- 税理士法人の仕事内容ってどんなもの?
- 給料は手取りどのぐらい?平均年収は?
- 税理士試験の勉強と両立できる?
- 未経験で税理士法人に転職できる?
今回は、中規模の税理士法人で正社員として働いている女性に、
お仕事内容についてインタビューしました。
木野さんは、20代で税理士法人に未経験で転職され、子育てをしながら働いている女性です。
実際に税理士法人の仕事を経験した人でないと語れない内容についてくわしくお話しいただきました。
ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
税理士法人の仕事内容は?20代後半で未経験転職した女性の体験談

(税理士法人の仕事内容は?職員20名の中規模事務所で働く女性にお話を聞きました)
体験談をお聞きした方のデータ
- お名前 :木野綾子
- 現在の年齢:38歳
- 在職年齢 :28歳から10年間勤務(在職中)
- 雇用契約 :正社員
- 年収 :450万円
- 会社の規模:従業員20名の中堅事務所
私が勤務する税理士法人は、従業員は20名の中規模事務所です。
「従業員20名」というと一般企業では小さな企業という感じですよね。
しかし、税理士事務所ではかなり大きな規模と言えます。
以前は所長税理士の個人事務所でしたが、数年前に税理士法人化しました。
税理士事務所と税理士法人で仕事の仕方が大幅に変わるということはありませんが、働いているものの意識は変わったように思います。
顧客は地域のクライアントが中心ですが、中には全国展開・海外進出している大きな会社もあります。
未経験入社の若手から有資格のベテランまで協力しあって働く環境
私が務める税理士法人には、20代の若手から50代のベテランまで在籍しています。
男女比率はほぼ半々です。そのうち税理士の資格を保有しているのは3人ですね。
私を含め、まだ資格を持っていない人は税理士試験の受験生がほとんどですので、資格スクール通学のために早く帰宅させてもらえます。
働きながら税理士を目指す人は、税理士事務所や税理士法人で働くのがおすすめですね。
まったくの業界未経験で入社してくる人もいれば、別の税理士事務所で働いてて、中途採用で転職してくる人もいます。
税理士法人にはどうすれば転職できる可能性が高いですか?
最近では、人手不足に悩んでいる税理士法人がとても多い印象です。
外部の税理士事務所経験者の人に、外注で処理をお願いすることもあるぐらいです。
なので、未経験の人でも本腰を入れて転職活動すれば、どこにも採用されないということはあまりないと思います。
ただ、激務すぎて税理士試験の勉強ができない…というような事務所もたくさんありますので、応募する求人の選別はしっかり行った方が良いです。
税理士法人の求人はどこで探せばいい?
↓税理士事務所の求人は、以下のようなところで見つかります。
求人を探す場所
- ハローワーク
- 転職サイト
- 転職エージェント
ハローワークについては特に説明不要だと思います。
転職サイトというのは、自分で求人を探して、自分で応募するというかたちです。
リクナビやマイナビが有名ですね。
一方で、転職エージェントは転職活動の支援をしてくれるエージェント経由で応募する方法になります。
求人の選択から応募まで全部自分でやりたいという人は転職サイトを使うと良いと思います。
企業側からスカウトメールがくることもあるので、
どちらかというと「待ち」の姿勢で転職活動をしたい人には転職サイトが向いていますね。
一方で、どういう求人を選んだらいいのかわからないという人や、
少しでも早いタイミングで内定が欲しい人は転職エージェントを使いましょう。
事務所側も近年は人手不足で優秀な人を探していますから、チャンスはたくさんあると思いますよ。
なお、転職エージェント会社にはいろんなところがありますが、
税理士事務所や経理職が専門のエージェント会社を使うのが良いと思います。
相談に乗ってくれるエージェントさん自身も税理士業界出身者であることが多いので、いろいろ相談に乗ってくれますよ。
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これから税理士目指してキャリアスタート!な方はここを使いましょう。
税理士法人に採用されるのはどういう人ですか?
私の職場では未経験者と実務経験者の両方を募集しています。
未経験者の場合、採用される人の多くは税理士試験の受験生です。
まだ科目合格がない人も、直近の試験を目標に勉強を進めていることをアピールするようにしてください。
私の働く税理士法人では、実務経験がない方の採用試験では、簡単な簿記のテストを実施しています。
ただし、採用の可否にもっとも影響するのは、テストの内容よりも「税理士業界でステップアップをしていきたい」というやる気ですね。
また、書類を扱う仕事なので、書類選考での字のていねいさなども採用の可否に影響します。
地味なことですが、応募書類をたくさんみているとその人の性格は確実に現れているなと感じることが多いです。
中途採用の場合の採用基準は?
中途採用の方の場合、実務経験3年以上を目安にしているようです(実際に入社してくる人たちを見る限り)
面接では前の事務所での担当クライアント件数や担当クライアントの規模などを聴きながら、仕事への取り組む姿勢をチェックすることが多いです。
また、相続税の申告などに対応できる方は重宝されます。
税理士試験の科目合格がある人なら、どの科目に合格しているか?もチェックされるポイントになります。
所長税理士と意見があうか?が転職先を見極めるポイント
規模が小さい税理士法人・税理士事務所だと、所長と方針があわないととても働きづらいです。
実際、それが理由で退職する人もいますね。
面接の際には、事務所の雰囲気や仕事の方針等をしっかりと聞くと良いと思います。
転職エージェントに面接に同行してもらうのも1つの手です。
年収や入社時期の交渉なども代行してもらえます。
税理士業界専門のエージェントなら、税理士業界の求人情報や、それぞれの事務所所長の人格などについてもたくさん情報を持っています。
税理士法人の仕事内容は会計業務とクライアント対応
私の主な仕事は、会計業務とクライアントの対応です。
(クライアントというのは、私が所属する税理士法人が顧問になっている企業の経営者のことです)
具体的な仕事内容は以下のような感じです。
1か月に1回程度クライアントを訪問し、クライアントから会計資料を預かってきます。
会計帳簿のチェックと入力業務を行って試算表を作成します。ここまでの作業を「記帳代行」と呼びます。
記帳代行によって作成した会計データを資格を持つ税理士にチェックしてもらった後、クライアントに提出します。
顧問先企業の財務内容について、クライアントにアドバイスをすることも仕事内容に含まれます。
会計や税法に関する専門知識と、コミュニュケーション能力が必要になります。
社長や経理担当者の対応をしなければならない
税理士法人の職員は、中小企業の社長さんや経理担当者が日常的にやりとりをする相手となります。
会計や財務に不安を感じている社長や経理担当者が多いです。
そのため、専門用語をなるべく使わないで、分かりやすく説明することを重視しています。
会社の業績が伸びていることを一緒に確認できるときには、とてもやりがいを感じます。
税理士法人の給料に不満はありますか?
私自身は共働きで子育てとの両立もできているので、給料に不満はないです。
ただし、税理士業界は実力の世界です。
大手企業のように「経験年数さえ重ねていけば自動的に役職や給料が上がっていく」という働き方はできません。
理想的には税理士資格を取得して独立するのがもっとも年収が高くなるでしょう。
その一方で、資格を取得していなくても税理士法人に所属する税理士補助としてたくさんのお給料を稼ぐ人もいます。
具体的には、顧問先の新規開拓ができる人や、顧問先の経営者に対して生命保険の提案営業などができる人は税理士資格の有無によらず高年収です。
特に、生命保険の提案は保険会社から代理店報酬と言う形で成果報酬が入ります。
そのうちの何割かが実際に提案を決めた職員にボーナスとして支給されるのですが、提案した保険の種類によっては1ヶ月で50万円以上のボーナスが出ることもあります。
「まじめにコツコツ仕事ができるだけ」では給料はなかなか上がらない
税理士業界を目指す人は、どちらかというと内気なタイプの人が多いかもしれません。
まじめにコツコツ仕事ができる一方で、営業マンとしてどんどんお客さんをとってくるような働き方は苦手な人が多いですね(あくまでも個人的な感想ですが)
こういうタイプの人でも、税理士資格を取得してその資格を生かした働き方ができればいいと思います。
一方で、コツコツタイプで税理士資格もない…という人は、どうしても「頑張っている割に低年収…」という働き方になりがちです。
他の業界より給料が安いケースも多いので、私の勤務先でも給料に不満を持っている人も多くいます。
税理士業界で高年収になるには?
税理士業界で働くなら、ご自身のタイプをよく理解した上で、年収を上げられる働き方をする必要があります。
コツコツタイプなら何よりもまず税理士試験に合格しましょう。
科目合格制度を利用して、働きながら1年に1科目の合格を重ねていけば、5年間で官報合格が可能です。
科目合格が2〜3科目ぐらいまで来ているのなら、所属する事務所に相談して大学院に通うのも一つの手ですね。
営業肌でコミュニケーション能力も高いタイプなら、顧問先の経営者の心をがっしりつかむような働き方が理想的です。
顧客の紹介や、節税対策で大きなお金が動く案件をどんどん決めるような働き方を目指しましょう。
こうした働き方ができる人は、税理士資格の有無によらず高年収になれます。
私の現在の給料と目標地点
私の現在の給料は、基本給が30万円です。
ここから所得税や住民税、社会保険料が引かれるので、実際の手取りは25万をちょっと超える程度ですね。
ボーナスが夏と冬に出ます。年収としては450万円になります。
冬から初夏にかけての繁忙期は忙しいのですが、それ以外の季節は定時に終わることができます。
子どもの病気の際は自分で仕事の調節をして休むことができますので、恵まれた環境だと思います。
税理士資格を取得することができれば、より責任のある仕事を任せてもらえます。
給料ももっとあがるので、税理士試験の資格取得のために勉強を頑張っているところです。
税理士法人での働く時間や残業・休日出勤の有無について
定時は朝9時から18時までです。
事情に応じて時間をずらしたり、平日に休みをとる代わりに土日出勤したりすることも可能です。
融通のきく職場だと思います。
ただし、自分が担当するクライアントへの対応を全面的に任されていますので、クライアントの希望に応じて時間外・休日等にも対応するときもあります。
また、繁忙期には残業もあります。
残業しても割増賃金はありませんが、平日に休みをとる等で融通をきかせてもらっているため、特に不満はありません。
税理士法人での仕事が「楽しい・やりがいがある」と感じる瞬間は?
私自身、デスクワークやパソコンを扱う仕事が好きなため、税理士法人内での仕事はとても楽しいです。
クライアントから提出された資料を整理し、試算表や決算書にまとめあげると、達成感を感じます。
特にやりがいを感じるのは、経営アドバイスをしたときに、クライアントから感謝されたときです。
やはり、「木野さんが説明してくれると、わかりやすい」「アドバイスが役立った」と言われることもあります。
もっと喜んでもらえるように、会計や経営について勉強をしようという気持ちになれますね。
税理士法人での仕事で「ここがつらい・しんどい」という点は?
私が税理士法人の仕事内容でつらいと感じるのは、クライアントの経営状態が良くなくて、経営者自身が悩みを抱えているときです。
このようなときは、所長税理士に相談し、必要があれば一緒にクライアント訪問をします。
私では思いつかないアドバイスをしてもらえますし、やはり心強いので、安心して仕事ができます。
繁忙期は残業が多い
税理士業界の繁忙期はどこもとても忙しいです。
残業も多くなるためつらいと感じます。
しかし、どんなに忙しくてもミスがあると、後から修正しなければならず大変なので、ミスのない正確な書類作成を心掛けています。
家庭の事情で退職する人が多い
仕事を辞めていく人もいますが、親の介護等、家庭の事情で辞める人が最近は多くなっています。
税理士法人での仕事は責任感が必要な仕事ですので、集中して仕事ができないことで悩み、退職を決意するようです。
税理士法人ではパートで働くこともできるため、解決方法はあるのではないかと思います。
所長税理士と意見が合わなくて退職する人もいる
以前は、所長と意見が合わないという理由で辞める人も多くいました。
法律面のみ強調して仕事をしていきたい人にとっては、クライアントの立場によりそいながら仕事を進める所長の方針と対立することもあり、やめていく人がいました。
現在では、所長の意見に賛同する人が多く働いており、所長と対立して退職する人は、私が働く税理士法人では少なくなりました。
税理士法人を退職しても知識・経験を活かせる
税理士法人を辞めた場合でも、税理士法人で培った知識と経験を活かし、一般企業の経理やコンサルタント業界に就職が可能です。
もちろん、税理士業界でキャリアアップするのであれば、税理士資格をできるだけ早いタイミングで取得し、独立開業を目指すのが良いでしょう。
ただし、税理士試験は合格できる人とできない人がいる試験であることも事実です。
働きながら5年ぐらい勉強してみて、手応えがないなら一般企業経理の管理職などにキャリアチェンジするのも1つの選択肢だと思います。
自分が担当していたクライアントの経理財務担当者として引き抜かれるケースも多いですね。
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税理士法人の仕事に向いている人は、どんな人だと思いますか?
私が働く税理士法人ではデスクワークが中心です。
書類作成やパソコンでの作業等、細かい仕事が好きな人が向いています。
お金や数字を扱う仕事なので、「数字をみるのも嫌」という方はちょっと無理でしょう。
また、人との関わり合いが好きな人であることも大切です。
私たちの仕事はクライアント企業に貢献することです。
経営者からの相談対応をしなくてはなりませんから、コミュニュケーション能力が必要です。
自分で新規顧客を開拓したり、いろんな節税対策を提案できるような営業能力があれば、税理士法人内で重宝されると思います。
こういうタイプの人は業界的に少ないので、営業マンの経験者などは好かれますね。
人の話をよく聞くことができ、人とのコミュニケーションが好きな人は、クライアントとの関係も良好に保てます。
環境劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)
いま働いている人も、これから働く人も、
ブラックで過酷な環境で働きたくないなら、
転職先候補にする事務所をまちがえないことがたいせつです。
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そのためには、準備段階で情報収集をしっかり行うようにしてください。
具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、
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好条件な会計事務所の求人情報にアクセスできるようになります。

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科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
↑こちらのように、会計事務所(税理士事務所・税理士法人)の求人だけを
専門であつかう転職サイトを使うのがコツです。

↓例えば、以下のような求人をたくさん見つけることができますよ。
- 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
- 税理士試験と両立できる環境(繁忙期も残業なしなど)の事務所求人
- 一般企業の経理職で会計事務所経験者を積極採用している求人
- 資産税の実務経験を積むことができる事務所求人
- 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
- 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
- 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人
転職サイト内で求める年収条件などを登録しておくと、
条件の良い事務所の求人が出るたびにメールで自動通知してもらうことも可能です。
ホワイトな事務所の求人を見逃すことがなくなりますよ。

あと、転職サイトの情報を日常的にチェックするくせをつけておくと、
「今の職場で限界が来たら転職もある。自分には別の選択肢もある」と気づけるのが大きいです。
これは今の職場で働く上でも精神的な安定につながりますね。
転職サイトは無料で使えて、合わないと感じたらいつでも解除できます。
(変な連絡がくるようなこともありません)
税理士業界専門の転職サイトを使っている人と使ってない人とでは、得られる情報量に大きな差がでます。
このブログを読んでくださるあなたは、
↓ぜひ活用して転職を成功させてください。

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転職意思が固まってきたらエージェントとの面談も活用しよう

(転職エージェントにアドバイスを受けながら二人三脚で転職活動を進めることも可能です)
上で紹介したような税理士業界専門の転職サイトを使って日常的に情報リサーチを行い、転職意思がある程度かたまってきたら、
担当の転職エージェントとの無料面談も利用してみましょう。
転職エージェントは実際に事務所をまわって
所長税理士や現役職員にヒアリングをしていますので、
↓以下のような事務所のナマの情報を教えてくれます。

- 社風や所長税理士の人格
- 給料やボーナスの具体的な実績値
- 月間・年間の残業時間数
- 税理士試験の科目合格者がどのぐらいるのか
- 試験勉強を応援してくれる事務所か否か
- 職員の男女比率や年齢構成
↑こうした情報を「応募前」に教えてもらえるのが大きいです。
こういうのって、転職サイトの求人ページを見ているだけではまずわからないですからね。
「わざわざ面接まで進んだけど実際に会ってみたらなんか違った…」というロスを避けることが可能になりますよ。
事務所側との交渉は自力でやらない方がいい

(事務所側との年収交渉は「入社時」に行わないといけません)
同じ働くならお給料は少しでも高い方が良いですよね。
少しでも高い給料で入社したいなら、
給与額について入社時に事務所側と年収交渉を行うことは必須です。
こういう交渉って入社後にやるのは至難のわざなので、
必ず入社時に交渉しないといけません。
ただ、緊張する人事面接の場で、
自分のお給料について自分で交渉する…
というのはなかなか難しいですよね。

こういうお金の話って、伝え方が悪いと「あの人は金にがめつい」というイメージを与えかねません。
こいうなると入社後の評価にも響きますから、ぜったいに避けた方が良いですね。
ふだんから交渉ごとが得意でない人は、
転職エージェントに交渉代行を依頼しましょう(無料でやってくれます)
経験豊富な税理士業界専門のエージェントが、あなたの立場に立って強気で交渉してくれますよ。
エージェントにあらかじめ「この金額以上で入社できる事務所を探してください」と最低ラインを伝えておけば、
それに合わせた求人にしぼりこんでもらうことも可能です。
希望通りの給与額に近づける可能性が高くなります。
他にも、転職エージェントは書類選考対策や面接対策、面接アポイントの調整などもやってくれます。活用しましょう。
転職エージェントが無料で使える理由

(転職サイトや転職エージェントは完全無料で使うことができます)
転職サイトや転職エージェントは最初から最後まで無料で使えます。
なぜかというと、転職エージェントにお金を払ってるのは採用を行う事務所側だけだからです。
私たち求職者側(仕事を探している側)は完全無料で使うことができますよ。
転職エージェントはあなたの採用が決まったときに、
事務所側から紹介手数料というかたちで料金をとっています。
なので、私たち求職者側が負担するお金はゼロなんです。

最初から最後までお金が1円でもかかることはないので、
安心して使うことができますよ。
まずはいろんな事務所の求人を見てみよう

(まずはいろんな事務所の求人を見てみることからスタートしましょう)
とはいえ、いきなり転職エージェントに相談するのはややハードルが高い…と感じる方も多いと思います。
なので、まずは転職サイトを使った情報収集からスタートしましょう。
サイト内で無料アカウントを作り、
求人検索で実際の事務所の情報をいろいろ見てみてください。

↓同じ会計事務所でも、こんなに給料やワークライフバランスが違うのか…とびっくりされると思いますよ。
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なぜ、最大手リクナビをおすすめしないのか?

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)
転職サイトっていろんなところがありますよね。
この記事を書いている2021年現在で、なんと1万社以上あるそうです。
(コロナ禍で廃業になったところもあって、数はだいぶ減ったらしいですが)
最大手のリクナビの方が、
学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…
という方も多いかもしれませんね。

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。
必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、
仕事探す側も税理士受験生だったり、キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、普通の求職者とは異なる事情が多いです。
こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、
税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。
見られる求人の質がまったく違いますし、
担当してくれるエージェントも会計事務所経験者だったりするので、税理士業界の裏事情にものすごく詳しいです。
面談では税理士としてのキャリアアップ方法についていろいろアドバイスしてくれますよ。
(なお、エージェント面談の利用は任意です。求人リサーチのために転職サイトだけを使うというやり方もOKです)
- ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
- 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
- 税理士試験との両立ができる落ち着いた業務量の事務所で働きたい人
- 会計事務所での経験を生かして一般企業の経理に転職したい人
↑これらに該当する人は、税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。
あるあるな質問と回答
以下では、転職サイトや転職エージェントの利用について、
よくある質問と回答をまとめました。
参考にしてみてください。
(↓質問をクリックで回答を開きます)

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科目合格3科目以上の人へ!有資格者ための転職サイト
マイナビ税理士は、転職大手マイナビが運営する税理士専門転職サイトです。
BIG4税理士法人や国内大手税理士法人など大手事務所の求人が豊富にあるのが特徴ですね。
ただし、登録時に科目合格をチェックされ3科目以上合格の人が目安となるので注意しておきましょう。
今すぐは転職活動を始められない人も、
いまどういう事務所が求人を出しているのか?
の情報収集は今すぐ始めておきましょう。

↑こういう働きやすい環境のホワイトな事務所の求人って、
本当にあっというまに募集が締め切られます。
日常的に情報リサーチして目星をつけておき、
行動するタイミングになった時に迷わないようにしておくことが必須です。
劣悪な環境で働きたくないのはみんな同じです。
他人より良い環境に行きたいなら、頭ひとつ抜けでた行動は必要ですよ。
ハードルを上げ過ぎる必要はありませんが、
上を目指すならなんとなく今の延長で日常を過ごしているだけ…
ではやはりダメです。

情報が意識しなくても自動的に入ってくるように環境を整えておくのがポイントですね。
具体的には転職サイトで無料アカウントを作り、
希望する転職条件をサイト内でしっかりめに入力しておきましょう。
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(会計事務所求人専門の転職サイトで無料アカウントを作り、最新の情報が自動的に入ってくるようにしておきましょう)
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↑気になった事務所の求人をこまめにチェックしておくと、
税理士業界の年収相場や、求められるスキルについても自然と頭に入ってきます。

最後の最後にお伝えしたいこと
↓成功するために大事なのって、結局はこれなんですよね。
(日本は資本主義社会なので、就活も仕事も競争はあります)

(個人的に衝撃を受けた本です。こちらからスマホでも今すぐ読めます)
転職活動を成功させるためにもっとも重要なのは情報収集です。
そして、税理士業界での情報収集は「税理士業界専門の転職サイト」を活用することが必須になります。

↓ですが、こういうかんたんな作業ですら以下の2種類の人に分かれます。
- とりあえず今すぐやっておく人
- いつまでたっても理由をつけてやらない人
これは就活も普段の仕事も同じです(あなたのまわりにもいませんか?)
ほんのちょっとの行動の差ですが、
稼げるようになる人といつまでたっても稼げない人とで違いが生じるのはこういうところなんです。
↓今から5年後に、あなたはこのどちらになっていたいでしょうか。
- 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
- 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!
もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。
