会計事務所・経理に転職して働くには?

会計職のキャリア戦略

税理士事務所から経理に転職する場合の志望動機の書き方(例文あり)

  • 税理士事務所から経理に転職する場合の志望動機の書き方は?
  • 経理実務の経験者として扱ってもらうにはどうしたらいい?
  • 幹部候補者として採用されるには?

この記事では、税理士事務所から経理への転職を目指す方向けに、志望動機の書き方を例文つきで解説いたします。

※志望動機の例文から見る方はこちらをクリック

税理士事務所経験者は、一般企業の経理職としても高く評価される可能性があります。

採用担当者に「この人は幹部候補として採用できる」と思ってもらえる志望動機を作成しましょう。

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税理士事務所を1年で辞めるのはあり?26歳で経理へ転職した男性の体験談

「税理士を目指して税理士事務所で働き始めたけど、思っていた環境とまったく違った…。でも税理士事務所を1年で辞めるとさすがに採用はしてもらえない?根気のない人間と思われてしまう?」今回は、実際に「税理士事務所から経理への転職」に成功された方に体験談をお聞きしましたので、参考にしてみてください。

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税理士事務所から経理への志望動機を書くときのポイント

税理士事務所から経理 志望動機

(税理士事務所から経理に転職する場合の志望動機の書き方を例文付きで解説します)

人事採用担当者というのは、毎日山のように応募者からの志望動機を読みます。

そのため、ありきたりなことを書いてしまうとまず読まれないことを理解しておきましょう。

それではどうしたら良いのか?ですが、一番の解決策は、

あなたが普段から仕事をしながら思っていることを、「正直に、しかも生々しいエピソードとともに」書くことです。

心に響く志望動機の2つのコツ

  1. 普段から考えていることを書く
  2. 具体的で生々しいエピソードを書く

もちろん、志望動機に書くのは仕事に関する内容でなくてはなりません。

↓具体的には、以下のようなことを書きましょう。

  • 税理士事務所で職員として働きながら、毎日のどのようなことを悩んできたのか?
  • どんなお客さんと、どんなやりとりをしてきたのか?その中で、なぜ経理として働く道を選んだのか?
  • なぜ、別の税理士事務所への転職ではなく、企業の経理職への転職を考えたのか?
  • 税理士試験はどうしたのか?今後はもう受験しないのか?なぜ辞めるのか?
  • なぜ、中小企業の経理職を志望するのか?(なぜ、大手企業ではないのか?)
  • なぜ、大手企業の経理職を志望するのか?(なぜ、中小企業ではないのか?)

「税理士事務所→経理」志望動機の例文はこちら

この記事を読んでいるあなたは、現在の仕事を辞めて、別の会社に転職したいと考えているのだと思います。

働く職場を変えるという決断をされた以上、あなたには今の職場への何らかの不満があるはずです。

そうしたことを、あなた自身の言葉で正直に表現することが、もっとも採用担当者の心にヒットする文章になるのです。

↓人それぞれ思っていることは違いますから、とことん自分に正直に書けばそれだけでオリジナルな内容になります。

  • 現在の仕事のどんな部分に不満を感じているでしょうか?
  • 経理の仕事に転職することで、なぜその不満が解消できるのでしょうか?

書類選考のために作成する志望動機は、多少荒けずりでも構いません。

まずはあなた自身の中で「なぜ今、転職なのか?」を明確にしておくことが大切です。

書類選考の志望動機が「荒けずり」の方がむしろ良い理由

税理士事務所から経理 志望動機

(「面接でもう少しくわしく話を聞いてみたい」と思ってもらえる志望動機を考えるのがポイントです)

上では、書類選考のために提出する志望動機は、多少は「荒けずりでOK」という説明をしました。

なぜ、荒けずりでOKなのかというと、その方が「ここの部分を面接にきてもらってくわしく聞いてみよう」と採用担当者に思ってもらえるからです。

つまり、ある程度の「つっこみどころ」を残しておく方が、採用担当者の印象に残る志望動機になるのです。

書類選考の目的は、「面接に呼んでもらうこと」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

きれいにまとまりすぎている文章というのは、むしろ読む人の興味を失わせてしまいますので注意しましょう。

採用担当者に「面接でくわしく話を聞いてみたい」と思ってもらえる志望動機にするにはどうしたらいいか?を考えることが重要です。

私が税理士事務所の仕事をしていて欲求不満を感じていたこと

参考までにですが、私が税理士事務所から経理への転職を考えたのは、

「顧問先企業の経理の仕事に、もっと深く取り組みたい」と思ったことが大きな理由でした。

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【税理士事務所から転職】一般企業の経理に転職した私の体験談

「働きながら税理士試験の合格を目指していたけど、どうも難しそう…。税理士事務所から経理への転職はおすすめ?」以下では、私自身の経験をもとに、税理士事務所から転職する場合におすすめの転職先について解説いたします。実体験ベースなので私の主観が入っていますが、忖度(そんたく)なしで良いところも悪いところも書いていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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税理士事務所の仕事では、30件ほどの顧問先を担当していたので、毎年30回の決算業務をやっていました。

毎月の巡回監査や決算の打ち合わせなどのために顧問先を訪問しますが、

経営者と話をしているなかで「もっとこの会社の仕事に深く付き合ってみたい」と思える会社がたくさんありました。

単に毎月の入力仕訳をチェックして、試算表を作成して決算、社長に報告して1サイクルが終わり…ではなく、

↓「その会社の経理担当者として実務の最前線で働いてみたい」と思ったのです。

経理でないとできない仕事がある

  • 経理スタッフと話し合いながら会計処理のフローをより効率的に改革する
  • 財務会計だけでなく、管理会計的な知識も生かして経営に役立つ会計情報を社長に提供する。綿密な経営計画を作成して実施する
  • 経営者の気持ちを理解し、プライベートなことについても相談に乗れる経理担当者になる
  • 金融機関担当者との融資交渉を担当する
  • 税務調査で実際に税務署職員と交渉する
  • 上場企業で公認会計の監査にも耐えられるような経理の内部体制を構築する

税理士事務所の仕事ももちろんやりがいのある仕事ですが、こういったことは1つの会社の経理担当者でないとなかなかできないことです。

  • 税理士事務所の職員ではできないけど、経理担当者ならできる仕事」はなんでしょうか?
  • そのように思ったきっかけとなるエピソードはどんなものがあるでしょうか?

↑あなた自身の言葉と、具体的でなまなましいエピソードで志望動機として表現してみてください。

そうすれば、きっと採用担当者に「刺さる」よい志望動機ができあがるはずです。

「税理士事務所から経理」志望動機サンプル例文

税理士事務所から経理 志望動機

(税理士事務所から経理への転職を目指す場合の志望動機例文サンプルを紹介します)

やはり何かサンプルがないと志望動機は書きにくいですよね。

↓以下では、税理士事務所から経理に転職する場合の志望動機の例文を作成してみましたので、参考にしてみてください。

(ただし、志望動機は「あなたのナマの言葉」で書くことが大切ですから、そのままコピーして使うのではなく参考までにしてくださいね)

なお、税理士事務所専門の転職エージェントを使えば、作成した志望動機や職歴書をプロのエージェントに添削してもらうことができますよ(無料です)

税理士事務所から経理の志望動機

現職では税理士事務所の職員として、常時30件の顧問先企業を担当しております。

税務申告の代行をメインに、中小企業経営者から資金繰りや節税対策に関する相談をお受けするのが私の仕事です。

現職での経験を通して「会計知識を通じて、もっと経営に深く関わる仕事をしてみたい」と考えるようになったことが、経理職への転職を考えるようになった理由です。

税理士事務所の仕事では、多くの顧問先と関わることができる反面、1件ごとの顧問先との関係はどうしても希薄になります。

「もっと時間があればこういう資料を作って提案するのに…」と欲求不満のような感情を感じることが多くあり、そのことが経理担当者としての仕事を志すきっかけとなりました。

御社では「経理業務を通じて、経営に有益な情報を提供できる人材」を募集されていると知り、深く共感したことが、御社の求人に応募した理由です。

御社社長の「現在どんな状況にいても、努力すれば必ず道は開ける」というメッセージにも勇気付けられました。ぜひ、御社の経理担当者として仕事をしたいと考えています。

志望動機で明確にすべき3つのポイント

税理士事務所から経理

(実際に志望動機を書くときの3つのポイント)

↓実際に志望動機を作成する際には、以下の3つのことを明確にするのがポイントになります。

明確にすべき3つのポイント

  1. 過去の実務経験から、どのようなことで貢献できるのかを明確にする。
  2. 入社後にどのような仕事をしたいのか?を明確にする
  3. なぜ応募先の企業をあえて選択したのか?を明確にする

上の例文サンプルをもとに、それぞれ具体的にどういう表現をすればいいのか?を解説していきましょう。

1.過去の実務経験から、どのようなことで貢献できるのかを明確にする

前職では税理士事務所職員として、常時20件の顧問先企業を担当し、税務申告の代行をメインに経営者からの資金繰りや節税対策に関する相談を受ける仕事をしてきました。

→経理業務については決算業務を含めて対応できることをアピールしつつ、経営者レベルの人ともコミュニケーションをしてきたことを知ってもらう意図があります。

2.入社後にどのような仕事をしたいのか?を明確にする

この業務での経験を通して「会計知識を通じて、もっと経営に深く関わる仕事をしてみたい」と考えるようになったことが、経理職への転職を考えるようになった理由です。

税理士事務所の仕事では、多くの顧問先と関わることができる反面、1件ごとの顧問先との関係はどうしても希薄になります。

「もっと時間があればこういう資料を作って提案するのに…」と欲求不満のような感情を感じることが多くあり、そのことが経理担当者としての仕事を志すきっかけとなりました。

→入社後には会計知識を活かして経営の判断材料になるような情報を積極的に提供していく仕事がしたい、というビジョンを持っていることを伝えています。

また、前職ではなぜそれができなかったのか?を具体的な心理描写で表現することにより、「なぜあえて税理士事務所から経理なのか?」という採用担当者側の疑問に答えています。

3.なぜ応募先の企業をあえて選択したのか?を明確にする

御社では「経理業務を通じて、経営に有益な情報を提供できる人材」を募集されていると知り、深く共感したことが、御社の求人に応募した理由です。

御社社長の「現在どんな状況にいても、努力すれば必ず道は開ける」というメッセージにも勇気付けられました。ぜひ、御社の経理担当者として仕事をしたいと考えています。

→「なぜ、あえてうちの会社に応募してきたのか?他の会社の経理ではなぜダメなのか?よその会社が内定を出したら、うちの内定は辞退してしまうのではないか?」という採用担当者側の疑問や不安に答える意図があります。

求人情報や会社ホームページから読み取れる「こういう人材が欲しい」というメッセージを読み取り、そこに共感していることをアピールしましょう。

税理士事務所の経験者ならではの特徴を生かそう

経理担当者の募集では、企業側は「日常経理〜月次決算・年次決算の業務に対応できること」を最低条件としているのが普通です。

その一方で、単に経理業務をスタッフとしてこなせるだけでは人材的な魅力として弱いことも知っておきましょう。

(経理業務を技術としてこなせる人はたくさんいますので、それだけでは差別化になりません)

ここに税理士事務所経験者の強みがあります。

税理士事務所経験者の最大の特徴は、日常的にたくさんの経営者とコミュニケーションを取ってきた経験があることです。

「経理プラスアルファ」の強みでは、税理士事務所経験者は強いメッセージを打ち出すことができますので、ぜひこの部分を自己PRとして力を入れてみてください。

税理士事務所から経理
税理士事務所から経理へ!30代で一般企業に転職した男性の体験談

税理士事務所で働いている人の中には、「税理士事務所 → 一般企業経理」という転職キャリアを検討している人は少なくないでしょう。税理士事務所職員の経験があれば管理職としての採用も期待できますから、魅力的なキャリアと言えますね。今回は、20代は個人事務所規模の税理士事務所で働き、30代で一般企業経理に転職した男性に体験談をお聞きしました。ぜひ参考にしてみてください。

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