、
優良事務所の求人を見逃すリスクがなくなるのが大きいです。
(転職サイトで求人検索をかけてるだけ、
なんとなく求人をながめているだけ…の人たちと大きな差がつきます)
いい感じの事務所求人が見つかったら、
ブックマーク保存等で情報としてストックしていきましょう。
日常的に積み上げた優良な情報ストックを、
行動を起こす時の判断基準に使えるようにしておくのが大切です。

↓年収高めのホワイト事務所の求人や、
BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、
募集期間が短い傾向があるので注意してくださいね。
>>無料アカウント作成時には「希望条件」をしっかり入力しておきましょう
現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)
転職サイトを日常的にチェックし、
気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、
「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。
自分には別の選択肢もある」
↑と気づけるのも重要です。
ストレスでどうしようもなくなる前に、
転職という手を打つことができるようにしておきましょう。
これって、今の職場で働く上でも
精神的な安定につながります。
いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、
転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)
そうなると、さらに現状への依存度が高まって、
抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。
なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2023年現在で、
なんと1万社以上あるそうです。
最大手のリクナビとかの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれません。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、
キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、
普通の求職者とは異なる事情が多いんです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、
税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)
がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。
会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。
現時点で8,647件の求人がありました。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓転職に限らずですが、
仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。
能力やスキルももちろん大切なんですが、
転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。
税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、
転職活動のやり方がまずかったのが原因で、
ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
