- 社内みんなリモートなのに経理だけ出社で不満…。
- テレワークを経理に導入するのは難しい?
- 昭和体質な上司と職場を改善するには?
テレワークを導入するには、なるべく紙の資料を使わず
データのみで業務完結する必要があります。
経理も工夫しだいではテレワークができそうですよね。
領収書など証ひょうは現物確認が必要ですけど、
週1出社でまとめて作業すればやれないことはないです。
実際、経理でも原則テレワーク(リモートワーク)
を実現している会社ってたくさんあります。
会計ソフトも優秀になってきてますからね。
![](https://taxwork2.com/wp-content/uploads/2020/05/kanrinin.png)
ただ、それでも昔ながらの昭和体質で、
紙とハンコの手続きをやってる職場が多いのも現実です。
結局、テレワークの導入は管理職の意識で決まる部分が多いんですね。
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ブログ管理人
1985年生まれ。未経験ニートで会計事務所入社→月給16万円で地獄のような目にあう→何度か転職して年収600万円→会計事務所から経理に転職→現在は経理の管理職/2018年開始の当ブログも6年目突入!おかげさまで累計34万人以上の方に読まれています。
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この記事の目次
経理でテレワークは難しい?理由と背景
![テレワーク 経理 難しい](https://taxwork2.com/wp-content/uploads/2022/03/22921170_s.jpeg)
(経理にテレワーク導入は難しい?原因は?)
最近ではファイルをリアルタイムでやりとりできるツールが主流となりつつあります。
(Teams、slack、チャットワークなど)
実際に紙を発行せずにPDFの請求書データ送信のみで済ます企業も増えていますね。
しかし「書類は紙じゃないとダメだ」という企業はいまだに多いのも事実です。
紙媒体の資料の内容をチェックするために出社せざるを得ません。
こういう職場ではテレワーク導入がなかなか進まないものです。
少し前までは請求書や領収書・納品書といった書類は紙で発行して社判を押し、
取引先に郵送するという流れが普通でしたし、
それに疑問をもつ人もほとんどいませんでした。
普段ならそれでもいいでしょう。しかし今の時期は別です。
多少おおげさにいえば、
テレワークができない社員って
命がけで出社しているわけですからね。
![](https://taxwork2.com/wp-content/uploads/2020/05/kanrinin.png)
こういう緊急事態になっても意識を変えられない管理職ってほんと救えない感じがします。
思考停止の管理職がネックになっているケースも
経理は古い時代のとらえ方をする人が多い職種です。
「継続性の原則」の世界ですから、
前例のないことをするのはとてもリスクがある仕事なのは事実でしょう。
しかし、これが経理でテレワークがなかなか進まない原因のひとつにもなります。
特に50代以上のベテラン管理職の世代は、
いまだにPCの操作に慣れない…なんて人も少なくないです。
伝票と請求書の突合チェックなどでもデータ上ではやりづらい、
紙に印刷しろと指示する上司も多いんですよね。
(自分がデータでの作業に慣れる…という努力はしない)
そうすると、本来はデータ上のみで行える業務をわざわざ現物で行うことになります。
こういう管理職に付き合わされる経理スタッフは、
レベルの低い上司に合わせて出社しなければなりません。
本当に無駄ですよね。
ベテランの管理職がシステムやデータを扱えないことは、
経理がテレワークを行う上での最大のネックといっても過言ではありません。
電子帳簿保存法によって今後はテレワークが一気に進む
ただし、今後は法律の後押しもあります。
これによって経理のテレワーク化は急速に進むでしょう。
その根拠としては「電子帳簿保存法」があります。
「紙でないとダメだ!」という考えの人は、
このような法律がなかった時代に経理業務を行っていた人です。
確かにその時は紙媒体による帳票類の保存が必須でした。
しかし、データ上での保存のみで構わないどころか、
電子データで受領したものは「紙に印刷して保存してはいけない」という電子帳簿保存法が浸透すれば、
管理職も含めて考え方を変えていかなければなりません。
今後も経理としてキャリアアップしていきたい人は、
こういった時代の変化にしっかりと対応していかないとだめです。
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昭和体質な会社にどっぷりつかっていると、
時間経つほどあなた自身の経理としての価値が低くなっていく可能性すらあるので注意してください。
経理もテレワークで出社不要!を実現している会社なんてたくさんある
実際、経理も原則テレワークを実施できているところなんていくらでもあります。
システム面で強い業界なら大手でもやっていますし、
創業まもないベンチャーみたいな零細企業でもやってるところはやってるわけです。
経理がテレワークを行うためには、
- 会計システムがクラウド型である
- 請求書などの書類やり取りはすべてメールやクラウドサーバー上で行う
- ワークフロー系のシステムが導入済み(ジョブカンやkintoneなど)
↑など条件を満たす必要はありますが、
逆に言えばこれらの環境が整ってさえいえば、
テレワークで業務を行うことが可能なんです。
もちろん予算の都合等でこういった環境を整えることが難しい会社や業種もあるでしょう。
しかし「紙に印刷しないと仕事にならない」
という言い分はもはやテレワークができない理由にはならないのは明らかなんですね。
さらに言えば電子帳簿保存法がありますから、
今後もこういうことをやっていては最悪コンプラ違反になることも考えられます。
将来的には経理もテレワーク・リモートワークがごく当たり前になっていくでしょう。
そうした中でいつまでも古い体質の職場にどっぷりつかっていては、
経理としての仕事のレベルはどんどん陳腐化していく可能性があります。
(追伸)労働環境が劣悪な「ブラック経理」で絶対働きたくない人へ
![](https://taxwork2.com/wp-content/uploads/2022/11/25075453_s.jpeg)
(経理はブラック企業にまちがえて応募しないよう注意が必要です)
いま経理として働いている人も、これから働く人も、
労働環境が悲惨なブラック企業にまちがえて入社しないよう注意してください。
経理って入社する会社によって労働環境がぜんぜん違う仕事です。
自分の勤務先として選ぶ会社をまちがえてしまうと、
ブラックでつらい働き方になってしまうことがあるので注意してください。
例えば、スキルや学歴がまったく同じ人でも
↓こんなふうにスタート地点からすでに差がついてしまうことがあるんです。
(まさに天国と地獄…)
![](https://taxwork2.com/wp-content/uploads/2020/05/kanrinin.png)
- ゼロから仕事を教えてもらえる環境で年収400万円でスタートな人。
- 何もわからない状態でいきなり現場に放り出され、しかも年収264万円でスタートする人…。
↓実際の求人をお見せするとこんな感じ。
どちらも未経験OKの求人なのに、
入社時の条件がまったく違いますよね。
↑あえて2つ目のしんどそうな求人(年収264万円〜…)
を選ぶ人はまずいないと思います。
同じ働くなら、お給料はちょっとでも高い方が良いに決まってますよね。
重要なのは、こうした差が
個人の能力の差によって生まれるわけではないことです。
例えば上の2つの求人はどちらも未経験者向けの求人ですが、
未経験者の場合、入社時の仕事の能力なんてみんなゼロで同じですからね。
(経理は実務経験で評価される職種です)
それなのに、入社時のお給料の金額がまったく違うのはなぜなのか?
これは「応募先の企業がきちんと利益を出しているか?」の違いです。
経理って営業マンみたいに個人の成績で給料が決まる職種ではないんですね。
あなたがどんなに優秀な人であったとしても、
勤務先の会社がもうかっていなかったらお給料は低くなります。
逆にいうと、能力的にあまり自信がない人であっても、
良い環境の企業に入ることができれば、
年収で差をつけることができるんですね。
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経理はどういう会社を転職先に選ぶか?が、
決定的に重要であることを知っておいてください。
ブラック環境で働く経理は本当に悲惨…
![](https://taxwork2.com/wp-content/uploads/2022/11/24830085_s.jpeg)
(ブラック企業で働く経理は本当に悲惨です…)
私自身も経験があるのですが、
ブラックな職場で働く経理って本当に大変です。
ろくな新人研修も受けないままいきなり現場に出されて、
「仕事は先輩のマネをしながら覚えてね」
みたいなほったらかし教育をされる危険があります。
当然ながら、そんなかたちで仕事を覚えても、
身につくのは「その会社の中でだけ通用するスキル」だけです。
5年後にどんな差がついているか…。
って考えるとぞっとしますよね。
こういう会社ではしょっちゅう新人が辞めていくので、
「新人なんて育ててもすぐ辞めていくし…」
みたいに考えられているケースも多いです。
新人は使い捨て状態なので、当然ながらお給料も低いです。
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逆に、業績の良いホワイト企業では、
未経験者をゼロから育てていくという意識があります。
業績が良いからこそ新人研修にも時間と労力をかけられますし、
未経験でもお給料が良いケースが多いんです。
経理志望者は「どこで求人を探すか?」が決定的に重要
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(経理求人専門の転職サイトで求人を探しましょう)
同じ働くなら、しっかりお給料稼げて働きやすい環境でスタートしたいですよね。
まちがえてもハローワークとかで経理求人を探さないように注意してください。
学生の就活とは違うので、リクナビを使うのも避けましょう。
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どんなに優秀でスキルが高くて性格の良い人であっても、
経理の求人を探す場所をまちがえてしまうと、
ブラック企業に入ってしまう可能性が高くなります。
逆にいうと、はっきり言ってあんまりスキルが高くない人でも、
ホワイトな職場で良いお給料をもらっているケースはたくさんあります。
転職活動をするときのちょっとしたコツ(求人を探す場所を変える)
を知ってるかどうか?だけで、
こんなふうに差がついてしまうのって理不尽でひどい感じがしますよね。
ですが、はっきりいって世の中なんてそんなもんです。
単に「知ってるか/知らないか」で差をつくことがたくさんあります。
こういうことって社会人やってたらいくらでもあることですから、
不公平だ…!なんて言ってても意味ないです。
(そういうのは政治家の仕事です)
まずはあなた自身が経理として転職を成功させましょう。
私のブログをここまでしっかり読んでくださる方には、
↓ぜひ良い条件で経理への転職を成功させてください。
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(今すぐは転職するかどうかわからない…という人へ)
なんとなく今の環境に不満はあるし、
一生このままで良いなんてまったく思ってないけど
なかなか重い腰を上げられない…。
いま仕事している人もしていない人も、
↑毎日こんなふうに感じながら過ごしている人がほとんどだと思います。
転職活動なんて、はっきりいってめんどくさいですよね。
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特に、条件の良い経理求人は人気ですから、
日常的にこまめに情報リサーチしておくことが大切です。
経理求人専門の転職サイトで年収や勤務地などの条件を入力しておくと、
マッチする求人が出るたびに自動でメール通知してもらえるので活用しましょう。
↓こんな感じでメールが届きます。
自分が希望する条件にあった求人だけを
ピンポイントでピックアップしてくれるのでめっちゃ便利です。
情報ってたくさんありすぎても
ごちゃごちゃしてわけからなくなりますからね。
情報があふれている時代なので、
自分の求める情報を見つけるスキルが大事です。
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同じ転職サイトを使っていても、
良い求人を上手に見つけられる人と、
見つけられない人の違いはこういうところでも出ますね。
(自分の希望条件をしっかりめに入力してるだけなんですが)
つねに「逃げ道」を確保しておくのが大切
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(良い意味での「逃げ道」を確保しておくのが大切です)
経理求人専門の転職サイトで希望条件をしっかりめに入力しておき、
「ここいいかも…!」と気になる求人を見つけたら、
情報としてこまめにストック保存しておくようにしましょう。
手元に魅力的な求人がたくさんある状態を作っておくと、
いざ転職活動を始めるときに良いスタートを切ることができます。
また、日常的に転職サイトで求人リサーチするクセをつけておくと、
どうしても今の状態がつらくなったら転職もある
↑という「選択肢」を持てるのも重要ですね。
良い意味での逃げ道を確保できる感じです。
これって精神的にもかなり安定するんですね。
過労やストレスで倒れる前に早めの手を打つことができます。
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いつでも利用やめられるのでリスクはゼロですよ。
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最後の最後にお伝えしたいこと
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(個人的に衝撃を受けた本です)
↑転職活動でも仕事でも、
成功する人の違いって結局はこれだと思うんですよね。
転職サイトへの登録って1分でできる作業です。
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変な連絡が来るようなこともありませんしね。
↓それでも、以下の2種類の人に分かれます。
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これは転職活動だろうが仕事だろうが同じです。
(あなたのまわりにも2. みたいな人いませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
理想の働き方に近づける人と、
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