経理の年収相場は503万円?給料アップなら外資企業に転職がおすすめ

2022年4月10日

経理 年収 相場

(経理の平均年収はいくらが相場?)

  • 経理の年収はいくらが相場?
  • 実務経験5年で年収400万円台って低い?
  • 外資系企業の経理に転職したらもっと稼げる?

経理は営業マンのように個人の成績が給料やボーナスに反映される仕事ではありません。

基本的に固定給アップの形で昇給していきますから、

なかなか給料が上がらなくて不満を感じている…

という方もひょっとしたら多いかもしれませんね。

転職経験者

この記事では、経理の平均年収相場についてお伝えするとともに、

年収アップの具体的方法をお教えします。

ぜひ参考にしてみて下さいね。

この記事を書いた人

新卒で日系大企業に就職し経理部に配属。
その後経理職として日系企業2社、外資企業2社を経験しました。
現在は外資のFP&A(管理会計)マネージャーとして勤務してます。

ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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経理の年収相場は(平均年収)は503万円

経理 年収 相場

(転職サイトの統計によると経理の平均年収は503万円)

 

転職サイトのDODAが発表している2021年のデータによると、

経理の平均年収は503万円となっています。

すべての職種全体での平均年収は403万円ですから、

経理職の年収は日本全体のサラリーマン平均よりは高いといえるでしょう。

ただし、経理職は「企画や管理系」の職種のひとつに分類されますが、

この「企画・管理系」の平均年収は529万円となっています。

なので、経理の平均年収は「全職種平均で見ると高めだけど、企画・管理系の中ではやや低い」といえます。

経理より年収が高い職種って?

上で見た「企画/管理系」の職種で

もっと稼げる職種ってどんなものなのでしょうか。

具体的には以下のような職種が

↓企画・管理系では高年収です。

転職経験者
  • 内部監査:700万円
  • 内部統制:621万円
  • 経営企画:618万円
  • 財務管理:569万円
  • 管理会計:563万円

↑ちなみにこれらの職種は経理の経験が活かせることが多いです。

求人募集で「事業会社での経理を経験している人」限定で

↓採用を行なっている企業が多いからです。

経理 年収 相場

(経営企画職の実際の求人例)

経理 年収 相場

(経営企画職の実際の求人例)

経理として働いている人が年収アップを目指すのであれば、

経理職だけにとらわれず

上記のような職種を目指すのもアリだと思いますよ。

>>実際の外資系企業の経理求人で年収を見てみる

経理が年収上げたいなら外資企業に転職しろ

経理 年収 相場

(外資系企業の経理求人例)

個人的に、経理の年収アップ戦略で

おすすめなのが外資系企業に転職することです。

外資系企業と聞くと

英語が飛び交う職場で、

外国人だらけの中にとびこんで働く…

↑みたいにハードル高く感じる人も多いかもしれませんが、

実態はまったく違います。

転職経験者

国内での採用に応募する場合、

日本に拠点を置いている現地法人で働く形になります。

一緒に働くのは大半が日本人ですし、

外国人はいても日本で暮らしている人たちなので日本語ペラペラみたいな人が多いですね。

私は20代は日系企業の経理部員として働いた後、

30代前半で外資系企業に転職し、

年収が額面ベースで10%くらい上がりました。

日系企業の時は月40~60時間程度残業をしていましたが、

転職後は大体半分くらいに減りました。

時間単価で考えると20%近くあがっているのではないでしょうか。

同じく経理をやっている人たちと話す機会がありますが、

同じ業界、職種でも外資系企業のほうが2割程度年収が高いのが相場のようです。

>>実際の外資系企業の経理求人で年収を見てみる

外資系企業の方が経理の年収が高くなる理由

外資系企業のほうが年収が高い理由は、

新卒採用はほとんど行わず、

日系企業からの転職者を採用することで人材をまかなっているからです。

転職する側としてはよっぽどのことがない限り、

現状よりも高い給料をもらえないと転職するモチベーションにはなりませんよね。

当然、採用する側もそれはよくわかっています。

採用のオファーをする前には現在の年収がいくらで、

いくらの年収を希望しているのかをヒアリングしてくれます。

給料が理由で候補者に逃げられるのは採用担当としてはできる限り避けたいものです。

結果として転職者にとって有利な条件になることが多いのです。

>>実際の外資系企業の経理求人で年収を見てみる

外資企業で経理が年収を上げるコツ

経理 年収 相場

(外資系企業で働く経理が年収アップしていくコツ)

外資系企業で働く経理が

年収を上げていくコツを紹介します。

転職経験者

1. 英語力は必須ではないがある方が良い

日本国内で募集されている外資系企業の求人の場合、

必ずしも英語力は必須ではないケースが多いです。

ただし、外資系企業=本社が海外にある企業(多くは英語圏)

なので、当然ながら出世コースを目指すなら英語はできた方が有利になります。

私の場合、仕事を始めた頃は

TOEIC600点ぐらいでしたが、

コツコツ900点台までアップさせました。

結果的には年収を100万円以上上げることができました。

管理人

TOEICの数字は必ずしも実際の英語力とは比例しないのですが、

やはり客観的なデータとして評価の対象にはなります。

昨今は自動翻訳などが飛躍的に発達したことで、

英語力は今後必要ないのではないか?という意見もよく聞かれるようになりましたね。

確かにGoogleなどの翻訳の精度は驚くほど高くなっています。

単純な翻訳作業は今後機械翻訳にとって変わられるだろうなという実感はあります。

一方で、実務上の社内コミュニケーションは結局は人対人の話です。

特に採用や人事評価において、

外資系企業の中では英語力が高い人は本国から高く評価される傾向があります。

経理としての専門知識に加えて、

対面のコミュニケーションで自分の意見を伝える事ができる人は希少価値が高いです。

経理の転職における英語力はこれからも有効と言えるでしょう。

>>実際の外資系企業の経理求人で年収を見てみる

2. 職務経歴書を毎年アップデートする

上で見たように経理は固定級で年収が上がっていく職種です。

なので、年収を上げるためには転職が近道になります。

ひとつの企業でずっと所属して年収を上げていく

↑これも戦略としてありですが、とても時間がかかります。

転職経験者

ただし、転職を考えるならしっかりとした準備が必要です。

私は転職する、しないに関わらず、

職務経歴書を毎年アップデートすることをおすすめしています。

自分の経歴の棚卸しをするつもりで職務経歴書を書いてみると、

自分のキャリアを客観的にとらえることができますよ。

日々の仕事に追われていると、

自分は今までどういう経験を積んできたのか?

何ができるのか?について振り返る機会は意外と多くありませんからね。

労働環境が劣悪な「ブラック経理」に絶対なりたくない人へ

(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)

いま経理として働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。

経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。

自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、

ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。

例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも

↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。

(まさに天国と地獄…)

管理人
  1. ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
  2. 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。

↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。

どちらも未経験OKの求人なのに、

入社時の条件がまったく違いますよね。

 

(ホワイトな経理求人:未経験OK)

(年収条件の良くない経理求人の例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

 

↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)

を選ぶ人はまずいないと思います。

同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。

重要なのは、こうした差が

個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。

例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、

未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。

(経理は実務経験で評価される職種です)

それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?

これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。

経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。

あなたがどんなに優秀な人であったとしても、

勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。

逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、

良い環境の企業に入ることができれば、

年収で差をつけることができるんですね。

管理人

経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、

決定的に重要であることを知っておいてください。

 

ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…

(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)

私自身も経験があるのですが、

ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。

ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、

「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」

みたいなほったらかし教育をされる危険があります。

当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、

身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。

5年後にどんな差がついているか…。

って考えるとぞっとしますよね。

こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、

「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」

みたいに考えられているケースも多いです。

新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。

管理人

逆に、業績の良いホワイト企業では、

未経験者をゼロから育てていくという意識があります。

業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、

未経験でもお給料が良いケースが多いんです。

 

経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要

(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)

 

同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。

ブラックな会社にまちがえて応募するリスクを避けたい人は、

経理求人専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

(↑無料で使えるサイトです)

まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。

学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。

経理は一種の「専門職」です。

経理の求人を専門であつかう転職サイトでないと、

条件の良い求人がなかなか見つからないんです。

管理人

どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、

経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、

ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。

逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、

ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。

転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える

を知ってるかどうか?だけで、

こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。

ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。

単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。

こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、

不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。

(そういうのは政治家の仕事です)

まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。

私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、

↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。

管理人

これから経理への転職を目指す人は、

↓経理求人専門の転職サイトを使って、

年収の高い好条件求人をピンポイントで狙っていきましょう。

ヒュープロ(経理専門の無料転職サイト)

経理のホワイト求人多数あり!

ヒュープロは経理専門の無料転職サイトです。
未経験簿記なしで年収400万円〜の求人
実務経験3年で年収600万円〜の求人
在宅もOKのワークライフバランス求人
会計事務所から経理へ転職歓迎の求人
などなど、好条件人が多数ありますよ。
>>10,097件の求人を見てみる

(未経験OK求人の例:クリックで拡大)

(経験者むけ求人の例:クリックで拡大)

実際の経理求人で年収を見てみよう

(実際に募集されている経理求人を紹介します)

 

上で紹介した経理求人専門の転職サイトなら、

↓例えば以下のようなホワイト経理求人を見つけることができますよ。

  • 未経験でも年収400万円〜のホワイト企業求人
  • 在宅リモートワークOKのワークライフバランス求人
  • ゼロから仕事を教えてもらえる教育環境充実の求人
  • 誰もが名前を知る業界トップ企業の経理求人
  • 年収600万円スタートの実務経験者むけ経理求人
  • 決算前の繁忙期も残業なしなどワークライフバランス型の経理求人
  • 将来の管理職候補として入社できる経理求人
  • 会計事務所から経理へのキャリアチェンジ歓迎の経理求人
  • IPO準備業務の経験を積むことができる経理求人
  • CFO直下のポジションで働ける経理求人

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(未経験者むけ経理求人の例)

(ワークライフバランス重視の経理経験者むけ求人)

(経理経験者むけの管理職候補求人)

(会計事務所から経理へキャリアチェンジ歓迎の経理求人)

(上場大手企業の経理求人例)

>>未経験もOK!現在募集中の経理求人を見てみる

今すぐは転職活動できない人へ

(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)

なんとなく今の環境に不満はあるし、

一生このままで良いなんてまったく思ってないけど

なかなか重い腰を上げられない…。

いま仕事している人もしていない人も、

↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。

転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。

ただ、今すぐ転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録は早めにやっといた方が良いです。

ストレスや疲労が限界になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります。

管理人

特に、条件の良い経理求人は人気ですから、

日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。

経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、

マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。

↓こんな感じでメールが届きます。

自分が希望する条件にあった求人だけ

ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。

(希望条件に合った求人だけが自動通知されます)

情報ってたくさんありすぎても

ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。

情報があふれている時代なので、

自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。

管理人

同じ転職サイトを使っていても、

良い求人を上手に見つけられる人と、

見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。

(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)

>>経理求人専門の転職サイトで希望条件を入力しておく

つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切

(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)

 

経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、

「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、

情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。

手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、

いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。

また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、

どうしても今の状態がつらくなったら転職もある

↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。

良い意味での逃げ道を確保できる感じです。

これって精神的にもかなり安定するんですね。

過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。

転職サイトは完全無料で使えます。

いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。

年収などの条件の良い経理求人がたくさんあるので、

情報リサーチに徹底活用しましょう。

管理人

>>経理専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

 

最後の最後にお伝えしたいこと

(個人的に衝撃を受けた本です)

 

↑転職活動でも仕事でも、

成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。

経理が転職活動を成功させるために、

もっとも重要なのは求人情報を探す場所をまちがえないことです。

経理で働くなら経理職専門の転職サイトを活用しましょう。

転職サイトへの登録って1分でできる作業です。

無料ですしいつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

変な連絡が来るようなこともありませんしね。

↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。

  1. とりあえず今すぐ無料登録だけでもやっておいて求人検索を始めてみる人
  2. いつまでたっても何かと理由をつけてやらない人

これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。

(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)

ほんのちょっとの行動の差ですが、

理想の働き方に近づける人と、

いつまでたっても職場の文句ばかり言っている人とで違いが生じるのはこういうところです。

 

↓今から1年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、
    雑用ばかりさせられる職場で年齢だけを重ねていく…。
  • やりがいがあり、給料の高い仕事で人間関係も良好。
    ワークライフバランス型の職場でプライベートも充実。

↑もちろん後者を目指しましょう。

それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

管理人
経理の求人探すならここ!転職サイトおすすめランキング【厳選3社】

この記事では経理職として働く人におすすめの転職エージェント会社をランキング形式で紹介しています。経理は一種の専門職なので、どの転職エージェント会社を使うか?は転職活動の成功/失敗が決まってしまうぐらい重要なポイントになります。ぜひ参考にしてみてください。

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ブログ管理人

1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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