高卒者が税理士になるには?会計事務所で働きながら最短合格を目指そう

2020年7月27日

税理士になるには 高卒

(高卒でも税理士になれる?学歴差別はない?)

  • 高卒者が最短で税理士になるには?
  • 受験専念すべき?それとも働きながらがおすすめ?
  • 税理士業界って学歴差別があったりしない?
読者様

私は税理士になりたいのですが、学歴が高卒です。

高卒者でも税理士になれますか?

また、税理士業界で働く上で、

学歴がネックになることってありますか?

結論から言うと可能です。

実際に税理士は大卒者が多いのは事実ですが、

高卒でもなんの問題もないと思いますよ。

(そもそも学歴なんて聞かれたことがない)

管理人

税理士業界は良くも悪くも「実力勝負の世界」です。

高卒でも大卒でも関係ありません。

逆に言うと、大卒や大学院卒でもぜんぜん稼げない人はいます。

学歴だけで食っていけるほど優しい世界でもないです。

高卒でもやる気のある人は勝ち組になれます。

この記事では、高卒者が最短で税理士になるにはどうしたらいいのか?を解説します。

働きながら税理士試験合格を目指す人向けに、

具体的なキャリアステップも紹介していますので参考にしてみてください。

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高卒でも税理士になれる?学歴差別はある?

税理士になるには 高卒

(税理士業界は高卒でも普通に挑戦できます)

 

結論からいうと、高卒の人でも税理士として活躍することは可能です。

税理士業界では、不思議と学歴を問われることがありません。

それほど「税理士」という肩書きで、十分だと判断されるということですね。

例えば東大を現役で出るのと、

税理士試験5科目に合格するのでどっちが難しいか?

というと、はっきりいって税理士試験だと思います。

税理士として働いていく上でも、学歴差別はありません。

本当に実力主義の世界です。

実力のある人は独立していくのでそもそも採用試験とかないですし、

採用においても「高卒から税理士になりました。」

という経歴の方が興味を惹かれる大きな魅力になります。

公務員や大手企業など、学歴である程度の将来が決まってしまう世界よりも、

実力で高学歴者より成功できる魅力的な世界といえるでしょう。

高卒からでも、大きな成功をつかめる夢のある職業が税理士です。

問題は、どのようにして税理士を目指していくか?ですね。

以下ではその具体的なキャリアプランを解説していきます。

「勉強のために無職で勉強に専念…」は絶対にやめたほうがいい

無職で勉強に専念すると、最短で税理士になれるかも…。

と考える人も多いでしょう。

しかし、結論から先に言うとこれは絶対にやめた方が良いです。

税理士試験合格者のデータを見ても、

税理士5科目合格を達成している人のほとんどは、

働きながら勉強している社会人受験生です。

(税理士事務所勤務者が圧倒的に多いです)

税理士事務所で税理士としての実務を覚えつつ、

実務と勉強の内容をリンクさせながら試験合格をかさねていくのが効果的なんです。

たくさん時間があれば合格できるわけではないので注意してください。

受験専念でキャリア構築に失敗していく人はとても多い

また、受験専念で無職になるのにはかなりのリスクを伴います。

それは、早期に合格できなかった場合に保証が効かないということです。

専門学校に通ってる人の場合、

税理士になるまで社会に出ず、学校に通い続ける人なんかもいます。

こんなことをやっていては、

いつまでたっても社会人としての実務経験を積み始めることができません。

残念ながら、専念すれば必ず合格できるわけではありません。

なかなか合格できず、社会人経験がないまま30代に突入…なんてこともよくある話です。

難関資格だからこそ、社会人としてのキャリアを成長させつつ、勉強していくことが大切なのです。

具体的には、会計事務所(税理士事務所・税理士法人)で働きながら税理士を目指すことをおすすめします。

会計事務所で働くことで、実務と勉強の知識がリンクして理解が深まりますので、

短期合格に近づきやすくなるんです。

また、会計事務所でのキャリアを積んでいれば、

万が一税理士になれなくてもキャリアが断絶することがありません。

一般企業の経理などとして、専門的な知識を持った税務スタッフとして活躍することも可能になります。

中には税理士でなくても年収1,000万円を稼ぐ人もいますよ。

>>ただし、労働環境が劣悪な「ブラック会計事務所」には要注意

高卒者が税理士になるには?キャリアステップを解説

税理士になるには 高卒

(最短で税理士になるためのキャリアプランを解説します)

1. 簿記2級を取得しよう

簿記2級は、会計事務所の実務をやっていくうえでも、

税理士試験の勉強をするうえでも必要な知識です。

簿記2級には商業簿記と工業簿記がありますが、

商業簿記の内容はテキストなどを読んでしっかり頭に入れましょう。

(働くまでに合格そのものはできなくても問題ないと思います)

簿記2級商業簿記の勉強をして、会計事務所へ就職しましょう。

また、スクールでの税理士試験の講義は、

簿記2級程度の知識があることを前提とされています。

簿記2級の知識がなければ、講義を理解することは厳しいでしょう。

簿記2級の学習は、自分がこの業界に合っているかを確認できる良い機会になるという点でもおすすめです。

2. 会計事務所に入社しよう

簿記2級の勉強がある程度進んできたら、会計事務所に入社しましょう。

税理士を目指すのであれば、会計事務所ほど適した職場はありません。

多くの人が会計事務所で働きながら税理士試験に合格しています。

会計事務所では、実務を通しても勉強の知識を得ることができます。

また、「試験前休暇」など税理士試験を応援してくれる事務所も多くあることも魅力です。

高卒で未経験だと就職が難しいのでは?と思うかもしれません。

しかし、税理士業界全体が人手不足に悩まされているので、未経験でも入社は可能です。

むしろ最近では、未経験から育てていきたいと考える会計事務所も多くあります。

会計事務所に入社することは、決して大企業に就職するようなハードルの高いことではないので、まずは入社しましょう。

どの会計事務所に入社するか?はとても大切

とはいっても、勤務先の会計事務所選びはとても重要です。

ここで税理士になれるかどうか?がほぼ決まると言っても過言ではありません。

勉強と仕事が両立できる会計事務所でなければ、

税理士になることはほぼ不可能ですので注意してくださいね。

  • 毎日帰りは終電…
  • 休日でも顧客の対応に追われる
  • 繁忙期の2月〜3月は休みなしで深夜まで仕事

こんな事務所を勤務先としてまちがえて選ばないためにも、

↓こちらは読んでおいてください。

>>労働環境ブラックな会計事務所に絶対に入社したくない人が知っておくべき注意点

3. 税理士試験に挑戦!3〜5年をめどに全科目合格しよう

税理士試験を突破するためには、短期合格には絶対にこだわるべきです。

10年プランで税理士を目指してしまうと、10年あるからとダラダラ勉強してしまいます。

税理士になることはスタート地点であり、

そこからの税理士としてのキャリアをどう歩むかが本当に大事なことです。

長くとも5年以内で5科目合格を目指しましょう。

嬉しいことに、令和5年度の税理士試験より、

簿記論・財務諸表論は、受験資格が撤廃されました。

これにより、未経験からでもすぐに税理士試験に挑戦でき、短期合格が可能となります。

今までは、簿記1級を取得したり、会計事務所などで2年の実務経験を積まないと受験できませんでした。

税法科目(法人税・所得税・消費税・相続税など)は、未だに受験資格が必要ですが、

簿記論・財務諸表論に挑戦しながら、実務経験を積むことができます。

独学合格はまず不可能(最初から目指すべきでない)

また、税理士試験に合格するためには、スクールの講義を受講することが絶対条件です。

5科目合格を達成している人の「ほぼ全員」が資格スクールを利用しています。

あなたが100年に1度の天才!みたいな人でない限り、

独学で税理士試験を目指すのはやめた方が良いです。

それぐらい、この試験は独学は絶望的です。

合格者のほとんどはスクールから輩出されており、基本的に独学での合格は不可能な試験です。

短期合格のカギは、仕事と勉強を上手く両立させることです。

働きながら早期に合格する人は、かかさずスクールの講義を受け、毎日勉強を続けられる人です。

これを可能にするには、環境作りが大切です。

まずは、勉強と両立できる会計事務所への就職を成功させましょう。

4. 税理士として独立やキャリアアップ転職しよう

税理士登録するには、税理士試験に合格し、2年の実務経験が必要です。

本記事のキャリアステップでは、税理士試験に合格すれば、即登録が可能です。

税理士からは次のような選択肢が広がります。

・独立
・税理士法人の役員に就任
・上場企業の経理へ転職
・金融機関へ転職

税理士になることで、自分のキャリアプランに合った働き方ができ、充実した人生が待っているでしょう。

労働環境が劣悪なブラック事務所でぜったいに働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

いま税理士事務所で働いている人も、これから働く人も、

労働環境が悲惨なブラック事務所にまちがえて入社しないよう注意してください。

職員を「使い捨て」ぐらいにしか考えず、安い給料で搾取しまくるブラック事務所は、

2023年現在も残念ながら一定数存在しています。

こういう事務所ほど「うちはアットホームな職場です!」…みたいにアピールしていることが多いので注意が必要です。

ブラック事務所にまちがえて応募するリスクを避けるためにも、

会計職専門の転職サイトを活用しましょう。

管理人

↓こういった専門サイトでは、

ブラック事務所の求人はあらかじめ排除されているので安全です。

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正直、税理士業界に転職するなら、

ハローワークやリクナビは使わない方が良いと私は思ってます。

管理人

実際、私が1社目に入社したブラック事務所はハローワーク経由で応募しました。

(窓口の職員さんに「こちらは特におすすめですよ」と紹介されました…)

私も後から知ったんですが、ハローワークの相談員って、

彼ら自身が非正規職員だったりするのでけっこういい加減なんですよね…。

情報リサーチには会計職専門の転職サイトを使うようにしましょう。

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↓例えば、以下のような優良求人をたくさん見つけることができますよ。

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  • リモート勤務OKな税理士事務所求人
  • 税理士試験と両立できるワークライフバランス重視の求人
  • 一般企業の経理で会計事務所経験者を積極採用している求人
  • 相続税申告の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
  • 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
  • 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人

(在宅ワークOKな会計事務所求人)

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「今すぐ転職する気はない人」もやっておくべきこと1つ

今すぐは転職するかどうか決めてない。

でもさすがに今の職場で定年までずっと働く…はありえない。

チャンスがあれば転職もありだけど、具体的な行動はまだ…。

(なのでいろいろ調べてる)

↑私のブログを読んでくださっている方の多くは、

おそらくこういう段階だと思います。

転職活動ってはっきりいってめんどくさいですよね。

人生でそう何度もあることではありませんし。

管理人

ただ、こういう段階の人ほど、

転職サイトの無料アカウントだけは早めに作っておいた方が良いです。

実際には、転職って運で決まってしまう部分もあります。

たまたま良いタイミングで、良い求人に出会えるか?

で決まっちゃうことも多いんです。

能力的に優秀な人でも、たまたま良い求人に出会えずブラック事務所で働いている…みたいなことって普通にあります。

(逆に言うと、能力的には普通だけど、転職活動の進め方が上手でホワイト事務所に入社できている人もいる)

重要なのは、とにかく優良求人に「出会う確率」を上げることです。

具体的には、転職サイトに転職先に求める条件をしっかり入力しておくのがコツですね。

(年収や組織規模、残業上限など)

↑これをやっておくと、

転職サイトから得られる情報の質が一気に上がります。

条件にマッチした事務所求人が出た瞬間にスマホに自動通知してもらえるので、

優良事務所の求人を見逃すリスクがなくなるのが大きいです。

(転職サイトで求人検索をかけてるだけ、

なんとなく求人をながめているだけ…の人たちと大きな差がつきます)

いい感じの事務所求人が見つかったら、

ブックマーク保存等で情報としてストックしていきましょう。

日常的に積み上げた優良な情報ストックを、

行動を起こす時の判断基準に使えるようにしておくのが大切です。

管理人

↓年収高めのホワイト事務所の求人や、

BIG4税理士法人を含む大手事務所ほど、

募集期間が短い傾向があるので注意してくださいね。

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>>無料アカウント作成時には「希望条件」をしっかり入力しておきましょう

現状への不満とストレスが限界を迎えると、行動する気力がなくなる

(ストレスが限界になる前に手を打てるようにしておきましょう)

 

転職サイトを日常的にチェックし、

気になった求人をブックマーク保存していくだけでも、

「今の環境で精神的に限界が来たら転職もある。

自分には別の選択肢もある」

↑と気づけるのも重要です。

ストレスでどうしようもなくなる前に、

転職という手を打つことができるようにしておきましょう。

これって、今の職場で働く上でも

精神的な安定につながります。

いい意味での逃げ道を常に準備しておくのが大事ですよ。

管理人

逆に言うと、いま現在の環境への不満とストレスが蓄積された後になると、

転職サイトに登録する気力すらなくなります(私の実体験談です…)

そうなると、さらに現状への依存度が高まって、

抜けられなくなる…という無限ループにはまりがちですね。

転職サイトは誰でも無料で使えます。

今すぐは転職できない人も、

無料アカウント登録だけはやっておきましょう。

なぜ「最大手のリクナビ」をおすすめしないのか?

(「税理士業界専門の転職サイト」を情報リサーチに活用しましょう)

 

転職サイトっていろんなところがありますよね。

この記事を書いている2023年現在で、

なんと1万社以上あるそうです。

最大手のリクナビとかの方が、

学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…

という方も多いかもしれません。

管理人

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。

必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、

仕事探す側も税理士受験生だったり、

キャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、

普通の求職者とは異なる事情が多いんです。

こういった「特殊事情」をふまえて転職活動していくなら、

税理士業界専門の転職サイトを使うべきです。

  • ブラックな会計事務所で絶対に働きたくない人
  • 将来は独立を見すえ、ちゃんと年収を稼げる税理士になりたい人
  • 税理士試験との両立ができる事務所で働きたい人
  • 会計事務所での経験を生かして経理に転職したい人

↑これらに該当する人は、

税理士業界専門の転職サイトを活用しましょう。

リクナビなどとは登録されている求人の質(年収や福利厚生)

がまったく違うので、びっくりすると思いますよ。

会計職専門の転職サイトに登録されている求人例がこちら。

現時点で8,647件の求人がありました。

管理人

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最後の最後にお伝えしたいこと

↓転職に限らずですが、

仕事で成功するために大事なのって、結局はこれなんです。

 

能力やスキルももちろん大切なんですが、

転職活動でもっとも重要なのは情報収集です。

税理士業界は、能力的にとても優秀なのに、

転職活動のやり方がまずかったのが原因で、

ブラック事務所で働くことを余儀なくされている人…が多すぎます。

転職サイトへの登録って、3分でできる作業です。

お金もかかりませんし、

いつでも解除できるのでリスクなんて何もありません。

管理人

↓今から5年後に、あなたはどちらになっていたいでしょうか。

  • 劣悪な雇用環境で給料も安く、税理士試験もいつまでたっても科目合格ゼロ…。貯金もゼロ…。
  • 働きながらスピーディに5科目合格達成。年収高めなので独立資金のめどもある程度ついている。あとは税理士としての実務能力を高めていくだけ…!

もちろん後者を目指しましょう。それは誰でも可能です。

>>今すぐ行動を起こす

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