税理士事務所・経理に転職して働くには?

会計職のキャリア戦略

税理士法人の仕事内容は?20代後半で未経験転職した女性の体験談

税理士法人 仕事内容

(税理士法人の仕事内容は?職員20名の中規模事務所で働く女性にお話を聞きました)

今回は、中規模の税理士法人で正社員として働いている女性に、お仕事内容についてインタビューしました。

木野さんは、20代で税理士法人に未経験で転職され、子育てをしながら働いている女性です。

  • 税理士法人の具体的な仕事内容は?
  • 給料に不満はある?高年収になるには?
  • 税理士法人に転職するには?

↑など、業界経験者でないと語れない内容についてくわしくお話しいただきました。

ぜひ参考にしてみてください。

税理士事務所 志望動機 未経験
税理士事務所は「未経験30代」でも転職できる?

この記事では、30代の未経験から税理士を目指すという方向けに、税理士事務所への転職活動のポイントについて解説します。
試験と勉強の両立を考えている人は、ブラックな税理士事務所に転職してしまわないように注意しなくてはなりません。
実務が忙しすぎて試験勉強ができない…なんて状態は本末転倒ですから、どの税理士事務所に入社するか?は慎重に判断する必要があります。

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税理士 科目合格 価値
税理士科目合格の価値は?税理士事務所や一般企業経理での評価

この記事では、税理士試験の科目合格者が転職市場でどのような評価を受けるのか?(どのぐらいの価値があると思われるのか)について、具体的な事例を見ながら解説いたします。
結論から言うと、科目合格者は税理士事務所や一般企業経理で高く評価される可能性があります。転職を検討している方は、ぜひその実績をアピールしてみてください。

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税理士法人の仕事内容は?20代後半で未経験転職した女性の体験談

体験談をお聞きした方のデータ

  • お名前  :木野綾子
  • 現在の年齢:38歳
  • 在職年齢 :28歳から10年間勤務(在職中)
  • 雇用契約 :正社員
  • 年収   :450万円
  • 会社の規模:従業員20名の中堅事務所

私が勤務する税理士法人は、従業員は20名の中規模事務所です。

「従業員20名」というと一般企業では小さな企業という感じですよね。

しかし、税理士事務所ではかなり大きな規模と言えます。

以前は所長税理士の個人事務所でしたが、数年前に税理士法人化しました。

税理士事務所と税理士法人で仕事の仕方が大幅に変わるということはありませんが、働いているものの意識は変わったように思います。

顧客は地域のクライアントが中心ですが、中には全国展開・海外進出している大きな会社もあります。

未経験入社の若手から有資格のベテランまで協力しあって働く環境

私が務める税理士法人には、20代の若手から50代のベテランまで在籍しています。

男女比率はほぼ半々です。そのうち税理士の資格を保有しているのは3人ですね。

私を含め、まだ資格を持っていない人は税理士試験の受験生がほとんどですので、資格スクール通学のために早く帰宅させてもらえます。

働きながら税理士を目指す人は、税理士事務所や税理士法人で働くのがおすすめですね。

まったくの業界未経験で入社してくる人もいれば、別の税理士事務所で働いてて、中途採用で転職してくる人もいます。

MSジャパン

未経験者もOKの優良求人が多数!

MSジャパンは、税理士事務所や企業経理の求人をメインで扱うエージェント会社です。
特徴は「実務未経験・資格なし」の人でも応募できる優良求人が多数あることです(年収400万円〜など)
これから未経験で会計職キャリアをスタートしたいはMSジャパンをメインで使いましょう。

税理士法人にはどうすれば転職できる可能性が高いですか?

最近では、人手不足に悩んでいる税理士法人がとても多い印象です。

外部の税理士事務所経験者の人に、外注で処理をお願いすることもあるぐらいです。

なので、未経験の人でも本腰を入れて転職活動すれば、どこにも採用されないということはあまりないと思います。

ただ、激務すぎて税理士試験の勉強ができない…というような事務所もたくさんありますので、応募する求人の選別はしっかり行った方が良いです。

税理士法人の求人はどこで探せばいい?

↓税理士事務所の求人は、以下のようなところで見つかります。

求人を探す場所

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 転職エージェント

ハローワークについては特に説明不要だと思います。

転職サイトというのは、自分で求人を探して、自分で応募するというかたちです。

一方で、転職エージェントは転職活動の支援をしてくれるエージェント経由で応募する方法になります。

求人の選択から応募まで全部自分でやりたいという人は転職サイトを使うと良いと思います。

企業側からスカウトメールがくることもあるので、どちらかというと「待ち」の姿勢で転職活動をしたい人には転職サイトが向いていますね。

一方で、どういう求人を選んだらいいのかわからないという人や、少しでも早いタイミングで内定が欲しい人は転職エージェントを使いましょう。

事務所側も近年は人手不足で優秀な人を探していますから、チャンスはたくさんあると思いますよ。

なお、転職エージェント会社にはいろんなところがありますが、税理士事務所や経理職が専門のエージェント会社を使うのが良いと思います。

相談に乗ってくれるエージェントさん自身も税理士業界出身者であることが多いので、いろいろ相談に乗ってくれますよ。

税理士法人に採用されるのはどういう人ですか?

私の職場では未経験者実務経験者の両方を募集しています。

未経験者の場合、採用される人の多くは税理士試験の受験生です。

まだ科目合格がない人も、直近の試験を目標に勉強を進めていることをアピールするようにしてください。

私の働く税理士法人では、実務経験がない方の採用試験では、簡単な簿記のテストを実施しています。

ただし、採用の可否にもっとも影響するのは、テストの内容よりも「税理士業界でステップアップをしていきたい」というやる気ですね。

また、書類を扱う仕事なので、書類選考での字のていねいさなども採用の可否に影響します。

地味なことですが、応募書類をたくさんみているとその人の性格は確実に現れているなと感じることが多いです。

中途採用の場合の採用基準は?

中途採用の方の場合、実務経験3年以上を目安にしているようです(実際に入社してくる人たちを見る限り)

面接では前の事務所での担当クライアント件数や担当クライアントの規模などを聴きながら、仕事への取り組む姿勢をチェックすることが多いです。

また、相続税の申告などに対応できる方は重宝されます。

税理士試験の科目合格がある人なら、どの科目に合格しているか?もチェックされるポイントになります。

所長税理士と意見があうか?が転職先を見極めるポイント

規模が小さい税理士法人・税理士事務所だと、所長と方針があわないととても働きづらいです。

実際、それが理由で退職する人もいますね。

面接の際には、事務所の雰囲気や仕事の方針等をしっかりと聞くと良いと思います。

転職エージェントに面接に同行してもらうのも1つの手です。

年収や入社時期の交渉なども代行してもらえます。

税理士業界専門のエージェントなら、税理士業界の求人情報や、それぞれの事務所所長の人格などについてもたくさん情報を持っています。

\ エージェントは4種類!/

転職エージェントの選び方を解説!

税理士法人の仕事内容は会計業務とクライアント対応

私の主な仕事は、会計業務とクライアントの対応です。

(クライアントというのは、私が所属する税理士法人が顧問になっている企業の経営者のことです)

具体的な仕事内容は以下のような感じです。

1か月に1回程度クライアントを訪問し、クライアントから会計資料を預かってきます。

会計帳簿のチェックと入力業務を行って試算表を作成します。ここまでの作業を「記帳代行」と呼びます。

記帳代行によって作成した会計データを資格を持つ税理士にチェックしてもらった後、クライアントに提出します。

顧問先企業の財務内容について、クライアントにアドバイスをすることも仕事内容に含まれます。

会計や税法に関する専門知識と、コミュニュケーション能力が必要になります。

社長や経理担当者の対応をしなければならない

税理士法人の職員は、中小企業の社長さんや経理担当者が日常的にやりとりをする相手となります。

会計や財務に不安を感じている社長や経理担当者が多いです。

そのため、専門用語をなるべく使わないで、分かりやすく説明することを重視しています。

会社の業績が伸びていることを一緒に確認できるときには、とてもやりがいを感じます。

税理士法人の給料に不満はありますか?

私自身は共働きで子育てとの両立もできているので、給料に不満はないです。

ただし、税理士業界は実力の世界です。

大手企業のように「経験年数さえ重ねていけば自動的に役職や給料が上がっていく」という働き方はできません。

理想的には税理士資格を取得して独立するのがもっとも年収が高くなるでしょう。

その一方で、資格を取得していなくても税理士法人に所属する税理士補助としてたくさんのお給料を稼ぐ人もいます。

具体的には、顧問先の新規開拓ができる人や、顧問先の経営者に対して生命保険の提案営業などができる人は税理士資格の有無によらず高年収です。

特に、生命保険の提案は保険会社から代理店報酬と言う形で成果報酬が入ります。

そのうちの何割かが実際に提案を決めた職員にボーナスとして支給されるのですが、提案した保険の種類によっては1ヶ月で50万円以上のボーナスが出ることもあります。

「まじめにコツコツ仕事ができるだけ」では給料はなかなか上がらない

税理士業界を目指す人は、どちらかというと内気なタイプの人が多いかもしれません。

まじめにコツコツ仕事ができる一方で、営業マンとしてどんどんお客さんをとってくるような働き方は苦手な人が多いですね(あくまでも個人的な感想ですが)

こういうタイプの人でも、税理士資格を取得してその資格を生かした働き方ができればいいと思います。

一方で、コツコツタイプで税理士資格もない…という人は、どうしても「頑張っている割に低年収…」という働き方になりがちです。

他の業界より給料が安いケースも多いので、私の勤務先でも給料に不満を持っている人も多くいます。

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税理士業界で高年収になるには?

税理士業界で働くなら、ご自身のタイプをよく理解した上で、年収を上げられる働き方をする必要があります。

コツコツタイプなら何よりもまず税理士試験に合格しましょう。

科目合格制度を利用して、働きながら1年に1科目の合格を重ねていけば、5年間で官報合格が可能です。

科目合格が2〜3科目ぐらいまで来ているのなら、所属する事務所に相談して大学院に通うのも一つの手ですね。

営業肌でコミュニケーション能力も高いタイプなら、顧問先の経営者の心をがっしりつかむような働き方が理想的です。

顧客の紹介や、節税対策で大きなお金が動く案件をどんどん決めるような働き方を目指しましょう。

こうした働き方ができる人は、税理士資格の有無によらず高年収になれます。

私の現在の給料と目標地点

私の現在の給料は、基本給が30万円です。

ここから所得税や住民税、社会保険料が引かれるので、実際の手取りは25万をちょっと超える程度ですね。

ボーナスが夏と冬に出ます。年収としては450万円になります。

冬から初夏にかけての繁忙期は忙しいのですが、それ以外の季節は定時に終わることができます。

子どもの病気の際は自分で仕事の調節をして休むことができますので、恵まれた環境だと思います。

税理士資格を取得することができれば、より責任のある仕事を任せてもらえます。

給料ももっとあがるので、税理士試験の資格取得のために勉強を頑張っているところです。

税理士法人での働く時間や残業・休日出勤の有無について

定時は朝9時から18時までです。

事情に応じて時間をずらしたり、平日に休みをとる代わりに土日出勤したりすることも可能です。

融通のきく職場だと思います。

ただし、自分が担当するクライアントへの対応を全面的に任されていますので、クライアントの希望に応じて時間外・休日等にも対応するときもあります。

また、繁忙期には残業もあります。

残業しても割増賃金はありませんが、平日に休みをとる等で融通をきかせてもらっているため、特に不満はありません。

税理士法人での仕事が「楽しい・やりがいがある」と感じる瞬間は?

私自身、デスクワークやパソコンを扱う仕事が好きなため、税理士法人内での仕事はとても楽しいです。

クライアントから提出された資料を整理し、試算表や決算書にまとめあげると、達成感を感じます。

特にやりがいを感じるのは、経営アドバイスをしたときに、クライアントから感謝されたときです。

やはり、「木野さんが説明してくれると、わかりやすい」「アドバイスが役立った」と言われることもあります。

もっと喜んでもらえるように、会計や経営について勉強をしようという気持ちになれますね。

税理士法人での仕事で「ここがつらい・しんどい」という点は?

私が税理士法人の仕事内容でつらいと感じるのは、クライアントの経営状態が良くなくて、経営者自身が悩みを抱えているときです。

このようなときは、所長税理士に相談し、必要があれば一緒にクライアント訪問をします。

私では思いつかないアドバイスをしてもらえますし、やはり心強いので、安心して仕事ができます。

繁忙期は残業が多い

税理士業界の繁忙期はどこもとても忙しいです。

残業も多くなるためつらいと感じます。

しかし、どんなに忙しくてもミスがあると、後から修正しなければならず大変なので、ミスのない正確な書類作成を心掛けています。

家庭の事情で退職する人が多い

仕事を辞めていく人もいますが、親の介護等、家庭の事情で辞める人が最近は多くなっています。

税理士法人での仕事は責任感が必要な仕事ですので、集中して仕事ができないことで悩み、退職を決意するようです。

税理士法人ではパートで働くこともできるため、解決方法はあるのではないかと思います。

所長税理士と意見が合わなくて退職する人もいる

以前は、所長と意見が合わないという理由で辞める人も多くいました。

法律面のみ強調して仕事をしていきたい人にとっては、クライアントの立場によりそいながら仕事を進める所長の方針と対立することもあり、やめていく人がいました。

現在では、所長の意見に賛同する人が多く働いており、所長と対立して退職する人は、私が働く税理士法人では少なくなりました。

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税理士法人を退職しても知識・経験を活かせる

税理士法人を辞めた場合でも、税理士法人で培った知識と経験を活かし、一般企業の経理やコンサルタント業界に就職が可能です。

もちろん、税理士業界でキャリアアップするのであれば、税理士資格をできるだけ早いタイミングで取得し、独立開業を目指すのが良いでしょう。

ただし、税理士試験は合格できる人とできない人がいる試験であることも事実です。

働きながら5年ぐらい勉強してみて、手応えがないなら一般企業経理の管理職などにキャリアチェンジするのも1つの選択肢だと思います。

自分が担当していたクライアントの経理財務担当者として引き抜かれるケースも多いですね。

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税理士法人の仕事に向いている人は、どんな人だと思いますか?

私が働く税理士法人ではデスクワークが中心です。

書類作成やパソコンでの作業等、細かい仕事が好きな人が向いています。

お金や数字を扱う仕事なので、「数字をみるのも嫌」という方はちょっと無理でしょう。

また、人との関わり合いが好きな人であることも大切です。

私たちの仕事はクライアント企業に貢献することです。

経営者からの相談対応をしなくてはなりませんから、コミュニュケーション能力が必要です。

自分で新規顧客を開拓したり、いろんな節税対策を提案できるような営業能力があれば、税理士法人内で重宝されると思います。

こういうタイプの人は業界的に少ないので、営業マンの経験者などは好かれますね。

人の話をよく聞くことができ、人とのコミュニケーションが好きな人は、クライアントとの関係も良好に保てます。

稼げる税理士(例えば年収1000万円)になりたい方へ

(稼げる税理士になるにはどうしたらいいのか?)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

私は税理士業界に未経験で入り、いろいろ苦しみながら10年以上仕事をしてきました。

その中でももっとも苦しかったのが、

がんばった分に見合った収入がぜんぜんもらえない」ということです。

税理士事務所の仕事って、簡単ではありません。

  • 毎年のように変わる税法の勉強をし続けないといけないし、
  • 税理士試験の勉強のために眠い目をこすりながら資格スクールの講義にでないといけないし、
  • 数字に1円でもまちがいがあればクレームが来るし、
  • ややこしい経営者の相手をしないといけないこともあるし、
  • 繁忙期はとっても忙しいし…。

なんていうのが実情です。

しんどい分だけ、たくさんお金が稼げるのならまあわかりますよね。

しかし、税理士事務所の職員というのは平均年収が決して高くないのが実際のところなのです。

毎日こんなにがんばっている。

まわりの同年代の人間より何倍も努力しているはずなのに、

なぜか年収だけは、自分が一番低い…。

↑このギャップに心底苦しんだのが、私の20代でした。

そんな私も、2社目、3社目…と税理士事務所を渡り歩くうちに、

この業界でしっかりと年収をあげていくためのコツのようなものがわかってきました。

税理士事務所でしっかりお金を稼げるようになるためには、「ただがむしゃらにがんばっているだけ」ではダメなのです。

以下では、税理士事務所で年収をあげていくためのコツを、

このブログを見てくださるあなたには特別にお教えしましょう。

ほとんどの税理士事務所職員は「がんばっていて頭もいい」のにぜんぜん稼げていない

↓税理士事務所で働く人って、いわゆる「ちゃんとしてる人」がほとんどです。

  • 学生時代から勉強には自信があって、
  • 人並み以上に地頭(じあたま)もよくて、
  • 目標に向かって努力もしっかりできる人

このブログを読んでくださるあなたもきっとそういう人でしょう。

ですが残念なことに、

がんばっているのに、なぜか年収が低い人

が圧倒的に多いのがこの業界の実情でもあるのです。

割合で言えば、稼いでいる人はたったの2割、稼げていない人が残りの8割…という感じだと思います。

私も、30代直前まで年収300万円でした

もともとは私自身も完全に「稼げていないその他大勢」の方の人間で、

30代直前になるまで年収は300万円ちょっとしかありませんでした。

当時は「どうせ数年後には独立するんだから、今だけの辛抱だ…!」と思っていたんですよね。

ですが、あるときふと気づいたのです。

ひょっとして、いつか独立するから!と思いつつ、

今の年収に無頓着(むとんちゃく)だから、

いつまでたっても自分は低年収なのでは…?

ということに。

そう、ほとんどの税理士事務所職員が稼げていない理由がこれなんです。

多くの人が、将来的に独立することを目指して税理士事務所に入社し、

税理士試験の勉強をしながらがむしゃらに頑張っています。

しかし、これだけではだめなのです。

「がむしゃらに頑張る」だけでは年収は絶対に上がらない

なぜ、がむしゃらに頑張るだけではだめなのか?

それはあなたを雇用する事務所側(所長税理士)の気持ちを考えればわかります。

あなたが税理士としての独立を目指して努力すればするほど、

事務所側は、

「ああよく頑張ってるね。

でも、どうせ合格したら独立してうちは辞めてくんだよね?

それならうちも給料は最低限しか出さないよ。

仕事を教えてもノウハウをもっていかれるだけで、うちのメリットは何もないし。

まあ、合格するまでの辛抱だと思って、低年収でもがんばってよ。

うちも期間限定の社員を雇ったつもりで、最低限の給料しかださないから。

もし税理士試験に合格できなかったら?

知らないよそんなことは(笑)」

という気持ちになってしまうのです。

つまり、あなたが税理士を目指して頑張っている姿を見せれば見せるほど、

あなたを雇用する事務所側は、

あの人は合格も近そうだから、もうすぐやめていくだろうな。優遇しても意味なしだな

ということになります。

これでは税理士事務所職員としてのあなたの年収が上がるわけはありません。

解決策=「勤務税理士としてキャリアアップしてくのもアリかも」と思える事務所を選ぶことが大切

それではいったいどうしたらいいのか?ですが、

解決策としては、

「勤務税理士としてもキャリアアップしていける環境がある税理士事務所を選んで働くこと」

が大切です。

高年収の税理士になるには?

たとえ税理士試験に合格したとしても、

このまま勤務税理士として事務所内でキャリアアップしていくのもありかも

と思える環境を整備している税理士事務所を選んで働くこと。

(もちろん、そういった事務所でキャリアと実務経験を積みつつ、

最終的に独立を選んでも問題ありません)

税理士事務所というのは基本的には小さな組織で、みんな個人プレーのようなかたちで仕事をしています。

当然ながら、事務所の組織規模を大きくしていく気持ちがうすい所長税理士がほとんどです。

ですが、中には野心的にどんどん事務所規模を大きくしていくことを目指している事務所もあるのです。

こういう事務所では、

たとえあなたが税理士試験に合格したとしても、

「独立もいいけど、事務所内でキャリアアップしていくという道もアリかも…。」

と思えるような環境を準備しています。

ほんとにそんな事務所あるのかよ?

と思われる方もひょっとしたらいるかもしれませんので、実際の求人をいくつか紹介しましょう。

↓例えば、こちらは実務経験者向けの求人です(未経験者向けの求人もこの後で紹介します)

(実務経験者向けの求人例。こちらはジャスネットキャリアに登録されている求人です)

↑実務経験者というのは「経験3年以上」であることが相場条件になりますが、

こういう求人はちゃんと世の中に存在しています。

税理士としてのキャリアと実務経験を積みながらこの年収を得られるなら、

  • 「独立はとりあえず数年先の目標としておいといて、ここでしばらく働くのもいいかも…」
  • 「この環境で働きながら開業資金を貯めて、よりリスクが小さいかたちで独立しよう」

と思う人は確実にいるでしょう。

事務所側もこういう人に応募してもらって、少しでも長く働いてもらえれば事務所規模を拡大できるので、高待遇を用意しているというわけです。

未経験でも年収400万円〜600万円スタートの事務所はある

また、未経験者向けの求人では、普通は年収300万円程度(場合によってはそれ未満…)がこの業界の相場です。

↓しかし、こちらのように、年収400万円〜600万円でスタートとしている事務所もあります。

税理士事務所 未経験 資格なし

(未経験でも年収400万円〜600万円スタート。こちらはMSジャパンに登録されている求人です)

「税理士事務所は年収が低い。特に未経験者はきびしい」とはよく言われますよね。

しかし、未経験でも高待遇を用意して、優秀な人が長く勤めたくなるような環境を整えている事務所も中にはあるのです。

税理士業界で年収をあげていくなら、最終的には独立して成功するのが理想でしょう。

しかし、税理士試験は残念ながら誰もが合格できる試験ではありません。

また、独立にはリスクが確実にあります。

病気や事故で働けなくなったら収入が途絶えることも理解しておく必要があります。

この業界で働くなら、勤務税理士や資格なしの税理士事務所職員としても高年収になる方法を理解しておくべきなのです。

高待遇の税理士事務所はどうやって見つければいいのか?どうやれば採用までいけるのか?

「高待遇の事務所があることはわかった。

でも、そんな事務所ってごく少数でしょ?

よほど優秀な人でないと採用されないのでは?」

↑ここまで読んでくださった方の中には、このように思われた方も多いでしょう。

ですがご心配なく。

転職活動というのは、必ずしも「優秀な人だけが採用される」というわけではないのです。

(もちろん、優秀であるに越したことはないのですが)

なぜかというと、ほとんどの人が「自己流」で転職活動をしているからです。

転職活動なんて、人生の中でそう何度もあることではないですよね。

人生で一度も転職しない人もいますし、3〜4回程度の転職を経験しているならそれは「多い方」でしょう。

こんなにも経験が乏しいことなのに、なぜか自力でやる人が多いんですよ。

(大学出たての新卒の人と同じようなやり方で転職活動すると100%失敗します)

転職活動できちんと結果を出したい人は、無料で使える転職エージェントを活用しましょう。

↓税理士事務所の求人を専門で扱っているエージェントがあります。例えばこういうところ。

経理 転職しやすい

(エージェントサイトの例:MSジャパンは実務未経験者におすすめです)

↓転職エージェントは、以下のようなことをあなたの代わりに無料でやってくれます。

(なぜ無料なのか?については後で説明します)

エージェントを使うメリット

  • 非公開求人(優良事務所の求人)の紹介
    転職エージェントが「自社の独自案件」として持っている求人への応募が可能になります。上で見たような好条件の求人も転職エージェントの独自案件です。
  • 求人のしぼりこみ
    あなたの職歴や希望条件にベストマッチする求人を、日頃から税理士業界の最新求人をリサーチしているエージェントがしぼりこんでくれます(これを自分でやるのはかなり大変です)
  • 年収交渉
    エージェントはあなたの年収が高くなるように企業側と交渉してくれます。自分のお給料について交渉するというのはなかなか難しく感じる人が多いでしょう。エージェントに間に入ってもらうことで希望する条件を伝えやすくなります。
  • 面接日程の調整
    採用面接のアポイントや、入社日程の調整など、めんどうな手続きを代わりにやってくれます。こうした手続きは意外に時間と労力をとられます。
  • 応募書類の添削
    転職成功のためにはまずは書類審査に通過し、面接に進めなくてはなりません。志望動機や自己アピールなどは自分一人で作ると独りよがりになりがちなのでエージェントにチェックしてもらうのが安全です。
  • 面接対策
    書類審査に通ったら、いよいよ面接です。エージェントは採用担当者に事前に採用のニーズ(こういう人材が欲しいというニーズ)をヒアリングをしていますので、「こういう質問がきたらこう答えると良いです」といった感じでアドバイスしてくれます。答えを教えてもらってからテストを受けるように、非常に有利な状態で面接に臨めます。

\ 税理士事務所の優良求人多数!/

転職エージェントのサイトを見てみる

世の中にはいろんなビジネスがあって、それぞれプロがいます。

税理士事務所職員が税務や会計のプロであるように、

転職ビジネスでは転職エージェントがプロとして活動しているというわけです。

転職エージェントを使えば、上で紹介した「高待遇の事務所」にも普通に採用される可能性があります。

エージェントが書類審査の対策や、面接対策を徹底的にやってくれるからです。

税理士事務所の職員としてとても優秀な人であっても、必ずしも転職採用の場での自己アピールが得意というわけではありません。

(これが「優秀で頭の良い人でも、年収が低いケースが多い」理由です)

そういった面でのアピール不足は、転職エージェントにカバーしてもらえば良いのです。

プロに相談しながらきちんと戦略を持って転職活動を進めていくなら、

転職活動で勝つことはそれほど難しいことではありませんよ。

(それこそ、税理士試験の勉強に比べれば圧倒的に簡単なことです)

転職エージェントを使うデメリットは?よくある質問と回答

「なんだかいいことづくめでむしろ怪しい…」という人もいらっしゃるかと思うので、転職エージェントについてよくある質問と回答をまとめました。

参考にしてみてください。

(↓クリックでこのページから移動せずに回答を見られます)

転職エージェントは本当に無料?なぜ無料?

私たち求職者側(転職したい人)は、転職エージェントを無料で使えます。

転職エージェントにお金を払っているのは、採用活動を行っている企業側だからです。

内定が出たら、「求職者の年収の30%程度を企業側は紹介手数料として支払う」という仕組みになっています。

もちろん、あなたの年収から引かれるわけではありません。

実際、私はこれまで10社以上の転職エージェントを使ってきましたが、料金を1円でも請求されたことは一回もありません。

転職エージェントからしつこい勧誘がきたりしない?

これは最近はとても少なくなりました。

一時期、ゴリ押しのエージェントも活動していたようですが、この10年間でそういうところは淘汰(とうた)されてきた印象ですね。

サイトへの無料登録後に自動配信メールがくるぐらいです。

自分から面談希望を出さない限りは、直接電話連絡が来るようなことはないですよ。

まだ転職するか決めてなくても転職エージェントは使える?

サイトに登録だけしておくのは特に問題ないです。

ただし、エージェントと面談するのは転職意思が固まってからにしましょう。

まったく転職意思がない状態で面談希望を出したりすると、エージェントに「ひやかし」と思われて面談をしてくれない場合もあります。

サイトの求人を見てみたいだけの場合は、サイトへの登録だけをしておいて、面談希望は後日出すようにしましょう。

転職エージェントサイトに登録すると、非公開求人(エージェントの独自求人)も見られるようになりますので、情報収集に活用できますよ。

転職エージェントに登録すると、今の会社に知られることはない?

これはないです。

あったらいわゆる「顧客情報の流出」ということで新聞ニュースになってしまうやつですね。

エージェントがあなたの意思に反して勝手に動くことはありません。

エージェントが動き出すのはあなたが求人に応募手続きを完了した後か、面談希望を出した後のことです。

面談でもまわりから見えない個別ブースに案内されてプライバシーに配慮してくれますよ。

転職エージェントとの面談って何をするの?

希望する転職の条件や時期などのヒアリングがあります。

その上で、「それにあった求人ならこれです」という感じで具体的な候補を出してくれます。

面談したからといって転職しないといけないわけではないので、

良さそうなのがなければ「持ち帰って検討します」と伝えればOKですよ。

(面談はだいたい30分ぐらいで終わります。)

エージェント側もその辺は心得ているので、しつこく勧誘してくるようなことはないです。

どの求人に応募するか?のしぼり込みって自分でやるとなかなかめんどくさい(どれも同じ求人に見える)ので、面談で具体的な選択肢を提示してもらうといいです。

なお、まだ転職するかどうか迷っている段階なら、正直に「迷ってます」と伝えてもいいと思います。

この場合も、「もし転職するならこういう求人がある」ということを教えてもらえます。

「今の仕事がだめになっても、別の選択肢がある」ということがわかるだけでもかなり精神的に楽になりますからね。

面談はまだしたくない。サイトの求人をみるだけでもいい?

これは特に問題ないです。

情報収集にエージェントサイトを使いつつ、

「いざ転職に向けて具体的に動き出す」というタイミングがきてから、面談希望を出すようにしましょう。

なお、サイトから求人の応募手続きをすると自動的に面談の流れになると思います(求人を見てるだけなら面談にはならないです)

めんどうな面接日程の調整や年収交渉はエージェントにまかせてOK

いま現在も在職中の方は「転職活動に時間が取れない」という人が多いでしょう。

そんな方は、めんどうなことはプロに任せてしまうのが良いです。

特に、年収交渉なんて、自力でできるのはよほどコミュニケーション能力の高い人だけでしょう。

自分の給料について交渉するなんて、私は考えただけでもしんどかったのでエージェントにすべて任せていました。

採用担当者との面接アポ取りなどのめんどくさいことも、エージェントは全部やってくれますよ。

1円も産み出さない転職活動なんて、さっさと終わらせよう

転職活動そのものは1円も産み出しません。

なのでさっさと終わらせるのがベストですね。

エージェントを本気でフル活用すれば、転職活動は3ヶ月もあれば終わらせることができます。

自力でやる場合は半年ぐらいは普通にかかるので、最短で終わらせたい人はエージェントを使ってさくっと終わらせましょう。

忙しい方は、エージェントサイトへの登録作業だけでも今やっておくのがおすすめです。

(1分あればできますよ。もちろん無料ですしめんどくさい連絡もこないです)

サイトに登録だけでもやっておけば、非公開求人を含む最新の求人を見られるようになるからです(年収もみれます)

おー、こういう求人があるんだ」とながめてるだけでも、業界についてかなりくわしくなれますよ。

(※転職活動用に情報をまとめられるように、専用のメールアドレス(無料)を1つ作っておくのが良いかもしれません)

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