税理士になるには?高卒者の受験資格と最短で合格のキャリアプラン

2020年7月27日

  • 高卒者が最短で税理士になるには?
  • 会計事務所で働く場合に学歴はみられる?大卒者が多い?
読者様

私は税理士になりたいのですが、学歴が高卒です。

高卒者でも税理士になれますか?

実際には大卒の人が多いのは事実ですが、

高卒でも税理士として活躍している人はたくさんいますよ。

管理人

この記事では、高卒者が最短で税理士になるためにはどうしたらいいのか?を解説します。

働きながら税理士試験合格を目指す人向けに、具体的なステップを紹介していますので参考にしてみてください。

高卒者が税理士試験を受けるための受験資格

税理士になるには 高卒

(税理士試験の受験資格は?)

 

まずは、税理士試験の受験資格を確認しておきましょう。

↓税理士試験は、以下のどれかの条件を満たす人が受験できます。

  1. 日商簿記検定の1級合格者
  2. 大卒で法律学・経済学の単位を取得している人
  3. 会計関連の仕事で2年以上の実務経験がある人

↑高卒学歴の方の場合、

1.商簿記検定の1級合格か、

3.会計関連の職歴2年以上が受験資格になります。

日商簿記1級は税理士試験の登竜門的な試験と言われていますが、実際にはかなり難易度が高いので注意してください。

(税理士試験の簿記論・財務諸表論と難易度にそんなに差がないです)

簿記1級にこだわっていると、受験勉強の期間が思いのほか長くなってしまうケースもあるので注意が必要ですね。

なので、個人的には3.の「会計関連の職歴2年以上」を受験資格にするのがおすすめですよ。

会計関連の「実務経験2年間」を受験資格にする場合

会計関連の仕事で2年以上の実務経験によって受験資格の取得を狙う場合、

会計関連の仕事が経験できる企業に就職して、働く必要があります。

ここでいう「会計関連の仕事」とは、

一般企業の経理や、会計事務所での実務経験のことですね。

管理人

2年間働いた後に、勤務先から証明書を発行してもらえば、

それだけで税理士試験の受験資格を取得できます。

(この場合、簿記1級に合格している必要はありません)

高卒者が最短で税理士になるためのキャリアプラン

税理士になるには 高卒

(高卒者が最短で税理士になるためのキャリアプラン)

 

高卒の方が最短で税理士を目指すなら、以下のようなキャリアプランがおすすめです。

  1. まず企業経理や会計事務所で「会計関連の実務経験」をスタートする
  2. 仕事を始めるのと同時に税理士試験の勉強を始める
  3. 実務経験が2年間になった時点(受験資格取得)で税理士試験を初受験
  4. その後も仕事をしながら3年程度かけて5科目合格(税理士試験は科目合格制度があるので、「1年に1科目」などのかたちで最終的に5科目合格すればOK)
  5. 税理士試験5科目に合格して税理士登録
  6. 税理士として独立または勤務税理士としてキャリアアップ転職

例えば、現在23歳(高卒)の方がいたとして、

↓30歳までに税理士になることを目指すとしたら、以下のようなキャリアプランが考えられます。

  • 23歳〜24歳(2年間)
    企業経理または会計事務所に転職して「会計関連の実務経験」を積み、税理士試験の受験資格を取得する。
    もちろん、勉強は転職と同時にスタートして実力をつけていく。
  • 25歳〜29歳(5年間)
    受験資格を取得できたら、税理士試験に挑戦。
    1年に1科目を目標にして、毎年税理士試験に合格していく。
  • 30歳
    税理士試験5科目に合格。
    税理士登録して独立や転職のかたちでキャリアアップを狙う。

高卒者が最短で税理士になるためのポイントは、受験資格を得るところまででもたつかないことです。

具体的には、受験資格は「簿記1級に合格」ではなく「実務経験2年間」のかたちで取得しましょう。

簿記1級ははっきりいって難関資格です。

合格が遅くなればなるほど、

税理士試験のスタート地点に立つのが遅くなってしまいます。

管理人

その一方で、「実務経験2年間」は、就活に成功しさえすれば確実に取得できる受験資格です。

会計事務所なら税理士の実務経験を積めますし、未経験者OKの求人も多いのでこちらを狙うのがおすすめですよ。

働きながら税理士を目指すなら会計事務所で働こう

税理士 なるには 高卒

(高卒者は会計事務所で働きながら税理士を目指しましょう)

 

なお、働きながら最短で税理士を目指すなら、会計事務所で働くのがベストです。

会計事務所というのは、税理士が開業している事務所のことですね。

まだ税理士資格がない人でも、

会計事務所で働くことができますよ。

(税理士補助というあつかいになります)

管理人

税理士補助の仕事内容は税理士とまったく同じなので、

会計や税務の仕事を覚えながら、税理士試験に挑戦することができますよ。

会計事務所で働く人には大卒者が多いですが、高卒者も一定数います。

ほとんどは税理士試験の受験生ですので、同じ環境の人たちとはげまし合いながら働けるのは大きいですね。

受験資格さえ満たせば大卒者と条件は同じ

高卒学歴の人も、受験資格さえクリアしてしまえば、

大卒者と同じスタートラインに立つことが可能になります。

なので、まずは会計事務所で働きながら簿記の勉強をスタートしましょう。

仕事はせず勉強に専念して簿記1級を取得する、ということも一応考えられますが、

この場合は試験合格が遅れれば遅れるほど、受験資格を得るのが遅くなってしまいます。

会計事務所で働きながら勉強すれば、

どんなに遅くとも2年後には受験資格を取得できます。

お給料をもらいながら勉強することもできるのも大きいですね。

環境劣悪なブラック事務所で働きたくない人へ

(ブラックな会計事務所で働きたくない人へ)

 

いま働いている人もこれから働く人も、ブラックで過酷な環境の会計事務所で働きたくないなら情報収集はしっかり行うようにしてください。

具体的には税理士業界専門の転職サイトを使って、

いま世の中に出ている事務所の最新の求人情報をリサーチするようにしましょう。

管理人

↓転職サイトに無料登録すると、好条件な会計事務所求人の情報にアクセスできるようになります。

最速転職HUPRO(ヒュープロ)

未経験者もOKの税理士事務所求人探すならここ!

ヒュープロは税理士業界専門の転職エージェントです。
未経験資格なし年収400万円の求人や、試験勉強との両立がしやすい環境の求人が多数登録されていますよ。
これから税理士目指してキャリアスタート!という方はここを使いましょう。

(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

(未経験者向けの求人例:クリックで拡大)

↑こうした「税理士業界専門の転職サイト」では、

転職エージェントが実際に事務所をまわって所長税理士や現役職員にヒアリングした事務所のナマの情報を知ることができます。

求人を出している事務所について、

  • 社風や所長税理士の人格
  • 給料やボーナスの具体的な実績値
  • 月間・年間の残業時間数
  • 税理士試験の科目合格者がどのぐらいるのか
  • 試験勉強を応援してくれる事務所か否か
  • 職員の男女比率や年齢構成

などの情報が細かくわかります。

管理人

会計事務所の求人だけを専門で扱っているサイトなので、

ハローワークやリクナビ・マイナビといった一般向けの転職サイトとは情報の質がまったく違いますよ。

こうした求人情報の中から特に条件の良い事務所の求人を「非公開求人」として転職エージェントに紹介してもらうことも可能です。

ハローワークの求人などではあり得ないような好条件の事務所を選択肢にできるんです。

なお、転職エージェントにお金を払うのは採用を行う事務所側だけなので、私たち求職者側は無料で使えます。

お金が1円もかかることはないので、安心して使うことができますよ。

税理士業界専門サイトの非公開求人には、

↓以下のような求人がそろっています。

管理人

  • 未経験・資格なしでも年収400万円スタートの事務所求人
  • 税理士試験と両立できる環境(繁忙期も残業なしなど)の事務所求人
  • 資産税の実務経験を積むことができる事務所求人
  • 将来的に独立を目指すのもOKな事務所求人
  • 医業や社福法人など「もうかる分野」で活動している事務所求人
  • 社労士や司法書士など他分野の士業と提携している事務所求人

(転職サイトでは年収や科目合格の有無・勤務地などの条件を指定して求人検索できます)

(実際に登録されている求人例:未経験でも年収400万円〜500万円スタート)

 

まずはサイト内で無料アカウントを作り、求人検索をしていろんな事務所の情報を見てみてください。

(特に条件の良い非公開求人までチェックするにはアカウント作成が必要です)

入社時の条件面でゆずりたくない人は、情報収集を日頃からしっかりしておくようにしましょう。

>>税理士業界専門の転職サイトで実際の求人を見てみる

会計事務所に転職する人は「税理士業界専門の転職エージェント」を使おう

(会計事務所に転職するなら「税理士業界専門」のエージェント会社を使いましょう)

 

転職エージェント会社っていろんなところがありますよね。

この記事を書いている2021年現在で、なんと1万社以上あるそうです。

(コロナ禍で廃業になったところもあって、数はだいぶ減ったらしいですが)

リクナビやマイナビなどの転職エージェントの方が、

学生時代の就活でも使ったのでなじみがある…

という方も多いかもしれませんね。

管理人

ただ、税理士業界って採用側も応募側もかなり事情が特殊です。

必ずしも大手の事務所が環境良いわけではないですし、

仕事探す側も税理士受験生だったりキャリアスタートの年齢が高めの人が多かったりと、普通の求職者とは異なる事情が多いです。

こういった「特殊事情」をきちんと理解してくれているエージェントに担当してもらいたいなら、税理士業界専門のエージェント会社を使うべきです。

エージェント自身が税理士業界出身者だったりするので、面談を受けるとこの業界でのキャリアアップについていろいろアドバイスもしてくれますよ。

(なお、エージェント面談の利用は任意です)

ブラックな会計事務所で働きたくない人や、ちゃんと年収稼げる税理士になりたい人は、税理士業界専門の転職エージェントを使うようにしましょう。

転職エージェントって何よ?という方や、

いろいろ比較してみたい方は

↓これらの記事も参考にしてください。

管理人

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